191 The wonderful world -7 days of MORI-
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── 1st day:2前 ──
[ (1.ドラッグオージョウ2.宵越屋3.ミタマ電機4.エコーシティ)を出たところで、 またしても、ケータイがメールの受信を知らせた。
おれはというと、ひとまずの武器たるものを手にして、 ただ、自分の所持金の心もとなさにも気づき、 きみに、お金を持っていないか、なんて尋ねたことを、 ひどく恥ずかしく思っていた。ちょうどそんなとき。
『緊急指令』と題された、回りくどい文面を、 ざっと確認した、その頃合いに、突如、 ケータイを持っていた手の平に、違和感が走る。]
(5) 2016/06/05(Sun) 09時頃
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── 宵越屋前 ──
……カウントダウンか?
[ メールの本文中に記された『120分』に呼応するように、 手の平に刻まれた数字がじょじょに減っていく。
そんな、現実とは思えない情景を前にしても、 おれが驚くことはなかっただろう。
だって。]
はじまったな、ネル。 ここに行けばいいんだよな。
[ 手に入れたばかりの2(1.包丁2.金属バット)を、 生者からは見えないのをいいことに、 そのまま、片手に握りしめ、 おれは、早速にでも歩き出したい気分だった。]
(6) 2016/06/05(Sun) 09時半頃
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どっちに行くのが早いだろう。 ちょうど、中間地点あたりだよな、このあたり。
[ 答え合わせなんていらない。 聡明なきみならば、こんなナゾナゾ、 悩む間も無く解いてしまうに決まっているし。
首を傾げて、そわそわと落ち着きなく。]
さっき化物に追われたあたり、 避けるなら、ホテルの方がいいかも、だけど。
[ どうしようか、って。 きみは、おれに答えを授けてくれるだろうか。**]
(7) 2016/06/05(Sun) 09時半頃
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/* トリちゃんが好きすぎてこれは恋
(-12) 2016/06/05(Sun) 11時頃
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[ 入ったこともない、きらびやかなお店の中、 落ち着かずにそわそわとしているおれに向かって、 きみは小さな声で、「かっこいい人だね」と言った。
その言葉を受けて、視線を巡らせてみれば、 その先には、妙に注目されている二人組の男がいて、 おれは小さくうなずき、「そうなんだね」と答える。
なんだかよくわからないけれど、 きみがよいものを見られたと感じたなら、 それはとってもいいことだ。
言われてみれば、確かに整った顔立ちをしているみたいだ。 と、うっすら思う。]
(40) 2016/06/05(Sun) 12時半頃
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[ そうして、受信。>>5 同時に、荒々しい声>>2も降ってきたけれど、
『罪』とか『大罪』とかいう言葉に、 世の中にはいろんな教えがあるんだなあと思う。
死こそが罪とは。 文明こそが人類の罪のあかしであると知った両親は、 次々に富の象徴を手放していったものだけれど、 死なない、というわけにもいかないだろうし、 この声の主は、さぞや生きづらいことだろう。
張り上げられた声に、 一生懸命教えを説く両親の姿が重なって、 ほんの少し、応援したいような気持ちになった。
その前後はよく聞いていなかったので、 話の本筋はよくわからなかった。]
(41) 2016/06/05(Sun) 12時半頃
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[ そもそも、きみが言葉を紡ぎだした>>37のだから、 おれは当然、それに耳を傾けることになる。
きみは、本屋を見たい、と言った。 でも、おれに任せてくれる、と言った。
ふむ。とおれは考える。 到達せよ、と言われた以上、 きっと二箇所に向かわねばならない。
きみの願いどおり、 今すぐにでも本屋に向かいたいのは山々だが、 そうすると、すぐに次の目的地に向かう羽目になるのでは。]
(42) 2016/06/05(Sun) 12時半頃
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── じゃあさ、ネル、こうしよう。
[ おれは、きみの表情を伺うようにしながら、 ぴん、と人差し指を立てて提案する。
きみに、おれの意見をこんな風に伝えるなんて、 およそはじめてのことなんじゃないだろうか、って、 おれは、とってもドキドキしてしまう。]
はじめに、ささっとホテルに回ってから、 それから、本屋にいって、ゆっくり中を見よう。
[ そうすれば、確かにいるらしい”他の参加者”とやらが、 さっき通ったエリアの化物を倒してくれるかもしれないし、
やっぱりなにより、きみが見たいという本屋を、 ろくに見ずに立ち去ってしまうのは、もったいないから。]
(43) 2016/06/05(Sun) 12時半頃
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……どうかな?
[ 首を傾げて、判決を待つ。
きみがうなずいてくれるなら、 今すぐにでも、動き出そうか、そんな心持ちで。*]
(44) 2016/06/05(Sun) 12時半頃
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── 宵越屋(北エリア)→東エリアへ ──
[ ホテルに向かうと決まれば、 とっとと動きたいところだけれど、
なにやら獣が大はしゃぎしているらしい様子>>@3に、 怖い、とかよりも先に、遠いな、と思った。
さっきみたいなバトルを繰り返してちゃ、 近いはずの目的地だって、果てしなく遠い。
念のため、金属バットを握りしめ、 能力をどう使うか、思案して──、
ふと、傍らのきみを振り返って、尋ねる。]
(71) 2016/06/05(Sun) 14時半頃
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── ネル。 腕と翅って、同時に出せると思う?
[ だって、正直な所、少し不便なんだ。 空を飛んでいるときは両腕が使えないとか、 両腕が使いたければ、空を飛べないとか、
もしかするとそれは、おれの力不足なのかもしれない。 おれが、なにも考えずに、この能力を理解せずに、 方法や、可能性を知らなかっただけなんじゃないかなって。
実際、腕の使い方も、はじめは気づいていなかったわけだし。
きみができると言ってくれたら、ほんとうになる気がして、 おれは、やって来る獣に向かって、武器を構えながら、 きみの言葉をただ待った。
おれならできると、どうか、たった一言、言って。]
(73) 2016/06/05(Sun) 14時半頃
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[ きみの言葉ひとつあれば、>>107]
── うん、やってみる。
[ おれは、こどもみたいに笑って、それから、想像する。
茶色く、枯れたような色。目玉みたいな模様。 大きな翅が、腕の代わりなんかじゃなくて、 正しく、背中から生えるような、そんな、
── 化物じみた姿を。]
(109) 2016/06/05(Sun) 16時半頃
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そしたら、きっと、風があればさ、 飛べると思うんだ。一緒に。 そんなに長く、高くは無理かもしれないけど、 少しの間なら、ネルと一緒に。
[ 『蛾や蝶の翅は、風を受けやすいかたちをしています』
いつかすみずみまで読んだ昆虫図鑑にはそうあった。 形だけは正しいコレも、きっとそうなんだろう。
と、背に生えた一対の大きな翅を見て、考える。 今度は、腕はそのままで、 背中にも、紋様が浮き上がっただとか、 そういうことは、自分では確認できない。
けど、]
(111) 2016/06/05(Sun) 16時半頃
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……4枚が完全? なのかもしれない。背と腕合わせて。
[ おれは、憶測を口にする。
『── 昆虫の多くは、6本の脚や、4枚の翅を持ち、』
そんな記述を思い出したからだ。
前回見たときも思ったが、自らに授けられた翅は脆く、 乱雑に触られれば、簡単に千切れてしまいそうでもある。
何かにぶつからないように気をつけないといけない。 あとは、急な攻撃や、エネルギー切れも怖い。
あまり高く、長くは飛ばないようにしよう。 少なくとも、きみを連れているときは。]
(112) 2016/06/05(Sun) 16時半頃
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……ネル、バットをリュックに入れておいてくれるか? それで、一緒に飛ぶが早いと思う。 オオカミは、空を飛ばないだろうし。
この通りを抜けるくらいなら、できる気がする。 ……念のため、あんまり高くは飛ばないけど。
[ いちいち、喧嘩を買ってるよりは、試してみるよ。
って、言ってしまえば、 誰かの受け売り>>0:@60になってしまいそうで、 口にすることはなかったけれど、
了承を得られたなら、手を取って、 ── 彼をぶら下げるような形になるのは、申し訳ないけど。 つかの間の空の旅。非現実的な感覚が、 きみに、恐怖を与えませんように、と祈って、
ふわり。風を拾うように、地面を蹴る。*]
(113) 2016/06/05(Sun) 16時半頃
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── 東エリア:ラーメン失楽園横 ──
[ 警告の声>>124を聞いて、すぐさま翅を消し、 エリア境のあたりの地面に降り立ったのは、 きみの言葉が、まるで導きのように思えた、のもだし、 きみの身の安全以上に優先すべきことなど、 なにも、あるはずがないからである。]
……追ってくるか?
[ 素早く空を横切る群れ>>115は、 どうやら”ノイズ”とやらに違いない。
面倒なことになったけれど、 最終的なゴールが変わるわけでもない。
きみのリュックから、金属バットを取り出した。]
(131) 2016/06/05(Sun) 17時半頃
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[ また、新たな形の化物が出現した一方で、
目的地は、すでに視界の中。 そこには、どうやら他の参加者と思しき影もちらほら。
その背を追うように、地面を駆けながら、 ホテルを取り囲むように現れた化物>>@15と、 屋上には、何やら人影も、ひとつ確認。
なんせ、我が家には、 テレビも、パソコンも、書物さえも、なにも。 ”目を悪くする”モノなんて、何もなかったし。
視力はいいのだ。スマホ世代の若者とは段違いに。]
(132) 2016/06/05(Sun) 17時半頃
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── ネル、大丈夫? 走れるか? 無理はしなくていい。 上から来るかもしれないから、気をつけて。
少しずつでも、ホテルの方に向かおう。
[ いつでも対応できるようにと念じれば、 半袖のパーカーから伸びるむき出しの両腕には、 また、薄ぼんやりと、特徴的な紋様が浮かび上がった。
鳥型のノイズが襲ってくるなら、殴る。 殴りそこねたら、手を伸ばす。触れるだけでいい。 痺れ、勢いを失ったところを叩けばいいし、 叩いて死なないなら、この手で触れて、 動きを止めた間に進めばいい。]
(134) 2016/06/05(Sun) 17時半頃
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[ 一つずつ、少しずつでも、進めばいいのだ。]
……ホテルの方も、ノイズだらけみたいだ。 ネル、念のため、兵隊出しておいてほしい。
向こうでも、もう戦い始めてるみたいだけどっ、と……
[ 急降下してきた一羽のノイズ>>115を、叩く。 野球なんて、やったことはないけれど、 殴りつけるのに、フォームもクソもないだろう。]
(137) 2016/06/05(Sun) 17時半頃
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[ しかし、バットを振り回すにも体力を使う。
空を覆うような化物ども>>115は、 先ほどまでの”何匹かの獣”とかいうレベルではなく、 ”群れ”という言葉がぴったりくるようで。
視界にあるはずのゴールが果てしなく遠く感じたのは、 きっと、気のせいなんかじゃなく、
きみとおれの歩いた道のりには、 息の根は止められないおれの力で、 しばらくのあいだ、ぐったりと地面に横たわる、 哀れなトリがぽつぽつと落ちていることだろう。*]
(139) 2016/06/05(Sun) 17時半頃
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── ロイヤルホテル九曜 前 ──
[ そうして、ようやくのことでたどり着いた先には、 すでに、参加者と思しき人びとが2ペア分>>157>>149。
大量の化物は、少し離れたところからも視認していたから、 それ以上に、見覚えのある顔が、おれの記憶を揺さぶった。
── 桐原 率と森 里佳という名前は、数秒遅れてやって来る。
おれは、紋様の浮いた手で、きみに触れるわけにもいかず、 「あの人たちって同じ学年にいた人かなー!」なんて、 大きい声問いかけてみるわけにもいかず、 そもそも覇気のなさに定評がある自分にそんな声量はなく、
声をかけるべきか、否か。 協力を持ちかけるべきなのか、素知らぬフリをするべきか、]
(160) 2016/06/05(Sun) 19時頃
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[ ── 今のうちに、背後から殴りつければいいのか。]
.
(161) 2016/06/05(Sun) 19時頃
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[ きみは何を望むだろう。 何が、きみを生き返らせるのに、一番近いのだろう。
そんなこと、預言者でもないおれには分かるはずなくて、 ひとまず、不意打ちで攻撃されてもいやだから、
なにやら突然叫んだひとり>>157の声に割り込むように。]
── こんにちは。
[ 場違いに声をかけてみる。
目前に広がるのは、カエルと、オオカミ? 空を仰げば、やっぱりカラスの群れがいるんだろうか。]
(162) 2016/06/05(Sun) 19時頃
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[ そこにいる人たちの顔を見回せば、 さっきのお店で見た、イイオトコ二人組もいて、]
── ああ。あのときのかっこいいひと。
[ おれは何の気なしに、きみに視線を送ったりする。 かっこいいひととの再会は、きみを喜ばせるだろうか。
おれは、先人らに向かって、ぺこりと頭を下げて、 今度はゆっくり、空を指す。屋上のほう。]
(165) 2016/06/05(Sun) 19時頃
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……上、おれ、いっすか。
[ ”到達する”という言葉の指すのが、 果たして、どの時点のことかは知らないが、 わらわら下で集まっているよりも、 カラスのうじゃうじゃした空のほうが、すいて見えて。
もし、その声に反応してくれるひとがいるなら、 きっと、おれの背中に再び現れた、 大きな翅を目にすることにも、なるだろう。*]
(166) 2016/06/05(Sun) 19時頃
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/* ・ジェームスさんがかわいい ・率くんがかわいい ・幸せ
(-42) 2016/06/05(Sun) 19時半頃
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[ ── なんだ、みんな意外と優しいんだな。
おれは無邪気にそう思う。
イケてるメンズ二人組の反応は、至って好意的>>171>>191で、 それから、なぜか、ちょっと褒めてくれた。 思いがけない反応に、おれはぺこりと頭を下げる。
あとから来たやつに手柄を横取りされるとか、 そういう思考はないのかなあとか、 ”到達する”ことがゴールなんだから、 屋上に足がついた時点で、それは到達じゃないのかなあとか、
桐島 率と森 里佳って、仲が良かったんだなあ、とか、 あ、とはいっても、二股はかけてるんだな。>>197とか。]
(204) 2016/06/05(Sun) 20時頃
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[ 思う所は、色々とあって、
同時に、おれのいかにも脆そうな翅のこととか、 屋上に至るまでに待ち受けるカラスの数とか、 果たして、銃の兵隊に援護を頼んで、 それで間に合うのか、とか。
もし、あえなくおれの翅が破られ、落下し、 おれが死んだら、きみも死んでしまう。
だけど、”ポイント”がなきゃ、 やっぱりきみは死んでしまう。
とか。]
(213) 2016/06/05(Sun) 20時半頃
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[ それを避けるためなら、 多少の嘘も、ズルも、誤魔化しも、 許されてしかるべきだよなあ、とか。]
── あ。
[ だって、きみは生き返るべき存在で、
屋上への道のりを模索するおれが、 その道中にある、新しいチャンスを見付けるのも、
きっと、必然で、運命で、何かの導きで、]
……ネル。
[ 振り返る。
こういうとき、おれは、きみの言葉がほしいと思う。 きみに導いてほしい。正しい声で。]
(217) 2016/06/05(Sun) 20時半頃
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[ なんだか信じられないくらいに、 日常的で平和な話題>>216が、場の空気を揺らすとしても、
新たな活路を見出したおれには、 きみ以外のすべて、モブAからZくらいにしか見えなくて、
マイペースに、きみに向かって、瞳を輝かせ、尋ねる。]
(219) 2016/06/05(Sun) 20時半頃
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客室のベランダ、って。 ホテルの”中”にカウントされるかな? .
(220) 2016/06/05(Sun) 20時半頃
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/* >>名指し<<
(-56) 2016/06/05(Sun) 20時半頃
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/* 待って おれの翅速攻で破れるからな 死神と違ってとてももろいからな
(-58) 2016/06/05(Sun) 20時半頃
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── なるほど!
[ きみの口から放たれた答え>>237は、 とても、おれの頭では思いつかなかったもので、
おれはひとつうなずいて、 きみに「ありがとう」と礼を言う。]
……それじゃあ、おれはいってくるから、 ネルは、下で── ええと、ハンカチ、持ってたよな? 口と鼻、ちゃんと塞いで、待ってて。
[ 飛べる、というのは便利でもあるけれど、 羽ばたくたびにきみに被害がいくのは、 ちょっとばかし申し訳ないな、と思う。
背中に生えた、りんぷんをまとう一対の翅。 半袖から覗く、紋様の浮き上がった腕と、 右手には、金属バット。]
(257) 2016/06/05(Sun) 21時頃
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[ 先を往こうとする、元同級生の姿>>234に、 ほんの少しばかり焦って、あとを追うように地面を蹴る。
強行突破に出た彼を見て、 屋上の死神とやらは、動いたのか、 はたまた、新しい仲間が出てきたのか、 どちらでもないのか。
そんなことを気にするよりも、 先にゴールにたどり着いてしまえばいいのだ、 と、おれは考える。翅を羽ばたかせる。
── 当然、淡黄色の粉があたりを舞うけれど、
早速近づいてきたカラスが、翅の動きをぎこちなくして、 ぐらり、と空中でバランスを崩すまで、 おれは、きみ以外の人に警告するのを忘れていたこと、 まったく、これっぽっちも、気付かなかった。]
(258) 2016/06/05(Sun) 21時頃
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[ まあ、うっかり吸ってしまうくらいなら、 カエルや、カラスみたいな、小さきものならともかく、 ほんの少々、手足に痺れが走るくらいじゃないだろうか。
あるいは、心優しいきみが、 地上の人びとに、言葉をかけてあげていたかもしれないし。
ともかく、おれは、背に生えた一対の脆い翅を以て、 ひとまず、ホテルの外壁へと接近し、 あわよくば、客室のベランダにでも、 一度着地しようと試みる。
おれの幸せな脳みそが想像するのは、 ベランダから身を乗り出して、 「これって、クリアですかー?」と聞くおれに、 「クリアだよー!」とか、「ダメだよー!」と、 朗らかに答えてくれる、銀髪のひと>>@24、 という、素敵な情景だったり、する。*]
(260) 2016/06/05(Sun) 21時頃
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/* 警察泥棒コンビがかわいい……ナイフ怖い……レストランの呼び鈴代わりのテレパシーかわいい……翅脆い死ぬ……
(-71) 2016/06/05(Sun) 21時半頃
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/* リツくんの気難しい感じの口調とかト書きがすごいかわいくてすき
(-72) 2016/06/05(Sun) 21時半頃
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[ 蛾は蝶よりも真っ直ぐ飛ぶけど、鳥ほどに早くは飛べない。
ふわりひらりと、りんぷんを撒き散らしながら、 おれはよいしょよいしょと、高度を上げる。 空を舞うカラスたちは、逆に高度を下げ、 こちらに向かってくるものだから、 懸命に、それより早く、と試みては、いる。
本来なら、もう少し早く動けるはずなんだけど、 なんせ、バットなんて重いものを抱えているので、
そんな急には、動けない。
きらり、と空中に光るモノ>>@25と、 見下ろす両の目に、危ないな、と思う脳はあった。]
(295) 2016/06/05(Sun) 21時半頃
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[ 少なくとも、きみはもちろん、おれだって、 虫の翅をもぐなんて、残酷なことはしたことないはずだけど、 それでも知ってる。鳥みたいに丈夫な羽根なんかじゃない。
だけど、おれは死ねない。 おれが死ねば、きみまで道連れだというし、 二度も、おれのせいで、きみを死なせるなんて、 それこそ、”ありえない”ってやつだと思う。
きみが地上で叫んだ>>277のが、 おれへの応援なのか、なんなのか、 正直なところ、それもよくわからないくらい、 真剣に、飛んでくる光を躱そうと、身体をひねったのだ。]
(305) 2016/06/05(Sun) 22時頃
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[ ── きみを信じる気持ちが足りなかった、と、思った。
びゅん、と下方から撃ち放たれたのは、>>277 きっと、きみの司る兵隊のうちのひとりに違いない。
翅を突き破られないまでも、腕か足か頭か、 どこかしらを掠めるだろうと思ったナイフが空中で弾けて、
おれはふつうに、単純に、バランスを崩して、 慌てて、いっそう翅をはためかせ、体性を立て直す。 さらに周囲にりんぷんを散らしつつも、 その間に、何か襲い来るなら、隙だらけだったろう。 銀髪の、決して優しくない死神の思惑>>@25なんて知らず。*]
(309) 2016/06/05(Sun) 22時頃
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/* ルイ「へいしり ふぁるしおん をグーグル検索」
(ありがとうございますありがとうございます)
(-77) 2016/06/05(Sun) 22時頃
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[ きみのくれた力に不満などあるはずもないが、 白状してしまえば、たとえば、
きみの司る三体の兵隊たちや、 はっきりとした攻撃手段を持つ獣の片腕や、 無数に生み出される刀剣を見て、
きみを守るため、このゲームを勝ち抜くため、 不安を覚えたことならば、幾度かあった。
けれど今、そのことを反省している。]
(324) 2016/06/05(Sun) 22時頃
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[ ”持つもの”と”持たざるもの”という言葉を以て、 自らと、彼── 桐原 率の境遇を表してみたことがある。
誰にいうでもなく、胸の内で、自分に言い聞かせるために。
そのせいだろうか。 空中にいるがゆえに開けた視界のその先に、 突如魔法のように現れた足場を、 それを構成するモノ>>315を見て、
”施し”という言葉が、頭をよぎった。
── けれど、それがなんであろうと、どうだっていいのだ。
大切なのは、きみを守るために、役に立つか。 ただ、それだけ。たったひとつのことなのだから。]
(325) 2016/06/05(Sun) 22時頃
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[ 咄嗟に、羽ばたくことをやめた。 動くだけなら、地に足がついている方がよほど良い。 翅は仕舞わなかった。陸にも、空にも生きられるように。
はためく銀色>>@27が、敵の襲来を告げる。 間髪入れず、即席の階段という足場の上、 着地した段を蹴り、数段上へ跳び移り、 足場を蹴りつけた勢いのまま、 握りしめた金属バットを、狙いを定める余裕もなく、 ただ、全力で、思い切り振りぬく。
繰り返しになるが、 殴るためなら、フォームもクソも関係ない。]
(332) 2016/06/05(Sun) 22時頃
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[ きみに、きみを守ろうとするおれに、 害を為そうとする者など、死ねばいいと思った。
助けとなるものならば、それが、なんであろうが、 利用すればいいだけの話だとも、思った。] .
(334) 2016/06/05(Sun) 22時頃
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[ 果たしてそれが、 彼の望んだ結果なのかなんて、 おれにはさっぱり分からないけれど。
あとでお礼を言おう、とは、思った。 あとは、風よ吹け、とも、念じた。
たった今。 一瞬のチャンス>>315を、 攻撃の手段としたおれが、 もう一度、うまく羽ばたくために。
振り抜いた勢いのまま、 金属バットからは手を離して、 おれの両腕は、もう一対の翅になる。]
(339) 2016/06/05(Sun) 22時半頃
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[ ゴールが、目前にあるなら、 がむしゃらに、そこに向かって走ればいい。
── この場合は、”飛ぶ”ことになるんだろうけれど。
おれの選択は、さきほど振りかぶったバットが、 あの銀髪の死神にぶち当たったかさえ、 目で確認することはせず、
今度こそ、地上にいるきみを信じて、 まっすぐに、ゴールたる建物へと、 翅を動かすことであった。*]
(347) 2016/06/05(Sun) 22時半頃
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[ 落ちろ、という声は背後から。>>@31
そうもうまくはいかないか、と、 なんでもかんでも、うまくいくわけなんてないんだ、と。
だって、考えてもみろよ。 相手は、人間でさえなくて、 おれなんて、ひとを殴ったこともないし、 そんな、喧嘩なんてできるはずがないって、
ひとつ、頷きたいような、気分に、
なるはずだった。]
(372) 2016/06/05(Sun) 23時頃
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──── テメエもだよ。
[ その、低い声が、自分の発したものだと、 気がつくよりも先に、強引に、 肩から生えた右側の翅、 もとい、右腕を伸ばした。
振りぬかれた足>>@31に向かって。
当然、片側だけ腕に戻す、なんて真似をすれば、 バランスを失い、身体が傾く、というか、
そもそも、重い蹴りのぶつかる衝撃とか、 そこから派生する痛みや、重力や、諸々で、 ”落ちる”ということは、確定していたのだろうけれど。]
(374) 2016/06/05(Sun) 23時頃
|
|
── 落下 ──
[ 空中に投げ出され自由落下、というのも、人生初。
なので、結局、自分をぶった足に触れようと、 うんと伸ばした腕が、何かに触れたのか、 あるいは、それはただの風圧の感触だったのか、
おれには、よくわからなかったけれど。
落ちている、と理解するのと一緒に、
死ねない、とも、あいつを殺さなければ、とも、 思ったことだけは、確かだ。*]
(381) 2016/06/05(Sun) 23時頃
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── 記憶:ヒゲ探偵とねこの季節 2 ──
[ 猫探しなんぞしているおとなにも、 良識は残っている場合もあるんだな。
というのが、ヒゲ探偵、もとい、 小津 世造の返答に対する印象。 それは、小さな感動でさえあった。
いたって紳士的な言葉を並べる彼>>301の名を、 ルイは、その名刺を見て知った。 が、当然、彼に良識らしきものはあれど、 借金を抱え、取り立てに苦しめられる身だなど、 想像するはずもなく。]
(402) 2016/06/05(Sun) 23時半頃
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[ ── 推理小説に出てくる探偵みたいなひとだな。
自分の申し出を断る口ぶり>>300にも、 そんな印象は濃さを増して、
── でも、ペット探しを引き受ける人なんだよな。
紀陸 類の本質でもある、諦観とドライさを以て、 一瞬抱いたワクワク感やあこがれは、薄まっていく。]
(403) 2016/06/05(Sun) 23時半頃
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|
[ そんなことを、知ってか知らずか、 いや、恐らく気づいてはいなかっただろう。
なんせ、探偵業(ただし業務は迷い猫探し)における、 小津のノウハウを聞きつつ歩くというのは、 なかなか、いや、かなり愉快であったので。
(ちなみに、彼のためにも、 ルイの知っている山田のやり方よりも、 あらゆる意味で真っ当で紳士的なノウハウであったと、 それだけはここに記しておきたいと思う
それが彼の名誉のためになるかはさておき)
ルイは、「ありがとうございます」と、 差し出された名刺>>304を、 丁寧にポケットにしまいこんだりもした。]
(404) 2016/06/05(Sun) 23時半頃
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[ ── なお、学校にも通わず、 職といえどそんな調子で、 それなりにいつも時間を持て余しているルイが、
”偶然にも”彼の探偵事務所の付近を通りかかった際、 なにやらガラの悪そうな男が数人、 その入口のあたりに見た気がした、
というのも、今となっては確証のない、 あやふやなままの記憶の断片である。*]
(405) 2016/06/05(Sun) 23時半頃
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── 地上:ロイヤルホテル九曜 前 ──
[ 二階のベランダに登ろうとして、 その途中のことであったわけだから、 さして高度が高かったわけではないだろうけれど、]
…………いたい。
[ まあ、ふつうに痛い。 ふつうに痛い、といっても、 おれは高い場所から落ちるなんて経験もなく、 いたって平和に育ってきた身であり、 大丈夫か大丈夫じゃないか、というのも、 よくわからない、というのが正直なところなんだけれど。]
(415) 2016/06/05(Sun) 23時半頃
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── ネル、無事か?
[ 目の前にさっきの銀色がいるとか、 なぜかおれが落ちてきても、 平然としている元同級生>>390であるとか、 ふつうに身体が痛いこととか、 多分、背中の翅がボロボロになっていることとか、 おれの手はきちんとやつの足を掴んだはずなのに、 平然と動いてみせる銀色のひとへの疑問とか、
色々、ある。あるけど、大事なのは、]
(427) 2016/06/05(Sun) 23時半頃
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[ このドタバタとした大騒ぎの中で、 きみが無事かどうか、ということと、 これから、どうミッションをクリアするのか、という、 2点でしかないのだ、と、おれは改めて実感する。
桐原 率に礼を言おうとか、そういった些細な感情は、 全部、そのあとでも、間に合うだろう。
そんな、思いのもと、おれの耳は拾い上げる。 新たに課せられたミッション内容>>@39。
── と、そんなことよりも、 その不気味な容貌をした男が、向いている方向。
それが問題である。>>@39]
(429) 2016/06/06(Mon) 00時頃
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[ きみの前に立ちはだかるものなど、 みんな、死んでしまえばいいと思う。
それが、小さいとか、気味が悪いとか、 そんなこと、おれには何も関係がないのだ。
だから、]
── 頼む。
[ かけられた声>>423に、言葉短かに頷いた。
意識して、サイキックを解く。 背中から、傷ついた翅が消え、 腕に浮かんだ紋様も同様に。
それから、桐原 率の肩を借りて、立ち上がり、 図々しくも肩を借りたまま、ポケットに手を突っ込み、 小銭を、手の平いっぱい、引っ掴み、]
(433) 2016/06/06(Mon) 00時頃
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[ 『カラスは、きらきらと光るものがすきで、』]
── っらあ!
[ 『光るものを見つけると、巣に持ち帰る習性があります』
……と、学校の図書室で読んだ、 どうぶつ図鑑は教えてくれた。]
(437) 2016/06/06(Mon) 00時頃
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[ 手に握りしめた小銭を、ばらばらと投げつける。
きみと対峙しようとする不届き者>>@39の、足元めがけて。 チャリンチャリンと騒がしいそれは、 けれど、まだ日の高いこの時間、 太陽の光を受けて、ぴかぴかと光って見えるはずだ。
たとえば、”ノイズ”といえど、カラスならば、 というのは、これまでの戦いの中、 それぞれの動物を模したノイズが、 それぞれらしい動きと、耐久性を見せたことに由来する、 単なる、思いつきなのだけれど。
空を覆う、醜いカラスの群れ。 直感は間違っちゃいない>>1:#3と、 おれが実感するのは、数秒後のこと、だろう。]
(440) 2016/06/06(Mon) 00時頃
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[ わっと、その化物が、小銭めがけて集まったなら、大成功。
そうでなくとも、その不届き者の注意を引けたなら、 おれは、きみのもとに、 なんとしてでも駆け寄ろうと思っていた。]
── ネル!!
[ 果たして、その声が、行動が、 きみの助けとなったのか、 あるいは、きみ自身の選択の邪魔をしたのか、 おれには、さっぱりわからない。*]
(446) 2016/06/06(Mon) 00時頃
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/* 狂信者としての感情と冷静さのバランスみたいなのがとてもむずかしいぞ
(-109) 2016/06/06(Mon) 00時頃
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/* ネルくんに駆け寄ってキカ殴りたい(けどそうするとホテルから遠のく)
じれんま?
(-110) 2016/06/06(Mon) 00時頃
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[ 正直、肩を借りたくせに、そのことを忘れかけていた。]
── ああ、うん。今ちょっと考えてた。
[ だって、おれの力じゃ、遠隔攻撃はできないから、 きみの助けになるようなことといえば、 風に乗せて、あのりんぷんを飛ばすことくらいだろう。
翅の調子は万全じゃなくても、 ”つくって”しまえば、りんぷんは纏ってある、はず。
……なんて、考えた矢先の言葉>>452だったから、 意表を突かれたような思いで、おれは素直に答えてしまう。]
(463) 2016/06/06(Mon) 00時半頃
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── あ。長々と、悪い。助かった。
[ 思い出したように、肩を借りた礼を返せば、 ひょこひょこ、おれは生身で、 さっき投げ出した金属バットを、地面から拾い上げる。
ふつうにあちこちが痛いんだけれど、 きみが隣にいないことに比べれば、 まあ、深刻さは大したことがない気がするし。
アドレナリンかなにかがだばだば。 ……って、状態なのかもしれない。 おれは医者じゃないからわからない。]
(464) 2016/06/06(Mon) 00時半頃
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──── で、オオカミが3、だよな。
[ ミッションをクリアしなければ、 どうにもならないことを悟って、 おれは、古典的な武器を構えた。
サイキック以外の攻撃はあまり効かない、と言ったって、 ていねいに、細かく切り刻めばきっと動かないし、 刃物がないなら、立てなくなるまで、ぶてばいい。]
(468) 2016/06/06(Mon) 00時半頃
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── オオカミを3匹、殺せば、壁がなくなるんだよな。
[ ぶつぶつ、ひとりごとのように、 ミッションのクリア条件を確認しながら、 おれは腕に、あの模様を浮き上がらせる。
翅のときとは違って、 無差別攻撃にはならないんだから、 きっと、懐かしい同級生たちも許してくれるだろう。]
── 待っててな、ネル。
[ ”飛べない”。
けど、今、おれの腕に触ると、もっと麻痺するよ、とは、 なんとなく、恩人たち>>452>>465にも、教えない。]
(469) 2016/06/06(Mon) 00時半頃
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すぐに終わらせるから。
[ 腕を振り上げて、振り下ろす。という、単調な動作。 その動きが、やたらと打ち付けた背に響くなあとか、
バットが、一匹のノイズの胴を打つ直前、 揚げる前に、肉を叩くと柔らかくなるんですよ、
とか、至極どーでもいいことが、頭をよぎって、 この状況に、似つかわしくもない、 冷静な声>>470が、聞こえて、]
(476) 2016/06/06(Mon) 01時頃
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……うん、そうしてもらえると、助かる。
[ 言いながら、おれは、一体の化物を殴りつける。
きみのために使えるものは、なんだって使おう。 きみが、生き返ることさえできればいいのだ。 なによりも、その目的が優先されるべきなのである。
そう思いながらも、おれはまた、得物を振り上げる。 振り下ろす。死んでしまえ。早く、死んでしまえ。**]
(477) 2016/06/06(Mon) 01時頃
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/* 怒鳴さんメモ「背中は任せたぞ(一度言ってみたかった)」を見たnabe「んんんんん〜〜〜〜!!!!」
警察怪盗コンビもめっっっちゃくちゃかわいいし、眼福 ひたすらに眼福
(-129) 2016/06/06(Mon) 19時半頃
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── ロイヤルホテル九曜 前 ──
[ 壁は、消えただろうか。
壁のこちら側で、あちら側で、 殲滅されていくノイズたち>>480>>482>>496に、 どこか、ほっとしたような気もする。
あっさりと、獣を斬り伏せてしまう彼らに、 やっぱり刃物が欲しいな、とか、思う。 あとできみに聞いてみよう。
このミッションを、クリアしたあとで。]
(525) 2016/06/06(Mon) 20時頃
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[ 壁がなくなったなら、おれは、 きみに怪我がないか、確認しなきゃいけないし、 さきほどは手助けしてくれた人びとがどう動くのか、 よく見極めなきゃあいけない。なかなかに忙しい。]
── ネル! 怪我はないか?
[ 大きい声を出し慣れていないせいか、声が掠れる。 紋様の浮き上がった腕を振り上げ、 ぶんぶんと手を振ってきみに呼びかける。
ほんとうはおれが駆け寄りたいところなんだけど、 今はおれの方がゴールに近い場所にいるものだから。]
(527) 2016/06/06(Mon) 20時頃
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[ 早く終わらせてしまおう。なんたって今日は初日だ。
彼らが我先にと駆け出すようならば、 翅を出してしまうのもひとつの手だろうか、とか、 それで敵認定されると面倒かもな、とか、 いやいや、それは手遅れじゃないか?とか。
考えていたら、生ぬるい何かが、 ── ぴちゃん。 と、首筋を濡らす感覚。>>@50
おれは空を見上げる。 中学の国語で習った、デジャヴとかいう言葉を、 なーんとなく、連想する。]
(528) 2016/06/06(Mon) 20時頃
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……あ。
[ そこには、見覚えのある影。
そういえば、女だったな。 と、前回きみに言うことを忘れていた。 ってことも、ついでに思いだす。 最近暖かくなってきたとはいえ、足が寒そうだ。]
── メリー・ポピンズ。
[ 同時に、おれの頭の中では、 あの早口言葉みたいな音楽が流れ出した。
懐かしいな。 いつか、ビデオの前、きみと競うように口ずさんだ。 優しい思い出に、少しばかり頬がゆるむ。]
(529) 2016/06/06(Mon) 20時頃
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[ とはいっても、あの真っ赤なメリー・ポピンズの危なさを、 身を持って実感したことがあるおれとしては、
なにかがはじまるよりも先に、きみと合流してしまいたい。 きみの隣にいたい。きみをひとりにしたくない。 ひとりになりたくない。
なので、静かに、ト、ト、トときみのほうに歩きながら、 見事な戦いっぷりの見せた過去の同級生や、 きみの援護をしていてくれていたらしい、 男ふたりに向かって、]
(530) 2016/06/06(Mon) 20時頃
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……なんか、傘使う。傘、なんか固いし、飛ぶ。
[ 人を指さしちゃだめだと幼いころ教わったので、 指先を揃え、手の平を上にして、赤いひとを示す。
口下手なりに情報共有は試みた。 ぼそぼそ〜〜〜〜っとした声が、どこまで届いたか。 各人の耳の良さにぜひとも期待したい。
……そもそも、あまり役に立つことは言っていないけど。*]
(531) 2016/06/06(Mon) 20時頃
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譲ってくれるならもらう。
[ 桐原 率は意外と優しい。>>545 もちろん即答する。 となれば、意気揚々ときみの元へ駆け寄り、 手を取らんまでも、 まずはひとつめのゴールを切りたいところではあるが、
無事か、という同年代のイケメン>>551は、 「大丈夫です」と言いながらも、 ひょこひょこ歩いているのを見て察してほしい。
痛いといえば痛いが、立ち止まっている場合じゃないし。]
(559) 2016/06/06(Mon) 21時半頃
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[ 痛みに躊躇して走らないなんて、なんて軟弱な精神か、 と、おれは自分を叱責する。
けれど、そもそも、今走りだして、 メリー・ポピンズのターゲットになりたくもない。
これ以上壁が出てくるようなら>>546、 おれは若干無理してでも飛んで迂回したいし、 きみ以外のたくさんの参加者がここにいること自体、 面倒事以外の何者でもないのだけれど、]
……攻撃してこないかな?
[ アレ、と相変わらず片手は死神>>@58を指し、 きみに向かって、首を傾げてみる。]
(562) 2016/06/06(Mon) 21時半頃
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早く本屋に行きたいよな、ネル。
[ こちらもまた、いささか緊張感には欠ける問いかけ。
きみに尋ねたあと、 他ニペアの様子>>557>>547をちらり見て、 なんか元同級生に至っては、死神に交渉しているし、 空気は妙に緩んでいるし、 赤いひと>>@59も、どうでも良さそうだし。]
── じゃあ、いこっか。
[ きみに微笑み、ホテルの入り口を指し示し、 さあ、どうぞ。と言わんばかりに、先を促してみる。*]
(563) 2016/06/06(Mon) 21時半頃
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[ きみの答え>>580を受けて、おれは歩き出し、 おれを心配してくれるきみの優しさに、 気分は上々、といった具合に、 ホテルに向かって、足を進める。
その間、どうやら競う気のない>>571桐原 率に、 もしかすると彼は生き残る気がないのかな、 と、なんとも楽観的なことを考えたりもする。
或いは、必死になってまで、 生き残ろうとは、考えていないのか。
だとすれば、いつか、 後ろから殴りかかってもいいってことじゃないかな?
とか、思う。]
(589) 2016/06/06(Mon) 22時半頃
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[ ── ほんとうは、
ここから、かけっこみたいに、 他のペアが我先にと走りだすようなら、
きみに、少しの間息を止めていてもらって、 もう一度、羽ばたいてもいいとか、
あるいは、先を往くヤツの背後からそっと、 首筋に触れてやればいいかもな、
とか、思っていたんだけれど、 その必要はないみたいで、おれは嬉しい。
なんとなくだけど、 そうしてしまったら、きみは、 ひどく悲しむような気がするし。]
(590) 2016/06/06(Mon) 22時半頃
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[ ふつうに歩いて、おれたちはドアをくぐるだろう。
”ふつう”と言ったって、 きみの歩みは元々速いほうではなくて、 おれだって、あまり急げるわけではなさそうだから、
とても賑やかな男性ふたり組>>588>>579が、 死神とのやり取りを交わしたりなんかして、 時間をつぶしてくれて、 その上で、やっと同着くらいかもしれない。
おれには縁のない、高級そうなホテルに、 やっぱり、落ち着かず、キョロキョロしながら。*]
(593) 2016/06/06(Mon) 22時半頃
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[ 扉をくぐると、掌に浮かび上がっていたタイマーが消えた。
少しの安堵とともに、 きみに心配をさせたこととか、 きみに無理をさせたんじゃないかとか、 それよりも大きな反省の波が押し寄せてくる。
大丈夫だったか、とか、 オロオロときみの様子を伺うおれは、 見ようによっては滑稽だったかもしれないし、 少なくとも、この場所に場違いではあっただろうが、]
── 本屋のほうはどうなったんだろう。
行ってみるか?
[ ふと、気づく。首を傾げて、やっぱりきみを見る。 わからないことがあると、こうしてしまうのは、 ずいぶんと久しぶりだけど、根深く染み付いた、 おれのクセのようなものなのだと思う。*]
(621) 2016/06/06(Mon) 23時頃
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── 記憶:とおくの背中 ──
[ 彼の真後ろの席は、シンプルに表現するならば、 ”ハズレ”であったとしか言いようが無い。
”きりはら”と”きろく”。
同じクラスになってしまえば、 名簿順で前後になるのはしかり、 となれば、席の前後になるのもまた、 当然ともいえることではあるのだけれど。
なんてったって、彼の周りは、うるさい。]
(650) 2016/06/06(Mon) 23時半頃
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[ 桐原 率は、狭い教室の中、前後の席で、 同じ教科書を開き、同じ方向を向いていても、 なんとも遠く遠くの存在である。
と、休み時間、彼が動くまでもなく、 お話にやってきて、ゴマすりするような、 級友たちを見て、思ったものだ。
なんせ、紀陸 類は、空気になりたかった。
目立つこともなく、ただただ、静かに、 バカすぎて目立つことも、運動音痴すぎて目立つことも、 協調性がなさすぎて、目立つこともなく。 親しい友人を作らなければ、 誰に迷惑をかけるでもないし、 ”ぼっち”でおとなしいだけの中学生でしかない、 そういう自分でいるつもりであった。]
(652) 2016/06/06(Mon) 23時半頃
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[ 『桐原は、なんでもデキて、なんでも持ってて、 ── もはや存在が嫌味』
というのは、体育の時間、 50mを駆け抜けた彼を見て、誰かの漏らした言葉である。
何をするにも彼のあとというだけで、 その一年間は運の悪いヤツ呼ばわりされたもので、 「名前の順だし」としか言いようがないじゃないし、
至って平均的なタイムを叩き出すおれのことなど、 正直、そっとしておいて欲しかったのだけれど。
とにかく、おれの最後の集団生活たる、 中学時代のうちの一年は、こんな調子で過ぎた。]
(655) 2016/06/06(Mon) 23時半頃
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[ そんな中、稀におれから声をかけるのは、こんな時である。]
.
(656) 2016/06/06(Mon) 23時半頃
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ex)”── 桐原の机、画鋲入ってるけど。”
[ 紀陸の家の朝は早い。とっても早い。 その分、夜も早い。日が沈めば眠り、昇れば起きる。 さらに、我が家には恐ろしいほどなにもないので、 おれの登校時間もまた、とても早い。
校門が開くと同時にくぐり、自分の席に陣取り、 図書室の本を読んだり、教科書を読んだり、 窓の外をなにをするでもなく眺めたり。]
(657) 2016/06/06(Mon) 23時半頃
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[ すると、おれが空気じみた存在だからか、 寡黙だからか、友だちがいないからか、 どうせ誰にも言わねーだろと思われているのか、 付和雷同の唯々諾々、イエスマンの極みだからか、
ごく稀に、”そういう”場面を目撃したりする。
トイレに立って戻ったら偶然、なんてときは、 不幸な事故とも言えようが、 おれが席に座っていても敢行するというのは、
── なんだか、透明人間にでもなった気分だ。
まあ、そんなものかな、と思いながら、 おれは、登校してきた彼に、 朝の挨拶もなく、うしろの席からそう告げる。]
(658) 2016/06/06(Mon) 23時半頃
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── 桐原の机、画鋲入ってるけど。
[ 誰が、とも、細かいことも言わない。 なんか割とたくさんジャラっと入れられてたとか、 実はおれその時もここにいたんだけどさ、とか、 まあ、言わない。
目もあまり見ない。人の目を見て話すって苦手だ。
存在自体が嫌味なやつもまた、大変だなあ。 おれには関係のない話だけれど。
── というくらいの温度で、 おれが誰かの”嫌がらせ”に水を差したのは、
存在自体が嫌味な彼よりも、 みみっちい悪戯で遠くの背中に一矢報いた気になっている、 そいつらの中途半端な執着心が、 ただひたすらに醜く見えたから、なのかもしれない。*]
(659) 2016/06/06(Mon) 23時半頃
|
|
── ロイヤルホテル九曜 ──
[ きらびやかな空間に歓声をあげるきみ>>636は、 とても無邪気で、おれまでなんだか嬉しくなる。
それなのに、おれへの心配で、 きみの表情が曇ってしまうのは、 ほんとうに、申し訳ないなと思う。
きみのやりたいこと全部、叶えてあげたかった。 けれど、きみがそうしようと言うなら、 それが正しいんだと思う。]
── わかった。
明日からさ、もっとうまくやるから、 そしたら、本屋にも寄ろうな。ごめん。
[ だって、きみは、]
(660) 2016/06/07(Tue) 00時頃
|
|
[ 両親の敬愛する神は、終ぞ姿を現すことはなかったが、
たとえば、おれの世界に神さまがいるとすれば、
── それは、きみ以外あり得ないのだと思う。] .
(661) 2016/06/07(Tue) 00時頃
|
|
[ きみに促されるままに、おれはあたりを見回す。
視界にキラキラするものが見えると思ったら、 それは、天井に吊るされたシャンデリアで、 物語の外、現実の世界ではじめて目にするソレに、 おれは、いちいち立ち止まっては、目を細めた。
元・同級生たちが、入り口付近のソファ>>653に、 仲良く腰掛けているのが見えて、
そういえば、まだお礼を言っていなかった、 と思い出したおれは、きみに一声かけてから、 ふらふらとそちらに歩み寄っていく。]
(663) 2016/06/07(Tue) 00時頃
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|
[ なにか、会話を交わしていたようだけれど、 その切れ目に、ちょうどいいから、 ひとりになった桐原の前に立って、]
── さっきはありがとう。
[ ございました、まで必要だったろうか。 と、一瞬思案したけれど、気にしないことにする。
正直なところ、伝えたいことといえばそれだけで、 けれど、もしかするときみは、 中学時代の楽しい思い出なんかを、 懐かしいなあと振り返っているのかもしれなくて、
おれはやっぱり、一度きみの顔を見た。*]
(674) 2016/06/07(Tue) 00時頃
|
|
[ ── なんだ、生き残る気はあるのか。
というのが、まずはじめに浮かんだ感想であった。
”すごい”の権化みたいな元・同級生が、 椅子取りゲームを想定していたこと>>680は、 まあ、至極当然のこととして。
停戦協定のようななにか (或いは、まだ開戦していなかったのかもしれない) に、敵対する意志のない声>>684に、
おれは、またひとつ首を傾げて、きみの肩を叩く。]
(693) 2016/06/07(Tue) 01時頃
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|
── ネル、悪いんだけど、
ちょっと、そこのトイレでさ、 このハンカチ濡らしてきてくれないか。 さっき、血が飛んできて、気持ち悪い。
[ おれは、取り出した自分のハンカチをきみに差し出し、 申し訳無さそうにそう頼む。
言外に、席を外してくれないか、と。]
(694) 2016/06/07(Tue) 01時頃
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|
[ ── で、話を戻そう。きみが戻ってくる前に。
”お互いの邪魔をしない”と目の前に彼は言って、 それで、おれがただ、不思議に思って、彼に聞く。]
── 他をみんな、殺せばよくないか。
[ 最後の最後なんかが来るまえに。]
(695) 2016/06/07(Tue) 01時頃
|
|
[ ルールを見たときに、考えた。
他の参加者で、強そうなペアを探す。 そいつらと組む。他は少しずつ減らしていく。 死神に頼るまもなく、自分たちの手で。
たぶんそれは、間違いなんかじゃない。
だって、どうせ、4人以外は死ぬのだ。 どうせ7日後に死ぬことが決まっているなら、 多少それが早まったって、そんなに変わりはないし、
そもそも、そこまでする気もないっていうなら、 殺されても構わないってことなんじゃないかな?
本当に生き返りたいひとは、どんな手だって使うよな。 それをしないやつなんて、本当は、生き返る気もないんだ。]
(696) 2016/06/07(Tue) 01時頃
|
|
[ 或いはそれは、手を組むほどには信用していない、 という意思表示だったのかもしれない。
おれは、疑問を口にしてしまってから気づく。
まあいいかな、とも、思う。 だって、ほんとうのことだ。 たぶんこれは、そういうゲームなんじゃないかな。
本気でチャンスを掴もうとするひとと、 そうでないひとを選別するための7日間。]
── 桐原は、生き返りたいの。
[ 質問はもうひとつ。さっきのミッションについて。]
(697) 2016/06/07(Tue) 01時頃
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生き返りたいなら、なんでさっき、 手柄を譲るような真似したんだよ。
死んでもいい。 殺されてもいい。 ってことかと思った。
[ 目を見るのは苦手だけど、まっすぐ視線をぶつける。]
生き返ることができる枠以上に、参加者がいる限り、 おれは、ポイントは取りに行くし、 それに関して、邪魔しないとは、言わない。
[ 決して大きくはないけれど、揺るぎない声で。**]
(698) 2016/06/07(Tue) 01時半頃
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