人狼議事


266 冷たい校舎村7

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視点:


超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2019/06/08(Sat) 00時半頃


超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2019/06/08(Sat) 00時半頃


【独】 超心理学会 ヒイラギ

/*
nabeさん村建てありがとうございます!!
改めてよろしくお願いします!!

入村した時に言うの忘れてたので今言う

(-16) 2019/06/08(Sat) 00時半頃

【独】 超心理学会 ヒイラギ

/*
落ち日程、ホントワガママ言ってしまって申し訳ありません……
確実に残業食らう日以外は意地でも帰ります……

(-20) 2019/06/08(Sat) 00時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

―教室―

[チャイムが鳴る少し前、
問い>>0:1027に紫苑は頷いた。]

 呼んだよ。
 でも、はるちゃん来てないみたい。
 朝から連絡もつかないんだ。

[既読がつかない。

それだけに気を取られていた紫苑は
右上のアンテナが
二文字に切り替わっていることには
未だ気付かない。]

(23) 2019/06/08(Sat) 01時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

 
 当たり前じゃん。
 多分、はるちゃんも寂しがってる。

[唇を尖らせる。>>0:1031
一番後ろに座っている宇井野を振り向いて
きっぱりと紫苑は言いきった。

そう、はるちゃんも寂しがってる。
俺に会いたい筈なのだ。
愛し合っているのだから。]

(24) 2019/06/08(Sat) 01時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[イヤホンからは、雑音しか聴こえない。]

(25) 2019/06/08(Sat) 01時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[程なくして、
チャイムが鳴った。>>#0

教師が入って来るわけでもないから、
ガタガタと疎らな椅子の音は響かず、
チャイムの後に響いたのは
スマホが着信を告げる音。

内容に目を通す。
別れを告げるようなそれに目を瞬いて
首を振る。違う、と小さく呟いた。

だって、ほら、
他の皆も驚いたような顔してる。
俺に対してじゃない、はずだ。だから、違う。
はるちゃんからのメールじゃない。]

(26) 2019/06/08(Sat) 01時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 俺、帰るよ。ごめん。

[椅子にかけたばかりの荷物を抱え直す。
誰にともなくそう言って、
廊下へ向かう背に続く。>>19

流行りのJPOPが耳に入って、顔を上げた。

お化け屋敷のようだとすら思った廊下に、
色とりどりのライトが瞬いている、
ように見える。

何か、おかしい。
そう思いながらも、開けられた扉から
一歩足を踏み出した。]

(27) 2019/06/08(Sat) 01時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[誰かが、文化祭>>12と呟いていた。
そうだ、その通り。
そこにあったのは紛れもなく文化祭の光景で
けれど、窓の外では雪が降り積もっている。

訳が分からない。
分からないけれど、分かっていることもある。

紫苑は荷物を抱え直して、
競歩だか早足だかのようなスピードで
昇降口を目指して歩いていく。

早く、彼女に会いたい。
何でかは、分からない、けれど。**]

(28) 2019/06/08(Sat) 01時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2019/06/08(Sat) 01時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

―回想:2万5千円のアパートにて―

[年上も案外悪くない。
そう思っていた時期もあった。

母性が擽られるってやつかな。
紫苑の方は何も望まないというのに、
彼女たちの多くは紫苑に手をかけてくれた。

同じベッドで目覚めた朝、
味噌汁とご飯が出来上がってたり、
勉強を教えてくれたり、
ある人はお小遣いを置いていくこともあった。]

(58) 2019/06/08(Sat) 10時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[これも一つの愛の形なんじゃないかな。
少なくとも、紫苑は彼女たちのことを
彼女だと思っていたし、愛していた。

けれど、やっぱり長続きはしない。
甘い残り香と、数枚の諭吉、
さよならを告げるメモ。
冷めた味噌汁だけの朝は虚しくて
紫苑は毛布の下で鼻を啜った。

遊んできたの、とイヤホンが嗤う。
続きを聴きたくなくて、紫苑は
乱暴に電源を切った。

人は、見かけによらない。]

(59) 2019/06/08(Sat) 10時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[耳は悪くない。
音は文字の羅列よりも紫苑の脳を掴んで
ざわざわと心を掻き乱す。

たぷたぷ。たぷたぷ。
輪唱のような間抜けなお経の間を縫って、
すすり泣くような声>>0:923が聴こえる。
幼い子供が住んでるのだろうと思った。

可哀想に、と思った。
けれど、良いなぁ、とも思った。

泣けば、お菓子を買ってもらえる。
泣けば、相手が頭を下げてくれる。

涙は望みを叶えてくれる魔法だ。
――女の子と、子供にとっての。]

(60) 2019/06/08(Sat) 10時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 ……泣かないでよ。

[もごもごと毛布の下、紫苑は呟く。
押し殺したような啜り泣きと
しっかり者の同級生が
紫苑の頭の中で繋がることは無い。

だから、その呟きは慰めでなく、嫉妬だ。

既に自分が使えなくなった魔法を使える
見たこともない子供への、
つまらない嫉妬。**]

(61) 2019/06/08(Sat) 10時頃

【独】 超心理学会 ヒイラギ

/*
紫苑くん、ジャムなレディかと思ってたらアダイヴやなこれ
思った以上に遊ばれてる

性癖か!!!!

(-33) 2019/06/08(Sat) 10時頃

【独】 超心理学会 ヒイラギ

/*
もう皆のやりとり凄い好きで
こう……すごい……かっこいい……(ろくろを回す)
みたいな感じに毎秒なってるな。

陶芸家になるしかない。

(-34) 2019/06/08(Sat) 10時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

―回想:美術部の彼女―

[付き合っていた女バスの子と別れたのは、
その前の日だった。

今回は「連絡がしつこい」って理由で
なるほど、加減が必要だったのだなと
紫苑はトーク画面を眺めて反省していた。

一時間に一回がダメなら、
三時間に一回が良いのだろうか。
それは少なすぎるのかな、さっぱり分からない。

正解の見えない問題に結論が出ることは無く
紫苑は名前を呼ばれて>>0:1026顔を上げた。

願ったり叶ったりというやつだった。]

(62) 2019/06/08(Sat) 10時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

 
 いいよぉ。大歓迎。

[紫苑は快く笑って頷く。
そうして、彼が話しかけてくるのは
珍しいなぁと思った。

蛭野京輔とは親しい訳でなく、
かと言って睨み合う訳でもない。

単純に、生きている世界が違う。]

(63) 2019/06/08(Sat) 10時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[紫苑にとって、美術は便覧を眺めて
「昔の人って裸描くの好きなの?」
と首を傾げるくらいの興味しか無かったし、
蛭野の方も、女の子に
特段興味がある訳でもなさそうだ。

(むしろ興味がないようにすら見える。
それはそれで大丈夫なのだろうか。
知ったこっちゃないけど。)]

(64) 2019/06/08(Sat) 10時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

 
 養くん、ちょっと。

[今にも気まずさで死にそうな鳩さんに
もう一度手紙をお預けするのは気が引けたので
紫苑が呼んだのは、彼と同じ部活のクラスメイトだ。

養うと書いて、ヨウと読むらしい。
変わった名前だなぁと、
名前を呼ぶ度に紫苑は思う。]

(65) 2019/06/08(Sat) 10時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 放課後、会いに行きますって
 伝えて欲しいんだけど、良いよね?
 よろしく。

 ……なんて子だっけ、その子。

[最後は蛭野に向けての問いで、
そう言えば何も
彼女について聞いていなかったなと思う。

まぁ、なんら問題ない。
紫苑はへにゃりと笑う。

相手を知る。好意を抱く。
愛してるの呪文の前で
その順番なんて些細なこと。*]

(66) 2019/06/08(Sat) 10時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2019/06/08(Sat) 11時頃


超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2019/06/08(Sat) 22時頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

―回想:校舎裏にて―

[女子は別れ際のビンタも好きなんだろうか。
紅葉形というには歪な赤を右手で押さえて
紫苑は突然の問いに振り向いた。
校舎裏の主がそこにいた。

顔がいい?>>141
ありがとう、よく言われます。
照れたように頬を掻く。痛いな、と思った。]

(213) 2019/06/08(Sat) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

 
 何でかなぁ、俺も分かんない。

 暇だって言ってたから電話したし、
 ぬいぐるみ欲しいって言ってたから
 好きなシリーズのくまさん買ったし、
 観たい映画あるって言うからDVD借りて、
 アイス食べたいって言ってたから、
 いつも食べてたバニラアイス買ってあげたんだけど

 ……気に入らなかったみたい。

[紫苑は彼女を愛していた。
だから全部、彼女の望む通りにした。

何故知っているのか、と問い詰められて
紫苑は、君のことが好きだからね、と答えた。
結果、最後には頬を引っ叩かれたわけである。]

(219) 2019/06/08(Sat) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

 
 どうやったら、
 好きになってもらえるんだろうね。

 轟木くんにはわかる?

[数年前の彼や、教師からの偏見とか。
そんなことに興味は無いので
他意も悪意もなく、
純粋な気持ちで尋ね、紫苑は笑った。

そうして、保健室行くね、と踵を返す。
次は、ビンタは嫌だなぁとか
そんなことを考えていた。*]

(220) 2019/06/08(Sat) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

―現在:昇降口にて―

[立て付けが悪いとかいうより、
一枚の板みたいになった扉と、
それを引くクラスメイトを
紫苑は呆然と眺めた。]

 何、これ。

[慌てていても、名前を読んできた人を
邪険にするつもりは無い。
なので、扉を蹴っ飛ばした轟木>>139の隣で
紫苑は同じ言葉を零す。

訳が分からなかった。

近くの窓に手を伸ばしてみても、
やっぱり開くことは無い。
雪のせい?
でも、全部が全部そうなるって、有り得る?]

(223) 2019/06/08(Sat) 23時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[何の成果も得られなかった
昇降口を諦めた紫苑は、轟木の後ろを
とぼとぼとついて行く。

行こうとしている場所は
何となく分かっているので、
紫苑は彼の目を盗んで、
イヤホンを耳につけてみる。

やっぱり音は聴こえない。
ひとり、ため息を吐いた。

はるちゃん、と心の中で呼びかけても
彼女の声は聞こえはしなかった。]

(224) 2019/06/08(Sat) 23時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[紫苑は改めて、学校の中を見回す。
朝に来た時とは様変わりしていたその場所は
お化け屋敷と言うには色鮮やかすぎて、
けれど、文化祭というには静かすぎる。

行き交う人はおらず、喧騒は全く聴こえない。
二人分の上履きの音が耳につくくらいには
廊下は静かだった。]

 ……なんなのこれ、ドッキリ?
 悪趣味すぎるよ。

[そう思わない?と疑問を轟木の背へと投げて、
紫苑は強ばった笑みを浮かべた。

訳が分からなかった。何もかも、全部。**]

(225) 2019/06/08(Sat) 23時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2019/06/08(Sat) 23時頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

[静かな中、時折紛れ込む不協和音。
何かを引っ掻くような音や
心音が紛れ込むおどろおどろしい曲。

その話>>250になった途端、
紫苑は表情を緩ませる。]

 やだなぁ、それ。
 絶対怖いじゃん。

[お化け屋敷で作った音響は
全て紫苑の自作で、
けれど、それは誰にも内緒だった。]

(315) 2019/06/09(Sun) 01時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[「ガチすぎて引くわ」
佐藤さんが別れ際そう吐き捨てたお陰で、
紫苑はまたひとつ賢くなった。

なるほど、こういう趣味は
隠した方が良いらしい。勉強になる。

それでも、作ったものを
褒められて嬉しくならない訳が無い。
自信作だった。あの演出は。]

 振り向いた轟木くんが
 口裂けゾンビになってたりしても嫌だな。

 そうなったら、一人で逃げるよ、俺。

[その頃には、そんな軽口が叩けるくらいには
調子を取り戻していた。]

(316) 2019/06/09(Sun) 01時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[けれど、それも少しの間だけのこと。]

 え、あ、ちょっと!

[ひょいとイヤホンを奪われる。>>251
咄嗟に伸ばした手は空を切って、
片方だけのイヤホンは
彼の耳に収まっただろう。]

(317) 2019/06/09(Sun) 01時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[イヤホンからは、
周波数が合わないラジオのような
雑音が聞こえてくるだけだ。]

(318) 2019/06/09(Sun) 01時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[けれど、それは、今の紫苑にとって
はるちゃんと自分を繋ぐ数少ない糸でもあった。]

 っ、返して!

[紫苑は乱暴にイヤホンを奪い返す。
き、と轟木を睨みつけて、
はぁ、とため息を吐いた。

少しだけ、青ざめたような顔をして。]

(319) 2019/06/09(Sun) 01時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 ……みょんみょんの曲、
 聴こうと思ったんだよ。
 ほら、こんなに静かだと不気味でしょ?

[流行りの歌手の名前を挙げる。
目線を轟木から逸らしたままに、
紫苑はかつかつと校舎裏に続く扉に歩み寄る。

結果はやっぱり昇降口の方と同じで、
ビクともしない扉を
紫苑は少し苛立たしげに叩いた。

どん、と鈍い音がした。*]

(320) 2019/06/09(Sun) 01時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2019/06/09(Sun) 01時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

―彼女について:2―

[はるちゃんの話をしよう。
前もしたっけ。>>0:685 まぁいいや、その続き。

彼女はとっても大人しい子だ。
二人でいる時も、手を繋ぐだけで
茹でダコみたいに真っ赤になる。
外は苦手みたいで、デートは専ら紫苑の家で
お勉強するような感じ。歴史が得意らしい。

とっても楽しそうな顔をして
歴史や古文の話をするものだから、
紫苑に出来るのは、うんうんと頷きながら
彼女の話を聞く事ぐらい。

今のところ、彼女とは
清く健全なお付き合いをしている。
門限も厳しいらしいしね。]

(376) 2019/06/09(Sun) 12時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[家でもとっても勉強熱心で、
毎日夜遅くまで起きてるらしい。
お母さんに早く休みなさい、って
しょっちゅう心配されている。

一人っ子らしいけれど、家族との仲も良好で
お母さんに紫苑の話をしていたこともあった。

とってもかっこよくて、頼もしい男の子。
そうやって話しているのをイヤホンが告げた時
紫苑はひとり、布団の中で身悶えた。]

(377) 2019/06/09(Sun) 12時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[紫苑の連絡頻度や好意にも
渋い顔をすることなく、
いつだって嬉しそうに笑ってくれる。

好きだなぁ、と思った。
多分、いつも以上に。

普段は目減りしていく彼女の愛情が、
紫苑と同じように、
日に日に増していくように感じた。

もしかしたら、はるちゃんなら
ずっと、ずっと、ずーっと一緒に
いてくれるんじゃないかって

そう思ってしまった。]

(378) 2019/06/09(Sun) 12時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[イヤホンから聴こえるはるちゃんの声に
嫌悪したのは初めてだった。*]

(379) 2019/06/09(Sun) 12時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

―現在:校舎裏前にて―

[また、取られるかと思った。]

 やめてよ!

[紫苑は伸ばされた掌>>341
咄嗟に振り払う。
振り払ってから、しまったと思った。

え、とか、あ、とか
声を詰まらせてから、
漸く、紫苑は頭を下げた。]

(380) 2019/06/09(Sun) 12時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 ……ごめん、びっくりしちゃった。
 幽霊かな、って思って。

[熱なんて無い。
むしろ血の気が引いたような顔で紫苑は笑って
轟木の提案>>342に甘えることにした。

――元はと言えば、お前のせいなのに。

そう口にすることはしなかった。
険しい顔をしているが、轟木に悪意はない。
純粋に気になっただけなのだろう。
そう思いたい。

人は見かけによらないし、ね。]

(381) 2019/06/09(Sun) 12時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

 
 ……ごめん、ありがとう。
 俺、休んでくるよ。
 
 教室の皆に、昇降口とか、ここのこと
 教えてあげた方がいいかも。
 窓も開かない、って。

[こん、と校舎裏に繋がる扉をノックして
紫苑は保健室に向かう。
去り際、水道水よりは
アタエリが良いなぁって伝えるのは忘れない。

道中、
手の中のイヤホンをもう一度耳にはめてみる。

やっぱり、何も聞こえない。
少なくとも、紫苑には。]

(382) 2019/06/09(Sun) 12時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[聴きたくない。そう思った。
それでも、イヤホンを外せなかったのだ。**]

(383) 2019/06/09(Sun) 12時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2019/06/09(Sun) 12時半頃


【独】 超心理学会 ヒイラギ

/*
紫苑の花言葉が遠方にある人を思うなんですよね。
姿見えなかったら遠距離だもんな(拡大解釈)

(-110) 2019/06/09(Sun) 14時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

―回想:美術部の彼女―

 アイリ。
 アイリちゃんかぁ。

[伝えられた名前>>93
紫苑は数度噛み締めるように呟く。
良い名前だなと思った。
女の子らしい、可愛い響き。]

 養くん、下駄箱に知らない後輩からの
 ラブレター入ってたとして、シカトしちゃう?
 行くでしょ、普通は。

[呆れてるのか、褒めているのか。>>84
後者として受け取っておこう。

緩い笑みを浮かべたところで、話は打ち切られる。
日本史の教師が、教室へと入ってきた。]

(452) 2019/06/09(Sun) 15時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[さて、肝心の受井アイリちゃんは、
実際、とってもいい子だった。
絵画から飛び出してきたような
指触りの良い髪と、整った顔立ち。
お菓子のような甘い香りに、
晴れて彼氏となった紫苑は夢中になった。

好きだなぁ、と思った。

愛らしい外見と仕草とは裏腹に
家では内弁慶って言うのかな、
兄弟にちょっと風当たりが強いのも
可愛いと紫苑は思う。

とはいえ、そんなアイリちゃんにも
紅葉マークを置き土産に、
数日で振られる>>213のだが
それはまた、別の話。**]

(453) 2019/06/09(Sun) 15時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

―1F:保健室―

[誰かが来た痕跡がある。>>0:1059
タオルがごっそり無くなっていて、
そう言えば、教室の前に
大量に置かれてたっけ。>>0:1064
チャイムの前に見た光景を思い出す。

まぁ、そんなことはどうでもいい。
紫苑は大きなため息を吐いて
適当なベッドに寝転がった。
イヤホンは着けたままに。

やっぱり、何も聞こえない。
はるちゃんの声も、何も。

耳を澄ませるように目を閉じた。
聴こえるのは、窓の外の風の音。
機械が動く音。暖房だろうか。]

(477) 2019/06/09(Sun) 17時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[寝転んだままに、
ふと、思い出したようにスマホを見る。
チャイムの後で届いたメール。>>#1
はるちゃんでないということだけは分かるけれど
それ以外はさっぱりだった。
声に出して、短い手紙を読んでみる。]

 『文化祭、楽しかった。』……かぁ。

[文化祭の再現のような光景とその一文が重なる。
そして、メールの主とは
もう二度と会えないんじゃないか、って
そんなことを思った。

まるで、遺書、みたいな――。]

(478) 2019/06/09(Sun) 17時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[頭を過ったのは、動画サイトで見た
都市伝説のような話。

思い悩んでいる人や、死にそうな人の
精神世界に閉じ込められることがある。
眉唾ものだけれど、窓や昇降口の様子を考えるに
自分達はここに閉じ込められている状態だ。

そうだとしたら、助けてあげないと
出られないのかなぁ、とか紫苑は考えて
ごろんと寝返りを打った。
     ・・・・・・・
息を吐く。安堵したように。

……あれ?]

(479) 2019/06/09(Sun) 17時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

 
 ……はるちゃん。
 はるちゃん、大好き。愛してる。

 早く、会いたい。

[それは全部、紫苑の本心だ。
その筈なのに、
零れた愛の囁きは奇妙にざらついて
紫苑は顔を顰めた。

きっと、彼女の声が聴こえないせい。*]

(480) 2019/06/09(Sun) 17時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

 
[音に形はない。]
 

(481) 2019/06/09(Sun) 17時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[プレイボーイ、女好き。
彼女を取っかえ引っかえしている
なんて言われるけれど、
紫苑が誰かを振ったことは一度もない。

最初からそうだった。
彼女たちは何かを強請るように、
じっと紫苑の目を見るばかりで
肝心なことは何も教えてはくれない。

そうして、いつしか失望して離れていくので、
紫苑は彼女らが何を考えているのか、
どうやって察すれば良いのかも、
とんと理解出来ないままだ。]

(482) 2019/06/09(Sun) 17時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[――なら、直接聞いてみたらいい。

悪魔の囁きに、
雷に打たれたような衝撃が走った。]

(483) 2019/06/09(Sun) 17時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[音に形はない。
だから、紫苑は耳を澄ませることにした。

海外製なら高音質だし、コスパも良い。
ぬいぐるみに入れても
分からないくらいの大きさだから、
咎める人だっていない。今のところ。

だって、想像もしないだろう?

呼吸の音、身じろぐ音、衣擦れの音。
テレビの音、スマホのキー音、周囲の喧騒。
家族との会話。友人との通話、零れた不満。

自分の周囲の音に、
他の誰かが耳を澄ませているなんて、ね。]

(484) 2019/06/09(Sun) 17時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[けれども、どうやったって上手くいかないんだ。
やっぱり、彼女らは紫苑から離れていく。

どこで間違えたんだろう。

問いかけても、イヤホンは答えてくれない。
ただ、残酷に、鮮明に、
不快な雑音を奏でるだけである。**]

(488) 2019/06/09(Sun) 17時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2019/06/09(Sun) 17時半頃


【独】 超心理学会 ヒイラギ

/*
イヤホンの音、他の人は雑音。
紫苑は都合良く聴こえてない。
落ちの時に紫苑にも聴こえるようになる(トラウマ音声)

(-124) 2019/06/09(Sun) 17時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[嘘をつくと、人は口数が増えるらしい。]

(512) 2019/06/09(Sun) 19時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

―回想:伝書鳩の話・その後>>494

 うん、そう。
 俺、エスパーなんだよ。

[一瞬の沈黙。
ははっと紫苑は吹き出して
否定するように右手を振った。]

(513) 2019/06/09(Sun) 19時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

 ……嘘だよ。
 この子、こういうの好きかなぁって
 何となく分かるでしょ?雰囲気で。

 色んな子と
 お付き合いさせてもらったからね。

[同じような話を振ってきた人はいたけれど、
理由はほぼほぼやっかみなので、
大抵の人はこれで舌打ちして
話を切り上げる。

けれど、養は少し違うらしく、
紫苑も頬杖をついて、世間話を続けることにした。
続けさせられたのかもしれない。
まぁ、どっちでもいい。]

(514) 2019/06/09(Sun) 19時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 分かるものでしょ、普通は。

 こういうもの食べたいだろうなぁ、とか
 ここに行きたいんだろうなぁ、とか
 このぬいぐるみ好きそうだなぁ、とか。

 愛してたら、当たり前じゃないかな。

[嘘。紫苑にだってさっぱり分からない。
何せ、空気が読めない。
相手の考えを察することなんて出来やしない。

だけど、普通は分かるものらしいので、
紫苑は気取って、実感の無い言葉を吐く。]

(515) 2019/06/09(Sun) 19時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 でも、女心は複雑だからね。
 振られる理由なんて、
 エスパーじゃないから分からないよ。

 養くんには分かる?

[ただの世間話だ。
答えを求めている訳じゃないけれど
紫苑はそう問うて、笑った。

それにしても、養って不思議な響きだ。
彼の苗字を呼ぶ度に紫苑はそう思って、
良い名前だなぁ、とそんなことも思う。
別に、言うつもりもない話だけれど、ね。**]

(516) 2019/06/09(Sun) 19時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2019/06/09(Sun) 19時頃


超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2019/06/09(Sun) 19時頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

―現在:保健室―

[うつらうつらしていた意識を引き戻したのは
つんつん、と腕をつつかれる感触だった。]

 ん、あれ?宮古さん?

[目を開ける。蛍光灯の光を遮るように
自分を見下ろしていた>>543のは、
クラスメイトの宮古瑠璃だった。

ミステリアスというか、天然というか。
不思議な雰囲気を纏った女子。
紫苑の中では彼女はそんな印象だ。

ベッドから身を起こす。
なんでここに、と聞こうとして
彼女の指に目が止まった。]

(577) 2019/06/09(Sun) 21時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

 
 あ、怪我してる。

[細い指に赤い線が走っている>>541のが見えて
紫苑はその手を取った。

少し冷たい指先を、躊躇い無く口に含む。

舐めときゃ治る、というのが
柊家の家訓だった。]

(579) 2019/06/09(Sun) 21時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[ただ、ここが家でもなく、
相手も宮古だったことに
紫苑はそこでようやく気付いて。

あっと声を上げて、
慌てて彼女から身を離したと思う。

違うんです、浮気とかじゃないんです。
頭に浮かんだはるちゃんに、紫苑は必死に弁明する。

彼女が居る時は、その人以外は見ない。
紫苑のポリシーの一つだ。というか、当たり前の話。]

(583) 2019/06/09(Sun) 21時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

 ちょっと待ってて。
 消毒液、俺が出すよ。

[ベッドから立ち上がる。
彼女を椅子に座らせてから、
不慣れな手つきで棚の中を漁る。

最中、先程まで見聞きしたことを話す。
昇降口が開かない、窓もダメ。
どうやら閉じ込められているらしいこと。]

 参るよねぇ。
 早く、帰らなきゃなのに。

[紫苑は大仰な溜息を吐いて、
消毒液の瓶を取り出す。
困ったように笑って、首を傾げた。**]

(585) 2019/06/09(Sun) 21時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2019/06/09(Sun) 22時頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

―回想:祭りのあと>>397

[佐藤さんと別れてから今まで、
何人と付き合っただろう。
ケーキを頬張りながら、紫苑は遠い目をする。

まぁ、そんなことはどうでもいい。

我らがクラスのお化け屋敷は
かなりの好評価だったようで、
生徒の間でもかなりの話題になったらしい。
ゾンビが怖い、装飾がリアル、それから。

音響に関しての話題は殆ど無かったけれど
良いんじゃない。と紫苑は思う。

料理でスパイスの方が目立っても困るし
紫苑も別段音響で目立ちたい訳じゃない。]

(594) 2019/06/09(Sun) 22時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

 
 写真?いいよぉ。

[とはいえ、目立ちたくない訳でもないし
良い思い出だとは思っているので、
写真>>398にはちゃっかり映り込む
紫苑の姿があったと思う。**]

(595) 2019/06/09(Sun) 22時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

 具合は平気。
 ちょっと、色々びっくりしちゃって。
 休んでただけなんだ。

[オキシドール、マーキュロクロム、マキロン。
横文字が並ぶ棚の中を漁る。

養護教諭が薬を出してくれるのに比べれば
多分、何倍もの時間をかけて、
漸く紫苑は目当てのものを探し当てた。

宮古>>596の方がずっと要領は良さそうだし、
もしかしたら、下手に手を出さない方が
良かったのかもしれない。

まぁ、いっか。紫苑は思う。
過ぎたことはどうしようもない。]

(627) 2019/06/09(Sun) 23時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[宮古の手を取る。
消毒を済ませ、指先に絆創膏を巻き付ける。
道具さえ見つければ、
あとはあっという間だ。]

 会いたいよ、そりゃあね。
 好きな子だもん。

[問いには、即答を返す。
何処か、自分に言い聞かせるように。]

 宮古さんだって、
 会いたい人とか居るんじゃない?

[むしろ、彼女に会いたがっている人が多そうだ。
モテそうだし。

ただの勝手な憶測は口に出すことはせず、
宮古の手当を終えた紫苑は
再びベッドに横たわることにした。]

(628) 2019/06/09(Sun) 23時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[会いたい。はるちゃんに会いたい。
確かにそう思うのに、何故だか気は進まなかった。*]

(629) 2019/06/09(Sun) 23時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2019/06/09(Sun) 23時頃


超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2019/06/09(Sun) 23時半頃


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