15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時
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[腹の中の異形は、 ネコミミトカゲがこちらに怯えてしまっているのに気づくと。
呼びかけるのをやめて。
ただ、悲しみに暮れた]
[異形の気配も弱まるだろう]
(157) 2010/07/20(Tue) 23時頃
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―少し前のこと―
[告げられる罪の告白に、チャールズの紺青の眸は瞬く。]
それは、嗚呼……―――
[言葉を失う。 ただ、喘ぐ青年の髪を優しく梳くことしか暫くの間出来ず。]
(158) 2010/07/20(Tue) 23時頃
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ベネットさんが心を開いてくださったことに、私は感謝致します。 願わくば、2人の御霊に祈りを。 願わくば、ベネットさんの心に微かでも安寧を。
[常套文句を紡ぐものの、しかし、チャールズは知っていた。 おそらく、ベネットも、心の安寧は遠いのだろうと。 そう思う理由は……―――]
私も、人を、殺しました……――― 赦すことが、出来なかったのです。
だから、私はよほど、貴方を赦したいと思うのでしょうか。
[人がくる前の最後の呟きは小さく小さく。 容態が悪化していく彼に拾われたかどうか*]
(159) 2010/07/20(Tue) 23時頃
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―城内― もうすこししたら、休むわ。
[>>154ソフィアに小さく笑い。 中庭に視線を向けるのに同調する]
そう、ね。 二人とも強かったけれど…… 大丈夫だといいと思うわ。
[こくりとうなずく。
異形と戦うすべはない。
ただ、身を守ることしかできない。 それすらもできない相手なら――
なすすべもない女にとって。 外に出て行った者たちは。 まぶしく見える]
(160) 2010/07/20(Tue) 23時頃
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平気。ひりひりするけど、そのうち何とかなる。
[一旦自分の腕を見て、それからにこりとチャールズに言った 目をそらすのには、元々薄着だっただけに、不思議そうにして]
ん、ごめんね。濡れちゃう?
[>>155ステップを踏んだ後、心配するポーチュラカにそう言って、セシルの真面目顔にも、大丈夫ありがとう、と答えて、倉庫の奥へ行くと、壷を見つけて、ずるずると表へと引っ張っていく]
干してる間はここに入ってれば。
[光の虫が飛び散る外にさらしておけばすぐ乾くだろうと思って、呟いた。ベネットの様子には、相変わらず悪いのかな、と少し静かにしながら]
(@13) 2010/07/20(Tue) 23時頃
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/*
濡れ女からツボ女へのジョブチェンジを確認しました
(-37) 2010/07/20(Tue) 23時頃
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[手当てを終えると、化膿止めが服についてしまわないように、気をつけながらベネットに服を着せていくだろう]
――大丈夫でしょうか…。
[治療中もどこか苦しそうに見えたベネットに心配げな視線を向ける]
(161) 2010/07/20(Tue) 23時頃
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コリーンは、ふ、と息をついて、小さく歌を歌う。
2010/07/20(Tue) 23時頃
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とっても、素敵な名前なのっ。 でもつけてくれたのは、チャールズもだわっ。 お花の名前がいいって云ったのはチャールズだもの。
[嬉しそうにチャールズへも話しかける。 名前があるのは余程に嬉しいのか。]
これもね、お友達に貰ったの。 もう居なくなってしまったけれど。
幸せだと云っていたわ。 きっと、きっとよ。 だから私が貰ったの。 私もあのこみたいになりたいから。
[胸の花を見せて笑う。 大きな箱仙人掌の朱い花を。]
(162) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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─城内─
……そっか、強いんだ。
[>>160コリーンの評に、小さく呟いた。 様子に気づいた時は、そんな様子を見知る余裕もなかったから]
うん。 大丈夫だと、いいね。
……つよいひとの方が、先にいなくなっちゃったりするから、こわいけど。
[最後の部分は、ごくごく小さな呟き。 視線は相変わらず、中庭の方を彷徨う]
(163) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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/* >>140 殺してごめん、って言ったのになんだって!
これはあれか。お部屋伺っていいの? いや、でも行くべきところだよね、人として。
(-38) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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―回想― >>130>>135 [焼蛍虫を追い払って、古城の中に入った後。 各々手当てをしたり、休む様子を見ていた。
喉に良いとラルフが言う薬草の根に、猫のように目を細め。]
俺……? ありがと
[実際には。 ラメトリーに流れ着いた時には、喉はこの有様で。 完治はもう見込めないんだ、と言う自覚があって。 それでも単純に、嬉しかったので、後で貰うと告げた。 全員分はないかも、と言う事を、少しだけ考える。
コリーンの視線に、ふと首を傾げて目を細めた。]
(164) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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―回廊―
[今は中庭をぐるりと囲む回廊の壁にもたれている。 明かりは小倉庫に置いて来た、ベネットの手当に必要だから。 周りに会話が聞こえれば耳を傾けつつ――]
…………――
[表情は晴れない。
ライフルを傍らの床に下ろし、見詰める中庭。]
(165) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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―城内―
[ソフィア>>163に、色のない瞳が小さく笑む]
大丈夫だと、思えば。 きっと大丈夫よ。
[それは祈りか、願いか。 ただ口先だけの言葉か。
受け取るもの次第]
(166) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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[フィリップ>>164の様子に。 微笑を浮かべて]
あたしは、コリーン。 それ、あなたが必要なら。 使うといいの。
[ラルフが置いていった。 喉にいいお茶の元を示した]
(167) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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[異形の気配が弱まるのなら、ネコミミトカゲは緊張を解いた。 けれど、不思議なことに 言葉がかけられなくなれば、気になるのだろうか。 ネコミミトカゲは恐る恐ると少女の手の平を抜け出して。]
あっ、だめよ、だめったらっ。
[ぴょんと、セシルの頭へと飛び乗った。]
ごめんなさい。 もうっ、迷惑かけちゃだめなんだから。
(168) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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―中庭― [>>140 ただ沈黙を返されたことを思い出す。 ――それしかできないこと、殺すことしかできない。 けれど自分のそれは望まれていないのだろう]
君は異形化するまえのこと、覚えてる? ……最初から、その姿 ってことは……あるのかな。
だったらごめん。
[傍らの竜の少女に、独り言のように語りかける。 返事があろうとなかろうと、気にせずに]
―――俺はたぶん、 自分で望んだから、こうなった気がするんだ。
(169) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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/* 眠いしそろそろ寝る時間。 PT遣いきってから眠れるかな
(-39) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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[見上げる空に変化はない、 右手をふと伸ばして、焼蛍虫の灯りで気づく]
―――……、
[生身の爪の色が鈍色に変わり始めていた]
[水の中、絡めた白い指の冷たさを 握られた手の、あたたかさを 思って――]
[ころさないで、といわれたあの樹を見た]
(170) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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…と。 大丈夫ですよ。この子は、危なくないんですよね?
[頭の上、ネコミミトカゲの姿は直接は見えなかったが。
ポーチュラカが望むならそれを掴んで彼女に返すだろうが。 そうでなければ、特に何もせず、ネコミミトカゲの好きにさせる]
(171) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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─城内─
……うん。 前にも、誰かに、言われた気がするよ、そんな感じのこと。
[>>166笑みながらのコリーンの言葉。 くるり、左足を軸に一回転してから中庭から視線を移し、頷く。 またしろがおちて、とけるように、消えて]
……んん。
[それから、晴れない表情で中庭の方を見つめるフィリップに気づき。>>165]
……心配?
[短く、問いかけた]
(172) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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ラルフは、ふと振り返れば、フィリップの姿が回廊に見えただろう、か
2010/07/20(Tue) 23時半頃
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[怯えられないように、気配を殺しながら、そうっと、ネコミミトカゲを見ている]
(*24) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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そうですか……―――
[アリーシャから視線を外したのは、礼儀上のものが大きい。 (>>@13)彼女の言葉を受けて、一つ頷いて、視界の端で行動を追う。 もし、ベネットの治療が終わり、自分の外套があくのなら 貸し出そうかと心に止める。]
ポーチュラカさんのお友達に貰ったのですね。
[名前を嬉しそうにする少女、その名を呼ぶ。]
嗚呼、もし、萎れてしまいそうになったら 押し花にすると佳いかもしれません。 そうすれば、長くポーチュラカさんと共に在れるでしょう。
[花の様な笑みに合わすよう、チャールズもまた微笑んだ。 そして、ネコミミトカゲの動きに、笑みを深める。]
(173) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 23時半頃
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>>167 [必要かと言うと、そうとも言えないので目を細める。]
フィルだ さっきは、ありがとう
……使って、役立…のは、そっちだろ、な
[軽く肩を竦め。 その後は、ただの独り言。]
多分、もう……良くはならない ここ来るのに、通った場所が、悪かったから
(174) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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私が濡れちゃうのは構わないのっ。
[ふるふると首を振る。]
そんなところにいたら、本当に風邪を引いてしまうわ。 何かお洋服の代わりはないかしら?
[きょろきょろと辺りを見回しはするけれど。 さて、代わりなど見つかるはずもない。]
泊まるお部屋も探さなくちゃなの。 一緒に……探す?
[小首を傾げてアリーシャを見上げる。 言葉が詰まったのは、一緒に“泊まらないか”と、言い出せなかったから。]
(175) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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『わたし、なにか大切なことを忘れているような気がするの』
『わたしは妹。セシルの妹。 セシルがわたしの名前を覚えていないから、 わたしもわたしの名前を知らない』
『わたしは、わたしはどこから来たの?』
[もともとは、ヴァイオリニストの想像が妄想になった存在で。 だけど、このように物を考えて、話す、力は。 一体どこから得たのだろう?
いや、――生まれる前の記憶を辿れば。 やがて思い出す。
自分が、泉の傍を漂う亡霊だったという事実。 ]
(*25) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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…ごめんね、ありがとう。 [手当てをされる間も、たまに浮上する意識は済まなそうなうわ言。 何時の間に転移したのか、右の太腿にもぼこりと腫れ物。熱持ち脈打つそこはまるで、妊婦の腹のよう。 表皮もその位置までは、鉱質への変性を広げていた。]
(176) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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>>172 [問い掛けるソフィアを振り返り、一拍置いて頷いた。]
……ま、……――色々な
[城内に入っても、どこか妙な気分がするのだった。 それは人が急に増えたからかも知れないが。 ……――どことなく良くない感覚がある。
ラルフと目が合った。
妙に落ち着きなくした奴等もいるし……とは、内心で。]
(177) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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なら、それがいいんじゃないかしら。
[誰かにも言われたと。 ソフィア>>172が曰うのなら。 小さく笑って頷く。
おちて、とけたしろは。 視界の隅でかすんで消えた]
(178) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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[フィリップ>>174の擦れた声を聞く]
あたしには、ひつようないもの。 貴方がすこしでもましになるなら。 使ってみるといいと思う。
[独り言のような言葉に軽く瞬き。 無理にはすすめない、と。 色のない瞳が笑む]
そう。 まあ、普通にお茶として。 もらえばいいじゃない?
[ねぇと、同意を求めるような仕草で。 ゆらり、白に近い銀を揺らして]
あたしは、そろそろ行くわ。
[二人に向かって、告げる。]
(179) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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[アリーシャからは、ごくごく自然に視線を外していた。 ポーチュラカの言葉に、ああ、と気づいたように頷いて]
泊まる場所…。 そうですね、これだけ広い城内で、倉庫で雑魚寝というのも気が引けます。
[何よりここは、ベネットの為に少し空けたほうがよいと感じたから]
…マーゴさんは、どうされますか? もしよければ、眠れそうな部屋までお送りしますが。
[皆で一緒に部屋を探そうと提案しなかったのは、 マーゴの歩くペースに気を遣ったからか。
尋ねて、彼女の返答を*待った*]
(180) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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