人狼議事


191 The wonderful world -7 days of MORI-

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【独】 童話作家 ネル

/*
ほ、ホントお返しおそくてすみません……(平伏)
眠くなったら容赦なく寝てもらって大丈夫ですので……

(-995) ふゆのひと 2016/06/20(Mon) 23時頃

【人】 童話作家 ネル

[ぽかん、と、僕は、呆けた顔をして、
去っていく背>>186をしばらく眺めていたと思います。

我に返ってから、ようやっと、再度、深く頭を下げることをして。
そうして、幼馴染のもとに歩き出しながらも、考えたのはその言葉についてでした。

僕の世界を、幼馴染が殺す、と。そう、彼は言いました。
事実、僕にとって、本を描くことは、幼馴染との思い出を辿ることでしたし、
根幹からそれが崩れた以上、今までと同じものを描けるか、と。
そう問われれば、きっと、僕は答えに詰まってしまうと思います。

それくらい、あの日の思い出と、僕の本は、切っても切り離せないものでした。
けれども、彼から逃げるか、世界を捨てるか。
どちらかを選べない以上、僕が出来ることは、一つしかないのです。]

 ……覚悟、かぁ。

[ぽつ、と呟いた言葉は、思った以上にずしりと心に響いて、
その重さに、僕は小さく息を吐いたのでした。**]

(206) ふゆのひと 2016/06/21(Tue) 01時頃

【独】 童話作家 ネル

/*
なんかすごい流れになってる……?(困惑)

寝ます。おやすみなさいませ。
皆方さんは本当にお相手ありがとうございました……!**

(-1209) ふゆのひと 2016/06/21(Tue) 01時頃

【人】 童話作家 ネル

―last moment @ UG―

[彼を随分と、心配させてしまったようです。
安堵したように息を吐いた彼に、僕は小さく謝罪の言葉を投げて。
けれど、すぐに、落ち着きなく、周囲を見回すことになったと思います。

やはり、彼の姿がないのです。
彼と同じように、黒い翼を持った死神の姿はあれど、
白い部屋の中に、銀の髪は見当たりません。]

(284) ふゆのひと 2016/06/21(Tue) 22時半頃

【人】 童話作家 ネル

 ……ルイ、その、ヴェスパタインさん、見てない、よね?
 えぇと、銀の、長い髪の、死神さん、なんだけど。

[小声で、幼馴染に聞いてみたり、
或いは、近くにいた死神に、彼の行方を尋ねたかもしれませんが、
どちらにせよ芳しい返事を得ることは出来なかったので、

僕は、後ろ髪を引かれつつも、選択の時を迎えることとなったかもしれません。]

(285) ふゆのひと 2016/06/21(Tue) 22時半頃

【人】 童話作家 ネル

[エントリー料を返してもらって、生き返る。
彼と、一緒に。

何も、悩むことはありませんでした。
同じ選択肢を選んだ幼馴染と、顔を見合わせて、僕はにっこりと笑って見せました。]

 こちらこそ。
 ルイが、パートナーでよかった。

[そこで、僕の意識は、白に塗りつぶされて―――*]

(286) ふゆのひと 2016/06/21(Tue) 22時半頃

【人】 童話作家 ネル

―1st day @ RG―

[大きな揺れに目を覚ませば、その場所は、少し寂れた観光地のようでした。
車から投げ出されることもなく、人影もまばらなその場所は、
交差点の喧噪や、蛙や烏の大群とはとても結びつきません。

それでも、僕も、彼も、気付いています。
あの出来事が、夢なんかじゃなかった、って。]

 ただいま。
 ルイも、帰ってきてくれてありがとう。

[そう、僕たちは、無事に帰ってきました。
7日間のゲームを終えて、失ったものを取り戻して、
今、ここに立っているのです。

幼馴染の言葉の真意>>217は、未だ、分かりません。
けれども、僕が望んだからでもなく、言ったわけでもない。
彼自身の願いなのですから、それには出来るだけ、応えたい、と。
そう思うのです。]

(287) ふゆのひと 2016/06/21(Tue) 22時半頃

【人】 童話作家 ネル

[季節外れの観光地で、何をするでもなく、
僕らは、すぐに家へと戻ることになりました。

夜が来て、また、車に揺られて、朝が来て。
家に戻った僕を出迎えたのは、今にも泣きそうな母の顔でした。

連絡入れたのに、なんて、困ったような僕の言葉に、
母は首を振って、こう言ったのです。

曰く、この近くで、大きな事件があって。
けが人も、死人も出たその事件で、紀陸さんが――
――類の、お母さんと、お父さんが、逮捕されたのだ、と。]

(288) ふゆのひと 2016/06/21(Tue) 22時半頃

【人】 童話作家 ネル

[昨日の電話の後に事件を知った母は、
まさかと思いつつも、気が気でなかったそうで。

その話を聞いた自分は、どんな顔をしていたのでしょう。
ただ、僕は、泣きじゃくる母の頭をしきりに撫でて、

ルイは、何も関係ない、って。
二人で、観光に行ってたんだ、って。
そんな事を話したのは覚えています。

何かが、繋がったような気がしました。]

(289) ふゆのひと 2016/06/21(Tue) 22時半頃

【人】 童話作家 ネル

[次の日、僕は、寂れた団地に向かうことになったと思います。
連絡が出来ればよかったのですが、なんともまぁ奇妙なことに、
僕らは、お互いの連絡先を、全くもって知らなかったものですから。

二晩明けても、ほとぼりは冷めていないらしく、
彼の家を忙しく行きかう紺色の制服を、僕は遠巻きに眺めて、

きっと、いないだろうと分かっていても、
その中に、幼馴染の姿を探してしまうのです。]

(290) ふゆのひと 2016/06/21(Tue) 22時半頃

【人】 童話作家 ネル

[君が逃げたかった理由は、“このこと”なのでしょうか。
自分の両親の企みから、僕を遠ざけるために、君は。

はぁ、と、僕は、小さく息を吐きました。

ねぇ、君は、本当にこれでよかったのですか。
そのままで、本当にいいのですか。

問いかけたかった言葉も、握りしめた拳も、
誰かに届くことも、空気に混じることもなく、
ただ、どよめきの中で浮かんで消えていくのみだったでしょう。*]

(291) ふゆのひと 2016/06/21(Tue) 22時半頃

【独】 童話作家 ネル

/*
来ちゃったけどなんか連行されてるならいないかなって思ってなんか変な感じになっちゃったごめんねルイ……

なんとか、こう、ルイを幸せにしてあげたい

(-1411) ふゆのひと 2016/06/21(Tue) 22時半頃

【人】 童話作家 ネル

 後悔、とかじゃなくて。

[そういう話>>314じゃないんだ、と、僕は小さく、首を横に振りました。
あぁ、やっぱり、君は何にも分かってないし、
きっと、未だに、僕も、
彼のことを全く分かっていないのだと、痛感させられます。]

(386) ふゆのひと 2016/06/22(Wed) 19時半頃

【人】 童話作家 ネル

 ……事件の話、聞いたよ。
 ルイのお母さんと、お父さんが、って。

[そこまで言えば、察しのいい彼には伝わるでしょうか。
事件のことを聞きつけて、僕がやってきたこと。
君の逃げたかった理由に、気付いたこと。

万一にも、事件に僕が巻き込まれないように、助けてくれた。
そう考えれば、僕は彼に感謝すべきなのかもしれませんし、
きっと、もうひとつのモリ区での僕なら、そう言っていたかもしれません。

けれど、僕は、小さく息を吐いて、僕より頭一つ高い背を見上げました。]

(387) ふゆのひと 2016/06/22(Wed) 19時半頃

【人】 童話作家 ネル

 ルイは、これでよかったの?
 きっと、これから、大変だよ。

[君が救ったのは、僕ひとりだけで、
彼自身は、何も、救われていやしません。

それで、彼は本当にいいのでしょうか。

何年、何十年、いや、もしかしたら、それ以上に。
彼は父親と母親に会えないかもしれない。

それだけじゃありません。
父親と母親の犯した過ちのせいで、
彼自身も、いわれなき誹謗中傷を受けるかもしれない。

そんなの、あまりにも悲しすぎやしませんか。]

(388) ふゆのひと 2016/06/22(Wed) 19時半頃

【人】 童話作家 ネル

 ……ルイは、これからどうするつもりなの。
 どうしたいか、とか、考えてないの。

[借りたお金を返しに行くとか、そんなんじゃなくて、
もっと、未来の話。

何を目指して、何を見据えて、“これからを”過ごしてくの、とか。
そういう、君自身のことを、僕は知りたくて、
幾分か高い場所にある、彼の眼を、じ、と見つめました。*]

(389) ふゆのひと 2016/06/22(Wed) 19時半頃

【人】 童話作家 ネル

[―――もう一回、ぶん殴ってやろうか。
そう思いました、正直なところ。

やっぱり、僕の言いたい事は、彼に伝わってない気がするのです。
都合のいい受け取り方をされて、のらりくらりと交わされている。
それのなんと、空しいことか。]

 なんとかする、とか、
 誰かがそうして欲しいって言ったから、とか、
 そういうことじゃなくて。

[しつこく、僕は食い下がります。
彼の言葉に、ああはいそうですか、って、僕が納得すれば、収まる話なのでしょう。
少なくとも、今、この場は。]

(447) ふゆのひと 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 童話作家 ネル

 ルイ自身は、本当にそれでいいの。
 それが、幸せだって、胸を張ってそう言える?

[数日後、数か月後、或いはそれ以降、
彼が一体、何をしているのか。ねぇ、想像できますか。
少なくとも、僕に、その明確なイメェジは湧いてきません。
仮に、それが彼にとって、可能だとしても。

本当に、それで、いいのですか。

仕方ないから、とか、それが当然だから、とか。
そんな訳の分からないことで、道を閉ざさないで、

誰だって、平等に、
夢物語を追ったっていいじゃないですか。

――と、夢物語を書き綴る人間は、そう思うのです。]

(448) ふゆのひと 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 童話作家 ネル

 ……これから、どうしたいかがないなら、分からないなら、
 僕と一緒に探してみようよ。
 ルイにとっての、やりたいこととか、夢、とか。
 
 そういうのを、一緒に。

[ね、と、首を傾げて見せました。
だって、僕の手には、既にそのための切符が握られているのです。]

(449) ふゆのひと 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 童話作家 ネル

―回想:昨晩の電話―

[両親にとある相談をしたら、
文壇でもそれなりの地位に立つ父も、後悔を抱えた母も、
案外あっさりと容認してくれたものですから、

この家族にして僕があるのだなぁ、なんて、
些かしみじみしながら、僕は携帯電話を手に取りました。]

 もしもし、向坂です。向坂、音流です。

[電話の向こうで応答した男性の声は、度重なる原稿の取り立てで、
少々疲れているようでしたが、それに構わず僕は用件を切り出しました。]

(450) ふゆのひと 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 童話作家 ネル

 夜分にすみません。
 実は、そちらで一人、雇ってほしい人がいるんです。

 まだ若いですけれど、きっと、誰よりも僕の本について知ってる人で。
 だから、売り出すときとか、プレゼンで、役に立つんじゃないかな、って。

 以前、人手が足りない、ってぼやいていらっしゃいましたし、
 適任だと思って、お電話させていただきました。

[スピーカーの向こうで、えぇ、と困惑したような声が聞こえました。
当然でしょう。ここまで、僕が強引に話を進めるのは、初めての事ですから。]

(451) ふゆのひと 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 童話作家 ネル

 もしもダメだっていうなら、そうですね。
 今後一切、そちらの会社から、僕の絵本が出ることはないでしょうね。

[トドメとばかりに放たれたそれに、電話の向こうで素っ頓狂な悲鳴と、すこしばかりのどよめきが聞こえたものですから、
僕はくすくすと笑って、疲れ切ったような肯定の返事をしっかりと受け取ったのです。

高校生だとか、親の七光りだとか。
外野からそういった言葉で揶揄を受けたりもしますけれど、

案外、それなりの評価も、地位も、あとは、ちょっとした財産もあるのです。
少なくとも、誰かさんに仕事先を斡旋できるくらいには、ね。*]

(452) ふゆのひと 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 童話作家 ネル

―現在―

[それを聞いた彼は、一体、どんな顔をしていたのでしょう。
いつかの僕のように、押しつけがましい幸せに、
困惑したような顔をしていたのかもしれません。

確かに、これは、僕の自己満足です。
だから、最後にそれを選ぶかは、結局、彼の意思なのです。]

 ルイさえ望んでくれるなら、君が生きる道だって、術だって、
 僕はその手助けが出来るから。

 だから、ルイが望むなら。
 ルイ自身が幸せになりたい、って、そう思うなら、

 僕と一緒に、探してほしいな、って。

[へらりと笑って、僕は手を差し出しました。
彼の夢への、それから、僕の願いへの、2枚の切符が握られた、手を。*]

(453) ふゆのひと 2016/06/22(Wed) 22時頃

【独】 童話作家 ネル

/*
あっ>>450等幅にするの忘れた……
気合いで読んでください(突っ伏し)

(-1650) ふゆのひと 2016/06/22(Wed) 22時頃

【独】 童話作家 ネル

/*
わーありがとうございます 照れる……!

ネルくんはあんがいつよいぞ(ふんす)

(-1676) ふゆのひと 2016/06/22(Wed) 23時頃

【人】 童話作家 ネル

―数か月後:自宅にて―

 はい、どうぞ。

[にっこり、笑って差し出すのは、
白い紙の中に彩られた、生まれたばかりの物語たち。
それをおずおずと受け取った初めての読者の顔を、僕はじっと伺いました。

彼の表情筋は殆ど仕事をしていないながらも、
紙を捲るその指は止まってはいなかったので、
僕は、少し安堵して、初めての読者、かつ、僕の担当でもある少年を眺めたのです。

今回の絵本は、居場所を失ったミツバチと、
彼の居場所たらんとするユウガオの話です。

小さな巣の中で、歯車のように生きていた彼が、
ユウガオに世界の広さを教えてもらう。
淡い色合いで描かれてはいますが、それらは確かに、
この世界の中に、存在しています。]

(507) ふゆのひと 2016/06/23(Thu) 00時半頃

【人】 童話作家 ネル

[この間、出版社に行ったときの話。
観光がてら寄った場所で見かけた花>>-1620が、とっても綺麗で、
なんだか、とても懐かしいような気持ちになったから、この物語は生まれたのです。

なんだか気恥ずかしくて、誰かには話してはいないけれど、
もしかしたら、君も、一緒にいたなら、察していたかもしれないね。]

(508) ふゆのひと 2016/06/23(Thu) 00時半頃

【人】 童話作家 ネル

 じゃあ、お願いします。
 無くしちゃだめだからね。

[冗談っぽく念を押して、僕は仕事場に向かっていく
幼馴染の背に、手を振りました。

人の噂も七十五日、といいますか。
彼が僕の説得に折れる形で、ここに住み始めた当初こそ、
彼も、僕ら家族も奇異の眼を向けられはしましたが、

母の人柄と、それから父の(あらゆる方面からの)圧力のお陰で、
すっかりそういった目線はなりを潜めたと思います。]

(510) ふゆのひと 2016/06/23(Thu) 00時半頃

【人】 童話作家 ネル

[今はまだ、世間も騒がしくて、彼にとっての“やりたいこと”は、
なかなか見つからないかもしれません。

それでも、いつかは。
自分の――ルイ自身の夢を見つけて、
それに向かって、羽ばたいてほしい。そう思います。

ですから、僕も、負けていられないな、と。
一つ伸びをして、愛用のスケッチブックを広げます。

今度は何を描こう。

僕の描く世界は尽きません。
色鮮やかな花や木々、命に満ち溢れた動物たち。
それから、その世界を楽しみにしてくれる人々の顔を浮かべて、
今日も僕は、色鮮やかな世界を描き綴るのでした。**]

(512) ふゆのひと 2016/06/23(Thu) 00時半頃

【独】 童話作家 ネル

/*
〆ぶん投げつつ

みなさま初めましてお久しぶりです。
人狼ではふゆのひとと名乗っている者です。

とても楽しい村でした。企画してくださったみゅーらさん本当にありがとうございました。
(落ちの時はご心配おかけしてすみませんでした……)

そして皆さま、同村ありがとうございました。
特に相方不在の時に絡んでくださった同級生カップルやヴェスさんには本当にお世話になりました……!ありがとうございます。
縁故から思いがけない関係性になっていったりして、終始ワクワクドキドキがとまりませんでした!

あとはパートナーの鍋さんありがとう!
相談の時はなんかお互い爆弾発言(?)かましてたりしたけど楽しかった!ありがとう!ルイ君大好き!

それではこの辺りで寝ます。
またどこかでお会いした時はどうぞよろしくお願いします……!

(-1784) ふゆのひと 2016/06/23(Thu) 00時半頃

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