171 獣[せんせい]と少女
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/* そういえばパルックいたね素で忘れてたごーめんね
投票デフォはユージンせんせい
(-0) 2015/10/11(Sun) 00時頃
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― まなびやの昼 ―
[クラリッサとユージンのフルーツタルト作りのお手伝いをしました。>>1:429 カスタードの材料となる卵や砂糖、牛乳をかき混ぜるのは、 ヒナコの役目とばかりに頑張ってみたり、 ユージンに頼んで、リンゴをウサギの形に切るのに挑戦したりしました]
鳥さんみたいなかたちはむずかしいけど、 ウサギさんくらいなら……!
[と勢いこんで取り組んだ結果、できばえは77(0..100)x1点ほどでした]
(0) 2015/10/11(Sun) 00時半頃
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そういえばねー、一年前エフせんせいがじゅぎょうで、 お金の話をしてくれたんだー。 お金があればお外でもほしいものが手に入るけど、 そのためには……役に立つおしごとをしないといけないって。
[なかなかの出来栄えとなったウサギリンゴをお皿に並べつつ、 ぽつりぽつりと話し始めるのは“せんせい”の教えの一端です。
こういう“とくべつ”な日は、 みんなかえって外のお話をしたがらないんじゃないでしょうか。ヒナコもちょっと不安だし! でもクラリッサは、“とくべつ”な一日を迎えても、 いつもと変わりないように見えたから、 なんとなく、言葉がこぼれて流れていったのです]
お菓子をつくって外のひとたちに買ってもらうのもきっと、 おしごとになるよね……すごい。
[呟いて眺めたフルーツタルトは、 ヒナコが思った通り、宝石をちりばめた箱みたいに、 きらきらしていました**]
(4) 2015/10/11(Sun) 01時頃
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/* どーんとフラグの建った音がするよ……気のせいじゃぬぇといいけど
ふおおおおお
(-7) 2015/10/11(Sun) 01時頃
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― きのうの朝の食堂・ミツボシと ―
ドキドキかー、なんとなくわかるかなー。
[えへへ、と笑うミツボシは、どこか照れくさそうにも見えるけど、 気にしないでうんうん、と頷きました。>>39
ヒナコも面白い本を読み終わった後だと、 ドキドキして眠れないことがありますし。
不安だった心のうちについては知らないまま、 続いた言葉にはにかみ顔を咲かせました]
うん、みんなですごすのも最後になるのかなー、って思ったら、 ……ドキドキしちゃって。
[そのドキドキの中には、さみしい時に胸がキュンとなるのも混じっていましたが、 ひとまとめにしちゃいました]
(102) 2015/10/11(Sun) 20時頃
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[学校を探検するのはいいアイデアだと思いました。>>40 部屋の中でしんみりしているよりも、いろんなものが見られるでしょうし。 でも、ヒナコにはやると決めたことがあったから、 それはあとまわしです]
ふふー、おやつの時間には厨房にきて、ね? いいことあるよー。
[そうして。 フルーツタルトに舌鼓を打つミツボシの笑顔も見たい! と思ったから、 自信たっぷりに誘ってみるのでした*]
(103) 2015/10/11(Sun) 20時頃
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― きのうのタルトづくり ―
[アヤワスカに「おはよう!」っていつも通り挨拶して、>>50 みんなで朝ごはんを食べてから、しばらくして。
だいぶ静かになった厨房で、ヒナコは包丁を持っていました。 フルーツタルトのお手伝い――もとい、ウサギさんリンゴをつくるためです。
ヒナコの手の上にはユージンの手が添えられていて、 お手本を作るのをじっくり見るよりも分かりやすく、包丁の動かし方をを教えてくれていました]
可愛い!
[最後の仕上げは目をつくることでした。 蜂蜜色のぱっちりした目をもつウサギさんリンゴから、 ユージンの顔に視線をうつして、にっこり笑いました]
(104) 2015/10/11(Sun) 20時頃
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そうなんだー。
[“せんせい”は“せんせい”なのが当たり前だと、 漠然と、思っていたけれど。 ユージンには“がっこう”に来る前があって、 その時は“わたしたち”を教え導くのとは別のおしごとをしていたとのことです。>>69
ユージンの想いとは裏腹に、お金のことはついつい、考えてしまうヒナコです。 ヒナコにも何かお仕事ができるだろうか、とか、 お金がなくなったらがまんもかんじん、とか。 だけど小さな不安はすぐに吹っ飛んでいきました。 世界中の色んなお菓子屋さんを見に行きたいなあ、って、目を輝かせながら考えて]
(105) 2015/10/11(Sun) 20時頃
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[でもこの時は、目の前のこのフルーツタルトが、 何よりも一番の宝物に見えたのです。>>70 クラリッサが作った生地にカスタードを詰めて、その上から果物を盛り付けて。>>93 できばえの良さにクラリッサと手を叩いて喜び合ったのは言うまでもありません]
そうですねー、……このウサギリンゴさんも、 ユージンせんせいが手伝ってくれたから、けっこう上手にできたとおもうんですよ。 ありがとう!
[仲良く並ぶ、ウサギさんリンゴのかたほうだって、 ヒナコにしてみれば、とくべつな一日を彩る宝物といえました。 祭壇に置かれた、たくさんのプレゼントに負けないくらいに*]
(107) 2015/10/11(Sun) 20時頃
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― きのうの話・余話 ―
[コリンといっしょに「こんなにたくさんある!」って驚き合ったり、 いっしょに運んだりしたプレゼントは、>>85 どれも素敵でわけっこするのは大変そうに見えたけれど。>>86
いざわけっこした時には、 ひらひらしたリボンのついた服やかばんがほしいなー、と思いながら、 あれやこれや、手を伸ばしていました。
髪にはいつかの生誕祭で、 ヴェラの操る土のお人形さんが手に結んでくれたリボンを、>>106 みつあみにした一房をいろどるように、 ちょうちょ結びにしていました。 ヒナコがせいいっぱい考えついたおめかしがこれでした。
夕方、オズワルドとミッシェルが、 去年に続いて“がっこう”にやってきた時も、 おめかししたままふたりをお迎えして、 たくさん、おはなしを聞かせてほしいってせがみもしました]
(121) 2015/10/11(Sun) 20時半頃
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[夜。 とくべつな、けれど何事もない一日が、 明日も過ぎ去っていくような錯覚を覚えながら、 どうにも眠れなくって、部屋の窓を開けました。
最初は沢山開けたけど、入ってくる風が冷たかったから、 ちょっとだけ開けて、ぼんやり外を眺めていました。 かすかに、歌声が聞こえます。ミツボシが歌っているんですね。>>46
ヒナコはミツボシの歌声が好きなのです。 離れていても、ちゃんと届く感じがして。 遠くから光を届けるお星さまみたいだね、って、思ったこともありました。
今もこうして、遠くから、ヒナコを徐々におちつけていきます。
やがて窓を閉めると、きちんとベッドにもぐりこんで眠りました。
おやすみなさい、ヒナコ**]
(123) 2015/10/11(Sun) 20時半頃
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/* はさまりはきにしないことにしたんだ……した……(しろめ)
(-43) 2015/10/11(Sun) 20時半頃
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/* よし、返したいところは返そう ただしモスキュートせんせいを待たせてる気がするからね! 順番というものがね!
テンションがおかしくなったミツボシかわいい
(-54) 2015/10/11(Sun) 22時半頃
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― きょうのお昼 ―
[太陽はてっぺんにのぼって、映るものの影をごくごく小さくさせていました。 ヒナコの真下におちる影も、 巨大書庫に行く途中で右手に見ることのできる、 たくさん、立ち並んだ家の影も。
“がっこう”の中にあって、この沢山の家はいつも、 本で読んだり話に聞いたりした「街」をヒナコに連想させます。 ほんものの「街」は、もっと賑やかなのでしょうけれど。
そんなことを考えていると、モスキュートが歩いてくるのが見えました。>>6 手招きされれば近付きます。 白いお顔が、うんと見上げなくてもいい程度に少し、低くなって]
渡したいもの? なんですかー?
[ちょうど書庫に行こうと思っていたところです。 たたたっ、と足音を響かせて、ローブ姿の後ろをついていきます]
(178) 2015/10/11(Sun) 23時頃
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/* やっ たあああああああああ
(二重の意味で)
手帳が! いやむしろノートって脳内出力してたんだけどまあどっちでもいいや! ほしいっておもってたんだぜ……!!
(-78) 2015/10/12(Mon) 00時頃
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― きのうの朝の食堂で・ミツボシと ―
………。
[忘れない、覚えてる。>>160 そんな言葉とともにミツボシが手をぎゅっと握ってきたから、 ちょっとだけ固まってしまったヒナコです。
だって、みんなここを出て、離れ離れになったら、 他のみんなや“せんせい”たちのことを忘れてしまうかもしれない、なんて、 考えたこともなかったからです。そんなさみしいことは。 なぜかというと、]
(244) 2015/10/12(Mon) 01時頃
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わ、 ……わたしも、ミツボシのこと絶対覚えてるからっ! さみしくなったらおうたのこと思い出してがんばる!
[もう、同じものや、気持ちを、分け合うことはできなくなっても。 かつて、一緒に分け合ったり、もらったりしたものを、 たいせつにしながら進んでいく、そうできるって信じたいから。
上手く言葉に出来なくても気持ちが伝わるようにと、 ミツボシの手をぎゅっと握り返しました]
(245) 2015/10/12(Mon) 01時頃
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[朝の紅茶はとってもおいしかったって言ってもらえたから、>>161 おやつの時間にも頑張って振る舞いました。 果物たくさんのタルトに合うように、 ほんのりリンゴの香りのした葉っぱを使って。
だけどもちろん、一番見てもらいたかったのはタルトです。 ちょっぴりドキドキしながらミツボシのようすをうかがって……。
いきなりぎゅーって抱きつかれたものだから、朝以上に固まって、>>163 だけどその後、たくさん笑いました。 ミツボシのテンションがうつっちゃったのかもしれませんね*]
(247) 2015/10/12(Mon) 01時頃
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― 巨大書庫 ―
[昨日のことを、ぽつぽつ思い出しながら、ヒナコは考えます。 この目で見て、この耳で聞いて、触れて香りを感じて味わって、 そうしてきたものについて、ヒナコの記憶にだけ残しておいていいのか――と。
“わたしたち”のいのちは短いのです。 ミッシェルだって、一年、会わないうちに、 もっと髪の毛がまっしろになってしまいました。>>147 それでも撫でてくる手の温かさは変わらなくって、>>148 切なくなったけれど、そんな顔は見せたくなかったから、 ありがとうって笑ったんでした]
(248) 2015/10/12(Mon) 01時頃
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……。
[モスキュートが取り出した包みがたてたかさり、という音で我に返ります。>>211 差し出された、授業で使うノート……というには小さめのそれを、 ぱらぱらとめくっているうちに、ヒナコの表情は喜び一色に塗りつぶされました]
すごい……すごいです、これならいろんなことがかけますよー! モスキュートせんせい! ありがとう!
[どこもかしこも真っ白なページ。 きっとこれから書きこまれるべきページ、なのでしょう。
なおもモスキュートを見上げていれば、 眼前で膝を折り、白いお顔と目玉の代わりの青い光を、同じ高さまで近付けて。>>212 告げられる言葉は、まなびやで文字や言葉を教わっていた時のように、 どこまでも優しい響きを持ってヒナコに染みわたります]
(249) 2015/10/12(Mon) 01時頃
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わたしの旅を、見届けたい……
[その響きがヒナコだけに向けられているのが、とっても嬉しかったから、]
えへへ。 じゃあ、わたしが、 モスキュートせんせいと、ふたりで世界を見に行きたい、 ……ううん、見に行こう! って言ったら、いっしょにきて、くれるんですね。
[白紙の、手帳。 ヒナコの髪の色のような表紙を持った手ごと、 モスキュートの手をぎゅって握ろうとします]
おぼえる、よ。せんせいがそう言ってくれたこと。 だからせんせいもおぼえていて、わたしを。
―――はじまりの時から、おわりまで。**
(250) 2015/10/12(Mon) 01時頃
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/* 議事ページだけリロードおそかったりするのでそっと退散するっ……
そういえばドレス計画のおかげでパティシアせんせいとも絡めそうですねヤッター なんかこう垣間見える戦闘民族的なところがすきです(今さらの告白)
(-97) 2015/10/12(Mon) 01時頃
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/* すごく 悪魔っぽい 名前ですねっ(めをかがやかせるやつ)
あとリアルで梨を食べたんだけど美味かった…… すいかは食べなかった夏なのに梨は食べた秋
(-149) 2015/10/12(Mon) 20時頃
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― きのうの朝の食堂・おくりもの ―
[アヤワスカに呼び止められて、みんなで並んでいました。>>284 アヤワスカのそばにモスキュートがやってきて、>>328 白いお顔がひとつ、頷いた後に、魔法のような時間が始まりました。
みんなの着ていた服が一瞬で、綺麗なドレスに変身したのです。 ひとつひとつはあんまり長くもたなかったけれど、 どれもみんなに似合っていたから、がっかりする暇もありませんでした。
ヒナコにアヤワスカがおくってくれたのは、 色とりどりの花があしらわれた、白いドレス。>>287
いつかアヤワスカに読みきかせた本の中で“お花のめがみさま”が身にまとっていた、>>176 いつかの夢の中で“お花のめがみさま”になりきったヒナコが身にまとっていた、>>0:77]
(371) 2015/10/12(Mon) 20時半頃
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……わぁ!
[思わずほっぺをむにむにしたり引っ張ったりしてみましたが、 いっこうにベッドに戻る気配はありません。つまり夢じゃないのです!]
ありがとうアヤワスカ。 わたしも、……だいすき!
[かくれんぼでやっと見つけた時には「こんなところに隠れてたんだ、すごい!」ってほめたり。 たくさん、甘えてきた時には“おねえちゃん”のまねして甘やかしたり。 そんな時間が楽しかったってこと、ずっと、忘れないから――]
(372) 2015/10/12(Mon) 20時半頃
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[魔法の時間の余韻に浸っていると、 手に手を取って喜び合うかのような面々の一角、つまりはモスキュートが、 パチン、と指を鳴らしました。>>331 アヤワスカの、見慣れたシンプルな服がふんだんにレースのあしらわれたドレスに変身して、 モスキュートがヒナコたちに視線を巡らせたとたん、 みんな、また、魔法の時間に元通り!]
さんぷん……
[さっき、ひとりひとりがドレスを着ていた時間よりも長く、>>332 それでもぶとうかいで、 まるまる一曲終わっちゃうような時間だったように思いました]
(373) 2015/10/12(Mon) 20時半頃
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はやく、はやくっ!
[そう言ってアヤワスカを手招きしつつ、 ヒナコはそっと、アヤワスカに協力した“せんせい”たちを見上げていました。
パティシアが書庫で服に関する本を読み漁っていたのを見たことがありましたが、>>236 もしかしてこの時のためだったのでしょうか。 そうして、想像を現実にしたのはモスキュートのちから]
(ねえ、モスキュートせんせい。
何分かあとにはあとかたもなく消えてしまう、 それだけのちからだって。
わたしのこころにはちゃーんとのこってるんだよ!)
(374) 2015/10/12(Mon) 20時半頃
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― 現在・巨大書庫 ―
[いまのヒナコはきのう朝早くに目覚めた時より、 それ以前のどんな時よりもずっとドキドキしています。
書庫があまりに静かだから、 あんまり大きくならないで、って思ってもどうにもできないままです]
ずるい……、ずるいですよー、せんせい。 そうやって、せんせいじゃわたしのいちばんになれないって、 あきらめちゃうんですかー?
[だからドキドキの音をかき消すように、>>348>>349 ちょっとだけ大きな声を出してしまいました。書庫にいるのに。 肩をすくめたけれど、モスキュートと合わせた視線は真剣なまま]
(375) 2015/10/12(Mon) 20時半頃
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わたしは、わたしの、いちばんかがやいてるところも、 ……そうじゃないところも、
せんせいにいちばん、見てほしいんです。
[そうじゃないところ、つまりは命のおしまいの時。 こんなつたない言葉で伝わればいいのですけれど。
やがて、モスキュートが頭を垂れて、>>350 大好きなお話の中の“きしさま”のように、誓いの言葉を述べていきます。 初めてだらけでますますドキドキしてきたけれど、 “お花のめがみさま”のように、返す言葉はなるべく堂々とした態度で]
(376) 2015/10/12(Mon) 20時半頃
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わたしの ………“きしさま”、
モスキュート・ベヘモト・ミーミルよ―――、
(-153) 2015/10/12(Mon) 20時半頃
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わたしは ―――ヒナコは、ゆるします。
き、きでんのせいやくを……
[この後どういえばいいんでしたっけ。 頭は真っ白なまま、だけど身体はおずおずと動いて、 モスキュートの白いお顔、その額に、触れるようなくちづけをおとしたのです。
―――“せんせい”が“せんせい”じゃなくなる日、 そのはじまりを祝福するために]
よ、………よろしくおねがい、しますっ
[顔が離れれば真っ赤になっているのがよく見えたことでしょう**]
(377) 2015/10/12(Mon) 20時半頃
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/* 秘話誤爆がいちばんこわかった……
(実は秘話入り村にあまりなれていない)
よーしヒナコ名前呼んじゃうぞーのノリでおおくりしました そしてみんなをみまもる……
(-154) 2015/10/12(Mon) 21時頃
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…………。
[顔を真っ赤にしたところは、ばっちり、見られてしまいました。>>402 モスキュートの白いお顔は、表情の変化が全くわかりません。 だから、笑われちゃったかどうかもわからないけれど、 笑われてもいい、そういうところも見てほしいって思うヒナコです。
ふしぎなことです。 きのうだったら、“せんせい”のままの時だったら、 はずかしくて全力で目をそらしたに違いないのに。
それでもやっぱり他のみんなに見られるのは恥ずかしくて、 落ち着いた頃にひっそりと、ローブの裾を引っ張って、]
(431) 2015/10/12(Mon) 23時頃
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あのねー、……あの本を取ってほしいの。
[書棚の一角、まだ踏み台を使わないと届かない高い場所。 そこにはかつて、勇気を出して、 モスキュートに取ってもらうように頼んだ本があるはずです。>>0:169 盛大にお引越しとかしていなければ]
ここを出ていく前に読みたくなったんだー。
[そんな、さいしょのわがままを言うことにしたのです*]
(433) 2015/10/12(Mon) 23時頃
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/* ナカノヒトはモスキュートせんせいにぜんりょくでにやにやしているがな! 一本取ったぜひゃっはーみたいな(わるいこ)
ありがとう、とにかくありがとう……!!
(-171) 2015/10/12(Mon) 23時頃
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ありがとう!
[はにかみ笑いとともに、お目当ての本が書棚から、 モスキュートの手におさまるのを見守ります。>>444 本を手渡されれば表紙の文字を目に通して、]
『めがみのとおいきおく』……うん、これであってるよー。
[またまたにっこり笑います。 この本は、ヒナコが生まれるよりずーっと前の、 この“世界”のどこかの物語。 人と、かみさまと、それからあくまと呼ばれるいきものの共存の物語を、 ちっちゃい頃のヒナコにも分かるように記しています。
はじめてこの本を手にとった時のような、 目の前の白いお顔を怖がる様子はもうどこにもありません]
(460) 2015/10/13(Tue) 00時頃
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……いいの?
[ヒナコは迷いました。 全部は持っていけなくても一、二冊くらいなら……という思いと、 ここの本をひとりじめするのはよくない、という思いがせめぎあって、]
じゃあ、……借りるだけ、にしておくよー。 もし、わたしにもいもうとができたら、読ませてあげたいし。
[そうして、この本がまた、 誰かと誰かの絆の芽生えになったとしたら。 とっても素敵だな、って思うヒナコです*]
(461) 2015/10/13(Tue) 00時頃
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/* ノープランすぎてモスキュートせんせいには重ねて申し訳なく……
Scars of FAUNAの全譜面フルコン称号を丸借りしました……(これもjubeatネタ) こっちの方がストレートに女神成分を含むんだけど、 既に別村で自キャラのコンセプトBGMにしてしまったのでゲスト使用程度で
(-178) 2015/10/13(Tue) 00時頃
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/* かわいいなあ。みんなかわいいなあ(にこにこ)
(-182) 2015/10/13(Tue) 00時半頃
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[“がっこう”の外のことを知りたい、と思って手にしたこの本からは、>>470 ほんわかした空気があふれ出していて、 一目で気にいってしまいました。 他の本だと怖い存在として描かれているあくまも、 怖くはみえなくって。 こんな場所がおそとにあるなら行ってみたいとは、今もなお思っています。
モスキュートも頷いてくれましたので。 あらためて『めがみのとおいきおく』を、胸の中にぎゅっと、 抱え込むように持ちました。>>471]
(483) 2015/10/13(Tue) 01時半頃
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うんっ、次にここにくるまで、だいじにするんだー。
[世界は広いのです。 いろんなところを見ていたら、 次に帰ってくるのがいつになるか、わからなくなりそうだけど。 きっと帰ってくるんだって決意を露わにします。
どうせなら、昼にひとつと半分の月が、 ヒナコとモスキュートと、そしてみんなを見守る頃がいいですね]
(484) 2015/10/13(Tue) 01時半頃
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[またまた、渡したいもの、と聞いて、>>472 ヒナコの顔はぱっと輝きました。
どうしてここには二人しかいないのに、 モスキュートはミッシェルのことを知ることができたのか。
“せんせい”たちが不思議な声で遠くにいてもお話できることは、 やっぱりこの書庫で知った記憶があります。 モスキュートに、別の“せんせい”を呼び出してもらったんでしたっけ]
えへへ、準備はもうだいたいすんでるから、 すぐにでも会えるけど……、
[部屋の片づけはして、荷物はまとめました。 あとはこの手帳と本を加えるばかり]
ちょっとだけ、待っててねー。
[提案を受け入れてから、ヒナコは一度、自分のお部屋に戻るのでした**]
(485) 2015/10/13(Tue) 01時半頃
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/* アガットだー! アガットが来るぞー!(やっぱりjubeatの隠し曲にあるやつ)
なお盟約後敬語が抜けてるのはなんとなくですが別にモスキュートせんせいを軽んじているわけではなくなんというか雰囲気……(言語化うまくいかない)
(-189) 2015/10/13(Tue) 01時半頃
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[用事が済んだらまなびやで落ち合うことにして。>>508 ヒナコはいったん、モスキュートと別れました。 よもやモスキュートが準備万端ではないとは思いもせずに。>>509 井戸側の出入り口から入って、自分の部屋に戻ります。
鞄の中に、手帳とペンと、『めがみのとおいきおく』をしっかりつめこむ直前。 ヒナコの目は、先に鞄につめこんでいた何枚もの紙に、 吸い寄せられていました。
かつて書庫の本の真似をして書こうとして、 途中でやめた物語を綴った紙です。 すてることもできなくて、持っていくことにしたけれど、 今はなんだか、続きを書いてあげられそうな気分! ひとりぼっちの少女のもとにも、いつか、 大切なもう一人が現れて―――
そこから先は、また、いつか、書き記すことにしましょう]
(538) 2015/10/13(Tue) 22時頃
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[荷物をしっかり詰め込んだ鞄を手に、 ヒナコはまなびやをぐるりと回って、 さいごに神木の下に辿り着きました。
“わたしたち”のはじまりの場所。 “わたしたち”をはぐくんだ巣の、中核とも言える場所]
………ばいばい。
[見えるもの全てに手を振って、ヒナコは歩き出しました。 もう一度井戸のそばを通って、ぐるり、と。 まなびやの入り口を目指して]
(539) 2015/10/13(Tue) 22時頃
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― まなびや ―
[ヒナコは知りませんでした。 モスキュートが主とし、ともに歩むことを決めたのはヒナコだってことを、 オズワルドには内緒にしているって。>>495
だから、驚かせてあげようなんて意図も何もなく、 荷袋ひとつ背負った、黒いローブに白いお顔の獣《きしさま》に駆け寄りました。>>510]
おまたせー。
[それからオズワルドとミッシェルに、 渡したいものってなーに? とうきうきした顔を見せようとして、]
(541) 2015/10/13(Tue) 22時頃
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…………んー、いまさらだけど、 なんだか目立つ、ねー?
こわがらせちゃったり、しない?
[そう、実に今さらながら、 モスキュートのお顔の心配を始めたヒナコです。 モスキュートのちからなら、ヒナコたちにドレスを着せたように、 お顔をべつのものに見せることもできそうですが。
ちょっと首をひねってから、結局はミッシェル達に向き直り]
あっ、みかんだー!
[蒼の中を飛ぶ橙色の果物に視線を釘づけにされ、>>536 それからようやくちゃんとした挨拶をするのでした]
えへへ、……お見送りにきてくれて、ありがとう。
(542) 2015/10/13(Tue) 22時頃
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お、 お………
[一方、“本の森のおひめさま”当人は、>>546 ふいにおひめさまとよばれたことで、 みんなの前では恥ずかしい顔をするまいと決めたというのに、 かあっと、そらを舞うみかんよりも赤くなってしまいました。
みかんはふわふわ浮いていましたから、 こんな状態でも、受け取ることはできましたが。
そういえば、昨日の朝のドレス姿、 オズワルドやミッシェルにも見せてあげたかったなあ。
―――なんて思っているうちにおちついてきて、 お礼の言葉を告げたのでした]
(568) 2015/10/13(Tue) 23時半頃
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/* おひめさまって柄じゃないのよムーブはかかせなかったっ
くっ(じたばたごろごろ) >モスキュートメモ
(-226) 2015/10/13(Tue) 23時半頃
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/* おそろいだ! ちょうおそろい!!
(-227) 2015/10/13(Tue) 23時半頃
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せんせい……、が教えてくれたの、 おねえちゃんが、渡したいものがあるって。
[まだいつも通りの呼び方が抜けないまま、 お礼を言うならモスキュートの方だって続けようとして、 ふいに聞こえた言葉に、目をぱちくりさせました。>>566
振り返れば、黒いローブ姿は相変わらずだけれど、 白いお顔から、みんなと同じお顔になっていました。>>563]
………、わ、これならこわくないし、 おそろいだね、わたしと!
[オズワルドのからかうような声もちっとも恥ずかしくないくらいに、 おそろいを喜ぶヒナコです。 髪の色だけじゃなくって、 長さは違うけれどみつあみもおそろいだったでしょうか。
すぐにミッシェルとお話の途中だったのを思い出して、 にっこり笑って近付きます]
(588) 2015/10/14(Wed) 00時頃
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きれー……。
[手のひらの上にのせられたのは、>>581 複雑そうな編みこみがされた紐に、雫のかたちをした石を結びつけたもの。 石の色はモスキュートのローブのような温かな黒色。 紐には、今やヒナコとモスキュートの色になった、 柔らかなミルクティーの色が中心に添えられています。
手のひらの上の感触と髪をなでられる感触、 両方に気持ちよさそうに目を細めて囁き返すのは、お礼の言葉]
ありがとう、ミッシェルおねえちゃん。 うんと大事にするね……!
(589) 2015/10/14(Wed) 00時頃
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|
[それから、飛び跳ねるみたいなうきうき度合で、 モスキュートのところに戻ろうとしたところで――、]
なんですかー?
[ちょいっと手招きされて、こしょこしょと。>>546 囁かれたあわよくばの“おねがい”を聞いて、 もちろん! と言いたげに、 何度も頷くヒナコの姿が見えたことでしょう]
(599) 2015/10/14(Wed) 00時頃
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もちろん! やりますよー。 せんせい、……からの素敵なプレゼントを、 少しずつ、わたしたちのおもいででうめていきます。
たんけん? なかみ?
……よくわかんない! けど、 どんななかみでもせんせいは、わたしの“きしさま”ですよー?
(-242) 2015/10/14(Wed) 00時頃
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