128 終世に降る雨/ツイノセニフルアメ
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[>>94生き延びねば、という言葉に老執事からも首肯を返され、 彼が双剣の止め具を弾くのを目にした。 記憶の何処かに引っ掛かるものがあったが、今は呑気に問うている暇はない。 先の反応と言い、彼は一介の執事ではないらしい、と男は感じていた。
冗句には口元だけを上げて応じてみせる。 仮初の共同戦線。 クラリッサの身体能力に関しては心配していないが、巫女姫が無事に逃げ切れるかだろうか。 大人しい深窓の姫君とは今までの態度からに思ってはいないが。
>>95二振りの剣を抜き放ち、彼が殿を、という言葉には迷いなく頷く。]
――お願いします。
[彼女に全てを、と語る様は、騎士のようだと思った。]
(117) 2014/07/11(Fri) 23時頃
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[>>80並走しようとしたが、人ならぬクラリッサの足の方が早く、彼女の僅か後方を走る事になる。 背中のホルダーに装備していた銃は20発の弾丸を放つ事が出来る。 銃の安全装置を外し、男は人を撃つ覚悟をした。
国境館が砲撃に晒された時から彼女の心が乱れている事は何となく気付いていたが、何か声を掛けてやる余力はなく。 >>83前方を行く彼女が、ルート上に味方の存在を感知して更に混乱している事までは分からずに。]
(118) 2014/07/11(Fri) 23時頃
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─ 弱くなる呼吸の中で ─
[男はぼんやりと、久しぶりに見た妹を思い返した。
昔は、何かあれば駆けて抱きついてきてくれたのだが]
最期になるなら、自分から抱き寄せてみれば良かったか。
[なんてガラにもない冗句は、弱くなる鼓動を奏でる胸の中で呟いた]
(-80) 2014/07/11(Fri) 23時頃
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[アンドロイドと人間が共生する為に、アンドロイドの行動には幾つか制約があり、 ディステル・フライハイテンのある研究者が作った三箇条にそれは集約されている。
一つ、人間を傷つけない。また、人間が傷つく危険を看過しない。 一つ、人間の命令に従う。 一つ、上記二つに反しない限り、自己が損壊しないように身を守る。
――戦闘用アンドロイドに関しては、人間は味方のみを指す、と定義されている。]
(119) 2014/07/11(Fri) 23時頃
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― 館周辺の森 ―
[雨が降っている。
元々の出身は森であるにも関わらず、此処はひどく居心地が悪い。 長く砂漠で暮らしすぎたせいか、それとも。
戦の少し前。髪を滑った黒い翅。 何故あれを思い出すのか。
考えを巡らせるうちに身を起こす気配>>104を感じ取り、その方向に声をかけた]
……意識が戻られましたか
[いっそ死んでいれば良かったのに。 彼の死の可能性を疑わなかったのは、左手の枷を付けられているような違和感が消えていなかったからだ。
遠く離れた場所で操られるより、いつものように命令を受けながら動く方がいい。 傍らに控えていたのはそんな理由だ]
(120) 2014/07/11(Fri) 23時頃
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[彼女からの報告に男は瞠目する。
男は彼女に‘三箇条に則って行動せよ’と指示を出していた。 戦闘になった場合、彼女には味方を攻撃する事は出来ない。 下手をすると、彼女のOSに重大なエラーが生じてしまう。]
――…っ。
[向こうが銃器を構えているとは知らず、男は咄嗟に言葉を紡ぐ事は出来なかった。]
(121) 2014/07/11(Fri) 23時頃
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[彼女の声からは現状への混乱や動揺のようなものが感じられた。]
話し合いを求めよう。 彼らにパティたちを殺すメリットはない筈だ。
[男は只、そう告げる。]
(-81) 2014/07/11(Fri) 23時頃
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/* わー大丈夫です!?お疲れ様です…!
回想了解です、ざっくり大筋教えて頂ければこちらから回してみようかと……
(-82) 2014/07/11(Fri) 23時頃
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[>>86やがて彼女の言葉通り、2つ目の角を曲がる。 廊下は数段濃い血臭がして、男は咄嗟に口元を左手で覆って顔を顰めた。 クラリッサの背中の向こうには黒いパワーアシストスーツ姿の兵士の姿が数名。
どんな命令が下されているのか、彼らは迷うことなく此方に銃口を向けた。 クラリッサは自分達を庇おうと立ち塞がる。
戦いに不慣れな若い兵士は、己の犯した凶行に混乱していた。 口から洩れる呻き声は意味をなしておらず。 震える指先によって引き金が今にも引かれようとしているが、クラリッサには彼らに銃口を向ける事は出来ない。
交渉する事は叶わなさそうだ、と男がどうすべきか考えあぐねている中、>>109脇を旋風が駆け抜けていくのを感じた。]
(122) 2014/07/11(Fri) 23時頃
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[私は思考も動きもフリーズしてしまっていました。 ぼんやりと眺めていた光景には先生が味方をなぎ払う様子がうつっていました。先生は、やっぱり先生でした。
でも、味方を殺す敵は殺すべきなのでしょうか。 私が今、銃口を向ける先は…。 自然な動作で銃を構えようとしました。 その時。]
…はい。
[先生の声で我に返ります。 今日は敵を殺さなくてもよい、そして、パティ達を護衛する。 という任務もあったはずです。 …どうしてでしょう、ホッとしました。
持ち上げた腕を下げると。また先頭をきって走り出します。連絡が伝わったのでしょう、味方が私達の周りを包囲し始めます。その中でも数の少ない道を選びますが…。]
(123) 2014/07/11(Fri) 23時頃
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――…っ!
[老執事の振るう双剣は、兵士のアシストスーツの関節部位を鮮やかに切り裂き、鮮血が噴出した。 兵士の悲鳴が廊下に響き渡る。
男は初めて目にする戦場に目を瞠り、目を眇めた。]
(124) 2014/07/11(Fri) 23時頃
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一体…。
[慣れない天候のせいか少し身体がだるい。 額を押さえて記憶の糸を辿ろうとする。]
[一体自分の身に…何が…――]
(125) 2014/07/11(Fri) 23時頃
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[それは、誰かにとっては先の話、誰かにとっては今の話]
(126) 2014/07/11(Fri) 23時頃
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─ 館2F、鏡の間 ─
[鏡を眺めていた其れは、待っていた瞬間が訪れたことににたりと唇の端を持ち上げた。 永いながい退屈を、彼らは紛らわしてくれるだろうか。 嗚呼、その時が愉しみだと。 久しく感じていなかった──いいや、もしかしたら初めて感じる高揚感を胸に、其れは祈る様に両手を組み、口の中でどこの言語かも判らないこと葉を呟いた。]
(127) 2014/07/11(Fri) 23時頃
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アヤワスカが口の中で呟いたこと葉は、雨の中ひらりと舞う黒い蝶、あるいは蛾となって、息を引き取る間際の者達の額に、もしくは肩に触れる。
まるで降る雨水が身体に染み込む様な錯覚を、舞い降りた黒い羽に感じただろう。
意識だけではなく、傍にいた者の気配や、己の鼓動すら遠くなっていく。
そうしてあんなにも己を苛んでいた身体の痛みすら遠くなり、もう何も感じることもないのだと、そんな諦念に似た何かを抱えた。
その筈、だった。
黒い羽の感触だけはまるで意識がしっかりとした時と、いいやそれ以上にはっきりと感じ取ることが出来ることに貴方は気がつくことだろう。
(#0) 2014/07/11(Fri) 23時頃
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/* ギャスすいませんこれお待たせしてしまってましたねすいませんごめんなさい……!
(-83) 2014/07/11(Fri) 23時頃
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不思議で不穏な感覚だと認識出来る者は出来ただろうし、その感覚に気づかず意識を失った者もいるだろう。
そうして、雨音に気づいて目覚めた貴方は、見知らぬ森の中にいることに気がついた。
(#1) 2014/07/11(Fri) 23時頃
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[…は少し疲弊した感情で黙って控えていたが、地下室を出ようとしたサミュエル>>@6の言葉に顔をあげた。]
主?一体、何のおつもりですか?
(@7) 2014/07/11(Fri) 23時半頃
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[>>123クラリッサが一瞬自国の兵士を傷つける執事に狙いを定めようとしたのには肝を冷やしたが、杞憂に終わったらしい。
>>110引き続き兵士の動きを奪う老紳士の言葉に、男ははたと我に返る。 迷っている暇はない。 パティ達をシェルターへ連れていかねば。]
――はい。 パティ、こちらへ。
[>>123クラリッサの先導で、男はパティを促して再び廊下を走り出す。 敵の存在を知って兵士らが集まり、包囲網を為そうとしていた。]
(128) 2014/07/11(Fri) 23時半頃
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目覚めればすぐ、あるいは暫くしたら貴方の目前には意識を失う直前に触れた黒い羽虫。
それに気づかずにいた者でも、まるで気づいてと言わんばかりにその羽虫がひらりと雨の中で舞う。
すぐに見えなくなったそれを視線で追えば、代わりに貴方の視界に飛び込むのは、森の奥に見える二階建てのこじんまりとした館。
道中、負っていた怪我も、痛みもないことに気づくか、そうして見知らぬ姿を取る者と出会うか。
それは、貴方次第──*
(#2) 2014/07/11(Fri) 23時半頃
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/*サイモンは初日犠牲者だから表に居なくてはならない存在なのでは?ここ居たらダメなのでは? どうしよう…主がなんとかしてくださいましょう。 と、2日前から悩んで終いには無言で主に丸投げしている蛙がここに。 ひとまず逃げられたロル打つのが良いやもしれませぬなあ*/
(-84) 2014/07/11(Fri) 23時半頃
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覚えてはおられませんか
[戸惑った様子の主>>125に向かう顔は珍しく笑みを象っていた。 緩く持ち上がった口端にプラスのイメージを抱く者はいないだろうが。
自分たちの身に何が起こり、そしてどうして此処にいるのか。それは自分にも分からない。 ただひとつ、はっきり覚えている事がある]
(129) 2014/07/11(Fri) 23時半頃
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――敗れたのですよ、私たちは
(130) 2014/07/11(Fri) 23時半頃
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― 少し前 ―
了解しました。 マスター、お願いします。
[やはり、マスターは凄いです。 それなら問題ありません。 問題は解決した、と少し楽になりました。]
(-85) 2014/07/11(Fri) 23時半頃
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/* どこまで回していいものでしょうか……
(-86) 2014/07/11(Fri) 23時半頃
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[ ―――女を殺せ。
呪言が、耳の奥で粘性を伴い鼓膜に纏わりつく。 その場に生ける者全てに響く声は、 耐性の無い身には気を振らせるに等しい毒。
甲高い音が篭り、男は咄嗟に息を吐いた。 死を避ける術は唯一つ、真新しい死で贖う事。
人ではないクラリッサならいざ知らず、 その声は、ジェフの脳にまで染み、神経を爪弾き玩ぶ。
それ以上に、心身に火をつけ炙られたのは、 借り出されて間もない新兵等の脆弱な心。]
(131) 2014/07/11(Fri) 23時半頃
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―回想 戦前夜>>0:141>>0:193―
[感情を見せないようにしているのか低い声色で金髪の獣人は退室を願い出た。 ゆるりとそちらに視線を向ける。 相手は頑として自分と視線を合わせるつもりはないらしいが。
美しい容姿、しなやかな体躯。 衣服に隠された肢体は普通に過ごしているとわからないが、戦いに赴く際にその無駄のない身体は露わになる。
おまけに頭の回転も良い。 俺の機嫌を損ねないように振舞う方法を知っている。 戦地であってもその動きは洗練されており活躍ぶりもまた目を瞠る。
全く、力も財もない一族だったがこれだけの逸材に巡り合えたのだから大収穫であった。]
(132) 2014/07/11(Fri) 23時半頃
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─ 館、1Fエントランス ─
「ついに来た」『ついに来たわ』
[エントランスをぺたりと歩く様は、まるで軽いステップを踏む様な足取り。
其れがいる館に来る者がいれば、其れは喜んで出迎えることだろう。]
「『ようこそ、終焉を管理する館へ。 おわりを迎えたみんな』」
[そう、笑って。
そうして其れは招いた彼らが揃えばリリンラが用意してくれたダンスホォルで、告げる。
貴方達が今にもその生の終焉を迎えかけている事。いや、ほぼ迎えていると言うべきだろうことを。
そんな貴方達の中から誰か2人、生かしてやる。そんなゲームをしないかと告げる**]
(133) 2014/07/11(Fri) 23時半頃
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下がりたい、か。 ならば良いだろう。口付けを以て俺の武運を祈れ。 そしたら下がってもいい。
[そう言って麻で作られたロンググローブに身を包んだ左手を差し出した。中指と薬指にだけ穴が宛がわれており、手の甲全体を覆うように広がり、そして腕全体を肘のあたりまで包んでいる特殊なグローブはまじないが施されており肌身離さず身につけているものの一つ。
ついでに腰のあたりから垂らしている二本の尻尾の飾りも肌身離さず身につけているが、これはまじないと言うよりは嫌がらせの一つである。
相手が己を満足させればそのまま下がらせただろうし、そうでなければしばらく引きとめただろう。]
―了―
(134) 2014/07/11(Fri) 23時半頃
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[行く手を阻まれ、男は唇を噛みしめる。]
――クラリッサ。
[男は彼女に声を掛けながら、金髪で隠された首筋に左の指先で触れる。 樹脂素材で覆われた向こうには、彼女の脳に当たる回路に繋がっている神経の役割を果たす回線が通っている。]
緊急事態により、最優先事項を変更。 パティ、執事殿、ジェフの三名の存命の為、行動せよ。
[右手で自国の兵士に銃口を向けて、男は彼女に命令を出した。]
(135) 2014/07/11(Fri) 23時半頃
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