272 【R18RP】十一月と、蝶が奏でる前奏曲
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[二日目。
高校生に戻っちゃってから二日目の朝 あたしはまだ、結局高校生のままらしい 朝のテレビには当時の女子アナが映ってるし 芸能人の結婚報道、この人最近離婚した人だ、 …なんて、見てたけど
ニュースで高本の熱愛について どこも取り上げてはいないし やっぱり8年前の、ままなんだ。
高校生の制服に身体を通す ひらひらのスカートは足の先がすーすーする 昔は短いほうがステータスだったなって (学校ついたらジャージを下に着るのも その当時は流行ってたけど。) あたしはスカートの長さを考えながらそう思う]
(63) 2019/11/08(Fri) 07時半頃
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[当時の長さにするには勇気がいったから わりと校則通りの長さで履いて。 登校時間とか、持ち物とかを思い出して (といっても文化祭でほんとによかったよ 今日授業があるって言われてたら死んでた)
行ってきます、って外に出ようとしたら お母さんに、止められた。
「今日は高本君待たなくていいの?」 ]
(64) 2019/11/08(Fri) 07時半頃
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[そっか、毎朝、高本が一緒だった。 そんなことすら、もう、忘れてた。
あたしはちょっと笑って、 家、寄ってくよ、って言いながら家を出る
高本の家の前ですこし待って、 高本が来るなら、一緒に行けばいいし 来なかったら一人でいこう。
……… 昨日、夜、 逃げるように帰っちゃった高本。 今日は、目の前に現れてくれるかな? ]
(65) 2019/11/08(Fri) 07時半頃
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[どっちにしろ、今日は文化祭の二日目。 今日はうちのクラスの出し物はないから、 存分に一日中文化祭を楽しむつもり。
高本は?どうするだろう。 8年前の今日、高本は、監督さんに連れられて 文化祭もろくに回れなかったと聞く
今の高本が、文化祭を楽しんでほしいなって あたしは、きっと、そればかり。 ]**
(66) 2019/11/08(Fri) 07時半頃
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[そう言えば昨日突然立ち去った高本だけど 無事に健やかに眠れているようでよかった>>75 高本が高校生らしく照れていることなど知らず おーっすと手を挙げた高本に対して ]
おーっす、
[と手を挙げ返すのは、 あたしにとって8年ぶりでなんだか懐かしい
ちなみにスカートは当時に比べて多分長い それについて突っ込みを受けてたなら 寒かったから、と、あたしは、答える。]
(78) 2019/11/08(Fri) 09時半頃
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[肩を並べ通学路、 きっと緊張していたのはあたしのほうだ なにせ、本当に久しぶりだったし、 あたしにとって一番楽しかった時期を、 こうしてまた過ごせていることが、 なによりも、嬉しい。
高本の伝説の剣が猛威を奮って 枯れかけたねこじゃらしがぽきんと折れた
二日間、って言ってたけど いつから、いつまでの二日なの? あたしは、いつまでここに居られるの? ]
(79) 2019/11/08(Fri) 09時半頃
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文化祭、かあ……
[当時のあたしだったら友達と回る、 っていう選択肢を選んだんだろう 実際そうだったし。高本居なかったし。 女子と男子が一緒に回るのって、ハズいし ……なんてね
でも、もしこのまま過去を変えなくて 未来に戻ってしまったとしたら 今日がきっと、夢の終わりの一日。
「高本」と過ごせる、最後の日かもしれない ]
(80) 2019/11/08(Fri) 09時半頃
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もしよかったらさ、 一緒に文化祭回ろうよ、…どう?
[クラスでなにか噂が立つかもしれないし 当時の高本はそれを嫌がるかもだけど
あたしはほんの少し、勇気を出して聞いたんだ お伺いをたてるようにして、 高本の顔、ちらっと下から覗き込んで。
どう? って。 断られちゃっても、仕方ないかな。 あたしは別に高本の彼女でもなんでもないから って思いながらも、期待のまなざしを、込めて。]*
(81) 2019/11/08(Fri) 09時半頃
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[え、俺と?の言葉に、 しまった、って気持ちを顔に出す。
大人になったあたしたちじゃない ひとの噂話に過敏な高校生なんだった そうだよね、やっぱり変だよね。 そりゃ疑問に思うよね。
ええ、ほんとに>>84 てっきり噂が立つのが嫌でした
でも、高本は快諾してくれて あたしはほっと胸をなでおろす ]
(90) 2019/11/08(Fri) 11時半頃
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[・・・・が。]
おば! おばばばおばけやしき!?
[あたしが怖がりかどうか、なんて 天の神様に聞かなくても(ランダム) そんなの決まりきっている。だめなものはだめ
あれ?なんか あたし「封印している思い出」があるような あれはたしか8年前の文化祭のこと ─── ?]
(92) 2019/11/08(Fri) 11時半頃
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[でも、高校生のお化け屋敷でしょ? たかが、高校生の作ったお化け屋敷でしょ? 見た目は子ども、頭脳は大人のあたしなら、 きっと怖いものなしでしょう
高本が逆に怖がるトコ あたし、笑ってやるんだから!ふふん ]
だだだ、大丈夫だよ よぅし、わかった、お化け屋敷な!
[威勢は充分。お化け屋敷に勝ってやる。]
(93) 2019/11/08(Fri) 11時半頃
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[なお、お化け屋敷で、好きな人とふたりきり。 きゃーこわーい♡なんて甘い声出して、 カレの腕にしがみつくかわいい女の子、
……… なんていう発想は、 残念ながらあたしには一ミリもなかった ]
(94) 2019/11/08(Fri) 11時半頃
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[─── 今から8年前 あたしが本当に高校生だったとき。
2年生の教室で行われていたお化け屋敷、 友達と入ろうかどうしようかって話になって
「でも、高校生のお化け屋敷でしょ? たかが、高校生の作ったお化け屋敷でしょ?」
って威勢は充分、入ってった矢先で 脚がすくんで動けなくなって。 一切の思考を停止して 友人にゴールまで運ばれてきたこと
その記憶を抹消するように 文化祭の後半を楽しみまくったこと あたしはお化け屋敷に入るまで憶えてなかったし
……同じ事態が待ち受けてるなんて、知る由もない]*
(95) 2019/11/08(Fri) 11時半頃
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[あたしと高本はまるでコントだ? 仕方ないじゃんか、怖いものは怖い 高本はお化け屋敷の中で楽しそうだったけど あたしはそれどころじゃなくて放心状態で
高本の背中暖かいな… なんてロマンチックに 思う余裕すら、ないわけで。
でも、高本がたこ焼き買ってきてくれたり ラムネ買ってきてくれたりしたなら すっかり機嫌は取り戻してた。単純。 ]
(101) 2019/11/08(Fri) 16時半頃
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べ、べつに あたしだっていけるとおもってたし お化け屋敷……
[8年前のこと、すっかり忘れてたからな まさか同じ手に引っかかるとは思わなかった おのれ、大魔王。]
(102) 2019/11/08(Fri) 16時半頃
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あたしの行きたいトコ……? どこだろ……
[高本と一緒だったらどこでもよかった、 だって、楽しいし、っていうのは本音。
ふと見上げた校舎の壁に 「ミスコン参加者募集!飛び入りもOK! 男子は女装だよ!」 って書いてあるのをみて、
……頭を過るのは青いギラギラの高本の姿。 まさか、これ、参加するとか言わないよね?]*
(103) 2019/11/08(Fri) 16時半頃
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[ミスコンのチラシ。 女装、で閃いた高本のギラギラ青に まさか、と嫌な予感はしてたけど いやちょっとまって、え、待って?>>105]
は? あたし!? ばばばばばばばばばばかじゃないの
えっちょ、ちょっとまって まっ、
[目を白黒させてる間に勝負が取り付けられ 高本は会場へとダッシュしていく 引き止めること?できやしないよ、 だって運動には自信がないから >>1:43 高本が追いつくことはできても、 あたしが追いつくことは、できないな ]
(108) 2019/11/08(Fri) 18時半頃
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[んで。
まあ参加しないっていう選択肢もあったけど なんかそこまで言われちゃ、名が廃るじゃん? なんの名だよって、まああれだけど
だから成り行きで登録することになったの 追いかけて追いついた先で…といっても 高本はノリノリで控室に消えてったから あたしは一人受付で取り残されたんだけど
「彼女さんもどうですか?」
って聞かれたら、……やるしかないよね か、彼女じゃない。でも否定は敢えてしなかった。]
(109) 2019/11/08(Fri) 18時半頃
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[そしてミスコンが始まった。 先に男子の部があって、でてきた高本は
あぁ。あたしはなにか悪夢を見てるのだろうか パツパツの青のスパンコールドレスは 見たくなかった未来に似た光景で ビシッと光魔法かっこいいポーズをする高本に 思わず敵も味方も動きを止めてガン見である
おっと 魔法が効いてしまった
オネエ口調でウインクする高本は、 そうだね…… 未来の高本みたいだったよ。 その光景に、なにか、 高本が目覚めてしまわないかと心配だった
ちなみに高本の得点は69点だったみたい。 男子の高本以外の最高得点は24(0..100)x1だったよ]
(110) 2019/11/08(Fri) 18時半頃
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[まって、高本優勝じゃん]
(111) 2019/11/08(Fri) 18時半頃
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[続いて女子の部が始まった。 高本がキョロキョロ探している頃、 ステージ上で女子の部が始まるから きっとあたしの姿が目に入るだろう。
エントリーナンバーは3番。 衣装は貸衣装から選んだ、 有名なロールプレイングゲームの5作目に出てくる 幼馴染の女の子の衣装だ。
メイクも控室のひとに施してもらったよ。 ナチュラルメイクしたんだけど あたしがあたしじゃないみたいだ。
お姫様っぽいのもあったけど、 どうせあたしには似合わないだろうし、 こういう冒険者っぽい女の子の衣装のほうが あたしの性に合ってるよね。]
(112) 2019/11/08(Fri) 18時半頃
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[こういうの苦手なんだよね… 舞台に立つのとか、さ。
だけどRPGの登場人物だと思えば頑張れる。 プリンセスは無理だけど あたしはあたしらしくチャレンジしてやるんだ
そうやって挑んだあたしの結果は2(0..100)x1点 あたし以外の最高得点は85点だったけど、 あたしはどこまでがんばれたかな]
(113) 2019/11/08(Fri) 18時半頃
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[待って]
(114) 2019/11/08(Fri) 18時半頃
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[そうだよね。うん、知ってた。 知ってたよ、求められてないよね。
きらびやかなプリンセスが並ぶ中 やっぱりゲームの幼馴染キャラじゃだめだ
ダメだろうとは思ってたけど、 2点はさすがにちょっと凹むかな、って たぶん舞台が終わったあたしは、 衣装を脱いだあとで、高本を探して とぼとぼと歩いていることでしょう]*
(115) 2019/11/08(Fri) 18時半頃
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[追加で88点入っていたら あたし優勝してたじゃんね!>>118 やじを飛ばす高本を舞台上から見てて あたしはきっと苦笑い
審査員が「方向性が!違いますので!」と フォローになってるようななってないような そんな突っ込みを入れるなか、 あたしはきっと笑ってるしか、なかった
え?別に審査員は恨まないよ 恨むとしたら、どこかの神様か何かかな ]
(121) 2019/11/08(Fri) 20時頃
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[肩ポンされた先には高本 すっかり青い衣装もメイクもなかったから あたしはちょっと、ホッとする。けど、 ]
えっ、 えっ、いいよ、別に、
[って断りつつも、 断りきれないのがあたしだよね 高本に掴まれた手はそのままに、 ちょっと、ちょっと、って言いながら 空き教室に、引っ張られていくんだ ]
(122) 2019/11/08(Fri) 20時頃
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高本、メイクとかしたことあんの?
[ええ、何が不安ってそれが一番不安。 「今の高本」は「キャシー」なんかじゃないし 高校生の高本にあたしのメイクができるだろうか 2点の顔が7(0..100)x1点減点くらい、 そんな酷いものになっちゃうんじゃないかな なんて…… そんな心配ばっかり。 ]
(123) 2019/11/08(Fri) 20時頃
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[何だあんまり減点されないじゃん、 ………………とかは置いといて。 ]
(124) 2019/11/08(Fri) 20時頃
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[午後の日差しが誰も居ない教室を照らす あたしと高本はふたりだけで、 近くに文化祭の出し物が無い階だからか しばらく誰かが入ってくる様子もない
教室の机に着席させられれば ぶーぶー文句を言った挙げ句に、 おとなし〜く、高本に向かい合うのだろう ]
……よろしくおねがいします、
[可愛くしてね、とか綺麗にしてね、とか そういう女の子らしいこと、 どうしてあたしの口からはでないんだろう 可愛くならないって、自分に呪いをかけたあたしは 高本の、魔法が架かるのを、今か今かと待っている ]*
(125) 2019/11/08(Fri) 20時頃
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[「手順はわかる」>>133 返ってきた言葉は不安でしかなかったけど あたしをメイクする高本の姿は真剣だった
頬に手を添えられて、 それだけで頬が熱くて。
高本の顔がいつもよりも近くて、 それだけで胸が高鳴って。
とくん、とくん、とくん、 心臓の音が、今にも聞こえちゃいそうだよ]
(148) 2019/11/08(Fri) 22時半頃
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[呪いにかかった女の子の呪いを解くのは、 男の子の、仕事。
恋をするだけで、女の子は綺麗になれる。
そんな少女漫画のフレーズが 頭の中を過ったり、して ──── ]
(149) 2019/11/08(Fri) 22時半頃
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[高本の手際は完璧だった。
だからかな。 鏡に映ったあたしの顔は100点満点で あたしは口を半開きにして停止した うん、半開きの顔すら可愛い、誰これ ]
……あたし、だよね
[お肌ぷるぷるみかん効果バンザイ。 ……じゃないでしょ、これは。 どう考えたって、高本の手腕。]
すごい、高本すごいよ。 こんな才能あったなんて。
[起きた奇跡にきっと神様たちもびっくりだ]
(150) 2019/11/08(Fri) 22時半頃
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[ちょっとだけ、思ったよ。 もしかしたらメイクをしている時の高本、 お母さんが乗り移ってるんじゃないかって。 昔も未来も、いつだって、高本は、 誰かを演じて生きているのかも、って。
でも、そうじゃないと信じたいな。
あたしをメイクしてくれた高本には ちゃあんと、心があって。 高本の気持ちで、高本の想いで、 あたしのことを可愛くしてくれたんだ、って。
高本が、あたしを、見てくれたんだって。 そう、信じたいな。 ]
(151) 2019/11/08(Fri) 22時半頃
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ねえ、高本。
[ぼんやりとした表情であたしは口を開く でも、視線は鏡じゃなくて、高本を見て。]
あたし、 今の高本が、好きだよ。
[未来でも、過去でもなくて、 あたしを、綺麗にしてくれた高本。
伝えたい、って思ったんだ。 ……今まで、ずっと、伝えられなかったから。 伝えられなくて、手放して、後悔してたから。
なんだか、もう。 あんまり時間が無い気がしたんだ。 ]*
(152) 2019/11/08(Fri) 22時半頃
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……………… 好きだよ。
(-50) 2019/11/08(Fri) 22時半頃
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/* なつみちゃんたちもかわいいな…かわいい…
現代日本組とは、現代軸でどうにか時間を合わせて、絡みにいくのが目標です(おねいさん!あたしおねいさん!ってまどかが叫ぶ
(-56) 2019/11/08(Fri) 23時半頃
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/* 大和大丈夫?フラグ???(はらはら
そしてわんこたちがかわゆ
(-82) 2019/11/09(Sat) 09時半頃
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[元気になってほしい、笑ってほしい、 そんな想いの込められたあたしのメイク]
ありがと、 充分、元気になったよ
[あたし、きっと今、 今までの人生で、一番嬉しそう。 25年も生きてきたんだもん、わかるよ]
(207) 2019/11/09(Sat) 09時半頃
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[口から溢れた「すき」の言葉は 高本にまっすぐに、飛んでいく。
昔のあたしは、自分の気持ちに気づけなくて 気づいたときには、もう遅くって。 そのまま伝えられなかったから。
挙動不審になった高本を にこにこ見守っちゃったのは、 きっとね、あたしの中身が大人のせい この頃の高本、かわいいな、って
……… そんなふうに思ったの、秘密だよ?]
(208) 2019/11/09(Sat) 09時半頃
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[不格好に笑いながら、 それでも高本の真っ直ぐな気持ちが届く。
「待ってて」
それが、高本の、返事。
きりきりきり 遠くでネジを巻く音がする
ああ「今日」が終わっちゃうんだな って。あたしは、そう、思う。 ]
(209) 2019/11/09(Sat) 09時半頃
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優しいね、高本は。 きっと、過去も未来も、 ずっと、高本は優しいんだね。
[言葉を選んでくれる「いま」の高本も あたしのために、「高本」を演じてくれて、 別れの言葉を紡いだ「未来」の高本も。
きっと、未来で誰を演じていたって、 高本は、高本だった。 …… 根本はきっと、変わらない]
(210) 2019/11/09(Sat) 09時半頃
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……… 聞きたかったな、返事。
[あたしの言葉は過去形で、 25歳の女性がするような穏やかな笑みで (といっても25歳のあたしが穏やかな笑みを 見せたことが有るかって言うと、多分ない)
高本がきっと、その言葉にどう反応しようと あたしはきっと、にこやかに微笑むだけ ]
(211) 2019/11/09(Sat) 10時頃
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ねえ、高本。 あんたは過去に戻りたいって そう、思ったことは、ある? >>0:12
あたしは、あるよ。 ずっと、ずっと、遠い未来に。
[変なこと、言うでしょう? あたしは、すぐには正解は言わないよ だから、ただ、言葉を続けるんだ。]
(212) 2019/11/09(Sat) 10時頃
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昔、昔、あるところに。 じゃ、ないな……
未来、未来、あるところに。 [秋風に揺れるカーテンと差し込む午後の日差し そうして、静かに語ろうとしたのは、 昔ばなし、ならぬ、未来のおはなし。
立ち上がって窓際に寄れば、窓の外 文化祭の喧騒が、聞こえてくる。
……… この風景も、見納め、か。]
(213) 2019/11/09(Sat) 10時頃
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…あたしにとっての「昔話」、聞きたい? **
(214) 2019/11/09(Sat) 10時頃
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[聞きたい、と言われた。 だからあたしは一度目を伏せて、 すこしだけ、笑って。
カーテンが揺れて頬に触れる。 その感触が擽ったくて、 カーテンの匂いが、懐かしくて。 大丈夫、まだあたしは「ここ」にいる。]
(235) 2019/11/09(Sat) 15時頃
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未来、未来、あるところに。 25歳になった、高本と、 25歳になった、あたしがいました。
あたしはいつまでたっても 変われないままだったし 高本は、都会に行って、変わってしまった
大成功を収めるんだよ。 高本が生きてる人生は、とても華やか。 少なくとも、周りには、そう見えてた。
…… でも、本当はそうじゃないんだ。
(236) 2019/11/09(Sat) 15時頃
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高本は、あたしのことを、忘れちゃう。 大好きだった食べ物も、草笛の吹き方も、 光魔法かっこいいポーズだって、きっと。 全部、ぜんぶ、忘れちゃうんだ。
あたしは、そんな高本を 変えることも、寄り添うこともできないの ううん、あたしが一歩踏み出せば できたのかもしれないけれど 臆病なあたしはできなかったし、 もう、さよならも交わしてしまった
(237) 2019/11/09(Sat) 15時頃
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あたしに与えられたのはたったの二日。 あたしは高本の未来が、 あたしたちの、未来が、 しあわせになるように、がんばるんだよ
でも、それももう終わり。
明日のあたしも、卒業するときのあたしも、 きっといまのあたしとは、違う誰か。
(238) 2019/11/09(Sat) 15時頃
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だから、「いまのあたし」は 高本の返事は聞けないの
幸せになってねって、 祈ることしかできないのが、もどかしい。
(239) 2019/11/09(Sat) 15時頃
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……………。
(240) 2019/11/09(Sat) 15時頃
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………… なんてね。 そんなこと、あるはずないでしょ? 信じて、って言っても、 信じてもらうほうが、無理だと思う。
[穏やかな笑みは、あははっ、って 年相応の笑いに変わる。]
(241) 2019/11/09(Sat) 15時頃
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ねえ、高本。 高本は、高本だよ。>>0:135 だからずっと、そのままでいてね
[揺れるカーテンの狭間で微笑んで。 これからのあたしと高本に、 あたしたちの未来を、託そうと。]*
(242) 2019/11/09(Sat) 15時頃
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[ あたしだって、ずっと傍にいたいよ。 ]**
(-92) 2019/11/09(Sat) 15時頃
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[近づいてくる高本と、肩に置かれた手 だから心臓が飛び跳ねちゃうんだって。 25歳になっても恋愛経験値はゼロのままだから]
……8年、待つ……?
[可笑しいね。 待たされてるのはあたしなはずなのに どう考えてもあたしのほうが待たせてる側だ
映画のワンシーンみたいな台詞を聞きながら あたしは、ぎこちなく微笑む。]
(264) 2019/11/09(Sat) 20時頃
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[そんなあたしを高本は撫でてくれる。 ああ、「いつもの」高本のままだ、って。 あたしはとっても、嬉しくなって。]
ふふ、 ノリと勢いって。
[可笑しくて、吹き出しちゃったよ。 でも嬉しい。 嬉しい気持ちが、顔いっぱいに、溢れてる]
(265) 2019/11/09(Sat) 20時頃
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[未来のあたしが、ううん、 数分後、数時間後のあたしでさえ、 どんな状況なのか、わからない。
もしかしたら未来から飛んできた記憶も、 昨日と今日の記憶もなくって、 ふえ?文化祭終わっちゃったの?なんて そんなことを言い出すのかも。 …… きっと、そうに違いない。 ]
(266) 2019/11/09(Sat) 20時頃
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8年…… 明日からのあたしは、 8年も高本の返事を我慢できるかな
[もし過去のあたしが、 高本のことを好きだって気づいたときに。 どうなるのかな、って悪戯に言うけれど、]
(267) 2019/11/09(Sat) 20時頃
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[あたしだから、わかる。
あたしは、高本のことを、信じてる。 高本が、高本で居る限り。
あたしはきっと、高本以外のことを 好きになることはないし、 あたしは、高本の言うことなら信じる。]
(268) 2019/11/09(Sat) 20時頃
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……なんてね。
[冗談を締めくくるのはやっぱりこんな言葉で]
ありがとう。 8年後、楽しみにしてる。 [どんな結末になるかはわからないよ。 だってきっと、高本が役者になる未来に 万が一でも進んでしまったら、 結局同じことになってしまうかもしれない。
だけど、今は、高本の言葉が、ただただ、嬉しい]
(269) 2019/11/09(Sat) 20時頃
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……ん?なあに?
[揺れるカーテン、頬を撫でる風。 高本が真剣な顔をして、こっちを見るから あたしはなあに?って首を傾げた。
世界から、あたしと高本が見えなくなって── ]**
(270) 2019/11/09(Sat) 20時頃
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[プロポーズめいた言葉と、 頬に触れた高本の唇に、 驚いてまばたきをして、耳まで紅くて。
ああ、なんだろう いますごく照れくさいな
高本の顔なんて見れそうになくて 俯いて、嬉しくて、泣き出しそうで
少女漫画の主人公なら、 こういう時どういうふうに、言うんだろう。]
(-99) 2019/11/09(Sat) 20時頃
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……あたりまえじゃん。
あたしは、 高本の、どの人生にでも現れるよ。 高本が、さよならって言うまで、 絶対に、ずっと。
[それが奇しくも、高本が理解できなかった お母さんの言葉に似通ってたなんて >>1:173 あたしは、知るはずもないんだよ。]
(-100) 2019/11/09(Sat) 20時頃
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ねえ、
[手を伸ばしたら、 まだ「あたし」はここに居られる? 高本に、触れることはできる? 叶うことなら、高本の制服の袖を摘んで。 もっと叶うことなら、もう少しだけ引き寄せて。
上目遣いになっちゃったのは我ながらあざとい。 ……そういうキャラじゃないんだけどなあ。]
(-101) 2019/11/09(Sat) 20時頃
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|
もう少し、一緒にいて? …………… こーちゃん。
[願わくば、夢から醒めるまで。]**
(-102) 2019/11/09(Sat) 20時頃
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/* >>1:172 こっちか?
(-103) 2019/11/09(Sat) 20時頃
|
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/* 高本のお返事が最高にうれしいし、なつみちゃんところが物騒だし、まなちゃんとこはどうなるんだろうってそわそわしてるし、
あと >>288 わー!引用してくれてる!好き!
(-131) 2019/11/09(Sat) 23時半頃
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[あたしの行動に、 高本は超挙動不審だったみたいだけど あたしだって、恥ずかしい、もん。 だから、お互いさまだよ。…… ね?
あの時、こんなことがあったよねって 笑い合える未来が、そこにあればいい
8年走り抜けられる未来を 高本も、望んでくれるのならば。 ]
(-135) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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[そっと抱き寄せられて、 からだいっぱいが高本であふれる 待てるかわからないっていう素直な高本に くすくすって笑って、さ
あたしも、高本を、 ううん、大好きな幼馴染のこーちゃんを ぎゅうって、腕いっぱいに抱きしめるんだ ]
我慢できなかったら、 待たなくても、いいからね。
[8年はきっと、長いよ。]
(-136) 2019/11/10(Sun) 00時頃
|
|
[その間にいろんなことがあるよ。 街に新しい建物ができたり、 政治家の顔ぶれが変わったり。 遠くの方で大きな災害が起きたり。
どこかで誰かが笑ったり どこかで誰かが悲しんでいたり
きっと、世界はそのまま続いてく
あたしと、こーちゃんの関係も、 変わっていって、当たり前なんだよ。]
(-137) 2019/11/10(Sun) 00時頃
|
|
そのかわり。 これからのまどかを、 幸せにしてあげてね。
[8年も不在にするあたしが 偉そうに言えたことじゃないけど
もし叶うのならば「これからのあたし」に どうか、素敵な夢を見せてあげてね。 ]
(-138) 2019/11/10(Sun) 00時頃
|
|
[ああ、あたし、夢を見てるのかな こんなに今一瞬が幸せすぎて やっぱり全て夢だったんじゃないかって]
(317) 2019/11/10(Sun) 00時頃
|
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[きり、きり、きり、とねじの音 今この時が、ずっと続けばいいのにと、 思うあたしたちの気持ちも虚しく、 幸せな音楽が、間もなく終わりを告げる
これは 未来の私の前奏曲 ふたりが、選ぼうとしている過去
ふたりが、選ぼうとしている未来は 幸せな未来に、続いてる? ]
(318) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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ねえ。こーちゃん。
[あたしは、あの頃みたいに、 慣れ親しんだ、高本に呼びかける。 あたしね、もう、迷わないよ。 どんな未来が待ってるのか、楽しみにしてる ]
(319) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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ありがとう。
[まるで蝶が大きく羽を広げるように、 ひときわ大きな秋風にカーテンが舞い上がる 幼馴染の腕の中に残るのは 温かな体温と、「今のあたし」の匂いだけ ]
(320) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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───・・・
(321) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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───・・・
(322) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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[・・・なんてね。 そんな素敵なヒロインで在れたなら、 きっと100点満点の素敵な物語。
確かに「あたし」はそこにはいなくて 一瞬、消えてしまったように、 感じるのかも、しれないけれど。
ふと、幼馴染が足元を見れば、 ぼんやり地べたにへたりこんでる メイクをした森崎まどかの姿があるでしょう
ここからは、 たった2点の、物語のはじまりはじまり。
「ふぇ……?文化祭、は?」
なんて「あたし」が立てたフラグ>>266を とっても綺麗に回収したりして、 ぼんやり「高本」の顔を見るのでしょう]
(323) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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[ね。コントみたいでしょ。 それはきっと、過去も未来も変わらない、 ずっと続く、いつものあたしたちの姿。
……そこから先の8年間の話?
それは「あたし」の話じゃないから、 あたしには、ちょっと、わからないな。 ]**
(324) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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[蛇足も蛇足。蛇足の蛇足。 神様が2点の物語をちょっとだけ垣間見た。
そこにはいつもの高本とまどかの姿があって まどかはいつもみたいに高本を見上げてる
文化祭が終わっちゃった、って知ったなら 思い切りええええええええっって叫んで うそうそうそうそうそ!って騒ぎ出すよ
でもまどかはね。 なんで記憶喪失になったか、よりも 最後の文化祭がいつの間にか終わったことを ものすごく、悔やんでるんじゃないかな。
屋台、まだ残ってないかなって、 高本と全力ダッシュするまどかの姿は きっと、いつもどおりの「あたし」。 ]**
(-143) 2019/11/10(Sun) 00時半頃
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/* これはIFだから、違う未来があっても、それでいい。 神様が覗いた2点の世界だって、もしかしたら、蝶の羽ばたきで、違うものに変わってしまうかもしれないから。 ね。そうでしょう?
(-144) 2019/11/10(Sun) 00時半頃
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