199 獣[せんせい]と少女 2
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――― そして、現在、まなびやの屋根 ―――
ひぎゃあ、
[この一年を、まこと客人らしく好き好きに過ごしていた。 獅子の耳に届くは、鐘の音>>#0
幾度か聞いても、慣れぬもの。]
……… ああ、そうか、今日か。
[叩き起こされた獅子は伸びをして、佇む。 まなびやの屋根の飾りのように。 今日もさて、さいわいな一日であると良いのだが。 獅子は見守る、切り取る、吸う、今日が今日であるために。**]
(179) 2016/10/10(Mon) 11時半頃
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──契りの年・おわかれ──
ゴーーーーン、 ゴーーーーン、 ゴーーーーン、………
[ 頭の中で鐘が鳴ってる。
ひとうつ ふたぁつ みっつ ……… むっつ
あぁ、あの子たちと同じ数だ。 低く 高く 近く 遠く
繰り返し鳴る鐘は 少女たちを祝福しているかのよう。 今日はいったい何の日だったろう。]
(180) 2016/10/10(Mon) 11時半頃
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………、ん……… ……かね、の、おと、…
[ 長めの睫毛に縁取られた瞼がぴくり。 浮上しかけた意識は そのまま微睡みに沈みそうになったが、]
………… 鐘 ? [ 自分の声に浮かぶ疑問符。 そして、]
〜〜〜〜ッ!!!
[ 柔らかなベッドから跳ね起きた。]
(181) 2016/10/10(Mon) 11時半頃
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―現在・ヘクターせんせいと―
[ ぼくはとっても怒ってるのに、せんせいは にやって笑う。>>155]
なんで!笑うの!
[ いつもからかわれたらほっぺを膨らませる ぼくだけど、今はぼくの肩を掴んだヘクターせんせいの大きな手を強く握っただけ。>>154
焦げた香りがなんなのか、せんせいに 聞かれたぼくは……ちょっと考える。 その間のせんせいの言葉もジッと聞く。>>160
去年のお誕生日。あのあたり。 エリが、ニコラスせんせいが、ヴェスパせんせいが、 花畑が、メルヤせんせいが、ホレーショーせんせいが、ヘクターせんせいが、デメテルが、頭の中でぐるぐる。 パンじゃないなら――パンじゃないなら? なにが、あった?そこまでは考えてなくて……]
(182) 2016/10/10(Mon) 11時半頃
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ヘクターせんせい…… [ せんせい達はいつも何かを教えてくれる。 何を教えてくれようとしてるのかまでは、わからない。 これまで、わからないなりに考えて過ごしてきた。
――今。良い子じゃないぼくにはわからない。 やだ、良い子でいたい。]
…………………。
[ 考えても、考えても。こんがらがる。 それがまた嫌で、ぼくはせんせいの手をばちんって 振り払って――そんなことした自分が、悲しい。]
(183) 2016/10/10(Mon) 11時半頃
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わからないよ!誰が傷つくの!なんで傷つくの! 傷つくってなんでわかるの!! せんせいはぼくを守ってくれる! なんでも知ってて大事にしてくれる! わかってる!わかってるよ!わかってるけど!!
嘘つかないと切れるくらい、それくらい ぼく達の糸が細い……な、ら………
[ ぼくだって、デメテルに、うそ、ついた。]
……………………ぁ、ぅ
[ 目をごしごし擦る。擦っても涙が止まらない。]
(184) 2016/10/10(Mon) 11時半頃
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ぼくがダメにならないのも……うそ、だった、の?
[ あの時の言葉は、ぼくを泣かせないための言葉?>>0:747
チクチク、チクチク。痛い……痛いよ。 エリが見てるなんて気づいてないまま>>120 ぼくはせんせいのお顔が見ていられなくて、 その答えを聞くのが怖くて、走り出した。*]
(185) 2016/10/10(Mon) 11時半頃
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/*可愛げがなさすぎてつらい
(-54) 2016/10/10(Mon) 11時半頃
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/* おねぼうのべすぱせんせ可愛すぎかな????
蠍の名前はなんなんだろ。アンタレス? 神話関係なのかな。そういった教養が皆無であるからして その点蠍に愛を叫んでいいのだろうかとは、おも、う
(-55) 2016/10/10(Mon) 11時半頃
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/*ワクラバせんせいが入らないのが辛い
いや、逆にワクラバせんせいだけは信じられ…… ダメだぁああああなんでこんなに駄々こねたんだぁあああ
(-56) 2016/10/10(Mon) 12時頃
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― 回想:デメテルのサンドイッチ ―
[ シルクがお部屋に遊びに来ることはよくあったし その日>>149>>165も不思議に思ったりしない。
でも、抱き合う2人のようすがちょっとへんで 理由はぜんぜん知らないけど 何かあった とわかるくらいには 一緒の時間を過ごしてきたつもり。
ほんのちょっとの 疎外感。 それと、「何か暗いぞおおおーーー!」っていう ぽーんってしちゃいそうなきもち。 ]
わたしも! まーーーぜてーー!
[ ぽーんって弾けたポップコーンみたいに わたしはふたりに飛び(抱き)ついた。]
(186) 2016/10/10(Mon) 12時頃
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[ みんなより随分でっかいわたしは やろうとおもえば二人一緒にぎゅうぎゅうできそうで そこに蟠る もにゃんとしたものや ふにゃんとしたものを 吹き飛ばしちゃえ!みたいなきもちでむぎゅっとした。
わたしよりもずっと思慮深い>>168ふたりだけど もみゅもみゅしてる間くらいは わたしくらいおばかになっちゃえって 願って。]
でーーめーーてーーりゅーー!
しーーーーーるくーー! っふふふ!
[ いっぱい擽って、いっぱい抱きしめた。 ふたりがかりで抱き締められたとき、 わたしまでつられて泣きそうだったのは ひみつ。]
(187) 2016/10/10(Mon) 12時頃
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[ あと何日、あと何回 なんて わたしは思わない。 おもうくらいなら、 その時間すらもぎゅっぎゅしていればいい って 残り時間をあんまり深く考えていなかったわたし。
けれど ”残す”手段を知っていたわたしは
そのためにひつようなものを ニコせんせにおねだりにいったんだ。* ]
(188) 2016/10/10(Mon) 12時頃
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/*大天使ピッパ……サンドイッチ幸せで死にそう……
(-57) 2016/10/10(Mon) 12時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 12時頃
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/* もっとこう男の子!っぽい乱雑な口調にしていいものか迷う
(-58) 2016/10/10(Mon) 12時半頃
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[ 何ということだ! こんな特別な日にあろうことか 私は寝坊してしまったのだ。
大切な日には普段は寝坊助のホレーショー だって早起きするというのに。>>92
悲しいことに私を起こしに来てくれる 少女もいなかった。>>5 ( 寝坊すること自体 あまりないからだと思いたい。 )
契りの年の始まりに、 昨日の夜は何だか落ち着かなくて 明け方まで礼拝していたのだ。]
(189) 2016/10/10(Mon) 12時半頃
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/* くっ……返し、たい!しかし返すと際限がなくて 2人を困らせてしまうのは火を見るよりも明らか……! 耐えよ……
(-59) 2016/10/10(Mon) 12時半頃
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→→→祈りの堂
[ それで寝坊してしまうなんて 元も子もない気がするが、 私の足が向かうのはやはり祈りの堂。
鐘はとうに鳴り終わり、訪れる静寂。 寝坊さえしなければ刺繍を仕上げた シルクに会えたかもしれないが>>41 既にここを立ち去った後だろう。]
(190) 2016/10/10(Mon) 12時半頃
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/* さあ どう書こうね >>0:411
(-60) 2016/10/10(Mon) 12時半頃
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[ あの子がここで 一生懸命刺繍をしてしたこと。
一度覗き込んだ時があって、そうしたら 慌ててそれを隠したものだから 何をしているんだい、とは聞かなかった。
それ以来、礼拝が終われば 少し離れた位置からシルクを見守っていた。
刺繍は間に合ったろうか。 そんな思いを馳せながら、 いつも腰掛けている椅子に座り両手を組む。
まさか外であんなことが起きているとは 思いもせずに。>>77>>160 ]*
(191) 2016/10/10(Mon) 12時半頃
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― 朝 ―
[ 歯も磨いて 顔を洗って いつもだったら食堂に「おなかすいたー!」って 道場破りみたいに乗り込むのに 今日はひんやりとした空気のお外を歩いている。
「 ……いつもとおんなじがいい。」って言って 器用なデメテルに結って貰った編み込みは わたしの視界をひろおくして、おデコが寒くて、 ( いつもとおなじ )はきっともう最後に近いと ちくりと心がいたくなった。 ]
でも、約束したもんね。
[ 今夜の星をいっしょに見ようって頷いた。>>157 だからきっと もういちどくらいは”いつもとおなじ”ができるかな。 ]
(192) 2016/10/10(Mon) 12時半頃
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[ 誕生日はとくべつな日。 みんなのおねだりがひとっつ叶う日。
わたしはその”とくべつ”を 今夜みんなで星が見られますようにって言いたかった。
そのおねだりは誰にしたらいいんだろう? ふと 思って 空を見上げれば、抜けるような蒼穹。
( ………みんな、よね。 )
簡単なことでした。 みんなにおねだりすればいいのです。
………けど、もしかしたら 今日いなくなっちゃう友だちも いるかもしれない。 そのことが、わたしの口を塞ぐのでした。 ]
(193) 2016/10/10(Mon) 12時半頃
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[ かさり かさり 朝に響く草摺のおと。 わたしの足は、ゆるやかに けれど次第に力を込めて或る場所へと向かう。
その途中で ふと 見た場所に、小さなベリーの枝>>0:411が 空へと伸びていた。 ]
…………あそこ、 ……………。
[ 忘れもしません。 両手で看取った小鳥を埋めた場所の、すぐ近く。 椋鳥が、赤いベリーの実を啄んでいます。
まだ株は育ちきっていなくて、抱える実も少ない。 けれど、 いのちは生まれて 新しい命を支えている。 ]
(194) 2016/10/10(Mon) 12時半頃
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[ きゅ、と下唇を噛みました。
ちょっとだけ滲む血の味は、 わたしが「いのち」である事の証明でもあって それは即ち、 ”だれか”の命を支えるということ。
――――頭の上のタマが、とっても暖かい。
わたしはほーせんせのプレゼントで ”温度”を保つやりかたもきちんと覚えたけれど それ以上に学んだものは、タマと向き合うこと。
わたしはタマのいのちを支えました。 わたしはせんせい達にいのちを支えられました。
――――ねえ、じゃあ わたしは? ]
(195) 2016/10/10(Mon) 12時半頃
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[ わたしはそれを、知っています。 うまれたときから知っています。
けれど、 知っていたことが 今ようやっと 理解った気がして。
赤いベリーを啄む椋鳥が わたしを見て
「 キュイ、キュイイ 」
”美味しいよ” って誘うみたいに、啼いている。*]
(196) 2016/10/10(Mon) 12時半頃
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[そう。 少女にとってだけではなく今日は私にとっても特別な日。>>170
全てではないけれど私は既に知っている外の世界。 されど新たな少女と共に見る世界は知らない世界。
それは、世界の理(ことわり)のひとつで、 それを怖いと思ったことは――… ないとは言い切れないのかもしれない。]
ああ、これから外の世界を見る前に 長くたくさんお世話になった学び舎の色を見ておこう。
[林檎の木までの短い距離、手を繋いでも良いかと聞かれれば、 勿論、と私は彼女のよく知る青色でその手を取った。
赤色では、触れることはできないから 朝陽の色と、林檎の色と、違うけれど似ている色に任せようと そんなことを考えながら林檎の木までゆっくりと歩く。]
(197) 2016/10/10(Mon) 12時半頃
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[おはなしが完成していないこと。 短い距離にねだられたよく知る色。 特別な日は、一年前の特別とは形が違っていて。
それを不安に思わないはずはないのだ。 多くの思い出との別れを寂しく思わないはずもない。 瞳から雫は零れていないとしても。
けれど私は、 少女にとって今日は喜ばしい日だとばかり思っているものだから 林檎の木に手を伸ばすデメテルを見ていながら いつも以上に意地を張っていたことに気づけなくて。>>171
大きな声を出した瞬間もそう、 少女を抱きとめるまで気づきもしなかったのだ。]
(198) 2016/10/10(Mon) 13時頃
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[私の声か、地に膝をつけた音のせいか 鳥たちが羽ばたいていく音は私にはよく聞こえていなかった。
右手で触れた一瞬、僅かな痛みと共に感じたのは デメテルの今の不安や寂しさ、きっとそういう魂の欠片なのだと思う。 肩を上げるデメテルを見て、心配と思う気持ちとは別に 心が締め付けられる感覚がしたから。
大丈夫かと問いかけたのは、そんな、いろいろが混ざった理由。
右手で触れてしまったことを 少女の不安に気づけなかったことを 謝る私にデメテルが返したのはお礼の言葉で。>>172]
苦しくないかい、辛くはないかい。 ――…痛くないのなら、良かった。
[大丈夫だという笑顔に、私は、微笑み返そうと思ったけれど 痛そうだと見つめられた右手に視線を落として、>>173 大丈夫だよと告げた顔はうまく笑えていたかはわからない。]
(199) 2016/10/10(Mon) 13時頃
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[デメテルの体調が落ち着くのを待ってから、 自分で立てるように地へと彼女を降ろす。
デメテルの触れた林檎は彼女の手の中に。 私はその林檎へと左手で触れて、 少女から貰った僅かな命の欠片を還す。 糧となることで、その体に返せるように。
林檎から手を離すと、私はデメテルへ左手を差し出した。
手を取ってくれるならば、私はその手を引いて 林檎の木から畑の近く、畦道へ足を向けよう。
青いサルビアの花が咲いている場所へ。]
(200) 2016/10/10(Mon) 13時頃
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[一年前、サルビアも欲しかったと拗ねた少女に 来年は、と約束を重ねたことを私は覚えていたから。>>55
その時彼女が私の右手に触れたいと思った内緒のことなど 想像もつきはしなかったけれど 私がサルビアを持ち帰らなかったのは、 一緒にその場所へ行ったほうが あの花の蜜の味もきっと美味しいと思ったからだということは
私にとっての、内緒の話、だったんだよ。*]
(201) 2016/10/10(Mon) 13時頃
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