80 あの日、僕らが見た空は
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[母さんは、上に住む人だった。 父さんは、下に住む人だった。 2人とも自分の住む世界に嫌気がさして、逃げて、逃げて、遠くまでやってきて、そしてこの中層で出会った
上に連れ戻された母さんは、お祖父ちゃんにかんかんに怒られたらしい。 それでも父さんの事が忘れられず、外出禁止令が敷かれているなかで見張りの目をかいくぐって脱出、それから父さんと駆け落ちしたんだって、母さん嬉しそうに何度も言ってた。 中層に家を建てて、見つからないようにひっそり暮らして、こつこつ二人で働いて、二卵性双生児ができて、幸せな日々が続いて…]
――でも、母さんは幸せじゃなかった
[ぽつり、漏れる小さな声。]
上の暮らしに慣れてた母さんは、働くなんてしたことなかったし …それに、
[思い出す、真夜中に弟とそっと見てしまったあの光景]
父さんに、愛されてなかったから
[それは、"下"に住む者が持つ荒い文化。]
(87) 2013/04/27(Sat) 00時頃
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[母の傷は、内職する時にできる手の擦り傷だけじゃなかった 洋服の下に、心に、深くて取り除けない傷が無数にあった。
父は最初こそ真面目に働いたものの、次第に酒に溺れ、暴力をふるい、真夜中にならないと帰らないようになった。
そしてあの日、街で人を殺した父は帰ってくるなり母を殴って殴って蹴って罵って こっそり覗き見ていた私たちを捕まえて、弟を気絶させて、私を抱え上げた 泣き叫ぶ母の横、私は父の都合のいい人質となってそのまま一緒に下層へと降りる羽目になる
スプリングヒルズのロミオとジュリエットは ロミオが下に墜ちるという悲劇で幕を閉じたのだ]
(88) 2013/04/27(Sat) 00時頃
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[でも、もっと鮮明に覚えているのは暖かいあの日の事
まだ父の暴力がそんなにひどく無かった頃、母がオスカーと私に麦わら帽子を買ってくれた。………あぁ、そうだ。"オスカー"。 弟は母の右手を握っていた、そして私は左手を。]
『これはね、お日様が出た時にかぶるのよ』
[辛さを微塵も表に出さない母が言った]
『でも母さん、お空小さいから…お日様が見えないよ』
[オスカーが母を見上げて言う]
『そうね、だから空を見に行きましょう』
(89) 2013/04/27(Sat) 00時半頃
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――『3人で』
…そう、きっとあの時母さんは決意していたんだ………
(*35) 2013/04/27(Sat) 00時半頃
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― ミナカタの事務所のある箱の下 ―
ここだが?
[トレイルに案内されてついた場所。 薄暗い看板、見上げて。]
――…・・・派遣ね・・・・・・。 どんな顔してやがんだろ。
[視線はやや強く、睨むように。]
(90) 2013/04/27(Sat) 00時半頃
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[ぐす、泣いてないけど泣きそうだったから 鼻を少しだけすすってぐっと堪えた]
会わなきゃ、弟に…
[会って、詳しく話をしなくちゃ。 聲だけじゃ伝わらない、直接私が行って]
――そして、空を見るの
[それからは逃げるタイミングを伺って入ってきたドアをじっと睨み付ける。 青年にバレないようにそうしたつもりだけど、子供の挙動不審な様子はすぐに伝わってしまうだろう] ]
(91) 2013/04/27(Sat) 00時半頃
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ミナカタ事務所のドアは 外から、内から、
これまでに無かった程の注目を集めている
(-20) 2013/04/27(Sat) 00時半頃
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ホリーは、チアキの差し出すクッキーをやっとつまんで、口へと運び食べ始めた**
2013/04/27(Sat) 00時半頃
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[そして、事務所に向けて、トレイルを先に行かせるような形で、上へと登っていく。 その高いところにデメテルがいることも知らず、いや、もうその時にはどこかに行ってたのだろう。
事務所の扉、訪問者を告げるベルの音に、 中いた人物はどのような反応をしたか。]
(92) 2013/04/27(Sat) 00時半頃
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[僕の手が差し出したクッキーは、 話し終えた彼女の口に無事収監される。 話を聞きながらも飲んでいた紅茶はもう、少なくなった。 とろりとした赤茶色がカップの底に残して、 僕はやっぱり、ふぅん、と羽虫のような音を立てる。 その音が、彼女が零した泣きそうな音も上書きする。]
[彼女の話は物語のようだ。 本にされ、綴じられ、購買の対象となるもののようだ。 僕は物語の好みには、少しうるさい。 ああそうだ、そのことはミナカタさんにも 言ってやろうと思ってたんだ。 買うならもっとマシなものにしろって。 数ページで捨て置いた文庫本を思いながら、僕は呟いた。]
(@48) 2013/04/27(Sat) 00時半頃
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……そういう、話、ね
[僕は先の彼女と同じように扉を見る。]
[さっきから煩かったエンジン音が、 近づいて、そして止まったような気がして。 それから、どう話そうか。少しの間そちらを見たままにし]
(@49) 2013/04/27(Sat) 00時半頃
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自分の所有権って、誰にあると思う? 誰かに買われないうちは保護者か、自分にあると、 僕はそう思うんだよね
所有権が無事なうちはきっと、自由なんだよ
だから、
[僕は考えるようなそぶりを見せる。 意図して、見せる。]
(@50) 2013/04/27(Sat) 01時頃
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[じゃじゃ馬を引いたサミュと共に配達先にたどり着く 彼に背中を預けるように事務所へ向う階段を
一段、また一段登っていく
扉の前に到着して呼び鈴を鳴らした時 ミナカタはすでに戻っていたのだろうか? それとも、まだ戻っていない時間だっただろうか?
そのどちらにしても 扉越しで対応して来た人物にこう告げるだろう]
(93) 2013/04/27(Sat) 01時頃
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…ミナカタさんへのお手紙です
[差出人は運ぶだけの自分にはもちろんわからない 出来るだけ、通る声で笑顔絶やさず告げただろう]
(94) 2013/04/27(Sat) 01時頃
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…最下層からの赤い手紙っていえばお分かりかと
[そこだけ、声のトーンを落としてひっそりと そして、にっこりとほほ笑んで]
(*36) 2013/04/27(Sat) 01時頃
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僕はこれから、 [君の足を折るだろうね
ちょうど、その言葉はインターホンと同時で、 ほとんど掻き消されてしまった。 ちょっと恥ずかしい。 素振りをしてみせたことも無意味に終わる気がして だいぶ恥ずかしい。
でも僕はそういうところは顔に出さないんです。 大人なので。落ち着き払って咳をして、 顔を愛想笑いの形にして、行動を促すように口にする]
それで、ねえ、君は、どうするの?
(@51) 2013/04/27(Sat) 01時頃
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……、居場所……
[居場所とは、何なのだろうか。己の居場所は、何処にあるのだろうか。少なくとも、生まれた地ではない筈だ。あそこは、あそこに住まう人々は、僕を異端としたのだから。片割れも、捧げられたのだから。 生まれ育った、あの最下層が、居場所なのだろうか。慣れ親しんだ、見知った人ばかりな、ヴェスパタインさんもいる、あそこが。 何処かに、まだ知らぬ居場所が、存在しているのだろうか]
……
[それが、空にあるのだろうか? ないならば、―― 僕は、居場所を探している、のだろうか? ――ああ、とにかく、僕は空が見たい、んだ。見てみたい、んだ]
(+11) 2013/04/27(Sat) 01時頃
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[「自分の所有権」って… その言葉がまるで物を扱っているもののようであまりいい気はせず、眉をひそめた]
――あたしは、あたしのもの。
[小さな声で、きっぱりと、言う。 だって、ずっと、そうやって自分で自分を養ってきたから。
彼が何を考えているのか分からないけれど 空になったカップを青年につきつけようと立ち上がると、膝の上にころころと落ちていたクッキーのかすが地面に落ちた]
(95) 2013/04/27(Sat) 01時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2013/04/27(Sat) 01時頃
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……有難う、御座います。
[回る思考に暮れながら、エアシップへの行き方を教えてくれた男に、礼を言った。 火を、と言われれば、ごそごそとコートのポケットを探り]
……これ。どうぞ。
[小さな花柄が付いた白色のライターを取り出し、差し出した。男がそれを受け取れば、彼が煙を吐き出す様を見つめ、それから再び水槽に向き直って。暫く水槽の間を歩き眺めていってから、少年は「順路」に歩を進めた。 見えたかは知れずも、改めて男に一礼をして*から*]
(+12) 2013/04/27(Sat) 01時半頃
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[声はちゃんと届いた? あの人は、ちゃんと私が見えている?
ねえおにいちゃん。私が、見えている?]
(*37) 2013/04/27(Sat) 01時半頃
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[声の一部は空に溶けたかもしれない。 その行く末を見ようと、天を仰いだ。
だってほら、声がもし届いていなかったから。 それを知るのが怖かった。けれど]
たの、み
[再三の声に視線を戻す。 それなら、って言った。 ああやっぱり、声は届いたらしい]
(96) 2013/04/27(Sat) 01時半頃
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/* しんかいって変換したら一発で心壊って出て
此処は水族館じゃなくて美術館だったんだね!!!
(-21) 2013/04/27(Sat) 01時半頃
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代わり? 代わり、って誰の おにいちゃん、の?
………だって
[張り上げないと届かない声。 けれど、ゆっくり首を振ったのは、きっと髪の動きでわかったろう]
(97) 2013/04/27(Sat) 01時半頃
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[だって、もし行けなかったら? 代わりなんて出来ないってわかったら?
おにいちゃんはもう私を見ていないけれど この人は、明るい声の人は
ねえ駄目だよ。 誰かの代わりなんて、出来るわけないもの。 わかってるもの。 やっぱりそう、目を逸らしていただけだもの]
(*38) 2013/04/27(Sat) 01時半頃
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[コップを流れ作業的に受け取って机の上においた。 >>@61問いかけながら考える。 このまま女の子を逃がしたら ミナカタさんにどやされるかしらん。 でもだって、彼女の手首には 認識タグのついた腕輪は無かったんですもん。 ていうことは、彼女はまだ正式に買われてないって そういうことだしね。 事務所にとっての損失にはならない。 僕は、彼女の物語の先が、 僕好みのものになるように願いをかけることにしたんです。]
(@52) 2013/04/27(Sat) 01時半頃
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[また一羽。 その人の手から白い鳥が飛び立った。
まっすぐに、いや少しだけふうわりと。 声みたいに飛んできた、その鳥。 駄目だ、って思ったのに。 咄嗟にめいっぱい伸ばした手の中に、ちゃんと舞い降りてくれた]
……いいの?
[違う、もっと大声で]
私で、いいの?
[これでもし、いいよって言われたら]
(98) 2013/04/27(Sat) 01時半頃
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チアキは、ミナカタがインターホンにつられてきませんように、と祈ってた
2013/04/27(Sat) 01時半頃
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