228 吸血鬼の宴
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─回想>>160─
……何故そんな顔をする……。
[当惑が深まる。 その様な顔をされる理由がわからない。 翡翠緑を見つめていた琥珀が翳る。 真に無礼で気に食わないと思うのならば突き飛ばして仕舞えばいい。だが、そうできないのは、何故なのか。 頭の奥で警鐘が鳴る。 これ以上 は いけない。 何がいけないというのか、解らないまま。]
…………、 人間の、…癖に、と 謂ったのだ。
[突き離すように言葉を区切りながら差し向ける。 睨めば見目麗しい青年はたじろいだ。 其れでよい、畏怖すればいい。 侮られてやるつもりはない。
肩越し、路地側で何者かの影が動くのが見えた*]
(161) 2017/10/01(Sun) 02時頃
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―― 回想 ――
[琥珀の青年の言葉>>161に翠は驚いたようだった。 見詰める先に翳りが見えて、ああ、また色が変わる、と。]
そんな顔って……
[妙な表情でも浮かべただろうか。 不思議そうに首を傾げた。]
…………人間の、癖に、って、 それ、まるで、…………人間じゃない、って 言ってる風に聞こえる。
[言わんとする事は理解できるはずなのに、 わかりたくないと思えば答えを先延ばしにするような足掻き。 青年の意識が向こうに向くのに気付けば、振り返る。 影に引き剥がすように払われ、手前の壁に腕を擦り微か血が滲んだ。**]
(162) 2017/10/01(Sun) 02時半頃
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[真珠色の爪先が、此方に触れる。 温かな室内の空気とは対照的なひんやりとした感触に、 一瞬肌が粟立つの感じたが。]
…。
[読み書きはできるの?>>153 問いかけに浮かぶのは、幾つかの音の綴り。
こく、と一度小さく頷くと、 冷たい彼女の指先に、そっと手を伸ばす。 彼女が此方の喉から手を離してくれたなら その手を、彼女の手より一回りほど大きい己の手で 包み込むようにしてとった。]
(163) 2017/10/01(Sun) 08時頃
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[もう片方の指先が、彼女の掌の上を滑る。 ――『Jolanda』と、ゆっくりと音の響きを綴ったならば これであってるか?と、彼女の顔を覗き込むようにして 首を傾げてみせた。]
[彼女から、他に何か聞かれることはあっただろうか? もし何か聞かれたならば、ただただ困惑したように 眉をひそめて、首を横に振る。 そうして『わからない』『おぼえていない』と 彼女の掌に音を綴ろうとするだろう。]
(164) 2017/10/01(Sun) 08時頃
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『あなたは、なに?』
[迷い子めいた表情を浮かべながら、掌に音を綴る。 自分より頭ひとつは小柄な女性――それも、どことなく この世ならざる雰囲気を纏った――に縋るようなそれを見せるのはあまり良いものではないかもしれない。 けれど……本当にわからないのだ。
自分が何者で、どこから来て ここがどこなのか、どうしてここにいるのか。 そして、何故自分の目の前に彼女が現れたのか。]
…。
『私は、死んでいるのか?』
[死人に寄り添うもの、と彼女は言った>>140 ならば、今の自分はもしかしたら死んでいるのかもしれない。]*
(165) 2017/10/01(Sun) 08時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2017/10/01(Sun) 10時頃
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/* 爆睡してたよね…ミルミルさんに会いたかった(遺言)
(-31) 2017/10/01(Sun) 10時頃
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[時折、虫の鳴き声が不意に止んで、何かの気配を感じさせることはあれど、 窓にきらめく明かりも音楽もなく、”宴”らしさは伺えない。 噂は噂に過ぎないのだろうか。 けれど、落胆の色を見せるでもなく、城の裏手を周り、塔を目指す。
吸血鬼の棺の在処は、塔か地下室か礼拝堂というのが相場である。 夜、コウモリの姿で町へ獲物を狩りにゆく吸血鬼ならば塔が似合いだと考えた。 留守ならば、棺桶に聖水を撒いてやるつもりだ。
算段するのは手段のみ。 吸血鬼の存在を疑いはしない。*]
(166) 2017/10/01(Sun) 11時頃
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[ザラつく感触。 窪みの周囲が盛り上がった傷跡を確かめる動きは、半ばで途切れた。
手をとった青年の指が、私の掌の上に綴りを描くため]
……
[何を書くかと思えば]
私の名 かい? なるほど、ふふ――貴方の知性は狂っていないようだ
(167) 2017/10/01(Sun) 11時頃
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貴方の名は?
[わからない]
名無しだというの
[おぼえていない]
名を? 他には?
[困惑したような表情。 腑に落ちた。これは、いつか私の身にも起きたかも知れないことか]
(168) 2017/10/01(Sun) 11時頃
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死ぬと血は腐敗するものだ、というのがエンバーミングの初歩的な考え方だよ 腐敗するものを抜き取り、清めて装えば、故人の姿が損なわれるのを防ぐことができる、とね
[にこりと微笑んで、殆ど寄り添うほどに青年に身を近づけた。 間近に見上げるのは、迷った仔犬のように心許ない表情]
……貴方の血はまだ生きているとも、名もなき君 全身を隅々流れる、生の証だ 恐れずにいなさい。そうすれば屍者を前にしても強くいられる
(169) 2017/10/01(Sun) 11時半頃
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[死ぬことも、過去を失うことも恐怖ではない。誰かにとっての悲劇ではあるかも知れないけれど]
私は墓守だ だから、墓碑に刻む名がないことほど、哀れなことはないと思うよ
真名を再び知るまでは、仮の名でも装っておくのはどう?
(170) 2017/10/01(Sun) 11時半頃
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─回想>>162─ [青年が自身の眸に執心であることには気付かぬまま、翡翠緑を睨め付ける]
……無自覚なのか。
[益々訳がわからない。 そんな顔をされる理由がない。 睨んでいるはずが戸惑い、琥珀に揺らぐ金色が、乱れ揺れた。 胸に落ちる澱がより濃くなる。]
阿呆か、──そう、 謂っているのだ。…………ッ!
[青年を突き飛ばすよりも、背後の影が彼を引き剥がすのが先だった。 僅かにだが、血の鮮やかな匂いが漂って眩暈がする。 入れ替わりに視界を覆う無骨な、いかにも賞金稼ぎ。 首のすぐ横、ぎちり、と音を立てて剣を突き立てた。 「ちょこまか逃げやがって、漸く見つけたぞ、吸血鬼」 眉を寄せ、壁際で賞金稼ぎを射抜く様に見た。 剣に裂かれ、皮膚一枚、切れてしまった。吸血鬼を狙うだけあって、粗悪ではありながら銀の混ざった剣らしい。忌々しい、と内心舌打ちしながら。]
(171) 2017/10/01(Sun) 13時頃
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[焼ける様な痛みだが、 翡翠緑に見つめられた時に比べれば表情は僅かも動かない。 明確に敵対している相手と相対している方が反応が予測できて乱されない。ちらと翡翠緑を横目に見遣る。 賞金稼ぎにとって彼は獲物を横取りしようとした青二才、といった印象であろうか。 実際のところは──、解らない。全く、理解ができない。 >>162人間の血の匂いにあてられて、余計に心がざわついた。]
……無礼者が、死にたいようだな。
[苛々する。お人好しに見せつけるには丁度良い贄だ、とばかり。 賞金稼ぎの首根っこを掴むと、そのまま踏切り、其処を支点に身を宙に躍らせた。弧を描き、有利をとったと慢心する男の背後に立って、勢い、頸椎に隠し刃を叩き込む。 この狭い路地で、人間にしては身軽に過ぎる動き。
鈍い音を立てて倒れ臥す男を踏み躙り、 序で。「吸血鬼」呼ばわりを聞いていたはずの翡翠緑の方を見遣った。*]
(172) 2017/10/01(Sun) 13時半頃
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/* 吸血鬼だと見せつけてやろうかと思ったんだけど賞金稼ぎとかあんまり吸いたくないよな……
(-32) 2017/10/01(Sun) 13時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2017/10/01(Sun) 13時半頃
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―― 回想>>171 ――
……何が、
[琥珀の双眸持つ青年が何を言わんとするか分からない。 乱れ揺れる色に、翠は見惚れるように僅か細む。]
いや、だって、同じに見えるし。 あ、ごめん、違う、……身分の違いとかは分かってる、けど、
[言い訳するさまは焦り滲むしどろもどろ。 自分と同じ人に見える、化け物には見えない、と言いたいらしいが 琥珀の青年の言葉からするに、不審者の言は正解とするのが見える。]
――……っ、
[彼に向ける為の、問う言葉を探して。 言葉を見つける前に、引き剥がされて、一瞬にして傍観者の位置。 じわりと、腕が痛む。 己のささやかな傷よりも、鈍い銀の刃が彼に迫るのに意識が向く。]
(173) 2017/10/01(Sun) 14時半頃
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……今、なんて。
[吸血鬼、と聞こえた。 まさか、と思うのは、太陽のある昼間に出逢っていた為。 今もそうで、それを厭う印象は受けなかった。 ちらと向けられた琥珀>>172にはたり翠を瞬かせる。 のろと体勢立て直し、不審者、もとい賞金稼ぎに向かおうとするのは ――琥珀の青年がこれ以上傷つくのを見たくなかったから。]
………………、
[流れるような動きで、琥珀の吸血鬼は無礼者を下す。 鈍い音、倒れ臥す人が視界に映る。]
――…、本当に ?
[目の前で起こった事が信じられないといった風情で、 立ち尽くす翠は琥珀の青年を呆然と映す。*]
(174) 2017/10/01(Sun) 14時半頃
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/* う、書けない…書けなかったよね……休憩が終わる…遅筆が極まってる…
(-33) 2017/10/01(Sun) 14時半頃
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─回想>>173─
……む
[細められたのが笑っているように見えたのか、些か険のある金色が射して。]
…半分は正解だ、人間。
[しどろもどろの様を見下す様な視線と声。 人間、と呼んで知る。 そうだ、己はこの人間の名すら知らない。 興味なんて、在る筈ない。 まったくの矛盾を抱えたまま 彼がどんな言葉を探していたのか知るより前に引き剥がされた。
「吸血鬼だ、兄ちゃん、かどわかされたか?」>>174 跳ね飛ばされるより前、賞金稼ぎは謂った。 吸血鬼は人を誘い、眷属に堕とすもの、という伝承も流布されている故に斯様な言い草だ。それもまた間違いではないが]
(175) 2017/10/01(Sun) 15時半頃
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[たぶらかしたなどと言い掛かりも甚だしい。 そんな、つもりはない。 ただ、――――、]
……、
[逆鱗に触れたか、 不機嫌極まりない表情で、 倒れ伏した男を見下ろしている。]
…不敬者が。
[小さく毒づくと、 呆然と見開かれた翡翠緑へと視線を遣る。]
(176) 2017/10/01(Sun) 16時頃
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……本当だ。 なんなら今すぐ、
[と、青年の手首を掴もうと手を伸ばす。 傷ついた肌。血の匂いがする。 賞金首の血なぞ願い下げだが、 ――彼の其れはひどく甘いにおいがする。]
……―――
[腕を捕らえることはできたか。 近づけようと、避けられようと、 牙を覗かせたのは脅しのつもりで。*]
(177) 2017/10/01(Sun) 16時頃
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―― 回想>>175 ――
[琥珀に宿る金色が射貫くように映る。 それさえも綺麗だと思ってしまう。 彼の言葉で正解は導き出せる、けど]
……っ、
[見下すような視線が刺さる。 擦り傷よりも、ずきり、と――。 胸をおさえた手がぎゅっと黒い布を掴んだ。 賞金稼ぎの揶揄に、眉を寄せる。]
違う、だって、知らなかった……っ!
[彼が吸血鬼だということを。 だから、かどわかされたならそれは理由にならないと。]
(178) 2017/10/01(Sun) 16時頃
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[不機嫌そうな表情。>>176 不敬者は倒れ伏す賞金稼ぎだけでなく、 彼にとっては自分も同じなのだろうとも思う。
気付けば琥珀は近くあり、伸ばされた彼の手が>>177 傷ついた方の、手首を掴む。]
本当に、――……
[確かめる為の言葉は止まる。 覗いた牙は、伝承にある吸血鬼のそれと重なる。 けれど翠は琥珀へと移ろい]
嗚呼、だからそんなに、綺麗なのかな。
[ぽつりと小さく落ちる声。 畏怖する様子はなく、 貴石もつ名も知らぬ彼に見惚れる。*]
(179) 2017/10/01(Sun) 16時半頃
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[私は、何者なのか。
己の名も知れず、姿も知らず。 何か大切なものを失った、喪失感だけは 確かなものとして在るのに。 喪われた“それ”が、何だったかさえ思い出せない。 そのうえ、他者に語る言葉も持たないというのなら、 私は…今の私は、死んでいるのと同じではないか?
――浮かんだ考えは、次の瞬間、 彼女の瞳と視線が合わさった瞬間に霧散した。]
…。
[寄り添うほどに近づく彼女の身体と その顔に浮かぶ微笑みに、 戸惑いを隠しきれなかったのは、確かで。 仔犬のよう、と思われていたとは知らず、 そっと礼を失さない程度に視線を外した。]
(180) 2017/10/01(Sun) 16時半頃
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[戸惑うことはあったとはいえ、 こうして問いかけに応えてくれたり 彼女の言葉を聞いている限り 目の前の女性から害意のようなものは感じ取れない。]
……。
(私の、身体に流れるもの…)
[胸元に手を当てれば、とく、と 確かに心音が聞こえたような、気がした。]
…。
[――…生きている。 まだ、この身は生きている。
触れた彼女の冷たさも、胸を突くような 言葉にならない喪失感も、まだ、自分が生きているから 感じられるもの。]
(181) 2017/10/01(Sun) 16時半頃
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…。
[>>170ゆるり、小さく首を横に振って]
『ヨーランダ』 『良ければ、貴女から名をいただけないだろうか』 『私には、名前というものがよくわからない』
[彼女の掌に、指先を滑らせて音を綴る。 …彼女の名を、直接口に出来ないのは どういうわけか、少しだけ胸が痛いような もどかしいような心持ちになる。
どうだろう?と 音を綴り終えれば、彼女の手を取ったまま ゆるく首を傾けて、返答を待った。]*
(182) 2017/10/01(Sun) 16時半頃
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―回想>>179―
……―― っ、
[脅すつもりだった。 其の儘逃げれば追う心算もなかった。 だが、畏怖するどころか、 この男は面と向かって言葉を吐いてくる。]
…何 を。
[牙を立てることもなく、 今度こそはっきり聞こえた“綺麗”に動揺を見せた。]
っ―――、…ふざけたことを。
[他の吸血鬼を知らないからそんな事が謂えるのだ。 その言葉は余りに情けなく、ぐ、と飲み込んで睨むにとどめた。千々に乱れた琥珀に漂う金の粒。手を離して後退る。*]
(183) 2017/10/01(Sun) 16時半頃
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―現在:古城― [ドレス身に纏う客人、そして馬車の主たる華やかな宴の常連と相見えたのは古城の階段を上りきるより前。 >>105些か遠目ながら、月長石のような淡い輝きは目を惹いた。]
ご機嫌よう。 月色の乙女、そしてコープスウェル卿。 よき万魔節を。
[如何に華やかさに欠けるとて、 仕草は洗練されたもの。 一礼を向け、扉を潜ったその先は 未だ宴には遠い廃墟のままである。
エドアルドが真っ直ぐ進むは大広間。 >>82 人の全身を映すほどの鏡は一瞬琥珀の青年を映した後、絢爛豪華なる景色を覗く“窓”へと移り変わった。 己の琥珀を見るたび思い出すは翡翠緑の奇矯な言葉。>>179 呪いでも掛けられたのかと思うほど。]
(184) 2017/10/01(Sun) 17時頃
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―現在:古城―
…お久しぶりです。 此度の宴にお招きくださり、感謝を。
[城主たる吸血鬼、 己の遠縁にあたるモーリス・アレン・オズワルド・シュピーゲルへと首を垂れる。 優雅で酔狂、来るもの拒まずの宴席とはいえ、招待状を行くたびも袖にしていたのは確か。礼を失さぬようにと先んじて、鏡越しの謁見だった。]
また、宴が始まりますれば 改めて挨拶に伺います。
[ユージンに真面目、と称される堅さで言葉を向け。 程なく後ろに下がっては時を待つ間の散策と洒落込むつもりでいた。]
(185) 2017/10/01(Sun) 17時頃
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―― 回想>>183 ――
[琥珀の双眸に滲むのは動揺。 如何して、と問うように翠は琥珀を見詰める。]
何、って、 ――…ふざけてなんて、ない。
[睨まれて、彼を不快にさせたのかもしれない、と思う。 触れた手は離れ、距離がまたひらく。]
待って。 不快にさせたなら謝るから。
[一歩彼へと詰めて、手を伸ばす。 引き止める理由、自覚ないまま。*]
(186) 2017/10/01(Sun) 17時頃
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―現在:古城/窓際― [瀟洒な装飾も風化し始める窓際、 つと、何者か動くのが見えて視線を向けた。 身を潜め、息を殺しながら動くもの。 夜を見通す眼のエドアルドは猫のようにしなやかな動きを捉えていた。>>166]
……―――、…ハンター…か?
[宴に参加しなくなって久しく。 其れが“記憶を封印された吸血鬼”だなどと勘づきもしない。 アレもまた宴に巻き込まれるであろうことを思えば、歯応えのありそうなことだと、己の胸に渦巻く滓を晴らす一助となるかと考えるばかりで*]
(187) 2017/10/01(Sun) 17時頃
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