人狼議事


255 【ヤンストP村】private eye+Violine

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視点:


【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [夢を見ていた。

 何が起こっているのかよく分かっていない
 幼いアポロを父親は抱え。

 母親に謝っていた。]

  『すまない』


  『いいえ、あなたがこの街に残ってくれないと。
   この子はあなたと愛し合って生まれた子でしょう。』

(5) 2018/11/30(Fri) 00時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


   『どうかーーねぇ。
   生き証人になってくださいね。

    愛し合って生まれる子が、
     子供なのよ。』

 [これからキングスの子を産むことになっても、
 此処が家族の“世界”。
 此処以外に“世界”などないのだ。

 だから、この世界で産んだ子供は、―――]

(6) 2018/11/30(Fri) 00時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [何を言っているか理解が追いつかない。
 ただ、遠くに行ってしまう母親を
 呆然として見ていた。

 空に遠く、艇が翔んでいく。
 母を乗せて、この世界から“消えてしまった”]

(7) 2018/11/30(Fri) 00時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [でも、

 親父は。

 母の想いを、母の懇願を、
 裏切ったではないか。]

  ふざけんな、此処から出たら
  夫婦の縁も“終わり”ってか。

  呪ってやる。
 
  あんたも、その女もだ。
  俺は絶対に許さない。
  あんたら一家を呪ってやるからな。

 [―――――家族であって、家族ではない。
 
   では、アポロは一体 “何” 。]

(8) 2018/11/30(Fri) 00時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

    ―早朝―

  っ……あー……や、べ。

 [パピヨンの怒鳴り声は良い覚醒となった。
 店を畳んで駆けつけたら寝ているし
 深夜のうちに揺らしもしたが一向に目覚めなかったと。

 食事を終えた食器はそのまま。
 仮眠を取るにしてもせめてソファを使えと小言が降る。
 食器は片されているし毛布は掛かっているしで、
 これは流石に、頭が上がらない。]

  起きがけにガンガン怒鳴るなよ……。
  それより、やべえな……

 [がしがしと短い髪を掻き回しては、
 いやな夢見の割に深すぎる熟睡を恨む。]

(15) 2018/11/30(Fri) 00時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  あーうるせぇうるせえ!
  叫ばなきゃ話が出来ねえのかってんだ
  帰らんでいい、それより皺隠しの化粧直しとけや
  時間がねえ、この後続きに取り掛かる
  いいからそこで待ってろ!

 [待たせておいて逆ギレてしまうあたり
 更年期が始まったのかもしれない。]

  朝飯も作った?
  ………そりゃ、……悪いな。

 [妹からの連絡は、果たしてあったのか。
 …携帯を確かめる前に顔を洗おう。

 口元のトマトソースは拭いてもらったらしいが、
 口の中が気持ち悪くて、歯も磨きたい。]**

(18) 2018/11/30(Fri) 00時半頃

奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/11/30(Fri) 00時半頃


【人】 奴隷運び ヌヴィル

  居、…ねぇ……
  
 [あれだけ引き止めたのに、顔を洗い歯を磨いて戻れば
 パピヨンの姿は何処にも無かった――――

 が、

 コンソメ味の野菜リゾットとホットココア
 それに、口を付けずに残っていた
 意図的に残しておいたタルトタタンは
 温め直してタッパーに入れられていた。

 先に買出しを済ませるから
 昼前にまた来る、あんたも家に帰れ
 深夜も電話が鳴っていた>>21

 そういった旨の書き置きがあったので
 慌てて携帯を手に取り、履歴を見る。
 夕刻過ぎから妹の着信は何度か残っていた。]

(53) 2018/11/30(Fri) 08時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [食べ始める前に、ひとまず妹にメールを打つ。]

  『待っててくれたのに本当に悪かった、
   寝ちまってた。

   朝飯の後、土産を持って帰る。
   イルマがタルトタタンを焼いてくれた』

 [朝1に講義があったか否かを把握ままならないが
 無い前提で打った内容を送信し。]

  はあ……。

 [気の重さを乗せた溜息は何処にも伝わる事はない。
 テレビを伴に黙々と朝食を口に運ぶ。
 タッパーと手荷物を車椅子の下籠に下ろし
 アトリエを出て、自宅に続く帰路を辿る。]**

(54) 2018/11/30(Fri) 08時頃

奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/11/30(Fri) 08時頃


【人】 奴隷運び ヌヴィル

 ― 開かずの部屋 ―

 [アトリエのハコには元々骨董屋が入っていた。
 物によっては温度で状態の劣化を急がせる為
 空調設備は最新で、アトリエに使うには打ってつけ。
 美術品も一定の温度を保たないと劣化を急がせる。

 一室は、殆ど開ける事のない倉庫部屋屋だった。

 倉庫は倉庫でアトリエの裏にプレハブを置いているが 
 倉庫部屋は特殊な機会でのみ必要とする物品のみ収納している。]

(58) 2018/11/30(Fri) 10時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [土壁に張り付いた
 不気味な仮面の数々――――――――――

 この地で亡くなった者の死骸から
 顔を型取ったものもあれば
 『食用』で発つ者が告別式を望むのであれば
 或いは、それ以外の用途でも希望があれば。
 型取りではなく男が顔面を計測し、作る。

 つまり、暗所一面を不気味に飾るマスカレイドは
 すべて、死人の顔ということだ。]

(59) 2018/11/30(Fri) 10時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [奇妙なのはヌヴィル夫妻の≪死顔≫。

 仮面の額にあたる箇所を
 五寸釘で穿たれている。]

(60) 2018/11/30(Fri) 10時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


 [男は、この地を離れる前に
 他の死顔は葬儀屋に押し付けるつもりでいる
 

 だが憤怒の痕跡は――――――――――――
 必ずや、…処分しなくては]**

(61) 2018/11/30(Fri) 10時半頃

【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
和洋折衷の呪い。

(-13) 2018/11/30(Fri) 11時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  ― 陽だまりパン工房前 ―

 [昨日と変わらない 
   ――けれど、
 すれ違う住人らの表情は
 少しだけ昨日と違う商店街を車椅子で進む。

 男が車椅子をパン屋の前で留めたのは
 朝飯のリゾットが足らなかった訳ではない。
 パン屋の窓からピスティオの顔が見えたからだ。>>71

 彼方が丁度最後列に並べば
 こっそりと出入り口から
 顔を覗かせた男と距離が近くなる。
 目が合えば無言で手招きし、顔を貸せと示そう。]

(72) 2018/11/30(Fri) 19時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [手配書でも回っているのかと言わんばかりに
 潜めた声で話しかける。]

  昨日は伝言ありがとよ、御蔭で胃袋が幸せになれた。

 [なぜ伝言したかというと文明の利器ではなく
 ご近所付き合いの尊さを今一度実感したかった…
 まあ、嘘だ。

 なんでまたこんなにコソコソとしているかといえば
 流石に約束>>0:490をひとつも出来ていないのに
 ココアにあわせる顔が無いからにほかならない。
 かつての後輩で副団長に出世した男も居るらしいが
 店内の奥までは覗けない現状だ。]

(73) 2018/11/30(Fri) 19時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [お前も召集になったんだな、と話を長くするのは
 またの機会にすることにして、今は聞きたい事だけ。]

  なあ、昨日って花屋は配送回ったか?
  フローラ、どんな感じだった。

 [帰れば家に居るのだし、早く帰らねば余計に角が立つと
 分かってはいたが、気まずさが肩にのしかかる。
 せめて昨日の様子だけでも知れたらいいのにと……]*

(74) 2018/11/30(Fri) 19時半頃

奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/11/30(Fri) 20時頃


【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
ぜんぜん灰書けてないんだけど妹ちゃんけなげすぎん?
けなげかわいい時々ヤン。
わたしのほうがストーカーになっている予感してたが
予感じゃなくてこりゃ確信である

(-16) 2018/11/30(Fri) 20時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [他の客に列を譲らせたのは詫びる所>>86
 ましてや今頼みたかったのは
 介助では無かっただけに貧乏籤を引かせてしまった。]

  シッ……声がでけえ、故障じゃない。
  
 [指を一本立て、隠密を促す。
 そんな依頼はピスティオの商店でも
 中々あったものではないだろう。
 どんな仕事でも滅多にない事だが。]
 
  っと

 [ピロロっと無機質なメールの音が鳴っただけ、
 男もまた忍びにはなれなかった>>84

 携帯を漸くまともに使い始めただけに
 着信音を変える方法があるのかさえ分からない。
 当時、自警団で支給していたトランシーバーの方が
 まだ中年にも馴染みのある機能の乏しさだった。]

(90) 2018/11/30(Fri) 21時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [ピスティオとこうして口を訊くようになったのは
 父親が死んでからの話だ。

 それ以前はアポロと呼ばれる方が多かった。
 男が死んだら、妹は姓で呼ばれるようになるのだろうか。
 フローラの方が余程響きは可愛いものだけれども。

 ヌーと呼ばれると自分が牛になった気もするが
 好きなように呼ばせておき、今に至る]

  ああ。昨日帰るつもりだったが、寝ちまってよ。
  なんだ、勿体つけんな、いいから聞かせろって。

 [急かすような言い回しを選ぶも、
 内心、あの泣き出しそうな顔が脳裏に浮かぶ。
 聞きたいような、聞きたくないような妙な気分だ。]

(91) 2018/11/30(Fri) 21時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  ………そっか。

 [ずっと泣いていた、というものでは無かっただけ
 幾分マシには聞こえるが、
 それでも充分気落ちしているとわかった。>>89

 メールを覗き込めば、妹からだった。 

 内容は……責め立てるものでは無かったし、
 言うほど意気消沈しているものではないにせよ。
 こうしてピスティオから聞けばやせ我慢を疑う。]

  は、運搬物は生モノだってのに
   まけちまっていいのか?
  バレたら親方にどやされるぞ。

 [いつもの様に笑い――――それから。
 車椅子に座る相手と小声で話す分、
 少し屈んで貰えていたおかげか
 手の届く距離にある頭をわしづかもうと。]

(92) 2018/11/30(Fri) 21時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  イルマはウチ来た時は
  そこまで怒ってなかったぞ。
  
 [寂しかった―――、
 あの言葉を他人が代わりに伝えたら
 それこそ後でモップで殴られそうだ。

 わしゃわしゃと乱雑に短い髪をかき乱し]

  股引か腹巻でもプレゼントして
  機嫌直して貰え。
  女ってのは実用性あるもん渡せば
  案外笑って済ませるもんよ。

  此処に居れる時間が短いなら
  仲違いしたまんまは嫌だろ?

 [金平糖>>0:651に比べて
 あまりに夢のない贈り物のアドバイスを言い添えて。]

(93) 2018/11/30(Fri) 21時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  ……あ、悪ィな並んでるトコ邪魔してよ。
  
  こっち居るうちに
  またエロ本見せてやるから勘弁しろよ。
  んじゃ会いに帰る。  ―――またな。

 [本屋で風俗雑誌を買った訳じゃない。
 いくつか前の講義で描いたセミヌードの作品を
 描いたクロッキー帳のこと。

 見せてやったのは大学ですれ違った時だが>>0:78
 その時は、戦歴の薄い>>0:491青年は
 どんな反応をしたのやら
 
 まあ見せてやったとか言ってはいるが
 男が面白半分で突きつけただけだが………。
 
 自分の事はどうにも口には出来ないまま、
 男はその場を後にした]** 

(94) 2018/11/30(Fri) 21時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  ― 自宅 ―

 [車椅子を進めながらメールを返せるほど
 流石に器用ではなくて。

 むしろ歩き携帯より問題があるだろうし
 メールは返さないまま、家の前に着いた。

 足がこうなってから背の低い位置に
 取っ手を取り付けた門を潜るまでは良かったが
 バリアフリーに改装した玄関を通る前に
 もう一度携帯を開き、メールを見る。

 メールが消えて、黒画面。
 ちゃんと、兄貴らしい顔をしているか。
 この一家を呪って(――■して)いる
 アポロという他人の面構えになっていないか。]

(96) 2018/11/30(Fri) 22時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [分からない。


 自画像を描くことだけは、したくなかったから>>85



 男がどんな顔で妹の前にいるのか。
 男がどんな顔をすれば兄らしいのか、わからない。]

(102) 2018/11/30(Fri) 22時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [いつものように、“心がない”顔から目を離し。
 携帯をポケットに仕舞い込み、段差のない玄関を通る。
 男が帰宅すれば、車輪がキィキィ鳴く。
 いつもより少し静かなせいか>>31
 妹の部屋にも物音で悟れるものだったか。>>84]

  帰ったぞ。
  コーヒーでも淹れてくれ。

 [台所まで車椅子を進める。
 珍しく、水差しは空だった。>>35
 代わりに、ウッドフラワー>>0:662
 花瓶の隣にでも転がしといてやろう

 なにも  ない  

    のは

 さみしい から]

(103) 2018/11/30(Fri) 22時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [車椅子でもそのまま付ける高さのテーブルの上に
 椅子の下の網籠から取り出した
 タルトタタンの包みを広げることにする。

 焦げ目の自己主張は些か激しいものの>>0:527
 温め直した焼き菓子は充分うまそうだ]

  フローラ。

 [台所で落ち合えたなら、顔面を見て口を閉ざす。>>84]

  ……今日はちょっと、濃すぎやしねぇか?
  そんなにめかしこんで、デートか?

 [呼吸をひとつ置き。
 
 ミナモトの言葉>>0:505を頭に浮かべ
 いつもより気合が入っていると笑った。]

(110) 2018/11/30(Fri) 22時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [それが、目元の腫れを隠す為の
 化粧だという事くらい。
 二十年余計に生きてれば、察しはつく。

 だが、指摘できなかったのだ。

 兄の皮を被った、他人は。]*

(112) 2018/11/30(Fri) 22時頃

奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/11/30(Fri) 22時頃


【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
最低いただきました//////////

(-31) 2018/11/30(Fri) 22時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [男は半分しか血が繋がっていない。
 帰りを待っていた母親ではなく、 
 裏切り者の父親だけと通う血。
         なのに――――兄などと>>123

 それでも、フローラを嫌ってはいない。
 男にとっては治療院に通う、
 目の見えない女児と変わらないだけ
 可愛らしい少女だと思う。
 守ってやりたい、支えてやりたいとさえ思う。
 そこに偽りはないし、
 “彼等一家”を愛してさえ、いる。
 
 目の見えない少女と妹。
 どちらも同じ価値だ。
 ただ。
 足がこうなってしまってから
 本来頼るべき相手であるのに
 必要最低限の交流に留め
 フローラを何処か避けている。]

(138) 2018/11/30(Fri) 23時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル



 [理由なんて、足がついている人間には分かるまい。 
 理由など、老いを自覚していない人間に解る筈もない。]

 

(139) 2018/11/30(Fri) 23時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [男が、今死ねるのを良しとする理由は。
 男が、喰われる事に恐怖を見せない理由は。
 あれだ、これだと並べた全て、


 全部嘘。

 アポロはずっと、こう感じていた。

 唯一“家族”と呼ばれる俗縁にあるこの娘に
 老後まで看取られずに済むから
 今年はめでたい―――と。

 いくら腕が使え手が使えるからといって
 老眼が始まり、膝から下が不全となったことで
 衰えゆく身体を持っているからこそ
 この三年間、自覚が強まった。]

(140) 2018/11/30(Fri) 23時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [―――――いやなのだ。

 痴呆して、壊れていく自分を。
 家族だと自称する他人に
 家族面して面倒をみられるのが。

 この街にホームが必要なほど
 老人がいたら、珍しくもない考えだろう。

 他人に世話をかけてまで生きたくない
 なら、いっそ一発で死ねたらいいのに。

 アポロはこの三年間、ずっと思っていた。
 ずっと、中途半端に生かした死神を恨んでいた。
 せめて頭を酸で溶かされていれば良かったのに。]

(141) 2018/11/30(Fri) 23時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [それを、隠して、逃げて、別のものにすり替えて

 必死に、地獄のような今を生きている。]

(142) 2018/11/30(Fri) 23時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [ああ、
 隠さねばならないから―――
 
 一口目に伝える謝罪が、
 抜け落ちてしまったのだ。]


  向こうに布団はねえが、
  ちゃんとソファで眠ってるよ。


 [虚実を誠らしく告げるのも、慣れた。>>124]

(145) 2018/11/30(Fri) 23時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [弱い癖に、気丈であろうとする>>123

 それだけが、アポロは分からない。
 パピヨンのように強くない少女が
 どうしてそんなにしっかり者のふりをするのかが。

 どうして――妹を装っていられるかが。



 最低>>125
 
 そう形容した妹に、少しだけ目を丸くする。 

 “アポロがどんなに汚い大人なのか”
  綺麗なものしか描きたがらない
  夢想家の少女には―――――
 “わかるはずがない”のだから

 見抜かれる事なんて、ない筈なのに。]

(146) 2018/11/30(Fri) 23時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  だって、いつもの化粧のほうがいい。
  素顔がいい、って褒めたつもりだぞ。
  
 [取り繕う言葉、少しばかり眉が下がって
 困ったように口を歪ませもした。

 悪意はアポロの顔にはない。
 大切な隣人に接する感覚と同じだから。

 この街が好きだ。
 この街に住むいのちが好きだ。
 心あるものが好きだ。
 だからフローラも好き。

 家族の一員か
 住民かの境がないだけに過ぎない。]  

(149) 2018/11/30(Fri) 23時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [だが、この少女は心を隠そうとするのだ。

 幼い頃は、ありのままの心を男に見せてくれたのに。
 描かせてくれたというのに。


 そこは、少しだけ気に食わない。]

(150) 2018/11/30(Fri) 23時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [話を促す少女に言葉を悩む。>>126
 
 真実を、言葉には出来ないから。
 口にしてはいけないものだと判っているから――]


  残念だが……
  召集に掛かったよ。

  こればっかりは、どうにも出来ん。

 [お前でなくて良かった、という言い分は、
 泣かせてしまうと教わったし、
 頭を撫でて、抱きしめてやればいいのだろうか。] 

(154) 2018/11/30(Fri) 23時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [フローラが泣くのは、嫌だから
 そうしたいと思った。
 なのに、


 やめろ、やめろ、やめろ。
 そうやって家族面をするのを!
 彼等一家にアポロを含めようとするのを!


 アポロは――――、]

(155) 2018/11/30(Fri) 23時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [……
  “男”は、深く息を吐く。]


  そうだな、兄妹なのに。
  お前には俺しかいない
  俺にはお前しか家族はいないのに。

  離れたくは、無かったよ。

  ……一度は救われた命だが
  神様に見放されちまった。   


 [アポロを、殺す。

 アポロを殺す男は、手を伸ばして。
 妹の頭を軽く撫でた]*

(158) 2018/11/30(Fri) 23時半頃

奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/12/01(Sat) 01時頃


【人】 奴隷運び ヌヴィル

  あの時は驚いたな。
  起きたら水浸しだったしよ。

  昨日は大丈夫だ
  咥え煙草で寝ないようにしてるから。
  お前に迷惑もかけられないからな。

 [その言葉は真実だ。>>173

 別に焼きたてのパンを
 口に突っ込まれそうになった事が>>0:177
 迷惑をかけたくない、に繋がっている訳じゃない。

 商店街の連中のように必要な時を見極めて
 手伝おうかと声を掛けてくれたらいいのに。
 治療院の看護師たちみたいに介助するにせよ
 他人と他人のラインを弁えてくれたらいいのに。]

(202) 2018/12/01(Sat) 09時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [だって。
 半分血が繋がっただけの、他人なのだから。 

 兄らしくない兄に、足の無い男に
 義理立てすることで
 優越感にでも浸ろうとしているのか

 自分は足があるから助けてやらねばと
 可哀想だからと満足感に浸っているのだろうか。
 アポロは妹を自称する少女の魂胆が分からない>>171

 頼んでもいない事を気にしたがる。
 この少女は優位性を持ちたがっているのだと

 可哀想な家族に尽くしている健気な自分に
 絵本のヒロインを重ねているのだと
 その様に、見えるものにアポロは理由をつける。

 見えないから、
    ――――分かろうとしないから。]

(203) 2018/12/01(Sat) 09時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  …………。


 [化粧をしている事なんて知らないだろう、
 少女の言うとおりだ。>>174
 アポロは些細なことを気づいていても口には出さない。
 
 少女は弱いから、難癖をつければ
 その日一日を鏡を見て気にして過ごしそうだ。
 
 パピヨンのように強い女なら、
 お前の目が腐っているのだと
 眼球洗ってもう一度同じ事を言ってみろと
 一笑が返ってくる。

 同じ反応はしないだろう。
 だって、何時も何処か、おびえている。
 怯えさせている原因が自分であるように感じているが
 それだって、この三年で
 煩わしいものだと見解が歪みつつあった]

(204) 2018/12/01(Sat) 09時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  だめだなあ。
  ミナモトに見た目の変化を
  気にかけろって言われたけど。

  ……機嫌損ねるばっかりだ。
  
 [素顔とは何か。

 アポロが知っている限り、
 赤ん坊だったフローラや
 ラベンダー畑で過ごしたあの頃は
 なにも隠してはいなかった。

 俯いて、視線を合わせようとしない彼女に
 目を向けて欲しいとも思わないだけに
 困ったように深い息を重ねるのみ。]  

(206) 2018/12/01(Sat) 09時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [アポロは、いつものように
 アポロである事を押し隠す。

 この三番街にアポロをアポロと呼ぶ母親は
 四十年前に居なくなってしまったから。
 
 この三番街にアポロをアポロと呼ぶ女は
 パピヨンしか存在しないから。

 他人は皆、姓や名前に掠らない言葉で呼ぶ
 アポロを隠す事に慣れて、
 “仮面”を一枚被りなおす。

 他人を兄と呼びたがる少女の声に>>176
 叫び出したくなる不快感から
 逃げるために。]

(207) 2018/12/01(Sat) 09時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  連中の考えている事は分からないが……

  俺がこの街からいなくなっても
  キングスの社会に支障はないからだろうな。

  きっと、一番最初に俺が選ばれただろう
  メールが届いたのも昨日一昨日の話じゃないから。
  
 [数日前には届いていた。

 誤差があるのかもしれない。>>0:167
 ほぼ確定の誰かと選定の末に確定した誰かとで。

 昨日になって世間が騒がしくなったのは
 多くの者たちに召集のメールが送られて来たのは
 昨日であった、という事だろう。

 そんな差異は珍しくも無かった。
 三年前も、メールの通達は
 皆が同じ日では無いようだったから。]

(208) 2018/12/01(Sat) 09時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [男が妹の頭を撫でる時。
 ピスティオが一瞬垣間見せた緊張感を思い出す>>104
 今まで深く考えた事は無かったけれど
 キングスが徘徊する宮廷で
 あいつは大丈夫なのだろうかと


 一瞬、思考が逸れて。

 
 そうしてまた、返ってくる。
 頭を撫でて膝を床に落としてしまう妹に>>178
 男は、慌てた様子で腕を引いた
 頭を何処かに打たないようにと。]

(209) 2018/12/01(Sat) 10時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [膝に縋り付いて泣きじゃくる妹に>>179
 “男”――
 食用ではないにせよ仮面>>59を作ってくれと頼まれた


 イアン・エイムズ>>0:470の“顔”が剥がれそうになる。
 十年前までこの街に居て、善良な人間の一人だった
 男と同い年の、親友の“顔”。

 仮面の裏で怒りと不快感を露にする
 アポロの心が露見しそうになって、

      ――――でも、大丈夫だ。
      そっと被りなおすのは、慣れているから。]  

(210) 2018/12/01(Sat) 10時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  ごめんな、フローラ。
  兄さんにはどうする事も出来ない。

 [男は、手のひらをそっと妹の頭へと置き直し、撫でる。
 神様はいないと嘆く妹に、目を伏せる。]

  でも、一度死にかけてから三年も傍に居れたんだ。 
  神様が俺の寿命を伸ばしていてくれたんだ。
  だから、感謝しねえとな。

 [抑えていたものを抑えられなくなった妹が
 膝を濡らすのを (耐えて)
 止める事なく、慈悲で生き延びたのだと言い変える]

  フローラ、頼むから泣かないでくれ。
  お前の顔を思い浮かべても、 
  泣き顔しか思い出せなくなるのは、悲しいからな。

(211) 2018/12/01(Sat) 10時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  そら、イルマが焼いてくれた菓子が冷めるぞ。
  化粧だってやり直しになっちまう。

  
 [車椅子と自身の身体を固定する腰のバンドを外し、
 しっかりと筋肉のついた両腕を伸ばして
 膝に顔を埋めていた妹の身体を抱き返そうと。]


  お前が兄さんの分もたくさん生きてくれ。
  そうすれば、俺は救われるさ。


 [それは偽りではない。 
 善良な人間の“顔”にとっては、嘘ではない
 心から―――心は、何処にあるのだろうか]*

(212) 2018/12/01(Sat) 10時頃

【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
ちゅうねんちゅうにびょうかんじゃ(ややこしい)

(-48) 2018/12/01(Sat) 10時頃

奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/12/01(Sat) 10時頃


【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [アポロが少女を理解する事はない
 アポロは妹だと自称する少女に理解されたくない。

 だって、他人なのだから。

 それでいいのだ。
 他人を構成するものを理解するのではなく
 少しでも共感出来る出来ないで判断すればいい 
 共感出来る相手はとても好きになり
 共感出来ない相手でもアポロにとって嫌いではない。

 この三年は、自分の心の中に仕舞いこんでいた
 鬱々としたものを探す手立てとなった。>>213
 知りたくなかった、認めたくなかった
 父親が他の女と結ばれ、新たな家庭に変わって
 そして人として欠落することで
 自分の本質を突きつけられ
 この一家と過ごすことの違和感、
 それによる怒り、苛立ちに気づく。]

(223) 2018/12/01(Sat) 14時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [アポロは少女を別の何かとして見て>>214
 正しい“心”を探して描くから
 幼い頃の絵しか描けない。
 妹はきっと兄を描けない
 兄だけを描けないか、までは知らないが。

 水彩画は風景や静物画を描くのに適している
 だから、綺麗なものを描いていればいい。

 アポロのようにヌヴィルの一員でありながら
 “この一家”の異端を、異分子を
 分かろうとしても、“この一家”の娘が
 理解することなどは出来ないと思っている。>>215
 そうさせない為に、仮面を被って
 家族ごっこをずっと続けているのだから

       ―――知られたくない。]

(224) 2018/12/01(Sat) 14時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  昔みたいに化粧してなくてもいいけどな。

  でも、皮膚が紫外線がどうとか、あるんだろう?
  俺ぁ、お前の肌が荒れちまうのは嫌だから
  保湿はちゃんとしておけよ。  

  …それにしてもミナモトのアドバイスは駄目か、
  飲みに行った時にでもクレームつけてやらねえと。

 [優しく、少し女心に疎く。
 でも、“家族を大切にしている”仮面は
 本当に仮面として機能しているのか。
 
 アポロは――男は分からない

 義母の遺言だって分からない。>>217
 “他人の”少女に無理な話なのだと
 交点を避けて、穏やかで(――穴だらけの)
 嘘が詰まった食卓で二人、過ごす。]

(225) 2018/12/01(Sat) 14時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  しょうがないんだ。
  それに、歴史の教科書で読んだだろう?
  今はこうして…自由は足らないが生きれる
  運が良けりゃ、死ぬまで此処で暮らせる。

  ご先祖様の頃はそうじゃなかったって考えりゃ
  俺たちはきっと、恵まれている。

 [キングスに人間が降伏する前と
 してしまった今では、本当に何方が幸せなのか。
 ……分からないが、
 父や義母がこの地で死ぬ事が出来たように
 骸がきちんと埋葬出来たように 
 今生まれて良かったのだろう、が客観の意見。]

(226) 2018/12/01(Sat) 14時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  隠してたのは…解るだろう。

  お前に言いづらかったんだ。
  いつも笑っていて欲しいから
  傷つけたくなかったんだ。

 [愛すべき隣人に願うことと同じ。
 嘘ではない。

 愛すべき隣人たちもそうだろう。>>218
 伝えたい、伝えたくない、意思は幾つもある
 でも、笑っていて欲しくないなんて
 誰ひとり思わないと。] 

  お前をひとりにして、すまないと思っている。

 [互いに謝意を告げれば、
 それ以上の告解はない。>>219]

(227) 2018/12/01(Sat) 14時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  …………。


 [少女は――妹は、
 時折、勘のいい事を言う。>>220
 なにも分からないで居てくれるように
 なにも言わないのに。>>215]


  そんな事はない。


 [神様が居るかは分からない。
 絵では描けない。 
 でも、死神はいるじゃないか。]

(228) 2018/12/01(Sat) 14時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [手を伸ばす妹が顔を上げたなら>>221
 少しだけ、男は――アポロは
 変な顔をしていただろう。

 それも、髪に指が触れるまでの束の間だったけれど。]

(229) 2018/12/01(Sat) 15時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル






 [だって、妹なんて居ない。
 妹がいないから、
 死ぬ寸前に思い出せるかなんて。]

(230) 2018/12/01(Sat) 15時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  馬ぁ鹿、思い出すなんて痴呆扱いするな。
  お前と過ごした時間を忘れる訳がねぇだろう。

 [一瞬、生まれた空白を満たすように。
 アポロは――男は肯定する。

 肯定?
 いぃや、すり替えたのだ。

 妹をお前、と。
 フローラという少女との半生を、と。]

(231) 2018/12/01(Sat) 15時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [妹が兄を兄さんと呼ぶことがあっても
 兄が妹を妹と呼ぶ時に妹さんとは呼ばない。

 だから、仮面を被れる。
 少女が半分は自分と血の通う存在だという事を
 肯定する機会は少なくて済むのだ。
 同居している他人だと、概念を歪める事で
 
 アポロは、仮面を被っていられる――
 平穏で穏やかな、住人のひとりとして
 今も、羊を飼える。
 生きている羊ではなく皮――“仮面”を従えて。]

(232) 2018/12/01(Sat) 15時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  って言っても作ってもらったのは昨日だからな。
  温め直して貰って、時間は経ってねえから
  硬くなる前に食べよう。

 [誰が温めてくれたのか。
 電子レンジではなく炊飯器で水分を飛ばさずに 
 ふっくらと温め直してくれたのか。
 態々口に出す事はしなかった。

 テーブルに置いた包みを開き、妹に託す。
 あとついでに――

 絵や粘土を拭う為の毛羽立ったタオルではなく
 ハンカチは持っていけと書置きがあったから
 伴に置かれていた女性もののハンカチを
 ジャケットのポケットから取り出した。

 いい香りのする、明らかに男の私物ではないものを
 妹の手に握らせ、使えと促して背を見送る。]

(233) 2018/12/01(Sat) 15時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  そうだな、二つ頼む。

 [妹を自称する少女は
 コーヒーに入れる砂糖の個数を知らないが
 パピヨンは望むとおりの分量の 
 焼酎をグラスについでくれる。
 酔いが回ってくれば自動的に薄められるが。

 ―――― 安心している。
 アポロを理解している女は、
 この街に一人だけであることを。

 だからこそ、安心して逝ける。

 死を意味する伝達を受けたというのに
 震えておびえているのは
 死を突きつけられていない少女だけで
 実際に突きつけられた男は、
 何処か幸せそうに、目を細めた。]*

(234) 2018/12/01(Sat) 15時頃

奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/12/01(Sat) 15時頃


【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
妹にすらホモ塗りをされるかわいそうなもちもち()
RPの都合上妹ちゃんを妹と認められないPCだが
PL的には妹ちゃんはめっちゃかわいい天使そして女神

(-58) 2018/12/01(Sat) 17時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [何故ミナモトが言えば良くて男が告げると駄目なのか。
 その評価は解らず、首を傾げもした。

 いくら肌に粉をはたいたって
 揚げパンより旨くならないと
 そういえば良かったのだろうか。
 
 化粧が濃すぎるといえば最低と言われるし
 化粧が要らないくらい瑞々しいといえば
 何故か発案者の肩を持たれるし、謎だった]

  どっちだ。
  覚悟させられるのは嫌なのに
  隠されたくないなんて。

 [妹の言葉を繋げるとすれば>>252>>253
 事前に知らされようが恵まれておらず
 隠されるのは嫌だから早く教えて欲しいという]

(271) 2018/12/01(Sat) 19時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [早く言おうが遅く言おうが
 妹の反応はきっと変わらなかった
 “死なれるのは嫌だ”
 アポロにとっては、母の連れて行かれた場所に行けて
 運がよければ仮面を借り続けたイアンに会え
 七歳年上のパピヨンに先立たれる事もなく
 仮面家族の暮らしから開放される。

 こんな喜ばしい事はないが、
 妹にとってそうではない事が不思議になる。

 障害を持ち、父と娘の歳の差の身内。
 そのプロフィールだけでも妹の婚期を遅らせる。
 仮面を被って、分かろうとする。
 妹が――妹と名乗る少女が善良だから、だろうか。

 その仮面は一時剥がれかけるも>>254
 視線は通わずに済む。]

(272) 2018/12/01(Sat) 19時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  嘘な訳あるもんか。

 [真実か嘘かの見極めなんてつくはずがない。>>257
 アポロは、宮廷で死ぬ。
 フローラという少女は真実の瞬間には立ち会えない。]

(273) 2018/12/01(Sat) 19時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  まさか。
  あの時間じゃあ、イルマも出勤前だろう

  何言ってんだ、子供じゃねえか。
  料理も出来るし気もいいし
  だらしない男を引っ張ってはくれそうだが。

 [イルマが訪ねるには朝も早い時間だった
 夜勤なら分からないが。

 反対するとかしないとか、
 歳が離れている以前の問題だろう。
 足が無くても過去と変わらず接する女を
 アポロはパピヨンしか知らない。]

(274) 2018/12/01(Sat) 19時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [それ以上によくわからない事を言う。>>259]

  お前は一体何を言ってるんだ?

  やめろよ、絵を描く女で気持ち悪い事いうの
  学生の間じゃ、腐った女とか言うんだろう?
  
  大体、自警団なんて男の集まりだ。
  男が好きなら退いた俺じゃなくて
  部下や団長とヨロシクやってんだろ

 [何故男と男の関係を喜ばしく思う絵心のある女が
 ゾンビのように呼ばれるのかはよく分からないが…
 ジェネレーションギャップを埋めるのは難しい。

 それにしても流れ弾に当たったミナモトに
 悪いとは思っているが
 女の居る飲み屋に昔はよく連れて行ったと
 フォローを入れそこねた。
 悪寒のひとつでも感じていたら笑い話だが。>>270]

(275) 2018/12/01(Sat) 19時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  人から渡されたんだよ。
  深夜にも着信あったんだから早く帰れって。
  召集のこと明かしていないが、ばれてるんだろうなあ…

 [誰だ、とは言わない。
 亭主が連れて行かれても水商売をしている女と
 同じ街に住んでいてもフローラとは距離がありすぎる。
 ノッカという娘と交友があるのなら
 孤児を雇う面倒見の良いママがやっている
 夜の店の事を知っていてもおかしくはないが。
 
 綺麗なものを描きたい妹が
 酒と女に逃避する店に関心が強いとは思わなくて。]

(276) 2018/12/01(Sat) 19時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [珈琲が濃く煮出されていたから
 砂糖がひとつ分多い事に気づく事は無く。

 既に切り分けの分け目を入れてくれてある
 タルトタタンを口に運びながら珈琲を啜る。]

  そういえば、課題の絵は出来てるのか?
  展示会で見れないから……
  できれば前日にでも見たいけど

 [完成絵を飾られる当日には見れない事を告げ
 それとなく次の講義は休むな、と暗に含めはした。
 そうだ、
 妹とは思っていないけれど
 かわいくて生意気な生徒の一員なのだ

 フローラという娘は。]

(277) 2018/12/01(Sat) 19時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  これ食べたら、またアトリエに戻らないとならない。
  もう早く上がればこうしてまた帰って来れるだろうが


 [速乾性のペインティングオイルを使っているが
 油彩の絵はとかく乾燥にも時間が掛かる。
 一層だけで描く事もまずないし
 透明色を乾燥させては重ね、
 表現する箇所は当然ある。

 剥がれないように定着させながら
 仕上げなければいけない。

 せめて最後の日の前くらいは
 丸一日、家で過ごす心算を立てる。
 兄のように――兄らしく。

 そうして食事を終えた所で片付けるのは
 妹に任せる事にもなろう。]

(279) 2018/12/01(Sat) 19時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  ああ、そういえば。
  お前と同じくらいの歳なんだが
  ノッカって娘を知らないか?

  絵を渡したくてな。
  昔描いたことがあったのを思い出したんだ。

 [薬屋に寄るようなら――と伝言を頼みはしたが。
 タツミから連絡がないということは
 少なくても今の時分までは来ていないのだろうと。

 雇っていたパピヨンは知っているのだろうが
 早めにしないとまとめる荷物に篭めるのが
 苦労になるだろうしと、聞いてみる事に]**

(280) 2018/12/01(Sat) 20時頃

奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/12/01(Sat) 20時頃


【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
妹ちゃん会うの確定なら、渡してしまいたい気持ちもあったり。

(-63) 2018/12/01(Sat) 21時頃

【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
それにしても被害者からストーカーに会いにいく1dやなw
赤側も感触を探りにいくというよりは
相談調整が主体な気がするんであまり問題はないけど。

(-64) 2018/12/01(Sat) 21時頃

【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
絵は妹ちゃんに預けてもいいような気はしている。

(-65) 2018/12/01(Sat) 21時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  二十歳そこいらなんて子供に決まってんだろ。
  向こうが困るよ、父親みたいな歳の男と
  所帯持つだ持たないだ…

  まあ治療院じゃよくあることだろうけどな。
  優しくされて勘違いする患者も居るんだろう

  ……ああ、俺だから気にしねえが
  ピスティオやタツミには変な事言うんじゃねぇぞ。
  召集されるんだから、惚れた腫れただの
  できない事を言っても傷つけちまうぞ。

 [アポロは自分が召集される事を
 悪く感じていないにせよ
 この街の住人に強い感慨を持っている者には
 結婚すれば良かったのになんて、
 傷口に塩を塗ることにしかならない。]

(313) 2018/12/01(Sat) 22時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [ただ、タツミにそんな相手が居るとは
 まったく想像もつかない。
 客観的に外見が良いだけに
 言い寄られる事があってもおかしくはないが。]

  正直悩んでたが……
  もう気づかれているなら、
  伝えた方がいいのかもしれないな。

  ミナモトと飲みに行く日でもと
  考えてはいたんだが…。

 [妹の勧めに、少しばかり考えてしまう。>>304
 酒を飲んでいる席で
 黙っていた事を怒鳴りつけるなんて事は
 流石に接客中にしないだろうと踏んではいた。

 早いうちに知りたかったと妹が口にしたのもある
 早い方が――――いいなら、今日の昼にでも。] 

(314) 2018/12/01(Sat) 22時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  そうか。
  下絵は出来ているんだな。

  何度も言ってるが、実物を置いて描く方がいいぞ。
  瓶から変わってないなら心配要らないだろうが…

  写真だけで描く練習をすると、
  2次元を2次元にするだけだから、
  見えない部分の立体表現ができない。

  観察力や表現力が育たないからな

 [想像して何かを描く事を好んでもいるから
 男と描きたい分野は違うのだろうけれど
 陰の形、陰影、質感などが不足した絵は
 全体的にのっぺりとしてしまい
 着色してから差が出てしまう。]

(322) 2018/12/01(Sat) 22時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  次の実技までに全員仕上がれば見れるけど
  そうもいかないだろう。  
  何人かは出立の日までに
  アトリエに見せに来ると言っていた。

  …他の生徒には。
  造形の仕事をしに宮廷に行くって言ってるから
  嘘だとか口にはするなよ。

 [妹の事だ、
 周囲から振られる話を聞いて
 意図を察するとは思うけれども釘を刺す。
 講義に来た半数くらいにしか通じていない嘘であっても。]

  一枚描いて、ギネス先生に展示して貰った。
  あんま良い出来でもねぇけどな。

 [“空想の一家の絵”
 表面の画材をそのまま見ればそう取れる絵だ。
 パピヨンの絵を描いている事は告げずに。]

(327) 2018/12/01(Sat) 22時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  お前がまだ小さい頃の絵だ。

  農園の裏の…ラベンダー畑に行っただろう。
  今は孤児ってことは、皆連れて行かれちまったのか。
  気の毒だな。

 [当時を思い出しながら時期について触れ>>307
 会う約束をしていると聞いて――
 パピヨンを昼に招くしタイミングとしては
 それならば都合が良く、頷いた。]

  ああ、夕方か夜なら良いな。
  アトリエにあるから持ってって欲しかったんだ。
  大丈夫、召集に掛かったのは、タツミから聞いてる。
  
 [妹に渡しても別に構いやしなかったけれど、
 アトリエで会うなら茶葉があるか確かめておかねば。]*

(330) 2018/12/01(Sat) 22時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  なんだよみっともない……って。

  あいつに限って大丈夫だとは思うが
  今日のうちに話しておくほうがいいか
 
 [何か引っかかる気もしたが、深くは気に留めず。
 それよりも生徒としての純粋な相談に>>376
 耳を傾けることにしたのは、
 此処三年で培われた教育者らしさが起因か。

 瓶の中に何かを描くつもりらしい。
 飴玉やビー玉を入れるなら兎も角
 はっきりしない口ぶりから小動物か何かか。
 それならば実物を捕まえるのは難しい気もするが。] 

(386) 2018/12/02(Sun) 00時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  当然実物が良いに越した事はないが
  今のご時世、動画ってのもあるしな。

  ユーネットだっけ?
  俺もたまに見てるぞ。
  鯨のヒートランとかよ。
  あんなもんは動画でしか見れないし。

 [この地区のゲートの外には海もある。
 世界地図で眺めれば港沿いにある一番街や二番街なら
 間近に拝めるようだから少し、羨ましい。
 流石に海中までは港の区画に住んでいるからといって
 誰でも見れるものではないだろうけれど]

(388) 2018/12/02(Sun) 00時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  角度や構図が多彩に見れるし静止も出来る
  少なくとも写真よりは資料になるはずだ。

  瓶以外に描きたい現物が手に入らなくて
  煮詰まってるなら試してみるといいだろう。

 [他にも技術的に相談したい事があるなら聞くが
 今日は無いけれど別日の講義に出るつもりなら
 その時に描いている作品を見ながら
 評価と指導をした方が良いのではとも思う。]

(390) 2018/12/02(Sun) 01時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  農園に?

  どうだろう、ラベンダーは咲いていないからな

  あとは…アトリエで描いている絵が最優先だから、
  純粋に時間が取れるか――だが。

  一緒に行きたいのか?
  
 [洗い物をしている妹から問われたので>>378
 端的に尋ねるのみに留め。

 夕方に約束を取り付けると
 携帯を打ち始めた妹を見守りながら>>379
 男も、携帯を手にすることにした。
 
 ストラップを付けていない携帯電話。
 妹から貰ったものは部屋の机の引出しに入ったまま。
 飾りの用途が強い為、必需性を感じられず
 後回しにして存在を忘れてしまったのだ。]

(391) 2018/12/02(Sun) 01時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 『一応、フローラにはちゃんと話したぞ。

  こっちは夜遅めなら召集前日以外は
  時間を取れると思うが
  そっちの夜回り当番もあるだろ

  飲みに行く日はお前が決めていい。』

 [陽の高いうちは仮眠をしたり
 街でデッサンをしたりして過ごす身ながら
 夜は用事が無い限りアトリエから出ない為
 合わせるなら此方ではなくミナモトの予定に、だろう。

 メールを打ち、送信ボタンを押す。]

(392) 2018/12/02(Sun) 01時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  それじゃあ、アトリエに戻るよ。
  客も来るからな。

  あ…。
  紅茶缶、予備を持って行っていいか?
  お前たちも飲むんだろ。

 [流しが高い位置にある為男は紅茶を淹れられないが
 パピヨンは飲むだろうし、
 彼女たちもアトリエでもし話をするのなら
 寛げるように準備があった方が良いだろうと考えて。

 妹に新品を貰えたなら、帰路につこう。
 腕時計で時間を確認すれば、
 ちょうどパピヨンが訪ねている頃合だった]**

(393) 2018/12/02(Sun) 01時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  ― アトリエにて ―


 『なんで何も言わないのが美徳だと思ってんのかね。
  あいつは当日まで私に言わなかっただけ
  あんたはマシかもしれないけれど』


 [今年召集に掛かったと明かしたアポロに対し、
 帽子を目深に被った女は、愚痴を溢し
 どいつもこいつも頭が悪いと、詰る。]

(394) 2018/12/02(Sun) 01時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  クソばばあが骨になるまで此処に居れなくて
  ちっと残念ではあるな。
  金歯でも抜いてやるつもりだったのによ。

   ――妹?
   ああ、フローラ、ね。

  結婚式を見たかったってよ。  
  笑っちまうだろう
  新郎が新婦と並ぶにしたって、
  バージンロードを車椅子で並んでたら
  みっともないったらありゃし……

 [―――――唇が、塞がれた。]

(395) 2018/12/02(Sun) 01時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  『もうおよしよ。

   不幸を言い訳にするなら、
   この街を出てからでいい』

 [女は男を求め、  ――では、男は。]

(396) 2018/12/02(Sun) 01時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [昼間の情事なら浮気にならないなんて。
 どの口がほざくのか。

 でも、男は、女を求めた。]

(397) 2018/12/02(Sun) 01時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [―――アポロは誘惑に引きずられていった。
 父親と同じことをしているという嫌悪感が
 この時は、和らいで。

 母親のように諭す女を抱いているようで、
 きっと、赤子のように抱かれているのだ。
 一度も抱いたことのない女だけど、
 ずっと、夢で描いた時間だったから
 新鮮というよりも、懐かしい。

 自然に、“花”を抱きしめて、胤を撒く。

 惰性ばかりが三番街の片隅に溢れている。
 救いのないエレジーを蝶が奏でた。]

(398) 2018/12/02(Sun) 01時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [ソファで休んでいるうちに
 パピヨンの姿は無かったけれども
 換気はされており、

 微かに――
 女の愛用した香水の残り香しか残っていない。]

  夢じゃないのなら……
  蜘蛛の巣張ってなかったな。
  
 [奥の箪笥から替えの衣服に着替えるさなか。
 夢だったのかもしれないと、惚けていた。
 キャンパスには進捗しつつある絵がかかっている。
 絵の中で生きる中年女は、哀愁と美しさがある]**

(399) 2018/12/02(Sun) 01時半頃

奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/12/02(Sun) 01時半頃


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