241 The wonderful world -7days of KYRIE-
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これからこの辺りに綺麗なバッジをたくさん持った人が通りかかると思うわ。 だから綺麗な物が欲しい子は頑張ってね。
[進む過程はどうあれ最後に到達する場所が決まっているなら待ち伏せた方が早いだろう。
ここまで生き延びた参加者にとってそこまで苦戦するノイズではないだろうが…もし隙を見せればバッジを奪い去る位のリスクはあるかもしれない。*]
(@31) 2018/05/18(Fri) 04時半頃
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― 東エリア:マナ・マリンパーク付近 ―
[気のせいか目的地に近づくにつれ、すれちがう人々の中にカップルが多くなっているように感じる。
最初は不思議に思ったものの、そのうちいつか読んだ雑誌で 『今話材のデートスポット!』 という見出しと共に紹介されていたのを思い出したでしょう。]
(@32) 2018/05/18(Fri) 12時半頃
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[デート、恋人…心から愛する相手…
その単語は生前の私にも、今の私にとっても、 きっとこれからも関係ないお話なんでしょう。]
(だって私は…)
[食欲を満たしたい。なくしたエントリー料を取り戻したい。 それまでそんな事を考える暇も余裕もないのだから。
なんて思えば自嘲を含んだ笑みがこぼれた。 それは水族館入口に佇む見知った顔>>271に気づく、少し前のお話。*]
(@33) 2018/05/18(Fri) 12時半頃
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え、シュ、シュンタロ…?
[自分の名を呼ぶ突然の大きな声に少し驚きつつ 声の主を探せばシュンタロの姿。>>274
嬉しそうにこちらへ駆け寄ってくる姿は懐っこい仔犬みたいにも思えた。]
約束通り、また会えたわね。 誰かと待ち合わせ?それともこれから帰るところかしら?
[シュンタロの背後にある入口に視線を向けて 女は問いかけてみたでしょう。*]
(@34) 2018/05/18(Fri) 13時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2018/05/18(Fri) 13時頃
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ううん、残念だけどまだ食べてないの…
[ふられた話題>>278には残念そうに首を横に振って。 それより興味を持ったのはゲーセン>>277という言葉。
…なるほどね、だったらこんなのは面白いと思わない?]
バッジ…シュンタロもマブスラ大会に参加するのね。 ねぇ、ひとつ提案があるんだけど…
(@35) 2018/05/18(Fri) 13時半頃
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私と…デートしてちょうだい。 そしたら、このホーリーバッジを1つあげる。
デートの間、シュンタロがバッジを取る邪魔もしないからそこは安心してもらって大丈夫よ。
[それにもちろん行先はシュンタロに決めてもらって 構わないし、どうかしら…?と上目遣いに言葉を続けて。*]
(@36) 2018/05/18(Fri) 13時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2018/05/18(Fri) 13時半頃
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[彼の見せた表情>>288に 心のどこかがちくっと痛んだのは気づかなかったふり。
だけどごめんなさいね。 これは誰にも言えない、言うつもりもない事だから。]
えっと…笑わないできいてくれるかしら?
[代わりに今は楽しい時間を過ごしましょう?]
私、デートっていうのをしたことがないの…。 生きていた頃も、死神になってからも。
(@37) 2018/05/18(Fri) 14時頃
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[わざとらしく聞こえるかもしれないが この言葉は嘘ではない。
生前は色気より食い気であったし、何よりそんな状況ではなかったというのが正しく。 死神になって以降も、ハニートラップのような事は行ってきたがデートといえる段取りを取った事はないのだから。]
それにデートってお互いの事を知りたいからするものなのよね? 私、シュンタロの事をもっと知りたいなって…それじゃ駄目かしら?
あぁでも、バッジをあげるからして欲しいなんて、 やっぱりずるいかな…。気に障ったならごめんなさい。
[サブミッションの内容はバッジを渡す死神の裁量次第なのだから特に問題はないだろう。 後は彼の返答次第となるけど、さて。*]
(@38) 2018/05/18(Fri) 14時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2018/05/18(Fri) 14時頃
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[そんな美人なのに?>>291
えぇ、これがまず思われるだろう感想なんでしょう。 ここだけの話だけどね、と人差し指を唇にあてながら]
私ね、実は結構食べる方なの。 それでその事をみんな知ってたから 『大食らいなんて女らしくない』って誰も相手にしてくれなかったわ。
[その上食べる物にもこだわりがあるのだから彼女にしようものなら面倒臭い事この上ない訳で。 当然の如く青春の甘酸っぱい話とは無縁のまま生涯は終えましたとも。]
(@39) 2018/05/18(Fri) 14時半頃
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[事実とはいえ嘘に聞こえなくもない話なのに こちらの言葉を素直に受け取って反応を返すシュンタロを見て、こういう人が詐欺にかかるんだろうなぁなんてちょっと失礼な感想を懐きもした。
つまりはいい人という事なんでしょうけど。 Ms,碧衣あたりに出会った日には大丈夫かしら?なんて 実はすでに二人が邂逅を済ませていた事を知る由もない女はすこーしだけ、心配もしたりした。]
だって買収するようなマネに取られてもおかしくなかったもの…シュンタロは本当に優しいのね。
[笑顔>>292には笑顔でかえしてみたでしょう。]
(@40) 2018/05/18(Fri) 15時頃
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あら、それじゃあ私たちお揃いだったのね。 初めて同士楽しいデートにしましょう。
[行きたい所と聞いてすぐに思いつきはしなかったが ここへ来た目的を聞かれれば]
あぁ、そうそう 実は今日もね、水族館限定デザートがあると聞いてきたの。 海のなかまをイメージした物らしいんだけど…シュンタロはもう食べてみたかしら?
[ペンギンやシロクマのクッキーやマシュマロをあしらったソフトクリームに海を泳ぐ魚たちをイメージしたゼリー。 自然と話の流れは水族館らしいデザートの事になったでしょう。*]
(@41) 2018/05/18(Fri) 15時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2018/05/18(Fri) 15時頃
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― かつてのエントリー料 ―
[自分が失ったものに気づいたのは初日、 こちらを狙うノイズの猛攻を切り抜けパートナーと一息を入れようとした時だった。
受け取った缶ジュースに口をつけて気づいたの。]
…ッ!? な、な…んで……
[缶にはみずみずしいオレンジの絵が描かれているのに 私の舌はオレンジの味を感じる事ができなくなっていた事に。]
(@42) 2018/05/18(Fri) 19時半頃
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[Q,スザンナ・マイヤーズがかつて支払ったエントリー料は?
A,美食家にとって命となる、味覚の全て]
(@43) 2018/05/18(Fri) 19時半頃
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[そのくせ、満腹中枢も壊れてしまったのか いくら食べても満たされる事もない飢餓感は付き纏って。
味わう事なんてできないのに、 それでも食べなければそのうち気が狂ってしまいそうで。
どこまでも運命は残酷にできているんだなって今更に知ったわ。]
(@44) 2018/05/18(Fri) 19時半頃
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― 現在に戻って ―
[だからね、もし私が苺大福をおいしそうに食べているように見えたなら。 それはシュンタロの説明が良かったからに他ならないの。
今の私は普通の餡子と白餡の違いもわからないのだから。 食感と口内で感じる温度、 それに視覚と聴覚が全てな食の世界でしかない。]
ふふ… ありがとうね。 そんな褒め方をしてくれたのはシュンタロが初めてだわ。
[それでもこの人と一緒なら、 味がわからなくても楽しめるだろう。
そう思えたのだから。]
(@45) 2018/05/18(Fri) 19時半頃
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[だけどこれは誰にも内緒のお話。
それは味覚があった頃のように振る舞いたい 私の意地でもある。
それにきっと、このお人よしさんが事実を知れば 自分の事のように悲しんでしまうから。]
(@46) 2018/05/18(Fri) 19時半頃
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あん屋? そうね…季節物や新作が入ったと聞いた時位だったけれど…
[だからシュンタロがあん屋へ誘ってくれる>>298>>299なら、心からお勧めされる物を食べてみたいと思うの。]
わかったわ。行きましょう。
私も、シュンタロが心からおすすめする物が知りたいの。 あなたが何が好きで、おいしいと思うのか。 私に教えてちょうだい。
(@47) 2018/05/18(Fri) 19時半頃
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[私の事を知りたい>>300と言われたら、 少し戸惑いながら]
そうね、どこから話せばいいか迷うけど… 歩きながらお話しましょうか。
[差し出された手>>300をとり繋いで。 あん屋に向かい歩きはじめたでしょう。
その道中、
一番好きな物はママの作ったパイで、 その中でもチェリーパイだった事。 ガレット・デ・ロワの事。>>2:@73>>2:@74 実はメロンパン好き仲間な事。>>2:@1
失ったエントリー料の事は悟られないように、 お話をしたでしょうか。*]
(@48) 2018/05/18(Fri) 20時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2018/05/18(Fri) 20時頃
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そうね、生まれはアメリカだけどパパの仕事の関係で日本へきたの。 なんでも、大きな仕事のチャンスだったからって。
その関係で家を空けがちだったけど、 私が寂しがらないようにママは優しくしてくれたわ。
[手間をかけた料理を作ってくれたのも、 それがママにとっての愛情だったんだろうと思う。 幸せだった日々、幼い頃の思い出。]
アメリカンチェリーって歯ごたえがあるでしょう? だからママはジャムにしてからパイに使っていたわ。
[もう戻る事のない楽しかった思い出を語る女は 少々饒舌気味になっていたかしら。]
(@49) 2018/05/18(Fri) 22時頃
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[後にその仕事が失敗した事 ママや私を残してパパが姿を消した事 母子共々売られてしまった事
そして最後には飢えたまま死んでしまった事。
辛い記憶は思い出さないようにしながら。]
(@50) 2018/05/18(Fri) 22時半頃
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― →中央エリア:甘味処あん屋 ―
[目的地に到着すれば向かい合う形で席について。
注文はシュンタロにお任せする事になっているから、 私はそれを楽しみに待つ事にしましょう。]
みつ豆?は食べた事はないわね。
[食べた後で話に齟齬が生じないよう、 和菓子に関する記憶を呼び起こしてみる。
洋菓子はバターやミルクをたっぷり使った 油分の甘みが強い。 それに対し、まだ味覚があった頃に食べた和菓子は 素材や砂糖の甘さで勝負をする素朴さがあった…はず。]
(@52) 2018/05/18(Fri) 23時頃
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[よく味わえばじんわり味がする>>329という発言からも 和菓子に対する認識に大きく間違いはなさそうと予想は できた。]
けど、面白そうね。
そういうのをワビサビって言うんだったかしら? 噛めば噛む程味わいが深くなる、奥ゆかしい日本らしいデザートだと思うわ。
それに、シュンタロにとって 私のチェリーパイみたいなものなのよね。 食べてみるのが楽しみだわ。
[残念ながら味の変化はわからないけれど。
それでも食感で楽しめる物>>329>>331 というのはとてもありがたかった。 私が食して楽しめる意味でも、感想を述べる際に不自然さを出しにくくなる意味でも。*]
(@55) 2018/05/18(Fri) 23時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2018/05/18(Fri) 23時頃
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[テーブルに出されたみつ豆は、赤が彩られているものの 見た目として全体的に派手さはない。
けれど、恐らく先程説明にあった寒天だろう物。 それの透明感は、初夏も近づくこの季節にはぴったりだったと思う。]
それじゃあ、いただきます。
[シロップと言われてみつ豆を少し観察する。 容器の下に溜まっているこれの事だろうか?
震える寒天と一緒に、こぼさないようそっとすくって 一口頬張る。]
(@61) 2018/05/19(Sat) 00時頃
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[ひんやりとした液体が口内を満たしていく。 口を閉じたまま冷たいと言えばシュンタロはどんな反応をしていたかしら。
寒天の方は見た目は確かにゼリーに似ているものの 舌の上にのせてからも崩れる様子を見せない。 確かに少々固いようだ。
(上顎…でしたっけ?)
先程の説明>>331を思い出し、 そっと舌をつかい上顎に押し付けてみれば不思議なもので 寒天は脆くも形を崩れていった。]
(@63) 2018/05/19(Sat) 00時頃
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…ほんと、不思議なものね。 さっきまで形があったのに、少し力を入れたら壊れてしまう。
ガラス細工かしら…涼しげで、綺麗で、だけど繊細なの。
そう、まるで…
[思い出したように店の入り口に目を向ける。 そこには、風鈴が取り付けられていた。]
あれに似ている、わね。
[時に風に揺れ、涼しげな音色を届ける日本の風物詩。 それをそっと指を差し、無邪気な顔を見せたでしょう。*]
(@65) 2018/05/19(Sat) 00時頃
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/* 片や少年漫画的展開 片やお願いお姉さま❤ 片やデート中
盛り上がってるわね(赤面した顔をおさえながら)
(-97) 2018/05/19(Sat) 00時頃
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私ね、食事には色んな楽しみ方があっていいと思うの。
至高の食材を集めて作ったもの。 家族が集まって食べる暖かいもの。 季節の移り変わりを味わうもの。
だから暑い季節を涼しく過ごす綺麗なものがあるのも いいわよね。 だって、四季のある日本らしいもの。
[味よくわかんないでしょ>>409と言われれば 確かに私に味はわからない。けど、]
いいえ、おいしかったわ。 こちらこそありがとう。
シュンタロが風流を大事にする人なんだなってわかって嬉しいわ。
[この時間を楽しめたのだから、お礼は言いましょう。]
(@72) 2018/05/19(Sat) 00時半頃
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[何かと思えば テーブルの上に置かれたのは指輪を模した物。>>413]
あら、綺麗…もらっていいの? 見た目は宝石みたいだけどキャンディーかしら?
[受け取れば早速開封して、右手の人差し指につけてみる。 店の照明を受けてキラキラ輝く大きな苺色の宝石。]
(@74) 2018/05/19(Sat) 01時頃
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[似合うかしら?なんて微笑んでみせて。 こちらも忘れないうちに、シュンタロへホーリーバッジを 手渡したでしょう。
…今日のミッション時間もそろそろ頃合いでしょう。]
プレゼントまでもらえるなんて… 今日は素敵なデートをありがとう。楽しい時間だったわ。
[だからお約束の一言を伝えないと。]
またどこかで会いましょうね。 だから――
(@75) 2018/05/19(Sat) 01時頃
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絶対…絶対誰にも消されないでね…。 生き残ってちょうだい。
[私の言葉は最後まで、彼に聞こえたでしょうか。*]
(@76) 2018/05/19(Sat) 01時頃
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