244 【R18】ミゼリコルディアの宴【魔女村】
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……わかった、クリームシチューだな。
にんじん喰えよ、ちんちくりん。 星型にしてやるから。
買い出しか…そうだな。 行くか。面倒起こしそうだし、お前。
[反抗的な口振りの裏は荷物持ちの志願だ。
炎の蜥蜴が入った小瓶。 幾つか簡易な魔法は覚えたがフェルゼは料理の火力調整ぐらいしか扱えない。
目立つ銀色の髪を隠すように帽子を被る。 ほら、行くぞと急き立てれば街へと向かうことになったか。]
(156) 2018/06/14(Thu) 09時半頃
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服が欲しいな。お前も買えよ。
[養われている身の上でこの言い分である。]*
(157) 2018/06/14(Thu) 09時半頃
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── とある日 ──
[それはフェルゼが青年と呼べるぐらい頃だったろうか。]
おい、ロリババア。何かあった。
[フェルゼがいる間は ──少なくともフェルゼの知る限り初めて届いた手紙。
ひらひらと、見つけた手紙を 直に渡さねばこの家ではどこに紛れるかわからない。
だが個々のことではあったので 内容はリッキィが口にしない限りは尋ねなかった。
一緒に住んでいるからこその分別ぐらいはついていた。]
(158) 2018/06/14(Thu) 10時頃
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はあ。ったく必要なもん他にねえだろうな? チビなんだから高いとこに本置いてんなよ。
[呼び出されて目当ての魔導書を取る。 脚立は、必要としなかった。とっくに背を追い越していた。
───出会った時には見上げていたリッキィを 今では見下ろしていた。 ]
へえ、お前そんな親切すんのか。 てか、友達いたんだな、お前。
[完全に誤解をしたまま魔女の頭の上に長らく使われていなさそうな魔導書を置く。 ぽん、っと。 見知らぬ相手との手紙は特にその時には興味を示さなかった。 だがリッキィが手紙を書いているのを見て、何となく興味が湧いた。]
(159) 2018/06/14(Thu) 10時頃
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おい、俺も手紙…書かせろよ。
[見知らぬ相手に手紙を書く。 知らない相手だからこそ書けることはあるかもしれない。
そう頼み込めば郵便屋とやらに届け出てくれたか。]
(160) 2018/06/14(Thu) 10時頃
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まだ名も知らない人へ
顔も知らない相手に手紙を書けると聞いて出してみることにした。 似たような境遇の相手に届くらしい。
あ、名乗り遅れたけど俺はフェルゼ。 小さな頃に魔女に拾われて、そのまま一緒に暮らしてる。歳は23で、男。
毎日掃除したり料理したりしてるし一緒に住んでる魔女は本の虫だしチビだしニンジンは喰わないし。
街とかで恐れられてる魔女とは全然違うのにな、とか思ったり…するんだ。 これを読んでいるのはどんな人だろうか、とちょっと想像する。 返事があったら、嬉しいかも。
フェルゼ
(161) 2018/06/14(Thu) 10時頃
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[リッキィが頼んだか。既に斡旋していたか。 その手紙は気紛れに
フェルゼがまだ知らない、動物に変身出来る魔法使いの元にいる。 ────ドリベルに届いたようだった。]**
(162) 2018/06/14(Thu) 10時頃
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― 事件の日 >>126 ― 誰が『レ「おっさん」』だ 僕はまだそこまで言われる筋合いはないぞ
[名前の言い回しで気にするぐらいおっさんであるし、実際にそれぐらいの年齢のおっさんであるし、ついでにキノコ採ると言われて夜中の自室にも生えているぞと冗談飛ばしたぐらいのおっさんである……それはさておき]
(163) 2018/06/14(Thu) 10時半頃
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メルヤ君はしばらく館から出ないように 廊下の灯りの色が変わったら部屋に閉じこもってて、いいね?
[そう言って手にした魔導書は、煙に巻く幻覚魔法か、恐れを抱かせる死霊魔法か、それとも炎や雷といった戦闘に直結するものか――あるいは魔導書ではなく、話し方が上手くなる本とかかもしれない。]
(164) 2018/06/14(Thu) 10時半頃
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[何であったとしても――]
うん、もう大丈夫
[平穏に戻った以上のことは言わなかった。**]
(165) 2018/06/14(Thu) 10時半頃
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─放浪の魔法使い 郵便屋始めました─
何か一時的な流行ってやつかね〜 まぁ、路銀の足しになるから俺はいいけどね〜
[ふらりと何処にでも現れる──移動の魔法使い。 魔女や魔法使いは各地にいるが住処を離れたがらないものは多い。
森のポストへ投函されればそれはそのまま魔法使いの元へ届く。 それが『依頼』の合図であった。湖畔の崖上に居を構える魔法使いはスクロールでしっかりと対価を払ってくれていた。>>118
>>129郵便屋と呼ぶ炎の魔女も手紙の斡旋を受けた。その弟子とやらの分も炎の魔女なりの対価で請け負ったが、これはその時より少し先の話。]
(166) 2018/06/14(Thu) 10時半頃
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[黒い森に住む魔女──花籠の魔女とも呼ばれる相手からも手紙の斡旋を願われた。 いいよーと軽いノリの手紙を返した。
各々にはポストを作ってシーシャの魔力を帯びたシールを渡した。 そうすれば手間を取らずに”宛先通り”に手紙は届く。
とはいえこの放浪の魔法使いが魔力を発すれば届くも──── 遠くと遠くを結びつけるのは容易ではない。
手紙が届くのは数日後であったり数ヶ月後であったり ……数年後になったりとかは郵便事故と目零しして貰おう]**
(167) 2018/06/14(Thu) 10時半頃
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だって名前が長いんですもん。
[ぷ。と頬を膨らませれば、メルヤの背が低いからか子供みたいに見える。
夜中のきのこについては、そのきのこは出来損ないだ、食べられないよ。と答えたか]
(168) 2018/06/14(Thu) 11時半頃
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[およそ週に一度、口に含むが、美味しくはないし食べたら困るだろう。
いっそこのまま食い千切った方が、彼の為かもしれないとふと思いつつ。魔力が頻繁に抜けている状態に、何故甘んじているのだろう。
吸血鬼なら補充はできるのだろう。書斎の文献は吸血鬼関連のもので充実していて、全部に目を通した。
嘘か真実かは知らないが、人間や植物から生気を奪って魔力に転嫁できると書かれていた。
人間から奪う場合、相手が純潔でないといけないとする文献がほとんどで、老若男女誰からでも奪えると書かれているのは二冊くらいだった。
幾度の夜を共にして メルヤが未だ純潔なのは 彼が 最初に生気を奪う相手をメルヤに定めているからかもしれない
吸血鬼になれば人間の食事も営みも必要ではなくなる。イコール、メルヤが必要ではなくなる。
荒らされた森への恐怖より、その考えが頭を支配する]
(-51) 2018/06/14(Thu) 11時半頃
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[部屋に閉じ籠った夜。頭を支配する考えのせいで寝付けない夜を過ごす。
幾日かの後、大丈夫と言う彼の言葉に安堵のため息を吐く]
ありがとうございます、レオナルドさん。
[彼が何かしてくれたのはわかるからお礼を言った]
あの……夜の方も、再開ですか。
[上目遣いに彼をみつめた*]
(169) 2018/06/14(Thu) 11時半頃
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― 後日 ―
[出した手紙の返信と、色あせた魔導書(>>130)が届いた。 ――奇遇にも、先方にもメルヤのような同居人がいるらしい。]
メルヤ君、これで人探しができるよ
あと魔導書送ってくれた相手のところにもメルヤ君みたいな子がいるらしい そこでも他所でもいいけど、メルヤ君から手紙出してみるかい?
[こうして魔導書の取引をするならやはり日頃から交流があった方が上手く行く。
……とはいえ、魔法使いは基本的に俗世から離れているから、用件もないのに他人と交流する気などそうそう無いわけで。
それなら、居候同士で交流してくれれば自分が面倒なことをせずとも他所の魔法使いと繋がりを保っていられる――と踏んでの勧めである。
魔法使いはやはり現金なのであろう。*]
(170) 2018/06/14(Thu) 11時半頃
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― 人探し ―
[朝食後。 手に入れた魔導書を手にして内容を解読する。]
……うん この魔導書によると、残留思念……魂の残り香みたいなのを感知できるようになるみたい
けど僕はその娘のこと知らないし、僕がその場にいないと分からないみたいだ
なので……今日、これから、いいかな? ……いっしょに
[つまるところ、探すならふたりで街に行かなければいけないようだ。 何故か提案の言葉の歯切れが悪かったが。]
(171) 2018/06/14(Thu) 13時半頃
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[同居人のメシは旨い。 魔法の素質も人間のくせにそれなりにはある。 危害を加えたり逃亡したりも今の所は無さそうだ。
が、とにかく片付けろと口うるさい。 アイツは小姑だ。小姑なんだと言い聞かせる。 天井が、突然炸裂したのは、その矢先。]
ロリババアって言うんじゃないよ、クソガキ ………私に天井が届くと思っているのかい
[実際は魔法でどうにかなるのかもしれないけれど 憎きその高身長を見上げて、呟いた。]
[さて機嫌が治ったのはそのあとのこと]
(172) 2018/06/14(Thu) 13時半頃
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星型 !!!!!!!
[思わず目から☆が飛び出るほど喜んだ表情を見せ そのあと表情を秒殺する。何事もなかったように、だ。]
…………べ、べつにうれしくなんてない せっかくお星様にしてくれるなら た、食べてやっても良いんだけどな
[……お星様のかたちなら、きっと頑張れるはず ]
(173) 2018/06/14(Thu) 13時半頃
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[街に行く。銀髪は隠されてしまったが、 こちらは堂々と、いつもどおりの赤いコートだ。
もしかしたら「魔女らしくない」なんて 彼にも言われたことがあるのかもしれない、な? 赤いコートの下は人間の街ではやっているような服を好む 魔女らしいフードがついたローブやら、 黒いワンピースやらは、決して着ないのだ。 ]
言われなくても、買うよ、服。 最近森が少し肌寒いからな。
[炎の蜥蜴を召喚すれば、まさしく御者の姿に早変わり。 かぼちゃの馬車ではないけれど 魔法で生み出した荷馬車は、それはそれはとても便利だ。 ]
(174) 2018/06/14(Thu) 13時半頃
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── とある日 ──
[手紙を受け取ったのはフェルゼのほうだった。]
……と、友だちくらいいるさ
[なんて見え見えの虚勢を張って答えれば、 きっと魔導書を送る手はずを整えたのだと思う。
無論何のことはない、触媒の対価としての書籍だったし 簡単な材料は街でも手に入るものの、 良質な魔法の触媒となると話は別で。 なかなか街ですべてを揃えるのは、難しいのだ。]
……手紙、書くのか。
[そこから先、彼が誰に何を書いたのかは知らない。 だけど見知らぬ相手に届けて欲しい、と言われれば きっとその旨、郵便やにも伝わったのだろう。 ]*
(175) 2018/06/14(Thu) 13時半頃
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[男が考えていたのは全く逆で……。
確かに、吸血鬼になればメルヤが作る日々の食事は必要ないのも、最初の吸血相手がメルヤになるのも間違いない。
だから毎週ベッドに潜り込んでくるのは、術式の完成を遅らせたくて定期的に精力を奪いに来ているのではないかと思っていて――逆に食いちぎられる寸前とか想像できようもなく。
では何故この奉仕を拒否しないのか――男だからとしか言いようがなかった。 では何故純潔を奪わないのか――メルヤだからとしか言いようがなかった。
彼は男であり、そしてまだ女について初心だった。]
いいよメルヤ……出、る…っ
[そんな、ある意味変わらない日々が続いていた]
(-52) 2018/06/14(Thu) 13時半頃
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/* ビクッ(星型に反応する身体
(-53) 2018/06/14(Thu) 14時頃
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[問題は格好である。 まず服装。魔法使いらしい赤いローブで街を歩くのはもちろん論外である。
また、魔導書を手にしていないと探知できない都合上、この本を持ち歩く様もどうにかして偽装したいところだ。]
幻覚魔法をかけ続けるわけにいかないしなあ…… 両手に魔導書持っていないといけなくなるから
何かいい方法ない?
[同時発動自体は可能だが、探知のためには片手は空けたいらしい。*]
(176) 2018/06/14(Thu) 14時頃
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/* しごとで完全に心を燃焼しきったぜ…… 帰ってロル書く元気ある…?今日飲み会なんだよ…??
(-54) 2018/06/14(Thu) 15時頃
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/* 牛乳にひたひたに浸かって焼かれてフランチになりたい…
(-55) 2018/06/14(Thu) 15時頃
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/* いま脳みそ溶けてるがんばった…がんばった…… 給湯場所にあるお菓子大量に持ち出して休憩所きた…
(-56) 2018/06/14(Thu) 15時半頃
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―回想:彼方の海、近郊の幸―
[キレイな名前。>>65
わたしの名前が”海”であるように ”Calyx”には名前の意味があるのか問いかけたか。
教えて貰えたなら喜んだだろう。 躱されたなら追求はしなかっただろう。]
教えるひとがいいから……。
[褒められて少しはにかんだ。
細くて白くてキレイな指が拙い文字を辿る。]
(177) 2018/06/14(Thu) 15時半頃
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[どことなく喜んだようにきこえる声 親しげな仕草がとても嬉しくて、嬉しくて
たくさんのことを教えてくれるのが楽しくて わたしはとても覚えが早い生徒だったのだろう。
褒められたくて 夜遅くまで練習して
……そのせいで持病の発作が起きた時もあったけれど。]
(178) 2018/06/14(Thu) 15時半頃
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[彼女が頭を撫でてくれる手つきは、優しい。 村のおとなたちのように 気に食わないだけで手をあげたりしない。
目を細めて染み入るようにその声を聞くのだ。]
……ほんとに…?
[遙かな海を想像する。>>66 どこまでも果てしない青い空と碧い海を。
発作は時折まだ起きていた。 その度彼女は甲斐甲斐しく面倒を見てくれただろうか。
彼女がわたしの望みに気づかないように 彼女がわたしに望んでいることにまだ気づいていなかった。]
(179) 2018/06/14(Thu) 15時半頃
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