193 ―星崩祭の手紙―
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/* アマルテアさんからおてまみ! ふむふむ、星を探しているのか…
(-51) 2016/07/19(Tue) 00時半頃
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/* 揺れる空、泡のように波たつ星達。 そんな中、ゆるり、ふわりと向かっていった先はキカ[[who]]の所
(-52) 2016/07/19(Tue) 01時頃
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[貴方の元に届いた1つのカプセル。 金色に輝くカプセルに赤く縁取られたその色は、ワタシ色。
蓋を開けたらまず目に入るのはコインケース。 そして鼻を掠めるのはその日の昼食だったカボチャスープのいい香り。
コインケースを開けたら銀でできた1枚のコイン。 表には少し歪な翼を折りたたむ鷹の彫刻。裏側には流星が彫られている。
そして、コインケースの下には羊皮紙に綴られた手紙が1枚。]
(-53) 2016/07/19(Tue) 01時頃
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初めまして!
今この手紙を読んでいるアナタも、 文流しはしたのでしょうか。 ワタシはこれで3回目になるの。
けれど、これが最後になってしまう。 この手紙を読んでいるアナタの事、 色々知りたかったのにな。
ワタシの星に、波が近づいて来てしまうらしいの だから、これが最後。 最後の手紙がアナタの所へ届いたのは どんな運命なのかしら。
きっと素敵な運命だって信じるわ。 アナタがもしもお返事を書いて送ってくれたとしても ワタシの星まで届かないかもしれない。
(-54) 2016/07/19(Tue) 01時頃
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一方通行になってしまうけれども、 アナタの事を信じてお願いをしてもいいかしら。
アナタの星へ行くかもしれない銀の旅人。 目印は同封された銀のコイン。 アナタがその旅人にもしも出会ったのなら、
『まってるよ』
一言。伝えてもらえますか? この目印は、ワタシからアナタへ 少しでもいいことがあります様に。 そう願って作ったコインだから… 気に入ってくれると、嬉しいな。
またね。
Christmas
(-55) 2016/07/19(Tue) 01時頃
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/*
とり!ことり!うれしい!!
(-56) 2016/07/19(Tue) 01時頃
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[銀色の楕円形のカプセルは、外装を所定の動作で叩けば動画が再生される仕組みだ。
今度は椅子に座ってではなく、どうやらカメラと同じ卓の上に置いた水槽の傍らに、褐色肌の少年とも青年とも言えない年頃の姿が、こちらを覗き込んでいる。]
やっほー!俺はピート。星崩祭楽しんでるかい?俺にとってこれは3つ目の手紙さ。首尾よくあんたのとこに届いてるかな?
俺っちは今、母星から離れて西に856個目の星にいる。航路開拓の先遣隊さ。生憎母星でのお祭りには参加できそうもないけど。見てみな。
[じゃーん!と大仰な身振りをつけて傍らの水槽を示す。水槽の中は、ひとつの核を中心に渦をまいて、宇宙さながら―いや、ひとつの惑星という宇宙を作ろうとしていた。]
(-57) 2016/07/19(Tue) 01時頃
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母星の祭りには参加できそうもないけどさ、星崩祭は楽しんでるぜ。なんとこれ、昨日俺っちのとこに届いたテガミに入ってたんだ。この水槽の中で惑星が作れるんだってさ!すげーよなー、こんなのが作れる奴らがいるんだぜ!カミサマの星かって思ったよ。
こんな西の果ての果ての星にまでテガミが届いたんだからさ、あんたんとこにもこのテガミが届くって信じてる。届いたら、俺ってやつが居たってこと忘れないように、大事にこのテガミを取っといてくれよな!
そーいやそろそろ、最初に出した手紙の返事も着く頃だ。今からちょっとひとっ走り探してくるよ。あんたもいい祭りが過ごせるようにな!
[にっ、と最後に笑うと、カメラへ向けて腕を伸ばす。プツン、と暗転。映像はそこまでだった。]
(-58) 2016/07/19(Tue) 01時頃
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/* キカのね、ロルの中にちょいちょい他のPCを彷彿とさせる描写がさりげなく入ってるのすごいなあと思うんだよ。
(-59) 2016/07/19(Tue) 01時半頃
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[次なる文は、ポーラ[[who]]のいる星に流れゆく。]
(-60) 2016/07/19(Tue) 01時半頃
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[C6H2(OH)3COOHにFeSO4を加えて、 生成された古典的と呼ばれるインク。 生成りの、これもまた古典的な羊皮紙に刻む。
丸みを帯びた、小ぶりの文字列。 一文字一文字、丁寧に刻まれているが、 成形のバランスは取れてはいないもの。 時折、インクを重ねたのか太くなっている文字がある。]
(-61) 2016/07/19(Tue) 01時半頃
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星暦***年 / **月 / **+2日
僕の言葉はあなたにちゃんと届いていますか?
あなたは、星の外へと出たことはありますか? 僕は、自分の星から出たことはありません。 僕の住む星は、白い箱に支配されています。 けれど、不自由を感じたことはないのです。 それでも、そとの世界への憧れがあります。
文流しもこれで、三通目。 とある星のひとは、他の星へいけるらしいんです。 正直、僕は羨ましい。 僕も、他の星へ行きたいのです。
(-63) 2016/07/19(Tue) 01時半頃
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/*
また!ぎり!ぎり!!
ピート[[who]]
(-62) 2016/07/19(Tue) 01時半頃
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星崩祭、あなたは何かお祈りしますか? カミサマなんてものがいるのなら、 宇宙プランクトンの大移動に言葉を乗せたら、 カミサマの元へ届いてお願い事を叶えてくれる。 そんなしあわせな未来はあると思いますか?
僕らは赦されたい。 この星崩祭のときだけ、僕らは 宇宙 < sora >を見上げることができます。 あなたの星からは、僕の住む星は見えますか? 僕を見つけて、そとの世界へ連れ出して欲しい。
(-64) 2016/07/19(Tue) 01時半頃
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……なぁんて。 そんな願いが叶わないことは知っています。 だから、代わりに。 僕は星を育てているのです。 今はもう、表面にH2Oが広がり、 CO、CO2、N2などのガスが充満し、 生命体が誕生するときが近づいてきています。 どんな名前をつけようかと、悩んでいるのですが。 自分の名前は、ちょっと恥ずかしいなって。 なにかいい案はあるかな……?
(-65) 2016/07/19(Tue) 01時半頃
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ねえ。 あなたは、いまに満足していますか?
僕の創った星を創るもの。 もしも、あなたが世界に満足していないのなら、 よければこれを、使ってみてください。
はじめまして。 見知らぬ星のあなた。 さようなら。 見知らぬ星のあなた。 あなたの星に、幸多かれと。
───……キカ
(-66) 2016/07/19(Tue) 01時半頃
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[共に添えられているものは、
< らくらく惑星育成キット >
1、水槽、もしくは大きめの入れ物を用意します。 2、同封されている袋をふたつとも、いれます。 3、指で軽くくるくると混ぜてください。 4、愛情を持って、毎日話しかけてあげてください。
と、チップから浮き上がる映像のお姉さんが 懇切丁寧に説明してくれる。 同封されている袋のひとつは、種。 もうひとつは、さらりとした砂。 そして一滴だけの秘密の水。]
(-67) 2016/07/19(Tue) 01時半頃
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[映像では、すべてを入れ物へと移すと、 自然と無重力空間を創り出しては、 引力により周りの砂を引き寄せたり、 惑星同士の衝突、大気圏などの発生。 さまざまなイベントをこなすことで、 ひとつの種が小さな惑星へと育っていくもの。 寿命は、たった5日間。
愛情のかけかたで、育ち方も変わるらしい。 星が創られてゆく様は、割と綺麗だそうだ。
……っと、それともうひとつ。 今回だけ特別仕様。 作られた星の周りに飛ばす、衛星用小型カメラ。 これで、星の成長を記録に残すことができるだろう。]
(-68) 2016/07/19(Tue) 01時半頃
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[白いシンプルな便箋に、まるで記号を連ねたような、トメもハネもない文字が綴られている。筆跡に反して、文面はフランクなものだった。]
こちらは西方t856、先行調査隊ピートから通信!
伝言確かに受け取った…と言いたいとこだけど、残念ながら伝えられるかどうかはわかんないな。
俺の今居る星は母星から西に856個目の星…こっから先に更に航路を広げる為の先遣調査をしてるんだけど、この星は基地にはできない事がわかっちまった。自生している生命体の毒素が俺たちには強過ぎるんだ。
(-69) 2016/07/19(Tue) 02時頃
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どこかの星の Paula へ
返事をありがとう。 素敵な声と一緒に、無事届いたよ。 あれはどんな曲なんだろうか。 今まで聞いたことのないような、素敵な唄だった。 会ったこともないのに、 歌うあんたの姿が目に浮かぶようだった。
星のことも、教えてくれてありがとう。 そちらでは、空にはずっと星が輝いているのかな。 こちらの星は植物が生えない。 だから、星の光で輝く花がどんなものか 想像するのも難しい。 きっと、とても美しいんだろう。
(-70) 2016/07/19(Tue) 02時頃
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あぁ、聞いてばかりで悪かった。 こちらの星は、そうだなあ 機械がたくさん溢れていて 食い物はそんなに、美味くない。
朝は輝く日が昇り、夜は沈む。 眠ることを知らないこの街は 夜も明るくて、星もよく見えない。
だから、星が崩れる日 街中の明かりを消して、皆で空を見上げるんだ。 大切な人と一緒に、願い事をして。
そちらの星は、どんな祭をするんだろうか。 楽しくて、素敵なものであることを願うよ。
(-71) 2016/07/19(Tue) 02時頃
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プラント内で一部の植物の無毒化には成功したけど、星まるごとって訳にはなかなかね。俺はあと半年、この星の動植物の調査をしながら、帰りの船を待ってるんだ。
もし、俺が母星に帰る前に、クリスマスの言う旅人がこの星に来たら、ん、と、そうだな、俺が母星に帰っても、その旅人に会ったら、絶対伝言を伝えるよ。 このコインが目印ってことは、その旅人は狼に似てるのかい?
こんな宇宙の果てで、あんたの手紙が届いただけでもすっげー幸運だよ! でもその幸運ついでに、無事に母星に帰れる事も祈っとこうかな。
あんたにもいいことがありますように!
(-72) 2016/07/19(Tue) 02時頃
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そうだ、紙飛行機、ありがとう。 シンが嬉しそうにしていたよ。 あまりうまくは飛ばないようだったけど。 同居人の方も、喜んでもらえたなら良かった。 俺の手紙を拾ってくれてありがとう そう、伝えておいてほしい。
それから………いや、いいや。 お返事、すごく嬉しかった。ありがとう。
それじゃあ。
ライジ
(-73) 2016/07/19(Tue) 02時頃
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やあ、手紙をありがとう。 俺はライジ。 妻と息子と、三人で手紙を読ませてもらったよ。
星崩祭、俺はよく知らないけれど 繁栄とか平和とか、 もともとはそんなのを祈る祭だったんじゃないかな。 前回は俺が生まれるずっと前のことだから 本当の意味は、誰も知らないのかもしれない。 今回は、星に住むみんなで祈りを捧げるんだ。 懺悔と救済……君の星と同じ、なのかな。
(-74) 2016/07/19(Tue) 02時頃
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薄っすらとだけど、ここからも星は見えるよ。 そちらの星は何色だろう。 でもこんなに広いんだ、きっと、見つかるよな。
そうそう、星を育てていると知って、驚いたよ。 あのキット、こちらの星でもうまく使えるのかな。 さっき息子と一緒に試してみたよ。 まだもやもやしてて形にはなっていないけど 本当に育てられるなら、すごいな。 名前をつけてあげなくちゃ。
名付けは本当に難しいよな。 俺も、息子に名前をつけるのには苦労した。 でも、君が一生懸命考えた名なら きっとその星も喜んでくれるさ。 名前は、親から貰う初めての贈り物だから。 もし決まったら、ぜひ教えてくれ。
(-75) 2016/07/19(Tue) 02時頃
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俺は、幸せだよ。 大切な人と一緒に過ごせて。 ずっとこのままでいられたらいいのになって 最近つよく、思うようになった。
星が生まれるそのときに 遠い宇宙のどこかで、命を終える星もある。 君の星が空に輝くそのときは 俺もそれを見つけられたら、いいのになあ。
はじめまして、さようなら。 君と、君の星の未来を願って。
ライジ
(-76) 2016/07/19(Tue) 02時頃
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こんにちは。こんばんは? 今そっちは何時だろう。どんな挨拶をするんだろう。
俺は、湖の星のナユタ。 湖の星は大きい湖に囲まれていて、みんな舟で暮らしてる。 他の星には湖じゃなくて、『海』って塩っ辛い水の溜まった場所があるって聞いたことがあるけど、アンタのとこにはあるのかな。 植物が無い星もあるってことも、文流しで初めて知ったところだ。
(-77) 2016/07/19(Tue) 02時頃
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アンタの星はどんなところなんだろう。 うまいものがあるのかな。 楽しいことがあるのかな。
そんなに送れないけど、俺のとこにある『うまいもの』を少しおすそ分けします。 水に戻すと量が増えるから、水に浸すときは気をつけて。
――湖の星より ナユタ
(-78) 2016/07/19(Tue) 02時頃
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[潜水艦を模した大きなカプセル。 その中に、小さな魚を模した返信用のカプセルが一つ]
[手紙を抱いた魚と、もう一つ。 干した果物や水中になる食用植物を干して保存用にしたものが、袋にめいっぱい詰め込まれている]
(-80) 2016/07/19(Tue) 02時頃
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/* 眠たくて意味わかんないこと言ってそう…… イースターちゃんへのお返事は明日灰に落とします……
(-79) 2016/07/19(Tue) 02時頃
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