131 SACRED JUSTICE ―闇の正義と光の祝福―
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[自分へと四方八方から降り注ぐ光弾>>9は、デメテルの力だろう。浮かび上がる鏡>>13によって自分がダメージを受けることは無く、袖を引かれればそれに従って。
現れたのは伝説に語られる神剣>>29。 しかしそれは、いくら優れている人間であろうと手に余るもの。…デメテルを庇うように立ち、にぃ、と。 口角を上げた。]
……神は言ったわ。 " 人と交わった天使に授ける翼は無い "と。
けれどその呪いは、罰は。子供には影響しなかった。
[再びぐにゃりと翅が歪む。それは放たれた神剣を受け止め、無残にも壊れ散った。
――そう、それでいい。すべてが壊れたその暁に。]
(42) 2014/08/20(Wed) 13時頃
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――現れよ、漆黒の翼。
[膨大なほどの闇の力と、そして天使を知る者のみが感じられる天使の気配が聖堂内に満ちる。 翅が無くなり、空虚になるはずだった背中には。
紛い物ではない、六枚の黒き翼が存在していた。]
(43) 2014/08/20(Wed) 13時頃
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親友をこんなところに残して、私一人が逃げるくらいなら――。
[焔の柱が迫り来る。 シーパルの影が揺らめいて、周囲へ広がり。焔の柱を呑み込んだ。
しかしあくまで呑み込むだけ。消し去ったわけではない。]
貴女はここで殺すわ、クラウディア。 人造妖精――………いえ。
[母の顔が思い浮かぶ。背中の六枚の黒い翼は、彼女と決別することを意味しているけれど。]
(44) 2014/08/20(Wed) 13時頃
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堕天使シーパルの名にかけて。
[そう。母の罪は、子供さえ改心すれば許されるものであった。 天使に羽化するはずだった人造妖精は、その翅を脱ぎ捨てて堕天使へと。]
神剣を人間如きが扱うのは禁忌。 弁えなさい、どれほど秀でていようが人間は人間にしかなれないのよ。
…夜の王へ捧ぐ。夜想曲第二番、復讐《グリモワール》!
[フルートから響く音色により呼び起されるのは死者の魂。光の者に殺された闇の者達の呪いが詰まり、数え切れないほどの怨念の塊となってクラウディアを四方八方から襲う**]
(45) 2014/08/20(Wed) 13時頃
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[彼女が壁にまで吹き飛ばされ吐血したのを>>51、どうかそのまま動かないでほしいと願いながら見ていた。 死なずとも気絶してくれれば――そんな願いは届かずに、懐かしむような瞳で語られる言葉>>52に耳を傾け]
……"Babel"。 現実不可能な絵空事をそう比喩したとでもいうの?
[ピリピリと肌を刺すような魔力を感じ>>53、残る力を使い切る勢いで構えた。 …そうでもしなければ此方が危うくなる相手だということくらい分かっていたから。
>>54>>55>>56>>57>>58>>59様々な翼が生まれ、彼女の背中にもまた六枚の翼。 しかしそれは紛い物。所詮は天使になれぬ人間が編み出した力の果て。]
(62) 2014/08/20(Wed) 19時半頃
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偽りは求めた結果を齎さない。 ……貴女は何を求めたの? そんな魔術を生み出してまで、成りたかったモノは何?
[向けられた腕>>61に、背筋は自然と緊張感故か伸びて]
(63) 2014/08/20(Wed) 19時半頃
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……光在る限り、影はいつでも傍にある。
そして影が在る限り、光もまた傍にある――……。
[切っても切り離せない存在。光と闇はそういうものだ。 かといって優劣の無い世界になっても人々は耐え切れずに争いを生み出す。]
人が人にしかなれないのと同じように。 人ならざる存在もまた同じこと――……。
――……夜明けの王へ捧ぐ。夜想曲第4番、生贄の死想《タナトス・ダウン》!
[敢えて第3番を飛ばしたのは、自分に残った力を省みた結果で。]
(64) 2014/08/20(Wed) 19時半頃
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[堕天使となった身であっても、根本的なものは変わらない。 魔術を使えば使う程、命の糧は潰えて行く。
―故に長期決戦は望めない。デメテルは先ほどのダメージもあるだろうし、出来れば傷ついて欲しくなかった。
まだ生きていた近くにいる兵士達の命を吸い取り着実に大きくなっていくのは、暗黒に染まった球体。 それを幾つもに分けてクラウディアへ飛ばす。もしも当たったならば、少しばかり体力を奪い切り裂かれたような痛みを与えるだろう。]
(65) 2014/08/20(Wed) 19時半頃
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…分からないわね。 出来ないと思うことさえやろうとして、いつか神をも越えようとするんじゃないの。
[それはなんと傲慢で愚かなことか。 神を殺すのに刃も何も必要はない。必要なのは信仰心、それと愛情。
しかし偽りの信仰など、悪でしかないのに。
五芒星を描き自分たちを取り囲むは5本の十字架>>80。 十字架や文字が輝き>>83光の攻撃>>84が発動されると、咄嗟に呪文を唱える]
"我は禁じられた逆さ十字を背負いし翼を持つ者。 全てを遍く受け入れ隠す安寧の闇よ、我が片翼《ブルーバード》を守る壁と成れ――……!"
[それは自分の力を大幅に削る代わりに、必ず対象を守る効力を持った闇の壁。 デメテルを囲うように現れた闇の壁を見届けると]
(87) 2014/08/20(Wed) 22時頃
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――悪魔よ、呼びかけに応じよ。
[呼びかけに応じ、空に。地に。 様々な場所へ、計7つの黒き魔方陣が出現する。
魔方陣はやがて一つに集結し、光を何とか受けきったシーパルは、その名を呼ぶ]
其方に捧ぐは、命の糧。 我が命を喰らって敵を屠れ――――Misshandra!
[もうシーパルにほとんど力は残っていない。 僅かばかりを残して呼び出した悪魔はソロモンに名を残すことを許されなかったイレギュラー。]
(88) 2014/08/20(Wed) 22時頃
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[ 巨大な黒い靄はやがて獣の形を取り、クラウディアと自分たちを隔てるように。 ]
[大きな口を開き、強烈な闇と怨念の混じった咆哮をクラウディアへと放った。 人間でも人ならざる存在でも、決して扱えないであろうほどの力を秘め。…憂うべくは術者の弱体化か。
悪魔は攻撃を終えると、シーパルのほとんど残っていない力故か続く攻撃も出来ずにその場へ立ちふさがるのみ。]
(90) 2014/08/20(Wed) 22時頃
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[Misshandraは新たに表れた人影>>97>>101へ、並みの人間であれば吹き飛ばすような威嚇の声を上げる。 左胸を抑えつけてなお、少女は途切れ途切れに言の葉を紡いだ。]
………闇、に……栄えあれ……!
[その言葉が合図だったように、Misshandraはクラウディア目がけて駆ける。 デメテルの叫び>>94には微かな笑みを向け、大丈夫かと問うて]
――…"その存在自体は大罪となりて、伝えられることもなく"
[語るはMisshandraの伝承か、それとも――……。]
(108) 2014/08/20(Wed) 22時半頃
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……まだ、終わらない。終わらせない!
[クラウディアへ強靭な獣の右手が襲い掛かる。 それが当たっても当たらなくとも、Misshandraは少女の元へ素早く戻って。 解呪を呟けば、デメテルを囲う闇の壁は。彼女が望めばいつでも出られるように変化する。
命の灯火が消えかけてもなお気丈に佇む少女の瞳は、諦めていなかった。 一定距離を開けてMisshandraが再び唸る。喰らうは少女の命では無く周囲の光。
白と黒が交じり合った咆哮はクラウディア、そしてラディエルへ。 あちこちに散らばる硝子の破片などを巻き込み殺傷能力を高め、魔物の第二撃はぶれることも無く二人へと襲い掛かった]
(110) 2014/08/20(Wed) 22時半頃
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……デメテル。従う必要はないわ。
[クラウディアの言葉>>111に顔を露骨に顰め、デメテルへ囁くように。]
私なら大丈夫。……貴女を残して逃げるなんて、死んでもしたくない。
優しい私の親友。これ以上、その身を犠牲にしなくてもいいの。
[冷たい肌の感覚を思い出して。預言書という言葉と合わせ、何となくだが察しはついていた故にそう告げる]
(113) 2014/08/20(Wed) 23時頃
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[ポケットにある指輪が微かに熱を帯びる。 母の祈りが込められた指輪が、娘の危機に反応しているのだろうか。しかし少女はそれに気付くことなく、クラウディア>>114の反応に笑った。]
終わらせないと、言ったでしょう?
[自身の漆黒の翼から羽を数枚抜き、何かを唱えるとそれは粒子となってMisshandraの体へ入り込む。 …刹那、此方にも洩れる加護>>120に。訝しげにラディエルへ視線を。]
"闇は悪をも裁く。どれほど移ろい行こうとも、闇は全てに平等なのだ。
――断罪の叫び《クラシス・ヴォイド》"
[>>122そういう問題ではないと、少女は首を横へ振って。
魔物は叫ぶ。いつしか助けを求めることを忘れた少女の代わりというように。 魔物は屠る。情けを捨てきれぬ少女の代わりに。
――……魔物は一筋、涙を流す。 もう泣けない少女の代わりに。あの日、朽ちる前に交わした天使との約束を思い出して]
(146) 2014/08/20(Wed) 23時半頃
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[命を喰らわねば己は動けない。 それが定め。封印を解く代償。
魔物は知っていた。…どう足掻いても、強力な者が聖霊力を流し込んでも。]
……どうせ長くない命。
ならば、親友を護る為に使う方が有意義だわ。
[…自分の為だけにここへ来てくれた少女。 村にいた頃から仲良くしてくれた。あの時握りしめた手の冷たさも、昔の温もりも忘れない。
大聖堂全てを揺らす魔物の叫びは攻撃する刃となる。 先ほどの力無き攻撃とは違い、声は闇の剣を数え切れないほどに生み出して、敵を狩らんと]
(147) 2014/08/20(Wed) 23時半頃
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[囁き返された内容>>140に首を傾げて。 自分の赤が真実を映す。紛れもない預言者となってしまった彼女の希望は――……嗚呼。
行き着いて、昔のような無邪気な笑みを浮かべる。
少女がまだ生きているのは、魔物が精一杯抗い吸い取る命を最小限に留めているから。 それと加護の力>>120もあるのだろう。この時ばかりは天使に感謝さえして。]
……デメテル。
私の希望も、…全部貴女だった。
[いつかまた出逢えることを信じていた。ずっと目を逸らしていた希望を、ようやく全て受け入れて―。]
(148) 2014/08/20(Wed) 23時半頃
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/* アマト強い(確信)
(-28) 2014/08/20(Wed) 23時半頃
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/* >>150何かゴメンwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(-30) 2014/08/20(Wed) 23時半頃
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死にたがっているんじゃないわ。
ただ、護りたいだけよ。己の大事な者を。
[そう言った瞬間、激しい闇と混沌>>139を感じ取って驚きに目を見張った。 Misshandraさえも叶わぬ底知れない闇。]
……ルゥ=カタストロス……。 何故そんな存在が――……。
[自分よりも上位の存在の気配に、流石のMisshandraも自然と涙が止まっていた。 しかしこれはチャンスだ。すぐにでも片付けねばならないような案件があるのだから。]
(159) 2014/08/20(Wed) 23時半頃
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……行かなくていいの?
[早く行けと言うように、目線で促し]
気付いていると思うけど。 この力はMisshandraという強大すぎる力を持った存在でさえ凌駕する存在のもの。
早く行かなきゃ、不味いんじゃないかしら?
[折角植え付けた民の信仰心が消えるのも想像に難しくない。]
(160) 2014/08/20(Wed) 23時半頃
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/* ヒロの突っ込み的確すぎて辛い。
(-34) 2014/08/20(Wed) 23時半頃
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[クラウディアが立ち去り>>180、何かが破壊される音>>177が耳に届く。]
…そうね。一刻も早く離れた方が良さそうだわ。
[デメテル>>192に頷いて出口へと駆ける。 これ以上ここに長居しても良いことはないだろう。何よりも空気が異質だ。 闇側の存在でも、者によっては辛いであろう混沌。一体何が起こっているというのか。]
……聖霊術。
[ぽつりと、デメテルの言葉に呟く。]
私の命は聖霊力で補われているから……それしか方法は無いの。
[しかし。急速に使い減らした力の反動で、もしかしたらどんな相手でも自分を永らえさせることは出来ないかもしれない。]
(239) 2014/08/21(Thu) 18時半頃
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正典《カノン》? 世界が終わる――……それはどういう、…デメテル!?
[それが預言書に記されているものとは知らず、問いかけようとして。 蹲った彼女>>193へ心配そうな目を向けながら。どうすることも出来ずに見守り、体を起こした>>194のを見れば安心したように微笑んだものの――。]
……嫌よ。
[そこにいるのは、デメテルでは無かった。 姿かたちは同じでも、彼女ではない。手を強く握りしめ、此方を向かない瞳へ語り掛ける。]
(240) 2014/08/21(Thu) 18時半頃
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"貴方"とは行かないわ。 私が共に行きたいのは"デメテル"よ。貴方じゃない。
[何よりも彼女は。自分を救う方法を考えてくれた彼女が、命を賭してなんて言うはずがないと。 そんな根拠のない自信を持っていた。]
あの子が望む未来は、預言とやらの成就じゃないはずよ。
貴方が何者かは知らないけれどね。
[そう言うと、少しの間を空け。大きな声で]
(241) 2014/08/21(Thu) 18時半頃
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……デメテルを返して。
[声色にあるのは、静かな怒り**]
(242) 2014/08/21(Thu) 18時半頃
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……デメテルとの再会は、そうね。奇跡といっても良いわ。
けれど、その奇跡を生み出したのが貴方だとしても。 ――親友《デメテル》の姿で、あの子らしからぬことを言うのは許さない。
[>>252預言書が発するのは少女とは思えない威圧を伴った声。 しかしそれに怯えることも無く、寧ろ怒りを大きくしたかのようにそう言って。
手は振り払われ>>253、少女は追うことをしない。 ただ憎悪を瞳に宿して見つめるだけ。]
……それが定められたことでも、私は覆してみせる。 想いの力は何よりも強いのだから、きっと出来るはずだわ。
[立ち去ろうとする背中に言い放って。 今はもう何も掴んでいない手を握りしめる。しかし、預言書《ドレスコード》は知っているだろう。
少女には、それを成すだけの力がもう無いことを。]
(258) 2014/08/21(Thu) 21時頃
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[ふと、自分の体内に埋め込まれた欠片が何かに反応したのに気付く。 >>245元々は一つであった欠片がアマトの訪れを喜んだのが伝わったのか、同じ反応を示したようだ。 探知と追跡>>246が始まっていたなら、ここにある欠片に気付くことは容易だろう。]
…………。
[デメテル――否。預言書《ドレスコード》が立ち去るのならば見送って、自身も大聖堂を立ち去った*]
(259) 2014/08/21(Thu) 21時頃
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[彼女と別れてしばらくした後。路地裏に迷い込めば姿を見せたのは一匹の黒いうさぎ>>261。 赤い瞳と視線が交わり、どうしてこんなところにうさぎがいるのかと思いながらも手を伸ばそうとして――]
……っ貴方、それ……!
[小さな体が背負うのは、自身の探し物。 掴もうとしたけれどぴょんぴょんとジャンプされては宙を掴むばかり。
こっちに来いよとでも言いたいのか。 挑発してくるような動きにまんまと乗せられ、うさぎの持つそれを手に入れる為に追い掛け走り出す。]
(264) 2014/08/21(Thu) 21時半頃
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ちょ、ま、待って……!
[ジャンプも止まり走るのを止めたうさぎ>>267に追いつくと、笑みを浮かべてその体を掴もうとする。 勿論目的は妖精の花。何故かドヤ顔を披露したうさぎを怪訝そうに見て。]
――っ!?
[一瞬何が起こったのか、分からなかった。
発動されたのはうさぎを中心とした術陣。 恐らく転移魔術だ。なるほど、最初から大人しく渡してくれる気などなかったらしい。]
[強引に転移させられた先は、廃れた研究所。 …自分が壊して逃げ出したところだ。どうしてこんなところに――…?]
……誰?
[見渡した先、近くにアマトがいたなら。そう問いかけるだろう]
(274) 2014/08/21(Thu) 22時頃
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無くて悪かったわね。
[まず何よりも反応したのは少年の容姿でもなく、まな板という単語だった。 次いで自分の胸を視る。思わず殴りかかろうとして、落ち着けと深呼吸。]
…随分とまあ、失礼な物言いだこと。 失礼な男はモテないわよ。
[暗闇のように深い黒色の髪に、光の無い瞳。 着ている衣服は見慣れない。不思議な服を纏い、黒く染まった錫杖を古びたデスクに立てかけ少年は座っていた。]
(282) 2014/08/21(Thu) 22時半頃
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……神秘研究家!? じゃあ、貴方が……聖霊術を知ってる人、なの?
[でも彼は今、"元"と言っていた。 聖霊という神聖な存在を扱うにしてはやけに黒く染まった気配。
警戒するように見つめて。何かあれば逃げられるように体勢を整えるが、感じる力に背筋が震えた。]
(283) 2014/08/21(Thu) 22時半頃
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……そりゃあ、ね。 初対面でいきなりあんなこと言う人がモテたら吃驚するわ…。
[何と緊迫感の無い会話だろうか。 軽口の応酬のような言葉を投げながらも、黒うさぎを抱え上げながら言った少年の言葉に耳を傾け]
……貴方のお兄さんのことは知らないわ。 ある人に聞いたの。
[「おすかー」というのはうさぎの名前か。 それにしてはうさぎという生き物とは程遠い、悪名という単語が気にかかるところだが。
愚痴にも愉しみにも、どちらとも取れる言の葉。 一見すれば普通の少年が何故かどうしようもなく怖かった。]
(295) 2014/08/21(Thu) 23時頃
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聖霊、術士……――――!
[知識があるだけでは無かったらしい。 少年の言葉に息を呑んで。闇聖霊の類に好かれる性質なのだろうか。ならばこの雰囲気も理解は出来た。]
…………最低。
[軽い冗談のつもりなのだろう。食う趣味は無いと言われて、ぴきりと額に青筋を浮かべてそう返し]
……この研究所にいた研究員たちに埋め込まれたの。 それ以外は知らないわ。
――むしろ私が教えてほしいくらい。
[一歩、少年へ歩み寄る。黒うさぎを抱きしめる様は年相応で可愛いのにと思いながら。]
…私は残りの欠片を探しているの。だから、さっきうさぎが背負っていた妖精の花。 あれを頂けると嬉しいのだけど…?
[聖霊術士相手には無理なお願いだろうか。承諾が得られることを期待して、そんなことを言う]
(296) 2014/08/21(Thu) 23時頃
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もうちょっとマシな話題は無かったの?
[安心させようとしてくれたのは嬉しいが、それにしたって話題が話題である。 多感な少女なら今頃殴られていてもおかしくない。 呆れたように息を吐き。]
…ええ、そうね。 私としても聞かないでくれると嬉しいわ。
あまり思い出したくないから。
[ちら、と胸元を見られれば一瞬だけ身構えた。 またまな板とか言われたくはない。成長は諦めているが、言われていい気分はしないのだから。
苛立ちを覚えたような溜息をつかれると、溜息をつきたいのはこっちだと心中で愚痴を零して。]
(312) 2014/08/21(Thu) 23時半頃
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……二つあるわ。
一つ目は、母親の願いを聞き届ける為に。 それと―――。
[鋭い視線を受けても、凛とした声で答えを返す。 …彼が水晶を抜こうとしたなら、自分には成す術もない。息が詰まりそうだ。]
…………親友を助けたいの。
成すべきことが終わったら私の体にあるこれも抜いて、供養なり何なりすればいい。
[――少女の目的は。友人を失ったばかりの少年に、どんなものを与えたか。]
(313) 2014/08/21(Thu) 23時半頃
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[突き出された腕の先、掌にある水晶を大事そうに受け取って。 …変態とか思ったのは改めることにした。]
……ありがとう。感謝するわ。
[水晶はすう、と少女の左胸に吸い込まれるようにして消えて行く。 この未来もまた預言書には記されていなかったこと。 痛みは徐々に引いて、ほっと息をついたのも束の間]
…実験?
[何をするのかと戸惑った様子で部屋の中央あたりに歩んだ少年を見つめ。 ぞわりと、また先ほどと同じような恐怖を感じた。 ――ルゥ?今この少年は、ルゥといったか。]
(……まさか…)
[先ほど感じた混沌。安寧ではない痛いほどの闇。 結論に辿り着き、乾いた笑いが零れた。]
(342) 2014/08/22(Fri) 00時半頃
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[少年が床へ垂直に杖先を突き立てる。 しかし廃れていても硬質な研究所の床だ。突き刺さるはずもない。
――が、するすると杖先へ伸びて行く植物の弦に目を見張った。 床へ張り付き、弦自体が杖を固定する土台のように変化している。話声はおろか風の音さえしない室内に、音色が響く。]
――……っ、……!
[―声が出ないとは、まさにこのことをいうのか。 色褪せた研究所に満ちる聖霊の力は。まるで、それを必要とする者にとっての楽園。]
(343) 2014/08/22(Fri) 00時半頃
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[あり得ない。こんなことが出来る存在があるだなんて、考えもしていなかった。 枯渇していた体内に聖霊力は流れ込み、こんなにも調子が良いなんて初めてのこと。]
………凄くいいわ。呼吸も大分楽だし。
[振り向いた少年に呆然とそう返すと。 自身の呼び名がまな板になっているのに数拍置いて気付き、慌てて訂正の言葉を。]
まな板じゃないわよ、無いのは認めるけど私にはシーパルっていう名前があるのっ!
[珍しく頬は紅潮していた。]
(344) 2014/08/22(Fri) 00時半頃
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…そう、アマト。 感謝するわ。まな板とか言ってきたのもチャラにしてあげる。
[全くもって可愛くない返事である。 もっと素直にお礼を言えたらと思うのだが、性格が邪魔をして来るのだ。 偉そうに言っておいて気分を害していないかとチラチラ窺う様は、なんというか可笑しかった。]
……どうしたの? 何かあった?
[少年の足がピタリと止まるのを見て、首を傾げ。 虚空へ向けられた視線。しかし先ほどの嫌な感じはせず、どうしたのかと問うて]
………え、ええ。 それくらい構わないけど……今、外は危ないわよ?
[まな板とまた呼びかけたのはこの際無視だ。 黒うさぎを預かるのは良いが、外で起きている騒ぎを思い出して出口へ歩く背中へそう声を掛ける。]
(349) 2014/08/22(Fri) 00時半頃
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