88 めざせリア充村3
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/* ………………うわあ。(遠い目 初日落ちとかwww
おおい墓下が俺と俺とケイトになるじゃねぇかww
(-8) 2013/06/27(Thu) 00時頃
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――オスカーとの別れ――
[先に研究所から離れたのはオスカーだった。 彼が立つ前日は部屋に押し掛けて、なんだかとりとめもない話をしながら、彼が眼を離したすきに彼の荷物の中へ手紙を押しこんだ。 それは昔書いた手紙ではなかった。 彼がいなくなると聞いてから書いた手紙。
内容はたった一言で。
"また会おう"
彼が去った後、机の上に置かれていた手紙を読んで、拙い字は必死で一人で解読して。 その意味を知った時には、静かに泣いた。]
(-17) 2013/06/27(Thu) 00時頃
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――最前線――
[刃を振るう。舞った血潮は吹雪いて体中に降りかかる。 それは黒いマントに飛び散るが、ほとんど見えはしないだろう。
ヤニクが配属されたのはハローシィ国だったから、さすがに敵国の象徴色の赤を纏うわけにもいかなくて、妥協点として黒にした。 最前線で双剣を振るい、斬っても刺しても倒れないヤニクの名前は、少しずつではあるが知られるようになっていた。]
足りねぇな……こんなんじゃ。
[三年間の年月で得たのは、兵士としての腕前と。 ――人を斬っても、その傷を見ても、治そうと動かなくなった心。]
(4) 2013/06/27(Thu) 00時半頃
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……げぇ、奥にいったな……
[周囲が一段落ついたところで立ちあがり、剣を納める。 背中に一本矢が突き刺さっている。誰だか、大した腕前だ。]
めんど、くっせ!
[言いながら矢を抜いて、地面に向かって投げつけた。]
(5) 2013/06/27(Thu) 00時半頃
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/* あれっ。こっち側もしかして変則気味な人多い?
ちなみに大物はソフィアオスカーに任せて俺はザコ担当である(キリ
(-19) 2013/06/27(Thu) 00時半頃
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/* というか昨日の最後のリッキィからの秘話が素敵過ぎてどうしようもないんだぜ…… 同陣営だったらやりたいことあるからやろうわーいわーい
(-20) 2013/06/27(Thu) 00時半頃
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[大物をしとめる必要はない。そもそもそこまでの力もなかった。 ヤニクの仕事は雑魚の戦意喪失が主たるもの。 ただでさえ"死神"とすら呼ばれるヤニクがその黒装束で戦地に降り立てば、一般兵の戦意などたかが知れている。 囮役をすることもあったけれど、残念なことに最近はなかなか来てくれない。]
……悪く思うな、よ。
[足元に転がる躯に声をかける。 事前の情報が正しければ、すぐに次の部隊が到着するだろう。]
(13) 2013/06/27(Thu) 00時半頃
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[名前を呼ばれれば>>16振り返る。 敵を総崩れにさせた要がここに一人。]
オスカー。お疲れ。
[駆けよって自分より背の高くなった彼を見上げつつ、剣は片手で押えて、あえて少し彼から遠ざけるのはオスカーが気を使わなくていいようにとの配慮。]
怪我してねぇ? あと……なんだ、そいつも無事?
[彼に宿るもう一つの"何か"の安否も合わせて尋ねながら、彼に促されるがままに、並んで拠点へと向かう。]
(18) 2013/06/27(Thu) 01時頃
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そうだったな。 今回は出てこなくて助かったぜ。
[オスカーの言葉に頷いて、ちらりと彼の首の後ろへと視線を向ける。 そこに宿る"キィ"というものについては、複雑な思いを多く抱いてはいるけれど。 それがなければ"今の"オスカーとは一緒にいられなかったと思えば、赦してやるという気分ではある。]
そうそれ、キィ。 大丈夫ならいいんだけどさ。
[軽口を叩きつつ拠点へと足を踏み入れる。 ザワザワと人は遠ざかるけれど、そんなことには慣れていた。]
(30) 2013/06/27(Thu) 01時頃
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[命じられて>>34少し姿勢をただした。 色々思うところはあるけれど、人前だったし、もう慣れた。]
担当部隊は撤退。半数ほど屠った。 あそこの戦線は崩れた。当面は立て直せないと思う。
[チアキに同じように淡々と返す。 敬語はどうにもうまく使えるようにならなかったので、もう諦めている。 注意されれば、しぶしぶ言いなおすけど。]
(35) 2013/06/27(Thu) 01時半頃
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[報告を終えて、じっとチアキを見つめる眼差しは、無理してねぇかな、と心配するもの。
三年前から変わらない。]
(-31) 2013/06/27(Thu) 01時半頃
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――拠点:チアキへ報告前――
魔法使い、な……
[行く先の知れない旧友たちも何名もいる。 彼らはこの国に来ていないのだから――何名かは考えるまでもなく、敵国にいるのだろう。きっと。
そんな事を考えながら報告を終える。]
ん? ピンク?
[オスカーのつぶやいた言葉>>38には首をかしげ。 よそ見をするなと怒られたかもしれない。]
(41) 2013/06/27(Thu) 01時半頃
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[報告を終えて拠点へ足を踏み出した。 人々の中を歩くと、それとなく避けられて道ができる。 ひそひそとささやかれる声、それですむだけ昔よりは良い。 何よりここには衣食住の保障があって、仲間がいて――]
……リッキィ。
[残りの隊の面々も戻ってきていただろうか。 金の色の髪を目印に彼女の姿>>20を見つけて、駆け寄った。]
よかった、無事か。 怪我、ねぇよな? あ、チアキには報告しといたから。
[傷を見て心は動かなくなったけれど、親しい人ならやはり痛くなるのは変わらなかった。 いらぬ世話だろうけれど彼女の様子をうかがった。**]
(44) 2013/06/27(Thu) 01時半頃
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[手を伸ばして彼女の少し伸びた髪に触れる。 さらりと持ち上げて、その下に隠された肌にも傷がないかを確認する。 そのまま少しだけ柔らかい頬に触れると、名残を惜しむように指先を最後まで残しながら手を離した。]
無事で、よかった。
[紺の目を細めて安堵する。]
(-32) 2013/06/27(Thu) 01時半頃
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[妙に優しい顔をする。 それはそれで不穏だろうと前に言った気がするんだが。]
なんだよ……
[周囲に人はいなかったので、手招きされるがままに近づいて、彼の言葉に微妙な表情で首肯した。
ズリエルはヤニクの手に負える相手ではない。 "殺される"事はないかもしれないが"殺す"事も出来なかっただろう。作戦遂行にはオスカーの力が必要だった。]
(-35) 2013/06/27(Thu) 02時頃
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/* 落ち着かないから灰が落とせない。 やりたいこと整理しておこう。
初回落ち美味しいですもぎゅもぎゅ。 墓下ライフがやらせになるってことぐらいでな!
(-39) 2013/06/27(Thu) 02時頃
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負傷はさせてきた、そっちの方が手はふさげる。 壊滅させて主力導入されたら、防ぎきれねぇだろうが。
[苦い顔でチアキに答える。 するりと鋏が輪郭に這わせられた。]
っ……
[耳を切り落とされても表情は動かさずに、ただ少しだけ紺の目を陰らせてチアキを見つめてから、伏せた。]
……俺が楽していいなら、次はそうする。
[一息に切り捨ててしまった方がヤニクは楽だ。 痛みも苦しみも、すぐに終わることはわかるから。 ただ、チアキの命令の所為にして従うことはしたくなかった。**]
(-43) 2013/06/27(Thu) 02時頃
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わかった。 お前も、適当に休めよ。
[そう声をかけることは辞められない。 チアキは時折違う人のように振舞っているけれど、あの日の彼の叫び声は忘れることはできなかったから。
落ちた耳を拾って、元の場所にくっつけるとざわりと修復される。 元に戻ったのを軽く指で弾いて確認して、ひらり手を降って出て行った。*]
(-45) 2013/06/27(Thu) 07時頃
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/* モニカライジがくると火炎陣!(幻想水滸伝ネタ) 中の人的にも大変本望です。
あと全身真っ黒フードだと、どうしても銃を持ちたくなる。 自重した。褒めて。
(-50) 2013/06/27(Thu) 09時頃
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――拠点内――
[リッキィと少し話をしてから、今度は拠点内の奥の方へと動く。]
腹減ったな……
[呟いて、次に進むための食事をする。 干した魚と薄目のスープ、それと乾いたパンをワインに浸してかじりつつ腹を満たす。 食が豊かなハローシィ国は、こんな場所で出てくる食べ物もそれなりに豊か。 供給品には干し肉もあったけれど、戦線に出るようになってからは肉は口にしなくなっていた。]
……ごちそ、さま。
[片付けようとしていると、顔見知りの伝令がこちらに近づいていることに気がついた。**]
(57) 2013/06/27(Thu) 09時頃
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[伝令はヤニクの耳に囁く。 少しだけ先に教えてくれる。
半年ほど前に、負傷した彼を助けた、それだけ。 ヤニクにとっては自分の血を少し消費しただけのこと。それだけ。 軍服によく合う青みを帯びた髪と目の色が誰かを思い出したから、それだけの気まぐれ。
強力な魔法使いが出た、と聞いて、その中に知っている魔法があって、紺の目はゆると動いた。 思い出すのは二年半前のこと。 それから記憶に妙に鮮やかに残る三年前のこと。]
わかった。
[頷いて、早く本来の伝達相手に行くように急かしながら、残り少しのワインを飲み干した。]
(83) 2013/06/27(Thu) 13時頃
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――二年ほど前――
[研究所から出たのは、ミナカタが死んでから半年ほど後だった。 ライジが殺した、と聞いていた。 面会に行っても彼から否定の言葉はなかっただろうが、それ以上は問うことはしなかった。
彼が死んでから綻びていくように壊れていく研究所から、ハローシィ国へと連れてこられて。 情報はすでに渡されていたのだろう、軍部では実験ではなく、戦い方だけを叩き込まれた。
文字通り血反吐に塗れるような、一人だけの苛烈な訓練。 同じ国に所属した旧友とは会うことができていたけれど、そうではない面々の行方は知らないまま。 黒い上着を渡されて、初めて出た戦場で――腹を切り裂いて、そこから噴き出す赤がヤニクの血と同じ色で、なのにいつまでたってもパックリ開いた傷が治らないことに。 わかっていたはずなのに、違和感と不安と、絶望を覚えた。]
(86) 2013/06/27(Thu) 13時半頃
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――現在:拠点地――
[ここは首都のルーチシェより寒い。 マントをひらめかせながら拠点の外れまで歩いていく。
二国間の緊張が高まっている。本格的に衝突が始まる、戦線が開く。 ここにチアキをはじめとして、ヤニクもリッキィも、ソフィアも――そしてオスカーも投じられているのがその証。]
……いやだな。
[紺色は揺らいで、遥か遠くにあるニュリクティ国の拠点地まで見渡すかのように。 先ほどの魔法使いの報告を思い出す。
――殺せるか? と己に問いかける。 殺せない。殺すにはあの日々が幸せすぎて。 けれども、どうしても――死にたくない。 そのためなら、彼らを傷つけてもいいぐらい。
死を考えた時の相反する感情の源がわからないまま、しばらくその場で目を閉じる。**]
(89) 2013/06/27(Thu) 14時頃
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/* 殺せるか?には真っ向面から無理でした。 一番まともな扱い受けてた研究所の思い出が強すぎた。
まともだったの。毎日実験されてても、まともだった。
(-64) 2013/06/27(Thu) 14時頃
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[昔よりは笑うようになった。 拗ねたり、文句を言ったりしない。 周りを見て考えるように、大切な人に、気を使えるように。 ――辛い時こそ、笑うように。
それが誰を模しているのかは、考えるまでもなくわかっている。 ただ模しているだけで、彼と同じ事はできていないということも。]
――代わりにお前が居れば、良かった。
[風に薄茶の髪をさらしながら呟いた結果はあまりに棒読みで。 本心ではない事に改めて気がついてしまい、苦い顔をする。 彼の方がずっと良いのに。 皆を支えてくれただろうに。]
(103) 2013/06/27(Thu) 17時頃
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[ライジが居てくれれば良かったのにと、何度も何度も思うたび。 彼が居れば一番喜ぶであろう彼女の顔が浮かんでくる。
それは嬉しい事のはずなのに、喜ぶべきことのはずなのに。 苦い思いがせりあげてきて、思考を侵していってしまう。]
(-68) 2013/06/27(Thu) 17時頃
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行くか。
[魔法使いについての伝令はきっとチアキにも伝わっただろう。 ふらりと再び足は彼のいる方へと向く。
途中で誰かと会えば合流して、昔とは違う顔で"上官"をしている彼の所へと。]
(104) 2013/06/27(Thu) 17時頃
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[呼びかけられて>>111探し人を見つける。 無表情でチアキがこちらを見つめてくる間に、彼の手から血が滴る>>102のには気がついてしまう。 下手くそ。隠すならもっとうまく隠せ。]
……それはなんだ。
[相変わらずの不穏な笑みを浮かべるチアキへ手を伸ばす。 昔も今も、どうしてチアキはこんな顔ばかりするのだろう。 ――それとも今も、昔と同じ気持ちで笑っているのだろうか。]
(116) 2013/06/27(Thu) 18時頃
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[明らかに拒まれ命令されなければ、後ろに隠された手を取った。 穿たれた孔は何によるものか、もしかして鋏か。]
俺の前で、怪我すんじゃねぇよ……
[呟いて、彼の手の甲に唇を近付ける。 傍目から見れば忠誠を誓う騎士のように、しかし落とされるのはキスではなくて、傷口にねじりこまれる舌と唾液。]
(-71) 2013/06/27(Thu) 18時頃
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配置変更は、了解。 返答待ってる。
[どうしてとか何故とか、そんなことは尋ねない。 簡潔に返すと、それ以上チアキが何も言わなければ身を翻して立ち去った。]
(117) 2013/06/27(Thu) 18時頃
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――少し前:拠点――
[リッキィは怪我もなさそうで、向けられた笑顔>>118にはヤニクも心配そうな顔はやめて笑みを返す。 チアキに言われたことを尋ねられて、全部を話すのは躊躇われた。]
いつものチアキだった。 次はもう少し頑張れ、だとさ。
[結局そんな答えにしかならず、半ば無意識に自分の耳をいじる。 冷たい鋏の感覚は、もはや慣れてしまったけれど、リッキィに言う必要はないと思う。]
(123) 2013/06/27(Thu) 18時半頃
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[引いた手を握られて、頬を緩めた。 リッキィから触ってくれるのは嫌いではないから無言で握り返していると、やはりそのうち離れてしまった。 もう少し握っていればいいのに、と思う。 言わないけど。なんだかわからないけど言いにくくて。]
リッキィは、死なせない。 俺が死なせない。
[彼女の言葉に強い意志をこめていう。 オスカーもソフィアも、チアキもとても大切だけど、同じように思ってはいるけれど。 そう言葉にするのは彼女だけ。
彼女の兄でも同じことを言うだろうから――と、自らに言い訳をしながら。]
(-74) 2013/06/27(Thu) 18時半頃
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俺こそ、そう簡単に死なねぇよ。 ――でも殴られンのは、やだな。
[リッキィの言葉が嬉しくて笑う。 心配なんてさせたくないのに、彼女が心配してくれるのは嬉しい。 一度離れたはずの手を強く握られて、何度か眼を瞬かせて。]
……怒られるのも、やだな。 リッキィ、怖ぇもん。
[茶化すように言って笑った。 何だか――それでも足りなくて、彼女を抱きしめそうになって。 その衝動はヤニクには理解できなくて、彼女を壊してしまうような気がして、それをもごまかすように。]
(-82) 2013/06/27(Thu) 19時半頃
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/* >>145 おい……おい、まじか (唯一のケイト対策)
こっちの主力はソフィア嬢だけど、ソフィアが両名に近づける気がしないんだよな…… 投げるか……←
(-85) 2013/06/27(Thu) 20時頃
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/* あ、ケイトの相手はオスカーか。 任せて俺はモニカに集中……(´・ω・)
うん…がんばろう…
(-89) 2013/06/27(Thu) 20時半頃
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[チアキのところから立ち去って、もう一度命令が来るのを待っている。 配置変更の理由は推定するまでもなく。 "魔法使い"のせいだろう、何人かは敵国に行っていたらしい。 どんな思いで彼らが戦っているのかは、ヤニクがわかるはずもなかったし、どんな立場で戦っているかも、わからなかったけれど。]
――痛ぇ顔、してねぇといいけど。
[ぼやいて、何となく空を見上げる。 切り取られていない空。研究所で見ていたよりずっと広い。 それなのになぜだろう、あの時の空の方がずっと好きだった。 夕日だって今は好きなだけ見られるけれど、あの時見た赤い光だけのほうがずっとずっと綺麗だったと思う。
そんな思考で歩みを鈍らせながら、視界に入った知ってる人影>>155に足を止めた。]
ソフィア、チアキの話聞いた?
(156) 2013/06/27(Thu) 21時頃
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おう。組むの久しぶりだな。 ちょっとは上手になったのか。
[笑いながら、昔を揶揄するような口調で問いかける。 ソフィアの実力なんてとっくに認めている。 これはほんの軽口、昔と同じ距離をとれるような冗談。]
準備は出来てるか?
[尋ねながら作戦決行までの時間は後どの位だろうかと考える。 多分、もうすぐ立てと命令が来るのだろう。]
(162) 2013/06/27(Thu) 21時半頃
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遠慮しとく。俺の練習にならねぇだろ。
[手を持ち上げて浮かべたソフィアの笑みは>>168今では少なくなってしまったもの。 その貴重な笑顔に笑い返して、彼女の頭を適当に撫でた。]
俺もだいたい準備できてる、け、ど……
[言いかけて、言葉を切る。 ヤニクも聞いていないのだから、ソフィアもきっとチアキからは聞かされていないだろう。 現れた"魔法使い"のことは。
全く知らずに鉢合わせるよりは良いだろうと、小声で伝えた。]
(169) 2013/06/27(Thu) 22時頃
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……敵に、炎使いと雷使いがいるらしい。
[耳に入ったのはとりあえず目立つその二人。 チアキへの伝令とはまた内容は異なっているかもしれないが、ヤニクの耳に入っているならチアキが知らないはずもない。]
(-100) 2013/06/27(Thu) 22時頃
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[やはりソフィアを動揺させてしまったようで。 伝えたことは少し後悔しつつ、それでもその場で知ってしまうよりは良いだろうと思いながら、彼女の擦れた声での質問には苦笑した。]
戦うしかねぇだろ、あっちがその気なら。 お前は逃がしてやるから、安心しろ。 戦いたくねぇなら、戦わなくていいし。
[抗議のように腕をたたかれて>>171いたけれど、気にせずもう一回うりうりと髪を乱してそう告げた。 質問が"殺せるか"ではなくて良かった。 そんな事を聞くソフィアは見たくなかった。]
(-103) 2013/06/27(Thu) 22時半頃
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ちょっ……痛ぇだろ、おい。
[ボスリと放たれたソフィアの拳は、体重が乗っていなくてそれほど痛くはないけれど。 別のところが少し痛んで抗議の声を上げる。 続けられた彼女の呟きには、]
……そか。頑張れ。
[ソフィアの言葉に笑みを浮かべたまま口調を鈍らせた。 覚悟。それはあるような、ないような。 彼らと戦う覚悟、戻りたいという気持ち。 どちらも中途半端で、ぐらぐらと揺れる思考は答えを一つに示してくれないけれど。]
(177) 2013/06/27(Thu) 23時頃
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あー……ちょっとだけ、待ってろ。 すぐ合流するから。
[ソフィアにはそう告げて、拠点地の中へ逆走する。 少し前までいた場所の近くへ行って、姿を探す。 右を、左を。人の中に埋もれそうな彼女を探す。]
――リッキィ。
[名前を呼べばこちらを振り向いてくれただろうか。 彼女は何か話しかけようとしたかもしれないが、それを聞く前に抱きしめた。 なるべく優しく、柔らかく。]
(178) 2013/06/27(Thu) 23時頃
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……ちょっと任務に出てくる。 戻ったら、聞いて欲しいことがある。
(-108) 2013/06/27(Thu) 23時頃
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[一言だけささやいてから、手を放す。 ソフィアを待たせてしまっていたから、足早に先ほどまで話していた場所に戻って。]
待たせた。 そろそろ行けって言われるだろ、行こうぜ。
[からりと笑って、歩き出した。 向かう先は――最前線。 きっとそこに"魔法使い"達がいる。]
(180) 2013/06/27(Thu) 23時頃
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/* しかしリッキィとの再会は高確率で墓下だから 言いたいことが変わる予感。 というか変わらないとまずいのか……
(-112) 2013/06/27(Thu) 23時頃
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――目的地付近――
[指定されていた目的地にたどり着くのはそれほど苦労はしなかった。 兵がいるような場所はほとんど通ったりしなかったし、出くわしてもヤニクが囮と盾になり、ソフィアが死角から攻撃していく。 少し勘が良い兵士がいれば二人の正体には気がつけたかもしれないが、それはもう遅く。とっくに遅く。]
このへんか――ソフィア、何か見えるか。
[兵士はほとんど近くにはいなかった。 失われたというよりは、もともと連れてきていない。 何より、二人の能力を存分に使うには、下手な足手まといは必要ない。 ――下手に味方に恐怖されても面倒だし。
紺の眼で周囲を見回して――ぎりぎり見える範囲に、ぽつんと佇む影を>>172見つけた。]
(188) 2013/06/27(Thu) 23時頃
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心配ぐらいさせろよ、"上官サマ"。
[突き放されて小さく笑う。 皮膚が修復されていくのを見れば安心した。]
それぐらいしかさせてくれねぇじゃん。 だいたい、俺様の勝手だし。
[小さな声が震えているのには気が付いていたから、そんなところが心配なんだよと内心思いつつ。*]
(-117) 2013/06/27(Thu) 23時頃
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/* ……黒いあれ……
(-118) 2013/06/27(Thu) 23時頃
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/* 大丈夫じゃねぇよ!!
脳死ぬからwwやめてww
(-119) 2013/06/27(Thu) 23時半頃
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[燃え上がる狼>>196が見えた。]
……間違いなくそうだよなあ。 めんどくせぇなあ。 そもそもお前、魔法使いに近づけねぇだろ。 ……っつーか、遭遇ポイントミスったなこれ。
[ヤニクはまだしもソフィアは間違いなくゲリラ戦向きだった、こんなに開けた場所>>194で出くわしても困るだけ。 剣の片方はくるりと回して鞘に収める。 しばし考えてから、もう片方も収めることにした。]
ソフィアお前さぁ…… ちょっと怖い思いするのとすげぇ怖い思いするのと。 どっちがいい?
[詳細は伏せて尋ねた。 詳細どころか何も明らかにしていないというツッコミは受けない。]
(198) 2013/06/27(Thu) 23時半頃
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/* 思うに、あけひーさんとのタッグバトルは二回目?だが
俺ら毎回いつも弱いよなwwなんでだろうww
(答)華やかなの似合わなくて避けてしまうから
(-122) 2013/06/27(Thu) 23時半頃
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大人数じゃないだろうな、相手は実質二人だけだ。 ……俺との相性悪ぃわ、断っとく。
[タイマン戦は二人とも得意なはずだけれど、相手が相手なので話は別。]
ようし、その勇気買った。 ……文句言うなよ?
[だんだんと近づいてくる人影。 その数は二つ、というかこの距離なら名前も言える。 ソフィアの返答に笑って、彼女の肩を抱き寄せてから、腰をかがめて抱きしめた。 もちろん甘い言葉をささやくわけではなく、そのまま胴体を抱えて肩の上。]
走るから捕まってろ。 多少揺れるのと熱いのはガマンってことで。
[「すげぇ方」を選んだ彼女が悪い。 もっとも、ここまではどちらも同じなのだけど。]
(206) 2013/06/27(Thu) 23時半頃
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/* さて。全く勝てる気がしない(真顔)
(-123) 2013/06/27(Thu) 23時半頃
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/* まあ誰なら勝てる気がするのかと聞かれると
ソフィアぐらいしか思い浮かばない時点で俺ら弱い
(-124) 2013/06/27(Thu) 23時半頃
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/* 勝負になる可能性38(0..100)x1%
(-126) 2013/06/27(Thu) 23時半頃
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/* 意外と高い……だと…… 何か秘策があるのか。あるのか、俺 orz
(-127) 2013/06/27(Thu) 23時半頃
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はっはっは、言っただろうが。 ソフィアは男前だなあ。偉い偉い。
[ソフィアの弱気な言葉に>>210走り出しながら笑って、こちらに噛みつこうとしてきた炎の狼>>215はひらりと交わし、真っ直ぐにモニカ本人へと突進する。 進行方向に障壁が展開されている>>216のはもちろん見えていたけれど、走る速度は緩めず真っ直ぐに。]
(219) 2013/06/27(Thu) 23時半頃
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はい、力を用意っ!
(-131) 2013/06/27(Thu) 23時半頃
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[走りながら叫ぶソフィアに>>211声をかけて。
ガン!!
硬い音をたてて背中から障壁に激突する。 ソフィアの指先が一瞬でも触れればそれで目的は達成された。]
(220) 2013/06/27(Thu) 23時半頃
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/* とてもギャグである。 相方があけひーさんだから好き勝手しているというのと こんな方法でしかww戦えないww
(-132) 2013/06/28(Fri) 00時頃
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……っし! いい子だ!
[ソフィアの力>>226で障壁は崩れ穴が開く。 時間にしておよそ3秒。 ヤニクが通れるだけの大きさになればもう十分、あっさりとそこは突破して、やはり猛然とモニカへと向かう。
ときおり襲ってくるモニカの狼には適当にソフィアを支えていない腕なりをくれてやる。]
(229) 2013/06/28(Fri) 00時頃
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/* ソフィアかわいいwwwwww
(-134) 2013/06/28(Fri) 00時頃
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/* おっといれちがtt(
まあいいか!ノリ大事!
(-136) 2013/06/28(Fri) 00時頃
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念の為質問、炎は対処できるか?
[無理だろうなとはなんとなく。 狼を腐らせれればとっくにやっていそう。]
(-139) 2013/06/28(Fri) 00時頃
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残念。じゃあやっぱ"すげぇ方"だな。
[炭になりかけた右手は、次の炎にのまれる前に何とか回復する。セーフ。 さすがに手首から落ちてしまうと、拾ってつける分だけどうしても少々のスキが出来てしまうので。
走っていく中、モニカの狼に顔と腕と背中をちりちり焼かれる。 ソフィアも多少は焦げているだろうが、一応許容範囲だろう。 炎から彼女を遠ざけるために、少々乱暴に揺さぶったりしていたので、もしかしたら酔っているかもしれないけど。]
(235) 2013/06/28(Fri) 00時頃
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さってと、頑張って来いよソフィア!!
[叫んで。 モニカがこちらに狙いを定めて>>238攻撃してくる寸前。 立ち止まって、全力でそれまでの走ってた力も上乗せして。
ケイトへ向かって小柄な彼女をぶん投げた。 多少地面とキスするかもしれないが、さすがに自分でなんとかするだろう。]
(240) 2013/06/28(Fri) 00時半頃
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/* >>250 知ってた。あけひーえらい(なでなで)
(-144) 2013/06/28(Fri) 00時半頃
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男女平等に扱う、とか言えよ。
[モニカの言葉>>246に軽口を返す。 身体にまとわりつく炎はマントの助けも借りつつ消して。 そろそろぼろぼろになってきたそれは、まだ脱がないけれど。]
――久しぶりだな。
[三年前より柔らかい口調で、モニカに声をかける。 彼女の傍らにいる狼からは視線を外さない。]
(251) 2013/06/28(Fri) 00時半頃
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/* 千枚刃!カッコイイ!
俺もつけてもらえばよかったなー
(-147) 2013/06/28(Fri) 01時頃
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後で? 後でをお前がくれるならな。
[ちらちらと舞う炎の勢いは昔よりずっと増しているのだろう。 淡々としゃべるモニカを見れば>>257手加減を望めないことはわかる。]
何もしないで帰ってもらうのが一番なんだが。
[答えながら剣を抜く。一本、そしてもう一本。 間合いは適当だが、はたしてモニカの炎にどこまで耐えられるだろうか。]
……俺は、帰らなきゃいけねぇからさ。
[それが答え。 真っ直ぐに刃をモニカへ向けて堂々と宣言を――などとは一切せずに、呟くのと同時に地面を蹴って突っ込んだ。]
(258) 2013/06/28(Fri) 01時頃
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[狼の攻撃は>>261避けずに、あっさりと左腕を食わせてやる。 噛みちぎった跡から発火するも、後は治癒力との戦いになる。そこはしばらく燃えていろ。]
やっぱ無理か。ライジは元気?
[モニカの様子には構わず喋る。 それは彼女を動揺させようとかそんな思いからではなくて、純粋に気になっていたことだから。 話しつつも、彼女の手に宿った爪の行く先はきちんと見きれるように集中力だけは欠かさない。 胸へ一撃を受ければさすがに致命傷になりえる。]
(268) 2013/06/28(Fri) 01時頃
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そうか元気か。……誰も、なぁ。
[その口調に、ライジとケイトのほかにも居ることを悟った。 元気ならいい。痛い顔をしていなければもっといいけれど。]
――っと。
[爪は右手首へと伸ばされ>>272、さすがに両腕の力を落とされると敵わない、と燃えたままの左腕を伸ばして体勢を変えようと――3 1.爪は左腕へ突き刺さる 2.左手の剣で爪を弾く 3.右手首へと突き刺さる。]
(274) 2013/06/28(Fri) 01時半頃
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/* 一方でこの俺の安定なラ運である
(-154) 2013/06/28(Fri) 01時半頃
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/* ケイトのラ神が強すぎるわ……ww
(-168) 2013/06/28(Fri) 02時頃
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[右手首に爪が突き刺さり、モニカの左手が刃を掴む。>>278 煙が上がるのを見れば、彼女の目的を察知した。]
……あんま無理するな。
[痛みに堪えている顔には、思わずそんな声をかける。 刃が折られる少し前――悲鳴>>284が聞こえて、そちらを向いた。
まだそこにソフィアの両足の腱を切った障壁>>276はあったか、それともゆらりと揺らめいて消えるところだったか。]
(286) 2013/06/28(Fri) 02時頃
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――世話の焼ける奴め。 ごめんなモニカ。
[刃が折られる>>278のとほぼ同時。 彼女の爪へ自らの手首を無理やり振り抜くと、意図的に自ら、すでに奥の方まで焦げ付いて脆くなっていた手首を、落とした。
そうすれば後は掴まれることもなく自由の身。 モニカにはいっさい目もくれず、真っ直ぐに叫び声をあげたソフィアのところへと。 近くにはオスカーや>>277ライジの姿>>271もあっただろうか。 二人ともなぜここに、という疑問は後回し。]
……大丈夫だソフィア。
[傍らに膝をついて、彼女の傷を確認する。 これぐらいならなんとかできる。 オスカーもいるし逃げ切れるだろう――ライジが見逃してくれればだけど。]
(287) 2013/06/28(Fri) 02時頃
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眼、閉じてろ。いいモンじゃねぇから。
[一言、彼女を紺の眼で見つめて呟いて。 まだ残っている左手が握る剣を、自らの身体に突き刺した。
ドク、ドク、ドク。 鼓動に合わせて血が噴き出す。それもすぐに勢いはなくしてしまうけど。 流れた血は剣を伝わって彼女の傷口へ。 唾液よりずっと治癒力の強いヤニクの血で、かろうじて立てる程度にはひとまず腱は癒えることだろう。
一方で身体のかなりの部分を燃やされて血を流したヤニクの身体は、そろそろ限界が近かった。**]
(288) 2013/06/28(Fri) 02時頃
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/* 夜中のメモ合戦読んだがよくわからない…! 結局俺はどうなるんだwwまぁいいか!
(-200) 2013/06/28(Fri) 07時頃
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っ、う……!
[モニカの熱>>327に、マントと服は十秒も持たずに燃え上がっていく。 肌を焼かれ肉を焦がされる、その速度はこれまでよりずっと早い。 ヤニクの再生能力は身体に流れる血から来ているものだから、大量に出血した今はその力が大きく削がれるのは仕方のないこと。]
おんぶ、して欲しいって、か、
[広い範囲を焼かれる激痛に耐えながら、モニカの無邪気な問いかけ>>328に答えるのが精一杯。 後どのぐらい持つだろうか、とふっと頭の隅で考えて、ライジとの間に割って入って来たソフィアの肩に手をおいた。]
(341) 2013/06/28(Fri) 08時半頃
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俺はいいから、逃げろ。 た、ぶんお前なら、オスカーもいるし、なんとか……
[じりじり容赦無く焼かれる痛みに言葉が途切れる。 ライジまでここにいるということは、こちらの動きは読まれてたということだろう。]
かえ、って――リッキィ、に。 もどれ、なくてごめん、って。
(-207) 2013/06/28(Fri) 09時頃
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[小声でソフィアに頼みごと。 逃げて欲しいという願いと、謝罪の言葉を言付けて。
こちらを何か言いたげに見ているオスカーの気配>>294には気がついていたけど、彼に何か叫ぶだけの力はもうなかった。]
わ、るい、な。
[誰に呟いたのか、くぐもった声で零す。 モニカの熱は背中の筋肉を炭化させ、肺を焦がしながら、いよいよ心臓に到達しようとしていた。**]
(342) 2013/06/28(Fri) 09時頃
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なんで、だよ。
[聞こえた言葉>>344に笑う。おかしなやつ。 恨んでなにになるというのだろう、だいたいライジを恨むならもっと前に恨んでおきたい奴がたくさんいる。
続けられた小さな声には視線を返す。 言いたいことはたくさんあったが、そんな顔をして欲しいわけではないと伝える方法はもうなかった。]
(-211) 2013/06/28(Fri) 12時頃
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重い、だ、ろ
[モニカに抱きしめられた首>>350の皮膚がチリリと痛み、すぐに生ぬるい液体が胸へと伝う。 太い動脈を焼いて壊されて、目の前がくらりと霞んだ。
聞こえた声にはもう、手を動かすこともしてやれなかったけど。 かすれた声は、密着していたモニカにだけは届いただろうか。]
(352) 2013/06/28(Fri) 13時頃
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ごめん、な……
[殺す方がずっと辛い。 そんな思いはさせたくなかったから、傷つける覚悟で戦ったのに。 ソフィアを見殺しにもできなかった。 やはり全てが中途半端だ。]
おれ、は、きに――
(-216) 2013/06/28(Fri) 13時頃
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モニカの手が、ヤニクの心臓へと触れる。 痛みか苦しみか、唇は小さく動きかけ。
不死の再生力などもたない鼓動の源は、触れるまでもなく周囲の熱に侵され、壊されて。 最後に小さく数回打って、止まった。
ヤニクの身体は、背中と首はほとんど全てが炭化し崩れ落ちていて、モニカが抱擁を解けば首は胴体から離れて転がった。**]
(353) 2013/06/28(Fri) 13時頃
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――……
[最期に呼ぼうとした名前は、助けた仲間でも背後で泣いた敵でもなく。 この場にいなかった人の名前。]
(-217) 2013/06/28(Fri) 13時頃
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/* ……胴体がドナドナされる…… 何に使われるんだ……
(-246) 2013/06/28(Fri) 23時頃
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[ごろりと地面に転がった頭は、ところどころ焼けていて。 薄茶の髪も半分ほどは焦げて短くなっているかもしれない。 開いたままの紺の眼は今は濁って鳩羽色。
かつての友の業火に焼かれたはずなのに、その顔は悲しみも苦しみも浮かべていなかった。]
(-251) 2013/06/28(Fri) 23時半頃
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/* …………>>423 !? な、何をする……(動揺)
(-260) 2013/06/29(Sat) 00時頃
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