169 きみがおとなになるまえに
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[照れた笑みの向こう。 其の乙女のこころには、鈍感なおとこは気がつかないもので。 反らした目線の先、指先で摘まんだリボンを、証が見えるように直して。
懐の小さな包みは、聖女の掌に収まる。 ]
(90) is0716 2015/09/30(Wed) 21時半頃
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── タリンにて ──
[ 待ち望んでいたはずの、希望の国にて。 静かに息と、言葉を吐くおとな>>89に、 こどもは、屈託なく問う。]
ジェフ、うれしくないの?
[ 誰も、こどもを見ていない。 いいえ、視線自体は、あるのだけれど、 少女が少女であることに、 誰も興味を示さない。そんな場所。
さて、今度やってきたふたりは、 一体どこの、誰なのかしら。 彼らの抱いているものは、きっと、そんな。]
(91) nabe 2015/09/30(Wed) 21時半頃
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[ こどもたちの輪に、飛び込むでもなく。 焦りも、落ち着かなさも見せずに、堂々と。 少女は、ただ、楽しげに、そこに立っている。]
── ねえ、タリンを探していた、その子は、
[ いつか、ふかふかのベッドの中、 聞いた話に尋ねたのと同じように、少女は、 まっすぐに、顔を見上げて。]
最後には、楽園を、見つけたのかしら。 楽園を見つけて、幸せになったのかしら。 タリンにたどり着けば、そこにいれば、幸せ?
[ ここは、皆にとっての希望のくに、なのでしょうか。 ぱちん、と鳶色はまたたいて、 手持ち無沙汰に足をぶらつかせた。*]
(92) nabe 2015/09/30(Wed) 21時半頃
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[掌に咲いた、未だちいさな薔薇。 両側を飾る宝石。
あの時は、まだ聖女には大きい様に思っていたけれど、何故だが其から少しも経たないと言うのに、思い出よりもちいさく見えて。 聖女の、成長なのか。 思い出は、過大評価するものだから、なのか。
あんなにちいさなものを、真剣に探したんだろうか、なんて、内心ちょっと苦笑して。即、形にしたがる己の業に気が付いたり。]
──いや、同じものとは知らなかったけれど。 あのとき君はおしえてくれなかったからね、 当たっていてなによりだよ。
[ふふん、と、得意気に。意地悪く。 けれど何処か照れたような、入り雑じった表情で。]
(93) is0716 2015/09/30(Wed) 21時半頃
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[ 多分、藤乃の思っている事は、正解だろう。確信めいた揺らぎと、信じたくない葛藤が見えるその瞳は、じっとゆきを見つめる。 ゆきは、その視線をただ静かに見つめ返すと、ゆっくりと口を開いた。 声は、雨音に馴染んで、しとしとと落ちた]
(94) rei0x0 2015/09/30(Wed) 21時半頃
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藤、死んだ人の共通点って、なんだか知ってる?
[ 哀れな家族、生きることを捨てて、生を求めて死んでいった、一家のなれの果て。 一見共通点のない彼らにも、一つだけ、共通点があるのだ]
(95) rei0x0 2015/09/30(Wed) 21時半頃
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みんな、毎回礼拝に来ていたね。 みんな、僕の歌を聞きに来てくれてたんだ。
(96) rei0x0 2015/09/30(Wed) 21時半頃
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[ 天使の歌声。能面のような顔をしていても、ゆきの歌声を求めて礼拝にくる敬虔な信者は、たくさんいた。 彼らはその中の一辺で、ゆきの事を神さまの御使いだとお祈りを捧げていた。 天使のような白い容姿。 生を感じさせない欲のない性格。 そして、清らかな歌声。 ゆきは、彼らにとって天使だったのだ]
(97) rei0x0 2015/09/30(Wed) 21時半頃
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僕は、生きるっていうのは修行だと思ってる。 藤も言ってたでしょう?死んだら、神さまの元へ行けるんだ。 だから、神さまの御使いである僕は、敬虔な信者を、神さまの元へ連れて行く”義務”があるんだよね?
[ ねえ藤。そう思わない? ]
[ 当然でしょう?というような態度で、首を傾げてみせるゆきに、罪悪感や後悔などはなく。 だってそれこそが、彼が生きている意味なのだから]
(98) rei0x0 2015/09/30(Wed) 21時半頃
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[ ゆきにとって、この世界は歪んでいた。こどもが貴重で守ると言っておきながら、そのこどもを商品として消化する世界。家族という温かみも覚えられぬまま、こども達は売られていく]
(99) rei0x0 2015/09/30(Wed) 21時半頃
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[ 歌を、うたっていたいだけだった。 それさえできれば、幸せだった。 心無い言葉で罵られ、こどもらしくないと言われ、それでも、その傍らでゆきを神さまからの授かりものと崇める人たちもいたのだ。 彼らは口をそろえてこう言う。きっとゆきくんは、神さまの御使いなんだね。その綺麗な歌声を聴いていると、神さまの元へ導いてくださるようだよ。 だから、ゆきは”御使い”として、当然の事をしただけなのだ*]
(100) rei0x0 2015/09/30(Wed) 21時半頃
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[くるくると忙しく視線と口を回して、 手のひらの蕾の行方に悩む聖女。 其の、何処かの"ともだち"を思わせる様子に、
おんなのこだなあ、と、今更。 微笑ましい様な、そんな心持ち。
学者は、ふ、と、笑うと、 その場に片膝をついて 目線を合わせ。 ──御借りしても? 何て気障な言い回しで箱の指環を受け取れば、聖女の左手を取る。 ちいさな、こどもの手。 あまり外を駆け回ることもないから、しろい、おんなのこの手。 其の細い五指の、ひとつ。人指し指。 "行く先を指し示す指"。
赤薔薇の蕾は控えめに、咲いた。 ぴったりと、誂えたように。]
(101) is0716 2015/09/30(Wed) 22時頃
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──おめでとう。オーレリア。 今日から君は、立派な淑女だ。
(-79) is0716 2015/09/30(Wed) 22時頃
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[紅の薔薇、純潔の白、 プラチナブロンドに、灰の瞳。
然して視線を上げて、呟くように祝の言葉を。
金枠越しの碧は確りと其の灰を、見て。*]
(102) is0716 2015/09/30(Wed) 22時頃
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――――いや。 嬉しいさ。
[そう言って、笑う。 そう、嬉しい。確かに嬉しいのだ。
けれど、それでは確かにあるこの寂しさは、一体何なのだろう。
その子。ああ、キネーンで話した。あれか。 あの子は、]
ああ、見つけたさ。 見つけて、それで。
[それで、幸せ?*]
(103) kazue 2015/09/30(Wed) 22時頃
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/* ジェフは旅がお好きなようです。 ロル書いても書いても、寂しがってる。
(-80) kazue 2015/09/30(Wed) 22時頃
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/* ぴいっ(訳:締めました) しめろるにがてです!!
あ、IS(いず)というものです。野良PLです。 RP村4ヶ月ぶりとかいうヤツです基本的にガチ村でぎゃーぎゃーしております(ぺこり) まやむさんはお誘いいただき本当にありがとうございました!!フィルターに2つ名前が残ってるところにきゅんきゅんしてます。 わたしのせいじょがこんなにもかわいい…
鍋さんには村たてありがとうございました土下座(ずべしゃあ)
青いとりのほうでむごんふぉろー決めるのが得意技です。よろしくおねがいいたしますm(__)m 村締めまでおりますです!
(-81) is0716 2015/09/30(Wed) 22時頃
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[絡んだ糸が解けて、一本になるように。 小さな違和感、疑問のもと。それらが全て、納得という形をもって胸に収まる。
キネーンの小さな家に2人。 夢と現実の符号の一致、それを成し得る者は藤乃の他に、もうひとり。 小さな小瓶の中の毒ならば、子どもの手でも持つことは出来るのだ。 その上、上手く言いくるめてそれを手渡すことは、もしかすれば大人よりも容易く出来るだろう。 少し考えれば、分かる筈のことだった。 いや、何処かで気付いてはいたのかもしれない。 罪悪感さえもなく、あっさりとキネーンを手放して楽園を追うことの出来た、その時から。 当たり前だ、藤乃は結局のところ何もしていなかったのだから。
そう、──何ひとつ。]
(104) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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[訥々と語り、首を傾げてみせるゆきの表情に迷いはひとつも見えなかった。
もしも、今が、キネーンにいたあの頃であったなら。 明かされた事実に茫然自失としたまま恐怖だけを抱えて、目の前の白い子どもから遠ざかるだけだったかもしれないけど。
衝撃や動揺がないわけではないのだ。 それでも、藤乃の中に、波紋は既に一度落ちていて。 キネーンで過ごした日々も、沢山のものを見て回った旅路も、2人の間にはあったから。
だから、──たとえ、声は震えて弱いものであったとしても。 一度は確かに揺らいだ何かに、押し出されるようにして、言葉を拾う。]
(105) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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……"ゆき"にとって。 生きることは、苦しかった?
[生きることは"修行"であるといい、御使いであることを"義務"という、その奥の。 ──"ゆき"というひとりの子どもへ、問いを投げた*]
(106) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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[ 生きることが苦しいか。それに対する答えは、もう決まっていた]
僕は、生まれてこれて、嬉しいよ。
[ 歌が歌えて、こうして自分を理解しようとしてくれる人がいて、それはきっと、とても恵まれたことなのだ]
けど、きっと、みんなが憧れる神さまの世界は、もっと素晴らしいんだろうなって。
[ そう思う事は、あるんだ。 小さく、答えた]
(107) rei0x0 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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ねえ藤。前に、キネーンは僕にとってどんな所かって、聞いたことあったよね。
[ 柔らかく、表情を緩めた。 慈愛に満ちた、天使のような微笑みだった]
(108) rei0x0 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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あそこはね、僕にとって、御使いとしてのおしごとをする場所だよ。
[ だってキネーンは、間違った世界のまんなかだもの。 タリンのように、あるがままの世界じゃないから。 だからゆきは、毎日歌ったのだ。 罪、咎、憂いを取り去りたもう、と*]
(109) rei0x0 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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/* あいかたはやい
(-82) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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/* はやい…(あこがれのめ)
(-83) is0716 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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/* 私も先にご挨拶を! 半数以上お知り合いなのですが、知らない方もいらっしゃるので。 澪(れい)と言います。RP村をのらりくらりしています。
ではでは〆までよろしくお願いします。 鍋さんの村には八割生息しています。鍋さんいつもありがとう。 鳥さんの方では村IDと同じIDでやってますが、色々雑多にうるさいので、色々すみません。(事前に謝るスタイル)
(-84) rei0x0 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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わたしね、ジェフと同じで旅が好きよ 歌うのも、踊るのも、レモネードも好き
[ ゆらゆら、身体を揺らして、 向けられる視線が、 怪訝なものに変わりつつあっても、 動じることもなく、少女は。]
わたし、ずっと前から、 わたしにとっての"タリン"なら、 よく知っていると思うわ
[ 鳶色を、ごくごく、楽しそうに、 さみしげな顔をする、おとなに向けて。]
(110) nabe 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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── ねえ、ジェフ。ここにはどれくらいいるの? .
(111) nabe 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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[ 世界の果て。地上の楽園。タリン。 ここを、しあわせの国と、 人は呼ぶのかもしれないけれど、
世界中に、ここだけにしか、 幸せがない、わけじゃない。]
わたし、ジェフといっしょに旅をするのが、一番好き
[ 歌うように言って、くるりとターンして、 上機嫌に、少女は続ける。]
こどもがたくさんいるから、 きっとここでも、たくさんともだちができるね それに、ゆきやユウガオも探さなきゃ いつかはきっと、また会えるわ
(112) nabe 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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[ 同じ世界の生きているのだから。 あまりに楽観的とも取れる言葉は、軽やかに。 いたずらっぽく男を見上げて、笑う。]
とりあえずー、泊まるとこ探して、 ごはん食べれるとこ探して、今日はゆっくり休む いつもと同じね
[ わかった風な口を聞いて、一歩前へ。 抜けるような青空の下、くるり。]
(113) nabe 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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