162 冷たい校舎村3-1
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ねえ、よかったら切ってみる?
[型紙を貼り付けてある黒い布地を差し出して尋ねてみる。 昔の兄は喜んで母を手伝っていたのを思い出しながら。 高校生の彼が、同じような反応をするとは 限らないのだけれど。
大まかに布地は切り取ってあって、後は型紙に沿って 切るだけの簡単な作業だから、彼にもできるだろうと。*]
(119) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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[ 指をかけて。
――――ぱちん。
窓の鍵は、いとも簡単に、開いた。 ]
(120) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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へ? ……えっ?
[ 間抜けな声が出てしまった。 でも、だって、あれ?なんで? そう、疑問符をひたすら浮かべていても、 悲しいかな、縋るみたいに、 白い手は、今度は窓を開こうとする。 ]
(121) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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[ ―――今度は、派手な音と大きな声が廊下に響いた。 ]
わ、あっ!?
[ 力を入れすぎたせいだろう。 横にスライドさせた窓は、 ガン!と派手な音を立てて開いて。
そして、今度こそ目を丸くする。 まさか、そんなことが、開いた窓を二度見する。
歓喜じゃなくて、戸惑いが最初にきたのは、 どうしてなんだろう。よく、わからない。 ]
(122) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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─回想/昔の話─
……サインください!
[そう言って、勢い良くノートを差し出したことも、 当然帆北は忘れているんだろう。 それでいい。その方がいい。 なんて思っていて、ごめんなさい。]
(123) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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[おとーさんは野球が好きで、 でも、おにーちゃんは、サッカーの方がいいって言った。 おとーさんがガックリ肩を落として、 倉庫に仕舞ったこども用の野球道具を、 3歳のあたしが引っ張りだした。
それが、はじまり。]
(124) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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[気に入らない。 文化祭に居るからじゃない。 外に出られないからじゃない。
自分がどこかぼんやりしているのが気に入らない。
思考にかかる靄を振り払おうと、立ち止まって頭をゆっくりと振る。
まずは、落ち着こう。 ――甘い匂いが苦手だ。 連絡口は開かない。 ――映画も苦手。 窓は、上の階なら開くだろうか。 ――原色も見たくない。 行ってみるしか無いか。 ――お茶は好き。
ああ、駄目だ。思考が散らかる。 壁にもたれかかり、ズルズルと座り込み、顔を片手で覆う。 そのまま満足するまで、その場から動かなかった。*]
(125) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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[しょーがくせい。地域の野球チームで、男の子に混じって練習してた。 あの頃は、まだ、あたしは背が大きいくらいで、 喧嘩したって、負けることなんてなかった。
ちゅーがくせい。また、男子に混じって野球部に入った。 実は、中学までは女も一緒くたに試合に出れる。 そういう風に、ルールが決められてる。 短く髪を刈ったあたしを、兄は笑って、父はオロオロして、 母は、呆れた顔で短くなった髪を整えてくれたけど、 あたしは、とても満足していた。
中学でも、これまでと同じようにやれるなんて、 そう思い込むほど、バカだったわけじゃない。 ただ、キツイ練習も、楽しくて、本当に、毎日、楽しくて。]
(126) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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[ひとつ、誤解しないでほしいのは、 中学校生活は、部活は、 とっても楽しかった。充実していた。 あの日々を、力いっぱい生き抜いた自分を、 人生の中で、なにより誇らしく思う。]
(127) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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─回想/中学時代 放課後─
──帆北のおにーちゃん、あの帆北選手なの?!
[ガバっと顔を上げて食いついた朱美を、 別の部員が笑った。知らなかったのか、と。
期待の新人と、今年のイロモノ枠。 的な扱いなのは、分かってはいるけど、 でも、同じ部の仲間じゃんね、って思えてしまう。 あの頃のあたしは、やっぱりバカで、幸せだったかもしれない。]
聞いてないし知らない! えっ、すごい、ほんと。すごい。 あたし、よく、お父さんと試合観に行ってた。
[お前、鞄に振り回されてる、と笑われる、 エナメル質のクラブバッグから、ノートを取り出して、 勢い良く突き出して、頭を下げる。]
(128) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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だから、あの、サインください! もらってきてください!超お願い!
[直後、ぱすんと何かで頭を引っ叩かれる。 がっつき過ぎ、と笑う部員がいた。 手に持っている野球帽が、間抜けな音の発生源だろう。]
やー、だって、あの帆北選手だよ? いいなあ。帆北も体格いいもんね。
[すっげーなーって、随分身長差のある帆北を見上げて、 はーって、感嘆。いいなーすごいなーって、バカみたいに繰り返して。 多分、そんな何気ない日常も、全部。 きっと帆北の中からは、きれいさっぱりなくなっていて、 そのことに、ほっとする自分がいる。サイテー。*]
(129) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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[ でも、後は簡単だ。 自分が何を感じたにせよ、この窓は開いたのだ。 それを、この目で見たのだ。 なあんだ。やっぱり、工事って可能性は、あるんだ。 ちょっと高いけれど、だいじょーぶ、だよね。
そう、ほっとしながら、思考を逸らしながら、 窓の淵に手を、そして体重を乗せて、 のんびりした、だけど身軽な動きで上半身を乗り上げる。 ぷらん、と、校舎内に残ったままの細い脚が揺れた。
後方を確認して、それから、地上を、見て、
見て、 ]
(130) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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/* そういえば、教室はナチュラルに1階にあるみたいな描写しちゃってたごめん(開かない窓
(-81) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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………………、 えっ、とー…。
[ 瞬く。心臓が、今度こそ跳ねる。
ここは、何階だったっけ。 ああ、三階だった、三階。うん、そりゃ、高いけれど。 でも、三階って、高層ビルみたいな、 あんなに高い、場所だったっけ。ここは。
ぐおん、って。 冷たくなった風が、頬と髪を撫でていく。
見える筈、だった。 今までいつも通りに見えていた筈の地面は、 遠かった。ただ、ひたすらに。
気を抜いたら見えなくなるくらい、 とても、とても、遠くにあった。 ]
(131) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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/* 七尾がこうして拾ってくれることがめっちゃ嬉しいので、 やっぱり過去回想は早めに出したいねえ……。
(-82) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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うん、きっと、夢。
[どことなく素直さの感じられる健五郎の言葉を聞きながら、笑みを浮かべた。>>108 彼の表情に戸惑いが見える気もしたけど、だからこそ断定するように、はっきりと頷く。 呆れられてしまうかな、と頭の隅で思ったりもしていたのだけど。 どこか柔軟に受け止められてしまったようにも思えるのは、彼の性格か。 或は、記憶喪失、という不安定さからくるものかもしれない。]
自然に覚めるなら、それでいーし。 覚めなかったら、……んー。 まあ、それは、それで、いいんじゃない?
(132) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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[健五郎の方をを見ずに、壁に貼られたポスターばかりに視線を向けて。
『タロット占い喫茶 〜未来を覗いてみませんか?〜』 『写真展覧会─この街の小さな発見─ 2F奥 突き当たりへ』
色とりどり、鮮やかに。 紙面の上で、おいでおいでと誘うような、それらの文面を眺めながら。]
だって、こっちが夢で、あっちが現実、なんて。 誰にも証明できないし。
[現実なんて、そんくらい、不確かなものだよね。 そう切り上げて、食べ物の話に移る。 何故だろう、とても珍しく、お腹がすいているような気がした。*]
(133) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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[手を差し出したら、顔を輝かせてその手を握られる>>104。もしかしたら流石に馴れ馴れしいかとも思っていたが、予想以上に喜ばれて一瞬ぽかんと呆けた。 しかし、すぐに手は離れて、顔をりんごみたいに真っ赤にしてわたわたと慌てるものだから、思わず吹き出して笑う。そんなに慌てなくてもいいのに。]
…っぷ、くくっ…大丈夫、分かってる分かってる。 俺は手繋ぐの全然嫌じゃねえし、遠慮しなくていーよ。
[笑いながらそう言えば、遠慮がちに小指が絡まった。 繋がった、自分の指よりも小さくて細い手。そういえば、誰かと手を繋ぐのなんていつぶりだろうか。思い出せない。]
いえいえ、どーいたしまして。 俺の手なんかで良ければいつでも貸し出すぜ?
[そんな風に言って笑いつつ、教室の外、職員室の方へと足を向けた]
(134) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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─現在/廊下─
……織部?
[教室までの道を戻ろうとして、 廊下の窓を確かめている>>88織部を見つけた。]
窓、開かない、よね。 やっぱ、ダメだよねー。
[ため息をついてみる。 あーあ、って声に出して、こう、軽い落胆っぽく。]
昇降口、見てきたんだけどさ。 やっぱり、開かない。全然ビクともしないし。 力には自信あったんだけどなあ。
[そういう問題じゃないだろ、って、 言われそうなセリフを、紡いで、紡いで。]
(135) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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そっち、どう?何か、見つかりそ? ほんと、よくわかんないことになっちゃったねー。 文化祭、みたいで、ちょっと、ワクワクするけど。
[それが、つよがりだったのか、本心か、 ふわりと浮いた言葉の真意は、自分にだって分からなかった。
剥がれかけの折り紙の飾り。 ピラピラと中途半端な位置で揺れるソレに、少し触れて、 手持ち無沙汰に、ゆらゆら片足を揺らす。
ああ、一方的に喋ってたら、少し、調子が戻ってきた。*]
(136) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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──回想:高1・初夏──
「なあ、帆北のこと、知ってる?帆北健五郎。 あいつ、記憶喪失なんだって。すごくねぇ?」
[1年の頃、今となっては名前もろくに覚えていない男子生徒が、興奮気味に耳打ちしてきたのを覚えている。 何がすごいのかよく分からなくて、秋野は曖昧な顔でその生徒を見る。 帆北と同じ中学だった者から聞いたのだと、彼は言った。
ああ、ほら、あいつだよ。 そう指し示された先に、大柄な体躯の男子生徒がいた。 スポーツとか、似合いそう。そんな感想を抱く。
「記憶喪失のヤツなんて初めて見た」と、物珍しさからか、男子生徒は尚も興奮気味にしている。 記憶喪失だなんていうけれど、そうやって眺めている分には他の生徒と何が違うのか分からなくて、彼が"すごい"のかどうかも、秋野にはよく分からなかった。 だから、特に気にすることはなくて。 結局、秋野自身が、帆北健五郎ときちんと関わったのは、3年になり、彼とクラスメイトになってからだった*]
(137) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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―廊下―
そ?ならよかった。 そうだな、俺も神様には会ってみたい。 幽霊にくらい会わせてくれるんじゃねえの? 神隠しなんてもんされたんだから、一人一つくらい願い事言っても文句は言われねえだろ、多分。
[様子を窺いながら声をかけたが、万里が思ったより楽しそう>>107で安心した。 それでいい。怖がるより楽しんだ方がいい。 続いて聞いた言葉にちょっと考えながら答える。それにしても、幽霊に会いたい、なんて。過去に大切な人を亡くしたりでも、したのだろうか。もしそうだとしても、自分にはそんな経験はないから、彼女の気持ちを察してやることは出来ないけど。]
(138) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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/* (アキノ・▽・)<何この面白くなさそうな企画>>133
ぴえーーー!! こういうの、いざとなると思いつかないな……。。
(-83) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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ああ。大丈夫。俺はこれでも口は堅いつもりだし、誰にも言わねえよ。二人だけの秘密だな?
[内緒だよ、と言う万里に、同じように人差し指を口元に当てて笑ってみせた。]
しっかし、あの世に、ねえ…俺は神様じゃないから分かんねえけど、頼んだら行かせてくれるかもな。 でもあの世に行ったりしたら、こわーい幽霊とか一杯いるかもしれねえぞ。もしかしたら、こっちに戻ってこれなくなるかもしれねえし。
[脅かすようなことを言いながら、こちらに笑いかける万里に視線を合わせて軽く首をかしげる。 それでもあの世に行きたいのか?とそう問いかけるように。]
(139) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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―現在:被服室―
……うん、ありがとう。 次から気を付けるね。
[どうして学校で行先を言わなければいけないのだろう。 そうだ、学校がおかしくなっていたんだった。 あれ、でもいつものことじゃなかったっけ。
脳内で思考がぐるぐる渦巻きながら、 纏まらない頭で帆北くん>>113に頷いておく。]
ねえ、ここ、危ないのかな。
[わからないのなら聞いてしまえ、と、 唐突に感じられるであろう質問をふたりに投げかける。 わたしが立っているここは、日常なのか、非日常なのか。 境界が見えずに、ただ立ち尽くしていた。*]
(140) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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[ ―――おりられない。出られない。むりだよ。 そんな、拒否反応にも近い感情が、這い上がって。 脚をばたつかせて、強引に廊下へ降り立つ。 ] ………
[ どうしよう。言っていいのかな、これ。 非常階段の扉は開きませんでした。 窓は開いたけれど、おりられません。って。 言って―――いいの、かな。 みたいに、ならないかな。
ちかちか。装飾にも煽られる恐怖と。
言わなきゃだめだ。 その為に、自分がここに、きたのに、って。 義務感みたいなものがまざりあって、 不自然に、教室に向けて脚だけ動く。
ろくな解決方法も、ないくせに。 ]
(141) 2015/06/20(Sat) 23時半頃
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/* こわーい幽霊いっぱいかもよーって、子供扱いしてる感はんぱないね…ごめんね…しかし万里かわいい
(-84) 2015/06/20(Sat) 23時半頃
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―→一階―
[ たん、たん。 義務と恐怖とで揺れて、だけど脚は確かに動いて。 少しだけ重くなった、ステップの先で見たもの。 教室へ降りていく階段。廊下の少し、奥。
良く知る人影の、違う様子>>125。 ]
(142) 2015/06/20(Sat) 23時半頃
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/* とりあえず、3階以上の探索が足りてねえ(駒鳥任せ
(-85) 2015/06/20(Sat) 23時半頃
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[ 息を吸う。 表情、いつも通りを意識して、座る相手を見下ろして。]
"とーるくん"
[ ――って、いつもみたいに、名前だけ、呼ぶ。 ほら、こういう変化って、 どうしたのって、突っ込んじゃだめだもの。
そんな防御にも似たなにかを、何処かに流して。 そうして、返事を待った* ]
(143) 2015/06/20(Sat) 23時半頃
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