244 【R18】ミゼリコルディアの宴【魔女村】
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[── 暫しの時間が過ぎる。 ソファの周りにはさきほどよりも堆く本が積まれ なにやら記号やら文字やらがびっしりと書かれた本が 開きっぱなしで投げ出されている
”散らかっている” そう形容してしまうのならば まあ、それまで、といったところだが もし文字が読めるのであれば、開かれた頁すべて 傷の治癒に関するものが書かれたものだと知るだろう
当の魔女と言えば、大きな安楽椅子で器用に丸まり 古めかしくぼろぼろのブランケットを膝に掛けて すやりすやりと寝息を立てている
安楽椅子の背もたれには 先程まで魔女が着ていたコートが一枚。
窓から見えるのは真っ暗な樹海 曇った空には、今日は月の影も見えず 暗闇の中、ただただ背もたれだけが、彩度を帯びる ]
(162) 2018/06/11(Mon) 14時半頃
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[その物音はなんだったのだろうか。 銀髪が起き出して何かしらの音を立てるなら 同時に魔女も目を覚まそう。 魔女というのは、ほら、地獄耳なのである(たぶん)。]
……なんだい、逃げるのかい? それとも、寝首でも掻くつもりかい?
[彼がどういう理由で動き出したかはともかくとして。 安楽椅子の上から暗色の瞳で少年を見つめれば さてさて? 彼はどんなふうに反応したか。 ]**
(163) 2018/06/11(Mon) 14時半頃
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[どれだけ強がろうが幼子には変わりなかった。 庇護してくれる対象は、害を加える対象であった。
生来の負けん気の強さか。 己の境遇も忌まわれることも憐れまれるのを一番、嫌った。
暖かな感触。 それが上質なブランケットを掛けられたとは知らずに すぅ、と小さく寝息を立てた。]
(164) 2018/06/11(Mon) 15時頃
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[── 目が覚めた時には周囲は暗くなっていた。 苦すぎる緑色の液体を飲んだ為か。疲労は除かれていた。 怪我の度合いは思ったよりも深かったようで完治はしていない。
そろり。物音を立てずに家を出ようとする。 そろり。何も踏まぬように心掛けたが堆く積まれた本の山を倒したせいで >>163鬼ならぬ魔女を起こしてしまったらしい。 小さな舌打ちは、彼女に届いたかどうかは知らない。]
……ねてるあいだに殺すなんて卑怯ものと一緒にすんな! 俺はただ、追っ手…がくるから
逃げるわけでも…
[ねえよ、と言い掛けて一体どう違うというのか。 魔女から逃げるわけではない。 追っ手から逃げようとしている、その違い。
安楽椅子が揺れて夜色の瞳が見透かすように見下ろしてくる。]
(165) 2018/06/11(Mon) 15時頃
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逃げないでいいとこが…ほしいよ。 できることならなんだって、するのに
おれ…なにもしてないのに。
[我慢していたものが溢れたのは 真っ直ぐ見つめるその瞳に誘引されたような錯誤のせいだろう。
銀色の髪は不吉だから隠蔽したまま暗殺されかけた。 生きることすら、産まれた時から許されなかったことを幼子は薄々気づいている。 寄る辺もなくただ自尊心だけで立っているのだって限界で
無様な泣き顔を見られないように腕で顔を隠すのが精一杯の子どもだった]**
(166) 2018/06/11(Mon) 15時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2018/06/11(Mon) 16時頃
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[しん、と静まり返る小屋の中は、よく音が響くから。 彼が放った舌打ちも、彼が零した心の吐露も、 そして、その言葉に含まれた、僅かな震えも。
ぼんやりとした灯りの中では、 幼子の表情までは きちんと伺うことはできないが それが、どういった表情をしているかくらい ── わかりすぎるほど、歳を取ってしまった筈で ]
……結界を張ってあるから。 暫くは誰にもこの小屋は見えない筈さ 効力はあまり強くはないから 度々貼り直さねばならないがな
[ぽつり、呟いた言葉。 ”ここに隠れなさい”でも”ここは安全だ”でも、無い ただ、告げるのは酷く、酷く、遠回しな許可。 その言葉を相手がどう受け取ったのかはわからない なにか尋ねられるのならば、それには答えた筈だけど]
(167) 2018/06/11(Mon) 16時半頃
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……暖炉に火を入れよう。 だいぶ、部屋が冷えてしまった。
[ぼわり、掌に力を込めれば、ゆらりと炎がゆらめく 見かけは普通と変わらぬ赤色の炎
まほうでうみだした ほのおやみずは にんげんが うみだしたものよりも とても とても きょうりょくなのです
部屋を暖めるのは、魔法が生み出した優しい炎 ]
(168) 2018/06/11(Mon) 16時半頃
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………私は炎の魔女、……リッキィだ。 アンタの名前は?
[暖炉に火を入れたのならば、 部屋は明るくなり相手の顔はよく見える。 夜色の瞳はふたたびちいさな薄茶色を見据えたか]
できることならなんだってする、というのなら ああ、そうだな、私のためにメシを作ってくれ 残念ながら、料理は私の専門外なんだ。
[肩を竦めて、小さな子どもに告げようか。]**
(169) 2018/06/11(Mon) 16時半頃
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[ハハオヤは、春をひさぐ女だった。それ故、メルヤは父親を知らない。
夜は小さなあばら家で、ハハオヤの帰りを待っていた。機嫌によってメルヤを殴ったり、ご飯を与えなかったりしたけど、メルヤにとっては唯一の拠り所だった。
ーーーあの日まで。
メルヤが10歳になったその年、家に帰って来たハハオヤはいつになく上機嫌で、メルヤを連れて街に出ると上物の肌着やワンピース、アクセサリーに帽子に靴、どんなに強請っても与えなかったものを買い与えた。
喜ぶメルヤを連れて街の大きな館へ向かい、
…………………
メルヤを置いて、帰ってしまった]
(170) 2018/06/11(Mon) 16時半頃
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[大きなベッドがある部屋に監禁され、不安な時間を過ごすメルヤ。
やがて、部屋に現れた派手な服を着た肥った男が、下卑た笑いを顔いっぱいに浮かべてメルヤを追いかけ回した。
必死に逃げ惑うメルヤ。捕まったら何をされるか、わからない程初心ではなかった。
ふと、大きくて重そうな灰皿が目に入った。両手で掴み、渾身の力で肥った男に投げつけた。それは弧を描いて男の頭に吸い込まれていった。倒れる男、朱く染まる絨毯。
生死は確認していないが、死んだと思った。殺した事に悔いは無い。が……
ハハオヤに売られた事がただただ衝撃で
男が入ってきた扉の鍵が開いていたからそこから逃げた。人間に捕まれば殺されてしまうから、森へと。
そこで彼女に出逢った。銀色の狼に**]
(171) 2018/06/11(Mon) 16時半頃
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[熊から人間に、人間から熊に代わる時、大抵の人間は気味悪がって悲鳴を上げて逃げ出すだろう……なんて。
男の見通しは何処までも甘く、少年は悲鳴を上げるどころか、変身する一挙一動をじっと見ているではありませんか。 しかも冷静なツッコミのおまけつき>>132 男はちょっと恥ずかしくなって吠えました。]
ちょっと、じゅんばん、まちがえただけ!
[苦しい言い訳です。頭上の小枝に止まった小鳥も呆れたように鳴いています。]
(172) 2018/06/11(Mon) 17時半頃
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[しかし、かえれ、の言葉に返ってきた返事も、また男の見通しの外のものでした。
おうちがないのは困ります。 暖かく迎えてくれる家族がいないのは、もっと困るし 他の子がみんな帰れないのに一人だけ帰るのはずるい……? 男は訳が分からずまた呻くのでした。
もう家族も、同じ力を持った友達もいなくなって久しいですが 記憶の深いところに根付いた男の暖かな家族の思い出の中では 家族はとても暖かなものでした。
毛むくじゃなら胸の奥がつきん、と痛くなりました。]
(173) 2018/06/11(Mon) 17時半頃
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[ああ、でも人間は怖いのです。 山に住む動物を飾るために殺し、害のない魔法使いを追いやってきたのです。
少年の手が石を拾った瞬間、思わず身を固くしましたが…… その石が男と全く違う方向に投げられたのに安堵の息を漏らして 男はぐるる、と唸ります。]
ううん、そうしたら……ううん、と…… おまえのいくとこ、おまえがきめれば、いい しかになって、このやまのむこう、いってもいい わたりどり、なって、うみのむこう、いってもいい
[男の一族の持つ力は『動物に変身する力』ですが、何にでも好きなものに化けられるのではありません。 本人の持つ資質によって、成れる動物が異なるのです。 男は熊以外にはなれません。また、男の両親も、ヤマネとカッコウ以外にはなれませんでした。
少年に変身の力を教えたとて、最悪の場合、今より遥かに無力でひ弱な存在になるかもしれません ですが、今ここで何の助けもチャンスもなく死を待つだけより遥かにマシでしょう。]
(174) 2018/06/11(Mon) 17時半頃
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[狩りに来る人間に少年を渡せば、少年はやがて男を殺しに来るのではないか。 けれど獣になれる力を与えたとて、少年はまた自分と同じ追われる身になるのではないか。 男がいくら考えても、一番いい答え、というのは見つかりません。
しかし、何もしないまま、少年が一人ぼっちのまま死んでいくのは この男にとってもひどく悲しい出来事なのです。]
あきまで、おでのうち、いていい。 おまえが、もしここで、しにたくない、なら おでが、おまえに、ちから、やる。
[再び姿を獣に転じさせながら、熊は少年に大きな手を差し伸べるのでした。]**
(175) 2018/06/11(Mon) 17時半頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2018/06/11(Mon) 17時半頃
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/* がすとんさん かわいい もえわく はあく
(-25) 2018/06/11(Mon) 17時半頃
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[帰り道がわからないこと 自分だけ、帰るわけにはいかないこと。
そんなことを、この熊に言ってみたところで どうしようもないということくらい ドリベル自身、ちゃんとわかっています。
それなのについつい弱音を吐いてしまうなんて まるで一番下の妹が駄々をこねた時みたい どうしようもない事をごねるなんて 随分と格好悪い話です]
んー……
[カラコロと転がる小石を目で追いかけて 小さく呻いてはみたけれど その次の言葉が見つかりません。
人型になった相手を覗き見すれば 人の姿でも唸っているようで]
(176) 2018/06/11(Mon) 19時半頃
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はへ…… 行くところを決める
[鹿や渡り鳥になる。 そんな予想もしなかった言葉に>>174 口がぽかんと空いてしまいます。
たしに、他の動物になれたら素敵です でも『そうする』と言えるかといえば]
あのさ。とーちゃんも、かーちゃんも おっちゃんみたいに熊にならなかったよ? どうやって、なればいいの?
[それとも、ドリベルが知らないだけで 他の人間は皆、動物に変身できるのでしょうか。
男の境遇も知らず見当違いのことを考えていれば またもう一つ、提案があって>>175]
(177) 2018/06/11(Mon) 19時半頃
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なれるならさ、鹿は嫌だな だって角が毎年生え変わるんでしょ? ……抜ける時、痛そうじゃん
それなら、渡り鳥――― ううん、それだとカラスに狙われるから もっと大きな
[大きな鳥になって妹や他の子をみつけて 村へ連れて帰れたら、どんなに幸せだろう
芽生えた希望はどんどんと膨らみ 胸の中でいっぱいに広がっていきます。
あの動物がいいか、この動物がいいか 頭の中でぐるぐる考えを巡らせてから]
(178) 2018/06/11(Mon) 20時頃
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んー…… クマがいいな
おっちゃんと同じ、クマ
[熊がいいと言っても、変身する法則も何も知りません そもそも熊と言ったのも、強そうという理由だけ。
それでも目標を見つけた分だけ 前よりは前向きな気分になれましたから]
(179) 2018/06/11(Mon) 20時頃
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おっちゃんちに、連れてって それとさ、えーと
[熊の手に自分の手を重ね、 ごにょごにょ小さな声で感謝の言葉をぽつり
そして、ありがとうを言い終わったなら 多少よたつきながらでも立ち上がり 連れていって欲しいと、せがむのでした*]
(180) 2018/06/11(Mon) 20時頃
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あのさ 岩どけたり、鎖きってくれたり たくさん、ありがとう
(-26) 2018/06/11(Mon) 20時頃
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/* もうねもうね 熊さんのこのごつい感じとか 不器用な雰囲気や喋り口調が性癖ドストライクすぎて!!
(-27) 2018/06/11(Mon) 20時頃
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/* なん…………
ちょうかわゆ
(-28) 2018/06/11(Mon) 20時頃
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/* これが、つんでれ、いうやつか… いや、つんでれ、ちがう、かな……うう……
(-29) 2018/06/11(Mon) 20時頃
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[藍色の夜に灯りはぼんやりとしているだけ。
泣いていることだけは露見されぬようにと 意固地になる様はどう見えただろう。
泣き喚いて 我が儘を言う年頃の幼児を ]
…………どういう いみ?
[直截に尋ねたなら魔女はどう応えたのだろうか。 ぐずついたような表情で
その癖意地を張り通すようにくしゃりと歪めた顔を向ける。]
(181) 2018/06/11(Mon) 20時頃
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[──── それは不思議な光景だった。 暖炉に日をいれると告げた直後に揺らめくは赤の焔
お伽噺で語り継がれるよりもずっと 優しい色をした、赤だった。
冷え切った部屋を、からだを温める赤だった。]
……フェルゼ ただの、フェルゼだ…。
[冬の湖の底のような闇色が暖炉の淡い炎に照らされる。 ただの≠ニ名乗ることで家名を捨てた。
しがみつかねばいけねばならなかった 名高き家を自ら捨てた、瞬間だった。]
(182) 2018/06/11(Mon) 20時頃
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じゃあ、 ………つくりかた、おしえて
[リッキィと名乗った魔女よりずっと小さな小さな子ども。 出来ないとは言えない。出来るようになる、と遠回しに伝えた。
そこに、いることを許してくれたひとは ────誰ひとりいなかったことを
きっと魔女は知らないだろう。]*
(183) 2018/06/11(Mon) 20時頃
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[淡くぼんやりとした暗闇の中の輪郭は 泣かぬように、意地を張っているようで。
… 後々魔女が語るには「3歳には見えなかった」と 語る言葉も、生きるための行動も、仕草も。 すべて既に世界を諦観しているようにも見えた。
どこまでが生きるための演技で どこまでが三歳児の本能かはわからぬが 遠回しに伝えた言葉の意味を問われるのなら ]
……子どもを虐めるような馬鹿な奴らには この建物は見えないってことさ [その返事で納得してくれるなら 言葉少なに、いまは、それだけ。 ]
(184) 2018/06/11(Mon) 21時頃
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[優しい炎がからだの芯を暖める 銀髪の幼子は問いかけに、自分の名を名乗る “ただの、フェルゼだ” と。 ]
そうか、ただのフェルゼか。 ………判った。
[それ以上は名前に触れることはなかった。 良い名だ、とも褒めなかったし 私もただのリッキィだからと寄り添うこともない
─── 言葉を、付け足すには、もう 魔女は “名前” に囚われすぎていたんだろう ]
(185) 2018/06/11(Mon) 21時頃
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[衣食に専ら興味のない魔女は 毎月たいしたものも食べず、ベッドですら眠らない
小さな身体は大きな安楽椅子に収まるサイズで それ以上のものを必要としなくなってしまった 傷まぬように魔法で丁寧に補修をされたコートは 身の丈に合わないほど、酷く、長い。
食べても成長しなければ、病気になることもない 炎の魔女の体は「そういうふうに呪われている」 元から興味のなかった食事は尚更興味がなくなり、 空腹を感じればなにか「食べられるもの」を口にする それだけの、生活を営んできた。 ]
(186) 2018/06/11(Mon) 21時頃
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