187 お狐祭り村
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[ボロボロになった律が言っていた。
『気づけよ、友達なんだから』 『気づいたじゃん、ケイイチ。』
弱々しい声が蘇る。 この教室から一人、誰かを助けるために、彼らは禁足地に隠れていることも出来たのに登校していたことになる。]
(*67) 2016/04/08(Fri) 08時半頃
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[教室の戸の向こう側。
昨夜、錯乱していた慶一にはろくに話が出来なかった真弓の姿があった。 青ざめた顔をしているのに、『なにか』が一本彼女のなかの芯となって、いまも気丈に背筋を伸ばして微笑んでいた。
真弓が教室に飾っていたあの白い花も。 葉っぱや花びらをピンと伸ばし、茎をまっすぐ天に向けてのばしていた。慶一は教卓の花瓶を見てから俯くようにして足元を見る。
恐怖で不規則になりかける息を、ちゃんとしろと自分で鼓舞して、顔をあげる。 手の震えが、止まっていた。]
(*68) 2016/04/08(Fri) 09時頃
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― 教室 ―
[教室の戸の枠を踏み越えて、そこへ入った。 香は今日もしっかりと焚かれているようだった。 お祭りに熱心で、感心なことである。
教室にある処刑された人々の姿も変わらずそこにあり、一日、二日と経つうちにニオイがきつくなってきている。 村のどこても処刑者がいるところでは似たようなものだけれど。 ぽつらぽつらと会話する残り少ない生徒たちに挨拶をした。]
おはよ。
[長身の渚が後から教室にやってきて、いつもののらくらした感じの挨拶をして、皆に律の死が告げられた。]
(40) 2016/04/08(Fri) 09時頃
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[自分の加担したものだった。
どうして気づけなかったんだろう。 彼が死んでいい理由なんてどこにも無かったことに。
昨夜律を村人で取り囲んだ場所へも家へ帰る前に立ち寄ったが、姿はもうなかった。 教室に来る前に顛末が知りたくて噂話を耳にはしても、まずは教室での真弓の無事を確かめたかった。
机の下握りしめた拳に爪が食い込んでいる。]
(*69) 2016/04/08(Fri) 09時頃
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[反応はさまざま。]
……じゃあ。 なぎやんが言ってたうちのクラスに居る犯人って、 これで見つかったんだな。
[渚と律には、よく遊んでもらっていた。 視線が見るでもなく机の上にぼうっとおちる。 律と一緒に居た日々を思い出していた。]
(41) 2016/04/08(Fri) 09時頃
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/*ナナオどうなってるんだ……? うーん……マユミに票をまとめると見せかけて自分が別に票を入れることによって票を散らす……? 意味わかんねーな。本当にマユミ吊りたいのか……なんで……?
(-58) 2016/04/08(Fri) 09時頃
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[渚の教えてくれたものを聞く限り、処刑監視係である慶一にとっては、もうやるべき犯人探しはなくなってしまった。 クラスから、裏切り者が二名出たことになるのだから。 『聡』と『律』だ。 噂も錯綜しており、信じるに値しなそうに聞こえた。]
今日は誰が行方不明になったって話もないし、 あとは、皆を見つけるだけ。
[もう危ないことは終わってしまったのなら今日からはいっそ遥香達を探しに出てもいいなと思った。 菜奈緒はあんなに昨日まで嫌がっていた犯人探しをしていた。 昨日聡の処刑が終わったあとの光景を思う。]
(42) 2016/04/08(Fri) 09時半頃
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[今日も楽しくやろうねと真弓は言った。>>39 律が犯人だったとしても、どんな理由がそこにあっても。 昨日彼がした提案は、今日も慶一にとっての最適解に変わりない。
誰が選ばれても良いように、 出来る限り思い出を作れば良かったんだ。>>4:129
今日もやるべきことは、これに尽きると考えている。]
(43) 2016/04/08(Fri) 09時半頃
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なー、なぎやん。 処刑いつくるかわからんわけだし、またなんか本貸してよ。
俺でも飽きなそうなやつ。
[慶一は席をたつと、しょっちゅうつるむ渚の側へ行く。 大分人数は減ってしまったがお祭前からずっとあった『いつもの教室』をなぞっている感覚があった。
いつもの、であっても。 それでも全く同一の一瞬は来ることは無い。]
(44) 2016/04/08(Fri) 10時頃
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[だから思い出が出来ていくのだと思う。 慶一は何度目かになる『本貸して』のおねだりをした。]
おすすめのやつでもいーよ。 図書室から借りてくるし。 ちゃんとオチまで読むからさ〜〜。
(45) 2016/04/08(Fri) 10時頃
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[泣きそうになる。
少し前まで、こんなじゃなかった。 もっと『ふつう』にこんな話がしたかった。]
(*70) 2016/04/08(Fri) 10時頃
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[アルバムを取り出していくと棚の奥に、また別の冊子群が隠されるように置いてあった。 なんだろうこれはと恐る恐る引っ張り出して。生きていたら逆に見てやろうと思うのだろうな、とふとよぎった。 隠された秘密の中身は、厚く黒い表紙の日記や、学校の連絡帳やらであった。 開いた瞬間ばさばさと何やら色々なものが落ちてくる。 押し花、折り紙、リボン、他愛のないメモ、生徒からの手紙……息子達からの手紙も混じっていた。
あらあらあら、と拾いなおしてから改めてぱらぱらと冊子を開いてみる。日記の方。
『高宮の家の葬儀をしてきた。何も二人で逝くこともなかったろうに。若すぎる。馬鹿者め。 何より、弟たちの前で泣くまいと堪える菜奈緒が不憫でならない。 助けてやりたいと思う。』
3年程前の日だ。高宮の夫婦は、篤胤が一度状況する前この村でよく面倒を見た子どもたちだった二人。 百合子もよく覚えがあって、村に戻ってきてからも多く親交があった。
葬儀のあとはしばらく、やたらに菜奈緒達姉弟を家に無理矢理連れてきてご飯を一緒に食べさせていたな、と思い出す。 よく、あんなに真っ直ぐ育ってくれたもの……。]
(+32) 2016/04/08(Fri) 10時頃
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[忘れるまい。 ――もっと早く、気づきたかった。
誰とした会話も、些細なことも、ちょっとした笑顔も、言い回しも表情も、時間の経過も覚えておけるよう。 こんな風になるなら、もっと大事に過ごせばよかったのだ。]
(*71) 2016/04/08(Fri) 10時頃
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……もっと早く気づきたかった。
(*72) 2016/04/08(Fri) 10時頃
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[そこから少しページを戻ってみる。
『慶一が毎年恒例のぶどうを持ってきてくれた。 生意気盛りでどうしてくれようかと思っていたが、やはり根は人にやさしい良い子だ。 このまま育ってほしいもの。』
そうそう、と百合子は思わず日記の文字に相槌を打ってしまう。 あそこのぶどうは美味しいのよね、と思い返して。]
あなたが小園君に大分振り回されていた時もありましたねぇ……
[すぐにどこかにいなくなってしまって探し回ったり、遊びに篤胤を巻き込むものだから夫の服が毎日のように汚れほつれていたり。 それももちろん、この夫婦にとっては大事で愛しい思い出だ。]
(+33) 2016/04/08(Fri) 10時半頃
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[取り返しがつかなくなってしまった事があまりに多すぎる。
教卓にある酒匂先生の姿を、振り返るように見た。 オッサンのくせに子供より元気が良いくらいで、最近はそれがダサく見えて気恥ずかしくて、つっかかったり、スカした態度をとってしまった。
そんなことしないで、昔みたいにまた、遊んで貰えば良かった。 授業がせっかくなかったんだから、全部、そういう事に使うべきだったんだ。 授業を一枠潰して外へ皆で遊びに行った時みたいに。
山や川で出来る遊びを、いっぱい教えてもらった。 将棋も『ややこしい、わからん』と投げ出さず、真剣に教えてもらうべきだった。]
……へへ 遊びのことばっかり。
[授業ももう少し、真面目にきいておくべきだったかな。]
(*73) 2016/04/08(Fri) 10時半頃
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[そういえば、よく写真をとる先生だった。 彼は会った最初から『出来る限り思い出を作る』『忘れるまい』を目の前で実践してくれていたのかもしれない。]
……もっと早く気づけばよかった。
[もっと真面目に先生と向き合えていたら、彼が亡くなる前に気づけていたろうか、どこかで。 先生が知っていたのなら、そういう事こそ教わるべきだった。 ――いや、教えてくれようとしていたのに、取りこぼしたのかもしれない。 もっと早くこの事に気づいていれば、もっとたくさんの想いを、言葉を、受け取れたろうに。]
(*74) 2016/04/08(Fri) 10時半頃
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[たまこの遺体へ視線をむける。 今朝は学校にくるまで、死体を椅子に座らせたままにしておく教室の光景が恐ろしくて憂鬱だった。 しかし、いざ来てこうしてみると、ある種、まだしも教室に居てくれたままの方が良かったのだろう。 最早正気とも狂気ともつかない考えだが、自分の正気を疑えるぶん、昨日までよりまだマシだ。
『伸び代いっぱいだね』と、自分が真弓に声をかけて貰ったことを思う。たまこみたいな奴こそ、そういう事を言って貰うべきだったのに。 伸び代もなにも、なくしてしまった。]
(*75) 2016/04/08(Fri) 11時頃
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[聡は――狐子だったのだろう。 香がさめてみれば、投票という手段で殺してしまった罪悪感もあれど、それ以上に憎しみが強い。 これほど大掛かりな事を彼一人で出来るわけもないから、不憫な子だったのだろうとも複雑ながら思うようにもなった。
菜奈緒にやらせてしまった。 ひどいことをさせた。 こんなに憎いならせめて――そう思いかけて、昨夜の律の姿を思い出すと、重くのしかかった罪悪感から吐き気が込み上げてくる。 自分には、楽になる権利がない。 そう思い、つばを飲み込んで、我慢をした。
現状の異常さは、狐子のせいなのだろうと思うほかない。 目が覚めてみれば、現実ではない世界にいるようだった。 『御狐様』なんて名前がいかにもな事をはじめとして、父親とした毎日の『お唱和』、処刑監視係で集まった時に聞かされた事や皆の呆けたような表情。 実際そんなものにハマった事はないものの、いかにもアブない宗教のそれに思える。 これはこれで、もっと早くに気づきたかった。 こんな事になってしまった以上、元より許しておいていい奴等ではなかったと思うことしかできない。]
(*76) 2016/04/08(Fri) 11時半頃
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[律は…… 昨夜の光景が蘇る。目がちかちかしだした。 汗をかいた手が、また震えだしそうで強く握った。 思い出すのも恐ろしく止めたいのに映像がとまらない。 ――俺には、楽になる資格がない。
皆に今ある自分の欲のまま俺が殺したと喚き立てれば『ヒドいやつだ』『仲間思いになれるように処刑してやろう』なんて処刑をはじめるのだろうか。 昨日まで持っていた馬鹿馬鹿しい考え方が奇妙に染み付いて、誰かを処刑したい理由なんて嘘でよければ幾らでも思いつけそうだった。
教室にある真弓の姿を見た。 くたびれた表情を、動かすことなく。
――真弓とは、きちんと話をしなければならない。**]
(*77) 2016/04/08(Fri) 12時頃
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“あたしが殺した”
うんん、あたし殺してないよ。処刑してあげたの。
“あたしが、ジュンと聡を殺した”
違うってば、処刑してあげたんだよ。 とっても素敵なことなんだよ?
(-59) 2016/04/08(Fri) 12時半頃
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処刑は正しいんだ。 正しいことをしたんだ。 間違ったことなんてしてないよ。 正しいことをしたんだよ。 だってみんなしてるもの。 これが正しいことなんだから。
…………。
[甘い香りが脳の裏側まで響いてくる。そうだ、これで正しいんだ。 これで正しい。これで……]
(-60) 2016/04/08(Fri) 12時半頃
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[取り返しのつかないことが、十分すぎるほどあった。 クラスに残ったのはたった五人。 ――残ったやつらの、これからだけでも……**]
(*78) 2016/04/08(Fri) 12時半頃
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/* ななおwwwwwwwwwwwwww
おぼぼメモwwwwwwwwwwwwww おもろい
(-61) 2016/04/08(Fri) 13時頃
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/* 剥がしとるしwwwwwwwwwwwwwwwwっ
(-62) 2016/04/08(Fri) 13時頃
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>>28 ……アタシが知りたいわ。 何も知らないのよ。知りたくてたまらない。 そのためならアタシ、自分が連れてかれたっていいとすら思ってる。他の子の処刑の機会を奪うくらいなら、いっそね。
誰が怪しいかって話は……アタシからのコメントは止めとこうかしら。ナナオもスズも、好きな子に投票するのがいいのよ。
(46) 2016/04/08(Fri) 13時頃
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……無理に犯人探しなんてしなくても、処刑されたがってる子に機会を回してあげてもいいとは思うケドね。アタシなんて、もうずっと処刑圏外よ。そろそろ出番が回ってきてもいい頃じゃないの。
[ふぅ、と溜息。]
ガーディが裏切り者だから、この件はこれで終わり……か。>>42 ……その考え方もいいでしょう。揉めるより、よっぽどいい。
[含みのある言い回し。これで終わりではないことを確信しているようでもある。]
(47) 2016/04/08(Fri) 13時頃
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>>44 あら、久しぶりに言われたわね、それ。嬉しいわ。 けど、そうねぇ……。いま手元にはないから……ウチの書斎に戻るくらいなら、図書室の方が近いわね。 どうする?いま行く?いくつか流行りモノも扱ってたと思うから、見繕ったげるわよ。
(48) 2016/04/08(Fri) 13時頃
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…………っ
う………うぅ……
ああぁぁぁ、ぁぁぁ、ああぁあぁぁぁぁぁ……
そんなわけないことなんてわかってた。 そうやって逃げようとしたって、もうどうにもならないんだってことも。
だけどあたし、ごめんね。 あたしみんなみたいに強くなれないから。
だからだれか。 あたしをたすけて。
(-63) 2016/04/08(Fri) 13時頃
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[これでこの件が終わりではないことを確信しているような渚の口ぶり。>>47 何がいいたいのかは分からなかった。 しかし『自分が攫われたっていい』とか『処刑圏外だ』と渚がぼやく様子をみていると、慶一にはやはり揉めているよりもっとやるべき事があるように感じられた。 『嬉しいわ』と渚に言われ慶一は小さく笑って頷いた。 律の死の事もあって、それはぎこちなかったけれど。]
こんな時だから。 まじで?
やった。図書室いこう。
(49) 2016/04/08(Fri) 13時頃
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