24 ロスト・バタフライ
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ペラジー! 今日がお前の命日だ!
2011/01/29(Sat) 02時頃
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おかえり、イーラ。
おやすみなさい、ガウ。
イーラは帰ってこれたけど、
ガウは、…どうかなぁ。
(*3) 2011/01/29(Sat) 22時頃
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ガウはちゃんとペラジーを食べられたみたいだね。
フィルは、君を殺したわけじゃなかったのか。
ならそうだな、食べる理由がなくなってしまった。
レティは。…。
…うん、まだ、食べたくない。
(*4) 2011/01/29(Sat) 22時頃
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―少し前・湖畔―
[金髪の少女と別れ、湖畔へと向かう。 既にフィルと、他に数名いただろうか。 ぷかりと浮かぶ姉妹の小船に眉を下げて。]
泳ぎなら、僕が出来るけど。 どうだろう、あの2人は。
…2人のまま、少しそっとしておいてあげたほうがいいのかな。
[ふと、考え込んで。 しばらくは黙り込んだまま。]
(59) 2011/01/29(Sat) 22時頃
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―小屋―
[結局2人を埋葬し、小屋のドアを開けた途端。 漂ってきた張り詰めた空気に、息を飲む。 目にしたのは、予想もしていなかった2人の遺体。 トニーと、ペラジーの。 ニールの言葉>>34に顔を顰め、訝しげに彼を睨む。 彼の言葉を、信用する気はない。]
[その2人の埋葬も済んだ頃、アイリスがあげた声>>46に瞠目した。]
アイリス、アイリス、どうしたの?
[制止する声は彼女に届いただろうか。]
(64) 2011/01/29(Sat) 22時半頃
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うん、ちょうど今、聞こえたよ。
そうだなぁ…ちょっと一芝居、打つとしようか。
それで駄目なら…ふふ。
面倒ごとは食べちゃえばいいよね。
(*6) 2011/01/29(Sat) 22時半頃
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[叫んだ先に目をやれば、死んだ筈のロビンの姿。 驚いて、目を見開く。]
ええと、…ちょっと。 誰か、説明して。
悪霊が、確実にいて。 それが、サイモンや管理人を襲って、 ロビンが生き返ってるのを見て、アイリスが錯乱してる。
…で、合ってる?
[自信なさげに問いただす。]
(67) 2011/01/29(Sat) 22時半頃
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もしそれが合ってるとして、 ロビンも悪霊だとしたら、さ。 …ニールは?
ニールは違うの?
[今度こそ確信を秘めた表情で。 ひらひらと蝶を纏う男に視線をやる。 説明を請われればきっと昨日金髪の少女に言ったとおりの言葉>>3:121>>3:122>>3:124を紡ぐだろう。]
ペラジーがその嗅覚を信じ、 アイリスがそれを信じ、 ニールが聞こえる声とやらを信じるなら、
僕は、その蝶を信じる。
(68) 2011/01/29(Sat) 22時半頃
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[ぶわりと。 その時、辺りの空気が張り詰めて。 閉まっていた筈のドアが開く。 途端に雪崩れてきたのは、数匹の蝶。 浅黒い羽を持つ。]
え?…ちょっ、と…。
[声を紡ぐより早く。 それが砂色の男に襲い掛かる。]
なんだよ、これ!!
[払っても払っても蝶は自分にぶち当たる。 まるで何かを庇うように。]
(72) 2011/01/29(Sat) 22時半頃
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なんて。
ふふ、ちょっと僕の蝶を、黒く絵の具で塗っただけ。
(*8) 2011/01/29(Sat) 22時半頃
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[しばらくしてぱたりと攻撃は止み、ぱらぱらと蝶はそこに落ちる。 そう思うとまたふわりと羽を広げ、小屋の外に出て行った。 呆然とそれを見送ると、つつかれた身体を気味悪げに払う。]
何、いまの。
[憮然とした声が出た。]
(74) 2011/01/29(Sat) 22時半頃
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/*ちょうちょ使ったのはちょっと卑怯かなーと思いつつ。 その辺はエピでやりすぎだー!と思ったらお叱りは受けますです。*/
(-20) 2011/01/29(Sat) 22時半頃
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ああ、ちょっと身体張っちゃった。
こんなに声を出すことは、普段ないから。
疲れたなぁ、それに面倒。
面倒ごとは、アイリスと、
なかなか頑張ってくれてるニール。
どちらか、食べちゃおう。
(*9) 2011/01/29(Sat) 22時半頃
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こうしたらどうかな。
僕はニールを。
君はアイリスを。
それぞれ、食べる心積もりで、
…ふふ、どちらが先に食べられるか競争。
(*10) 2011/01/29(Sat) 23時頃
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ああ、レティ。大丈夫。大丈夫だよ。
[気味悪そうに身体を両腕で撫でながらも、自分に手を伸ばす少女>>77をやんわりと制止する。]
ええと、なんとなくわかった。 フィルが、ロビンに何か一服盛った…で、いいのかな?
それでロビンがどうの、なんて。 僕にはわからないんだけど。 まぁ、僕はペラジーと殊更親しかったわけではないから。
…アイリスは、どうかな。
僕の言うことは信じられない、かな。
(80) 2011/01/29(Sat) 23時頃
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…ちょっと蝶を使うのはやりすぎかな。
[困ったように眉を下げる。その姿は表と重なるだろう。]
(*12) 2011/01/29(Sat) 23時頃
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/*おかしいな、今日の目標。 自分が吊られる、だったんだけど。*/
(-21) 2011/01/29(Sat) 23時頃
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[アイリスの返答には眉を下げ、 フィリップには頷いて。]
蝶を信じろなんて、曖昧だと思うけどね。 変だと思うならば僕を疑えばいい。
でも僕は、うん、 やっぱり、ニールが…。
[そこで、目を伏せて。]
ニールが、悪霊だと、僕は思うよ。
[後押しするように、きっぱりと言った。]
だってそれを言うならおかしいじゃないか。 霊らしきものの声が聞こえるかなんて、ことだって。
(85) 2011/01/29(Sat) 23時頃
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/* しまった特にちょうちょ使う必要はなかったなぁ。 むぅ、超能力しすぎてしまったかも。*/
(-22) 2011/01/29(Sat) 23時頃
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[引かれた服の裾に気が付いて、 自分より随分低い視線に、目を移す。]
んん? ええと、レティ、どうしたの?
[目を細めて彼女の頭を撫でる。 彼女を疑うつもりはなかった。彼女は最初に蝶が「教えて」くれたのだから。]
(88) 2011/01/29(Sat) 23時頃
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/*今日ロビンか僕吊られないとPP状態だと気づいた!\(^o^)/
ますますちょうちょで頑張らなくてよかった\(^o^)/*/
(-25) 2011/01/29(Sat) 23時頃
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/*狼COしたい。*/
(-27) 2011/01/29(Sat) 23時半頃
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/*出せるかわからない裏設定。
アーノルド・ノックス。あるお屋敷の奴隷さん。 主人に殊更気に入られていたのですぐ傍に仕えておりました。 割と虐げられていたのですが、ある日から一切の食事を抜かれ、精神的肉体的に虐待を受け。 ついにとうとう、主人を殺して、その肉を食らってしまいましたとさ。
追われて逃げ出した時に持っていた「荷物」は、主人の肉片。 散々呼ばれていた「名前」は、忘れたくて意図的に忘れた。 */
(-28) 2011/01/29(Sat) 23時半頃
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わたしも、きこえる。
こえ?
ええと、レティも。 レティも霊の声が聞こえるの?
[目を丸くして、彼女を見る。 彼女は何を聞いたのだろう。それは純粋に気になって。]
ねぇ、じゃぁ、その霊が、 誰だったか、とか、わかる?
(94) 2011/01/29(Sat) 23時半頃
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僕が、悪霊だって、わかる?
ねぇ、レティ。あは。
…じゃぁ、特別に教えてあげようかな。
(*13) 2011/01/29(Sat) 23時半頃
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ぼくのなまえは、あーのるど。
あーのるど・のっくす。
(*14) 2011/01/29(Sat) 23時半頃
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[何度も何度も呼ばれ、耳にこびりついて離れない名前。 だから忘れたかった、名前。]
旦那様に、叱られて。 いつもこの名前で叱られて。
…ひどいんだ、何日も、食事を抜かれて。 あんなことされてさ。
だから、殺しちゃった。 殺して、食べちゃった。あはは。
(*15) 2011/01/29(Sat) 23時半頃
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お腹が減ってお腹が減って必死で、
今にも死にそうで、
でも旦那様の肉じゃ足りなくて、
腕をもってお屋敷を飛び出したけど、結局お腹が減って死んじゃった、僕。
あの「荷物」はどこに行ったんだろう。
「欠けた」ってことかな?
(*16) 2011/01/29(Sat) 23時半頃
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死んでたよ。
[>>95あくまで淡々と、言葉を返す。 説明は冷静に。他の者も聞いているのだから。そう思っていた。]
彼の遺体に纏わり付いてたんだ。 だから、蝶は死者に纏わるんだと思った。 ペラジー流に言うと、「死の匂いを嗅ぎ付ける」…とでもいうのかな。
伝わる?
(98) 2011/01/29(Sat) 23時半頃
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[理解できたのは、一部だけ。 ロビンの声。 それと、「あなたのこえ」。]
そうか。
[ふふ、と悲しげに目を伏せて。]
(-31) 2011/01/29(Sat) 23時半頃
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[耳打ちされた言葉に、眉を下げて、黙ってその頭を撫でる。]
(100) 2011/01/29(Sat) 23時半頃
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うん、僕、「ナハト」だよ。
何も持たない、からっぽな、ただ否定される存在「nacht」。
(-33) 2011/01/29(Sat) 23時半頃
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[彼女は、自分を断罪するだろうか。 それを聞く気にはなれなかった。 たとえそうでも、自分は何も言わないだろう。]
(-34) 2011/01/29(Sat) 23時半頃
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[だって自分の片羽がレティーシャだったら面白いかもしれないと。
欠けた輪が埋まったら、きっと自分は消えるものなのだと。
そう思っていたから。]
(-35) 2011/01/29(Sat) 23時半頃
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/*わーい初めて秘話使ったー!
レティありがとー*/
(-36) 2011/01/29(Sat) 23時半頃
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僕は、その顔を見てないからなぁ。 それよりもずっと、彼が最初にサイモンを見つけた時の様子が気になって。
[ニールがサイモンを見つけた後。 機械的に彼はサイモンを観察していた。 そのことを指摘して。]
(101) 2011/01/29(Sat) 23時半頃
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[開かれた唇は、今度ははっきりと読み取れて。 へらりと苦笑いを彼女だけに見せて、答える。]
違うよ。 君だけは駄目なんだ。
君といるのが心地いいと思ってしまったから。
君を先に食べたなら、僕は満足して消えてしまう。
(-38) 2011/01/29(Sat) 23時半頃
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イーラを残して、そんなこと。
できないでしょ?
[また、へらりと。]
(-39) 2011/01/30(Sun) 00時頃
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君が僕のなまえを、きちんとみんなの前で呼べたら、
そうしたら、僕とたたかおうか。
ねぇ、大好きなレティ。
(*17) 2011/01/30(Sun) 00時頃
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/*しかしレティーシャが喋れないことをすっかり忘れていたなど*/
(-41) 2011/01/30(Sun) 00時頃
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霊の声が聞こえる人がいる、っていうなら。 もしかしてこの声、ガウにも聞こえているのかな?
あは、そういえばイーラも、「ナハト却下」って言ってたね。
それなら、ガウもきっと、寂しくない、よね。
ねぇガウ。
聞こえる?ガウ。
(*19) 2011/01/30(Sun) 00時頃
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そうだなぁ。ガウは誰がそっちに行ってほしい?
なんて、答えられないよね。ごめん。
アイリスが面倒なら、アイリスを食べようか。
ニールはなんか。…うん、いいや。
[投げやりに言った。割と適当だ。]
(*20) 2011/01/30(Sun) 00時頃
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だったら。
だったら、なおさら、駄目。
僕はね、レティ。…聞こえていたかな。
君を後で食べたらおもしろいと思っていた。
だから、今はそうだな。
食べなかったら、面白い、かな。
[それは残酷な宣告。]
(-43) 2011/01/30(Sun) 00時頃
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[必死に紡がれる言葉に眉を顰めて。 それからぎゅ、とその身体を包み込む。 そろそろと、柔らかく。]
戻りたくない、か。 僕も、…そうだな。 戻る場所なんて、ないし。
気持ちはわからなくもないけど、 僕は君がいなくなったら、悲しい。
これってさ、片羽が見つかったことに、なってしまったりして。
(104) 2011/01/30(Sun) 00時頃
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君が汚い?
[あはは、と笑う。]
大丈夫、それなら僕も十分に、汚いから。
綺麗なだけのものなんてないんだよ、きっと。
(-46) 2011/01/30(Sun) 00時頃
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だからきっと、人間は片羽を探すんだ。
自分を、埋めるもの。
(-47) 2011/01/30(Sun) 00時頃
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[問われた問いに、考え込んで、 頼りなく、力なく、笑った。]
うん、一緒にいられたら、いいんだけど。**
(-50) 2011/01/30(Sun) 00時半頃
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