172 ― 恋文 ―
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――「ラブ・レター」――
[今日も今日とて。 先の貼り紙、手紙の為とは、意識していなかったけれど この頃は、「ラブ・レター」を訪れる回数が増えていた。
この派手ななりでレターセットを買いに行く、という 己の羞恥心との戦いは、なかなか難易度の高い物に思えたが。 どこかの誰かの機転のおかげで、杞憂に終わり。]
どーも。今日は……かぼちゃプリン? 秋だねぇ。 じゃあそれと、いつものコーヒーと…… うん?
[ふと差し出された二通の手紙に、言葉を切れば]
わー。あんがと。誰からだろ。 意外と楽しいんだな、手紙って。ちょっと悔しいけど。
……この便箋も追加で、マスター。
(28) 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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[選んだのは、柔らかなクリーム色の便箋。 封筒は……折角だからコーヒーの色にしようか。 あいにく、香りは付いていないけれど。
添えられる顔文字、万年筆のインク溜まりから 少女めいた、弾む声音が聞こえるようで。 くすり、笑ったついでに、こちらの文字もちょっぴり跳ねる。]
(-32) 2015/10/22(Thu) 00時頃
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ひなさんへ。
お返事、どうもありがとう。
うん、仕事は一応音楽の方を。 って言っても、あんまり有名じゃないから みんな副業でバイトとかやって何とか、ですね。 ……実状あんまりカッコよくはないよなー。(笑)
便箋の匂いとレコードの音、分かります。珈琲も。 ああ、レコードは特に。あの独特の音も好きだなぁ。
お勧め、なら。この店のコーヒーかな。 俺も初めは苦くて飲めなくて、だいぶ苦戦したけど。 チョコ齧りながら、酸味の少ないコーヒーを少しずつ。これで大体いける。……なんて、マスターの受け売りなんですけどね。
励ましありがとう。おかげで少し、肩の力抜けたかも。 ひなさんの「苦くて飲めない」も解消されますよーに!
ナナより。
(-48) 2015/10/22(Thu) 01時頃
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[机に向かいながら、ぽつんと零す。 マスターの耳がこちらへ向いていなくとも構わずに。]
気が付いたら、古株の方なのかな、オレも。
もう何年前だっけ。 初めてここ来て、コーヒー頼んだ時さ。 親父と喧嘩して家出してきたばっかで。
バレてっかな。八つ当たりで入ったんだよ。 くたびれた店のくたびれたジジイを馬鹿にしてやろうってさ。
どいつもこいつも世の中馬鹿ばっかりだって。 家に帰れば怖い姉ちゃんが二人待ち構えてるし。 おふくろは干渉してきてウザいし、親父は頑固だし。
居場所がなくて。じゃあ要らねえよってさ。 ……一人で生きていけると思ってたんだろうなぁ。
(38) 2015/10/22(Thu) 01時頃
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本当はね。 跳ね回る電子音より、緩やかなレコードが好きなんだ。
大勢の前、眩しい照明の中で声を嗄らして叫ぶより、 道の端で誰かの為に、小さな歌を歌いたい。
……何か、そういうの。 いろいろ忘れてたんだなって。
[手元の手紙に視線を落として。ふわと笑む。 「楽しい」を滲ませた、一通目の手紙に感謝を一つ。
返信の封をして。二通目は、さて、何色が良いだろう?]
(39) 2015/10/22(Thu) 01時頃
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[透明。そんな紙があれば、迷わず選んだろう。 けれど手に取ったのは、ほんのりグレーがかった白い紙。
想像よりもしっかりとした受け答えに、 相手の年齢について察するものはあったけれど。
茶目っ気のつもりで、今日もまた、 兎の形に紙を折ることにした。 おまけに、そうだ。赤い瞳を書き入れようか。]
(-49) 2015/10/22(Thu) 01時半頃
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ぎんじょう まゆみさま。
こんにちは、お返事ありがとう。 たくさん喜んでもらえて、僕も嬉しいです。
うさぎ、ふわふわしていて、とてもかわいいですよ。 けど、鳴き声はちょっと変で。「ぶう」って鳴くとか。
……天使がうさぎと似てるとしたら、天使も「ぶう」って鳴くのかな。想像したら、何だか気が抜けて面白いですね。
歌うことは昔からずっと好きだけど、 僕の歌ってきた歌は、まゆみさんの好みではないかも。
……僕の好みでも、多分、ないのかなって。 ついさっき思ったところで。なんて、変な話だけど。
今、新しい曲を、新しい「作曲家」さんと作ってるので。 完成したら、ラジオで流してもらえるよう、頼んでみようかなと思います。
よかったら、その時に。聴いてみてください。
(-51) 2015/10/22(Thu) 02時頃
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窓の外に、大きな木があって。 葉っぱが増えたり、減ったり。なら。 まゆみさん、もしかして何年もその部屋にいるのかな。
……僕には、事情は分からないけど。 笑いながら怒る、まゆみさんのお母さんは まゆみさんのことが大好きなんだろうなって思います。
僕が今見ているのは、マスターのハゲ頭だよ。 ラジオの声に混じって、コーヒー豆を挽く音がする。 騒がしいような、ホッとするような、そんなお店にいます。
古臭いけど、素敵な場所です。 まゆみさんも、遊びに来られるといいな。
ナナより。
(-56) 2015/10/22(Thu) 02時頃
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[ペンを止めて、思案。 書き添えるか否か迷った追伸は。]
……マスター、あのさ。 あの絵、描いてるひとって。 すぐ連絡取れる? 今じゃなくてもいいんだけどさ。
[控え目に飾られた絵本と、水彩画に視線を遣って。]
(49) 2015/10/22(Thu) 02時頃
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[入れ違いに届くであろう、動物たちの演奏会。 そのことは未だ知らない時分、手前勝手な願いを綴る。
便箋は、秋の色。 枯れ落ちる前の銀杏のような、はたまた狐の毛皮のような。]
(-57) 2015/10/22(Thu) 02時頃
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画家さんへ。
初めまして。天塚七生と言います。 絵を一枚お願いしたくて、お手紙さし上げました。
お金は、あんまり無いんだけど、出せる範囲なら。 宛先は僕ではなくて。「まゆみさん」に。 ラブ・レターのマスターが、多分知ってると思います。
「落ちない葉」の絵を、彼女に。 ……うさぎもオマケについてると、いいかな。
変なお願いだとは、自分でも思うんです。けど。 「友達」とその家族には、元気でいてほしくて。
画家さんの絵、優しくてあったかくて、 ああ、人が好きなんだなって。上手く言えないんだけど。 下手な言葉よりもずっと。元気になれるから。
ご迷惑でなければ。よろしくお願いします。
(-60) 2015/10/22(Thu) 02時半頃
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[友達、と言い切るには、まだまだ浅い付き合いで。 けれど、何だか。いや。だからこそ、だろうか。]
最後の一葉、なんてね。 ……よくは分かんないけど。 そういうこと言っちゃ、そりゃあ。
俺も何かちょっと、こう、アレだし。 お母さんは余計寂しいよ。なあ、マスター?
[過去、散々母親を泣かしたことは棚に上げて。 肩を竦めれば、]
……うん? もう一通?
[忘れてた、とマイペースに差し出されたルーズリーフに目を丸くした。]
(51) 2015/10/22(Thu) 02時半頃
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[ルーズリーフとは懐かしい。 学生さんかな、なんて思いながら、便箋を選ぶ。
真面目そうな文面。 手に取ったのは、誠実の色。空の青。]
(-61) 2015/10/22(Thu) 02時半頃
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晴香さんへ。
初めまして、お手紙ありがとう。 迷惑だなんてこと、ないですよ。むしろ助かる。 絶賛スランプ中、なので。何とか抜けられそうだけどね。
曲を作るのは。実は苦手なんだ。 ……苦手だと思ってた、が正しいのかな。
歌が好きで、歌を仕事にするようになって。 求められるものを作らなきゃいけない、って。 そうやって、自分の本質を見失ってた気がします。 勿論、好きなことだけしてちゃ、ダメなんだけど。
晴香さんの好きなことは何ですか? お節介かもしれませんが、夢中になれることがあるなら、大事にしてあげてください。恋人みたいに。
新しい歌、完成したら、ぜひ聴いてくださいね。
ナナより。
(-62) 2015/10/22(Thu) 03時頃
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……それにしても、なーなー、マスター。 和色? っていうのかなぁこの便箋。
けっこー好きなんだよねオレ。 あんまり、こう、目に痛い感じじゃなくて。 趣味良いよなー。店の雰囲気にも合うしさ。
……だから、似合わねえのは分かってるっつうの。
[いつぞやの柿のケーキみたいな自分の髪を一つまみ。 べえ、と舌を出して。少し前より晴れた顔で、笑った。]
(52) 2015/10/22(Thu) 03時頃
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/* そしてぼくはクリーム色っぽい色を和色で何色と表現していいか分からなかっt(
わ、和の12色セットでいいんだよね…? 何か齟齬ってたらすみません。。
そんで明日お墓か。それっぽく間に合うかしら。
(-63) 2015/10/22(Thu) 03時頃
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/* 今更だけど設定を灰に埋める
天塚七生。歳は20代前半。兼業ミュージシャン。 公務員の父と専業主婦の母、上に姉が二人いる。
見た目だいぶ突っ張ってるけど中身は割と普通。 末っ子らしく本来おっとり気質で他人の顔色伺っちゃうとこがある。気を遣いすぎて潰れるパターン。
そんな感じ。
(-65) 2015/10/22(Thu) 03時頃
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