266 冷たい校舎村7
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拓海くん、生きて。
(263) 2019/06/17(Mon) 02時頃
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未練があるなら、 それを、君の生きる理由にして。
(264) 2019/06/17(Mon) 02時頃
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……生きて。
(265) 2019/06/17(Mon) 02時頃
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[ それが、僕の望みだった。 僕の願いであり、意思だった。
本当に身勝手で反吐が出そうだけど、 それも、僕だった。生きていてほしい。 でも、痛みも苦しみも代わりになれないから、 それを伝えるしかできない無力な僕だ。
だから、もう。 あとは君が選ぶしかないんだよ。って、 僕はしゃがみ込んで、祈るような目をしていた。**]
(266) 2019/06/17(Mon) 02時頃
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/* 重いよね…………重いです…………
(-66) 2019/06/17(Mon) 02時頃
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/* 同じく泣いており(メモ見た)、いないと思った人も見てることに微笑んでおり、ロルが言葉になる気がしないので深呼吸しながら取り掛かります。 ひたすらずっとデフォルト投票が拓海くんで笑っていましたが、最後に変えずに済んで、本当によかった。
(-84) 2019/06/17(Mon) 09時半頃
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誰かの許しなんていらないんだよ。 でも、それでも君が許されたいなら、 僕が、それに、きっとみんなが、 君の全部、許すから…………
(313) 2019/06/17(Mon) 10時半頃
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[ 縋ってと言ったくせ、 これじゃあ僕が縋ってるみたい。
掌には、まだ感じられる体温があって、 それがどうしようもなく惜しいんだから、 縋ってる。に違いないんだろうけどさ。
掴んでいた手首が掌から抜け出して、 強く、強く手を握られる>>306。
それは少し、こっちだよ。って、 導いてくれるときの君の手みたいで、 ……いや、そんな生ぬるいものじゃなかったけど。]
(314) 2019/06/17(Mon) 10時半頃
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怖いものなんてなかった。 君と行くなら、たぶん地獄も。
(315) 2019/06/17(Mon) 10時半頃
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[ 道連れ>>305って君が言うのを、 僕はべそをかきながら聞いていて、 いつか話したことを思い出したりする。
道連れにしてしまいましたね。 できてしまうくらい、傲慢な生き物なんだから、 やっぱり、少しくらいは似てたかな。高本くん。
飛び降りたいわけじゃないと言った人が、 天国になんてきっと続いてないのに、 飛び降りようかなんて言うんだから、 七月さんって……人間て、よくわからないや。]
(316) 2019/06/17(Mon) 10時半頃
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[ そういうことが愉快だったのか、 あるいは、単純に嬉しくて、 ……ほら、君がそれでいいんだろって言うから。
僕は微笑んで、縋りつくような>>308、 君の頭を抱えこむようにぎゅっと腕を回した。]
(317) 2019/06/17(Mon) 10時半頃
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うん…… 拓海くん、ありがとう……
(318) 2019/06/17(Mon) 10時半頃
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[ ほら、それって身勝手な意思を押し付けた、 こちらの台詞でもあると思うからさ。]
(319) 2019/06/17(Mon) 10時半頃
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[ それから。 君はゆっくりと立ち上がり>>310、 毛布おばけみたいな姿で校舎を行くから、 僕はやっぱりそのあとをついて行く。
よかった。高本くんの言ったように、 トイレに置き去りはあんまりだし、 ここまでに至った僕個人の意見といたしましては、 自分の身体ひとつ抱きしめているより、 あたたかい場所というのもあると思うし。
誰かの近くにいてさえくれれば、 こぼした心臓も、脆く砕けた破片だって、 そっと拾い集められるはずだ。*]
(320) 2019/06/17(Mon) 10時半頃
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/* 改めて、一緒に帰れてよかったと喜びをかみしめつつ、 本当に今回、特に最終日の動き、これでよかったのかなと不安に思う部分が多く、そういう意味でもエピ入り控えてどきどきしてます。やりづらくさせてたらごめんなさい。 高本くんと七月さんがすごくお上手に連携取られてる中、拓海くんもこんな感情ゴリ押しのが紛れてて困惑させたと思うので、皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
(-94) 2019/06/17(Mon) 14時頃
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[ 薄暗い体育館に、人形が並んでいる。
それに手を合わせる姿>>333は、 なんだか死人を悼むようだけれど、
口に出された言葉はRIPではなく、 今日と地続きの明日を願う、 お祈りのようなもの>>334だったので、 僕もそれを真似るように手を合わせた。]
(349) 2019/06/17(Mon) 18時頃
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誰にとっても平等に、 住みよい世界がありますように。
(350) 2019/06/17(Mon) 18時頃
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[ もうずいぶん暗くなってしまった校舎で、 僕らはどれくらいそうしていたのだろう。
きっともうすぐ消えゆくこの世界。 僕らの友人が作り上げた世界に、 僕もまた、何かを置いていくのだろうか。 何かを減らして、帰るのだろうか。
……少なくとも、僕は君に、 こんな世に生きてと願ってしまったのだから、 僕もまた、この先当分の間は生きるのだろう。
それならせめて、君にも、僕にも、みんなにも。 誰にとっても、より良い明日がありますように。
帰ろうぜ。>>342と声が聞こえて、 僕は顔を上げた。笑って頷いた。]
(351) 2019/06/17(Mon) 18時頃
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──うん、帰ろう。 真っ暗になってしまう前に。
(352) 2019/06/17(Mon) 18時頃
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「またね」と笑って手を振るお別れが、 闇に呑まれず、君の見る世界に残せるうちに。**
(353) 2019/06/17(Mon) 18時頃
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[ こっち。>>364と君が言って、]
(369) 2019/06/17(Mon) 21時頃
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──現在──
[ 導かれるがままに、僕は歩いた。
先に聞いていたのと別の方向。 裏から帰れると言ったのを覚えていたけど、 ……でもまあ、君が言うなら。
ここに来てほんのすぐの頃に、 確認をしに来た昇降口。
その場所を閉ざしていたはずのシャッターは、 今はもう開いて、光が射しこんでいる>>365。
思わず目を細めた僕の視界を、 掠めて消えてったまあるい尾っぽ>>364。 わんと一吠え。聞き間違いじゃあないはず。]
(370) 2019/06/17(Mon) 21時頃
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[ 君のことを何もかも、 知っているわけじゃあ勿論ないから、 それが君にとってどれほどのことか、 今は、わからないこともあるけど、
けれど、これでおしまいじゃないんだから、 そのことを悔やむ必要がどこにあるだろう。
重苦しい白色から深い闇へ。 移り変わっていった空が今は、 底抜けに青く、明るくて、
振り返って手を伸ばした君>>366に、 きっと僕は目を細めていたけれど、 眩しいだけじゃなく、確かに笑っていた。]
(371) 2019/06/17(Mon) 21時頃
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[ 光に、手を伸ばした。]
(372) 2019/06/17(Mon) 21時頃
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君が笑っていたから、僕は怖くないよ。
(373) 2019/06/17(Mon) 21時頃
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君に続くようにして蒼に飛び込む。 どこまでも晴れやかな、夏を思わせる空だ。 また。またあとで。また明日。またいつか。 きっと、そんな言葉を紡ごうと、 溶かされてしまいそうな光の中で、僕は笑った。
(374) 2019/06/17(Mon) 21時頃
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さよなら、冷たい校舎。 ……またね、僕の友達。 *
(375) 2019/06/17(Mon) 21時頃
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/* 高本くんと拓海くん、ほんとにいい友達って感じで、見てて幸せになる。たろの拾い方の下りがとても好き。 たろの存在、知ってていいか悩んだ末に、ガレージの奥に何があるのか知らない感じ貫いてしまった。
(-127) 2019/06/17(Mon) 22時半頃
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/* 拓海くんがきれいにまとめてくれたので一応押したけど、 たぶん予定通りに終わる感じになるのでのんびり待つよ
(-138) 2019/06/17(Mon) 23時半頃
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/* 拾いたいとこはエピロルにつなげるのだ
(-140) 2019/06/17(Mon) 23時半頃
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