人狼議事


252 Aの落日

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【人】 独尊隊 ツヅラ

―― 朝 ――

[端末が鳴る。首を傾げ、俺はフライパンから視線をあげた。ぱっと取ったそれはメールの到着を知らせている。>>331
卵焼きが焼ける音に紛れて、俺は小さく肩を竦めた。]

  いつ、っつってんのに

[今かよ、と溜息をつく。焼き上げたそれらを手早く皿にもりつけ、ラップをかけた。サラダは作り置いてある。

もう知らん、と思ったのは
――部屋で寝ている父に対して、だ。

手にとったヘルメットは二つ。
駐車場まで降りて、蒼い機体を唸らせる。

示された現在地を暫く注視して、走りなれた町のあそこだと理解すれば、返信をすることなく走り出す。]

(339) さねきち 2018/10/22(Mon) 23時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

[――朝の風が痛みの残る頬を撫でていく。
  再び来る「また」に、
  少しだけ落ち着かない心地を抱えながら
 
目印となる店をみつけ、その周囲を見渡すと、そいつの目によく見えるよう停まった。>>333
ヘルメットをあげて洋次郎を見る。]

  俺を呼び出すとはいいご身分でオニーサン

[眠そうな顔で笑いやがるから、お姉さんに囲まれた後なんだろう。
俺は鬱陶しいと思いながらヘルメットを投げた。「大丈夫」という声が聞こえたなら]

  うっせぇ、大丈夫じゃねえよクソ
  はやく被れ、ねぼすけ

[そういって表情を隠すようにヘルメットを被りなおす。
照れ隠しの様子は、見えていなければいい。

洋次郎が後ろに乗るなら、蒼い機体を走らせるだろう。*]

(340) さねきち 2018/10/22(Mon) 23時頃

【独】 独尊隊 ツヅラ

/*
自殺名所デート…断崖絶壁なら景色だけはよさそう…

(-568) さねきち 2018/10/22(Mon) 23時半頃

【独】 独尊隊 ツヅラ

/*
ヘルメットを洋次郎に投げたって脳内補完しといてください(わすれてたやつ)

たつみくんはお疲れ様です…!


>>-557 よーじろ
こちらこそ、たいへんありがとう。じゅうぶんかえしていただいてます。むしろ俺の方がこんなんでだいじょうぶかしらん。

(-569) さねきち 2018/10/22(Mon) 23時半頃

【独】 独尊隊 ツヅラ

/*
みっしょんこんぷりーと!
かっこいいぜ黒江さん……

(-572) さねきち 2018/10/22(Mon) 23時半頃

【独】 独尊隊 ツヅラ

/*
メールがおもとくんに行ったから、
これから何かあるのかなあとおもったりなどした。
るりちゃんも安住になにかいうことあるだろし
安住関連めっちゃ楽しみなんだよなぁ

(-573) さねきち 2018/10/22(Mon) 23時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

―― 朝 ――

  甘ったれんな

[眉間に皺が寄る。いて、と殴られた痕が引きつるのに顔を顰めて、にまにまと笑う洋次郎を睨んだ。>>354
 てめえが仕事帰りってんなら俺は喧嘩帰りだ、とは思ったが口にしない。そもそも喧嘩した後バイクは知らせて寝てたし。

 貼ってある天使のステッカーを癖のようにざらりとなでて、一息をつく。
 笑い袋よろしく、犬の顔を引きずってかまだ笑っているそいつの脇腹をよっぽど小突いてやろうか>>355と思ったが、俺は自分の顔を隠すことに忙しい。

 ヘルメットをつけていない――とわかれば、ふざけんなこのタコぶっこ×すぞ、とがなっているのだけれど、それにも気づけなかったものだから、ふてくされるように前を見た。]

(356) さねきち 2018/10/23(Tue) 00時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

  うっるせえ
  世界一のクソ男ボコボコにしてやったんだよ
  まじあいつはいつか殺す

[その割には朝飯を作ってやる愛想はあるけれど。眠っている父親の首を絞めるか、野球バットで顔を潰すかの選択をする前に家は出なければならないと思う。

ともあれ。
お前が後ろに乗るのならば、]

  へーい
  ワン公がちびらねえように
  安全運転を心掛けてやんよ

[爆走してやっても面白いだろうけれど、それで振り落とされても後味が悪いだけだ。夜ならまだしも朝の世界で走るには目立ちすぎるから、警察も警戒しないようなルートを頭に思い描きながら、俺は言葉どおり安全運転でバイクを転がす。

 ――エンジン音が静かな朝に響く。]

(357) さねきち 2018/10/23(Tue) 00時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ


  つか、なんでメール送った今なんだよ……

[愚痴が聞こえたかどうかはさておき、青空に似た蒼いバイクは、まだ白い空の下、海へと向かうだろう。

道中ミラー越しにお前を見ることがあるなら、
多分俺は「死にてーのかてめえ」と怒るけど
振り返るようなことがないなら、そのまんまだ。**]

(358) さねきち 2018/10/23(Tue) 00時半頃

【独】 独尊隊 ツヅラ

/*
ミラー見たらばれるよなあ…とおもいつつ、ばれてもばれなくてもええんやでの姿勢です よろしくお願いします

>>-579 ほこって ええんやで…
そういう結末を迎えるときつくもは「あーあ、あいつもいねーのか」って顔してるとおもうけど。

(-580) さねきち 2018/10/23(Tue) 00時半頃

【独】 独尊隊 ツヅラ

/*
サッカー部のあれそれは、無理のない範囲で、でもお付き合いいただけるなら頑張りたいです〜!
でもリアルだいじになので無理なら無理でOKです〜

白ログ原理主義なんであれだけど、ちょっとの時間キーパー練習にシュート蹴りこむくらいはできるんじゃないかなあ。とかおもってました。理論研究でもイイネ!

そんなことをいいつつ、ねます!
おやすみなさい〜**

(-582) さねきち 2018/10/23(Tue) 00時半頃

【独】 独尊隊 ツヅラ

/*
愛じゃねーよボーーーケ ってつづらがいってる なお目があわないもよう(察して)**

(-583) さねきち 2018/10/23(Tue) 00時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ


  誰がするかよ

[と、俺は苦い顔をする。
世の中に糞男は星の数ほどいるので、洋次郎もそういう類の人間にあっていてもおかしくないが、一瞬開いた空白の意味を理解できないまま、「記念撮影とかまじむり」とそれだけを伝えた。
――背中を軽く小突かれれば、へ、とあざわらってやり、お前を後ろに乗せるだろう。

人が少ない路を走っている。時折はやむを得ず大通りの傍を過ぎることもあったが、大体は野良犬がそうするように、人目につかない道から道へと。

やけに大人しいな、と思いながら、俺は背後のお前を見ずにいた。

急な誘いに応えるために家を飛び出し、ジャケットを着るのを忘れていたからか、それとも安住とは身長そのものが違うからか、いつもと勝手が違うので少し緊張している。肌を撫でる風も、後ろに乗るヤツとの距離も、なんだか少しだけ近いような気がしている。]

(366) さねきち 2018/10/23(Tue) 08時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ


  ――は あ?

[大人しくしていたお前が何か言う。>>362
どういうことだよ、と。ビビリか? と笑う前に、思考が停止した。
唸る風。すこし肌寒く、死に近い只中で、背中に触れる温度が近づく。抱きつくような形に姿勢を変えたのだろうかと察しはつくのだけれど、お前をミラー越しに見る前に―― 首筋あたりに風が入って、それ、が来る。]

  ……ふ、ぁ?!

[まず知覚したのは硬い感触だった。首筋に硬い感触が当たっている。暖かすぎる吐息が火傷痕に触れて初めて、「噛まれている」のだと理解した。ひくりとあっけなく肩が跳ねる。驚きで吐息が零れる。
跳ねる心臓も、震える背筋も、バイクに乗っている時でなけりゃあ気にしないままだっただろうに。

「なんで?」を思考する前に、前方を無理やり通ろうとする車が見えて――
「殺すなよ」という声を思い出し、唐突に恐怖が駆け上る。]
 

(367) さねきち 2018/10/23(Tue) 08時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ


     ( ――殺しちまう! )

[その時の俺のあわてようときたら、ない。
普段ならそんな車知るかと進むところを、とっさにブレーキをかけ、ぎりぎりで停車する。ほんとうに目を鼻の先を信号無視した車が思い切り通り過ぎていくのを見て、ぞっと恐怖が腹の中で渦巻いた。

は、と吐き出した息が熱い。噛まれている場所が熱い。舌先や粘膜が火傷のあとに触れるならば、むき出しになった場所に触れられているような気がして、妙に胸が騒いだ。

エンジンの音が聞こえる。周りはあいも変わらず静かな朝の景色なのに、それは胎動のようにも感じられた。]

(368) さねきち 2018/10/23(Tue) 08時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ


     ( ……危なかった、
        ……いきて、る )

(369) さねきち 2018/10/23(Tue) 08時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ


[――生きている。洋次郎も、俺も。
それだけのことなのにひどく落ち着かず、海につくまで、「やめろ」とも「このクソ野郎」とも言えずに無言を貫いて――]

(370) さねきち 2018/10/23(Tue) 08時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

  


   ノーヘルでバイクに乗るってのはな
   死にてえってことだ
   マジふざけんなよ こ×すぞ あぁ?!

[きいてんのか、と問いかけた相手は、しおらしかったのは最初の十数秒だけで、今はげらげらと笑い出している。生憎と俺は犬を飼ったことがないので、馬鹿な犬のしつけなんざ知らない。てめえ、と呻き、ひっぱたいてやりてえ衝動を堪えた。]

   きいてんのかおい。
   くそ、……俺だけ死ぬってはなしじゃねぇんだぞ

[お前も死んだらどうするんだよ、と俺は暗に責め立てている。
笑い袋になっているお前の胸倉を、今度は俺が掴む番のようだ。可能ならばそうして、諭すように真剣な表情で説教する。

数歩先にある海は、怒りに無視されて少し寂しげに小波を立てていた。]* 

(371) さねきち 2018/10/23(Tue) 08時半頃

【独】 独尊隊 ツヅラ

/*
わーーいかまれた!!!ときゃっきゃする図(つくもはガチギレしてますが)

首筋というか、肩甲骨の上あたりなんだろうなとおもいつつ、
ジャケットなんてきなくてもいいじゃない!!!っておもいました

(-600) さねきち 2018/10/23(Tue) 09時頃

【独】 独尊隊 ツヅラ

/*
灰にお返事したいきもちで満ち溢れているけれど
仕事なのできもちをもちこすぜ……

自分以外の命のってるって思っただけで減速するのでこいつほんま
とか思いつつまた**

(-601) さねきち 2018/10/23(Tue) 09時頃

【独】 独尊隊 ツヅラ

/*
>>よーじろ
おいてっちった( ごめんようってPLは思ってます!
本人はついてこれねえのが悪いっていってるけど。でも後ろにのせたらこの慌てようだからちっとは後ろを振り返ればいいと思うんだ九十九は……

>>たつみくん
はーーい!承知しました!
たのしみにしつつゆるゆるしてます!

(-604) さねきち 2018/10/23(Tue) 13時半頃

【独】 独尊隊 ツヅラ

/*やっぱりおもとくん黒江さんの黒幕感とてもすごいなあ…


ヘッドロックかけられながらつくもは多分よーじろの脛ゲシゲシ蹴ってる。アイなんか犬も食わねぇよっていってるけどそのうち折れてうるせぇ愛してるっていいそう〜最初から素直になっとけよってなかのひとはおもいます〜

ではまた**

(-605) さねきち 2018/10/23(Tue) 13時半頃

【独】 独尊隊 ツヅラ

/*
>>-607 黒江さん
感情の発露の仕方めっちゃ好きでした。素敵!
悪人っぽいけど>>0:405とか、すごい説得力あっていいなーって。

葛はただのアホの子だから…

(-611) さねきち 2018/10/23(Tue) 21時頃

【独】 独尊隊 ツヅラ

/*
うっわよーじろう尊い 唐突に死んだ(PLが

(-614) さねきち 2018/10/23(Tue) 21時半頃

【独】 独尊隊 ツヅラ

/*
こちらこそありがとうありがとう。。。。
うぇえ尊い…大感謝ですね…(拝

(-617) さねきち 2018/10/23(Tue) 21時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

―― 海 ――


  そうだろうが
  ……それは、 ……うるせぇよ

[お前だけならいいという話でもない、と揚げ足をとられて、返す言葉がなかった。俺だけなら別にいいじゃねえか。そう思うのだけれど。伸ばされた手がそれを止めるように、俺の髪をかき回す。>>387]

  やめろクソ

[唸る俺は随分と「しおらしい」。わしゃわしゃと乱される髪。夜が隠してくれるわけでもないから、きっと赤くて醜い火傷痕はよく見えるだろう。見んなよ、と呟きながら、洋次郎のまなざしを捉えている。]

(390) さねきち 2018/10/23(Tue) 23時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

 
  ……ンなわけ、

[ねえだろう、という言葉は音にならずに消えた。
そこには人間がいた。まどろむ犬の顔をしたハチ公ではなくて、何かを言いたげに笑う、意地の悪いお前の姿があった。>>388 

そこにあるのは嘲笑か、それとも安堵か、執着か。
……なんだっていいと思った。美しいさざ波の反射や陽の光を、優しくもないほの暗い炎に変えて瞳の中で煌かせている。その「人間」の笑顔を、俺ははじめて綺麗だと思ったから。


クソ野郎と呻いた声はやっぱり言葉にならない。
すっかり言葉を失い負け犬に成り下がった。
情けない。妙に背中が痛い。お前が噛んだせいで、「いきている」だけでこんなに「いたい」。
どうせ今日も昨日の繰り返しでしかない生で、確かに「いきている」と実感する。]

(391) さねきち 2018/10/23(Tue) 23時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ


  だったらてめえの――
 

(392) さねきち 2018/10/23(Tue) 23時頃

【独】 独尊隊 ツヅラ


     (てめえのいないところで死んでやろうか、)

(-622) さねきち 2018/10/23(Tue) 23時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ


  …………

[折れるように項垂れる。お前の胸倉掴む俺自身の手だか、お前の首筋やら肩だか、どっちに当たるのかわからないが、そこに額を押し当てた。

 ここにひとりの人間がいる。蕩けるような笑みと共に、今にも犬になり下がりそうな人間だ。鼓動の音やかましく、不確かな『また』と『明日』に引きずられて生きる人間がいる。そんな人間が当然のように「おまえだけならいいって話でもない」と、いってみせる。当然のように俺の命を心配して。

 そんなもの、殺せるわけがないだろう。
 「生きている」と思ってしまった相手を。
 まるで一蓮托生だとでもいいたげに指>>-613に力を込めたお前を、殺せるわけがない。――俺が死ぬだけならいいのに。

 きつい腕の感触>>383は、潮風ごときにかき消せるものではなくて、まだまだ胸を(この心臓ごと、)しめつけてくる。じわりじわりと、昇る熱さの正体を俺は知らない。

 しばらく、額を押し当てていた。]

(393) さねきち 2018/10/23(Tue) 23時頃

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