207 愛しの貴方を逃がさない。
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― 翌朝写真館・夢幻 ―
[カタン、と鳴らすのはopenの札。 相変わらず寝坊すけ且つ自由気ままの主人。 時刻は既に昼過ぎを回っているだろうか。
二代目主人は漸く店を開け、 椅子へと腰を掛ければ煙草を吹かす。 今日は副業の仕事が無いのもあり、いつもに増してまったり。 否、とてつもなくご機嫌でもあった。]
いらっしゃいませ〜。 …え、良い事あったかって?
……そうですね、今日は夜が楽しみなんですよ。
[常連のお客さんにそんな事を聞かれ、答える口許は緩む。 準備をするものも少なく、 唯々時間が来るのを此処で待つだけ。]
(7) 2017/01/19(Thu) 21時頃
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[未だ数分しかたたないうちに何度も何度も店内の時計へ目が行く。 あと数時間、そう考えるだけで胸が騒めきだしてしまう。
落ち着かせるためにコンビニでも行くか、と腰をあげて、 closeにしてしまえば向かう先はコンビニ。**]
(8) 2017/01/19(Thu) 21時頃
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/* !? 俺翌朝とか書いてるwwwwww 昼描写してるのにwwwww
(-7) 2017/01/19(Thu) 21時頃
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― 写真館・夢幻:夜 ―
[あれほどそわそわとしていれば、迎えるは夜の時間、 と言うには遅く、深夜に近い時間だっただろうか。。 すっかりと暗くなり、とうの昔に街には街灯が照らされていた。
とてもとても長かった昼の時間。 とてもとても待ち遠しかった夜の時間。 己が見つめるはスマフォの画面。
とある携帯にGPS機能が搭載され、それを確認していた。 その機能が場所を動き始めた時、 己も静かに椅子から腰を上げた。*]
(36) 2017/01/20(Fri) 19時半頃
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やっと、大学を出たんだね、待ちわびたよ…。
[零す独り言は、誰も居ぬ夢幻に響き渡る。]
(*6) 2017/01/20(Fri) 19時半頃
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― 深夜 ―
[黒い帽子を深く被り、黒いネックウォーマーで口許を覆い、 黒の手袋で無骨な指先を隠し、黒い外套を羽織れば、 夜に良くなじむ男の正装へと変化した。
彼女が大学から出たのをGPSで確認し、 己はひらりとひらりと外套を舞い深夜の街へと繰り出した。
この小さな街、どんな場所があり、 何処に街灯がついていないのか。 そんなことまで把握しているのは日々の副業の御蔭だろうか。
己が向かった先は、彼女の大学から少し歩いたところにある、 街灯が道中消えてしまっている場所。 少し霧が出ているのもあり、そんな少し先すらも見えづらい。]
(-13) 2017/01/20(Fri) 19時半頃
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[そして街灯のついていない道にある電柱に、 ひっそりと身を闇に紛らわせ、 一人帰宅の道へと歩く彼女を待ちわびた。
少し無を感じていればコツコツ、と聞こえてくる足跡、彼女だ。 目の前を通り過ぎても尚己には気付けず、 己はその距離を徒歩で稼ぐ。一歩、また一歩と。
彼女の耳には突然聞こえる、 自分以外の足音が聞こえただろうか。 その音に気付くか否か、 もし振りむこうとしても己の姿は見えぬ。 そうして再び歩き出そうとした彼女に己の腕が伸びた。
彼女の双眸が人影を捕え切る前に、 大きな掌が彼女の視界を覆い尽くした。
明かりが無い道で更に闇を与え、 彼女の背後からぎゅ、と思い切り抱きしめる。]
(-14) 2017/01/20(Fri) 19時半頃
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[初めて己の腕の中に納まる彼女の身体。 とても小柄で、とても愛らしく堪らない。 ただ抱きしめるだけで終わろうと、昼までは思っていた。
が、彼女の声になっていない引き攣った声や、 彼女の体温、そして酷く近い匂い。 本能が理性を凌駕して、開いた唇から声は生まれない。
ただ、ただ、恍惚とした溜息が零れて、 相手の首筋に染み込む。 彼女は恐怖に身を引き攣らせたか、か細い悲鳴を上げたか。 そんな微かな抵抗も、全く意に介さず、胸がグラグラと煮える。
怖がればいいこの存在に。 そして思い出さねばならない“兄”からのメール内容。]
(-15) 2017/01/20(Fri) 19時半頃
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[足りない酸素を補うために、呼気が量産される。 近い、彼女が、愛莉がとても近い。 あんなに求めていたものが、 こんなにもあっさりと腕の中にある。
唇は声を発することすらなく、 脅えているだろう彼女の耳裏に寄る。 更に彼女の香りが濃くなって、心音が大きく、強く打った。
欲しい。
誰にも渡したくない。
何処にも行かせたくない。
この彼女は、可愛い大事な愛莉は俺のものだ。
――――……俺だけのものだ。]
(-16) 2017/01/20(Fri) 19時半頃
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[気が付けば、彼女の左耳裏に唇を落としていた。 乾いた口唇が、相手の薄い皮膚を舐め、 小さなリップノイズを立てる。
ちゅ、と一つ。ちゅ、と二つ。 愛しい獲物を味見するように、濃い鬱血を刻み付ける。 緩々と塞いだ瞼を撫でて愛しむ。
まるで、自分のものであるとマーキングするように。 彼女を抱きしめ、唇を寄せている変質者は、 体格の良い男であると察することが出来るだろう。 彼女が抱くのは、恐怖か、それとも嫌悪か。
己にはどちらでも良かった。 愛莉さえ手に入れば、それでよかった。]
(-17) 2017/01/20(Fri) 19時半頃
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[彼女の身体を捕えていた片腕が、 するりと伸びるは彼女の白い腿。
スカートに隠れていない場所を黒に纏った指先でするりと撫ぜ、 彼女が抵抗できないのをいいことに、 ゆっくりと指は上に上がる。
その指が辿り着いたのは大切に秘所を護っている布地。 ツ、と指を滑らせれば彼女の口からは声が零れただろうか。 ゆっくり、そして大切なものを扱うように何度も、何度も。
首筋に鬱血を散らしながら、その指は唯往復を繰り返す。]
(-18) 2017/01/20(Fri) 19時半頃
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[どれほどの時間、そうしていたか。 決して長い時間ではなかったが、相手にとっても、 己にとっても短くは感じなかっただろう。 それが真逆の意味を持っていたとしても、関係がなかった。
向かいから、自転車の明かりが見えたとき、漸く腕を離す。 それでも、きっと彼女は振り返らないだろう。 振り返れないだろう。
変質者に襲われかけた、という恐怖に犯されて。
するりと抜けた長躯は、名残惜しげながら、 ヘッドライトに照らされる前に、足早に去った。 迫る自転車の音と去る足音。 それらが全て遠ざかる頃には、 静かなばかりの道に戻っていた。
彼女の耳裏に血液を集めてジンと熱くさせる朱色だけを残し。 そんな彼女はこのまま家に帰れるだろうか。 写真館夢幻の裏口には呼び鈴も確り備えられている。*]
(-19) 2017/01/20(Fri) 19時半頃
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[バタン、と音が鳴ったのは写真館の裏口のドアが開く音。 二代目主人はどうやら外へ出ていたようだ。
身に纏う防寒具を全て剥がし、 時刻は深夜、既にcloseした写真館の明かりをつける。 まるで誰かを待つように、 ただじぃ、と椅子に座りスマフォを見ていた。*]
(37) 2017/01/20(Fri) 19時半頃
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[静かな夢幻に突如呼び鈴とドアを叩く音が乱雑に響く。 己はゆるりと腰を上げ、 叫ぶ声を聞きながらドアを開こうか。>>51]
―――…あれ、確か…… そう、須藤さんとこの娘さん。 よく大学で会うよね、 一体如何した…… 、
[如何したんだい、そう言い切る前に気付く彼女の首元。 無数の鬱血が浮かび上がり、そして震えている身体。 助けてという言葉に、察して彼女を館の中へ。]
お父さん達から聞いていたよ、 確か旅行へ行っているんだっけ? …先ずはその冷えた身体を温めないと。
[そう彼女に優しく声を掛けて、二階へと案内をしようか。]
(61) 2017/01/20(Fri) 23時頃
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― 夢幻二階・移住区 ―
[階段を上がればあまり広くはない居間に部屋は二つ。 一つは己の部屋、もう一つは亡き父が使っていた部屋。 彼女は未だ震えていただろうか。]
着替えは俺の新しいパジャマでも出しておくから、 とりあえずお風呂に入っておいで?
[軽く指さすは浴室。 俺はこの居間で待ってる、そう告げて彼女の背を見送ろうか。]
(62) 2017/01/20(Fri) 23時頃
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[パタン、と彼女の背を見送った後に、 己は自室に入る。
沢山の彼女のポートレートに見守られながら、 箪笥から真新しいパジャマを取り出して。 あの様子ならこのまま彼女は此処へ泊まるだろう。
そう考えるだけで、ふるりと己の身体も震えあがる。]
(-22) 2017/01/20(Fri) 23時頃
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[部屋から戻り、シャワーの音が聞こえれば浴室の扉を開き、 タオルと新しいパジャマを置いて直ぐに居間へ。
冷蔵庫を開いて、牛乳を取り出せば鍋に移し温めようか。 彼女が上がったら暖かいミルクを飲ませる為に。*]
(63) 2017/01/20(Fri) 23時頃
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[今日はまだ何もしない。 彼女はきっと両親が帰ってくるまでこの家に居るだろう。 否、そう己に頼むだろうと打算。
今焦らずとも彼女は逃げはしない。 これでいい、今はまだこれでいいのだ。*]
(*8) 2017/01/20(Fri) 23時頃
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