人狼議事


184 【RP】Septimo Oves Errantes【R18】

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【独】 樫の樹の子ら リツ

/*
思った”の”は、だよ!
テンション上がり過ぎかよ私は、落ち着け
起きたら母&おばあちゃんと買い物行くから寝なきゃならんのだぞ!(ごろごろ

(-64) 2016/02/27(Sat) 03時頃

【赤】 看板娘 櫻子

[着物も、肌も、頬も全て赤く染まっていく。
髪を振り乱しながら表情もさほど変えずに刃を幾度も振り下ろす血塗れの姿は、それこそ修羅の如くであっただろう。
相手の首から、刃で穿った箇所から血汐が大量に飛び散っていく。
それを静かな漆黒の瞳はまっすぐに捉えていた。
こんな殺し方は今までした事がない。
だが、自分の身を護る為なら。
火浦の家の為に薬を得る為なら。

それは、致し方ないことなのだ。

幾度も貫いた先、赤ばかりではなく白も覗いた。最も硬いそれらが見えた頃、娘は漸くその手を止めていた。
少しばかりその呼吸を荒くしながら、心の臓をドッドッドッと早く打たせながらもその顔色は変わらず────

否、血汐で染め上げられたその下側で、ほんのりと桃色に染まっていた]

(*26) 2016/02/27(Sat) 03時頃

【人】 看板娘 櫻子

はっ、はぁっ、────ん………。

[随分と自分も汚れてしまった。
相手の衣服もそうであるが、それにしても酷い。
身綺麗にする方法は無いかと逡巡した末、娘は顔だけでもと振袖の汚れていない部分で血糊を拭う。
完全に綺麗とは言えぬが、滴るものも無くなり顔と首もとだけはだいぶマシになった。
軽く下唇を食めば、微かに鉄の味がする。
男の体はその間も尚痙攣していたようだが、それも漸く収まったのを見ては男の体から降り、ごろりとその体を返して仰向けにさせてからその傍らに膝を着いた]

(147) 2016/02/27(Sat) 03時頃

【人】 看板娘 櫻子

[先程の首無し男とは違う。
確かに自分が仕留めた獲物を見下ろしながら、先ずはその顔を見つめた。
この男こそ、あんな狂った思想を持たねば綺麗な顔立ちをしているのにと、傲慢な娘は哀れに思う。己もまた、その狂った思考と然程変わらぬ自覚は無し。
そしてその顔を見つめ、先ずは傷が付いていない方の目玉へと指先を伸ばし]

(148) 2016/02/27(Sat) 03時頃

【赤】 看板娘 櫻子

[ズブリ、と指先をその眼球を傷つけぬようにえぐり出そうと、下瞼から掬うように沈み込ませた。
目玉ならば、魚のそれを口にしたことがある。何とも言えぬ食感であったが、生で喰わねばならぬならまだマシかもしれない。
指先の感覚に流石に眉を顰めたが、ある程度指先を沈み込ませては、その眼球をえぐり出そうと試みる。
しかし、筋が僅かにブチリと千切れた感覚はあれど、指の力で無理にすれば眼球を潰してしまいそうだ。
では、と指先を一度抜いて小刀を構え直す。
その切っ先を眼孔の淵に当て、グリグリ、ガリガリと眼球を傷つけぬように────少なくとも潰してしまわぬようちと注意を払いながら、その周りを覆う筋をブチブチと切り取っては今度こそ丁寧に抉り出し]

(*27) 2016/02/27(Sat) 03時頃

【赤】 看板娘 櫻子

────ゔ。

[然し、其処まで丁寧に取り出しておきながらいざ目の前にすると躊躇する。
それでも瞳を固く閉ざし、えいやと口の中にその美しかった瞳を放り込んだ。
強い鉄の味、肉の味。
熱を通していなければ仕方もあるまい。
然しこれは薬なのだ、吐き出してはならない。
吐き出しては、ならない。
血を飲み込み、暫しそれを口の中で転がしていた。

そして、

意を決して歯を立てればブチュリと潰れ、トロリと舌の上に蕩けた感触。
コリ、と固く触れたのはレンズだろうか。
鼻で大きく息を吸い顔を天へと上げながら両手で口元を抑え、

ごくり

何とかそれを飲み込んだ]

(*28) 2016/02/27(Sat) 03時頃

【人】 看板娘 櫻子

────っ、そう、言えば……

胆嚢、でしたかしら……?

[そして今度は、相手の衣服を剥いでいく。
相手の仕立ての良かっただろうスーツのボタンを外し、シャツのボタンを外してはその腹を露わにした。
解剖図────そこでは、確か胆嚢はかなり小さかった筈。
しかし、その胆嚢こそが薬なのだとも、噂に聞いたことも。
だからこそ、兄に食わせるならそこだと、娘は小刀の切っ先を相手の腹にあてがい突きたてようとしたが。

眼球を飲み込むのに暫し手間取った。
この男がこの空間ではいつか目覚めてしまうとは、娘は知らない]**

(149) 2016/02/27(Sat) 03時頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2016/02/27(Sat) 03時頃


【独】 許婚 ニコラス

/*うわーん!おめめ食べられたあ>< ふぇぇん……臓器切ろうと腹掻っ捌いてるとこで起きようかなあ。順番的には 意識取り戻す→復活!傷治っとるで!でいいんだよね?

(-65) 2016/02/27(Sat) 03時半頃

【独】 看板娘 櫻子

/*
すんごく綺麗なカニバロルの後にこれである(震

(-66) 2016/02/27(Sat) 03時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[フォンブリューヌ家の名に恥じぬ様、と権力に固執した父の口癖だった。…遥か昔の第三王子の分家の親戚。…血筋、家柄は古く由緒正しいとはいえど 政界でも夜会でも目立った経歴は殆ど無かった。

第三子まで爵位を譲られる権利が平等にあるフランス国内で、フォンブリューヌ家は少々異質であった。
父も、母も、長子であるシャルルばかりを愛でるのだ。父に似た栗毛に、父に似た珍しいグレーの瞳。……何もかも父にそっくりなシャルル。

与えられぬなら、奪えばいい。

幼心に感じたその小さな欲は、兄を殺した。その訃報を聞いたときは本心から悲しみ、それから喜んだ。────「母様に撫でられるのは僕だ。父様に嫡子として期待されるのは僕だ。」

母が病に倒れた際も、本当に悲しんだのだ。頭を撫でてもらうことなく、母は死んでしまうのかと。その裏で……、嗚呼倒れ伏した母はなんと美しいのかと頬を染めたのを、男は今でもよく覚えている。

────すべては、そこが始まり。


……それからずっと、「可哀想な子」「不気味な子」とニコラは呼ばれ続けていた。夜会に出れば、噂され。…付き合いで訪れた家からは哀れみの表情を浮かべられ。

(150) 2016/02/27(Sat) 04時頃

【人】 許婚 ニコラス


そのどれも、この男の心には響かぬ。


「何故、この者たちは動いているのだろう?」

蝶よ花よと育てられた少女達は、決まってお喋りで、それから媚びへつらうように男性に笑いかける。……醜い。
あの時の母の方が、よほど美しい。
きっとあまりの醜さに、彼女たちは己の醜さを自覚できていないのだろう。


リゼットだけは違う。
彼女は美しく、そして穏やかだった。
誰よりも。
尤も、────────初めて彼女を抱いたときには、陸に打ち上げられた魚のように跳ねる彼女に、気味の悪さを感じたのだが。]

(151) 2016/02/27(Sat) 04時頃

【人】 許婚 ニコラス



(リゼッ……ト……)

[それから彼女は一度も抱いていない。
その一度で子供を授かったのは、幸運なのか不運なのか。

生まれた赤子は、その寝ている姿以外を見たことがない。大きくなってからは、その姿を微笑ましく眺めたりもしたものだが。

──────リゼットと男に似て、美しい金の巻き毛に、碧の瞳。透き通る肌に林檎のように赤い頬。まさしく、人形と形容するに素晴らしい。

そう、人形。
動くあの女共はきっと、出来損なってしまった人形なのだ。リゼットも、ララもそう。
こんなにも美しく作られているのに、何故か醜い声を授かってしまった。

今まで感じていた「異様な気味の悪さ」の正体は、きっとこれなのだ────。]*

(152) 2016/02/27(Sat) 04時頃

【人】 許婚 ニコラス

────今────
[男は、遥か昔の夢を見ていた。
リゼットとララを"美しく"した際の夢。

ララは、生きていれば今は社交界へと足を運ぶ年齢だろうか?

美しい人形となった彼女は、もう何も語ることはない。本当に、本当に愛おしい娘。
ああ、あれほどまで器量が良く、愛らしい顔をする少女など、世界で彼女だけだ、と男は賞賛していた。


……さて。それも全て夢の中の話。
現実の男は、たった今別の美しい人形の手でその目玉をくり抜かれ、飲み込まれ、まさに今、腹を捌かれんとしているのだから。(>>148>*28>*29>>149 サクラコ)

意識を失ってからどれほどが経っていただろうか?
きっと彼女は、眼球を呑み込むことに必死で、──────肩口の傷が塞がりつつあることに、気づかなかったのだろう。いや、そもそも予想をしてなければ気づくのは難しいか。

傷ついた右の眼球も、その血で赤く染まってはいたが……きっと傷は塞がりつつある。]

(153) 2016/02/27(Sat) 04時頃

【人】 許婚 ニコラス



……、……

[腹や左掌はナイフが抜かれることのないまま塞がってるのだから きっと気づくことは難しかったろう。

そう、ゆっくりと。
男は今まさに───────短な白昼夢を眺めていた。

きっと、その胆嚢とやらが取り出されようと腹に突き立てられれば、その前にビクリと体が再び震え……意識を取り戻すこともあったかもしれない。]**

(154) 2016/02/27(Sat) 04時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2016/02/27(Sat) 04時頃


【赤】 墓守 ヨーランダ

[ 少女は、既に、わかっていた。

先ほどの金髪の男は少女を殺そうとしていた(本人に言わせれば人形に仕立てあげようとしていた)が、この眼の前の男はそれ以外にも目的があるのだと。
男の目に浮かぶ情欲の炎は見慣れた色。父親も、時折父親が連れてきた男達も、同じ目をしていた。

ああ、けれど、それはとても安心する。
何故ならやることは皆同じだからだ。未知のことをされるわけではなく、勝手知ったるいつも通りの手順であり、毎日毎日、同じことを繰り返してきたからだ。

慰み者の少女は、男たちにいつだって従順。

握りしめた手が乱雑に振り落とされたのなら「ああ、この人はそういう人なのか」と学んだようだ。相手の顔色を伺って趣向を察することも、慣れたもの。]

……ゼヒ…はい。私は…ゼヒ…あなたの玩具です…あなたの玩具です…あなたの玩具です…ゴプッ……私は、私は……ゼヒ……

[ 相手の言葉を復唱する。あなたの言うとおりだと、少女は男をすべて肯定して、受け入れる。少女は男からどんな仕打ちをされても、それを肯定するつもりのようだ。]

(*29) 2016/02/27(Sat) 05時半頃

【赤】 墓守 ヨーランダ

[ 首に刺さったペンは未だ少女の首に。
奥深くへとねじ込まれたそれは呼吸を妨げると共に少女の血が噴き出るのを止めていた。男がそれを睨みつける眼差しに、少女は身を震わせる。]

う……ごめん、なさ……

[ やがて服をたくし上げられれば、少女の裸体が顕になった。男には露出狂かとなじられてしまったが、地下室で玩具として奉仕する日々を送っていた少女には、下着など無用の長物であった。
だが、思いの外少女の体は綺麗であった。真っ白な肌に男を知らぬような恥じらう桃色の果実が見えたことだろう。胸や腰の発育も悪くはなく、揉めば手には若い娘の弾力が返ってきたことだろう。ただ、如何せん痩せ過ぎていたために抱き締めたとしても心地は良くなかったようだが。

腹部には多少殴られたりした時の鬱血痕が残るが、それは上手に口での奉仕ができなかった時に、父親を苛立たせてしまった時のもの。

物覚えの良い少女は、男を満足させることにいつでも必死。]

(*30) 2016/02/27(Sat) 05時半頃

【赤】 墓守 ヨーランダ

ゼヒ……ヒュ……ヒュー……

[ 男の独白のような自己肯定には、少女は何も答えなかった。"おこりんぼう"と自負する彼が取り出した一物も、やはり怒っていたように見えたから。膝の裏に手を当てて押し広げられる時にも、少女は従順に足を開き男の体を自身の中心へと招き入れる。

どくりどくり、と少女の指が滲む真紅に濡れる。それと同じように、少女の秘部も愛液に濡れ、慣らすまでもなく男の熱を欲しているかのようにヒクついていた。
玩具ならば、持ち主がすぐ遊べるようになっておくのが自らの使命だとでも言わんばかりに。]


はい…そのとおりです……ゼヒ…
悪いのは…ゼヒ…私…おもちゃの分際で、コフッ…ご主人様を怒らせた私……ゴフッ…ごめんなさい…ごめんなさ、い…

[ 相手の同意を求める声には、しかと頷いて肯定した。反対などするはずもない。『そうだよな』と男は納得し、少女を貫いた。]

(*31) 2016/02/27(Sat) 05時半頃

【赤】 墓守 ヨーランダ


あ……ぁ……犯して…いただき、ありがとう、ございます……

[ 最初の一突きには少女は嬉しそうに笑みを浮かべて男に礼を言った。
そうすれば男が悦ぶと思っているからだ。
しかし、いつもであれば相手がより深く自分の中を遊べるようにと腰に足を絡ませるのだが、今日は足が鉛のように重くてそれができずにいた。]

あ……ゼヒ……ひ、ぐ……ゴポッ

[律動がすぐに始められるなら、少女は男のために甘い啼き声をあげようとしたが、血が気道に絡まってなかなか難しいようだ。また大きな血の塊を吐いて、少女の瞳は男を見つめたまま徐々に瞳孔が開いていった。]

たくさん犯して…くださ…ゴポッ…私はあなたの玩具です…私はあなたの玩具です…私は……あなたの……私は……――。
 
 あなた、だけの――……。
 

(*32) 2016/02/27(Sat) 05時半頃

【赤】 墓守 ヨーランダ

[ やがて少女の傷口を抑えていた手に力が入らなくなれば、カラン、とペンが落ちたことだろう。


男に犯されながら、少女は最期まで玩具で在り続け、息を引き取った。


そう、これが"始まり"だったのだろう。]
 

(*33) 2016/02/27(Sat) 05時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/02/27(Sat) 05時半頃


【独】 捜査官 ジェフ

/*
ほむん、櫻子さんのおかしてほしそう感はある

(-67) 2016/02/27(Sat) 07時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[良薬口に苦しとは言うが、苦いと言うよりは鉄臭くて堪らない。
それでも特効薬になる筈と、愚かな噂を信じ込む傲慢な女はそれを飲み込むのだ。
ほら、だから、予めそれを口にしていた自分は病に冒されてはいないだろうと。
だから女は、その罪が世間に晒されるか真実を知るまではこの行為を続けるのだろう。

真実を知ったところで、自らの行いを恥じたり懺悔したりはするまいが。

真実を知ったならば言うだろう。
──遺伝性でないならば、火浦の家を断絶させるよう言われずに済んだのに。
それを報せぬ医者が悪い。
それを調べ、知り、伝えるのが下々の人間の仕事であろうに]

(155) 2016/02/27(Sat) 08時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[娘は眼球を飲み込む事、そして今度は内臓を捌く事に気を取られていたからこそ男の傷が癒えていたのには気付かなかった。
腹の刃物は突き刺さったままであったし、掌のものもそうだ。
其処に気付かなかったのは当然だろう。死体の傷が何故癒えると言うのだ。そもそも、死者が生き返る筈もない。
生きているならば、目玉をくり抜く時に叫んだり暴れたりもするだろう。
それが無かったからこそ、相手はもうすでに死んだものだと信じて疑う事は無かった。
指先で、相手の体の前側を晒すとその体の筋を辿っていく。
胸の中心から真っ直ぐに下ろし、肋骨の下側を辿るようにして左側に滑らせた]

(……確か、図解ではこの辺り……)

(156) 2016/02/27(Sat) 08時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[それにしても、この様な形で殿方の肌に触れる事になるとは。
先の男の言葉が蘇る。
純血のまま人形に?
────嫁に行けぬ身になった娘には、その言葉が酷く自尊心を傷付けてもいた。
本来ならば、もう良家に嫁いで他の退学していった友の様に夫婦となっていて良い筈なのだ。
美しい娘は在学中に良縁に恵まれ、退学して嫁ぐのが当たり前だった時代。
他の卒業面と呼ばれる醜女たちと共に卒業しなくてはならぬのは、酷く────。
切っ先を、己から左側の腹の上部に充てがう。そして、両手で握り体重をかけて

  ず    ぶ  り────

切っ先を沈ませた時、体が震えたのみならば死後痙攣のうちかと、一瞬身を竦ませながらも────そのまま小刀の先を下腹部に向け、ギリギリと力を込めて下方に腹を裂こうと試み始めていた]**

(157) 2016/02/27(Sat) 08時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[たった十八年。その短い歳月の中で得た、
少年の偏った知恵には、君の想いは届かず。
当てつけやもしれぬ言葉を二度も重ね、
君は、首回りに纏わりつく腕に視線を。
少年にも、大切な家族がいるだろう、
そんなことは重々承知の上だが、
少年の家族の為に、と考えるほど、
お花畑の脳内ではなかった。]


  ……そうか、仕方あるまい。
  君はもう少し賢いと思ったのだが、…
  その選択を、受け入れよう。

 

(158) 2016/02/27(Sat) 08時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[      ───カチャ、リ……


鈍い音が、君の指先へと振動で伝わる。
少年は、君の悪魔のトリガーを
引くことは出来なかったけれど、
鉛石を放つだけの引き金は、
引かせてしまったのだ。]


  リツくん、君は、
  余りにも愚かで、可哀想な子だね。

 

(159) 2016/02/27(Sat) 08時半頃

【赤】 捜査官 ジェフ

[   パァン、……────]

 

(*34) 2016/02/27(Sat) 08時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[君は、少年の力が緩んだ隙に、
その腕から逃れられようか。
見下ろす先の少年へ向ける細まる瞳は、
生きることが苦手な動物への哀れみの色。
少年の脇腹から滴るものはあるだろうか。

先程、意識を逸らされた先。
君の視線の先には、
二組の男女の姿は、もう見えぬだろうか。
舞う赤い花は、見えていただろうか。

僕は、暗闇の中で光を懸命に探していた。
きらりと光るための明かりを、探していた。*]

(160) 2016/02/27(Sat) 08時半頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2016/02/27(Sat) 08時半頃


【人】 許婚 ニコラス

[この女の事情など知るものか。

……いや、美しい人形が人体を食らった、などと聞けば きっと酷く失望するのだろう。

前を肌蹴させられたなら、程よく鍛えられた筋が見えたことだろう。もっとも、その姿を晒すことは殆ど無く、きっと起きてから男は狼狽するに違いない。

下方に動こうとする、いや 体内に深く潜り込もうとする小刀を握るその手>>157を、男の右手が拒むように掴んだ。]


……ッ、…いっ、たい……なにが……

[その手をぐぐ、と押し返す。
その力は先ほどの息絶え絶えの時とは違い、しっかりと腕に力が入っていた。

その小刀を抜くことが叶ったなら、そのまま彼女を突き飛ばすだろう。…不思議と、痛みがあまりないのは寝ぼけているからか。

(私は、一体……?)

そう、まさに先程この女の手によって命は潰えたはずではなかったか?…納得のいかぬまま、それでも辺りの状況見てみれば────寸刻前とさして変わらぬ。

(161) 2016/02/27(Sat) 09時半頃

【人】 許婚 ニコラス

脇腹に刺さるナイフは、不思議と痛みを訴えず。…それから、肩口も痛まぬ。…最期に記憶のある首の後ろに手をやるも……そちらも傷一つない。]

一体、どうなって……

[ああ、やはり悪い夢を見ているのだろうか?
死んだと思ったのが夢なのか、それとも今が夢なのか。

……そういえば、と。

先程とは見えなかった目が逆な気がして───────男は、その左目に指を当てた。

そこは、空洞。]

────ッ!!

[嗚呼、やはり悪い夢だ。
考えられるとするならば、自身に刃を突き立てていた……この女しか考えられるまい。

そう、目の前の黒髪を見つめていたか。]

(162) 2016/02/27(Sat) 09時半頃

【人】 看板娘 櫻子

ひっ────?!

[死体が動いた。そして、娘の細い手首をがしりと捉えたのには流石の娘も小さく悲鳴をあげていた。
先程までは初めての眼球の感覚に、大の男を殺した事実に、何とも奇妙な興奮めいたものを覚えていたのだがそれも瞬時に醒めた。
血の気が引き顔が青白く染まる。
狼狽えた娘の力など、手負いの時とは違い力を取り戻した男に勝てる筈もない。
小刀が引き抜かれ、突き飛ばされ娘は資料の山の端に尻餅をつく。
しかしその痛みよりも死体が生き返ったその衝撃の方が強い。
口元を抑え、ガタガタガタと無様に震えながら驚愕の顔で相手を見つめる事となった]

あ……、ニック、様………
なん、で………、確かに、死………っ

[そう、確かに死んでいた。
では今の相手はなんだ。
片目を空洞にして、此方を見つめて来るこの男は。
死霊?いや、そんな物が存在していたならば自分はとうに遭遇している筈だろう。
だが、そう。
この男は死霊であれそうでなかったとて
               ────危険]

(163) 2016/02/27(Sat) 10時頃

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