18 Orpheé aux Enfers
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/08(Wed) 01時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/08(Wed) 01時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/08(Wed) 01時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/08(Wed) 02時頃
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/*ん?もう表で喋っていいのかな?
GJ狙い、吊り襲撃のかぶせ(これはRP村だとちょっと難しいか)なんて手段もありますけどね。
(-1) うに 2010/09/08(Wed) 02時頃
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/* って体調不良と眠い人は無理せず、ですよ。 リアル大事に!
ロールはまた時間ある時に回せばいいですよ、うん。
*/
(-7) うに 2010/09/08(Wed) 02時頃
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セシルは、サイラスも、体調崩してるんですか……〔毛布投げの構え〕
うに 2010/09/08(Wed) 02時頃
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/*死ぬ前に体調なおしてください>バナ
と、言うかガチ未経験だから手数計算とか、調整できないのはしょうがない。 ガチPLだって特殊役職山盛りじゃ普通に抜け落ちるレベルだ、今回のレギュ。
>>-9 サイラス いえいえ、こちらこそなんだか独占時間が多くて、バナのとこいきたいよね、すまん!!と何度も思っていてフライング土下座でした。 と、言うかサイラスかわいいなぁ、サイラス〔抱きしめちゃえ〕
(-11) うに 2010/09/08(Wed) 02時頃
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セシルは、サイラスうん、寝落ちは心配だった……体調が無事ならいいよ〔ぎゅむ〕
うに 2010/09/08(Wed) 02時頃
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/* と、言うか初回吊り襲撃で絵ピル可能性に気づくのが遅すぎた……編成決まった段階で、疑問提示して編成変えてもらうべきだったなぁ……片恋とか弟子は面白いんだけどね
(-17) うに 2010/09/08(Wed) 02時頃
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/* >>-15 ヤニク 普通に演奏中の心理描写とかでカデンツァさんだと思ってました!! いないいない詐欺は何処でされて他のか正直知らないのでなんとも…・・・
(-19) うに 2010/09/08(Wed) 02時頃
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/ >>-16 ジェレマイア先輩 なにその、僕合宿棄権フラグ(笑)>大浴場
ユニットバスで二人はちょっとびっくりしたな、私も
(-20) うに 2010/09/08(Wed) 02時頃
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/* >>-21 バナ んー……手数計算って得手不得手分かれる分野で、ガチで特殊な編成じゃなくても出来ない人結構普通にいるからなぁ。特殊編成村だと、本当皆しない(笑)から誘導もしやす(以下略)
で、今回は特殊編成でしょ……だから、そんな気にしなくていいと思うよ、本当。
と言うか死ぬから体調云々とか揚げ足トラなーい!!
普通にサイラスバナにがんぼれだと思うんだけどなぁ(笑)
>>-22 ジェレマイア 弟子が狼に弟子入りするの防ぐ為、変えたんだーぐらいで思考せんかったら酷い落とし穴だった(笑)駄目ですねー、ちゃんと計算できるならしなきゃ
(-26) うに 2010/09/08(Wed) 02時頃
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/*マクベスタの爛れた兄弟参考にしないで★ >>-22ジェレマイア先輩
>>-25 ヤニク うん、やっぱり演奏ロールがリアルだなーって しょけんしてなくてあわあわとか可愛かった
けど、実際やったら真っ青ですよね、初見なし…… 学生時代思い出してなんだか胃が痛くなった(笑)
(-29) うに 2010/09/08(Wed) 02時半頃
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/* あ、ゲームミュージックまずかったか……>>0:-136 僕も一回使っちゃったよ…(月魚)
(-32) うに 2010/09/08(Wed) 02時半頃
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/*受け臭いバナの話題を見てて、基本バーナバスって受けじゃないの?とびっくりしている僕がいる
>>-30 サイラス 〔サイラスに可愛いといわれて照れながらもぎゅう〕
いえいえ、こっちこそ友人として大事にしてもらってたから……!!だんだん欲張りになって拗ね始めてごめん!一歩間違えればヤンデレ!
……でも、バナに振られる気満々、って言うか、本当にバナがふってくれたら僕が浚えるのにー
……しかし、中の人が万が一くっついても何この右と右とか思ってた(笑)
(-36) うに 2010/09/08(Wed) 02時半頃
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/* >>-31 ジェレマイア先輩 くそう、2d終盤サイラス突っついてくれる先輩が嬉い…はさておき、弟子の狼に弟子入りは、村側から狼が増えてるの気づけないから、日数に関する管理が村と赤で食い違っちゃうのが怖いんですよね。
ジェレマイア先輩吊りはちょと、村の立ち位置的に難しかった、かも……とも。RP村の初回吊り襲撃って発言少なめなところに行きやすいし……進行に便利なPCだったしなぁ……
ユニットバスでやる兄弟愛……相変わらず過ぎる>マクベスタ
(-41) うに 2010/09/08(Wed) 02時半頃
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/* 普通に中身透けてると思ったので、ヤニクと間違われてたと聞いて驚愕。
>>カルヴィン ああ、そっか、著作権的にやばかったか……!!すまん!! 使用意図なんかは、マイナーゲーム(と言うか好きなチェロ奏者の曲がゲームに使われてるってだけで……)だったのもあって、ト書きにがりごりかいたいがいはなかったり。
>>-38 ジェレマイア先輩 ……ラストネームさんは……それは、バーナバスがと言うより、中身的な問題だと…!!
(-45) うに 2010/09/08(Wed) 02時半頃
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/* >>-40 ヤニク リアル心理だったのか…うん、や、本当ばっちりな心理描写過ぎてあsdfghjkl;lだったのですが読んでて(笑) と、いうか状況がお疲れ様なんです。(なでなで)
>>-46 -47 ジェレマイア先輩 重曹風呂といって誤魔化したら殺意が沸きそうな風呂の様子…そりゃ、カルヴィンも歪むさ 辻褄合わせと聞いて、ちょっときゅんとした気持ち返せと思った(笑)
確か禁断の果実も弟子が狼に弟子入りしてたような…初回落ちだから手数には響かなかったけれど。
そうそう、赤吊るならカルヴィンしかないんだけど、けどカルヴィン発言少なくてどう振ればいいのかわからないとか……難しいねぇ
そこまで重症なバーナバスにあってみたいバナ好き……でも、好きなバナのタイプはストイックなので、そういない罠
(-53) うに 2010/09/08(Wed) 03時頃
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/*はい、バーナバスとヤニクはお休みー
>>-52 サイラス そんなこというと、バーナバスに会いにいけないように本当に閉じ込めちゃうよ?>ヤンデレ 〔そう言って僕はサイラスの手を取って〕 ……辛うじて経験がある分僕が左……?かな、とうっすら思って他のだけどどうかな?
(-55) うに 2010/09/08(Wed) 03時頃
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/* >>-56 ジェレマイア先輩 OK,無人島漂流記、素敵バナに会いに行く!!
うん、心配してくれてるなーと。嬉しかった!3dあったらバナの愚痴大会でも演奏ロールでしようかなって思ってた、心配してくれてるのに甘えて
動き絡めてないけどカルヴィ投票してた人……実はメモで先に投票ロールするのを拒んでた理由も、そうするとろくに動いてないカルヴィ投票、まず無理と思ってでした……
>>-57 サイラス 本当は2dも手を引っ張ってでも帰りたかったんだよ……(中の人のPL視点NG:1PC束縛しすぎがはいりました)それくらいは、もう好き。
〔取った手をそっと握り締めて緩く引く ところで、僕今べらべら喋ってますね!きにしない!〕
そうそう、サイラス左が真面目に思いつかないよね。わかるわかる
(-60) うに 2010/09/08(Wed) 03時頃
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/* 落ち着いたら2dの続きからで〆るでいいかなーと、思いつつ だって、サイラスとお部屋でおしゃべりがした(ry
>>-61 ジェレマイア先輩 なんだかジェレマイア先輩に保護者、被保護者的に懐きそうだ。 もう、普通に今日3d扱いでオケ崩壊エンド込みで回せばいい気がしてきた。その中でやれたらいいな!! こっちか夜のサイラスとの会話次第だが悪化してたかなー…?
まさか、エピル可能性考慮して、カルヴィン吊りたいですと吊り先指定までは出来なくて、意図湾曲しすぎました
おやすみーノシ
(-63) うに 2010/09/08(Wed) 03時半頃
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/* >>1:-191 ジェレマイア先輩 だって、堀部さんが元ねただったし (同環境で耐えられない場合はどんなPCになるか)
(-64) うに 2010/09/08(Wed) 03時半頃
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/*ログ読み終わり! 僕の行動が片恋っぽいのは弟子希望の名残。 とりあえず、ヤニクと僕で中身勘違いされて他の噴いた。へへーん、してやったり。 そして、ヤニクの言葉に(*ノノ) 前述したけれど、ヤニクの演奏ロールのリアル感とか刻銘で好きです。昔を思い出せちゃうぐらい。
そしてサイラスはまたね落ちかな?風邪引かないといい、けど…… 〔毛布かけた後その隣に滑り込んでぐう〕
(-65) うに 2010/09/08(Wed) 04時頃
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/*副部長の壊れゆく気持ちにも気づいて大芝居打って出た部長のドッキリとか……
そうなんだよね、そも全体練習なくなっちゃってどうするんだろうと……そして
>>-66 バナ そんなサイラス悲しませるようなこと言うなら(誰にも愛されていない)あげない、サイラスは絶対あげない
[きゃんきゃんと、小型犬の如く吼えて 寝ているのをいいことに サイラスを抱きしめてホールド]
(-73) うに 2010/09/08(Wed) 09時頃
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― 夜:部屋F ― 〔まだ、夜の僕は、 朝にサイラスに嫌疑がかかることも知らず。 寝支度を整えてから寝台に譜面を持ち込み、 読みながら、時折誰もいない隣の寝台を見て 其の度に嘆息一つ。〕
…………――――
〔それでも目を通すのは南校課題曲。 ホールでかけられた言葉(>>2:300)を 信じる……と、言うよりも縋るしかなくて。 声の代用品、携帯の時計は 今何時を指しているだろうか?〕
(0) うに 2010/09/08(Wed) 09時半頃
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/*先生は村案考えてくれてありがとー! そして今だPCが先生の名前さえ知らない罠!! やっと何教えてくれてる先生か知ったところ〔笑〕
ただ、僕は……ミスが重なった、否意図的な今日のエピ入りだけど、こう言う否意図的な結果も、結果として楽しめたらいいなーって思うんだ。ある意味R村の醍醐味ってことでさ(笑)こっから皆でシステム結果を踏まえてエピでなんか着地させてみたいなかな。
けど、一生懸命村のために、物語のために考えてくれることは嬉しいです。ありがとうございます!
なので、昨日バーナバスがorzってなってくれたけど、各々ミスった点だけ反省したら……や、本当手数計算できるのに編成の時点で突っこみいれずすまんです……遊んで楽しんでくれれば良いと思うのね。むしろ、楽しむことを盛り上げていくのが、補いになるんじゃないかな。これは僕の個人的思考だけどね
(-89) うに 2010/09/08(Wed) 15時半頃
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/*それと、延長は欲しいかな。皆は延長はどうだろう?
後、むしろ、時間がたつごとに、珍しい展開にどうしてやろうかと燃え始めてる、マゾイ展開大好キーでもあったりして(*ノノ) 他に、このかっとんだ状況わくわくしてる馬鹿はいないのかな……
そして、ある意味RP村の醍醐味と打とうとして、R村の醍醐味になってて、レーティング有村の醍醐味ってことかい……と、些細な誤字なれど遠い目。4連荘R-18村にいたからかなぁ……*じゃ、また後で* */
(-90) うに 2010/09/08(Wed) 15時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/08(Wed) 20時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/08(Wed) 20時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/08(Wed) 20時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/08(Wed) 21時半頃
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/*ロールが一段落気味なので。
〔接触恐怖症で声が出ない僕は ちっさなおおかみが乗っかってきた恐怖で混乱し 震えながらサイラスにしがみついた〕
(-108) うに 2010/09/08(Wed) 21時半頃
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/*今のまま朝になるとF部屋でセシルがしょんぼりまします!!(笑)
ジェレマイア先輩お帰りなさい つ【消化薬】
〔肩に触れる生き物の感触に息が詰まる。 僕はこわばってろくに動けないまま しがみついて息をつめ首を左右に振る。 その度にサイラスの夏服ブレザーに水滴が落ちて〕
(-113) うに 2010/09/08(Wed) 21時半頃
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セシルは、あ、そっか犬か。ブレザーとか書いちゃったよ!
うに 2010/09/08(Wed) 21時半頃
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/*ロールは僕は>>0から状況見つつ待機。 >>-114 サイラス そのあたりはどうなるんだろ……?嫌疑かけられつつも 事件収束への流れ……? ロール次第なんだろうか…?
〔ぎゅうとされて少し安堵しながら まだ、ちっさいおおかみがいるなら 子供を追い払うわけにも行かず 困ったように秋色で見た〕
(-116) うに 2010/09/08(Wed) 22時頃
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/*と、言うか結局赤の楽器盗みがどうなるのかしらんとかも。>>*9から後カルヴィのロールまだないで、今朝になるとそこも困ったりしないですか……??
〔嫌ったと言うよりも超警戒中。 困ったように、けれど警戒も解けず サイラスに姿ままちいさなおおかみの姿を目で追う〕
(-122) うに 2010/09/08(Wed) 22時頃
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セシルは、姿→縋った
うに 2010/09/08(Wed) 22時頃
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― 部屋F ―
…………?
〔戸が叩かれる音に僕はゆるく首を傾げる。 サイラスが誰かと戻ってきたのかな? けれど、開くことのない戸に、 更に僕は首を傾げて。
ジャージのジッパーが 完全に上がっているのを確認してから 携帯持ちつつ戸口を開いた〕
…………――??
〔戸の先にはジェレマイア先輩。 何故、先輩がいるのか理解おいつかず 僕は眼を丸くした先輩の姿をじっと見た〕
(23) うに 2010/09/08(Wed) 23時頃
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― 部屋F ― 〔問われた一つ目の質問は サイラスが戻るまで寝る気はなかったから 困ったような笑みに、少し笑いながら ゆるく首を振って見せて。〕
―――――…………
〔ただ続いた質問に僕は戸惑いと困惑と…… ……楽器ケースをもつ姿……部屋に一度戻って それを置くではなくメインホールから 直接心配しに来てくれたのかと思い至り 単刀直入な質問に眼を伏せてこくりと頷く。〕
〔戸口に立たせっ放しも悪いと思い 戸を更に開いて、入りますか?と言う風に 内部を見、先輩を見て、首を傾げる〕
(26) うに 2010/09/08(Wed) 23時頃
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― 部屋F ― 〔先輩の面倒見のよさ、気遣いからか あってから日数は極短いものの、警戒心は薄く 戸を閉じられても圧迫感は感じず。
僕は暢気に譜面広げたままの自分の寝台に腰掛けて。 先輩にも腰をかけるのを手で勧めつつ その話すのを聞いていたが。〕
……………――――
〔喧嘩したわけ、じゃなく 僕が一方的に拗ね気味……なだけなんだけどな、と サイラスにそう言わせてしまう自分の態度に 自己嫌悪に陥りながら……ただ、続いた言葉に それも吹っ飛んだ。〕
(30) うに 2010/09/08(Wed) 23時半頃
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『……気持ち、悪い……ですよね。 引きました、か………?
あ、でも、馬には蹴られないです ……僕の、一方的なもの、なんです…… だから、サイラスもそう言う趣向とか、 彼が悪い、とかはなくて……』
〔慌てふためきながらも、 急いで携帯に打ち込み示したのはそんな文章〕
(31) うに 2010/09/08(Wed) 23時半頃
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― 部屋F ― 〔僕の接触恐怖を気遣ってか壁にもたれた先輩。 彼が携帯の文を読み零す言葉に ほっとしながらも……その言葉に 不思議なものを感じ見上げる。〕
――――…………”似ている”……
〔声なく、先輩の言葉を繰り返した。 ……続いた言葉、スターダストの時曲にあった風景 そっか…………と、思い至る。
先輩の思い人は、ちょっと酷い人で それは、僕のキライな人と印象が被ったけれど 印象が被っただけでは断定は出来ず。 楽器ケースを持ちながら天井を仰ぐ姿を見て〕
『…………夜に此処で音だししたら 迷惑でしょうか…………』
(34) うに 2010/09/09(Thu) 00時頃
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〔携帯に打ち込んだのはそんな言葉。 直接触れたりすることができない僕には そう言う言葉にできるのは 奏でることしか思いつかなかった〕
(35) うに 2010/09/09(Thu) 00時頃
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― 部屋F ― 〔生真面目に返る言葉には、僕は 声なく”確かに”と口パクで紡いで 自分の提案に苦笑するしかなくて。〕
『じゃあ、やはり、明日の 個人練習の時に、とっておきます』
〔と、そこまで打ち込み 先程のメールのやり取りを思い出し…… キライな人と被る酷い人の印象 追いかけていったバーナバスを思い出し 大分断定してもいいかなと、 携帯翳しつつ思っていたけれど〕
(42) うに 2010/09/09(Thu) 00時頃
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………………
〔問いかけられた言葉に僕は視線を零す。 ……そう、言葉を使うより 僕の音は雄弁に僕を記述する。 きっと、今奏でれば音は言うだろう”寂しい”と
だから……そう問われた時、 僕は声なく、そう、つぶやいてしまった〕
(-131) うに 2010/09/09(Thu) 00時頃
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― 部屋F ― 〔明日には少しは気持ちも落ち着く。〕
〔その言葉に僕はゆっくりと、けれど深く頷いて。 続いた言葉にも……もう一つ頷いてから 見送る為に寝台から立ち上がる。〕
(46) うに 2010/09/09(Thu) 00時半頃
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〔差し出された手と、言葉は、 とても、とても……縋ってしまいたいもので。
似ているのならば、それは先輩も欲しい、もの なのかもしれない。 だから、その手に手を伸ばそうか ……そう、考えて……でも、僕の手は伸びない〕 〔僕が居て欲しいのは〕〔先輩が居て欲しいのは〕
〔指は携帯のキー幾つか押さえる〕
『……独りでいたくはない、です。 でも、きっと今先輩と二人は…… お互い、もっと寂しく、なりそうです……』
〔そう言って見上げて笑った。 視界はまた滲んでしまうけど〕
(-133) うに 2010/09/09(Thu) 00時半頃
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セシルは、文字を打ち込み翳してから立ち上がる
うに 2010/09/09(Thu) 00時半頃
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― 部屋F ― 〔一度携帯をかざした後、僕はまた視界が滲むのを 払うように目元をこすってから笑う。〕
『おやすみなさい……ありがとうございます。』
〔先輩の表情に、僕は一度視線を伏せたけど〕
(49) うに 2010/09/09(Thu) 00時半頃
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〔やはり、手を伸ばされかければ、 警戒心が薄れた先輩でも身が竦む。 携帯に身近な分一つ打って翳した後は 楽器ケースを抱える小柄な姿を見送る
最後の言葉に、その背に、声なく呟く ”ごめんなさい”とも〕
(-135) うに 2010/09/09(Thu) 00時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/09(Thu) 00時半頃
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― 部屋F ― …………――
〔戸が閉まる。先輩の小柄な姿が消える。 縋りかけて、縋ることも出来ず 伸ばしてくれた手を取ることも出来ず 結果、傷つけてしまった……
でも、どうしても……サイラスでないと 駄目、なのだ。どれ程寂しくても 届かないとわかっていても…… ただ、一心に、想う。
溜息一つ。また泣きかけたのを消すように 洗面所で顔を洗い寝台に上がる ゆっくりと、譜面を眺めながら 静かな携帯に視線を落とした〕
(55) うに 2010/09/09(Thu) 01時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/09(Thu) 01時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/09(Thu) 07時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/09(Thu) 07時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/09(Thu) 14時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/09(Thu) 14時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/09(Thu) 14時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/09(Thu) 14時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/09(Thu) 14時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/09(Thu) 15時半頃
|
― 部屋F:朝 ― 〔夜、何があったか、どんな会話があったかは ……今はひとまずおいておきます。
それよりも今は……如何してこんな事になったのか。〕
〔戸のノック音は南校の遅刻魔状態になっている 僕やサイラスを朝食に 迎えに来たわけではありませんでした。
いえ、それも一端になっているのでしょう。 全体行動、団体行動の和を乱していると。 それができる人物であるという評価。〕
(85) うに 2010/09/09(Thu) 15時半頃
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〔高校生の中で遅刻魔の評価がある。 昨日のヤニクとサイラスのやり取りを聞いていたのか サイラスの時間の空白。 僕を庇って言ってくれた言葉。 ジェレマイア先輩と何か 諍いじみた会話が目撃されていた事。 そういった、一つ一つは些細な事が 積み重なってしまったようです。〕
(86) うに 2010/09/09(Thu) 15時半頃
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|
〔ディーン先輩は申し訳なさそうにしていました。 ただ、このまま自由行動をさせていても 逆にサイラスの身が危うくなるかもしれない。 集団心理というのは兎角怖いもの。 一度皆の頭が冷静になるまで、 サイラスの安全の為にも別行動をとってもらおうと
……大学生の人達も、音楽に真剣なあまり 音楽を演奏するものを侮辱する行動 ……スコアの盗難や、妙なオケの妨害……に いきりたってしまっていて…… そんな事も話されていた記憶があります。〕
(88) うに 2010/09/09(Thu) 15時半頃
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|
〔スティーブン先生……教育心理学の講師の彼です……の 所なら、講師相手に馬鹿な真似する者はいないだろうと。 練習も、練習室一つ、安全のために用意するだろうとも。〕
〔それが、サイラスが皆から切り離されて、 別行動になってしまった事態の顛末、です*〕
(89) うに 2010/09/09(Thu) 15時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/09(Thu) 15時半頃
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― 部屋F→ ― 〔突然の事態で僕は閉じた扉を呆然と見る。 部屋を出る前サイラスはどんな顔をしていただろうか?〕 …………――――っ 〔呆然と、している場合じゃな。 ”此処”に居るっていったんだ。〕 〔何が起きているのか、どう動いているのか。 そんなの何にもわからないけれど。 大切なものがわかっているなら、行かなくちゃ。〕 〔急いで身支度を整え楽器を背負う。 何が出来る? 嫌疑を晴らす為ヤニクみたいに探れる? 部長や副部長みたいにしきれる? ジェレマイア先輩みたいに細かく気を配れる?〕
(116) うに 2010/09/09(Thu) 19時半頃
|
|
〔でも、どれも僕には違う気がして 楽器を背負ったまま部屋を後にした サイラスが向かうはずの場所は ディーン先輩から聞いているから〕
〔ただ、まっすぐ向かうはずの足は……途中立ち止まる。〕
(117) うに 2010/09/09(Thu) 19時半頃
|
|
”ふざけんな!!!” 〔強い言葉。聞いたことがある声が聞こえる。 ……零れるのは一つの練習室。 僕の足は驚きで止まる。〕
〔聞こえるのは二つの声。 一つは……ジェレマイア先輩の声。 ……もう一つは……〕 ”音楽が嫌いだ、楽器だって愛してない。 オケのメンバーも、お前も、全部。 だからぶち壊したかった。 跡形もなく消したかった。” 〔……………――――――どういう、こと?〕
(118) うに 2010/09/09(Thu) 19時半頃
|
セシルは、練習室Fの戸口で息を呑む。
うに 2010/09/09(Thu) 19時半頃
|
― 練習室F入り口 ― 〔足を止めてしまって……そこから動けない。 聞いていい内容じゃない。わかっていても。 声が出なくてよかった。 出ていたらきっと横槍を入れたくなる。 聞こえる声を聞きながら……隙間からのぞき見た。〕 …………―――― 〔優しい先輩と……好きな人が……好きな人。 本当なら、喜ばしいことなのに。〕 〔聞こえた幾つもの話に混乱しているせいだろうか? もう、この合宿に来てから何度目か判らないけど 視界が滲んで……楽器……誰かの楽器が 物置の中にあるって……そんな話も聞こえてくるけれど……〕 〔僕は後ろを振り向けず駆け出す。足音など気に出来ない。〕
(119) うに 2010/09/09(Thu) 20時頃
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|
〔だって、こんなの。〕
(-192) うに 2010/09/09(Thu) 20時頃
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〔―――――サイラスが泣いてしまう。〕
(-193) うに 2010/09/09(Thu) 20時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/09(Thu) 20時頃
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― 研究室入り口 ― 〔ディーンに教えられたとおり、その部屋はあって。 けれど、今、中に入るのは……〕
〔言うべきなのだろうか?言わぬべきなのだろうか?〕
〔戸口に呆然と立ち尽くしつつ、僕が奏でるべきを考える。〕 〔そう、低音奏者たる僕の奏でるべきは……〕 〔…………そう、僕は奏者……なんだ。 まだ、未熟で、弱いけれど……それでも、 奏者であるなら、するべきことはたった一つ。〕 〔――――――――音を紡ぐこと。〕
(120) うに 2010/09/09(Thu) 20時頃
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セシルは、研究室の戸口で楽器の準備を始める
うに 2010/09/09(Thu) 20時頃
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― 研究室入り口 ― 〔PPで中の人に気付かれぬよう、 静かに、出来るだけ静かに、相棒の準備を整えていく。 紡ぐのは……〕 ”――――……When you wish upon a star” 〔小さな頃、頑張れば、願いは叶うと思っていた。 心の底から夢みているのなら、叶わぬ願いなどないと。〕 〔本当に想っていることを言えないなんてないって思ってた。 本当にしたいことが出来ないなんてないって思ってた。〕 〔低弦はピアノやヴァイオリンのようには 華やかにうたわない。 無邪気に、綺麗なものだけがあるようにはうたえない。〕
(122) うに 2010/09/09(Thu) 20時半頃
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”Like a bolt out of the blue Fate steps in and sees you through When you wish upon a star Your dream comes true”
〔歌う。けれどもちろん声はでない。 けれど、泣いてしまっても淀むこともなく。〕 〔それでも、君の願いが叶うように。叶って欲しいと祈るから。〕
〔君の願いが叶えば……僕の願いも叶うから。〕
〔スティーブン先生かサイラスが驚いて出てくれば きっと隠せず、携帯を通じ告げてしまうだろうけど。 今だけは、ただ、一心に ……彼が泣かないようにと祈りと音を紡いだ〕
(124) うに 2010/09/09(Thu) 20時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/09(Thu) 21時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/09(Thu) 21時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/09(Thu) 22時頃
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― 研究室戸口 ― 〔僕が立ち去った後、ラルフも練習部屋Fで 二人を目撃していたことも知らず、 その頃はきっと僕は演奏中〕
(136) うに 2010/09/09(Thu) 22時半頃
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― 研究室入り口 ― 〔それはどんなタイミングだったか。 演奏に没入していたら、突然の振動に 僕はさぞ驚いたであろう。
……何はともあれ、目元をこすりながら 慌てて携帯を取り出し確認する……が……〕
…………
〔う……まったく、わからない。 そう思いながら、届いたメールに返信する形で そのメールに言葉を返すことにした〕
(142) うに 2010/09/09(Thu) 23時頃
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宛先:ラルフ 件名:ううん…… ちょっとびっくりした。 ……ううん、ごめんね。 僕はその二人を今日は見てないよ
二人とも揃って部屋にいないなら食事……とかでは……って、食堂はもう、探しているよね 談話室、メインホール、練習室…… 後は物置とか……屋上?ぐらいしか思いつかないや
〔自分が行ったことある場所を記述して〕
(-199) うに 2010/09/09(Thu) 23時頃
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― 研究室前 ― 〔メールを送り終えれば息をついて。 ……今、研究室の中に居るサイラスは どんな気持ちだろうか。
去り際のか細い声。もちろんその当時から サイラスがそんなことするはずはないって ……文化祭の成功を…と言っていたサイラスが するわけないのは判っていて。
けれど、その時僕に出来るのは 声なく頷くこと……ごめんねに首を横に振ること ……大学生に反論一つ言えなかった
あの時怯えてたサイラスに、 何も出来ないまま……〕
(147) うに 2010/09/09(Thu) 23時頃
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宛先:ラルフ 件名:そっか こんな事態……だもんね…… あ、でもね、あの、もしかすると この事態、多分、今日か明日には収束、するんじゃないかな。
〔さっき盗み聞いてしまった話 詳しく話すには、まだラルフは親しくなくて けれど、同じ高校生同士、安心もして欲しくて 先行きは見えてきたことだけ知らせる〕
うん、いってらっしゃい。 すぐ見つかるといいね。 僕も見かけたら、ラルフが探してたって伝えておくね
(-201) うに 2010/09/09(Thu) 23時半頃
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セシルは、メールに返信してから、そうだメールがあったと
うに 2010/09/09(Thu) 23時半頃
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宛先:サイラス 件名: 朝は何も出来なくてごめんね…… ……そちらはどう?落ち着いてる、かな。
サイラスがやったなんて僕は思ってないから。 それにね、多分……今日か明日にでも 収束すると思うんだ。 ……だから、すぐ、音あわせ、できるよ……ね。
〔ただ、収束を知ると同時に サイラスにとって容易くないことも知るのだと思うと ……僕の表情はとても複雑だった〕
(-203) うに 2010/09/09(Thu) 23時半頃
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― 研究室戸口 ― 〔携帯を操作する間、もちろん弓は止まる。 止まる前、声ない声に、相棒の歌に 沿うように聞こえた”星に願いを”〕
…………
〔こんな時にまでやさしくなくていいのに。 こんな時は我侭に振舞ってもいいのに。〕
〔あやすような感触と、伝わる気持ちが嬉しい。 何時も居てくれたのは、むしろサイラスなのに。 何時も助けてくれるのは、むしろサイラスなのに。〕
〔彼の前に、これから突きつけられるであろう 出来事を思うと……余計に切ない ……事実を変えることは、僕にはできない……〕
(157) うに 2010/09/09(Thu) 23時半頃
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― 研究室前 ― 〔相棒と弓を片手に壁に凭れる。 混乱のまま此処、にきたけれど……
聞こえた声は、副部長がスコアを取り ……誰かの楽器を物置に隠したと言うこと。 何故、そう言ったことをしたかの理由。 ……最初は、その理由は……相思相愛 かのように聞こえた、のに。〕
…………――――
〔やはり、あの人はずるいしキライだ。〕 〔正直まだこのオケに思い入れがもてない僕は オケ自体がどうなるかはやはり興味は薄い。 だからその後の仮面舞踏会?も、 そんなこと話すより、先にやること、 言うべきことあるだろうと……八つ当たりで思った〕
(167) うに 2010/09/10(Fri) 00時頃
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宛先:サイラス 件名:そっか、よかった。 あ、飲み物いいなぁ……でもよかった、落ち着いてるなら。
僕は大丈夫だよ。 疑われたって、サイラスが疑わないでしょ? それに全体練習がないんだ、何処で練習したって同じなら、君の傍がいい……けど、ご飯は食べに行かなくちゃだった
〔メールの様子に、変に此処にいるのも 何か抱えてるのを勘付かれそうで〕
……取った人に、このオケが……寛容になれるのかな……サイラスの扱い見てても……いくら、今までのオケに対する功績があっても……
〔練習の再開。その言葉に、ふとそんなことを零して〕
ん……僕はサイラスの声も、好きだけどな。 でも、全体練習から、君の音、聞いてないや……毎日散々練習してるせいか、あれだけしか時間が経ってないのに懐かしいよ。 自体が収集したら、あわせようね
(-214) うに 2010/09/10(Fri) 00時半頃
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セシルは、メールの返信を送信してから、よいしょっと相棒を抱える。
うに 2010/09/10(Fri) 00時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/10(Fri) 01時頃
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― 研究室戸口→ ― 〔相棒をケースにしまいなおす。 メールでああ言った手前、とりあえず朝食……と 胃が受けつけるか怪しい気分だけれど そうも言ってられないしとケースを背負う。
……物置にある楽器。 このときヤニクの楽器と知っていれば ラルフに連絡し、回収に 向かったりもしたのだろうけど 残念ながら僕はそれが誰の楽器か知らず。
……むしろ、あったばかりの高校生の楽器を 盗んでいくとは思えなくて ……サイラスにこんな仕打ちをする大学生…… の誰かかもしれない、と思うと、 自ら進んで回収するきにはなれなかった〕
(181) うに 2010/09/10(Fri) 01時頃
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― 食堂へ向かう途中 ―
…………!
〔食堂へ移動途中、カルヴィンの姿を見かければ 先程ラルフが探していたのを思い出して。 携帯に文字打ちながら パタパタと小走りで僕は駆け寄る〕
『カルヴィン、よかった。 ラルフが君のこと、探していたよ。 何かとても話したいことがあるみたい』
〔わざわざ、僕にまでメールで聞いてくるくらいだ きっとよほど大事な話しか…心配なんだ。 だから、そんな文章を表示させて彼に示して見せた〕
(182) うに 2010/09/10(Fri) 01時半頃
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セシルは、カルヴィン発見に、ラルフに知らせようとメール作成
うに 2010/09/10(Fri) 01時半頃
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宛先:ラルフ 件名:カルヴィン発見したよ 食堂に向かう途中でカルヴィン発見したよ。 どうする、どこか引き止めておく?
(-219) うに 2010/09/10(Fri) 01時半頃
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セシルは、その姿を二人の前に見せる前に立ち去っていた。
うに 2010/09/10(Fri) 01時半頃
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宛先:ラルフ 件名:ん、了解。 ヤニクも見つかったんだね。 判った、聞いておくよ
(-222) うに 2010/09/10(Fri) 01時半頃
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― 食堂へ向かう途中 ― 〔ラルフと身近なやり取りの後、 またカルヴィンに向き直る〕
『ラルフが後で会いたいから これから行く場所教えて欲しいって』
〔そう打って示した携帯に カルヴィンはどう反応したか。
一番気を許していた大学生が 今回の騒動の核とああ関わっていたからか 大学生に不信感を持ち始めてる僕は その反動で高校生であるカルヴィンに 同じチェリストなのもあって ゆるっとした笑顔を向けながら〕
(188) うに 2010/09/10(Fri) 02時頃
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― →食堂 ― 〔カルヴィンから次の行き先は聞き出せただろうか? 聞き出せればそれを僕はラルフに連絡して そうして、カルヴィンが来た方向…… 目的地の食堂へと歩を進める。
……その道すがら、零れてくる声に 楽器盗難事件のことが届く。 ……ああ、これもバーナバスの仕業なのか…… と、いまだ、楽器の持ち主を知らぬまま〕
(190) うに 2010/09/10(Fri) 02時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/10(Fri) 02時頃
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― 食堂戸口 ―
…………――!!
〔周りの不穏な噂に気をとられていた。 戸口のところで小柄な人影が目の端を掠める。
僕は突然の人物の接近に息を呑んで、一歩下がる。 耳の後ろで血の引く音が聞きながら その姿が誰かを視認出来れば……〕
…………――――――っ
〔先程見聞きしてしまったことへの罪悪感、 気を許していた相手に対する不信感で 酷く複雑な表情で先輩を見下ろした〕
(191) うに 2010/09/10(Fri) 02時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/10(Fri) 02時頃
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― 食堂入り口 ― 〔大丈夫かと問われれば、接触はしないで済んだので 相棒を背負ったまま小さく頷く。 二度目の謝罪は、相手が僕、だから出たのだろう。 ……何時もと変わらない先輩。〕
〔けど〕
『……すいません…練習室で バーナバスと、話して……その……えっと だきしめあってるの、見てしまいました……』
〔躊躇した、けれど尋ねるように名を呼ぶから 携帯に文字を打ち込む。 ……バーナバスに先輩がないことから 僕が何を聞いたかは……察してもらえる、だろう〕
(195) うに 2010/09/10(Fri) 02時頃
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― 食堂入り口 ―
…………―――
〔先輩にとっても、嫌疑がかけられているサイラスや ……先輩がサイラスのことを知らないとは知らず 楽器を隠された…多分大学生…のことより バーナバスによった立ち位置だったことは 後ろ暗い気持ちは少しはあるのだろうか? 顔色が白くなる先輩を僕はじっと眺めて〕
〔素直に言うことを聞くのも癪ではあったけど けれど、大学生だらけの食堂も あまり言い気持ちはせず、その提案にはコクリと頷く〕
(197) うに 2010/09/10(Fri) 02時半頃
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― 食堂→談話室 ― 〔リクエストを聞かれても、 あまり胃が受け付けそうになくて…… 銀結び一つとだけお願いしながら
銀結びと……何か冷たいもの?一つ手に持つ先輩に 談話室の戸を閉められ、薄く警戒心が沸いてしまう。
問われた言葉は、まるでこちらが 一方的に悪いかのような尋問に感じられ 眉間に緩く皺がよった〕
『……バーナバスが犯人で 誰かの……楽器が物置にあること。 それとそんなことした理由……に 仮面舞踏会とかどうとか……』
〔けれど特に嘘をつく理由も僕にはないから 携帯に何を聞いたかを纏めて打ち示す〕
(201) うに 2010/09/10(Fri) 03時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/10(Fri) 03時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/10(Fri) 03時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/10(Fri) 03時頃
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― 談話室 ― 〔卓上に置かれた銀結びと……デザートのプリン。 なんだかちょっと不思議な組み合わせ。 僕は両の手をあわせてから 形だけでもとお結びを手に取り 数粒だけ口に含む程度だけかじる。〕
〔向かいに座る先輩は、否定するでもなく 笑顔まで浮かべて……僕はその笑顔に 半眼を投げる〕
『……サイラスが…何人かの大学生に 嫌疑濃厚とか、 それ故身が危ないかもしれないって 別行動にされたりしてるのに』
〔一緒に談話室に来ることになった 現在サイラスを匿ってくれてる先生に 視線を一度投げてから また先輩に戻し……非難がましい文を打って示す〕
(207) うに 2010/09/10(Fri) 03時半頃
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〔文字を打ち込めば携帯を先輩と先生、 両方に見えるように示す。〕
…………――――――
〔その、大切な人が誰かはわかってる わかっているだけに〕
…………――――――
〔その、大切な人が誰かはわかってる わかっているだけに〕
『その、大切な人が何を望んでるか……』
〔そう、一文打ち込んで唇をかむ。 聞こえたバーナバスの言い分は ……彼なりにいろいろあるのだろうけれど それでもとても身勝手に聞こえて〕
(210) うに 2010/09/10(Fri) 03時半頃
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『……これだけ引っ掻き回して 身勝手に、好き勝手に、我侭に周りを傷つけて 今更、あの人の望む形……文化祭にだすなんて 僕は納得できない。』
〔仮面舞踏会の提案 ……文化祭に出そうと考えてる風の先輩にも その、手で胸を押さえる姿を じっと、秋色で睨みつけた〕
(211) うに 2010/09/10(Fri) 03時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/10(Fri) 03時半頃
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『家庭の事情に……立ち入る気はありません。 けれど、同時に家庭の事情があったからと 見過ごす気もありません。』
〔家庭の事情には、僕はゆるく首を振る。 生まれは選べない。選べるなら…… ……僕は自分の上腕をもう片手で掴む〕
『………そう、壊してしまえと 銃で言うなら、突きつけて……二発 オケに向かって撃ち込んだ。
実際このオケに、亀裂と言う損傷がせいじて居る』
〔静かに言葉を撃ち込んでいく。 僕はこのオケ自体に愛着があるわけではない。 むしろ、印象は下がる一方で
それでも、あの人がいないなら このまま、合宿には参加し低音域をまっとうする気はある〕
(216) うに 2010/09/10(Fri) 04時頃
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『先輩は……あの人が好きだから甘くなってます。 オケが人なら……障害罪です。 そうじゃなくても盗難は犯罪です。』
『あの人だけの望みでなければ誰の望みですか? 先輩は望んでるかもしれない。 ……多分……このことを知ったら傷つくサイラスも
でも、 少なくても、僕は望まない。
……同じように、望まない人もきっといるでしょう』
(217) うに 2010/09/10(Fri) 04時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/10(Fri) 04時頃
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『……その信頼を、崩したのがあの人です。 今のオケの状況を見て、それでも? オケの皆の信頼が戻ると思いますか?』
〔僕はもう一つ撃ち込む、言葉を。〕
『……少なくても、罪には罰を。 それから許しが筋ではありませんか?
ちゃんとした罰も与えず、 許しを他者に請うのは……僕は賛同できません』
(221) うに 2010/09/10(Fri) 04時頃
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セシルは、半眼だった秋色を今は真劇に向ける。
うに 2010/09/10(Fri) 04時半頃
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『そう、まだあの人自身が誰にも許しを乞うていない。』
〔さっきから、ずっと、すっと違和感を感じてた どうして、先輩が弁護しているのだろうと? どうして、当人はどうしたと言うの?〕 〔いまだ当人からの謝罪なく まるで、保護者が頭を下げているだけの状態に 内心僕はゆるく首をふった〕
『まだ、本人が向き合ってもいないのに 信頼が戻るかは判りません。 最初から戻る前提で動く謝罪なぞ……打算です』
(223) うに 2010/09/10(Fri) 04時半頃
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『音で交わるからこそ……音はとても素直です
嬉しさも、悲しさも、 姿勢も、甘えも、逃げも、総て総て 創り上げるものに反映される ……それはきっと、先輩のほうが御存知のはずです
今、此処で、是と言うのはとても簡単だけれど 甘く、腐敗した音を 奏でたいのでしょうか?
先輩は同じステージに立てれば ……妥協した音でも、いいのですか?』
(224) うに 2010/09/10(Fri) 04時半頃
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『……先輩がすべきことは、 先輩が矢面に立ち奔走することではなく そう、信じるのであれば、
むしろ、一歩引いて 当人の行動を信じて祈ることではないでしょうか?』
(225) うに 2010/09/10(Fri) 04時半頃
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セシルは、神速の指捌きを体得した。
うに 2010/09/10(Fri) 04時半頃
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『彼が向き合っていると言うのなら、 それを信じるなら……此処まで言葉はいらない。 ……先輩、信じてないですよ、それは。』
〔先輩の言葉にうちこんでから首をゆるっと振って〕
『成功ってなんですか?打算で本当にいいんですか? ただみんなでステージに居れば成功ですか? ……全体練習で、僕はあの人の音だけ記憶にない。 そのままの音になってしまうかもしれないんですよ?』
〔記憶に残らない音。最上学年なら 技術は確かなはずなのに。 最も若いカルヴィンの音のほうが残ってた〕
(229) うに 2010/09/10(Fri) 04時半頃
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〔ただ、僕は次の一文できょとんと首を傾げる。〕
『………僕は…まだ、サイラスにさえ このことを話してないんです、けど』
〔どうしよう、先輩が からまわっていることを指摘すべきかどうか 息を乱す先輩に、別の意味で血の気が引く〕
『もう、サイラス、ラルフ、 カルヴィンに会ってますが…… サイラスとラルフに、 今日か明日には決着つくんじゃないかなって、 ……言っただけ、かな』
(230) うに 2010/09/10(Fri) 04時半頃
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〔先輩はその文字を読めただろうか? それとも、読めたから 意識を失ってしまったのだろうか。
崩れ落ちる身体に咄嗟に僕は手を伸ばす。 無我夢中だったから、腕にかかる重みと温度に 愕然として、でも放り投げるわけにもいかず 青ざめ、震える身体で 先生のほうを振り返った*〕
(231) うに 2010/09/10(Fri) 05時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/10(Fri) 05時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/10(Fri) 09時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/10(Fri) 09時半頃
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― 談話室 ― 〔常時であれば先生が笑んで口にした言葉や、 続いた言葉に何か口にしたかもしれない。〕
〔けれど僕はその時、接触恐怖症なのに 先輩を支えようと抱えてしまい、恐怖と混乱の最中で。 多分半分も聞けていなかった。と、思う……〕
――――…………
〔先生が気を失った先輩を背負うことで やっと人の感触から解放されれば、 先生の言う言葉はよくわからないまま、 コクコクと頷き、先輩が先生に背負われていくのを どこか呆然と見送るだけだった……〕
(236) うに 2010/09/10(Fri) 10時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/10(Fri) 10時頃
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〔それは>>-222直後のメール〕 宛先:ラルフ 件名:カルヴィンの予定 カルヴィンはこの後練習室で練習するとのことです。
(-227) うに 2010/09/10(Fri) 10時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/10(Fri) 13時半頃
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― 談話室 ―
――――…………っ 〔戸が閉じて、先輩と接していた部分から 温もりと感触が薄れて、 ようやく僕は一つ、二つと深く息をする。 嫌な汗を拭うように額を軽くすって。 ただ、動悸と震え……パニックの中、聞こえた声を反芻する。 それは、それまで静かに話を聞いていた先生の声〕 〔納得がいくか、いかないか。 で言えば、到底納得がいかない言葉だった。〕
(243) うに 2010/09/10(Fri) 21時頃
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〔此処はいつから幼稚園か小学校になってしまったんだろう? ぼんやりとそんなことを思った。 此処は僕からすれば憧れる音楽大学 ……ではなかったのだろうか?
それとも、音楽を専門としていない人と 専門にしたいと思う人間の感覚の違い、 ……なのだろうか?〕
(244) うに 2010/09/10(Fri) 21時頃
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〔それとも、実際に目で見た風景……が 原因なのだろうか?〕 〔ジェレマイア先輩に縋るバーナバス。〕 〔夜、部屋Fに戻ってきたサイラスの様子は 穏やかなもので……むしろ少し嬉しげでもあった。 僕は、その前部屋であった先輩の様子もあわせて考え 寂しくて悲しい、けれど……サイラスが嬉しそうで嬉しかった。〕 〔……なのに、どうして……――?〕
(245) うに 2010/09/10(Fri) 21時頃
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〔彼にとって大切、なのは一体なんなのだろうか? 音を奏でることなのだろうか? 大切な人の傍にいたいのだろうか? 自分の傷を癒すことだろうか? …………矛盾した問題に向き合い、対峙するのは とても苦しい、ことだと思う。 体力がない時は、逃げるのも手段だとは思う ……ただ、音はそれを映す。〕 〔きっと、彼の音が僕の記憶に残らなかったのは そう言った自己憐憫の中途半端さが ……作る音、だから、なのだろう。〕
(247) うに 2010/09/10(Fri) 21時半頃
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〔少なくても、彼自身がその中途半端さから 何を選択し、何を本当に大事にしたいのか? そうして、自分が傷つけたりした”モノ”にどう向かい合うか?
彼が、何をかなぐり捨ててでも、 一番、ただ一心に大事にしたいものはなんなのか?
それがはっきりしない限り、 僕は他の人に何を言われても彼を許すことは出来ない。〕
(248) うに 2010/09/10(Fri) 21時半頃
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〔言葉を混乱しながらも聞いていたとき、 視線を伏せると、白髪交じりの来る髪があった。 僕は毒を喰らえば皿までと言った感じで ……先輩に対し酷い言い草ではあるけど…… そっと、その髪を撫でた。〕 〔きっと、先輩の音は、この前あわせた時から 変わってるんじゃないかな、って僕は思えた。〕 〔多分先輩は……理屈ではなく、ただ、あの人を思うからこそ 矛盾さえ孕む言葉を、僕の行動を把握する前に ……僕が実際言いふらすかどうか確認する前に 懸命に何とかしようと行動し始めたのだろう。〕
(249) うに 2010/09/10(Fri) 21時半頃
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〔その行動によって、あの人を許せるかといわれれば それはまた別の問題なんだけど…… こうやって、気を失ってしまうまで、 懸命に言葉を紡いだ先輩は 談話室にくるまでは不信感を想ったけれど 今は、とても尊敬できるし、 恋慕ではないけれど大好きだ。〕 〔送られたメールや、先輩を思えば あの人がステージに出るからと、 ゲスト自体を降りると言うことはしない、だろうけど…… ……より、良い音のためにも…… あの人の結論が何処に落ち着くのか……? オケに、人に、モノに、音に、自分自身に どういう結論を出すのか……ただ、僕はそれを待っている。〕
(253) うに 2010/09/10(Fri) 21時半頃
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セシルは、呼吸が整うと、携帯を取り出す
うに 2010/09/10(Fri) 21時半頃
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宛先:ジェレマイア先輩 件名:大丈夫ですか? 体調、大丈夫でしょうか? 気を、失わせてしまったことは本当にごめんなさい。 ただ、先輩が心配していることは、今のところしてませんし、今のところ考えていません。……サイラスに黙っているのは辛くて、零してしまったらごめんなさい、とだけは……
……先輩達が、誰かに罪を擦り付けて何食わぬ顔でもするなら違いますが……そうではないとは信じています。
先輩のことは大好きです(あ、サイラスに思うのとは別ですよ!)それと、あの人を許せるかは別です。そこは本当にごめんなさい、でも譲れません。先輩もサイラスも沢山振り回してるからこそ……
ともあれ、体調御自愛ください&気をうしなわさせてしまってごめんなさいです
(-235) うに 2010/09/10(Fri) 22時頃
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宛先:ジェレマイア先輩 件名:よかった 御無事ならよかったです。あまり御無理はなさらぬよう ……発作のこと、秘密なんですね。わかりました……サイラスにもですか……が、頑張ります。
……僕は、あの人がずるいままなら、その言葉は先輩の言葉でも……サイラスの言葉でも……そんなに、想う事は……無理、だとおもいます。……そもそも、一方的にですが、恋敵、です!……ずるさ、が、なくなったら、考えてみます。
(-239) うに 2010/09/10(Fri) 22時頃
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宛先:サイラス 件名:大丈夫だよ えっと、理由は約束しちゃったから言えないけど、(ごめんね…!!) サイラスも出れる、と思うよ。大丈夫!はやく、ワットやドナルドとも、あわせなくちゃね。あの華やかな曲を、どう南校風味にしようか今から楽しみだよ。
朝食は美味しいプリンがあったよ。あれって、サイラスの分もある……と思うんだけど、そこにもってっちゃ駄目なのかな?いいなら持って行くんだけど……確認できる?
えへへ、ありがとう♪ ……サイラスの声も音もサイラスの優しさがあんなに詰まってて良い音なのにね。……優しすぎて、本当に奏でたいことまで遠慮してないか、心配しちゃうけど。
〔彼が僕の声が戻るのを祈ってくれているのは 言葉がなくても、きっと彼なら 祈ってくれて居るのだろうなと……そう、信じられる〕 そうだね、練習三昧だ!また、サロンパスの特価セール探さなきゃ!この前買ったのが尽きそうなんだ。 さて、食堂で一つは残っているであろう君のプリンを確保してくるね!
(-240) うに 2010/09/10(Fri) 22時頃
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セシルは、相棒を背負いなおして、食堂へ向かう
うに 2010/09/10(Fri) 22時半頃
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― 食堂→ ― 〔食堂でなんとかお結び一つとプリンを頂いて 食器を返却してから冷蔵庫を覗く ……やはり、最後の一つ、プリンは残されていて。 ところでこれは一体誰が作ったんだろう? 僕はそれとスプーン一つおにぎり二つを 持って食堂を後にする。〕
………――
〔先生は今先輩を抱えて行っちゃったし 入っちゃいけなかったら、どうしようかな? でも、食事の差し入れぐらい、いいよね? あれ?でも、食事も出たのかな? 飲み物は出てたみたいだけど?
などと、考えながら食堂を後にして〕
(265) うに 2010/09/10(Fri) 23時頃
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― 回想:F部屋 ― 〔帰ってきた時刻よりもサイラスが一人で ……壁の向こう、足音は一つだけだった……、 辿りつけたことに僕は目を丸くして 待ってたと問われれば、 楽譜を翳して小さく笑った。〕
〔少し眠くて目をこすりながらも くすくすと笑う笑いがこそばゆくて 僕も蒼を見詰ながら笑いを零す。〕
―――――――――”うん”
〔……それから、その夜は、長く、長く話した。 曲のことも、それ以外のことも…… 知らなかったことも、知っていたことも。〕
(-246) うに 2010/09/10(Fri) 23時頃
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セシルは、モーツァルトを耳にしたのは転調した後。
うに 2010/09/10(Fri) 23時頃
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― 研究室前廊下 ― 〔向かう途中から聞こえてくる音は とてもよく知っている音。優しい、音色。
窓から差し込む光が 廊下に陰陽のコントラストを作る中 その音が聞こえる部屋の前で立ち止まる。〕
――――――――……
〔何時ものように相棒を取り出して あわせても良かったんだけど 今日は……食事を床に置くことに抵抗もあり さっきのこともあったからか ゆっくりとその音をききたいと思って 戸口の壁に静かにもたれて〕
(270) うに 2010/09/10(Fri) 23時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/10(Fri) 23時半頃
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― 学生相談室前 ― 〔食堂を出るあたりで届いたメールを僕は思い出す おにぎりとプリンを両手を使い持った僕には その内容を確認するしか出来なかったけど (本当は返信しようとして、 危うくおにぎり落としかけたとか)〕
――………
〔サイラスの音にあわせて 声なく、自分がこの曲で奏でる音をなぞる。 更にこの音に重なるドナルドや ワットの音を思い出しながら……静かに。 ドナルドが曲選に 「いっそフラメンコでも踊ってしまいてぇ」と どうしてフラメンコ……!なことを零していたと ワットからさっき通りすがり聞けたのを思い出し笑う〕
…………
(281) うに 2010/09/11(Sat) 00時頃
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〔約25分の楽曲。 音がやめば僕は静かに 戸をノックしてから入室した。
その視線の先に何時もの 穏やかな笑みを見つけて笑み返しながら〕
(282) うに 2010/09/11(Sat) 00時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/11(Sat) 00時頃
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― 学生相談室 ― 〔白いカーテンが緩やかに揺れる。 その中で僕はサイラスにおにぎりとプリンを示し それを手近な卓上に置き 向かい合って腰掛ける。
……サイラスが既に他に食事を取っていると言うなら プリンにすぐ手を伸ばしても何もしないが そうでないなら、まずおにぎり……と一度は勧めて プリンの話になれば、美味しいと言うのに頷き 誰が作ったのかと言う話になっただろうか?
外の騒動が嘘のような穏やかな時間が過ぎる。
その間、事態はどうなっているのか 気にならないわけではなかった、けれど〕
(286) うに 2010/09/11(Sat) 00時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/11(Sat) 01時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/11(Sat) 01時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/11(Sat) 01時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/11(Sat) 01時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/11(Sat) 01時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/11(Sat) 02時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/11(Sat) 02時頃
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― 学生相談室 ― 〔ゆっくりした時間の中で、サイラスの食事が終われば 僕は自分の相棒をケースから取り出して 僕達はそれぞれの楽器を響かせる。
オケ自体がどうなるか……そこに関与できる そんな位置にはいないから ただ、ただ、音を奏でて。 ……ゆっくりと、うたう。〕
(299) うに 2010/09/11(Sat) 02時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/11(Sat) 02時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/11(Sat) 03時頃
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― 学生相談室 ― 〔練習の合間……彼がこれから知るであろう事の顛末 どう思うだろうか?泣いてしまわないだろうか? 一度目を閉じ……浮かんだ光景を振り払って。 ただ、弦の音と、 白いカーテンが作る光の揺らぎの中 ――……僕は声なく囁いた〕
(313) うに 2010/09/11(Sat) 03時頃
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”――僕は、いつまでも傍に居る……”
〔だから〕
”……傍にいて。 僕は……君じゃなきゃ、駄目、なんだ”
〔それが恋慕でなくて友情でも構わない、から。 ただ、傍にいて欲しいと ……身勝手な言葉を告げて。〕
〔メールで優しくないって言っていたけれど 誠実に答えてくれた君の 誠実に接してくれた君の ちゃんと向き合ってくれた優しさと心を知っている〕
〔遠慮できるほど器用じゃないて言っていたけれど 部屋Fに一緒に来てくれた君の そんな心遣いを知っている。〕
(-261) うに 2010/09/11(Sat) 03時半頃
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〔……まだ、昨日はなしただけでは足りない もっと、もっと知りたいことは沢山あるけど…… 一緒にいる中で、少しづつ、見つけられたらいい。 たとえば君が空を見上げて鳥の姿を探していても それさえも横で、見詰ていたいから〕
〔……昨日も声なく口にした言葉。 昨日と、違うのは、 僕はそれを笑みながら告げたことか*〕
(-262) うに 2010/09/11(Sat) 03時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/11(Sat) 03時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/11(Sat) 09時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/11(Sat) 13時半頃
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― 学生相談室 ― 〔練習中、届いた”音”に サイラスはどんな表情をしただろうか?
高く、細いフルートの音は、けして強くはないけれど だからこそ、その弱さをも表に出して。
素材なんてなんだっていい。必要なのは……〕
”――――――――行こう”
〔本当に想うこと。本当にしたいこと。 ――――…………本当に大切なこと。〕 〔あの人が、あの音を奏でていると言うことは もう、サイラスが此処にいる必要はないと もう、練習が始まると。〕
〔そうなれば、後は奏者は音を紡ぐのみ〕
(365) うに 2010/09/11(Sat) 13時半頃
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〔……ただ、出会い頭に、 開いた譜面台でばっさばさと、 その背中を殴ってもいいとは思うんだ?
その後だったら、少しはその竜胆を見上げて 笑ってもいいかな? ぐらいは思うよう努力はするから。〕
(-275) うに 2010/09/11(Sat) 13時半頃
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― 大練習室 ― 〔サイラスとともに着いたそこには そこにはオケのメンバーが 続々と集まっていることだろう。
サイラスはあの人の謝罪にどんな様子だったろうか? 僕は手を握っていただろうけど それは振りほどくなら難はない力ぐらいで。〕
〔ただ、どれだけ待っても 北校の1年生は姿を見せないのだろうか?〕
…………――――――――?
〔そのことを疑問に思い ラルフとヤニクに視線を向けたけれど 答えは返ってくるだろうか?〕
(367) うに 2010/09/11(Sat) 14時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/11(Sat) 14時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/11(Sat) 14時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/11(Sat) 20時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/11(Sat) 20時半頃
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―回想・学生相談室― 〔サイラスの腕が、手がまっすぐに僕の手を取る。 カーテンで柔らかく分散した光が まっすぐこちらを見る蒼を、金糸の縁を彩る。〕 〔僕はされるがままその手に取られて。 ……声に滲む色合いと、伝わる震え。 それを感じながら僕は彼の語る言葉をじっと聴く。 驚かなかったって言ったら嘘になるよ。 けれど口調こそ、いつもの穏やかな口調だけれど…… 床に落ちる視線が、僕にも悲しかった。〕
(389) うに 2010/09/11(Sat) 21時半頃
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〔震える指が握る手を、僕はそっと解く〕
(390) うに 2010/09/11(Sat) 21時半頃
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”――――――まずね……話してくれて、ありがとう。 気が付かなくて…………ごめんね。” 〔そうしたら、もう一度こちらを見てくれるだろうか? そう思いながら、僕は解いた手を、 今度は僕から包みなおして。 声ない声で語りかける。 ――――――――その間……想ったことは〕 ”それでも、そう聞いても 僕は君の音が……君が大好きだよ。” 〔これだけのこと、ずっと抱えているのは辛い。 けれど、彼は今までずっと抱えていた。 これだけのこと、口にするのは辛い。 けれど、彼は僕にそれを話してくれた。 だから、やはり話を聞いても むしろ、尚更に思うんだ。〕
(391) うに 2010/09/11(Sat) 21時半頃
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”君が嫌いな君の音も、やっぱり僕は好きなんだ。 いつもの笑ってる君が好き。 でも、こうやって話してくれる君が好き。 皆の傍にいたいって思ってくれる君が好き。 音楽を好きになりたいと思う君が好き。 ……僕や皆が、嫌いだから嘘をついた…んじゃなくて 好きだから、嘘をついていた君が好き。 どんな人間とか、そう言うの、よくわからないけど…… 君にとって、君が弱くても、優しくなくても 僕はやっぱり君が好きなんだ。” 〔話してくれることに対して、好きだとしかいえなくて なんだかもうちょっと、気の利いた 彼の心に届く言葉があればいいのにと 現国の勉強を疎かにしてる自分を恨んだけれど。〕
(392) うに 2010/09/11(Sat) 21時半頃
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”……色々、やってみようよ。 僕も、あんまり他のことって詳しくないけど…… 文化祭でたこ焼きやいてみたり、絵を描いてみたり ……本は、僕より今でも、読んでる、か…… あ、バンジージャンプって僕、やってみたいな!
それで、そこからもう一度考えてみよう…… その間も、傍にいるから……” 〔そうやって、一緒に色々見ることが出来たら すごく嬉しいな、と。 その先に、音楽があるのかはわからないけれど その先に音楽が彼にはなくても サイラスが笑ってくれたら嬉しいから。〕
(393) うに 2010/09/11(Sat) 21時半頃
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〔本当に思うことを、本当にやりたいことを 本当に大切なことを思うサイラスの傍にいたいから。〕 〔気の利いた事も言えず、結局好きだということと 一緒にいたいということしか言えてない気がして 彼が昨日僕にくれた言葉の1/100も返せてない気がして 彼の手を傷つけない範囲で、 力を込めて手を包みながら その蒼をおずおずと覗き込んで 静かなこの部屋で、僕はゆっくり首をかしげた〕
(394) うに 2010/09/11(Sat) 22時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/11(Sat) 22時頃
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― 学生相談室:回想から現在へ ― 〔視線が落ちたままの言葉はどこか悲しかった。 僕の声のない言葉は、見てくれないと、届かないから。 だから、碧がもう一度 こちらを見てくれたことが、嬉しかった。 詰まってしまって声にならなかった声も 僕の耳には届いた、そんな錯覚を感じながら
彼のファミリーネームが持つ環境を 知らないわけではないけれど提案した。 そんな僕の提案はとても子供じみたもので、 それでも、笑ってくれるのが嬉しくて。〕 ”……怖いかな?スカイダイビングは、 僕も怖くてできないから、バンジーからなら! って、思ったんだ。” 〔それは、とても、とてもささやかなものだとしても……〕
(408) うに 2010/09/11(Sat) 23時頃
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― メインホール:回想から現在へ ― 〔一緒に向かったホールで見たものは 記憶にはなかった音。 サイラスが零したのは記憶にはない名前。〕 ――――…… 〔僕は静かに、その伸びる手を横で見詰た。
……状況の把握が遅れて、戸惑うサイラスが あまりにサイラスらしくて、それでも僕は小さく笑えて。 彼が両の手ではなく片方の手を伸ばしているなら もう片手を握ったまま……サイラスが泣くような形で これらのことを知らなくてよかった。 そう思いながら、僕はそこで彼の声を聞いた。〕 〔さっき、聞いた声とはまた少し違う声が あの人の初めて聞いた名と、好意を その姿さえも、僕はサイラスの隣で*見詰ていた*〕
(409) うに 2010/09/11(Sat) 23時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/11(Sat) 23時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/11(Sat) 23時頃
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― 文化祭当日 ― 〔高校生で便利と言えば 大抵の畏まった場所は制服で済まされると言うこと。
僕は付属大学の学祭で演奏する為 何時もの冬服……もう冬服に衣替えした後だから その姿でもなんら問題はなく 背に相棒のケースを担いで家を出て大学に向かう
その最中携帯を開いてメールを打ち込みながら〕
(411) うに 2010/09/11(Sat) 23時半頃
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宛先:サイラス 件名:もうすぐ大学 なう サイラスは大学もうついた? 僕はもう少しで大学。
間に合うならジェレマイア先輩のところでお茶してから 音だししない?
(-278) うに 2010/09/11(Sat) 23時半頃
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セシルは、料理サークルがメイド喫茶をやってるとまではしらない
うに 2010/09/11(Sat) 23時半頃
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宛先:ジェレマイア先輩 件名:料理サークルは喫茶店でしたよね 先輩が所属してる料理サークル喫茶店でしたよね おごってください!
〔ほら、僕庶民ですから〕
(-280) うに 2010/09/12(Sun) 00時頃
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セシルは、届いたメールにびっくりしつつ返事を打つ
うに 2010/09/12(Sun) 00時頃
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宛先:ジェレマイア先輩 件名:なんで……!! 弦替えたばっかで、貧乏高校生に 餓えた状態で演奏しろと言うのですか!
……教えてくれなくてもバーナバスや先生に聞くからいい!
〔まさか女装再びとは知らず 花より団子な学生必死〕
(-282) うに 2010/09/12(Sun) 00時頃
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宛先:バーナバス副部長 件名:ジェレマイア先輩の ジェレマイア先輩の料理サークルがやってる 喫茶店て何処ですか? 先輩が教えてくれないんです
(-283) うに 2010/09/12(Sun) 00時頃
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セシルは、先生にも聞こうとしてメルアドを知らないことに気づく
うに 2010/09/12(Sun) 00時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/12(Sun) 00時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/12(Sun) 00時頃
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― 料理サークル→オケ控え室 ― 〔あれ?先輩妹さんも同じ大学なんだ? そんな素ボケをかましたのは僕とサイラス。 色々やってみると言ってもこれはありかなしか ……でもサイラスのメイドさんはみてみ(ry
ともかくも……大学って凄いね。 いろんな意味でそう思いながらも 無事口止め料で奢って貰ってお腹も満たし そこを後にする
本人がばらす行動しても 口止め料は返さなくていいよね?〕
(413) うに 2010/09/12(Sun) 00時頃
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セシルは、南校の残り二人とも合流して音だしに
うに 2010/09/12(Sun) 00時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/12(Sun) 00時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/12(Sun) 00時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/12(Sun) 00時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/12(Sun) 00時半頃
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― オケ控え室 ― 〔弦を張り替えたばかりの相棒は上機嫌で 音出しの間もその音を響かせて。
……ジェレマイア先輩、その格好は…とか ラルフの姿が見えれば、ぶんぶんと弓を振って〕
(416) うに 2010/09/12(Sun) 00時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/12(Sun) 00時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/12(Sun) 00時半頃
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― オケ控え室 ― 〔合宿の時は色々あった。色々有りすぎた。 けれど、それさえもあの指揮者は一笑にし
”バーナバスの音が良くなったのだからいいじゃないか”
と、だけ言って。
音の良し悪しが出てしまえば 此処は音大。それが基準の総て。
大岡裁きよりも、荒い、けれどシンプルなそれ 軽々とそれだけで纏めちゃうから このオケの指揮者だったりするのかなと ちょっと、僕は部長を見直した〕
(418) うに 2010/09/12(Sun) 00時半頃
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”続きましてはサークルOrpheé aux Enfersによる MGM JUBILEE OVERTURE、他 指揮 ヴェスパタイン ”
〔落とされる照明。 場内アナウンスが流れる。 それを、僕達奏者は緞帳の奥で椅子に座り聞いて。
身近な場内アナウンスが途切れれば 緞帳はゆっくりと上がっていく。 もう、慣れているはずなのに 射し込むライトの熱さが、周りの空気が 緊張感をいや増して
……銀髪の指揮者の腕が上がる。さぁ、開演だ!〕
(421) うに 2010/09/12(Sun) 01時頃
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― 文化祭ステージ ― 〔まずは、メジャーな音楽で聴衆を取り込み 次いで軽快な曲で楽しませる。 その後はゲストの演奏を二つ。
銀色の指揮を追いながら 奏者は音を紡ぎ上げる。それぞれの音を聴きながら。
奏者は最初の合同練習の時と変わらない面子。 けれど、最初のときとは違う音が響く。
一つ、二つと曲が終わっていけば 弱小サークル……単に癖がある奏者達過ぎて 大勢集まるには難しいだけだと 今は知ってるけど……の 文化祭最後の演目が始まる〕
(423) うに 2010/09/12(Sun) 01時頃
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〔Die Meistersinger Von Nürnberg By Orpheé aux Enfers〕
(424) うに 2010/09/12(Sun) 01時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/12(Sun) 01時頃
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― ステージ:Die Meistersinger Von Nürnberg ― 〔曲の頭、高らかにペットやヴァイオリンが 主旋律を歌い上げる中 僕は副旋律を相棒に歌わせる。 他の低音域の楽器とともに 隣の一年生とともに 華やかさを引き締める重さを付加して〕
〔その後に続くヴァイオリンの音を 駆け上がる32分音符で追うところ 音抜けなんてもちろんせず 華やかで優しい音色を手に取りながら しっかりと聴かせて行く〕
(428) うに 2010/09/12(Sun) 01時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/12(Sun) 01時頃
セシルは、曲中、テンポが落ち緩やかなところピチカートで入る数音紡ぐ
うに 2010/09/12(Sun) 01時半頃
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― ステージ:Die Meistersinger Von Nürnberg ― 〔曲は入りの華やかさ、緩部分を通り過ぎ 短調の急、そしてもう一度テンポを落とした後は 終わりに向けて初めの旋律を繰り返し盛り上げていく。
相変わらず、そう言った曲目が好きな ワットやドナルドの音に僕は目を細めて。 そして……前はそんな時も…いやどんな時も 変わらなかった優しい音が 今は違う響きを持ってきこえてくる。
彼自身が本当に思うように歌っている。
その視線の先にあるものがなんであろうと 僕はその音を、そして他の音を 聞き、生かすため音を奏でていく。
3連譜で紡ぐところまでくれば、曲はあと少し〕
(434) うに 2010/09/12(Sun) 01時半頃
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セシルは、メールの内容が何時もどおり過ぎて迎えにいったことを思い出し笑う
うに 2010/09/12(Sun) 01時半頃
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― ステージ:Die Meistersinger Von Nürnberg ― 〔第二ヴァイオリンから聴こえる音に 僕の弦の音はそっと寄り添いながら。
曲が終わっても、演奏が終わっても、 ――――――――――きっと、ずっと、傍にいる*〕
(435) うに 2010/09/12(Sun) 01時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/12(Sun) 01時半頃
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