82 【薔薇村企画】 Contagio ―共鳴―
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[さすがにこれだけ長期間手を握って歩いたことはない。 だからこんな反応は初めてだった。
攻芸とジェームスには奇妙な距離感があるように見えていたが お互いに礼儀をもって距離を取っているだけかもしれなくて 今まで問いかけたことはない。けれど。]
……やなら、手は離すけど?
[こんな姿を見られたくないのかもしれない。 攻芸も経歴を考えればジェームスとは長い付き合いのはずだった。]
(-111) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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[8年前――…。 誰かを庇って惨死した、とは聞いていた。 それが誰なのか。また、死の詳しい状況は、未だ誰にも聞けずにいた。
どのような理由にせよ、死したことは己の責。 むしろ恥とも成り得ること故に、武人気質の男にとっては、それを人に聞くことも出来ず。 ただ、全ては自分の弱さが招いたことなのだろうと、そう思っていた。
だからこそ、ラーマとして再度生を受けたからには、二度と敗北などせぬように。 何より、大事な主を守る為に――。
今でも、武器としてだけでなく、鍛錬を続けているのだった。]
(124) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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[それ故に、事実も知らぬジェームスではあるが。 知っていたとしても、むしろ己が失態を恥じたであろう。
ただ、何も知らぬが故に。 向けられる視線は、不思議そうなもの――。]
(-113) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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/* わあ、誤字った。
鳩より箱のが圧倒的に誤字るよね!
(-112) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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あ、いえ。
[トレイルの言葉>>123に、我に返る。 柔らかな問いに、こちらも表情を和らげ]
キリシマ殿のところにサミュエル殿ということは、 稽古でもつけていたのでしょうか。
[サミュエルの疲れた様子>>120に、そう呟きながらも。 握った手は、離さぬまま。]
(125) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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…その様子なら…大丈夫そうですね。
[ぼろぼろだ、と呟くサミュエル>>120の口調はいつも通りで。 キリシマとの稽古の後はいつもこんな様子だ。
握る手は稽古の直後だからか少し湿っていて、 少しばかり熱を持っていた。 握った手はそのままに、 反対側の手で、ポケットから布を取り出して軽く額に当てる。]
攻芸さんが…今度手合わせはどうか…と。
[先程のやりとりから拾って告げた。]
(126) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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…………いやな訳がありません。
[小さな言葉には、苦笑いが零れた。 が、トレイルにとってはどうなのだろう、と僅かに心配しながらも。]
全ては、貴方が望むままに。 トレイル様……。
[万感の信頼を籠めて、そう告げた。]
(-114) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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―――――。
[>>122視線を悟られたようだ。 辺りを見渡すジェームスと一度目が合うが、 たまたま視界に入った感を装う事にしよう。]
水分の摂取を勧める。
[>>117>>120駆け寄るドリベルとサミュエルには、 サミュエルのかいている汗>>114を見て 一応、そう告げておいた。 滝修行に持参した布類は、残念ながらチアキが所持しており 今の男が持つものは、頭の上の籠タワーと銛のみ。]
(127) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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/* >>126まて、サミュエルを壊す自信しかない。
一応キリシマ宛だったwwwwwwwwwwwwwwwwww
(-115) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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あーらら。サミュエルかわいそうに。
[稽古からは逃げようとする事があるのは知っていたので、 みっちりしごかれたかもしれない同期>>120に、軽く同情を。]
終わったっぽいかなあ、果物でも分けてあげようか。
[終わっていなければ巻き込まれるといやなので 少し距離を取っておこうね、と付け足した。]
(128) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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…………。
[>>126手合わせの願望はサミュエルではなく キリシマに宛てたつもりだったが、引き受けてくれるなら それはそれで変わった体験ができそうだと思う。
しかし、同じサイズの模擬刀でやった場合、 間違いなくサミュエルを壊す予感しかしないので 自らの足首や腕に重しを付けた方が良い気がする。 …その機会があるのなら短い模擬刀で合わせるべきか。、
色々考え込んでいるが、敢えて口に出す事はしない。]
(129) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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ん、そう? ならいいんだけど。
[絡めた指を握りこむ。 ジェームスが人前で堂々とくっつくことを許容するのは意外で その表情に照れがないのもまた予想外だった。]
……じゃあ、もう少しこうしてようか?
[自身の頬のほうが、もしかすると赤かったかもしれない。]
(-116) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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それにしても……。 攻芸殿は、あれを落とさずに動けるのだから凄い。
[攻芸の頭上の籠を見れば、表情が綻ぶ。 そしてトレイルの言葉>>128に頷いた。]
えぇ。差し入れでも行きましょうか。
[巻き込まれるのはごめんといった主の態度には、苦笑いが零れる。 ジェームス当人は手合わせは大歓迎なのだが、武器である己の方が鍛えたがるとは妙なものだ。]
(130) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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……はい。トレイル様。
[トレイルの言葉に、穏やかな笑みが零れる。 記憶がないままに主を定め。 それ以来、誰よりもトレイルのことを優先して考えてきた。 トレイルとのことを見られて困る相手など、他にいるはずもない。]
………………。
[が、主の頬が僅かに赤らんでいることに気付けば、その面に幾分気恥ずかしさが浮かんだ。]
(-117) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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[手に感じる体温と感覚に覚えるのは無意識の安堵。 こうして手を握ってもらえる間は、必要とされているのだろうと。 少しばかり、握り返す力が強くなって。
そのまま少しばかり遊ぶように、強弱をつけて握る。]
(-118) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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/* あ。 ごめん攻芸…完全に読み違えましたorz
(-119) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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はー…たしかに。 攻芸は腕のいいライマーだったんだろうな、今もすごいけど。
[事実かどうかは知らないが、 十を数えるころにはもう戦っていた>>97と聞いたことがある。
トレイルが出会ったころ彼はすでにラーマであったけど 本当はケヴィンやキリシマのような凄腕、だったのだろう。]
差し入れいこーか。 ……お前も戦え、とかキリシマさんや攻芸に言われたらかばってな。
[お願い、と情けない頼みをしてから 皆が集っている先へと歩き出した。]
(131) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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トレイルは、声が十分届く距離まで来たら、やっほーと声をかけた。
2013/05/11(Sat) 14時半頃
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[二人>>125>>128が手を繋ぐ仲睦まじい様子を見受ければ、 やはり打ち明けるべきでは無いように思える。 言わない事の後ろめたさは少なからずあるものの、 「違う生を受けた今」に「過去」は不要だろう。]
散歩だろうか? 良い天気だな。
[此方へ進む彼ら>>131へ何事も無かったように声を掛け。 頭を下げかけた所で籠を思い出しお辞儀を断念。 挨拶の礼儀をこなせないのは無礼だが、仕方ない。
糊で頭に固定している訳では無いし重力や傾きには勝てぬ。]
(132) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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/* ええからさっさとうちあけれやwwwwwwwwwwwと言いたい中の人だけど この微妙な距離感が面白くてだな…(
(-120) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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……あ。
[近寄る気配に気付いてそちらを見れば、 トリエルとジェームスがこちらへと向かっているのが見えた>>131。 トレイルの声に軽く会釈を返し。 つながれた手については、微笑ましく思うのみで。]
入れ違いにならなくて…よかった。 二人のところにも…行こうと思っていたんです。 [始まった訓練でそのまま忘れ去られそうだったが、 現在鹿肉配達中。そしてトレイルへの依頼もひとつ。]
(133) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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そう……なのでしょうね。 今の身のこなしを見れば、そう思います。
[トレイルの言葉>>131には頷いたが。 実際には自分もかつて同僚であったはずが、何も思い出せず。 苛立ちを感じるような時期はとうに過ぎたが、それでも僅かな空虚さは拭えずにいた。]
鍛錬も良いものですよ。 貴方が気が乗らぬならば、俺が相手しましょう。
[トレイルの頼みには、くすくすと笑いながら。]
(134) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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そー、お散歩。
[当初の目的>>63はどこへやら。 近づいて来た攻芸>>132の言葉を肯定した。
頭を下げようとした時は一瞬ひやりとしたものの さすがに籠をのせていることは思い出したらしい。]
攻芸は果物いる? チアキは? 近くにいないなら後で届けてもいいけど。
[彼の傍らにいるライマーの姿はなく きょろと周囲を見回したがそれらしい姿はなかった。]
(135) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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ジェームスは、鍛錬好きだよねえ。 俺もそりゃあ、するけど……
[くすくす笑ったジェームスに>>134 笑うなんてひどいなあ、と口ばかりで抗議を。
そんなことをしながら近づいていくと、 こちらへ声をかけたドリベルから>>133 お仕事を一つ頂戴する。]
(136) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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散歩というか。 いい匂いにつられて、な。
[攻芸の言葉>>132に笑いながら答える。 主は既に散歩気分なようだ。>>135 それもいいか、と思えるあたりは、自分も感化されてきたということなのだろう。 昔の自分ならば、むしろ鍛錬の方に興味を持っていたことだろう。]
サミュエル殿、お疲れ様です。
[鍛錬を済ませたらしい主のライバルに、ねぎらいの言葉を。 先の抗議>>136を思い出せば、自然と表情が綻ぶ。 ドリベルの言葉>>133を聞けば、はて、と姿勢を正した。]
(137) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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[少し名残惜しいが手をほどいて。 置かせてもらっていたシーツをトレイルへと渡す。]
…ちょっと、破れてしまって。 寝巻きかなにかに…仕立て直し…お願いできますか?
[引き受けてもらえれば、当初の目的をひとつ達成。>>136 破れ方を見れば経緯について説明は不要だろう。]
(138) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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/* ちょwww トレイルメモに吹くwwww
(-121) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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礼の一つもできず、相済まぬ。
[>>135失礼は口で詫びておく事にした。 ラーマの無礼は主人の教育の足りなさに繋がる。 最も、主であるチアキは教育を望んでる兆しも無いが。]
くだもの…。 …………桃が食べたい、です。
[白桃が好きなので、素直に口にするが今はその時期だろうか。 チアキの事を尋ねられれば、ケヴィン宅の方を一度見て。]
昔話に花が咲きそうだったので、置いてきました。
[暗に、チアキの居場所を伝える。]
(139) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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あっらー、こりゃまた派手にやったなー。
[受け取ったシーツ>>138に苦笑い。 どう見ても普通に使って出来るような損傷ではなく。]
まっかせといてー、なおしたげるからね。 さすがにちょっとは痕は残るけど。
(140) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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桃、か。しばらくすれば、旬が来るが。 今はまだ少し固いかな……。 早成のものがあれば、届けよう。
[攻芸の言葉>>139に、そう答えつつも。 ドリベルが出したシーツ>>138を見れば、あぁなるほどと頷いた。]
(141) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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じゃあ、お仕事する代わりにぎゅーさせてっ。
[仕事の話は早々に、まだ少しあった距離を詰め シーツは片手に持ったまま正面からドリベルに抱きついた。
ぎゅうっと肩に両腕を回して、頬ずりを。 それは割といつものことだった。
すぐそばにサミュエルがいようといまいとお構いなしで しばらく堪能すれば満足して腕を解くだろうし それより前にドリベルが嫌がるか、 誰かに止められたら大人しく引き下がるだろう。]
(142) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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