96 【飛び入り募集】たびびとのまち
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[それでも。]
(47) okomekome 2013/10/01(Tue) 02時頃
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ねぇ、幸せだった? 寂しくなかった?
……美味しかった?
(*0) okomekome 2013/10/01(Tue) 02時頃
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[レシピが書かれたノートを開く。 分量とレシピ名。 それと、好きと言ってくれた人の名前。
最期に食べて貰った料理の名もそっと添えてある。
大事な大事なノート。
此処に居る限り、此処で見送る限り、増え続ける大事な。 奪われることもない、幸せ。]
(48) okomekome 2013/10/01(Tue) 02時頃
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[だから、寂しくないように。 幸せだと思ってもらえるように。
美味しいと、言ってもらえるように。
今日も、此処に居るのだ。
―― の為に。**]
(49) okomekome 2013/10/01(Tue) 02時頃
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/* ふわっとした感じで、〆てみた。 ふわっと。
(-181) okomekome 2013/10/01(Tue) 02時頃
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[落ちた陽を追う様に。
パピヨンの家に置き去りの木材は、明日にでも回収に行けばいいだろう。 机の修理は、先に預かった方を済ませてから日を改めて向かえばいい。 次の住民が、不便にならない程度でいい。
道中、スヴェルチェルが、という言葉を聞く。 けれど灯り始める町灯り。
彼の仕事は、受け継がれたか。 仕立屋の仕事も、納棺師の仕事も、バーを彩る二人の仕事も、何れは。]
(50) kirisame1224 2013/10/01(Tue) 02時頃
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[暫くは、亡骸は此方に回ってくるのだろうか。 軽く頭を捻りながら、工房へ向かう。
亡骸の残らない死を迎える者だっている。 けれど、せめてと棺を作る。 棺があれば、誰かが穴を掘って、墓標を建てるだろう。 花の季節ならば、花を供える者もいるだろう。
亡骸が残りながらも、其れを野生動物や虫が食い散らかしていくのを見た。
だから、誰かの最期を知った以上は、その誰かが眠る為の場所を用意してやりたかった。]
(51) kirisame1224 2013/10/01(Tue) 02時頃
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[鋸を引く。 木屑が舞う。
長さを合わせた木片を打ち付ければ、箱の形に組み上げる。 蓋を合わせるところまでが終われば、もう、外は真夜中と呼べる頃だろう。
完成した棺を工房の隅に積み上げて、木屑を散らせながら外に出る。 あれだけ厚く立ち込めていた曇り空はどこへやら、晴れた夜空には欠け始めた銀色の月が浮かんでいた。
これならば、この空気も。 この死の連鎖も、近いうちに途切れるだろう。 そんな予感に、目を細める。
痛み始めた足で、自宅へ戻る。 包帯を替えて、寝台に横たわる。]
(52) kirisame1224 2013/10/01(Tue) 02時頃
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[身体の痛みは癒えない。 悔いは何時までも残り続ける。
けれど、痛みを抱えながら日々を送るというのは。 悔いながら日々を過ごすというのは。
死して尚、そんな日々が続くというのは。
生前、殆ど何も遺せなかった自分には、相応しい今ではないだろうか。 余程、人間らしいと呼べるのではないだろうか。]
………、詭弁かねェ、
[それでも、そう思わないとやっていられないのだ、と。 無理矢理にでも納得させるように。
―――目を、そっと閉じた。]
(53) kirisame1224 2013/10/01(Tue) 02時頃
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/* 歯切れが悪いぜヘイヘヘイ
(-182) kirisame1224 2013/10/01(Tue) 02時頃
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[老いた男は、微睡みのなかで静かに思う。 昨日の恐れは、もはやどこにもなくて。 ただ、其処にあるのは穏やかな安らぎと、満ち足りたこころ。]
……ねえ、ケイト。 私は、人生を謳歌できたかな?
[老人は、つぶやき、笑う。
きみに会えれば、話したいことが、山ほどあるんだ。 きみと歩いた毎日のことを、別れてからのことを、旅をした街のことを、そしてやさしい、最期のこの街のことを。
きみは、待っててくれているのかな。]
(54) yug1n. 2013/10/01(Tue) 02時頃
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[ふわふわと、そんな気持ちは夢の彼方へフェードアウトして。
そうして、彼は完全に、跡形残らず居なくなる。
彼の意識の消える直前、]
『待ってるわ、貴方のお土産話』
[そんな懐かしい声を、聞いたような気がした。]
(55) yug1n. 2013/10/01(Tue) 02時頃
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/* おなじくふわっとした〆でした。
おじいちゃんぐらい幸せに死んでもいいとしんじている じゃないと地縛霊ズも報われないって信じてる
(-183) yug1n. 2013/10/01(Tue) 02時頃
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/* おじいちゃんは幸せが良いな。 皆が幸せだと良いな。 寂しいとか思ったまま死んで欲しくはないのよ。
手紙だけど、住所が分かる相手は何でか家族に受け取り拒否されるか、もう家族が住んでいないとかで 家族は心配している人に限って、住所が分からないとかいう不思議な現象が起こっているのです。 若干矛盾したことほざいたので、そういう事にしました。
(-184) okomekome 2013/10/01(Tue) 02時半頃
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[風に乗って、何処からか独特の薬の香りが運ばれてくる。
耳を澄ます。 沢山の足音と話し声の中、ちぐはぐの足音が微かに聞こえた。 病気は消えてしまった筈なのに、胸が苦しい。
少し冷えた、澄んだ空気の香り。 減り始める人の気配。 時刻は夜に変わったようだ。
懐かしい町に、たった一人。 もう誰とも話せないし、歌も聞いて貰えない。 スカートを握りしめ、暗闇の中立ちつくす。
宝石では無くなった筈なのに、未だその瞼は閉じたまま。]
(56) mzsn 2013/10/01(Tue) 03時半頃
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[数えるほどしか訪れた事の無い、彼の家。 それでも誰かの付き添いが殆どで、一人で訪れたのはこれが初めてだった。
扉をノックしようとした手を下ろす。 生者と死者は交われない。 町の人と同じように、自分の声は彼にはもう届かない。
工房の方面から作業をする音が聞こえる。
自分はここに来て、どうするつもりだったのだろうか。 やがてその作業の音も途絶えれば、辺りを静寂が支配する。 遠くの方で、微かに虫や獣の鳴き声が聞こえた。
彼はもう、眠っただろうか。
家の壁に背を預け、小さな声で歌い出す。 せめて、一曲だけでも。 聴こえる事は無いけれど、約束したから。]
(57) mzsn 2013/10/01(Tue) 03時半頃
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[ヘクターさん、私、貴方に嘘ついてしまいました。 大丈夫じゃ無かったみたいです。
死んじゃいました。 ごめんなさい。
貴方の事、もっともっと沢山知りたかったけれど、時間切れでしたね。 選んでいただいた手袋、見つかりませんでした。 無くしてしまったんでしょうか。ごめんなさい。
折角、好きって言って下さったのに。]
(58) mzsn 2013/10/01(Tue) 03時半頃
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[歌は徐々に小さくなり、やがて再び途切れる。]
…ヘクターさん、
好きです。
[はたり。 透明な滴が零れ落ちた。 堪えようかとも思ったが、そんな事、今更しなくてもいいだろう。]
また手をつないで、歩きたかった。 もっと貴方と一緒に居たかった…!
[滴は次第に嵩を増し、声には嗚咽が混じり始める。 その場にへたり込みスカートが汚れたが、構いやしない。
未練なんて沢山あって、その殆どが彼に関する事。 気付くのがあまりにも遅すぎた。 死んでからしたい事が増えるなんて、そんなの酷いわ。]
(59) mzsn 2013/10/01(Tue) 03時半頃
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/* よく考えたら女子キャラで恋愛ロール回すの初めてだった。そりゃあ難産しますわ…
(-185) mzsn 2013/10/01(Tue) 04時頃
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うるさくしてごめんなさい。 しつれいしますね。
[危なっかしい足取りで立ち上がる。 砂だらけのスカートを掃い涙をぬぐうと、汚れた足で夜の闇へと踏み出した。]
(60) mzsn 2013/10/01(Tue) 04時半頃
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/* PC的な言いたい事は全部出したし、このままふらっと消えてもいいかもしれん
(-186) mzsn 2013/10/01(Tue) 04時半頃
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/* 締めラッシュ
かとりーんの締めがふんわり狂気で燃えました
ぱっぴー告白!
(-187) かやせ 2013/10/01(Tue) 08時半頃
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/* おっすおっす。 朝起きたら告白されてて戸惑いながらのこの時間だよ。
(-188) kirisame1224 2013/10/01(Tue) 17時半頃
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[歌が、聞こえた。]
[随分と、境目が曖昧な歌だと思った。
夢なのか、現なのか。 生者なのか、死者なのか。
恐らくは、どちらも後者だ。 現であり、しかし、死者の奏でる歌。
聞き取れる者は、限られた人物のみだろう。]
………、
[誰の歌か、見当はついている。 物音を立てないように、そっと玄関の扉の方に。
歌が、聞こえる。 扉一枚、隔てた外から。]
(61) kirisame1224 2013/10/01(Tue) 18時半頃
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[やがてその歌声も途切れる。 けれど、声が止まぬわけではない。 涙の混じった声。
扉に伸びかけた手は、一度触れて、離れた。
ここで戸を開き、自らの事を打ち明けるべきなのだろうか。 とうに自分は生きていないのだと、告げるべきなのだろうか。
このまま彼女を旅立たせた方が、彼女にとっても良いのではないだろうか。 ドアノブに手をかけたまま、目を伏せる。
謝罪の言葉が一つ、届いた。 衣擦れの音と、遠ざかる足音が聞こえた。]
[これが最期で、良いのだろうか。]
(62) kirisame1224 2013/10/01(Tue) 18時半頃
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[――――扉を、押し開ける。]
(63) kirisame1224 2013/10/01(Tue) 18時半頃
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/* とりあえず扉開けておいたけどお返事無くてもいいです。 この後の展開はみんなの心の中に!でもいいとおもうんです。どうなんでしょう。
(-189) kirisame1224 2013/10/01(Tue) 18時半頃
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――?
[背後から、木の軋む音が聞こえる。 足を止め、涙に濡れたままの顔で振り返るが、音の出所までは分からない。 風で何かが動いたのだろうか? これ以上何も聴こえ無ければ、そのまま踵を返しただろう。]
(64) mzsn 2013/10/01(Tue) 21時半頃
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/* 脳内キムタクが「ちょ待てよ!」って
(-190) kirisame1224 2013/10/01(Tue) 21時半頃
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/* 畳の上で熟睡してましたですわ… ヘクターさんの声がキムタクで固定される
(-191) mzsn 2013/10/01(Tue) 21時半頃
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