199 獣[せんせい]と少女 2
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[蹲るように姿勢を低くした少女の傍らに、 まだ新しい湿った土と、その上に置かれた白い花。>>44
獣は、少女の嗚咽の理由を理解する。 理解して――彼女の為に、何を言えば良いのだろうかと。
顎に指先を当てて、僅かに首を傾ぐと]
……エリ、泣いていたのかい?
悲しいことがあったんだね。 何があったのか、もし嫌でなかったら、私に聞かせてくれるかな。
[不自由な左脚をゆっくりと曲げ、片膝を付き。 花に隠れる少女に目線の高さを近づけた]
(155) 2016/10/07(Fri) 22時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/07(Fri) 22時頃
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ええー、 せんせいが起きてきてくれなかったら、 起こされてすぐ桃をとりにいかされちゃうよ? もっていこうと頑張ってたけど、 手を伸ばしても届きそうになかったもん。
でも声をかけるのは僕だから、最高の朝には違いないね!
[せんせいを真似て>>128ウインクをしようとするも、上手く出来ず。 それは傍から見れば、両目を同時に二三度瞬かせただけだっただろう。 桃が小さな腕の中に返ってくれば、再び身体を浮遊感が襲う。 それは先程とは違い不安定なものでは無く。 せんせいの肩の上にぴったりと収まった。]
(156) 2016/10/07(Fri) 22時頃
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っ わぁ、
ホレーショーせんせい、追い越しちゃった! さいっこう!せんせいはいっつもこんな景色みてるの? へんな気分。いつもみてるがっこうと同じなのに、 なんだか違ってみえるや。
……でも、せんせいのお顔が見えないのはすこし、
(157) 2016/10/07(Fri) 22時頃
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すこしだけ、さみしい。
(-61) 2016/10/07(Fri) 22時頃
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[瞳を輝かせ、忙しなく辺りを見渡す。 地面が遠くて、空が近い。 手を伸ばしても、届かないけれど。
促されるまま、角を握り締める。 いつもと違う視界は、楽しくて。 すこしだけ、こわい。 そんなこと恥ずかしくって言えないけれど。]
(158) 2016/10/07(Fri) 22時頃
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こっそりだよ、こっそり。 みつかったらせんせいの分の桃がなくなっちゃうんだからね、
[こっそり、こそこそ。 ないしょ話をするみたいに、耳元に口を近付けた。 肩車をしてもらっている時点で、 目立っているなんてことは知る由もない。
井戸までの道のり、井戸から食堂までの道のり。 だれかに見つかってしまったなら、 そのたびに桃をひとつ、取りに畑まで戻ろう。 せんせいのおかげ>>136でかけた言葉に込めた想いが果実に伝わっているのなら、後でおすそ分けに行かなくちゃ。
食堂に着いた時、ふたりだったろうか。 桃を切って貰っている間、椅子に座ってお行儀悪く地面に付かない足をぶらつかせる。 皿に盛られた桃がテーブルに置かれれば、 嬉しそうに頬が緩む。]
(159) 2016/10/07(Fri) 22時頃
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せんせ、ありがとう。 いっただきまーす。
[ひとつ、フォークに刺して口に運ぶ。 せんせいも同じようにしたのなら、 美味しいでしょ?と視線を向けるのだ。]
そういえば、畑でなにか拾ってなかった? これくらいの、袋みたいなの。
[これくらい、と手に持っていたフォークを置いて、 桃よりひとまわり大きいくらいの円形を描いた。 口元が桃の果実で汚れているのには気付いておらず。 小さく首を傾げた*]
(160) 2016/10/07(Fri) 22時頃
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/* うまいひとしかいなくてぴいいいってなるうう 拾い拾われの遊び方はまだまだだなあ。精進、精進。
(-62) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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[他の獣たちの様に少女の滑らかな髪に触れ、 あやすことが出来れば良かったのに。
獣は想い。彼女に聞こえぬよう、小さく息を漏らす。
――けれど。 決して、その願いは叶わない。
獣が――星の蠍が少女に触れてしまえば、 小さな体を瞬く間に【焼き尽くして】しまうから]
(161) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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/* >>139>>141 どこかでごはん食べにいきたいなあ。 プロ日曜までかあー。長いような、短いような。きっと短いだろうな。
(-63) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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/* >>161 わあああああ(´;ω;`) せんせい…!!
(-64) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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[だから、いつだって。 蠍は両の手から、黒手袋を外さない。
少女たちは勿論の事。獣たちにさえ触れようとはしなかった。
触れぬのは、傷つけぬ為。 傷つける事で、自らが傷付かない為に。
泣き虫の彼女が、蠍にずるい気持ちを隠そうとしたように。>>116 蠍にも、隠したいことはあるのだ*]
(162) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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ー 何時ぞやの話 ー
……かみなり?
[目の前に差し出されたのは、どう見ても林檎>>131よく熟れていて、鼻を近づけると少女の甘いクリームみたいな匂いに混じって、少し青い爽やかな香りが漂った。]
雷の実、触っても大丈夫なのか?
[何となく恐る恐る触ってみるとなんと……!やっぱり普通の林檎のようだ。 齧れば口の中に迸る爽やかな酸味は、確かに雷か。 純粋無垢な発想に思わず声に出して笑って]
はは!デメテル、これは林檎だぜ? ジャムにしたり、パイにしたり……形を変えたのもはよくおやつに出てくるから知っているだろう?
(163) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/07(Fri) 22時半頃
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[いつも出している料理をあげてみれば彼女にも分かるだろうか。正体を知れば真っ赤になったほっぺたを指の甲でするりと撫でる。林檎みたいだけれど、触ればマシュマロみたいだ。 できるだけ分かりやすいように噛み砕いたつもりだが……様子を見ながらゆっくり続けていく。]
知らないのは恥ずかしい事じゃねェ。 なーに真っ赤になっちまって。 これから知ることがたくさんあるのは、面白いことがたくさんあるってことよ。
(164) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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―回想:はりと、いと―
[ ぼくはエリのように小鳥さんと仲良くできるわけでも デメテルのように絵やお話が作れるわけでもなくて。
マリオみたいに美味しそうなくだものを うまく見つけることも、ピッパみたいにせんせいの お口にあーん出来るわけでも、カリュクスみたいに 美味しい蜜があるお花に詳しいわけでもない。
だけどまだまだ上手いとは言えなくても おさいほうは頑張ってるから。「わたしにも編んで」 ……ってデメテルが言ってくれた時、とても―― とても嬉しかった。>>118
だから毎日、すこぅしずつ、すこぅしずつ。
ランタンの明かりを小さくして。 一針、一針縫っている。 いつも仲良くしてくれて、ありがとうって。]
(165) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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[料理をしたいと申し出られたら素直に先生として嬉しい。尻尾をぱたぱたと振りながらおう、と応じて。]
エラい! 林檎だけじゃない、たくさんのものを色んなものへ変えるのを見せてやるよ。
[そうして次の授業では、たっぷり砂糖を溶かした水>>70をフライパンに入れてカラメルを絡めた林檎をみんなに教えたのだっけ。 酸っぱい林檎も知恵を使えば甘くなる。 ただの水に砂糖を溶かして砂糖水に変えて、それに熱を加えれば甘い甘いカラメルになる。
たくさんたくさん、獣の力じゃない、『知恵』を教えた。いつか巣立つ日のために。]*
(166) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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―小鳥とお別れ―
[ あの時、ぼく達の言葉を聞いたワクラバせんせいは みんなに大丈夫だって言った。>>106 小鳥さんに触れたせんせいの手から、ぽろりと うろこが落ちた。 それはせんせいのじゅぎょうで習った事だったかな?
『大丈夫、鳥さんはあの広い空の向こうに羽ばたくために、今は眠りについただけだよ。』
ううん、あの時だってきっと、じゅぎょうの1つ。 動かなくなった鳥さんはながい眠りについただけ。 だけどぼくはまだ、巡る命の意味をわかってなくて。
だから、今朝だって冷たくなった小鳥さんに エリに、何も出来なかった。]
おやすみなさい、小鳥さん……また、お空でね
[ デメテルに続いて、ぼくもおやすみのあいさつ。>>120]
(167) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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/*
うごおおおおお!!途中抜けてる!!( ՞ټ՞)ギャァァァァァァ!!
(-65) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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[ それが精一杯で、ワクラバせんせいが誰かの頭を なでるのも、ただぼんやり見ていた。いつもなら ぼくも、ってねだったかもしれないのに。
あの後、デメテルに誘われてお絵描きをした。>>121 ぼくもデメテルも、描いたのは小鳥さん。 もしかしたら他の子もそうだったかもしれない。
ぼくは泣きたいけど、どうしてか泣けなかった。 デメテルもきっと、そう。 小さく書かれた“ごめんなさい”が、そう思わせた。 ぼくは、そんなデメテルの優しさに、また心がチクチクとしたんだ。
それは“せつない”だと思う。
どうしようも出来なくて、ぼくは自分が寂しくなったからって言って、その時デメテルに抱きついた。 どんな言葉をかけたら、元気になれるかな。 じゅぎょうで学んでいるのに使えなかったぼく。
お祈りしに行っていたのは知らなくて……]
(168) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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[けれど、無知を嗤ったわけじゃない。目線を合わせるためにしゃがみ込んで、秋の小麦みたいに輝く髪を撫でてやる。]
これは雷の実じゃなかったけどよォ、デメテル。 でもお前は雷だって使える。なんだって出来る。 この酸っぱい酸っぱい林檎を、甘いお菓子に変えちまうのが、お前達の『知恵』ってやつだ。
[いつも出している料理をあげてみれば彼女にも分かるだろうか。正体を知れば真っ赤になったほっぺたを指の甲でするりと撫でる。林檎みたいだけれど、触ればマシュマロみたいだ。 できるだけ分かりやすいように噛み砕いたつもりだが……様子を見ながらゆっくり続けていく。]
知らないのは恥ずかしい事じゃねェ。 なーに真っ赤になっちまって。 これから知ることがたくさんあるのは、面白いことがたくさんあるってことよ。
(-66) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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[ ぼくがどうしようもなくなったのは、夜だった。 ずっとぐるぐるとしていたから。そこにいたのが、 ヴェスパせんせい>>103 どうしてぼくが夜に祈りの堂に行こうとしたのか泣きながらお話したら、せんせいもお話してくれたっけ。]
おはよう、マリオ 美味しいジャムが作れるくだもの……あるかな?
[ 次の日には、もうデメテルは笑顔だった。>>123 だからぼくもがんばって笑顔になれるようにして。 もしかしたらそのせいで、エリは何があったのかとうとう聞けずじまいだったのかもしれない。>>115]*
(169) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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[ 土の中で眠っている小鳥さん。 もうお空の向こうに羽ばたけたのかな?
ああ……そうだ。エリと仲直りしたら。 ぼくも今朝の小鳥さんにおやすみなさい、しなきゃ。]*
(170) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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/* ちゃんと拾えたかな……拾えたかな……
(-67) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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― 過去:小鳥の羽ばたく先 ―
[ わたしの両手。そのうえにある暖かなもの。>>77 その上へ、せんせいの右手が重なった。>>106
こんな間近に、 せんせいのこちら側のちからを見るのははじめてで 涙のあふれる瞳を、はっと せんせいへ向けた。
理解には程遠く。けれど手から伝わる感覚は 流れゆく、いのちの色。 ニコせんせの描いた空の絵みたいな透明なブルーが わたしの目の前にさあっと広がって ”なにか” がせんせいの元へ羽ばたいていく。>>106
わたしの世界には、空が、蒼が、いっぱいで せんせいの手から溢れた眩い鱗が これが涙のさいごのひとしずくだとでもいうように
煌めいて 落つ。]
(171) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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……ねちゃったの ね……。
[ せんせいの言葉>>106とおりに信じたわけじゃないけど せんせいの中で眠る透明なブルーが見えた気がしたから 今はせんせいのなかで眠っているんだろうって わたしは わたしなりに 納得することができた。
”眠った” のなら、たべられなくたってだいじょうぶ。
あたまの上に微かな感触>>106を受けながら 眠った小鳥を見送ったことは わたしにとって いのちに触れたおおきな経験。
”知っている”ことをほんの少しだけ理解できた気がして あの日以来、わたしは 「もう、こわくない」って、ともだち>>115の前に 胸を張れるくらいになれたし 次の日の朝、元気に「おはよ!」が言えたんだ。>>123]
(172) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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[ それからそう遠くない日。蒼穹が広がる、空の高い日に わたしはニコせんせのところを訪ねたんだ。
「 わたしね、空の絵がかきたいの。…おしえて?」
あのとき>> 見えた蒼と光景を、絵にしたくて デメテルとシルクは鳥の絵>>121>>168をかいてたけど わたしは、ただただ蒼い 空の絵をかいていた。
薄く伸びた雲の先 まだ見ぬ世界の空の向こうが在りますようにと ブルーの絵の具ばかりをニコせんせにおねだりしたから ちょっと呆れられてしまったりするかもしれません。
蒼い蒼い空が、描いた分だけ広がって 羽ばたく鳥の自由が増えていくようで。
ちょっとの寂しさはありましたが 空の絵を描くわたしは もう、”かなしく”は ありませんでした。*]
(173) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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[マリオと長くはない散歩コースを歩きながら、 そっと周囲の“声”に耳を傾ける。 少々騒がしい風が運ぶのは、湿っぽい葉擦れの音。
…あぁ。たしか、前にもこんなことがあった。 少女たちの手の中で、小鳥が死んでしまった日。>>33]
(174) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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―回想・眠れない夜に―
[――あの日。 もうすっかり陽も暮れて、 そろそろ就寝という頃合いに。
少女たちの姿が見当たらないと探しに出れば、 冷たくなった一羽の雛と、彼らを見つけた。
悲しみに泣く子>>35、その涙を拭おうとする子>>53、 助けてと願う子>>67、足の竦んでしまった子。>>100 その中でワクラバが亡骸に触れるのを、そっと見守っていた。]
(175) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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[埋葬後も目元の腫れが引かないピッパに、 おいで、と大きく腕を広げて。 そっと抱き上げ、優しく背中を叩いてあやした。
常であれば、その泣き顔を揶揄ったのだろうけれど。 この時ばかりは、とてもそんなことはできずに。>>33
今日だけ、などといじらしくもお願いするものだから、>>35 一も二もなく、添い寝を承諾してやったのだ。]
(176) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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[物音一つ立たない静かな夜。 何があったんだと訊ねれば、事の次第を話してくれた。 ぽつりぽつりと紡がれる問いに、自分なりの答えを返す。]
なぁ、ピッパ。顔を上げろよ。 あの雛はもう死んじまって…あぁぁほら!そんな顔するなって! や、違うんだ。そうじゃなくてだな、 たしかに“おしまい”ではあるんだけどよ、その、 あれはおまえが思うほど、悲しいことじゃないってか、
[幼い子に、どう言えば伝わるのだろう。 その時はあまり良い言葉を探し出せずに、悶々としながら。
とん、とん、と背を叩く手がリズムを刻む。]
(177) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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