人狼議事


262 【R18】軽率に花見…何でここに薔薇が!?

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 EO LLC ナオシゲ

[ ――朝日が差し込んでくる。

 顔をざらりと撫でる何かが擽ったい。
 うっすらと目を開けば、
 低木の木の枝に引っ掻かかれたのだとわかる。

 漏斗型の特徴的な濃いピンクの花と
 新緑が目の前に飛び込んで来て、
 そのまま仰げば、桜の樹木が高らかに伸びている。 ]

  ………ん?

[ 家でもなければ、終電>>@0が間に合わない日に
 駆け込むシティホテルの天井でもない。 ]

(1) 2019/03/29(Fri) 23時頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

[――昨日は確か…。


花見会があって。]

(2) 2019/03/29(Fri) 23時頃

【念】 EO LLC ナオシゲ

[ 目印だと指定された噴水近くでは、
 ブルーシートで飲食する職員たちの周囲を
 見下ろすように、桜の樹木が何本も聳えていた。]

(!0) 2019/03/29(Fri) 23時半頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

[ …だが。
 此処に桜の樹木は一本だけだ。
 噴水も見当たらない。
 


 そして――肌寒い事に気が付く。
 何故だろうと上体を起こせば
            …全裸だった。 ]

(4) 2019/03/29(Fri) 23時半頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

[ となりの彼も、全裸だった *]

(6) 2019/03/29(Fri) 23時半頃

EO LLC ナオシゲは、メモを貼った。

2019/03/29(Fri) 23時半頃


EO LLC ナオシゲは、メモを貼った。

2019/03/29(Fri) 23時半頃


【独】 EO LLC ナオシゲ

/*
かずてるくん!!!!!!!!よろしく!!!!!

(>>0:23 ズッテル)
(>>0:28 ズッテル)
(>>0:29 ズッテル)

(>>1:7 キョウスケ)
ねこのなまえwwwwwwwwwwwwwwwwwww

(-5) 2019/03/29(Fri) 23時半頃

EO LLC ナオシゲは、メモを貼った。

2019/03/29(Fri) 23時半頃


【秘】 EO LLC ナオシゲ → 干拓民 ズッテル

[ バレリーナに憧れていた四歳の少女は、
 日本の舞台から遠い異国に出る事を憧れていた。

 ヨーロッパバレエ団の公演の一部を流す
 テレビを輝く目で見つめ此処に行きたいと
 父親の袖を引っぱる。

 ウィーンにある国立歌劇場。

 星歌にはまだ早いよ、と言い聞かせた日常は
 7年前―― 離婚する前の記憶。
 まだ営業マンだった頃の思い出。
 
 オーストリアから日本に来て一年程度の新人が居ると
 風の噂に聞き、デザイン開発部を訪ねたのは
 月日が流れた今からすれば懐かしさすらある ]*

(-10) 2019/03/30(Sat) 00時頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

[ 自分一人で全裸で寝ていたのなら、
 記憶が薄かろうと何であろうとも
 即座に服を着用し、近隣のパーキングに停留した
 社用車に乗って無言の帰路を目指すだろう。

 緑の絨毯の上には会社の制服も散乱している。
 誰にこの状況を見つかって
 会社に損害を与える問題になっては困るから。
 
 酔い過ぎて家と間違えてこの場に寝転び
 脱ぎ散らかしたのだろうと憶測を立てるだろう。
 嵩む残業と休日返上の日々で疲れていた、
 ビールを数本開けたあとの日本酒が
 心地よい酒気から泥酔に誘い込んだ。
 経緯だけは、想像がつく。 

 桜が綺麗だと現実逃避をしそうになったのは、
     ――それだけでは無かったから、だ。]
 

(17) 2019/03/30(Sat) 00時頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

[ 此処には自分だけではなく、
 企画部の中田も寝転がっており>>13 
 互いに一糸纏わぬ状態であることから>>14
 ヌーディストビーチを連想させる。

 彼が生まれた国はヌーディズム先進国であり
 ドナウ川にはヌーディスト河岸があるらしいが
 モネの絵画の世界に浸るようなナチュラリスト達が
 自然の開放感に包まれる目的で楽しむ場所だ。

 彼の肌の色が変哲なく馴染める
 黄色人種国家の、この国では。
 全裸で自然と戯れるような公共機関は無い。

 互いにどうしたものだろうと見つめ合い>>15
 赤裸々に晒されている彼の身体中に
 明らかな鬱血の跡が散っていることも
 動揺に拍車をかけたが、
 目を見開きはしても、大声までは上げず。 ]

(18) 2019/03/30(Sat) 00時半頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

  ………肌寒いはずだ。
  日本では、こんな格好で寛ぐことは無いからな。

[ 無論、かの国も決められた区画以外では、
 全裸で過ごす習慣など、あるはずも無かろうに。
 まして、八年前といえば彼は二十代だろう。
 言語の壁に悩んでいた当時を知っているせいか
 ヌーディストを嗜む環境に居たとはあまり、思えず。
 
 ――春とはいえど、明け方は流石に寒い。

 芝生の上に広がっていたジャンパーを手にし
 彼の肩にかけようと、添える。
 嫌がられれば無理には羽織らせないが。 ]

(22) 2019/03/30(Sat) 00時半頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

  ズッテ……いや、中田くん、
  何を……

[ おそらくは、気が動転しているのだろう。>>16
 営業職時代に培った体力はいくらか残っているが
 自分の裸身は中年腹が出ていない程度で、
 お世辞にもモデルのように均整がとれているとはいえない

 むしろ、彼のほうこそ――

 いや、いつの間にか名前で呼ばれている事に。
 部内の一部の職員から呼ばれている彼の渾名を
 自分もまた初めて口にしている事に。

(初めて――ではない。

 昨夜、彼をそう呼んだ。)

 過ごした状況を少しずつ理解してしまう。 ]

(23) 2019/03/30(Sat) 00時半頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

[ 木の枝におまけ――土をつけられた頬。
 彼の手が取り払う事に不思議と。
 嫌悪感も、警戒心すらも沸かなかった。

 身を寄せ合うことで、更なる違和感を自覚する。
 互いの上半身の露出を気にするよりも、
 彼の股の間を伝う精液が、
 昨晩起こった何事かを、強く示唆していた。 ]

(24) 2019/03/30(Sat) 00時半頃

【秘】 EO LLC ナオシゲ → 干拓民 ズッテル



―――すまない、 俺は……。



   君を抱いてしまったんだね。


 

(-16) 2019/03/30(Sat) 00時半頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

   ……………っ。

[ 情事の最中に付けたのであろう跡や、
 もっと分かりやすい痕跡を見つけたことで
 なんて事をしでかしたのだと頭を振るう。
 離婚した妻を思えば、ノーマルな性的嗜好だった筈

 だが、今はどうだ。
 彼の裸身に同性としての認識だけでなく
 じっと見つめていると男としての欲求が沸く。 ]

(25) 2019/03/30(Sat) 01時頃

【人】 EO LLC ナオシゲ


  とにかく――服を。
  
  社用車をパーキングに停めてあるから、
  そこで話をしようか。
  今の状態で服を着るのは…気持ち悪いだろうが
    
[ つつじの濃い花の色や淡い桜の花弁…
 囲む美しい自然に目を奪われる事はなく、
 春を咲かせたような、彼の頭髪や顔に視線を戻す。
 意識しないと、首から下ばかり凝視しかねない。

 幸いにも、部下が社用車を停留した駐車場は
 大通りに面していない、穴場だ。
 早朝のこの時間なら、
 他に車も停まっていない可能性すらある。

 彼を人目に触れない安全な場所へ誘う意味だけでなく
    ――もしかすると、まだ、
               足らないのかもしれず ]*

(26) 2019/03/30(Sat) 01時頃

【念】 EO LLC ナオシゲ

[ 定時を大幅に超える残業を済ませて
 公園に到着した頃には、
 メインキャラクターの商品化である
 柔らかい人工毛を使用した猿のぬいぐるみ>>0:23
 抱え込む彼もまた、その場に居た事だろう。

 部下といくらか話をして、 ビールを数本空け
 日本酒を注いだプラスティックのコップを二つ
 手に取りながら彼の傍まで近づいた。 ]

  やあ、中田君も参加者だったか。
  こっちに来て随分経つが、
  日本酒は飲んだことはあるかい?

[ 海外生活が長かった彼も八年を経て
 当時に比較すれば、随分日本語も定着している。 ]

(!2) 2019/03/30(Sat) 01時頃

【念】 EO LLC ナオシゲ

  こないだの祝賀会の余り物なんだが…。
  口に合いそうなら、一緒にどうだい?

[ 技術開発部の数名が管を巻いている――が。
 同じ部署じゃない彼を引き込む気は無かった。
 いかんせんプログラマーの連中は
 酒の席でも仕事の話ばかりに流れやすい。
 
 ゲーム用の音楽を作成、編集する彼には
 0と1の分野や3D映像のソフトウェアの話を
 長々と聴かせるのは疲れさせる一方だろうと。 ]

  うちの連中は大概ITオタクでね。
  
  最近のことや――君の故郷の話を肴にするなら
  ここから少し離れて飲むのもいい。

[ 輪から外れる誘いをひとつ、吹き込んで。
 差し出したプラスティックコップのうち一つは
 受け取ってもらえるならそのまま託す心算 ]*

(!3) 2019/03/30(Sat) 01時頃

EO LLC ナオシゲは、メモを貼った。

2019/03/30(Sat) 01時半頃


【秘】 EO LLC ナオシゲ → 干拓民 ズッテル

[ デザイン開発部の同期に掛け合うと、
 それならズッテルの事だろうと
 デスクに座る巻き毛の青年が呼び出された。 ]

  急に訪ねてすまないね、初めまして。
  営業の光元だ。
  ええと、ズッテル君?
  日系人か、ハーフ?

[ 自身にとっては同期であったが
 彼の上司にあたる企画部の職員の声かけと、
 まだアクセントが完璧ではない彼の名乗りに
 不思議そうに首を傾げ、問いかけた。

 仕事の打ち合わせで呼び出したのではなく
 娘の事、オーストリアのオペラ・バレエに 
 毎朝父親に報告する位憧れを持っていることや、
 彼の故郷でもある国に行きたがっている事を
 日本語にまだ慣れきっていない彼に告げる。 ]

(-28) 2019/03/30(Sat) 08時頃

【秘】 EO LLC ナオシゲ → 干拓民 ズッテル

[ 七年前はまだつま先立ちと
 バレリーナの真似くらいしか出来ておらず
 基礎も何もありはしないけれども
 TVで特集していたウィーンのオペラ団が 
 演目で使用していた曲と共に踊る映像を彼に見せ ]

  好き………小さい子供が?

[ 娘が合わせて踊っている背景に掛かる音楽が
 好きだと指しているとは分からずに、
 面食らって聞き返したのも良い思い出だ ]

(-29) 2019/03/30(Sat) 08時頃

【秘】 EO LLC ナオシゲ → 干拓民 ズッテル


  連れて行ってやりたいのは山々だが
  ハワイやグアムと違って言語の壁がね。
  英語なら少しは話せるんだが
  そっちの公用語複雑らしいから。

[ ドイツ語が主軸だがオーストリア特有の言語もあり
 気持ち一つで連れて行くには
 保護者の自分が言語を知らなすぎた。
 だが、ヨーロッパは長期休暇に行けないほど
 非現実的な場所ではないことから、 
 娘の夢を叶えてやりたいのも確かだ。

 何も難しい事がないように後押しする彼に
 少し考えて、口を開く。 ]

  …どうだろう。 
  休憩の時にでもレクチャーしてくれないか?
  ネイティブに話せる君が教えてくれるなら
  スクールに通うより、手堅い。

(-30) 2019/03/30(Sat) 08時頃

【秘】 EO LLC ナオシゲ → 干拓民 ズッテル

  お礼として…そうだな。

  まだ馴染んでないなら
  日本語特有の難しい言い回しや文法とか
  謙譲語と尊敬語の違いだとか…教えてもいい。

[ この時点で技術職への転向を考えてはいたが
 大企業の「看板」を営業職員として背負っているだけあり
 代理店や顧客との会話するに相応しい敬語や尊敬語は
 当然ながらマニュアルを見ずとも、定着している

 彼がその条件で納得してくれたかは兎も角
 本来なら社食のチケットだとか
 形に残るお礼で釣るところを
 そうでないもので取引しようとしたのは 
 突然の相談に、彼がフランクに接してくれた事もある
 まだ異国の雰囲気が抜けていない
 二十代前半の青年は人懐っこく好感が持てた。 ]

(-31) 2019/03/30(Sat) 08時頃

【秘】 EO LLC ナオシゲ → 干拓民 ズッテル

[ 接しているうちに、彼の両親の事や此方の家族の事など
 たわいもない話までするようになったが
 共に過ごした時間は実ることなく
 渡墺の話はフェードアウトしてしまう。

 折角言語を習ったこともあり、
 ホームシックな話題も触れていたなら
 無駄になるのは惜しいだとか
 彼と渡ってみるのも良いのでは無いか――とか。
 この七年で考えなかった訳でもないけれど。

 新たな仕事環境や業務内容に追われたり
 少しばかり打ち解けたからと言って
 けして少額ではない旅行を誘われて困らない相手かと
 自分を見つめ直した時に、疑問もあった。

 ―― 時間があったなら。
 ―― ほんの僅かの勇気を口にしていれば。

 思うところはあったが、結局は――話題に出さず ]*

(-32) 2019/03/30(Sat) 08時半頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

[ 生粋の日本育ちの自身とは違い、
 彼はまだ驚愕と混乱の渦中に居るようだ>>32
 互いに一糸まとわぬ格好でありながら
 肌を寄せ合う距離に身構える事なく
 時折、何かを不安がるような素振りも覗える>>33

 野外――ましてや公園で裸であることや
 ついまじまじと見てしまう此方の視線に
 怯ませているのかもしれないと上着を掛ける。 

 言葉や立ち振る舞いは七年の月日と
 自身が彼に日本語を教える切っ掛けがあった事で
 大分馴染んだように見受けられるが
 服を纏わない青年は何処か自然体で――それこそ。

 モネの絵画の一部になってもおかしくないくらい
 裸で自然に溶け込んでいるようにも思えた。 ]

(42) 2019/03/30(Sat) 08時半頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

[ ホイップクリームのように柔らかな巻き毛が
 頬に触れ合う距離になった事で首元を擽る。
 見た印象だけでなく、実際に柔らかだ。
 まるで、彼が大事に抱えているぬいぐるみのよう。

 かつて――営業職だった自身が。
 ゲームソフトの初回限定特典として
 販売店に持ち込んでいた
 非売品のキャラクターグッズ。

 七年前、発注が多すぎたらしいと
 娘にあげたものを、彼にも譲渡したが
 今も彼に愛着されている事は昨晩知った。 
  
 いや、ぬいぐるみよりもずっと。
 春の風を取り込んで、軽くて心地よい触れ心地。 ]
 

(43) 2019/03/30(Sat) 08時半頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

[ 仕事とほんの少しの私用を共にした彼の
 新たな一面に直面すると共に、
 頼る先を探すような様子>>16
 妙に愛らしく思え、自分の感性に困惑し――
 ……慌てて咳払いをする。

 それに、裸体なだけではなく色事の痕跡は>>34
 ほんの数時間前につけられたかのように
 鮮明で真新しいものであり。

 ガールフレンドと一泊しない限り存在しないものを
 自身と共に低木に紛れて一夜を明かした彼が
 「身につけている」という事は――
 おそらく、そういう事なのだろう。 ]

(44) 2019/03/30(Sat) 08時半頃

【人】 EO LLC ナオシゲ


  俺が君に…、それは……無いんじゃないか?
  異性なら兎も角、俺みたいなおじさんを
  抱こうとして勃つような事は、ないだろ。

  桜………。
  ……そんな事を言われると、照れてしまう。

[ 直ぐに目を反らしたが彼の股の間を伝うものだけでなく
 彼自身の痕跡と思われる腹の上の精液も覗えたが
 無理矢理に抱いて男で感じさせてしまったのだろうと
 まだ完全に蘇らない記憶が罪悪感を抱かせる。

 しかし、跡を確かめて悪気なく好感を口にする彼に
 硬い表情をいくらか紅潮させはしたが
 後始末をするのをただ見守るだけではなく
 ポケットティッシュを制服のポケットから取り出し
 全部使用して、彼の腹部を拭こうとも。
 一晩を風に晒されていたせいか
 乾いて張り付いている分までは落とせなかったけれど ]

(45) 2019/03/30(Sat) 09時頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

[ それから、木の枝に引っかかっていた下着を履き
 上下分かれた制服を着込むことにした。
 彼の方が時間を食うのは当然ともいえる。>>35
 股の間をハンドタオルで拭う一挙一動すら 
 淫猥で魅力的な光景のように感じられる。

 謝罪や慰め以外の何を口にして良いものやら。
 部署が違うだけに――
 たまたま居合わせて昼食を共にしたり
 デザイン企画部と技術開発部を互いに行き交う位だが。

 昨晩は長い時間を彼と共有したというのに
 こんな、取り返しのつかない事をしてしまって。
 
 だが、彼の口から漏れた言葉は、
 非難や中傷ではなく、彼からも謝罪が返るくらいだ 
 君が謝ることじゃないと小さく呟き、
 自らの過失を恥じるも ――続く言葉に。

 何処か切なそうな申し出に、瞳を丸くする。>>36 ]

(46) 2019/03/30(Sat) 09時頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

[ 淋しがり屋。
 いつの間にか消えてしまうのは嫌だ、
 彼の意思には、詰る意図こそ感じられなかったが
 縋るような意味を、いくらか想像してしまう

 昨晩、まだ彼の所有にあると知ったぬいぐるみが
 弄ばれるのを視界に入れながら
 渡されたジャンパーを羽織り、ジッパーを閉める。
 制服の着用を他者から見て目立たない程度に。 ]

  ………俺も。
 
  君と一緒に居たいと、思う。

[ それは今の一時に限った話か。
 ……教わった言語を無駄にするのを惜しみ、
 彼にとっては故郷を懐かしむ旅行へ誘おうとして、
 結局は―――一度も口に出来なかった記憶の所為か。 ]  

(49) 2019/03/30(Sat) 09時頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

  迷惑じゃないなら。
  俺と居れば寂しくないと、思ってくれるなら。

[ 困ったような、照れたような物言いで。
 セットが乱れた髪を軽く整えてから
 服を着た彼の手を引くように腕を伸ばす。
 後ろを歩こうとしていたのは分かっていたが
 今は、ほんの僅かな移動時間も
 「ひとり」にはしたくなかった。 ]

  ……社用車は一日くらい借りたままでも
  叱られることは、無いだろうから。

  俺の家に、行く?
  広いバスルームもあるし、貸せる寝室もある。
  ……元は、三人暮らしだったからね。

[ シャワーも浴びたいだろう。
 ただ、到着まで此方の理性が揺らがないかといえば
 けしてイエスと胸を張れないから。 ]

(52) 2019/03/30(Sat) 09時頃

【人】 EO LLC ナオシゲ


  ……ズッテル……。

[ 初めて会った時、彼が名乗った渾名を口にし、
 隣へ引き寄せた彼の柔らかな巻き毛にキスをする。
 歩行中であるし、掠めるようなものだけれど。

 すぐに、顔は離し、先を急ぐことにする。
 人目を気にしたというよりかは
 人目を気にするような場所で
 年甲斐もなく甘えそう
 ――甘やかしそうになったのが、恥ずかしくて。

 公園を抜け――
 夜しか営業していない焼肉屋と焼鳥屋の
 中間にある駐車場には社用車が一台だけ停車している
 車の鍵に付いている遠隔ロックを解除して
 自身は運転席に、彼には助手席を勧めよう。 *]

(56) 2019/03/30(Sat) 09時頃

【念】 EO LLC ナオシゲ

[ 交流の場でありながら、携帯ゲーム機に
 熱中している彼に思わず苦笑をした。

 マイペースな子だという印象もあったし
 専門職に就く彼は何処か自由で縛られない。

 自社製品のゲームが好きという話は
 過去のやり取りで知っていたからこそ
 やってるね、と短く言い添え覗き込む。

 猿がジャングルのマップを駆け巡るゲームは
 声をかけてしまった事から
 猿がマップの落とし穴に落下してしまい
 いいところで邪魔をしてしまったかと気にするも
 日本酒に関心を示す様子が窺えてほっとした ]

(!6) 2019/03/30(Sat) 09時半頃

【念】 EO LLC ナオシゲ

  それならよかった。
  どうぞ。

[ 自身が日本語を彼に教えたのは
 ほんの数ヶ月の間だったからこそ
 難しい話を聞き流すアドバイスも過去にしたが
 それにしてもプログラムの話に熱中する間に居ると
 浮きを気にしないかと移動を持ちかけた。>>!5

 歩き出しながら行儀悪く酒を口にするも 
 彼も同じようにちびちびと味わっているから
 互いに咎める理由は、ない。 ]

  桜がたくさん付いているね。
  髪量が多くて柔らかいから、かな。

[ ふわふわとした彼の髪に巻き込まれる薄い花弁。
 まるで桜の精だと陳腐なワードが頭に浮かぶ。
 もしかすると、ビールを数本飲んだ時点で
 結構酔っているのかも、と頭を軽く奮う ]

(!7) 2019/03/30(Sat) 09時半頃

【念】 EO LLC ナオシゲ

[ 花見会の喧騒やはしゃぐ声が届かない程度には
 いくらか離れたベンチまで彼を誘う。
 腰掛けて、彼にもおいでと手招いた。

 その後ろには、ツツジの低木が連なっている。
 そういえばツツジも四月から五月が全盛だ。
 桜を見上げながらツツジも見下ろせるのは
 なかなかに趣があると感想を抱きはしたが――

 それよりも。
 ゲームに熱中している先ほど気づいてはいたが
 彼が連れ込んでいるぬいぐるみの存在が
 古い記憶の扉をノックするようだった。 ]

(!8) 2019/03/30(Sat) 09時半頃

【念】 EO LLC ナオシゲ


  もしかして、そのぬいぐるみ。
  俺が昔あげた、ファンキーコング三世の…

[ 主人公はファンキーコングの名を持つ
 大柄でとぼけたゴリラだが、
 プレイキャラクターは複数選べる。
 たとえば、小柄な猿のキャラクター。
 
 たまたま発注を余らせた非売品に、
 彼が好きだと言っていたキャラクターも混ざっており。

 娘にはオス猿の彼女にあたる
 リボンを付けたキャラのぬいぐるみを持ち帰ったが
 彼には、愉快に笑う表情の「その子」を贈った。

 同じキャラクターグッズでも
 市場に出回る商品は生産されているし
 営業部に所属した自身が彼に与えたように
 最近営業部の誰かから流された非売品の可能性もある ]

(!9) 2019/03/30(Sat) 09時半頃

【念】 EO LLC ナオシゲ


[ 当時の詳細な記憶は遠くて
 自身が与えた非売品であるとは、限らないが。
 ただ ―――…。 ]

  もし、そうなら嬉しいな。

[ 当時のぬいぐるみを今も彼が所持してくれているなら
 まして、宴席に連れてくるくらいに
 可愛がってくれているなら。

 本当のところは彼の口から聞かない事には
 定かではないにせよ。
 日本酒の入っているプラスティックコップを
 口元から遠ざけてベンチの隣に置き。

 ――手を伸ばし、ぬいぐるみの頭を撫でようとする。 ]

(!10) 2019/03/30(Sat) 09時半頃

【念】 EO LLC ナオシゲ

[ だが、いくらか酔っているのも相俟って
 目の焦点をいくらか揺るがせており
 伸ばした手はぬいぐるみの輪郭を撫でるに至らず
 彼の大腿を探るように撫でてしまう。
 やわらかでふわふわと弾力を返すぬいぐるみとは
 感触が違うと手触りで悟り。 ]

  ……――あ、 !すまない。

[ 慌てて手を引っ込めようと肘を引きかけて ]*

(!11) 2019/03/30(Sat) 09時半頃

EO LLC ナオシゲは、メモを貼った。

2019/03/30(Sat) 09時半頃


【独】 EO LLC ナオシゲ

/*
ま、まって
あの、かわい……すぎる……。
動悸が・・すごい。

どうして今まで手を出さなかったんだ(ノーマル嗜好返上)

(-40) 2019/03/30(Sat) 10時半頃

【独】 EO LLC ナオシゲ

/*
いってらっしゃい!
俺には悶える時間がほしいのでちょうどいい・・!
できれば仮眠も取っておきたいなあ…
ひとまず朝ごはん。

(-41) 2019/03/30(Sat) 10時半頃

【秘】 EO LLC ナオシゲ → 干拓民 ズッテル

[ 育ちは異国だが彼が生粋の日本人である事と
 ロリータコンプレックスを患っていない事を知る。

 ハーフやクオーターではないかと思うくらい
 彼の日本語は頼りなく、年齢と比べれば
 営業部の若手のように口数は多いわけではなく
 会話をしてわかることだが言葉を探している
 微かな間が空くことに気づいてしまう。

 だが、素直に注がれる視線は純朴であり
 言語の壁について話題を向ければ
 何かを共感するように口を噤む様子が伺え
 それならば互いに言葉を教え合うことで
 彼の故郷の言葉を遠ざけさせることもなく
 日本の言葉を吸収して貰う分にも
 悪くない提案なのではないかと持ちかけた。 ]

(-45) 2019/03/30(Sat) 14時半頃

【秘】 EO LLC ナオシゲ → 干拓民 ズッテル


  お互いの財産を共有することで
  過去に築いた価値を大事にしながら
  今後のことを学べるなら
  俺にとっては良い機会だ。
  君にとっても、同じであればいいが。

[ 利益と需要。
 今も昔も仕事主義である為か――
 数字や成果など、営業マン的な側面に目が向く。
 当たり前に身に付いた知識であろうと財産だ。
 彼にしても自身にしても、
 不自由なく喋れるくらいに言語を学ぶのは
 スクールに通わなければ本来得られないものだ。
 
 彼は、若い分吸収が早そうだ。
 同じ国の民でありながら故郷と異なる言語が
 達者な者たちを前に尻込む事があろうとも
 素直な眼差しは、何かに憧れるような輝きを感じる。 ]

(-46) 2019/03/30(Sat) 14時半頃

【秘】 EO LLC ナオシゲ → 干拓民 ズッテル

[ 一方的に日本語を学べと勧められたことは
 今まで何度だってあるのだろう。
 言語は身近であり最大のコミニケーションツールだ。

 だが、彼の故郷の言葉もまた、
 人に望まれる価値があるのだと
 娘のことを差し引いても、伝えたくなった。
 ……子供のような輝きを持つ目が、そうさせた。

 万人に向けたゲームに携わる企業。
 だが、一番のターゲットは子供だろう。
 魅力的で個性的なキャラクターを使って
 現実ではできない動きを操作する歓び。

 子を持つ親だから余計に、かもしれないが 
 子供夢を実現させる商材を扱う身であるからこそ
 知らずうち、惹かれていたのかもしれない。 ]
  

(-47) 2019/03/30(Sat) 14時半頃

【秘】 EO LLC ナオシゲ → 干拓民 ズッテル

[ 今まで彼がノックされなかった場所を
 叩く実感だけでなくて
 自身もまた、彼の手で心を触れられているような
 そんな感覚を味わっているようだった。
 
 会社の社食を共にしながら
 日本語とかの国の言語が交わして、
 有意義な時間を送るいつかのうち
 彼と接することで変化に気がついた。 ]

(-48) 2019/03/30(Sat) 14時半頃

【秘】 EO LLC ナオシゲ → 干拓民 ズッテル

  最近、君は明るくなった。
  同期も雰囲気が柔らかくなったと口にしていたよ。
  音楽は国や言葉で線引きをされないジャンルだから
  仕事が楽しめてきているのかもしれないね。

[ 馴染めない環境が少しずつ好きなものに変わった。
 その起因がたわいもない言葉を交わす今なのだと
 自惚れそうになる心を自重して。

 ゲームを盛り上げたり架空のキャラクターの心情と
 共感性を沸かせるアクセントとなる彼の分野は
 ぴったりと合っているのでは無いかと感想を口にする

 仕事を頑張っているご褒美、
 日本語が以前よりも定着してきているご褒美。
 そんな扱いにするほど大層なものでは無かった。
 非売品なだけに販売に変えることは出来ず
 廃棄するならと分けて貰ったぬいぐるみだから。
 だが、名前を付けるほど喜ぶ様子を目の当たりにして
 贈る此方の方が、なんだか嬉しくなってしまう。 ]

(-49) 2019/03/30(Sat) 14時半頃

【秘】 EO LLC ナオシゲ → 干拓民 ズッテル

[ けれど、少しばかり不思議だった。
 ゲームのタイトルであるファンキーコング三世が
 主人公のゴリラの名前であるように
 彼に差し出した猿のキャラクターも
 公式で設定されている名前がある。
 
 なーくん、と呼ぶ切っ掛けになるキャラ名ではなく
 どうしてそう名付けるのだろうと疑問を持つも
 苗字や先生と自身を呼ぶ彼が此方の下の名前を
 意識しているとは過ぎっても確信が持てずに居た。

 バナナが大好物だからナを取ってなーくんかもしれない
 妙な勘ぐりは口に出さず、顔を綻ばせて。 ]

(-50) 2019/03/30(Sat) 15時頃

【秘】 EO LLC ナオシゲ → 干拓民 ズッテル

  気に入ってくれて、良かったよ。
  子供じゃないのにぬいぐるみを贈られたら
  戸惑わせると心配していたから。

  なーくんと君が仲良くなってくれるなら
  ……本当に、嬉しいな。

[ 彼と同年代の異性であればそうでなくとも
 彼の年齢で同性であれば、
 ぬいぐるみを嫌々受け取らせてもおかしくない。
 だが、わかりやすく機嫌の良さを露にし
 話しかける仕草を見れば不安は杞憂に変わる。
 
 自身の名が「なおしげ」である事から
 ぬいぐるみと彼が仲良くなると口にしてみると
 なんだか妙に甘酸っぱい感覚を覚えたけれど。
 その感情に名前を付ける事を躊躇って、
 目を細めて笑うことで、照れを誤魔化した。 ]

(-51) 2019/03/30(Sat) 15時頃

【秘】 EO LLC ナオシゲ → 干拓民 ズッテル

[ デザイン開発部の正面入口を通る度に、
 おそらく自身が渡したのだろうぬいぐるみと目が合う  
 その光景は、最近でも変わらない。

 同部で何かと異性から注目を貰いがちな小野寺から
 彼がこのぬいぐるみに話しかけていることを
 楽しそうに打ち明けられた機会もある。
 私もそうしちゃうんですよね、――とも

 彼にあげた「なーくん」が
 部署のマスコットになること。
 それに何ら、不満など抱く理由もある筈がない。 

 彼が飾ろうと考えなければ、
 ぬいぐるみはずっと仕舞いこまれていただろうから ]

(-52) 2019/03/30(Sat) 15時頃

【秘】 EO LLC ナオシゲ → 干拓民 ズッテル


[ だが――、
 自分の名前と似た響きを名付けられたぬいぐるみも
 そして、自身もまた彼にとって
 会社でしか逢えない存在だと実感し、
 妙な侘しさを感じてしまった。

 渡墺の話を自然に反故させたのは此方でありながら
 まるで独占欲に似た何かのようだと自らを恥じる。
 彼にとって特別な何かになろうとでも考えているのか
 そのような理由は存在しない関係性であったのに。
 
 いつの間にか、入口のぬいぐるみを
 見ないように通用する習慣がついてしまう。
 会社以外で顔を合わせるに事足らない存在だと
 彼から示された答えのように思えたから。

 *花見会で「なーくん」と
            再会するまでは* ]

(-53) 2019/03/30(Sat) 15時頃

EO LLC ナオシゲは、メモを貼った。

2019/03/30(Sat) 15時頃


【独】 EO LLC ナオシゲ

/*
変な声出るかわいさなんだが…
すご…尊い

(-62) 2019/03/30(Sat) 17時半頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

[ 互いに気まずいばかりの時間だと思えば、
 頬の汚れを落としたり腹を拭ったりと>>75
 ひとつの企業の職員同士であるにしては
 親密感のある距離感が普通になっている。

 昨晩何をしたか、どの様に距離を共にしたかが
 距離感の狂いの意味を
 体現しているのでは無かろうか。>>76

 疑いようのない痕跡を始末し、
 互いに服を着用した後でも
 意識してしまうのなら、只事ではない。 ]

(90) 2019/03/30(Sat) 18時頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

[ 顔を合わせるのを迷うのは気まずさよりも
 面映いことが理由だなんて、
 彼が知ったら、何を思うのだろう。 

 もう顔も見たくないと嫌がられても
 何らおかしいことでは無かった。
 この場で走り去られても正常な感覚ですらある。

 だが、罵倒も逃走も彼の選択肢に無く
 まさか、寂しいと思ってくれているなんて。

 それはどんな感情から来るものなのだと
 彼の深層と自身が抱く感情の
 答え合わせをしたい欲求と
 聞いたら戻れなくなりそうな不安で
 内心せめぎ合いながらも
 一先ずは移動と、行き先を提示する。>>77 ]

(91) 2019/03/30(Sat) 18時頃

【人】 EO LLC ナオシゲ


  ……うん。
  じゃあ、行こうか。

[ 彼の家が電車を何本も乗り継ぐくらいに
 途方もなく遠いなら理解出来る答えだ。
 だが、そうでは無いだろうことを
 過去の会話で知っている。

 それに、差し出した手は取られて
 恋人がそうするように躊躇いなく繋がる。

 同性だと分かっているつもりだが
 個性的な状態になっている
 ユーモアなフェイスの猿よりも
 彼の方が懐っこさを強く感じる。

 離し難いと自覚してしまうくらいに。
 向けられた言葉に、>>78
 自然と笑みが深くなってしまうほどに。 ]

(92) 2019/03/30(Sat) 18時頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

  ありがとう。 

  良かった、嫌がられなくて。
  職場以外で君と、こうして……。

[ そこまで言いかけて、何を口にしているのだと
 慌てて口を閉ざし、口髭を空いた手で抑えた。
 これでは、職場以外でも逢いたかったと
 明るみにしているようなものだ。

 誤魔化すように顔を横向けかけた時
 風に揺れて軽やかに弾む巻き毛が注目を惹き
 誘われて顔を寄せれば、花の薫りがした。
 不快臭を気にする彼の耳元で、そっと囁く ]

(93) 2019/03/30(Sat) 18時頃

【秘】 EO LLC ナオシゲ → 干拓民 ズッテル

  ……… いいや、


   甘い、―――…匂いがするよ。

(-63) 2019/03/30(Sat) 18時頃

【秘】 EO LLC ナオシゲ → 干拓民 ズッテル



[ 同性相手に囁くには、
 婚歴に傷のある男が告げるには。

 
 有り得ない言葉ではありながら
 目を伏せる彼に、そう伝えずにはいられない ]   

 

(-64) 2019/03/30(Sat) 18時頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

 [ ――だって。


  桜の花弁に好かれる髪だ。>>79 ] 

(94) 2019/03/30(Sat) 18時頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

[ 自らの言葉に気恥ずかしさが蓄積され
 社用車を前にして、慌てて手を離す。 ]

  …ごめん。
  変なことを言った。

[ どのみち、タクシーと違って
 同じ方向から乗り込む訳でもないから。
 だが、拒絶では無いと明かすように
 先に運転席に乗り込んでから
 助手席の窓の外に居る彼に向けて
 おいで、と口の動きで促そう。

 運転前の当然な気遣い。 
 シートベルトを締めようと手を掛けた時
 鼻を鳴らす仕草が目に留まる。 ]
 

(95) 2019/03/30(Sat) 18時頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

  あぁ… 俺こそ臭いかもな。
  娘にも言われたし。

[ 三十前半の彼には覚えは無いだろうが
 小学生の娘にとって中年のうなじは
 加齢臭が鼻につくらしく、苦笑を浮かべる。

 彼にもシートベルトを勧めなければ。
 このセダンに乗った過去が無いのなら
 肩の後ろにある位置を教えてやろうとして
 助手席側へと身を乗り出す。 ]

  ん……?音楽?

[ 打ち明けられた申し出に、瞳を丸くする。
 外で過ごしていた寒さもあるだろうに
 暖房よりも先ず音楽を聴きたがるところは
 仕事熱心なのもあるのだろうけれども
 音楽制作に携わる、――彼らしく思え。
 彼を横目で見つめる眦が、自然と下がる。 ]

(96) 2019/03/30(Sat) 18時頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

  いいよ、ラジオでも流そうか。
  
[ エンジンを入れ、まずは暖房で車内を暖め 
 それからカーステレオの電源を入れようとするも
 寒さでいくらか悴んでいた指が
 DVDの方の電源を入れてしまった。 ]
 
  おっと間違え……  ………?!

[ 通常空である筈のDVDプレイヤー。
 で、あるのだが、中に入っていたのは、
 アダルトDVDのディスクであるようだ。

 この社用車が古いから普段誰も使用せず
 誰かがこっそり鍵を持ち出して使っていた忘れ物か
 はたまた、昨日買い出しを任せた部下が
 花見の前に使ったのかは解らないけれども
 丁度良いところで停止をしていたらしく
 あられもない声を上げる全裸の女が
 背後から突かれる度、画面の中で好がっている ]

(97) 2019/03/30(Sat) 18時頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

[ 音楽を聴きたがっていた彼に対し、
 とんでもない「音」を聞かせてしまった。
 慌てて電源を切り、カーステレオを押す。 ]

  一応言っておくけれども、 
  俺の私物とかでは無いからな。

  この社用車を動かすのは
  七年ぶりでね。
  たぶん、他の職員が使ったんだと……

[ 頗る平静とは言い難い声音で
 慌てて言い訳をしてしまうのは、何故だろう。
 彼がどんな表情をしているのかが見れない。 ]

(98) 2019/03/30(Sat) 18時頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

[ パーソナリティが紹介する曲が流れ始める。
 ドライブに最適な明るいヒップホップだ。
 運転しようとハンドルに手を伸ばすが
 俯いた顔が彼の膝を一瞥した。
 そういえば、昨晩もこうして隣に座り……。 ]

  一応、聞いておきたいんだけど。
  君は、異性愛者か?

[ 迷った挙句、核心に触れておくことにする。
 ゆうべは――そんな事も確かめず、
 彼に夢中になってしまったものだから *]

(99) 2019/03/30(Sat) 18時半頃

【念】 EO LLC ナオシゲ

[ 話題を必死に探しているとは知らず、
 酒の入った容器と共に振り返れば、
 月光と花見用のネオンコードの下で見る彼は
 妙に色めく目をしていて、どきりとする>>!12

 少年らしい輝きを七年前に感じていたが
 あの時の感想とは全く違う見解を噛む。
 彼はこんなに――艶っぽい男だったか。
 
 かと思えば、吹き出してしまうような
 桜の花弁と彼の頭髪状況に>>!13
 ちいさく笑い、手を伸ばしたくなる。
 ベンチに着いてしまったから、そうはしないが ]

(!17) 2019/03/30(Sat) 18時半頃

【念】 EO LLC ナオシゲ


  中田くんは、あれだな。
  言葉選びが、可愛らしい。

[ 昔はあんなに日本語が苦手だったのに
 今ではユーモラスさも身につけている。
 それに、愛らしい感性を持っている。
 
 以前はある程度梳いていた髪だが
 随分美容院をサボっているのが分かる。
     ―――でも、 ]

  前はさっぱりしてたけれど
  今の髪型は、かわいいね。
  絵本の登場人物みたいだ。

[ きっと、パステルな色合いの服が似合う。
 赤毛の目立つ髪色も、夢を抱く目も。 
 淡い色で描く絵本に吸い込まれてしまいそうだ ]

(!18) 2019/03/30(Sat) 18時半頃

【念】 EO LLC ナオシゲ

[ そんな彼がぬいぐるみを抱いていると>>!14
 それこそ絵本の世界の登場人物たちのようで
 何処からどう見ても愛らしい光景だった。
 娘はもう卒業してしまったけれども。
 
 表情に分かりやすく滲む嬉色も相俟って
 物を大切にしてくれる彼の善性と、
 こうして連れ出して来るくらいに
 愛着があるのだと分かり、肩を揺らして喜ぶ。 ]

  ありがとう。あげた甲斐があるよ。
  会社に置いているようだったから
  てっきり、持ち帰るのが嫌なのかと……。
  俺の杞憂だったらしい。

[ 彼の腕の中、膝の上。
 プライベートスペースを占領している
 「なーくん」も得意気に笑っているが
 柔らかく笑う彼の横顔ばかりを目で追ってしまう。 ]

(!19) 2019/03/30(Sat) 18時半頃

【念】 EO LLC ナオシゲ

[ 酒のせいで妙に浮ついた気分になっているのか
 それとも――…、
  彼に抱いた蟠りが融けて嬉しいのか――。


 揺れていた身体、その大腿を触れてしまったのは
 気の抜けたタイミングだった。>>!15
 これが同性だから許されることではあったが
 異性であればストッキングに触れるのと同義。 ]

   ――――…、

[ 驚きと表現するにはいくらか甘い声もまた
 予想していなかったものであり、心音が弾む。
 社内よりもずっと暗い光源しか無いけれども
 染まりゆく頬の色にも、見入ってしまう。 ]

(!20) 2019/03/30(Sat) 18時半頃

【念】 EO LLC ナオシゲ


  中田…くん?

[ 嫌じゃないと否定と共に取られた手。
 子供が父親の手を握る遠慮ないものより
 指で撫でる動きを察するに
 異性が甘えて取る既視に重なるなんて
 どうかしていると思いながらも

――解く気にならない。 

 それどころか、気持ちいいと口にする彼に>>!16
 正常とは思えない不埒な思考が脳裏でちらつく。
 その口から、もっとその言葉を言わせたくなる。
 愛らしく弧を描いたくちびると、舌の動きから
 目が離せなくなっていた。 ]

(!21) 2019/03/30(Sat) 19時頃

【念】 EO LLC ナオシゲ

  いいや、嫌いじゃないよ。
  君と触れ合っていると、気持ちいい。

  触られるのも嫌じゃないし――
  もっと、触りたいな。

[ そう告げて、火照る彼の頬に手を伸ばす。
 ベンチの板から足元に転がったコップの心配はせず
 横から身を乗り出して、熱く熟れた頬を撫でた 
 距離を縮めた事で、彼の前髪を鼻頭で横に流す。
 酒気を帯びた瞳を隠すように、瞼に唇を寄せようと ]

  いい…かな。
  中田――、…いや、ズッテル。
  
[ 子供のような戯れだけでは、どうにも足らなくて。
 こんな場所だというのにも関わらず
 もっと彼を――触れて、舐めて、確かめたくなる。 ]

(!22) 2019/03/30(Sat) 19時頃

【念】 EO LLC ナオシゲ

[ 熱くて、柔らかくて、桜の色をした頬。
 そっと指を下にずらし、形良く整った顎を
 手指で掬い上げるように捕まえ。

 口髭の目立つ唇を重ねようとする。
 今は、理性が――或いは忍耐が。
 酒で壊されて身体にセーブが掛けられそうにない。
 
 強く拒まれなければ、おそらくは。
 柔らかい唇を吸うだけでは無くて
 歯列を舌でなぞり、彼の口内にまで
 軟体を潜り込ませてしまうのだろう。

 もっと―――

 深い場所まで、ズッテルを知りたい *]

(!23) 2019/03/30(Sat) 19時頃

【独】 EO LLC ナオシゲ

/*ちょ、ちょっとまって・・・!!!!(心臓はちきれた)

(-69) 2019/03/30(Sat) 19時半頃

【独】 EO LLC ナオシゲ

/*
誘惑されたい・・・っ!!!
むしろされてる・・・!!!!!!

(-70) 2019/03/30(Sat) 19時半頃

【独】 EO LLC ナオシゲ

/*
人を惚れさせる天才か・・????
出会って5秒で恋に堕ちるぞこれ・・。

(-71) 2019/03/30(Sat) 20時頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

[ 問い返されて、吃ってしまう。>>101
 もとより伝えるつもりの無かったことだ。
 忘れてほしいと舌を滑らしそうになるが
 消えないで欲しいと訴えかける声が>>36
 場所を変えた今も耳に滲み渡っている。
 
 今思い返せば、まるで。
 彼に失恋の痛みを与えたかのような言葉だ。
 言語を繋ぐやり取りはたしかに途絶えたが
 彼はもう、日本語も達者だ。

 でも――どうだろう。
 自分の居住へと誘いかけたのと近しい願望を
 かつて伝えたいのでは無かったか。
 夢を薄れさせた娘では無く、自分が。
 彼の故郷に行きたいと。
 きっと、ただの観光では無くて 彼を連れて―――…

 思考は溶ける。
 彼の髪が甘い薫りで誘うのがいけない。 ]

(113) 2019/03/30(Sat) 20時頃

【秘】 EO LLC ナオシゲ → 干拓民 ズッテル


[ 桜の花弁に愛されて、
 ツツジの花絨毯で眠っていた彼は
 淡色と原色に囲まれて裸身で過ごしても
 不快に感じるパーツはひとつも無く
 絵画のように、美しかった。

 そして、娘が踊った演目――、
 金平糖の精を彷彿とさせるような、甘い薫り。
 花の蜜とも何かを食した薫りとも違う。

 きっと、彼そのものが甘い砂糖のように
 魅力的な存在として男の目に写り
 欲望を持つ者の、五感を惑わせているからだ。 ]

(-74) 2019/03/30(Sat) 20時頃

【秘】 EO LLC ナオシゲ → 干拓民 ズッテル


  ……それ は

[ 誘惑したい相手なんて、
 ここにはひとりしか居なかろうに。
 ぬいぐるみは恋愛の対象ではなく
 名づけて可愛がる寵愛の象徴であろう。

 俺の事だろうか、と問いかけるには、
 十分過ぎる条件が揃い踏み。
 しかし、車内まですらもたない予感がして
 己の欲求を収める為に、そっと目を閉じる ]

(-75) 2019/03/30(Sat) 20時頃

【秘】 EO LLC ナオシゲ → 干拓民 ズッテル



[ もう、とっくに彼という存在に縛られて
 彼を独り占めしたい願望が根付いている。


 既に誘惑されて、誑かされていると
 明かしたらどんな顔をするのだろう。 ]

  ………君に、甘い芳香で誘われたら。

  相手が誰でも、虜になってしまう。
  誰であっても、蝶のように惹かれてしまうよ。

[ 抽象的な言い回しだ。
 誰でも、と曖昧にしたところで
 そこに眼前の男も含まれると暗に示唆し。 ]

(-76) 2019/03/30(Sat) 20時頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

[ 心まで囚われそうな居心地を
 車に乗り込む名目で離れたことで
 …… なんとか、体裁を保ち、話を区切る。

 甘くて、美味しそうで。

 金平糖を溶かした、わたあめのような彼。
 髪型だけではなく、言葉選びや
 ぬいぐるみを抱き留める所作すらも
 相応しい糖度を秘めた――同性。
 ジャンパーの匂いを確かめていたとは知らないが
 物心ついた娘に嫌がられても、
 彼に喜ばれる体臭なら良いかと自惚れそうだ>>102 ]

  嫌じゃないなら、良いんだ。
  君にきらわれたら胸にくる。

[ 良い意味ではなくて、きっと落ち込む。
 彼は娘でも無ければ異性の恋人でもない
 でもきっと――、避けられるのは耐えられそうにない ]

(114) 2019/03/30(Sat) 20時頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

[ 想像していた自己評価を訂正する必要がある。
 彼が傷つき、心を歪ませる要因は
 この世にあってはならないと強く願うくらいに
 中田一輝という青年に向ける思慕が重い。

 この歳になって、ましてや同性相手に
 向けるものとしては相応しくないと自覚もしているが
 彼の善性や愛くるしさが侵されることは
 あってはならないとさえ思う。
 そんな彼を穢してしまったことが申し訳なく
 同時に、征服欲めいた欲望が――…、
 子供のような、独占願望が花を咲かせている。
 愚かしく、恥知らずで。
 よくない感情だと分かっているのに。

 だからこそ、彼を脅かすものを
 突きつけてはならないと再度心に留めようとしても
 運悪く遭遇させてしまった事に困惑し、
 驚きに身構える声に潜む欲求が
 どろりと溢れ出すようだった。>>103 ]

(115) 2019/03/30(Sat) 20時半頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

[ 性感を刺激されて悦ぶ女に何を想うか>>104 
 画面を直ぐに消す判断が遅れたのは
 横目で、彼の様子を見守ってしまった所為だ。

 こちらにとってもアクシデントでありながら
 反応を――甘くて柔らかい彼が。
 感じる女と満たす男を見て何を想うのか
 酒に溺れた昨晩ではなく、―――今、何を。 ]

  まるで、君が感じているような「音」だ。

[ 不埒な感想は、実にちいさく。
 淫靡な女優の高い嬌声に紛れるくらい。
 だが、紛れもない本心であり

 実際に――股間を覆うものが波打ったのを
 停止と同時にじっと、見つめてしまった。
 彼らしい感想を受ける頃には弁解の方に頭を回し
 居心地を整える仕草も目敏く確かめてから>>105
 深い溜息をついてしまったが。 ]

(116) 2019/03/30(Sat) 20時半頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

[ しかし、確かめておく必要がある。
 男としてマスターベーションの道具になる映像で
 彼が感じ、興奮を見出しているのか。

 あるいは――

 そうでは無いか、  
         知りたくて。 ]


  …………一度だけ?

[ 魅力的な異性は彼の故郷にも部署にも居るだろうが
 たった一度だけしか覚えが無いと聞けば
 彼の真意を測るように
 股間を隠すぬいぐるみから横顔に視線を戻す。
 ハンドルも添えてあるだけに過ぎない。
 まだアクセルも踏まず、彼の声を――聞いている。 ]

(117) 2019/03/30(Sat) 20時半頃

【人】 EO LLC ナオシゲ


  [ ―――同性―――… ]

(118) 2019/03/30(Sat) 20時半頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

[ 聞けば聞くほど、>>106明かされれば明かされるほど
 まるで自分に言われているような気分になってしまう。
 先ほどの、彼は人ではなく妖精か花の化身かと
 疑うくらいの魅力的な表情と薫り、――言葉も蘇る 

 ぬいぐるみに縋る彼は幼気を持て余しており 
 清廉さと色恋に憧れる乙女の間に居るようだった。
 それがとても愛くるしくて。

 同時に―― ]

  ………妬けるな。

  それが、俺では無かったら。

[ 大人と自重の単語で押とどめていた欲求が
 口髭を揺らして、こぼれ落ちていく。
 「なーくん」の意味、彼の縋る場所。
 誰が与えて、誰が仲良くすることを望んだのか
 恥ずかしい話だが、ぬいぐるみにすら嫉妬しそうだ。 ]

(119) 2019/03/30(Sat) 20時半頃

【人】 EO LLC ナオシゲ



   ………… かず、てる。


[ 苗字ではなく
  渾名ではなく
   昨晩奏でた名を


 独占欲と、願望を隠さずに
 彼の耳たぶに顔を近寄せ
 甘く噛み付いてから、 ――囁く。 ]

(120) 2019/03/30(Sat) 20時半頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

[ ……彼は。
 抱いた抱かれた関係にある存在の隣で
 他の誰かに焦がれていることを告げはしないだろう
 ましてや、触れられる事を嫌わず
 自身と身体を合わせたことに
 後悔が無いような口ぶりだった>>76 ]

  もし、今の話が俺のことだとしたら
  俺は――そんな大仰な男じゃない
  君を渡墺に誘おうとして
  挫折するような男なんだから。

[ ひとりで道を開けるか、そうでないか。
 仕事はチームでやるものであり
 転向も会社の助けなくして叶わなかった。
 
 そして。
 彼に望もうとした旅行のことだって。
 今になって漸く、こうして打ち明ける事が出来た。
 それは自分自身の力などではなく。 ]

(121) 2019/03/30(Sat) 20時半頃

【秘】 EO LLC ナオシゲ → 干拓民 ズッテル



  ――… ひとりで何でも出来る男じゃない。


  一輝が、俺の手を取ってくれないと。


[ 差し出した掌を握ってくれた先刻のように。 ]
     

(-77) 2019/03/30(Sat) 21時頃

【人】 EO LLC ナオシゲ

[ 囁きと呼気は彼の耳の中に注がれる。
 もう酒気を帯びていないというのに
 熱く爛れた息だった。 ]


  君は隠せるが、俺はそうじゃない。
  ―――ずるいな。


[ 男の膝の上には、ぬいぐるみは無い。
 あるのは、隠しようもなくテントだ。
 
 記憶で感じ入る彼を見て熱を持つ怒張を
 今も持て余し、反り返らせている。
 ぬいぐるみに縋る彼の手を片方剥がして
 どくりどくりと熱を帯びる足の間へ誘おうか。

 君が魅力的な所為だよ、と実直な本心を
 彼の柔らかい髪を撫でながら、
 困ったように口元を歪ませて伝え。 *]

(122) 2019/03/30(Sat) 21時頃

EO LLC ナオシゲは、メモを貼った。

2019/03/30(Sat) 21時頃


【独】 EO LLC ナオシゲ

/*
ぐわああああ!!(神々しさに消滅)
えっちなのにかわいくて。
かわいいのにえっちだなんて。
つよすぎ…つよ、すぎんか……?

まってまってまって〜〜〜〜
等とさに成仏しかねん…ぞ。
かわいすぎて花見してる場合じゃない

(-80) 2019/03/30(Sat) 21時半頃

【独】 EO LLC ナオシゲ

/*
なんで今日しごとをやすめないのだろう
あまりにかなしすぎて全もちもちが闇落ちする
こんなかわいいこを夜フリーにしたら刺されるわ

(-81) 2019/03/30(Sat) 21時半頃

【独】 EO LLC ナオシゲ

/*
せめて雨だから客足なさすぎて
はやく帰れたらいいのだがなあ……

(-82) 2019/03/30(Sat) 21時半頃

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