162 冷たい校舎村3-1
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[教室に人が増えるたび、ひとつまたひとつと黒板に書きこまれる、『増えたマネキン』と『消えた級友』の名。
恵冬が実際に目にしたのは、風子とひなこのそれだけだ。 けれど、与り知らぬところで、もう何人も大切な級友が消えている。
あぁ、そっか。 徹くんもいなくなってしまったんだ……。
七尾の手で書き込まれた名>>87に哀しさと心許なさを噛み締めて、ぎゅっと唇を引き結んだ。
残ったのは、まだ元の世界に帰れずにいると思われるのは、全部でこの6人きり。 教室を見回して、残された顔ぶれを確認する。
――きっとこの中にまだ、この世界の“ホスト”がいる]
(112) 2015/06/27(Sat) 01時頃
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[窓の外には深い闇。 朝の訪れはまだ遠いと感じさせる、重たく濃い暗色の風景。
けれど、夜は陽が昇るその直前が最も暗いというから。 残された自分たちの世界にも、朝日が差し込む事を、胸の内でそっと祈る。
そんな風にしていると、ぽつりぽつりと零れはじめる言葉たち。 ひときわ強く気を引かれたのは、秋野が告げた法則>>108だった]
チャイムの、時間。
私ぜんぜん気付かなかったけれど、たしかにそうかもしれない……。
[夜、朝、そして夜。 級友達が消えてゆくタイミングには、確かに規則性があった。
恵冬が覚えている限りでも、風子が消えた時も、ひなこが消えた時も、チャイムの音が鳴り響いていた]
(113) 2015/06/27(Sat) 01時頃
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/* ちょ、けいちゃんの>>113で中の人が思わず泣きそうに……これ……
>けれど、夜は陽が昇るその直前が最も暗いというから。
(-72) 2015/06/27(Sat) 01時頃
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8時、50分なんだ。
いつもそうなら、時間に何か理由があるのかな……?
[チャイムが特定の時間を知らせて響くなら、そこに何らかの理由はあるように思われる。 恵冬にはその関連性が見いだせないけれど、ひとつのキーワードであるのは違いないだろう。
そうしてもうひとつ提示されるのは、しずくが消えた時の様子>>110 4階にいたはずの彼女が、玄関のところでマネキンになっていたという実例。
そういえば、マネキンたちは校舎の外で見つかることも多いようだ。 それが、“元の世界に戻れる”という証明になるかはわからないけれど、この学校から出ることはできた]
(114) 2015/06/27(Sat) 01時頃
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……私も、そうした方が良いと思う。
だって、知らない内に誰かいなくなってしまうの、すごく悲しいもの。
[みんなバラバラに行動していたら、誰が残っていて、誰がいないのかわからない。 いつ、いなくなってしまったのかも。
何より、秋野が言うように、みんなでいる方が安心する。 七尾と秋野の言葉に頷いて、提案に同意を示した。
そんな折だろうか、聞こえてきたのは、文化祭を懐かしむ帆北の声>>109]
(115) 2015/06/27(Sat) 01時頃
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うん、私も。
……文化祭、すごく楽しかった。 何度も「あの時に戻りたいな」って、そう思ったんだ。
[もしかしたら、自分が“ホスト”かもしれない。 そんな懸念を忘れて、素直な感想が口から零れ落ちる。
みんな同じなんだと思ったら、こんな状況なのになんだか嬉しくて、幸せで。
自分の気持ちを認めてもいいんだと、すごく安心した**]
(116) 2015/06/27(Sat) 01時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/27(Sat) 01時半頃
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/* マネキンは外で見つかる事も多いよね、って打ったけれど、読み返してすごく原作の先入観がある事に気付いて口からたましい……!
さ、三人校舎の外なら、多いと言える、よね……?(おろっ)
(-73) 2015/06/27(Sat) 01時半頃
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[ひとつの提案を口にすれば、帰ってくる反応たち。 その中には、秋野が知らなかった事実もあったし、考えの及ばなかった疑問もあった。>>111>>114 朱美の提案に、こくりと頷く。]
はぁい。 じゃ、次は朝の8時50分だねぇ。 時間厳守、でー。
[『時間厳守』という言葉が日常の延長線のようで、少しだけ表情が緩む。 ほら、「遅刻はするな」とか、「5分前集合」とか、そういう言葉。 ここにきてから、時間なんて殆ど気にしていなかったから、新鮮な気がした。 続いて、健五郎が口にした言葉を耳にして、秋野は頷く。>>109]
俺も、楽しかったよ。 ヘアメイクって、何すんだか全然分かんなかったけど、なんとかなったし。
[あっけらかんと、そんな無責任な言葉を言い放って、そして。]
(117) 2015/06/27(Sat) 01時半頃
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/* >>106 あああゴローちゃんんんん
(-74) 2015/06/27(Sat) 01時半頃
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準備期間も、当日も。 ……毎日、すっごく、楽しかった。
[言い切って、笑う。 それは、いつもの秋野の笑みで。 だけど、どうしてだか、ほんの少しだけ、泣きたい気持ちになった、ような気がした*]
(118) 2015/06/27(Sat) 01時半頃
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──回想:朱美の母のこと──
昨日は、ありがとー。 朱美ちゃんちのお母さん、面白い人だった。
[いつも通りの3-1の教室。 朱美に声をかけたのは、約束通り彼女の母にアドバイスを貰いに行った翌日のことだった。>>0:308>>0:309 「お祭り好き」との言葉の通り、朱美の母親は喜んで話を聞いてくれた。 有意義な時間だったのかどうかはさておいて、秋野が楽しくその時間を過ごしたことは確かだった。 笑顔で礼を伝えた後、不意に、真面目な顔つきになる。]
(119) 2015/06/27(Sat) 01時半頃
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……ねえ、朱美ちゃんってさー。 髪、お母さんに切ってもらってるんだっけ? お母さん、上手い?
[プロなのだから上手いも何もないのだけど、そんな疑問を口にする。 朱美の返答がどうであれ、そう経たないうちに、秋野は、朱美の母の美容院にカットの予約を入れて、数日後にそこへ向かった。
「今回は、客としてきました」、そう言って笑う。 楽しげに会話を交わしながら、髪を切ってもらって。 「これぐらいでいい?」と、長さを確認しながら自分の頭に柔く触れる手に、「大丈夫です」と答えながら、秋野は目を閉じる。
目を閉じながら、少しだけ、思う。 ああ、お母さんって、こんな感じなのかなぁ。*]
(120) 2015/06/27(Sat) 01時半頃
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──回想:眩い昼間の、その中で──
[──行ったり来たりの、昼と夜。 その中で、自分のどうしようもなさを認識してしまったのは、たぶん、しずくに触れようとしたあの時だ。>>0:322>>0:323 長い髪、白い頬。 明滅するように、脳裏に、ちかちか、と瞬いて。
──思い出したから、もう、触れられなくなってしまった。
例えば、頬についた紙屑を払うだけのことも。 蹲る背中を撫でることも。 差し伸べてもらった手を取ることも。
秋野には、もう出来ない。 触れる資格も、きっとない。
真っ昼間の明るい教室の中で、"彼女"のことを思い出してしまったのが、致命的だった。 こうやってみんなと過ごす日々の裏で、自分がやっていることが何なのかを、理解してしまった。]
(121) 2015/06/27(Sat) 01時半頃
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「──お前には、生きる力がないよ」>>0:15
[母がそう言ったのは、彼女が家を出る前の最後の日だ。 突然何を言い出すのかと思って、怪訝な顔で母を見たことを覚えている。]
「生活力もないし、出来ることも、やりたいこともない」
[それはそうだ、自分でもよく分かっている。 そう思ったから、秋野は頷いた。 ぼんやりと肯定するだけの秋野を、母は馬鹿にしたように笑った。 別に、それに対して、怒りは覚えなかったのだ。本当に。
だけど、全部失くしてから、思う。 じゃあ、その、生きていく力、っていうものを。 誰が、教えてくれたの。 俺にそれを教えるべきだったのは、あんたたちじゃなかったの。]
(122) 2015/06/27(Sat) 01時半頃
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[母。それから、父。 彼らが否定しようが、頑なに秋野を見なかろうが、この2人こそが秋野の家族だ。
振り返らない背中を、諦めながらもずっと追いかけていたし、振り向いてほしいと願っていた。 だけど同時に、何も教えようとしなかった彼らを、──恨んでも、いる。]
(123) 2015/06/27(Sat) 01時半頃
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[万里しずくに触れられずに手をひっこめてしまった、その日の夜。 貸出期間を延長してもらって、未だ手元にあるひとりぼっちの幽霊の絵本を、また読み返す。 何度も何度も読み返したところで、ようやく秋野は顔を上げた。
──もう、やめよう。
もう、あの人のところに行くことも、やめよう。 文化祭の企画を成功させて、受験も、どうにかして。 いろんなことを、ちゃんとやろう。
自分が間違っていることぐらい、とうの昔に気が付いていたのだ。 けれど、そこから秋野が手を引くことを決めたのは、どうしようもなく楽しかったあの眩い日々だった。 先に秋野を捨てたのが向こう側なら、いっそ今度は秋野の方から捨ててやれ、って。 そう、思ったはずなのに、どうしてああなってしまったんだろう。
誰かの世界。"ホスト"の世界。 相馬風子のマネキンから流れる血は、まるで"ホスト"が間近でそれを見てきたかのように、ひどく赤い。]
(124) 2015/06/27(Sat) 01時半頃
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[文化祭を終えた、数日後。 あの時、自分が何をして、何を思って、何を願ってしまったのか。
──秋野智広は、思い出さなければならない。*]
(125) 2015/06/27(Sat) 01時半頃
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もったいないなー。
[ そう言いつつも、実際出来たら、どうなんだろう。 前に彼女が出来たらしいと噂に聞いた時は、 離れて行ったみたいだなあ、って、 二人並ぶ姿を、色々と遠くに思ったものだけど。
今は、どう思うのか。やっぱりわからない。 ただ、繋いだ手をちらと見て、 離されないことがなんだか嬉しくて、 今度はきちんと、柔く握り返す。 ]
(+40) 2015/06/27(Sat) 01時半頃
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ううん。とーるくんは、とーるくん。 苗字呼び、は…なんか、やっぱりやだ。
[ 本当は"いつも通り"でいたかった呼び名だったけれど、 きっと自分一人に許された、呼び方でもあったから。 だから、変えないって、微笑んで。 そうして、光に気付いた>>+36* ]
(+41) 2015/06/27(Sat) 01時半頃
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[ こんな時間に、誰だろう。 器用に片手で携帯を取り出して、 スクロールとタップを繰り返していく。
これまた器用に、話>>+39に答えながら。 ]
ん、っとね。ふーこちゃん、って。 …けいとちゃんが、言ってた。 他ね、あと…めいやちゃんがいないって、あそこで。 探してるときにとーるくんを見つけたから、 マネキンは、わからないんだけど…。
[ 画面を見れば、どうやら当の相馬からの着信履歴。 取れなかったせいか、メールの受信が追加できていて。 ――なんだろう。って嫌な胸騒ぎがして。 水瀬にしたみたいに、握った手に力がこもる。 ]
(+42) 2015/06/27(Sat) 01時半頃
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―教室―
[遅れて悪い、と苦笑しつつ教室に入り、書かれた文章が増えている黒板を見る。寺田と、駒鳥。その二人も、どうやら居なくなってしまったようだ。 今教室にいるのは――まだこの校舎にいるのは、たった6人だけ。]
ああ。あいつ…万理、4階のお化け屋敷入ってって。それからチャイム鳴るまでずっとお化け屋敷の前で待ってたけど、あいつは出てこなかった。
[秋野が話し出し>>108、七尾に目配せされれば>>110頷きを返した。 そこで一旦口を噤んでから、もう一度口を開く。 万里との秘密、みたいにしておきたい気持ちはあったし、信じてもらえるかは分からないが、この状況だ。言っておいた方がいいだろう。]
…でも、チャイム鳴る直前に…微かにだけど、声は聞こえた。「私はもう大丈夫、さきに帰ってる」って。 だから…消えた奴らのこと、あんま心配しなくても大丈夫、だとは思う。
[心配しなくても、なんて言ったら、薄情に聞こえるだろうか。でも、またマネキンが現れて、それを見て誰かが泣く、なんてのは嫌だと。そう思ったから。]
(126) 2015/06/27(Sat) 01時半頃
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[ 震えかけた手で開いた、 相馬からのメールにあったものは。 あの時踏み込んでしまったクラスメイトの、 自殺未遂について、だった。 ]
(+43) 2015/06/27(Sat) 01時半頃
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――――――、
[ 心臓が、重くなる。 どうして?って、抱いたものは、 あのコマドリに対してのものみたいな、悲しい疑問。
笑顔で話していたし、歩いていた。 保健室で、同じ空間にいて…突き放されも、して。 それで、生きていた、筈なのに。 ]
…とーるくん、
[ どうしてだろう。 かつての冬みたいに、ひどく寒かった。 生きている、って。あたたかいって、確かめたくて。 やっぱり手は離せないままだ。 そして、小さな背と手を伸ばして、 幼馴染に相馬からのメールの内容>>+43を見せる。 ]
(+44) 2015/06/27(Sat) 02時頃
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………、どうして、なの、…かな。
[ それだけ、ぽつんと呟いて。 彼の反応は、どうだっただろう。
不安げに幼馴染を見上げて、 脳裏に浮かぶのはあの時の保健室。 自殺未遂を起こした、秋野との会話。 踏み込んじゃって、拒絶されて。 …ああ、まだ、ちゃんと謝れてないのに* ]
(+45) 2015/06/27(Sat) 02時頃
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[ そうして携帯を引っ込ませて、また、タップ。 相馬のメールにあったのはそれだけじゃ、なくて。 病院に向かっているみたい、とあった藤堂に、 メールを作成して、送信。 ]
(+46) 2015/06/27(Sat) 02時頃
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To:めいやちゃん
あきのくんのことと、めいやちゃんが向かってること、 ふーこちゃんから聞いたよ。 これから、わたしもそっちに向かうね。 怪我しない様に、気を付けてね。
From:駒鳥ひなこ
(-75) 2015/06/27(Sat) 02時頃
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[ 送信完了、との文字が見えて。 病院に行かなくちゃ、って思ったけれど、 まだ、心臓は重い。
ああ、まだ誰か、向こうにいるのかな。 誰がこっちに、いるのかな、って。 あの時一緒にいた、離れてしまった万里にも、 無事を確認しようと、メールを送って。 ]
(+47) 2015/06/27(Sat) 02時頃
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…んー…それは、さ。考え方によるんじゃね?
[秋野が皆で一緒に居ることを提案し、七尾と水瀬がそれに同意するような声を上げたけど、それに完全に賛成することは出来ず、渋るような言葉をかける。]
それ、誰かが消えるのを防ぐにはいい案かもしれないけどさ、それでいいのか? 誰も居なくならない、ってことは、このままこの6人でずっとこの校舎に居る、ってことになると思うんだけど。
[以前ならそれでもいいと思えたかもしれないが、今はそうは思えない。それとも、消えてマネキンが現れるのを防ぎつつ、全員で脱出するような案でもあるのだろうか。]
(127) 2015/06/27(Sat) 02時頃
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To:しずくちゃん
突然、夜遅くにごめんね。 しずくちゃん、大丈夫かな。
今、こっちで気づいてるか分からないけれど、 あの時、わたしが手離しちゃったから…。 今、無事だったらいいなって、思って。 ふーこちゃんから連絡いってると思うんだけど、 あきのくんのこともあるし、 皆、あの夢みたいな学校に居たみたいだから。 不安になって、連絡しました。
From:駒鳥ひなこ
(-76) 2015/06/27(Sat) 02時頃
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[ もう一度、完了との表示を見れば、携帯をしまう。 あの世界で裂いた喉が、また、後悔で痛んだから。 痛いなあ、って、そんな苦い表情を浮かべて、 ストールを守るみたいに、整えた** ]
(+48) 2015/06/27(Sat) 02時頃
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