170 【誰歓】人為らざるモノの狂騒曲【R18】
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―エリュシオン― [意識は再び光ある場所へと辿り着き、ゆっくりと身を起こす。 あれからどれほどの時が流れただろうか。幸いにして、無防備に倒れているところを襲われたりはしなかったらしい。 痛みは残っているし、さらに同じ姿勢で長時間倒れていたせいで痺れもある。おまけにまだ《天使の力》は回復しきってはいない。 万全とは言い難い状況だが、それでも動くことはできそうだ]
……知恵、か。
[先程までの夢で、その言葉だけは記憶に残っていた]
ワタシに上手く使えるかはわからぬが、多少は試してみるべきか。 せっかく『ある』からにはな。
[例えば……雷。 集束させて剣を生むだけではなく、そのまま放つ。 牽制程度の威力にしかならないだろうが、その牽制が時に非常に有効な一手になることは、先の鬼や吸血鬼との戦いが証明している]
試してみるべきか。
[少しずつ、天使の中で何かが変わろうとしていた*]
(130) 2015/09/19(Sat) 19時半頃
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/* しかしセシル対志乃はどっちも上手くて面白かったなー。ずっと見ていたかった(何
(-98) 2015/09/19(Sat) 20時頃
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(斬られる……!!)
[脇腹へ目掛けて薙がれた剣>>123を視界に捉えれば、襲ってくるであろう痛みにぎゅっと目を瞑る。
──しかし、何も起こらなかった]
………?
[薄っすらと片目を開けてみれば、数瞬前と同様に笑みを浮かべるヤニク。 何をしたのか、そう問おうと口を開けば、落ちてきたのは自身の名と別れの言葉…それから、先程受け止めたもう一方の剣]
……ッ!!
[油断していた。振り下ろされたそれを止めることは叶わず、既に傷を受けている左肩へ。 瞬間、痛みを感じることもないまま、ぐらりと世界が反転する。 意識が遠のく中、最後に見えたのは褐色の男が纏う“赤”]
(131) 2015/09/19(Sat) 20時頃
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−That wings where flow…?− [と、 とん、 ] [歩く足はほんの少しゆっくりに] [怪我人がいる、そんな的外れ]
[考えてる内側なんて>>130] [当然知ってるワケもない]
アンタの怪我随分だね?
[割と離れたトコからだから] [掛けた声に気付かれるかは] [とても微妙だけど] [気にせず、 ふらりふらり] [無防備を晒け出しながら] [適当に向かう先は砂漠-ドーアト-] [勿論、何もなければそのまま] [あった場合はーーー]*
(132) 2015/09/19(Sat) 20時頃
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/* 変化が描けるのいいな。 ライトニングさんのキャラストーリーはわかりやすくてとても勉強になる。
(-99) 2015/09/19(Sat) 20時頃
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─ ニライカナイ→自室 ─
[目を開けば、そこは自室と呼べる空間で]
あの男……何を。
[ぽつり、呟きながら着物を崩し、斬られたはずの箇所を見れば、白い男から受けた槍の傷は塞がっていた。傷跡は残っているし、動かせばまだ少し痛むけれど、それでも、治癒を受けたと理解するには十分だった]
『まだ死ぬな』、『戦え』と、 其方はそう言うのだな。
………ヤニク。
[癒えた傷口を抑えながら俯く。 さらり、長い黒髪が肌を撫でた。
着崩した着物はそのままに床へと倒れ伏し、そのままゆっくりと目を閉じる。 あぁ、なんだかとても疲れた]*
(133) 2015/09/19(Sat) 20時頃
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〜 マグメルの領域 〜
ぷはー…… 落ち着く………
[広間から離れ、海の匂い──正確には匂いも味もなかった為に水の気配──を辿って、辿り着いたのが此処だった。 海を模しているようだが、何もかもが海とは違う。 濃紺の色を持ちながら、何処か薄明るい水辺。 星も月もない空は何処か不気味だった。 ぽっかりと其処に浮かんで目を閉じていれば、回復が早い──ような気がした。]
結局何処に居ても駒なのね…
[霞んだままの思考は、触れたくない場所に触れる。 次の瞬間には、胸の奥は苦しかったけれどその理由も思い出せなかった。]
あー… このまま、ねたいー……
[ゆらゆらと波に揺られながら、そんなことを割と大きな声で呟いてみる。]
(134) 2015/09/19(Sat) 20時頃
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[ペタペタ]
[今この手が触れているのは、エリュシオンの広間にあった木々の根……その中心部近くにあった、木の繭だった。>>126]
[それがいつ頃からあるのかは分からない。広間を探索していた時に、丁度見つけただけなのだから。 繭には何故だかカジキマグロがビィィン!と言いたげに突き刺さっていたのだが、それよりも。]
まだ、羽化してない。 何か、入ってるんだよね。
[ペタペタ。ペタペタ。]
ーーーーーー潰しちゃまずいよね。*
(135) 2015/09/19(Sat) 20時頃
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/* ジャックwwww
(-100) 2015/09/19(Sat) 20時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2015/09/19(Sat) 20時頃
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/* おおぅ? メモ渡しちゃった。。 というか、システム的に今回、このメモがすごく邪魔なんだよね。。
(-101) 2015/09/19(Sat) 20時頃
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/* 戦闘→寝るっていうワンパターンすぎる自分。 もう一戦くらいしておきたいな。
(-102) 2015/09/19(Sat) 20時半頃
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[夢を見ていました]
[それはとおいとおい過去の夢]
[私がまだ“ただの”クラリッサでいれた頃の夢]
[あの日が来るまでの、幸せな時間を延々と繰り返し、巻き戻し、見続ける夢]
[その夢は何かに叩かれたような振動>>128によって終わりを告げた。す、と意識が浮上する。どうやら涙を流していたようで頬が濡れているのを感じた]
…どうして、私などを生んだのですか。かあ様
(136) 2015/09/19(Sat) 20時半頃
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[人との合いの子なぞ、生まれ落ちただけでも罪だというのに。どうして]
[妖精というものは質量を持つ生物ではなく、世界に満ちる気が集まってできたいわば霊的なもの。それが、物質を持つ人間とつがうなど]
[ああ、かあ様。私はこんなにも罪深い。せめて人か、妖精、どちらかであればよかったのに]
[そんなことを繭の中で思っていたら何か外にいる気配を感じた>>135]
…そこにいるのは、どなたでしょう?
[繭から出る元気もなく、内側から尋ねた*]
(137) 2015/09/19(Sat) 20時半頃
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[双剣の片方は腰に戻しつつ、片方は鞘で肩でとんとん、と叩く。 人為らざるモノは古より、ニンゲンよりも強くそれ故に課せられた弱点がある――というもの。
”今”のところは恩恵により晒されていない男にもある。 呪の施された各々の弱点が記された札は、相手を叩き落としやすいのと、おのれの弱点も知るモノがいるという二重の意図が込めてのものだった
早々に手放すのは隙が多いかはいざ知らず>>120
渡された、オーレリアが倒れ伏すまで、クラリッサにはどんなものかは読み取れない。
――…他を蹴落とす貪欲さがなければ、優位には立てない仕組みだが、運も天の導きだろうと、この案件は放置した]
(138) 2015/09/19(Sat) 20時半頃
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/* >ヤニクメモ ナチュラルにヤキニクって書いてあるのに腹筋持っていかれたw訴訟ww さらに(真面目)のせいでじわじわと…w
(-103) 2015/09/19(Sat) 20時半頃
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――…まだ会ってないのは雪の娘か。
[平等に顔合わせしないと、”上”から何を言われるかわからない。 やれやれ、と言わんばかりに肩を竦めて、影のように揺らぎ動いたのは>>50の目前だった]
さて、初めましてからの方がいいか?
雪の娘――雪音
[唐突に現れた男を、どう思ったかはわからない*]
(139) 2015/09/19(Sat) 20時半頃
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[>>137繭の中から人ーー少なくとも声はーーの声がした。 尋ねられて、さてどう答えようか悩んで。]
俺僕達はジャック……で良いや。ただの通りすがり。
[ペタペタと触っていた繭から手を離す。 その場にぺたりとしゃがんでみたが、やはりこちら側からはどこからもその中身は見えなかった。]
ねぇ、君は蛹か何か? ちゃんと無事に生まれられそう?
[じっ、と見つめてみたが。透けて見えることもなかった]*
(140) 2015/09/19(Sat) 20時半頃
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─ およそ400年前 ─
[その誕生は如何なるものであったか定かではない。 本人の自覚もなく周囲の知覚もなくある日ある時一人の吸血鬼がそこに居た。 そしてその夜、セシルと名乗ったその男は恐らく同族であろう吸血鬼たちを一晩のうちに滅ぼし尽くした。
それから数日が過ぎかつて戦火に晒され廃墟となった古城に一人。 男は首座に腰を降ろし月を眺めてこう悟った。
───僕は神の使徒だ。]
(141) 2015/09/19(Sat) 20時半頃
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――――…蠱毒というものを知っているだろうか?
百種の虫を集め 大きなものは蛇 小さなものは虱と 併せて器の中に置き、互いに喰らわせ、最後の一種に残ったものを留める。蛇であれば蛇蠱、虱であれば虱蠱である。これを行い毒を強めて、毒を得る。
穢れも同じ。溜まれば強くなる。
天の意志の目的がそこにあることを、無論男は知っている。
(*4) 2015/09/19(Sat) 21時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2015/09/19(Sat) 21時頃
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[その存在は魔。 神とその下僕に仇なす産まれながらの悪。
故に幾百幾千の命を刈取り虐殺した。
ときに悪鬼悪魔と呼ばれ神の敵として追われた。 ハンターを称するヒトの尖兵と幾度も戦いを繰り広げた。 だが男は自らが神の使徒であると信じて揺らぐことはなかった。
ヒトを殺すのが神の意思であると。 自分こそが断罪者であり神の正義を地上にもたらす者であると。]
(142) 2015/09/19(Sat) 21時頃
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[ただの通りすがりだと>>140名乗るものは何やら複数の気配を持っていた。感覚は人よりも強いほうだが、同胞たちと比べるとやはり鈍い。そんな自分でも感じ取れるほど、何かたくさんのものがいるということなのだろうか]
でも、お声はひとりだけですからね…
[ふむ、と一瞬考え。ジャックと名乗ったものに関して考えても仕方ないことだと思考を放棄した。それよりも]
蛹…ですか?
[なぜ、という疑問は自身の姿を思い返して氷解した。確かにこの姿は蛹にも見えるだろう]
蛹になれるほど、私は清くございません…でも、ええ。生まれ落ちることだけは、できますよ
[決して何者にもなれない自分は蛹という新たに生まれ変われるものにはなれないだろう。けど、中途半端でも生まれることはできる。
ただ、そこから変わることができないだけだ]
(143) 2015/09/19(Sat) 21時頃
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[繭に手をかけ、そこからかき分けるように動かした。すると繭のようになっていた木の枝が真ん中から裂かれ、やがて全体が割れた]
あら…たくさんのものの気配がしたと思ったら…なるほど。そういうことなのですね、斑色の君
[繭から体を出して周りを見ると繭のそばにしゃがんでいたジャックをみつけ、納得をして]
このような形での挨拶をお許し下さい。私はクラリッサというものです、ジャックさま
[にこりと笑って挨拶した*]
(144) 2015/09/19(Sat) 21時頃
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/* 妖怪文章長い
(-104) 2015/09/19(Sat) 21時頃
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/* ジャックラリッサのふたりかわいい。 セシルさん相変わらず簡潔で綺麗な文書くなあ。 ヤキニク氏ノリ良いし丁寧だなあ。好き。
私もそろる書くかぁ……(苦手)
(-105) 2015/09/19(Sat) 21時頃
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そう……。生まれる事は出来るんだ。 ーーー生まれない事も出来れば良かったよね。
[>>143ぼーっと見つめる先は繭のようで、繭ではない。]
[>>144気付くと、繭の中からそれが羽化していた。 背中に4つの羽があったけど、それはヒトガタだった。]
無事に生まれたね。
[残念だ。という言葉は口にしない。]
そう……クラリッサ、ね。どう?外の世界は。 貴方に冷たくない?
[未だに彼女が今、生まれたのだ、と勘違いをしている彼はそんな言葉を投げかけた。]*
(145) 2015/09/19(Sat) 21時頃
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/* 最終日メンバーはクラリッサ、シーシャ、セシル。 キリングしてもらうならセシルかなあ。 クラリッサは相性的にこっちが有利だから殺されるのもなあ。どうだろ。 シーシャでもいいけど、最後の戦いに向けてシーシャの弱点得るならセシルかなって感じ。 ライトニングと相討ちとかもしたかった。どこかでもう一戦したいな。
(-106) 2015/09/19(Sat) 21時頃
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/* ジャックかわいい…最初期の戦闘時の狂った感じがなりを潜めてる…
(-107) 2015/09/19(Sat) 21時半頃
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[生まれないこともできれば良かった>>145、思わずそれに同意しそうになって目を伏せる。生死の選択が自分にあれば、こんなことにはならなかったはずなのに。後悔は日々募っていて]
[無事に生まれたという言葉に曖昧な笑みを向けた。比喩なのか、それとも本気で言っているのか悩ましかったから]
外の、世界…ですか…ええと、そうですね 暖かくもあり、冷たくもあります…
[思わずこぼれた本音に彼はどのような反応をするのだろうか]
…斑色の君、あなたにとって世界は冷たいものですか?
[そう、問いかけていた]
(146) 2015/09/19(Sat) 22時半頃
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[思考の糸を切り裂いて、遠くから声がかけられる>>132]
この気配は……竜か?
[万全ではないせいか、距離があったせいか。 竜に混じるもう一つの気配――"人間"の物は感じなかった]
異邦の魔、カインの末裔と来て、次は竜か。 なかなか度し難い状況ではある。
[竜はサタンのしもべたる悪性の象徴である。 少なくとも、唯一無二の神の教えにおいては。 当然、常ならば討伐すべき相手だが]
だがさすがに、今は分が悪い……。
[警戒は怠らず、しかしこちらから仕掛けることもせず。 しばらく様子を観察する。 もし歩み去るのなら、行き先だけは確認しようとするだろう*]
(147) 2015/09/19(Sat) 22時半頃
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/* クラリッサ>>137がライトニングのトラウマをど直撃してるので、この辺の事情知ったら多分手出しできずに死ぬ。 ただ、それを知るのはもう少し記憶を取り戻してからにしたい。 よって、ケイイチが同じく「人とそれ以外のハーフ」である事実はこの時点ではスルーしたい。
という思惑でございます。 別にメモであんなこと言っておいて、ケイイチ嫌いなわけではないです。
(-108) 2015/09/19(Sat) 22時半頃
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