120 もうひとつの冷たい校舎村【R15】
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―――………ぅ、
[ぼろぼろ。ずっと堪えてたものがあふれだして。瞳からこぼれてくる。 あの世界で、あの場所で。藍田のマネキンを見た時に分かってしまった虚しさ。 ここでないところでも、自分の元から逃げるのを赦してくれなかった父。
みっともない。わかってたのに。今更こんな、優しさに縋って、都合よく。赦してください。 ごめんなさい。縋りたいけれど、やっぱり怖さが勝る。でも助けて欲しいの。 それに頼っても、求めても中途半端で、きっと伝わらない。それでも。
優しく撫でられた右手が痛い。右手だけじゃない。腕も、脚も、なにもかも、痛い。 顔を覆って、包帯が濡れるのも。袖が垂れて腕が曝け出されるのもお構いなしに、ただ、少女はみっともなく泣く。 やっぱり伝え方なんてわからなくて。でも、掠れた声を上げた。]
(+40) 2014/05/04(Sun) 00時頃
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[あの事件から数日経って、俺は学校に行った。 この事件のことは誰にも話さなかった。 妹の居ない家は、とても広くて冷たくて静かだった。 何もかもが、意味の無いことであるように思えて仕方無かった。
それからどの位経ったか分からないが、駅で宇佐見を見かけた。 事故の名残など無く、数人の友人に囲まれていた。 ――笑っていた。 憎らしいほどに。 その笑顔に殺意を抱く位に。]
(127) 2014/05/04(Sun) 00時頃
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いたいの、いや、だ。たすけてほしい、よ、だれか。 ――…ゆるされたい、よ…
[初めて殴られた、あの日の様に。]
(+41) 2014/05/04(Sun) 00時頃
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[お前が元凶だろう。 妹と付き合わなければ。京都になんて誘わなければ、こんなことにはならなかった。 なのに、どうしてお前は何の罰も受けずに生きている。 どうしてお前は、俺から妹を奪っておいて平然としてるんだ。
許せなかった。 ――罰が与えられないなら、俺が与えてやる。 絶対に許さない。
たとえそれが、友人でも。]
(128) 2014/05/04(Sun) 00時頃
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[だけど何度も踏み止まって、失敗してきた。 駅のホーム、登校時間、ホームでの立ち位置。全部把握した。 後は背中を押せばいいだけなのに、手が動かない。 突き落とそうとする度にマネキンのように体が硬くなっていくんだ。
犯罪を犯すことに対する恐怖では無い。 それはきっと、宇佐見を殺してしまうことへの、ほんの抵抗感。]
[その時と同じように、喉元を目指した筈の包丁が動きを止めた。 同時に思い出したのは、昨日見た小鳥遊の涙。]
(129) 2014/05/04(Sun) 00時頃
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…っは……馬鹿みたいだ。
[ここに来て今更、分かった。 俺を突き動かす、この感情が。 俺は、
宇佐見に対するただの嫉妬と 妹に対する平凡な後悔と 俺に対するつまらない罪悪感
それだけで動いていたに、過ぎないんだ。 それだけだったから、後一歩が足りなかった。 宇佐見を殺してしまうまでの、冷徹さと決意が持てなかった。]
(130) 2014/05/04(Sun) 00時頃
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ぐっ、あ…!
[俺が動きを止めたのを見て、人形が俺の腕目掛けて蹴りを繰り出す。 不意打ちの痛みに驚き、思わず包丁が手から滑り落ちた。 そのまま俺は廊下へと倒れこみ、人形は落ちた包丁を素早く拾って振りかざす。]
(…ああ、これで帰れるのか)
[迫りくる刃に、死ではなく帰還の兆しを感じた。 理由も根拠も何処にもなかったけれど、この世界から零れ落ちるのだなと直感した。
―――この世界のホストは、きっと彼女だ。 吐き出すだけ吐き出しておいて、無責任に悩んでくれと言い放ったままこの世界に残していってしまうことだけが気掛かりだった。 また明日>>122と言ったのに。]
(131) 2014/05/04(Sun) 00時頃
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(小鳥遊、置いていく。ごめん。 どうか、無事で――)
(-60) 2014/05/04(Sun) 00時頃
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ー 回想 更衣室 ー
そうだよね。
[そもそもさっきの言葉は天春のための言葉だったのか。 感謝の言葉が胸に刺さるようだった。]
うん、頑張れ。 きっと葵なら出来るよ。
[微笑みながらそう言った。 これはきっと本心。]
うん、いくらでも頼ってね! ……頼られると僕は嬉しいから。
[これも本心。 頼られたい、守りたい、だからさっきの言葉はそんな言葉。 それは本当に男らしいのか、そもそもそんな気持ちに意味はあるのか。 もう、分かんない。]
(132) 2014/05/04(Sun) 00時頃
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[チャイムの音が校舎中に鳴り響く。 食堂前の廊下に、白いマネキンが仰向けに倒れていた。 首を包丁で一突きされていて、赤い鮮血が廊下を浸している。
マネキンが着ている制服の胸ポケットからは、手紙>>3:11がはみ出していた。 その手紙も赤く血に染まっていて、湿っていただろう**]
(133) 2014/05/04(Sun) 00時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/05/04(Sun) 00時頃
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[泣き出した氷華を見て唇をかみしめる。 腕が動いて、見える傷痕。
前のようにはねのけられないか一瞬躊躇して、氷華の肩を抱き寄せる。 そして、涙の合間の掠れた声に、うん、うん、と何度もうなずく。]
いいの。氷華はそのままでいいの。
[こんな言葉で楽になるかわからないけれど。 そう声をかけて、拒否されなければ静かにその背を撫でていた。]
(+42) 2014/05/04(Sun) 00時頃
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/* 落ちるの俺一人か!寂しいな(いまさら)
(-61) 2014/05/04(Sun) 00時頃
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