158 Anotherday for "wolves"
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……また、さ。 なんか、考え…詰まったらさ、
相談…、しにきてもいいかな?
[寄り添うような、労わるような本屋の兄の声に 甘えてしまっていいのかと、そんな声音を向けた。**]
(-77) 2015/05/15(Fri) 18時半頃
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―回想・2日目・本屋― [中に入れて貰った後、続いた相談事。 ベネットが腰を浮かせたのは一区切りついたころか。]
あ、いいよ。 もう帰るし……、……
[慌てて制止しかけて、止める。 すとん、とまた進められた椅子に座ってから お茶を出されるまでの間、億劫だから、と外していた 頭のタオルを手持無沙汰にいじっていた。]
……ありがとう。
[少しして、出されたお茶はとても温かった。 温度だけではない、何か違う温かさも感じていた。。]
(75) 2015/05/15(Fri) 18時半頃
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ごめん、でも…。 …聞いてくれて、ありがとう。
[ベネットにそう告げてから席を立つ。 広場に向かう前に宿に一度戻るからと、 ベネットとはそこで別れることにした。]
……そういえばさ、 一回、訊いてみたかったんだ。
[本屋を出る前、ベネットに振り返りぽつりと問う。 眉を下げて、 またねと手を振ると男は本屋を出て行った。**]
(76) 2015/05/15(Fri) 18時半頃
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ベネットはさ…、 ――…人間のことは、好き?
[そう訊く気になったのは、ベネットだから。 彼がどう思っているのか、一度聞いておきたかったのだ。**]
(-79) 2015/05/15(Fri) 18時半頃
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/* 秘話が伸びるとすまねえ、すまねえとなる。 すまねえ。
(-78) 2015/05/15(Fri) 18時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2015/05/15(Fri) 18時半頃
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/* >>61 ピィ、バレテッラ(σωσ*)!!
はうんはうん、スティーブン先生がかなしい…(´;ω;`) ルパートさん…うっうっ…(´;ω;`)
(-80) 2015/05/15(Fri) 18時半頃
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/* みんなわりと、秘話秘話してるのねぇ。 私昔は秘話そうとう好きで、必ずみんなに秘話をとかやってたんだけど 今回全然秘話秘話してないな。
ひわひわ(σωσ*)
(-81) 2015/05/15(Fri) 18時半頃
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/* 私投票したんお前さんかーい(のりつっこみ
ああああほんとう墓どうしよう。どっから生まれよう。 >>目どうしよう<< ←これな
(-82) 2015/05/15(Fri) 18時半頃
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― 昨夜/処刑開示後 ― …… ルーおじさ、ん?
[>>10まるで、いつも知っているスティの。
二枚の硝子の奥が、 琥珀のいろが。
覚悟を決したよな、つめたさが浮かぶ。]
[きのう。
何があったか。 何を、おじさんが宿していたのか。 知らない、猫は。
こういう時も来るのだと、わかっていたのに。 蒼を震わせ、見開いた。]
(77) 2015/05/15(Fri) 18時半頃
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[酒場で躱した、一方的な 『約束』を、思い出す。] [ ――― 結局、乾杯は出来ずじまい、で。]
…… ぜったいに、 ぜったいに、話すってさあ、 …… 言った、よねえ?
[ 嘘だ。 ]
( それに。
ワタシは、いつか聞こうとおもった、 母さんのはなしも、聞いていない )
( …なんで、あの。 あの、 ルーおじさんが、) ( ワタシみたいなケモノじゃあなくて。)
[ そう、言えたら、良かったのにね。 ]
(78) 2015/05/15(Fri) 18時半頃
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[ああ。
幾度もこんなのがあった、 兵の時代じゃあなく。 狗がこどもであったころに戻ったよう。
――― … 。
やっぱり、どうにも。 平和ボケ、してしまったらしい。 ]
[鴉に言われたことばが、反芻して。] [冷めたいろは、浮かべることは出来ない。]
[けれど、] [連れられてゆく宿の主人を見る目は。 すう と、現実と乖離しゆく、猫の瞳。] [また、あの優しい宿の主人と、 明日以降も会えるよな気さえして、 ……。]
(79) 2015/05/15(Fri) 18時半頃
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[ 氷ではない。 水の干上がるかわいた色が宿る。 ] [ 日々が遠退くおとがして、 頭が、痛い。 ] [ 自分じゃあなくてよかった。 … とは、到底おもえなかった。]
( …… ねえさん、 )
[触れ得ぬ日の 幻像と、 またあの日みたいに塗り替えられそうな 記憶の揺らぎに躍る最中。]
[>>39 駱駝色の奥から、のぞく視線。]
…… ?
(80) 2015/05/15(Fri) 18時半頃
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[ぱちり。
頭の痛みのせいで眉根を顰めていたせいで、 やもすれば蒼が睨めつけるように 見えていたかもしれない。
交差するひとみが、 肩を震わせたなら。 ]
…… あ、ラディ …
[声を掛けようとしたけれど、逃げられたか。 ワタシが、なにをしたのかわからなくって。 それ以上に、頭の 記憶の痛みに追えなかった。
あした。また。 (明日があるなんて、わからないのに) 会えたら、はなそう。
そう 働かない頭で考えるので、せいいっぱい。]
(81) 2015/05/15(Fri) 18時半頃
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―朝― [ぼんやりと日が登るのを窓から眺めていた。 そろそろ起きなきゃ、 ここは酒場で、その隅の席で、椅子に座っていて、 一睡もできていないのに 思い浮かんだのはそんな言葉だった。
いつも通りに裏手に回って井戸で顔を洗う。 ドアのところにはいつものように配達の品が置かれていた。 仕事をしなきゃ、と 次に思い浮かんだのはそんな言葉で。
>>24 声が聴こえる。 寝間着姿の従妹の姿――――… 昨晩、従妹を連れて帰ったのは自分のはずだった。 多分、そのはず。]
(82) 2015/05/15(Fri) 19時頃
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…メアリー、 ……だめだよ、先に着替えないと。
[寝間着のままのメアリーにそう告げる。
その声は、少しだけ枯れていて 従妹を見る目元には、少しだけクマが浮かんでいたけれど、 それ以外は、いつもと何も変わらない。
ルパートのことに関しては何も言う事が出来ず、 従妹が着替えて降りて来るまでの間、 配送の荷物をメモを見ながら入れ替えていく。]
(83) 2015/05/15(Fri) 19時頃
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…メアリー、
[従妹の名前を呼んで、 それから――…苦笑にも似た微笑みを浮かべた。]
…どこか、遊びに行っておいで。 …マーゴットとか、 …クラリッサとか、 …ラーラとか、
…本屋でもいい。
[思いつく限り人がいて、 彼女が遊べそうな場所を挙げていく。 探したって、叔父はもういないから…、 そうとは彼女に告げることができずに、]
(84) 2015/05/15(Fri) 19時頃
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……いってらっしゃい。 俺は…、…配送、行かなきゃ。
[メアリーは言う事を聞いてくれるだろうか、 昨日とはまた違うワンピース姿の従妹を送りだして。
男は紙袋の中を確認する。 蜂蜜、インク、粗めの塩…それから。
勝手口の扉に鍵をかける。 もう宿の主はいなくなってしまったけれども、 昨晩話し合いに使ってもいいと伝えていたから。
宿屋の表の扉は、開けたままになっている。**]
(85) 2015/05/15(Fri) 19時頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2015/05/15(Fri) 19時頃
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── 朝 ──
[家を飛び出して村へと走る。
息が切れるのも気にならずに。 まるで子供の頃、走り回ったあの日のように。
間に合うだろうか。 どうか、間に合って欲しい──
それは切実な願い
されど、その願い叶うことはないという事も、
知っていて ]
(86) 2015/05/15(Fri) 19時頃
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/* ルパートは村人か囁き狂人だと思うんだよなぁ…(白目)
(-83) 2015/05/15(Fri) 19時半頃
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[ 人を掻き分けて進む中で、ドン>>15 と、誰かの背にぶつかった。
身体は跳ね返り、ずしゃりと土に手を付く。 擦りむいた手のひらはじわりと土と紅に塗れ、見上げれば、ぶつかったその人影もまた、紅い色。 ]
あ......
[謝ることも、怯むことも忘れ、 差し伸べられた手を取ったなら、その手をぎゅっと強く握り返し、すがりつくように彼の二の腕を掴む。]
(87) 2015/05/15(Fri) 19時半頃
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[ 広場になし崩し的にゆく >>19悲痛なこえは、 聞えてきただろうか。 ]
[ 聞こえたなら。 ] [ ぐるぐる、 ]
[ティースプーンが 紅い水面を混ぜども 一向に混ざりきらない、 混濁した海のなかで。
ルーおじさんが連れられていくことは 空洞に呑み込まれたよに、外側に。]
… スティが、そんなことするわけないだろ…
[きっとその呟きは。 メアには届かないだろうけれど]
(88) 2015/05/15(Fri) 19時半頃
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[ 一年、たったの一年。 暮らしたばかりで、 何を知れるっていうのか。
わらわれそうそうだけれど、 道連れに食らいつこうとした野良犬さえ。 拾って飼うような、医者を。あの手を。
ワタシはすくなくとも悪魔だと思えなかったし、 悪魔と喚きたてるやつのほうが。
――― 罪を 現実を、 なすりつけたい。 子供の皮をかぶった、悪魔のようにさえ思った。]
[それは、うるさい 『真実』に眩む中のせいで 余計。 …… 余計、 今ばかりは。 ]
[ 耀く天の死の星は、嘲るばかり。 * ]
(89) 2015/05/15(Fri) 19時半頃
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― その後 ― [ルパートの遺体は族長やオーレリアの遺体と共に 村の――墓地だろうか、人目のつかない片隅に 虫がつかぬように包まれ、一先ず、安置されるだろう。 すぐに墓穴を掘るには、あまりに疲れすぎていた。
並んだ三つの骸を見下ろす。 琥珀の目は、ただうつろで、抜け殻のよう。]
( ―― 何が正しい? 人間と共存していくこと 「けじめ」をつけることが そんなに大事か? )
[わからない。] [わからない。]
[けれども、信じて、進んでいくしかなくて。]
……君はどう思う。マーゴット。
(90) 2015/05/15(Fri) 19時半頃
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………マーゴット?
[寝ているだろうか、無理も無い。 あまりに……酷いことばかり起こるから。 少女に負担をかけてはいられない。
声が聞こえない事に一抹の不安を覚えながら 村医者は一度、己の家へと戻る。
猫の姿を見たなら らしくもなく頭を一つ撫でようとして ――ルパートの喉を抉った感触を思い出して、 手を引っ込めただろう。
衣を変え体を拭っても、尚染み付くは 医者にあるまじき死の匂い*]
(91) 2015/05/15(Fri) 19時半頃
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[どうかしたのかと尋ねられたなら、隻眼を見つめる瞳が、じわりと滲む。 朝『視た』夢を思い出して──]
違ったの、 あの人は違ったの...
私、取り返しのつかないことを...... ああ、メアリー...... ごめんなさい、ごめん、なさ、...
[言葉にならず、 決壊が壊れてしまったかのように溢 れ出し、頬を伝うのは、後悔と懺悔の涙。**]
(92) 2015/05/15(Fri) 19時半頃
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― 回想:診療所にて ―
[ベネットがそんなことをいうから、>>44 少し、驚いてみせた。 にぱー、と笑う猫>>55が見えた。]
へえ? なら、よかったが。 グリフィスさんとこの跡継ぎに粗相はいけない。
前は飲めたもんじゃあなかったが―― いつの間に覚えたんだか。
[ひとんちの牛乳や砂糖の場所だとか、色々。]
――そりゃあいい。是非頼むよ。 お返しに 君の茶菓子にだけ辛い実をいれてやる。
[アルが言う未来の事については、くつりと笑った。 楽しみにしている、と添えて*]
(93) 2015/05/15(Fri) 19時半頃
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― 朝 / 診療所 ―
[ 夜。
うまく寝付けるはずも、なく。 診療所に酒は持ちこんでないものだから。 猫は 、
… 狗は。
それでも、朝になると意識を沈ませ。 起きることを、拒むように、ねむったまま。
奥底から、布団をあげ。 起き上がるのは、『消えた存在』。
正確には、ケモノが気付きかけて 蜃気楼のよに在るのみの『彼女』。 ]
(94) 2015/05/15(Fri) 19時半頃
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[ 猫も、狗も。 存在を気付かない程に、 そのすがたを薄めかけた、 憂うようないろをした、 ]
[ 乙女のよな。 ]
[木陰の翳り宿せど、 澄んだブルーを 持ち、
鏡も見ず、 ふらあり。 ]
[ 虚ろのまなこは、 なにかを 見ているようで 見ていない。] [ 『生きていて』『死んでいる』。 もしくは、その逆さ。
さんにんめは、そんな存在だった。]
(95) 2015/05/15(Fri) 19時半頃
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[ ――― 起き上がれば。 そこに、医師の姿はあっただろうか。]
[ なければ、そのまま。
風に流れ 流され、 硬い音のなる靴を履いて、 戸口へと向うつもりで。 * ]
(96) 2015/05/15(Fri) 19時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/15(Fri) 19時半頃
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毎度毎度ながいし厨二マンで土下座なる
(-84) 2015/05/15(Fri) 19時半頃
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