人狼議事


255 【ヤンストP村】private eye+Violine

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視点:


【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
火傷に上塗り〜はすぐ起きない方がよさそう?かなあ。
前半はゴミ出しをしておきたい。

(-0) 2018/12/04(Tue) 08時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  ― 翌朝 ―

  あ、悪い。こっちのゴミも表出してくれ。

 [アトリエを清掃してくれる業者が清掃に訪れた。
 基本的に――例の部屋以外を任せてある。

 木屑など、アトリエの床中を掻き出したゴミや
 昨日の花も掃いて捨ててもらう。
 紅茶のティーパックなど流しの三角コーナーの生ゴミ、
 女性の観覧客も居るからサニタリーボックスも。
 見える所のゴミだけでもひと袋分は出た。

 絵画の詰まった段ボールは一箇所に固めて、
 取引主キャンセルをした絵や彫刻も箱詰めし、
 大学に送付するつもりで。
 
 綺麗にアトリエの展示物を空にした。
 ―――描きかけの一枚を除いて。]

(0) 2018/12/04(Tue) 08時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [あとは――、

 一応、まだ使える着替え類は前日まで残しておくが
 色あせた下着、草臥れたシャツ、
 毛先が跳ね返った歯ブラシなど
 廃棄用の衣料品や生活用品を
 ゴミ袋に詰めておいたもの。
 古いパレットや使用する予定の無い種類の絵筆なども。

 画具関係の使えるものは妹に譲るつもりであるが。]

(1) 2018/12/04(Tue) 08時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [家にあるものにも手をつけねばならないが
 先ずは手近なところから片付け終えた。

 ゴミは店の脇にある所定場所に置いておけば
 昼になる前には回収が来るのだろう。]

  さて、と。出るか。

 [着替えを持参し、治療院で風呂を借りに出かけよう。
 段ボールの運び出しが来るまでに戻らなければならないし
 昨日入れてないから今日は済ませておかねば。
 
 いつもは気にしないのだが施錠はきっちりと行う。
 昨日の出来事は流石に男の警戒を強めていた]**

(2) 2018/12/04(Tue) 08時半頃

奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/12/04(Tue) 08時半頃


【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
うーん寝不足かなあ…むごっさねむい
今日は早めにおやすもう…

(-6) 2018/12/04(Tue) 18時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [治療院で風呂を借りている間、不穏な話を聞く。

 山羊の頭が落ちていた話には心当たりあるが
 “遺失物”扱いで自警団に届けられたんだとか。
 あんなもの引取りたくもなく、バックレるに限る。

 それに朝のうちにパン屋へ寄るつもりが
 店荒らしに遭って営業していないだとか>>7

 薬屋で何か遭ったらしく
 自警団が周辺を回っていただとか。>>2:330
 もっとも、薬屋で何があったかまでは
 中年の看護師からは聞かされなかったけれど
 営業時間であるのに
 閉店しているのは確からしい。>>36]

(51) 2018/12/04(Tue) 22時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  立て続けに偉い騒ぎだな。
  ……しかも。

 [―――召集となる住人が絡む場所ばかり。
 己も含めれば、何か意味があるのだろうかと
 考えずには、居られない。

 別に洗うのは自分で出来るのだけれど
 背中を流してくれるのを断りはせず
 世間話に耳を貸す。

 ココアは近所周りの挨拶>>2:167と共に
 ラスクを配り歩いていたようだから
 近年でも輪をかけて愛想の良さだ。
 そんな善良な彼女の店を荒らすような者が
 この街に居るなんて信じられないと]

(52) 2018/12/04(Tue) 22時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  イルマはもう話聞いてんのか?
  パン屋は潰さないとは聞いたが。

 [“荒らされた”ことしか看護師は知らないようで
 被害の程までは分からないけれども。
 ココアが口にしていた店の存続の事が気がかり。>>0:486
 まだ出勤したばかりで
 顔を合わせていないらしい>>34]

  そうか……。
  まあ窯なんかが無事なら、どうにかなるんだろうが。
  
 [流してもらうのは背中。
 他は当然自分で洗い、湯船に入る際は
 手を貸して貰い、入浴を済ませ。]  

(53) 2018/12/04(Tue) 22時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [それから、借用と手間賃の支払いを済ませて
 治療院を出ることにした。
 イルマに声を掛けていくべきか悩んだが
 荷物の引取りが来てしまうと困るので
 よろしくとだけ中年の看護師に伝えておく。

 そうして往来へと車椅子を進め、
 アトリエを目指す途中――

 見覚えのある女と、昨日見た男が――歩いていた。
 一瞬、女が誰だかわからなかったのは。
 その格好が、真っ黒な――喪に服した
 いつものワンピースでは無かった為だ。] 

(56) 2018/12/04(Tue) 22時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  あ………?


 [パピヨンと―――
 花屋の主人が語っていた写真家の男。

 視線が合う。
 鍔の広い帽子を被っていない、女と。
 目は合うが、気まずそうに伏せられた。

 素通りして、やりたかった。

 明らかに親密な空気はただの客と店の女ではない。
 男と昨日過ごしていたような態度でも無かった。
     だから、]

(57) 2018/12/04(Tue) 22時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [格好だけじゃない。
 ついでに言えば化粧だって妙に気合が入っていて。]

  なあその男、
  なんだ……?

 [有り得るはずのないイアンからの連絡。
 生きて帰れるかもしれない親友に妬みを覚えた。

 パピヨンから喪服を脱がせた若い男。
 長い足をすらりと揃えて。
 じゃあ、こいつは一体何なんだ。
 腹の底から煮えくるような感情は、無視できない。

 ああ、そうだ。 
 連れ添う二人はまるで、
 “三番街の蝶”を彷彿とさせる。

 でも、その男はイアンじゃないし
 まして、自分でもない。] 

(58) 2018/12/04(Tue) 22時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [何も言えずに黙っているパピヨンに代わって
 若い男は交際しているとはっきり言った。
 歳は離れているが真剣に考えて貰えたのだと。]

  黙れ、お前に聞いてねえよ。  
  そこの若作りしたババアに言ってんだよ……
  
 [苛立つくらいに、綺麗なのに。
 憂いる表情は懺悔でもしているようで。
 何も言わないのが、肯定でしか無かった。]  

  イアンは、どうするんだよ。
  お前も伴侶が死んだことにして所帯持つのか
  うちの親父と同じじゃねえか。
  
 [自身もまた罪を犯した事は分かっていても。
 男と関係を持った事までは口に出来ない。
 だって、このまま描き写したいくらい
 目が合うまでの二人は、幸せそうだったから。]
  

(63) 2018/12/04(Tue) 22時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  あいつ、戻れるかもしれないって連絡来たぞ。
  


 [けれど。
―――― 抑えてはおけない。
 親友が帰ってくるのは真実ならば。]

(69) 2018/12/04(Tue) 22時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  イアンから帰って来れるかもしれないってよ。
  おい、どう話つけるんだ?
  あいつの顔見て、なんて言うんだ?
  これが新しい旦那です、って言い張るのか?

 [こんな形で伝えるつもりじゃなかったのに、]

  なあ、――――
  一体どう言い訳するんだよ、クソばばあよ
  10年労働して帰ってくるあいつに!
  
  若い男と年甲斐なく、乳繰り合って、
  股開いた阿婆擦れがよ!
  
 [往来の真ん中で話すような内容じゃなかった。
 でも、罵りは止まらなかった。
 やめてくださいと若い男は宥めようとするが
 それを制し、パピヨンが前に出て、
 上から叩きつけるように男の頬を平手打つ。]

(70) 2018/12/04(Tue) 22時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

     『嘘つき。』

(72) 2018/12/04(Tue) 22時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [車椅子が傾く。
 ずり落ちはしなかったが、頬の痛みは鋭く。]

  『あんた、死ぬのが決まって
   おかしくなっちまったんだよ。

   そんなこと、あるわけが無いでしょう。

   自分の不幸を他人にまで
   引っ被らせようとすんのはやめて。』

 [ノイローゼだときっぱり言い放つ女は、
 男を一度睨み、若い男の腕を引いて。]

  『もう会わない。
   店にも来ないで。』

 [おろおろとした男と共に、通りの先に消えていく。]

(73) 2018/12/04(Tue) 22時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  ……………。

 [追える筈もなければ、
 それ以上何かを口にする事も出来ない。]

  ……く、そ……

 [暫く俯いて動けずに居たが、
 やがて、ゆっくりと車椅子を進めて。
 アトリエへと戻るしかなかった。

 ゴミが漁られた痕跡など視界に入らない。 
 昼間から飲んでやりたい気分で。
 荷物を出したら酒でも買いに行くかと
 鍵を差し入れ――――  ]

  ……、あ、ぇ?

 [     開いている]*

(79) 2018/12/04(Tue) 23時頃

奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/12/04(Tue) 23時頃


【人】 奴隷運び ヌヴィル

  ― アトリエ ―

 [パピヨンとの決別の直後で気が動転しているのか。
 いつもの様に掛けずに出てきたのではないか。
 頬の痛苦を摩りながら考え込む。
  
 一から思い出せ、治療院を訪ねる前の事を。
 
――――いや。
 鍵は、掛けて出た筈だ、
 間違いない。
 
 携帯に短く無機質な音が届き、ぎくりとした。>>43
 送信元を見ればタツミで、
 緊急性はない内容だったのでほっとしたが。
 薬屋で何かあったのかが気になるも
 今は目の前の違和を解決するのが優先だった。]

(92) 2018/12/04(Tue) 23時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  ……っふ、な、

  中に、いるのかッ… 誰、か。

 [突っ込んだ鍵を抜こうとしたが、
 抜けず。回らず、
 けれどドアは引けてしまう。

 刃物で鍵穴が変形したせいで
 鍵が抜けない状態だと判断が出来ない。]

(93) 2018/12/04(Tue) 23時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  …………、

 [自警団を呼ぶべきかと一瞬悩んでいると
 隣の定食屋の主人が声をかけて来た。

 清掃会社が段ボール箱を運んでいた事。
 不用品を回収すると伝言があった――と。]

  は…ぁ?
  そんな事、俺ぁ頼んでないんだが……。
  確かに立ち会いで掃除は頼んだし…
  でも、ゴミ出しはもう終わって…………
 
 [けれど、いつも出入りしていた業者と
 同じ格好であったから間違いないと返されてしまった。

 それよりも顔が腫れているから
 氷嚢を持ってくると呑気に告げ、戻っていく。]

(94) 2018/12/04(Tue) 23時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  ……何がどうなってんだよ。 

 [理解が追いつかないまま、
 一度、奥歯を噛んで、館内へ。]

  確かに、段ボールが減ってる…

 [数を確かめてはみたのだが
 オークション品の出荷分は数も合うが
 大学に送るつもりだった
 取引取消した絵や彫刻の箱が数足らず。]
 

(96) 2018/12/04(Tue) 23時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  まさか、

 [キャンセルにした腹いせに?
 確かに同じ地区ならIDと同一の工房名で
 ここに思い当たってもおかしくない。

 でも。
 
 どうやって鍵を開けた。
 鍵穴からスペアキーを取れる程
 長く留守にしたつもりはない。
 どうやって清掃業者の制服を用意した。

 個人の執着にしてはあまりに――――]

(99) 2018/12/04(Tue) 23時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [段ボールから描き途中のパピヨンの絵に視線が逸れる。
 そこにあったのは、己の絵だけではない。]

  ……………こい、つ

 [一枚の写真だった。
 まるで比較でもさせたいみたいに
 キャンパスに寄り添っている。
 
 先ほどはストールで見えなかった首元が明るみだ。
 男がつけた覚えのないキスマーク。
 先ほどの一件が頭に過ぎり、無意識に歯ぎしりするも
 そうだな、正直――写真の方が綺麗だ。
 絵の中の女は虚しさを肩に乗せているから

 パピヨンの身は、案じなくていいだろう。
 だって、隣に足がちゃんと生えている騎士がいる。]

(101) 2018/12/04(Tue) 23時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [けれど、オークションのキャンセル主が
 どうしてパピヨンの写真を所持しているのか
 理解の範疇を超えていた。

 若い男の生業が写真家と聞いた事も頭から飛んでいる]


     ………あ。

 [―――、あの手紙に繋がる。
 父親と同じ事をしたと告発する手紙。
 それはつまり――男とパピヨンの一夜の時間を意味する。
 

 見知らぬ訪問者は、男とパピヨンの関係を知っている。


 何らかの方法で、知っているのだ。] 

(105) 2018/12/04(Tue) 23時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [閉じていた筈のノートパソコンが開いていた。
 それに近寄ろうと車椅子を前進させた時。


 奥の部屋が開いている事に、気づいた。]

  !   ッぅ、フ……

 [呼吸が止まる。
 何故、どうして。
 あの部屋は必要な時以外は施錠している。
 外鍵はまだ強引にこじ開けたにしても――

  いいや、そんなのはどうだっていい。

   ―――手段を想像する前に車椅子を進めていた。]

(106) 2018/12/05(Wed) 00時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [死の仮面が壁中に飾られた一室。
 他のデスマスクのどれかが消えていたって
 量が多くて流石に気が付けない。

 男が葬儀屋に依頼され作り、保管していたのは
 過去二十年に遡るもので。
 

  だが、“それ”だけは
  消えていれば直ぐに解るのだ。


 一箇所に五寸釘で打ち据えてあった
 二枚のデスマスクだけは。]

(108) 2018/12/05(Wed) 00時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  ふざけんな……

        なんで、そんなもんを欲しがる……?


 [不用品――確かに不要だ。
 処分しようと思っていたのだから。

 でも、

 あの不気味な、釘に打ち付けられた死に顔を
 どんな興味で持ち帰るというのだろう。

 どっと汗が噴きでて、
 心音が警鐘のように鳴り響く。
 わからない。
 
 理由が、ひとつも、理解できない。]

(110) 2018/12/05(Wed) 00時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [その時、背後で電子音が響く。]


  ひ、っぅ


 [裏返った声が上がるのも、無理はない。
 あまりに嫌なタイミングだった。]

(112) 2018/12/05(Wed) 00時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [この音は、オークションの通知音だ。
 嘲笑うようなタイミングで
 パソコンから通知音が二つ響く]

  ざ、けんな………
  ふざけんな……お前、何処で、見てんだよ……

 [“新着通知”


 取引はキャンセルしたというのにも関わらず
 “到着連絡”として画像付きで
 例のIDから添付されたのは――。]

(113) 2018/12/05(Wed) 00時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [我が家の写真が撮影された画像。
 
       ―――ぞっと背筋が凍る。

 もう一通。
        ――目の前が暗むよう。

 人とも獣ともつかない腸腑にまみれて
 その中心にメッセージカードが見て取れる。
 家族を貰ったと、辛うじて読めた。]

(116) 2018/12/05(Wed) 00時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


 [―――家族なんて、いないのに。


 でも、父親と義母と、

 
 あとひとり、持ち去るとするなら。
  この気を違えた何者かが持ち帰るとするなら。]

(117) 2018/12/05(Wed) 00時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [自警団に届けるだの、近所に報せるだの 
 商社の引取りを待たねばならないだとか―――
 そんな事は全て頭から吹き飛んでいた。

 車椅子を進め、工房を出た

 隣店の亭主が氷嚢を持って出てきたが
 要らないと愛想も何も忘れて家路を目指す。]
 
  なん、で…、

 [なんでだ。
 どうして、死ぬだけの男だけでなく、 
    家族“みたいなもの”を壊そうとする]**

(122) 2018/12/05(Wed) 00時頃

奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/12/05(Wed) 00時頃


奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/12/05(Wed) 00時頃


【人】 奴隷運び ヌヴィル

  …フローラ。

 [男が自宅へ戻れば、
 鍵を家の扉に掛けている姿と鉢合う。>>133 

 元気とは言い難いが街で起こっている事や
 ココアが気にしているという話を聞けば
 それ以外の理由を詮索する事はない。
 
 それよりも―――――、]

  ……無事で、良かった……

 [大きな嘆息と共に、咄嗟にその手首を掴んだ。
 その時に気づいたのだ。
 手首に包帯が巻かれている事に。>>1:35]

(139) 2018/12/05(Wed) 08時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [昨日の朝から
 既に巻かれていると気がつかず
 今になって漸く悟った怪我。]

  っ……お前、これどうした?
  誰かに何か―――

 [怪我の原因は知らない>>1:33
 ただ、何か危害を加えられたのではないかと
 あの添付メールや“この一家”の
 “死顔”が盗まれた事で誤解してしまう。]

(140) 2018/12/05(Wed) 08時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  …これは、大丈夫だ。
  大したもんじゃないから。
  そ、それより…あ、おい!

 [頬の打ち身を気にする妹に首を横に振るが>>135
 制止よりも心配が勝ったか
 家に入ろうとするフローラを留められず。

 それに押し付けられた白封筒に視線が注がれ
 注意が奪われたというのもある。]

(141) 2018/12/05(Wed) 08時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  ……、ぅ。

 [字体が不明な手紙は手書きではない。
 けれど、アポロに送りつけられた手紙と
 内容が似通う事もあり、
 同じ人物から送付されているものだと解ってしまう。

 何の嘘をついているというのだ。
 何故表に出さない感情を――呪いを示唆出来るのか。
 こんな手紙をよこして、一体何が大丈夫なのか。
 相変わらず、正体不明の人物からのメッセージは
 理解の程度の、遥か上をいっている。]

(142) 2018/12/05(Wed) 08時頃

【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*

(>>3:136 フローラ)
お茶薄い

(-97) 2018/12/05(Wed) 08時頃

【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
水筒

(-98) 2018/12/05(Wed) 08時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [渡された水筒に口を付ける事よりも。
 頬を冷やす事よりも。
 事態を共有する方が先決だった。]

  ……アトリエに空き巣が入った。
  悪質な嫌がらせも数日続いてて……
  

 [盗まれた、死顔のこと。
 思わず口を滑らせかけたが、唇を一度引き結び。
 内容を、湾曲させる。]

  ……家人を連れ去ると“予告”があった。

 [あの顔型も家族というのなら家族で。
 既に予告では無くなっていたが



 ―――――――嘘を、ついた]  

(143) 2018/12/05(Wed) 08時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  バイトに出るなら着替えなんかも持っていけ。

  花屋の店主に、お前が泊まらせて貰えるよう
  話をつけに行くよ。

  業者を装うような相手だ。
  手が込んだやり口なんだよ。

  それこそ自警団を装って
  お前に接触するとも限らねえ。

  それなら居候になるほうが安全だ。
  必要な物がある時は付き添ってもらって……

 [男店主1人なら選ぶのは躊躇われるが
 記憶が確かなら、伴侶が居る筈。
 可愛いバイト、娘感覚以外の感情が
 あるとは思っておらず。]

(144) 2018/12/05(Wed) 08時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  俺は、いざって時にこの足じゃ…
  守ってやれねえし………

 [訴えかけるために
 向き合わせていた視線を、反らす。]

  もうすぐ召集で連れていかれるんだ。
  誰かを頼るしかない。

 [いつまでの滞在とは口に出さないが
 悪意あっての言いつけでもないが。
 結果的に他人に押し付ける、その解決策は―――]

(145) 2018/12/05(Wed) 09時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [“売る“
 “捨てる”と。


 いったい何が違うというのだろう]**

(146) 2018/12/05(Wed) 09時頃

奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/12/05(Wed) 09時頃


【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [昨日の日中は注意深く手元を見ておらず
 二人が語らう姿を描いていたにしても
 細部まで観察するまでには至らなかったから
 分からなくても当然だとして
 
 昨日の朝はフローラの袖口に覆われた手首よりも
 告げなければいけない内容の事や、
 泣き崩れてしまった彼女を宥める事ばかり考えていた。

 それでも手を伸ばされた時だったり、
 注意深く見ていれば、>>1:221気が付けた事なのに、
 あの時、余程余裕が無かったのだと今更悟る。
 
 悟ったのが痛いと声をあげた今なんて>>179
 だが、暴漢に襲われた訳ではないと分かり
 それに安堵したせいで部屋の中に戻らせてしまった。

 万が一異常者が潜んでいたらと思うとぞっとしないが
 封筒の中身に注意を惹かれていた為
 そう待ったという感覚もなく。]

(205) 2018/12/05(Wed) 22時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [手紙の内容は―――
 アトリエであった事を説明する事で流した。
 善良な彼女がこの手紙を見て、
 心配の種を増やすことなんてわかっている。
 それに、アトリエの被害については
 共有しておく必要性があった。

 語る間、自分で再度起こった事を
 頭の中で張り巡らす。

 考えれば考える程分からない。
     ――本当に何故。

 立て続けに嫌がらせで悩まされている。
 自警団で勤めていた時期に遭うならまだ解る。
 酔っ払いの仲裁で手も出るし、
 未成年の喫煙を親に報告して恨みも買うだろう。

 でも何故、どうして、今なのか。]

(206) 2018/12/05(Wed) 22時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


 [アポロは、分かろうとしていないのだ、今でも。

 自分の父親と義母を内心で呪ったとして
 罰に値する咎だと
 他人に謂れを受けることはない。
 アポロが毒薬を二人に飲ませでもして
 病死に見せかけた殺人を行ったならまだしも。
 

 故人の死顔に五寸釘を穿たれた不気味なモノを
 何故他人が持ち帰るのだと。

 更に、フローラの身の危険を仄めかすような
 悪質行為をする割に
 彼女に起こった被害といえば
 山羊頭のお化けが出たという噂が気になった程度。]

(207) 2018/12/05(Wed) 22時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [放っておいても死ぬのが決まっている自分より
 フローラに嫌がらせをし、彼女を脅すなら
 ヌヴィル姓の全員を淘汰できるだろうに。

 他人が持ち帰って意味のない品ならば、
 “ただ一人”にとっては意味があるかどうかを
 考えられたなら、良かったのに。

 理解しようとしていないから、

           、、、、、、
    ―― 一方的に見られている。] 

(208) 2018/12/05(Wed) 22時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [教えなかった事への非難は対策で塗りこめる。
 事実、何らかの手は講じた方が良いのだから。
 フローラがこの街で平穏に暮らす為に。
 ……… アポロの居なくなったこの街で。]

  そんな事はない。

  不法侵入と殺害予告だぞ。
  心配しすぎる方が丁度いいくらいだ。

  事情を話せば断られるとは思えない。
  俺があの店長だって匿うよ。

 [腫れて熱を持った頬に冷えた氷嚢が押し当てられ
 じくじくとした痛みを今更のように思い出す。
 痛苦すら忘れるくらいに、気負っていたらしい]  

(210) 2018/12/05(Wed) 22時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  ………?

 [随分含みを持った声で告げられた一言。
 それは――皮肉に似て、
 皮肉に何かの感情を隠すようでもあって。
 この娘は、そんな口ぶりをしていただろうか。
 いつも気遣いに満ち溢れ、
 それでも何処か顔色を窺ってはいなかったか。]

  そんなに薄情に見えてたのか?
  お前が凶悪な男に連れて行かれそうになって
  見逃す訳がないだろう。

 [そう、当たり前の心配だ。
  フローラでなくとも、他の誰かだって。
 ……本当にそうなのだろうか。
 今は、自分の顔がどうなっているのか
 顔を覆う“仮面”がどうなっているかなんて
 頭を使ってはいられない。]

(211) 2018/12/05(Wed) 22時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [家族しか頼ってはいけないような口振りに>>190
 無意識に顔を顰めていた。
 そう形容されるのが嫌だ、と確かに思っていたが
 今はきっと、その所為ではない。]

  ………あ?

 [表情だけでは無く、声にも険が乗る。
 フローラに今迄見せないようにしていた感情の露呈。

 何故だろう。

 召集のメールが来た時、あんなに喜ばしかったのに。
 彼女が無事で過ごせる保証のない今と直面し、
 
 ■■たくないと考えてしまっている。

 パピヨンを他の男に取られたのだから、
 心残りが一つ減って逝けると感じてそうなものなのに。]

(213) 2018/12/05(Wed) 22時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  お前、分かっているのか?
  これまでがどうって話じゃないんだぞ。
  
 [視線を逸らす彼女とは逆。>>192
 噛み付くような言い回しで告げるフローラを見ながら
 理解できないというように太い眉をヒクッと上げた。]

  足がねぇ俺に―――何ができるってんだ。

  これから死ぬ俺でも、
  これからのお前を守る手段を考えてるってのに。
   
  ………ずっとそう思ってたのか。

 [ずっと、何かを言いたそうにして。
 けれど顔色を見るような目を向けて
 口篭る様子を何度も見た―――]

(219) 2018/12/05(Wed) 22時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  ……そうなら、悪かったな……。


 [ほら、
 やはり“一家”ではないのだ。
 彼女には兄がいない。

 距離を置いていた理由は自分勝手なもの。
 だから、身を案じているというのに
 他人のように生きてきた癖にと言いたげだ。

 今迄、アポロを受け入れてくれていると
 思い込んでいたパピヨンですら、
 イアンの無事を伝えても虚言だと断ち切られ
 別離を言い渡されたように。

 彼女もまた、緊急性を信じてくれない。
 他人だから。]

(221) 2018/12/05(Wed) 22時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [押し付けられた氷嚢と水筒。
 黙って受け取り、俯く。]

  ……話はしておけよ。

  俺が居なくなったって、
  お前が危ない目に遭うの悲しむ奴は大勢いるさ。

 [どうにもやりきれない怒りと、
 口にしたくもない事を突きつけてしまいそうで
 それ以上は何も言わず。
 アポロはその背を見送ってからアトリエに帰る]*

(222) 2018/12/05(Wed) 22時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  ― 三番街の蝶 ―

 [パン屋に薬屋、アトリエと。
 召集が掛かっている住人が被害を受けているだけに
 ノッカやピスティオが無事かと気になっていたが
 集荷にやって来たのはやはり、彼では無かった。

 一応、もう仕事はしないのかと聞いてはみたものの
 大量集荷だから手伝ってもらう予定ではいたが
 事情で取りやめになったと。>>121
 気がかりではあったもののそれ以上は聞けなかった為
 複数人であたる集荷が終われば彼らを送り出した。]

(229) 2018/12/05(Wed) 22時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [……自警団に被害届は出しはたが。
 あくまで、一部だけだ。

 配達商会を装い山羊の頭部を
 日暮れ時に往来で押し付けたり

 清掃会社の格好を装って
 不法侵入をした上で盗難―――
 絵画や骨董品の一部“のみ”が被害にあったこと
 外鍵を施錠できないようにした点。

 それから、オークション経由で届いた
 不審メールと添付画像の相談。
 自警団を見張りにつけるかと問われたが
 これ以上アトリエに盗む価値あるものなどないので
 ドアの錠前を変えて貰う対処のみを頼む事にした。]

(231) 2018/12/05(Wed) 23時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [そうしてまた、一人―――
  
 アトリエで時間を過ごす。] 

  ………。
 
 [パピヨンの写真のことも、報告はしていない。]

  ……罪、ね……。
 それに、人殺しか…。

 [鬱憤を晴らす為に人知れずした事を
 どうして赤の他人にそこまで批難されるのか。
 まったくもって理解できないまま
 がりがりと、短い髪を掻き乱す。]

(232) 2018/12/05(Wed) 23時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  呪って、恨んで命を奪えるってんなら
  人類がキングスに服従する訳ねえだろ。
  くそったれめ……

 [なんでこうも頭を抱えて生きなければならない。
 そうだ、何が人殺しだ。
 たかが憂さ晴らしだってのに。

 目に付く写真。
 陰りを背負わない姿は十年ぶりに見る。
 不幸者と男に別離を告げ幸せの中で生きる女。

 父親と同じことを――しようと決めた女。

 伴侶のイアンを捨てて
 若く精力的な男と生きようとしている女。

 こんな状況でさえなけりゃ。
 こんなに嫌なことが立て続けに押し寄せて来なければ
 きっと、疼く痛みと怒りを飲み込んで、祝えたのに。]

(236) 2018/12/05(Wed) 23時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  憎たらしいババアだ……

 [煙草に寄り添えたライターを弄る。
 忌々しく、どうしようもなく虚しくなる写真に
 灰皿の中で火をつけて炙る。]

  俺が殺したっていうなら
  この女だって死ぬだろうが!

  俺にそんな力があるってんなら
  この女だって―――

 [けれど、そうはならない。
 なる筈がないから。
 
 だから、アポロは何も。
 これ以上家族“みたいな何か”を
 奪われる謂れなんかないのだと。]

(242) 2018/12/05(Wed) 23時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  くそ、糞、クソ、…………、

 [描きかけの絵も燃やしてやりたい。
 だが―――、
 これをどうしても届けたかった感情まで
 報われなくなるのが、嫌で、イヤで、いやで。]

  呪われちまえ……

 [完全に溶けている氷嚢をヘラで破り、
 燃え尽きた紙片を
 尚も燃やそうとする火を水で流し消す。

 どうかしている、本当にどうかしている。
 額を両手で覆い、苛立ちをやり過ごそうと溜息をつく。]*

(246) 2018/12/05(Wed) 23時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [アポロを苛つかせる原因はパピヨンの事だけじゃない。
 別れ際のフローラの態度も、だ。

 庇うだけの助けになろうとしたところで
 役に立たないと言い聞かせたのに。
 足が無くても傍に居たいと
 聞き分けのない事を言うものだから。>>235

 召集が来なかったら―――
 
 手を使う生業をし続けたところで
 下半身の衰えは足がある者と比較にならず
 父親と娘ほどの年の差の互いを思えば
 老後は遠い未来の話でもない。

 ただの重荷になり、邪魔になる末路があって。
 フローラという娘の盛期を無駄にし
 介護に没頭させる想像が嫌でもできる。]

(263) 2018/12/05(Wed) 23時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [暗に、普段から遠ざけてたのだから
 そんな男は信用できないと言った癖。

 居なくなるのは嫌だと
 他に頼りたくない
 ――そう言いたげな独白を聞かされて。

 分からないのは、こっちの方だ。
 
 苦しげな声で訴えかける好意など、
 無理に絞り出している虚言にしか聞こえない。]

(264) 2018/12/05(Wed) 23時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


 [――――いや、

 そうであって欲しいから


 そうだと決め付けるのだ。
 本心から――
 障害を抱えていてもずっと共に居たいと
 大好きだと思われていると、   
             分かりたくない。]

(265) 2018/12/05(Wed) 23時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

   [――――家族になろうとして、
    家族にはなれないのだと理解したのに。

   ――――家族として過ごす期間に底が見えてから
    家族になれるかもしれないと理解したくないだけ]

(267) 2018/12/05(Wed) 23時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [そんな事を考えているとメールが届く。>>259]

  ……行きたくねえ……

 [メールの文面を眺め、率直な感想が溢れる。

 妄言が飛び出るくらいの精神状態だ。
 呑気に肉焼いて談笑するなんて気力がない。
 朝から何も口にしていない割に 
 馳走の話題を見ても、
 食欲だってさっぱり湧いてこない。

 それに泊まると言ってもこの身体だ。
 段差を極力減らした自宅やアトリエなら兎も角
 車椅子を持ち上げて貰わねばならない場所で
 厄介になるのは厳しいのではなかろうか。]

(278) 2018/12/06(Thu) 00時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [『鍵は変えてもらったから、
   俺は大丈夫だ。
   お前だけ泊めて貰え、
   話は明日の講義の後に  』

 明日は最後の実技の講義日でもある為
 先延ばしにする事で断ろうと
 メールを作成していたその時。
 
   ――― 着信によって、邪魔をされた。]

(279) 2018/12/06(Thu) 00時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  、もしもし。

 [丁度メールを打っていたのもあり。
 相手先を見ずに取ってしまった。

 不穏な出来事が立て続けに起こっているだけあり
 件の人物からの脅迫や批難を想像して
 思わず上ずった声で電話を取れば――
 常勤講師のギネスであった。]

  ……あ、ぁあ。どうも。
  また、掛かってきたんですか?

 [先読みしてしまうのは、講義に関する事なら
 大学に赴いての打ち合わせで事足りるからで。

――――そして、実際に。

 アポロの想像は、的中する。]

(281) 2018/12/06(Thu) 00時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [何時頃なら帰れるだとか。
 今居る場所に関する情報を伝えたではなく。


 ただ――

 そう。
 イアンが生きているなら
 望むであろう欲求。]


  ………そう、ですか………。


 [いや。
  前提を限定しなくても、

  例えばそう、――――死んでいたとしても。]

(284) 2018/12/06(Thu) 00時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  正直、分からないんですよ。
  その電話が悪戯じゃないとしたら――

  確かにイアンは親友ですし

  …でも、

  召集後も連絡が出来る状況なら
  パピヨンに直接、電話しそうなものなのに。

 [どうしても、その違和感が拭えない。
 むしろ、強まる一方だ。

 生きているなら真っ先に無事を伝えたいのは
 親友であるアポロではなくパピヨンだろう。
 大学の番号よりも二人の住処の番号の方が
 余程イアンの記憶にありそうなもの。]

(288) 2018/12/06(Thu) 00時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [しかも。


   あんな妄言とささやかとはいえ
   凶行の後であったから  ――

 
 薄気味悪い。
 じっとりと何かが纏わる感覚を生み出すのは
 背中に伝わる汗なのだろうが。
 
 まるで、背後に親友が寄り添っているみたいで。
 ギネスからの伝言だというのに
 耳元でイアンが囁いている幻聴さえ覚える。]

(289) 2018/12/06(Thu) 00時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 『会いたい』

 [大切なひとに“あいたい”]

 『愛たい』

 [愛しいひとに“あいたい”]

 『哀たい』

 [哀しみをわかち“あいたい”]

 『あ遺体』

 [死んでしまっても“あいたい”]

 『あ忌たい』

 [喪に服すあなたに“あいたい”]

(290) 2018/12/06(Thu) 00時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  …………………………。

 [どうしても、どうしても、あいたいのだ。
 どんなあいたいでもいいからあわせてほしい

 そんな声が聞こえてくるようで。
 ぞわりと身の毛がよだち、
 車椅子を少し動かして、背後を振り返る。

 あの部屋がある。
 イアンの死顔が消えていなかったのは、
 先ほど確かめてはいた。]

(291) 2018/12/06(Thu) 00時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  ぃ っぎ、…………

 [単純に、―――閉め忘れたせいだ。
 
 微かに開いたドアの奥に、 
 何かが潜んでいるような悪寒を感じたのは。
 何かに見られているような幻想を“描いた”のは。
 
 思わず目を逸らし、唾を飲む。]

 『ヌヴィル先生、どうかなさいましたか?』

 [電話口の相手の様子がおかしい事に気づかれたか。
 問いかけるギネスの声で、現実にかえってくる。]  

(295) 2018/12/06(Thu) 00時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  いえ、なんでも……大丈夫です。

  明日はそちらへ行きますし
  その時にまた。

 [慌てて取り繕い、通話を切る。

 あんな恨み言を写真相手にかけておいて、
 酒場に行こうかと考えてしまっている。
 パピヨンが、気になって、気がかりで。]

(302) 2018/12/06(Thu) 00時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  いや…
  行ったって塩被らァな…。

  それどころか、営業妨害で
  自警団呼ばれたって文句も言えねえ。

 [もう店に来るなと、会いたくないと拒絶された。
 それでもしつこく会いに行って、――

 恨み言をかけて写真を燃やしたら
 イアンから電話が来て
 心配になったのだと言い訳してみろ。

 自分は狂っていると
 自己主張するようなものだ。]

(303) 2018/12/06(Thu) 00時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [けれど、独りで過ごすのはあまりに気持ち悪い。
 開きかけた扉を今閉めることすら怖気づいている。

 ありえないことを誇大妄想して怯えるなんて、
 ―――こんなに臆病な人間だったのだろうか
 自分自身に呆れる一方、どうにも気が休まない

 まして、外はそろそろ陽も暮れようとしている。

 この精神状態で、不気味な感覚が張り付いたまま
 夜を過ごして、それこそ正気でいれるかが恐ろしい。]

(304) 2018/12/06(Thu) 00時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  『分かった、準備してから行く。
   俺からもお前を預かってもらうこと
   ちゃんと頼まなきゃならないと思ってたしな。
   店長さんに宜しく伝えておいてくれ』


 [―――結局、合意をフローラに返信してしまった。

 今は夜を一人で過ごすのが
 どうにも耐えられないなんて、
 この歳になって笑える話だが
 正直、今は笑い飛ばせない。

 使えない古着は処分したが
 そうでない衣服の数点は
 幸い、アトリエに残したままだった。]

(306) 2018/12/06(Thu) 01時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [収納スタンドから取り出した衣服を袋に詰め、
 車椅子の網籠に押し込む。

 そうして――
 逃げるようにアトリエを発つとしよう。 

 付け替えて貰った鍵で施錠をし、
 往来へと車椅子を前進させる]**

(307) 2018/12/06(Thu) 01時頃

奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/12/06(Thu) 01時頃


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注目:ヌヴィル 解除する

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ヌヴィル
127回 (8d) 注目

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