15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時
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どうして自分は、 死ななければならなかったのか。
自分がヒトならば。
ふるえふるえて、 欠片が伝わる。
共鳴。
(*26) 2010/07/25(Sun) 06時頃
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[胸の紅い点滅は、止まぬまま。 異形の声が聞こえた気がして]
自分 が ヒトなら ば
[口から零れたのは、竜の思いではない。 それが聞こえる者はいるかどうかの小さな声]
(73) 2010/07/25(Sun) 06時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/07/25(Sun) 06時頃
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[泉にたどり着いた時、 そこには、誰がいただろう。
闇の中で、泉と大樹だけを見る。
そのうち輝いてくるのは、焼蛍虫。 点滅は、闇を彩り……。
最後見た風景を思い出させた。
やはり綺麗で……。]
(+25) 2010/07/25(Sun) 06時頃
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[そこにはマーゴがいたかもしれない。]
[そこにはアリーシャもたかもしれない。]
[そこには今までも水を求めてきた人々が何か形を成していたかもしれない。]
[だけど、小さな飛蝗鼠と紅い眼の虫を肩に乗せた少女が出会うのは、
とても哀しい目をしていた青年。
ヨナが殺してしまった人。]
(+26) 2010/07/25(Sun) 06時頃
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[チャールズはポーチュラカに会いに行った。
フィリップとコリーンとのやり取りにも、口を挟む事もせず]
…こわさないで
[ひとこと。 それは自分の願いで、誰かの願い]
(74) 2010/07/25(Sun) 06時頃
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――……ラルフ……
ごめんなさい、あなたを殺したのは私……。 ごめんなさい、あなたがいなくなればと考えたのは私……。
でも、違うの。
憎いとか、嫌いとか、そんなんじゃないの。
私、あなたには綺麗な存在でいたかったの。
[目の前に広がる大樹を見上げた。**]
(+27) 2010/07/25(Sun) 06時頃
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[ふわり]
[ふわり]
[女の形の靄はやがて辿り着く。 音の鳴る場所へ、葬送曲の奏でられる場所へ。 彼がこちらに気付いたのなら、淡い微笑を浮かべて 座る場所は彼の傍、けれども互いの手が届かぬ距離に。 これは―――…最後に見た夢の続きだから。]
――…なら、
うんと…ゆっくり弾いて…
[次が最後の曲だと聞けば、同じ笑みを浮かべてそう返した。 少しでも彼の終演が、長く聴けるように。 少しでも彼らの終焉が、先へ延びるように。
泉を見下ろすとそこには大樹と少女の姿があった。 点る灯りは、もうどこまで近づいてきているのか。]
(+28) 2010/07/25(Sun) 07時半頃
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綺麗ね…
[そう 呟く。]
(+29) 2010/07/25(Sun) 07時半頃
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―――…とても綺麗、
[聞こえる音が、点る灯りが、壊れていく世界が、 ――…壊れ行く音を聞きながら、尚生きようとする者達が。
この音色を何時までも聞いていたいと願う思いと、 彼らにこの音が届くのはその最後でいいと願う思いは 矛盾しない。]
(+30) 2010/07/25(Sun) 08時頃
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…あの子は…、お水を貰えたかしら…
[ふと、上呂の行方を思う。 羽の生えた少女、花の名の少女、 その少女の胸元に添えられた箱仙人掌の花。 それらに思いを馳せて――音に聞き入るように目を閉じる。
黒髪の女は花達のことは思えどそこへは向かわない。 選んだ場所は、終焉を奏でる音の傍に。 紺の瞳は、そこから世界の終わりを見守るつもりなのだろう。*]
(+31) 2010/07/25(Sun) 08時頃
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[>>68ガストンの声に。 色のない視線を瞬かせて]
生きることを考えるのね。
無事に逃げて行けるのかしら。
[気色ばむフィリップ>>70が。 途中で言葉を止めるのに残念そうに肩をすくめ]
ホリー。 壊れないものなど、ないわ。 壊れるのが見たくないなら。
自分が壊れてしまえばいいのよ。
[>>74小さな願いに。
くすくすと笑ってこたえる**]
(75) 2010/07/25(Sun) 09時半頃
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/*
もうこれエピで崩壊描写でいいんじゃないだろうか。
フィリップも壊れそうだしなあ。
望むなら、歌うだけの人ががんばってホリー壊すけど。
でも竜を人が傷つけられるとは思わないけど。
(-24) 2010/07/25(Sun) 09時半頃
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[ 闇の中の光、 はじけ飛び散る明滅は、星のよう ]
[ 大樹からは、また無力な雫が一滴、落ちた ]
[ 泉ではなく、少女の元に ]
―――……ヨナ、 君は“こちら”に来ては、いけなかったのに。
[ 声音は 静か ]
(+32) 2010/07/25(Sun) 10時頃
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[ 濁った水面に映る枝葉の影だけが、人型を為す
否定し続けていた事実を、 改めて、彼女が肯定する。]
―――……君が 願った、 でも、君が願ったなら、きっとそれで良かったんだ。
君に、そんなことを 思わせる俺が……、 ――――、
[ 言葉に沈黙が 降りる ]
それが、俺が君を泣かせた理由?
(+33) 2010/07/25(Sun) 10時頃
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……泣くことなんて、何も無かったんだよ。
(+34) 2010/07/25(Sun) 10時頃
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[ 困ったように微笑う気配 あえかに ]
……君の中に綺麗なものを見てる。 今も、ずっと。
ごめんね、もしかしたら、 それはとても自分勝手なことなのかもしれない。 君には、重荷に感じるかもしれない。
だけど、君がそれを穢れと思う心が、 ―――痛みを、哀しみを、歪みを、抱えたままでも、
それでも、 俺には……綺麗なんだ。
(+35) 2010/07/25(Sun) 10時半頃
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ラルフは、ごめんね、と もう一度、零して**
2010/07/25(Sun) 10時半頃
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/* アリーシャに震えた。 ツボる設定だ なあ…!
(-25) 2010/07/25(Sun) 10時半頃
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/* セシルが優しすぎて 死んでからのマーゴがすごく報われた子になってる…(*ノノ)
(-26) 2010/07/25(Sun) 11時頃
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俺の動きに終わりが見えない\(^o^)/
(-27) 2010/07/25(Sun) 11時頃
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/* 俺、死ぬなら中庭が良いんだけどな! まぁ良いか、それは取り敢えず
ホリーが落とし所に悩んでる気もするので絡もう。 */
(-28) 2010/07/25(Sun) 16時頃
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―小倉庫― [皆が避難した事を確かめるつもりで、引き返して見れば。]
まだ、残っ……たのかよ 逃げ、なら、早くしろ……!
[居るのはガストンとコリーンとホリー。 チャールズの姿はあったかどうか。 ……それでも足りない。 一瞬、足りない名前が出て来なくて。]
あいつ、は?
[名前。いや、覚えてる筈。]
アリーシャ……先、行ったのか……?
(76) 2010/07/25(Sun) 16時頃
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>>73>>74 [ホリーの様子が、やはりどこかおかしい。 胸元に見える、不安定な紅い光の明滅。 天使と言われた異形の、大きな目を思い出す。]
……ホリー
[近寄って手を伸ばす。 異形もヒトも殺して来た、お世辞にも綺麗じゃない手だが。 少なくとも、躊躇わない。]
……――行こ、
(77) 2010/07/25(Sun) 16時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/07/25(Sun) 16時半頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/07/25(Sun) 16時半頃
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[銀がこちらを見て笑う。 くすくすと、残酷に笑う。
どうして良いかもわからずに。]
…何処に?
[問いかけながらも、その手を取って。]
(78) 2010/07/25(Sun) 17時頃
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/* 委任は問題ない。 今日終わらすならホリー投票でOKだろうしな。 俺決定者も持ってるので、一票位あらぬ方向に飛んでも多分。 */
(-29) 2010/07/25(Sun) 17時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/07/25(Sun) 17時頃
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>>78 [問いは素朴でもあり。多分、根源的でもあり。 色のない瞳の笑みとともに、心に少し刺さる。]
…………――
どこ、いきたいか 解らないなら
今は来いよ
[手を握り返す。 逃げおおせるかは解らないが。]
(79) 2010/07/25(Sun) 17時頃
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私は、綺麗じゃないよ。
[そんな言い方
多分、それは似ているのだ。]
でも、ありがとう。 重荷じゃない。
[大樹の影にそう告げて…。 その大樹が光の実を纏うのを見守る。]
(+36) 2010/07/25(Sun) 17時頃
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[もどってきたフィリップが。 ホリーに手を差し出す。
ホリーがその手をとったのを見て]
逃げるのね。 逃げ切れるかしら。
[ふふ、と楽しげに笑いながら。
小さく歌を歌う]
(80) 2010/07/25(Sun) 17時頃
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――…ああ、まだ生命ある者に……
恵みを……。
[焼ける空にそう願う。 だけど、泉が涸れていくのは、わかっていた。]
――……フィル……。
い き て い て
[優しかった人の生命を祈った。]
(+37) 2010/07/25(Sun) 17時頃
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……コリーンは、どうす、んだ?
[歌に目を細めて、問う。]
(81) 2010/07/25(Sun) 17時頃
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[聴こえるのは、セシルのギオロン、
そして、コリーンの歌声。
そのどちらも、破滅の音の上を踊るけれども。 だけど、
手を取り、逃げる者には、 まだある未来に聴こえてほしかった。]
(+38) 2010/07/25(Sun) 17時頃
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