149 Hogwarts School ~ 2nd season ~
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−廊下−
[階段を上がって、ここは何階だったか。見渡せば、倒れている生徒や教師。怯えながらも、その中の一人に触れてみる。…やはり、息は無い]
(一体何人の人が犠牲になってるんだろう…)
[この戦争の目的がマグル殲滅なら、純血であるオスカーを狙う者はいないはず…と、思いたいところではあるが。マグルも純血も関係ない、こんなことやめて欲しいも願う彼を、見逃してはくれないだろう。…この戦争に参加することを先程アシモフに告げた彼は、未だに震える手で死体をどかし、廊下に空いた小さな穴に辿り着く]
(27) 2015/02/06(Fri) 15時頃
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あった…!……チュロ。
[亀裂の為に空いたそこは、丁度ネズミの住処となっていた。以前チュロと校内で逸れた時に、ここで見つけたのをよく覚えていた]
[きっとこんなに小さな穴まで、干渉されはしないだろう。危険な校内の中で、小さな相棒にはここが一番安全だろうと考えて]
ここに隠れていて。…俺が、迎えに行けるかは分からないけれど。…というか…、何でまだ威嚇してるの?アシモフ先生とはもうお別れしたよ?
[それでも針を逆立てるチュロを無理やり穴の中に押し込み。さて自分はこれからどうしようか、と考えようとしたところでこちらに向かう大きな影(>>26)に気付き、固い表情で身構えた]
(28) 2015/02/06(Fri) 15時頃
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だ、誰…っ!?
[敵なのか味方なのか。そういう意味合いも含めて、怯えながら問い掛ける。彼は立ち止まってくれただろうか。何かを話そうとするのなら、その前に口を開くだろう]
えっ、あ、血…!!あの、怪我して…!!
[どう見ても重傷に見えるそれに慌てて。もしかしたら自分を殺してしまうかもしれない恐怖よりも彼への心配が優って、おどおどしながらも歩み寄り、傷を見つめた]
(29) 2015/02/06(Fri) 15時頃
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[普段だったら絶対に近寄らないであろう乱暴な口調の言葉(>>30)に、びくりと肩が跳ねる。それでも逃げずに相手の顔をジッと見上げれば、「正直ちょっとだけ痛い」、と続く(>>31)本音に少しだけ拍子抜けする。もっと、乱暴に突っぱねられると思っていたから]
ヘクターさん…。
[自らを英雄と言う男の名を覚えるように呟く。その目には自信が宿っていて、少し羨ましくなった。自分とは恐らく正反対の存在]
あ、お、俺…、ハッフルパフの、一年。お、オスカーって、オスカー・リレインって、いいます…。
[ぺこりと頭を下げたところで、左膝の傷が目に入る]
ま、待ってて下さい…。Episkey(癒えよ)
[そっと膝へと杖を振れば、傷は癒えただろうか]
あの、英雄っていうのは、何をするんですか…?
[傷を確認してから尋ねる。この戦争を止めること、マグルを殲滅させること。どちらが彼にとっての英雄なのか、探るように*]
(33) 2015/02/06(Fri) 16時半頃
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[感謝…とはまた違うような不躾な礼を述べられても、オスカーは小さく頷いてみせた。黙って彼の話を聞くが、杖を向けられると途端に顔を真っ青にして]
「力」を、試す…?
[とんでもない!!ぶんぶんと首を振って否定する]
お、俺、弱いし…!!俺はただ、…!
[校長を暗殺した奴らを「敵」と言ったヘクターは、"こちら側"だと判断する]
俺は、闘う力はない、から…、い、今みたいに怪我を治したりして、…そういう形で、力になりたい。 あ、貴方みたいに、この戦争を終わらせる力を、持つ人の。
[震える声は杖を向けられているが故か。杖と彼の顔を交互に見れば、どんな答えが返ってきただろうか]
(51) 2015/02/06(Fri) 19時頃
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[目の前から杖が降ろされれば、ほっと安堵の息を洩らす。大きな手が肩をポンと叩けば、やっと真っ直ぐに相手の顔を見上げることが出来た。…意外といい人なのかもしれない。人は見掛けにはよらないというやつか]
[これからどうするか、と問われれば(>>59)、やはり彼の目は見据えたまま]
お、俺は…、さ、探してる人がいるんです。無事を確認したいし…。向こうも、きっと俺のこと、心配してる。
[自分とは正反対、こんな状況でなければ寮も学年も性格も違う彼とは恐らく一生話すことは無かったであろうこの男のこれからも気になったけれども、心配になったけれども、やはり先輩二人の姿が浮かんできて]
あの、俺が言うのも…その、生意気ですけど。で、でも、あの…、
[「頑張って下さい」は何か違うような気がして]
し、死なないで、下さい!
[自分が一番望んでいること。どちら側の人間だったとしても、傷付いたり死んでしまったりするのはやはり悲しい*]
(66) 2015/02/06(Fri) 20時半頃
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あ、ま、…、待って!
[立ち去ろうとしたヘクター(>>72)を呼び止め、彼が立ち止まってくれるのなら、オスカーは杖を肘に向けるだろう。今度は全身に、まんべんなく渡るように]
Episkey(癒えよ)
…はい、お、俺も気を付けます。
[彼が本当に"英雄"となることを。そう願い、今度こそ別れを告げるだろう*]
(79) 2015/02/06(Fri) 22時頃
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/* このスマホ「英雄」って打とうと思って「えいゆ」まで打つと、度々予測変換の一番前に「英ゆっくり」とかいう謎の単語が出てくるからクソ
(-37) 2015/02/06(Fri) 22時頃
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[ヘクターと別れた後、1人になった彼は再び何処を目指す訳でも無く歩き始めた。尊敬する先輩と、言葉では上手く言えない大事な先輩]
し、失礼します…
[そろり、と通りすがった教室の扉を開ける。途端、中から血なまぐさい臭いが立ち込め、込み上げてくる嘔吐感をなんとか飲み込む]
[無言のまま恐る恐る中に入る。中はしんと静まり返っていて、自分の息遣い以外聞こえてこない。みんな死んでしまっているのだろうか。生きている人の気配はしない]
[長時間こんな所にいるものではない。教室を出て行こうとしたところで、目に入ってしまった。恐怖の表情のまま血塗れで横たわり生き絶えているのは、半純血だと言っていた、オスカーのルームメイト]
っ…!?っ、げほっ、げほっ…!!
[耐え切れず、その場で噎せながら嘔吐感する。ぽろぽろと溢れる涙は、嘔吐による生理的なものか、それとも…]
(本当に、人が死んでるんだ)
[頭では分かっていても、初めて遭遇した知人の死にじわじわと実感が湧いてきて。それでも止まる訳にはいかないと、ローブの袖でごしごしと口を拭うと無人の部屋を後にした]
(98) 2015/02/06(Fri) 23時半頃
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!チュロ!?
[部屋から出たところで、ぴょんと肩に飛び乗ってきた小さな影に、思わず相棒の名が口から出る。しかし見てみると、小さな影(>>@11)は針鼠ではなく、先程別れたばかりの教師の姿で]
アシモフ先生…?どうしてここに…?
[探し人を尋ねられれば、少し迷った後小さな声で切り出す]
…は、ハッフルパフの、監督生の先輩と…、に、二年生の先輩を、探してます…。お、俺の大事な人、なんです…。
[歩みを止めぬまま答えれば、何と返ってきただろうか*]
(101) 2015/02/07(Sat) 00時頃
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/* せっかくレティーシャが>>88で楽しいことしてくれたんだから、合流する前に死喰い人とエンカしてみたいっていうアレ
(-54) 2015/02/07(Sat) 00時頃
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[アシモフの舌が涙を拭うように頬を伝えば(>>@13)くすぐったそうに少しだけ顔をネズミから逸らす。続けて話を促されれば、頷いて]
…はい。…もしかしたら…、いや、きっと、俺の方が…護られる対象になってしまうかも、しれないですけど。でも、お、俺は…俺だって、二人の力になりたいって、そう思ったんです。
[答えながら、また近くの教室の扉に手を掛ける。深呼吸してから、ゆっくり]
…っ、!?
[恐る恐る開けてみれば、中には二人の死喰い人の姿。二人の足元には、生徒と思わしき者たちが数人血に濡れて横たわっている]
[逃げなければ。真っ青な顔に、冷や汗と同時に涙が滲む。頭では分かっているのだけれど、足がすくんで動いてくれない。震えながら立ち尽くす様に対峙すれば、アシモフはどうするだろうか]
「…オスカー・リレイン」
[だが、アシモフが何かをするより先に。死喰い人が確かめるように顔を凝視してからオスカーの名を呟くものだから、思わず固まって]
…え?
[二人はそのまま、何をする訳でも無く部屋から無言で出て行った。訳がわからないといった風にアシモフに視線を送る]
(110) 2015/02/07(Sat) 00時半頃
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[それが、レティーシャの仕業(>>88)だというのは知る訳は無く。死喰い人の足音が完全に遠ざかっていったのを確認してから、流れる涙もそのままに部屋を出た]
(111) 2015/02/07(Sat) 00時半頃
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−廊下−
[意味が分からないままアシモフと共に教室を出ると、オスカー!と自分の名を呼ぶ声(>>99)。聞き覚えのあり過ぎる声に振り返ると、其処にはずっと探していた彼女。安堵の為か、また少し涙が滲む]
れ、レティーシャ…!!
[ごしごしと、杖を握っていない左手で乱暴に目を擦る。さっきから泣いてばかりなので、恐らく涙を拭っても目は赤いだろう。…かっこ悪い]
ムパムピスさん、俺も見てない…。あ、お、俺、みんなと一緒に逃げ遅れて…、それで…、
[立て続けに問われれば、しょんぼりと下を向きながら説明しようとした。ただそれも、この状況に混乱しているせいかあまり要領を得ない説明だったが、彼女には伝わっただろうか]
け、怪我は…大丈夫。ちょっと転んだし、ちょっと攻撃に巻き込まれたり、したけど…、
さっき、怖い人たちに会ったんだ。人を、殺してた…。でも、俺は殺されなかったんだ。なんでかな…?
[これ以上涙が溢れないように必死に耐えながら彼女の顔を見つめた。その瞳は、まだ不安と怯えに染まっている**]
(123) 2015/02/07(Sat) 01時半頃
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[レティーシャに宥められれば、少しは落ち着いたようでこくりと頷いた。仮面を付けていたか、の問い(>>136)に少し考えてから]
仮面、つけてた…。
[やっとそれだけ、吐き出すように答える。誤魔化すようなレティーシャの言葉の裏にある真実には、オスカーはそれどころでは無くて気付くことはなかった]
俺は…ムパムピスさんを探したい。他にも、気になる人はいるけど…。
[数少ない知り合いは無事だろうかと思いを廻らせる。弱い自分が未だにこうして生きていることを考えれば、無事であると思いたいけれど]
戦いなんて、俺には無理だよ…。俺は、弱いし…。でも、レティーシャが戦うって言うなら…お、俺も、力になれるように、頑張る。
[自分の意思はレティーシャと共にあること。それを暗に示す。自分自身に戦う意思は無いが、彼女が戦うのなら自分も共に戦うだろう]
[差し出された右手を握り、真っ直ぐに彼女を見据えた]
(185) 2015/02/07(Sat) 15時頃
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[レティーシャの手を握ると、肩に乗っていたアシモフが耳元で囁く(>>@24)。それに小さく頷くと、去っていくねずみの背中を寂しげに見送った]
…、鳩…?
[アシモフと入れ替わりになるように飛んできた鳩。梟ばかりのこの学校では、鳩は珍しい。レティーシャが鳩を捕まえ(>>184)手紙を読む。見開かれた目に少し不安を持ちつつも、差し出された手紙を覗き込むように読んだ]
これを、ムパムピスさんが…?何処から送ったんだろう。大丈夫なのかな…。
[ぎゅう、と握る手に力を込める。だが、これで敵は二人はっきりした。手紙に書いてある人物と、アシモフが最後に教えてくれた人物]
[この手紙の主であるグリフィンドールの寮長はきっと信頼出来る人物と認識して良いのだろう。でなければ、ムパムピスが手紙をそのまま送ってきたりはしないと、納得した*]
(187) 2015/02/07(Sat) 15時半頃
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−廊下、その頃のチュロ−
ちゅう
[主人であるオスカーが自分を置いていった後、自分には見えていた。主人の後を追う、あのねずみもどきの姿を]
[ここを離れたら主人が悲しむだろうとは思ったけれども、あのねずみの姿をしている癖に全然ねずみの気配を感じない気味の悪いあいつが気になって後を追った]
[…ものの、ねずみ1人、いや一匹の足では追いつけなくて。気付けば主人の姿もねずみもどきの姿も見えなくなっていた]
ちゅう…
[主人を呼ぶように小さく鳴く。すると現れたのは、主人ではなくてねずみもどきの方だった(>>@27)。お前じゃない!と言いたげに毛を逆立て威嚇する]
[もし彼が針鼠に気付いたのならば、耳を齧ろうとする針鼠を避けられただろうか。成功したのなら得意げに、失敗したのなら悔しげに、元いた場所へと戻るだろう*]
(190) 2015/02/07(Sat) 15時半頃
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/* 知り合い→ムパムピス、レティーシャ、デメテル、ヘクター、アシモフ
敵認定→カルヴィン、ケイイチ 味方認定→ムパムピス、レティーシャ、ヘクター、アシモフ、スージー
PC視点で分かってることを、ちょっと整理
(-132) 2015/02/07(Sat) 19時半頃
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−その頃のチュロ/アシモフと−
[その耳を齧ってやろうとねずみもどきに襲い掛かったが、それは叶うことなく、目の前にいたはずのねずみもどきは姿を消した]
[急に暗くなった視界を不思議に思い見上げてみると、ねずみもどきの代わりに白いニンゲンが立っていた(>>@29)。言っていることはよく分からないが、どうやら主人は無事らしい]
[にこりと笑って手を差し伸べられたが、何故だか気に入らなくて。今度こそ、ガブリとその指に噛み付いただろうか]
ちゅうっ
[それでも主人の事に対して礼を述べたつもりだが、彼はねずみに化けることは出来てもねずみの言葉は分かるのか。伝わらないなら伝わらないでも良いだろうと、今度こそ元の場所で主人を待つべく走り去った*]
(231) 2015/02/07(Sat) 20時半頃
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/* レティーシャとコアタイムが合わないんだよねぇ…。仕方ないけど、0:00まで待って戻って来なかったら先に進めちゃおうか…。
(-141) 2015/02/07(Sat) 22時半頃
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[ムパムピスの想いは、オスカーには届くことなく]
[消えてしまった彼の命をきっと消えていないと信じ、探し続けるだろう]
(-151) 2015/02/08(Sun) 01時頃
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−校内、廊下−
[針鼠が一悶着やっているその頃。主人であるオスカーは、レティーシャの返事を聞いてから二人で歩き出すであろうか。道中、倒れて息絶えている生徒たちを見て、再び嘔吐感が込み上げるが必死に耐える]
(俺だって、男なんだ。いつまでも情けない格好出来ない…)
[しかし意志とは裏腹に、精神的にも肉体的にも疲労していたようだった。レティーシャと合流出来た安心感から、どっと疲れが押し寄せると同時に、眠気も襲ってきた。時間の感覚がいまいち分かっていないが、恐らくはもう夜遅いのであろう]
…レティーシャ、何処かに休める所はないかな…。俺、疲れちゃった…。
[変に遠慮せず素直にそう言えるのも、恐らく彼女だけで。もし休められるような場所があるのならば、そこで朝を迎えようか]
(257) 2015/02/08(Sun) 01時頃
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