45 哀染桜 〜届かなかったこの想い〜
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そ、てきとー。
知り合い? ううん。 みんなと同じ、はじめまして。 音楽演る人って、すごいなって思った。 すごくない? てきとーに歌ってる知らない人に、合わせるんだよ。
[ほんの少し、笑えた。 このまま楽しい話だけしていて、忘れてしまいたい。 そうだ、よく考えたら人と話すのだって、12年ぶりだ。 毎日毎日毎日あいつのことだけ考えて生きて、いや、死んでいたから。 夢を見ている今くらいは、忘れてしまえたらいいのに。 だけれど風に乗って聞こえてきたセシルの言葉(>>4)がちくりと胸にささる気がして、浮かべられた笑顔はすぐに消えてしまった。]
(8) 2012/03/13(Tue) 00時半頃
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[そうやって周りから、自分の中に沸き起こるほの暗い気持ちから、必死に意識を逸らそうとしていたから。 気づかない。消えてしまった気配の主に。]
(9) 2012/03/13(Tue) 00時半頃
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や、でもなー、知らないし。
[深層心理を疑われても、困る。 まあ、つまり、きっと別人なのだろうという話、なのだろうけど。 じゃあ結局どうして全くなんにも知らない人が集まって、なんて答えは、一人だけでは出せそうにないけど。 絶望、虚無。もしもそれを、みんなが同じように持っているのなら。 それが共通点になるのかもしれないと思った。 身体も、生命すらも失くして長い僕にあるものなんて、死んだって事実と、あいつはもう完全に僕のもとには帰ってこないんだって真っ暗な感情だけだったから。]
(18) 2012/03/13(Tue) 01時半頃
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[聞こえてくる音楽は、暴風に心をかき乱されるみたいで少し落ち着かない。 即興で作るのが、息をするより簡単なら。 この曲は、セシルの呼吸よりもっと自然な、彼の感情なんだろうか。 ざわつく音は、少しだけ共感できた。]
(19) 2012/03/13(Tue) 01時半頃
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ノックスは、何やら具合の悪そうな様子の女の子に、心配そうに視線を向けた**
2012/03/13(Tue) 04時頃
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[奏者の彼のところに視線が集まりだす。 これだけ綺麗な音色だから当たり前のことかな、と思ったけれど、そのうちなんだか揃いも揃って彼ばかり見ているのもむずむずしてきて、輪にはいってない人のところへ。]
……だいじょうぶ?
[ブランケットと飴をもらっていた女の子。 具合が悪そうだったのもあり、つい気になって声をかけた。 さっきつまづかれたのも、もしかしたら足がおぼつかなかったのかも、なんて。 あまり近すぎても休むのには邪魔かな、と数歩だけ、銀色の髪の方に近寄った。]
(40) 2012/03/13(Tue) 22時半頃
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/* おお、ヨーランダきた、よかった。 ヨーランダの近くにいると美味しい、かもしれないな。
(-13) 2012/03/13(Tue) 22時半頃
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あ、わーい。 いいの?
[飴は僕の手にもやってきた。 いいの? と聞きはするけどとっとと口の中に放り込んでしまった。 甘い。]
――――…… あ、れ。
[口の中に甘さが広がると同時に、鼻の奥のほうがツンとして。 泣きたいわけでもないのに、涙がひとつ落ちた。 ひとつのあとは、ふたつ、みっつよっついつつもう止まらなくて。 おかしい、と思うのに手で拭うことしか、できない。]
(52) 2012/03/13(Tue) 23時頃
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[甘い。口の中が甘い。 人と話しても、転んでも、桜に触れても、感じなかったのに。 12年ぶりの甘いものは、急に生前と意識をリンクさせた。 あいつは甘いものが好きだった。普段はそんな素振りも見せないくせに、一人でこっそり食べていた。 僕の隣にいる時よりも可愛い顔をスるものだから、後ろからそっと近づいて肩をぽんと叩いたら、飛び上がりそうなほど驚いていた。 それからは僕と二人の時だけ食べるようになって、その瞬間のあいつが何より一番可愛かった。 好きだった。好きだった。世界で一番好きな女だった。]
[それなのに、どうして。]
(56) 2012/03/13(Tue) 23時頃
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/* スるもの……(ひどい変換から目を逸らした)
(-14) 2012/03/13(Tue) 23時頃
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[僕の移ったコンビニは、丁度縛り付けられていたガードレールの真向かいだ。 屋根の上から、いつもいた道路脇を見下ろす生活。 ガードレールがなくなって、供えられる花もなくなって。 ただ行く人を見ているだけの生活に、雷が落ちた。 ガードレールがあったはずの場所。手を繋いだ男女が立っていた。 知らない男。だけれど、女のほうは間違えもしない。 眩しいほどの金髪。あのツンとした雰囲気はだいぶ丸くなって、ふっくらとしていたけれど、それでも見間違えるはずがない。]
『ごめんね、のん。私ずっとね、のんのこと忘れられなかった。あの日、あれからすぐにまさか一生会えなくなるなんて思ってもみなかった。なんて馬鹿なんだって、何百回も思ったけど。 ――だけどね、私、結婚するの。だから、安心して、天国へ』
[もうその先は聞こえなかった。 眼の前が真っ暗になるような気がして、道路に向かって声をかける女の背中を真っ直ぐに見られなくて、叫びだしたくても声は出なくて、隣の男を呪おうとすら思って、それでもあいつの今の笑顔をこの男が守っているかと思ったらそんな事すら望めなくて、あいつが声をかけている先に今僕はいなくて、]
(67) 2012/03/13(Tue) 23時半頃
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――っ、あ、ごめ……
[手を伸ばそうとしてくる女の子に気づいて、はっと我に返った。 まだ、口の中は甘い。 だけれど、どうにか声は出せた。]
変なとこ、見せた。
[伸びてきた手に、触れる。 温かい手だと思って、少し安心した。 自分がとても冷たいのだ、ということには気づいてなかった。]
(70) 2012/03/13(Tue) 23時半頃
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うん――ごめん、困るよね、こんなの。
[そばにいる、なんて。 迷惑かもしれない、早く落ち着け涙腺。 だけど、それくらいで言うこと聞くようなら、もうとうの昔に止まってた。 同じ人に二回も、完膚なきまでにフラれる。そんな馬鹿みたいな話どうして自分に振りかかるのか。 忘れられてなんかないって知っててやってんだろ、と怒りすら覚えかけた。 桜のざわめきが、一緒に泣いてくれているようにすら、思った。]
(80) 2012/03/14(Wed) 00時頃
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