244 【R18】ミゼリコルディアの宴【魔女村】
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ほら、呪いのキャンバスってあるじゃない 絵として魂ごと取り込んじゃうやつ ……の、グレードの低いやつ 魂抜くなんてできない、せいぜい姿写すぐらいしかできない代物 マジックアイテムとしては役に立たないけど、こういうときの記念にはなるかなって思って よかったらみんな持って帰って [キャンバスを取り替えて何度も写して。 希望があればソロとか2ショットでの撮影にも応じて、額縁もサービスして配布。]
(252) Yuun 2018/06/23(Sat) 17時頃
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[ちなみに、何故このキャンバスを大量に所持しているのかというと――]
ほら、吸血鬼の館ってこういう絵画が必須じゃない 魔力を帯びて飛び回って襲いかかったり、冒険者を吸い込んで異世界に飛ばしたりとか 先代がそういう目的でたくさん買い付けたらしいんだけど…… [粗悪品を掴まされたらしい。**]
(253) Yuun 2018/06/23(Sat) 17時頃
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/* せっかくなので記念に集合写真みたいな感じ
キャンバスの大きさは好きにしてください、それこそ写真サイズもオッケー
(-324) Yuun 2018/06/23(Sat) 17時頃
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[袖を引かれた((>-328)ものの、もちろん何のことは分かるはずもない。 自分だけと言われればお誘いとしか思いようがなく]
――お客さん来てるから、今夜は静かにね?
[カウントが10から11になったとかならなかったとか]
(-329) Yuun 2018/06/23(Sat) 19時頃
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/* うんうん、主催者も集会の締めはやるつもりはないので、相方を優先してあげて
……と思ったら相方からえらいことに
(-336) Yuun 2018/06/23(Sat) 19時半頃
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/* おおっ、本当に見落としていた 締めありがとう
(-338) Yuun 2018/06/23(Sat) 20時頃
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/* >>273 みんなでこのへんに住むってのは僕も考えてたりするので家主的には住み着いてくれておっけー
(-355) Yuun 2018/06/23(Sat) 20時半頃
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/* 帰る組には、次回のために庭に旅の扉的なものというか、移動魔法の着地点を設置するぐらいかなぁとか
某組はまた船旅楽しんでw
(-360) Yuun 2018/06/23(Sat) 21時頃
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[深夜、起こされれば――確信めいた指摘。(>>266)]
…………。 [彼は無言でベッドから起き出し、何も答えずに研究室へ。 館の修繕に使う工具セットを開け、大きな釘を1本取り出して戻ってきて。 メルヤの目の前で立てて持ち……引っくり返して見せた。] ぎくっ [と、たっぷり時間をかけて驚いた]
(285) Yuun 2018/06/23(Sat) 21時頃
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うーん…… じゃあ、今やってる段階を紹介しちゃおう [と告げて、メルヤを伴って移動。 行き先は――棺桶を置いてある部屋。 その蓋の上に座り込んで、怒った感じで何度かバンバンと蓋を叩いた]
(286) Yuun 2018/06/23(Sat) 21時頃
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― 薀蓄:吸血鬼の棺桶 ―
吸血鬼と言えば棺桶 必須かというと、実はそうじゃない 別にね、吸血鬼がベッドで寝られないとかそういうわけじゃないし、というか不老不死なんだから寝なくたって大丈夫 僕はいちおう日焼けとか頑張ったけど……やっぱり太陽には弱いわけで
ベッドで寝てたら朝日が差し込んでうっぎゃー! 窓とか無い部屋ならいいじゃんって安心してたら災害とかメテオとかで天井に穴開いてうっぎゃー! 棺桶に求められるのはベッドじゃなくて、密室性なんだ 外で何かあっても棺桶の中で寝ていたら安心♪ 夜になったら外に出て避難すればいいわけだし なので密室になる寝床はできるだけ頑丈なほうがいい 密室なだけでいいなら木箱でもいいけどさ、やっぱり自分の生命を守るものだから丈夫なやつじゃないと 人間寝られる無駄のない大きさでいちばん硬い箱ってことになると、棺桶がベストチョイスになるんだ
(287) Yuun 2018/06/23(Sat) 21時頃
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で、棺桶の問題なんだけど…… こいつ! 棺桶の…蓋っ!!(バンバン) 葬式で死者を棺桶に入れたら見送る人が釘打ち込んで密閉するけどさ、吸血鬼が毎朝寝るたびにメルヤにわざわざ蓋に釘打ってもらうなんて面倒なことできないじゃん だからできるだけ簡単に密閉できるようにしないといけないわけなんだけど…… 仕掛けで密閉するような蓋にしちゃいけないの ほら、何年何十年と寝る可能性あるわけだし、寝てる間に仕掛けが壊れたらどうするの!(バンバン) メルヤが直せるかわかんないし…… 業者と百年契約でメンテナンスを頼む? そんな長い間律儀にキッチリ見てくれるかなんて信用できるわけないし! だからこの蓋は、とにかく頑丈で、しかも密着性が永久に壊れることがない造りにしなきゃいけない
(288) Yuun 2018/06/23(Sat) 21時頃
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だから……(バンバン) この棺桶って……(バンバン) 蓋が超重いのっ!!(バンバンバンバン)
(289) Yuun 2018/06/23(Sat) 21時頃
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不変のエネルギーである重さで乗っかってるから密閉性は安心なんだけどさ 重いから蓋開けるのが超しんどいの!(バンバン)
(290) Yuun 2018/06/23(Sat) 21時頃
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冒険者が踏み込んでくるじゃん?
『我が眠りを妨げるものよ、その血を捧げ我が生命となれ』
とか格好いいこと言ったりしたいじゃん?
くっ ふんぬ…んうぬぬぬぬぬ…! むううんがぁぁっ!! はぁはぁ、はぁはぁはぁはぁはぁ……
待たせたな…… なんて重い蓋開けるのに超マジになって、息切らせて登場したら吸血鬼超かっこ悪いじゃん!!(バンバン)
(291) Yuun 2018/06/23(Sat) 21時頃
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だから吸血鬼はこの重い蓋をスッと開けられるように、まず強力な念動力を身に着けなきゃいけないわけ! ほんとここ大事な話なんだからね! まぁ僕は重力魔法で蓋を軽くする方法にするつもりだけど……魔力振りまきながら蓋開けるより、何も感じられずにスーッと蓋が動くほうが不気味さがあっていいよねぇ? だからどうしようかっていろいろ考えてる
……なんて段階かな、今の研究は [つまり実質終わっているらしい。*]
(293) Yuun 2018/06/23(Sat) 21時頃
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/* 湯けむりが超仕事する幻覚魔法とか誰かかけてくれるにちがいない
(-370) Yuun 2018/06/23(Sat) 21時半頃
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レオナルドは、ふべらっ
Yuun 2018/06/23(Sat) 21時半頃
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(げほげほ)
だって軽いと何かの拍子でずれるし…… あと長く寝ている間に蓋にホコリが積もってさ、開けたらホコリわっさーって落ちてきてげほげほげほとかなりたくないから、勝手に掃除してくれるよう使い魔はホウキにしたとかいろいろ言いたかったの端折ったんだよ! あ、でもこういう話したあと淹れてくれるお茶はいつも美味しいよ、ありがとう [セイロンではないことは終生気づくことはないだろう]
(304) Yuun 2018/06/23(Sat) 21時半頃
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[お茶をひととおり飲み終わった。 やっぱり今日も美味しい。 カップを置けばメルヤを向いて]
……先代は大雑把でそそっかしい人だったけど、魔女として物凄い人だった リッチになれる本を解読したら大金持ちになったとか、バカバカしい話だけど普通の魔力じゃできっこない
けど……先代はそれでも吸血鬼化に成功しなかった
(310) Yuun 2018/06/23(Sat) 22時頃
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原因は2つあって、それはもうわかってる 1つは、その大雑把なのが祟って、術式の理論に誤りがあったこと 本当に先代らしいというか、つまんないケアレスミスでね…… だから僕は理論が完成しても検証にずっと時間かけてる……今でも絶対に成功するとは言い切れないし
もう1つは…… [そう言って、棺桶の蓋を開ける…… とても重いのでしばらく時間がかかります、カッコ悪い。 なんとか蓋をずらして、手を入れれば……取り出したのは一振りの短剣。]
(311) Yuun 2018/06/23(Sat) 22時頃
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吸血鬼の術法は、術式を仕掛けてから死ぬわけなんだけど…… 『他殺』でなければならない、となってる 自害だと魂が死を受け入れるから復活できないからだとか [そう言って、短剣をメルヤに手渡して。]
(314) Yuun 2018/06/23(Sat) 22時頃
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だから……メルヤ、僕を殺してよ
(-382) Yuun 2018/06/23(Sat) 22時頃
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先代は、これができなかった 僕が嫌がったし、先代もさせたくなかったみたいで……自害で吸血鬼になる困難な方法を選んだ。 僕がレオナルド2世なのは、先代が僕と同じ名前に改名したからなんだ 名前が同じ肉親を現世に残しておくことで、魂とか冥府とかを誤魔化すためなんだって 本当にずっとレオナルドって名乗ってたとか、僕が言うのもなんだけど、変な母親だったよ 実の、とかはわかんないけどね ――でも結局、帰って来なかった
先代と同じ方法で成功を目指せるだけの才能は僕には無い 悲願を達成するなら、メルヤの協力が要るんだ [だから頼む……という念押しはせず、そこで押し黙った。 悲願への大勝負へ覚悟を決めた男の顔……とは程遠く、短剣を渡したときの手は微かに震えていた。*]
(315) Yuun 2018/06/23(Sat) 22時頃
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……本当に最初はね ついでに雑用任せられたらちょうどいいなあ、とか
[拾った時点では哀れみとかでなくて利用目的なのは正直に]
……それが、かけがえのない女性になるとは思ってなかった
宿帳に何度僕の苗字を書かせて、新妻だって話しても……立場を気にしてか今夜も一緒に寝てくれなかったのを寂しく思うぐらいに大事に思ってたんだけどね
(320) Yuun 2018/06/23(Sat) 22時半頃
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[此処でと訊かれれば]
……何度も頼めるほど僕は強くないんだ
[とだけ。 せめて棺桶の中に倒れれば処置が楽かと少し移動したぐらい。*]
(321) Yuun 2018/06/23(Sat) 22時半頃
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― 本当は成功率29(0..100)x1% ―
[お茶も美味しかったけど、メルヤの手料理をちゃんと味わって食べたかった。 どうせなら心ゆくまで抱いてからがよかった。 あなたを殺すなんてできませんとか言われてみたかった。 ごめんやっぱりメルヤに殺させるなんてできないよ、愛してるとか言いたかった。 話すきっかけとかナシに愛してるとずっと言いたかった。
せめて……こるぁぁ! 本当に刺すな、僕を殺す気かーっ! とか冗談を言いたかった。 ]
(346) Yuun 2018/06/23(Sat) 22時半頃
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[ずぶずぶと埋まる刀身に意識を打ち切られるまでほんの僅かで。 がっ! とかうめき声は漏れたけど、痛みとか自覚する前に倒れ込んで。 最後に――もう何も感じられなくなったのに、やわらかな感触を口元に受けて。 ……どうせなら最初のときに口つけられた場所とかのほうが良くない? とか思ったとかで――] ……。 …………。 …………………。 [彼が他殺で死ねたこと以外に、偉大な母を上回っていることがあるとすれば―― あまりにも現世に未練が多かった。]
(349) Yuun 2018/06/23(Sat) 22時半頃
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― その後 ―
[あのとき交流した魔女たちには、再び集会に誘う招待状が届けられた。 今度は友だち経由でとかではなくて……家主から直接全員に。
レオナルド2世からの招待状、他に変更点はというと――集会の内容が『夜のお茶会』になっていたことぐらい。(了)]
(353) Yuun 2018/06/23(Sat) 23時頃
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/* >>-412 はっきり言われると刺さるものはあるけど、どこか1人減ったらどこか2人連れてくる人がいるとは思ってる
(-418) Yuun 2018/06/23(Sat) 23時頃
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/*
村建様、とても素晴らしい村と時間をいただきましてありがとうございました またほとんどの人ははじめまして そして相方のメルヤはお誘いに付き合ってくれて本当にありがとう
おかげさまで最後まで楽しく過ごせました
普段は青鳥におりますが、村は身内村以外にはほぼ出かけないのでお会いできるかわかりませんが、縁あればまたよろしくおねがいします
(-421) Yuun 2018/06/23(Sat) 23時頃
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