88 めざせリア充村3
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[ライジさんの隊に来るまでは、志乃さんやモニカさんと話をすることなど出来なかった、いや。その暇がなかったと言ってもいい。
…の隊はあちらへ行って。こちらへ行って。 同じ拠点にも長くいることなんて無くて。
一瞬見かけたと思っても、時間が無くて。 ただ、彼女たちが健在であると知れたことだけは心の救いであっただろうか。
…今、こうやって顔をあわせられるだけで、幸せ。
勿論、そのような強行軍に、全員がついてこられるというわけではない。死者も他の隊に比べて多かった筈だし。精神が強いものを選抜されているはずなのに、脱走者も勿論いた。
…の場合は、体力も多いほうでもなかったけれど。 研究所の実験と比べたら何とか大丈夫、といった感じで。半年なのにその隊では古参、のようになっていた。]
(92) 2013/06/27(Thu) 14時半頃
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[戦いに、拷問に、殺人に。 彼らの力は使われている。
戦うのも、人を殺めるのも、 自分が口出しできることではないけれど。
――組まれたプログラムに誘導される先が見えて 一人、モニターの前で顔を歪める。 どこまでも悪趣味な実験は、まだ始まったばかり。]
(+3) 2013/06/27(Thu) 14時半頃
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[だから。その仲間が壊滅したときには。 珍しくも、少し涙を零してしまったものだった。
だけど今、そのお陰もあって彼女たちと一緒にいられるのであれば、仕方ないことだった、いや僥倖だったとも思えてしまうのだから驚きだ。
もし、彼女たちが自分の目の前で危険に晒されていたならば。命を掛けてでも守りきりたい、と。そう願う。 色んなものを、くれた人だから。]
(93) 2013/06/27(Thu) 14時半頃
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[敵国に行ってしまった研究所の仲間もいるのだろう。
その者たちと相対することになった時に。自分は戦えるのだろうかと。殺せるのだろうかと。 そんな疑問が浮かぶけれど。
その時は護らせてほしい。それなら私にもある程度できるから。…と、思う。]
(94) 2013/06/27(Thu) 14時半頃
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[帰還したケイトとナユタを迎え、 彼らに負傷が無い事を確かめて密かに安堵を。 表情は変わらないままではあったが。
それから改めて、志乃の持つ情報を共有し、 地図上で重要点を確認していく。 戦線と敵陣拠点の位置、 噂に聞く“魔法使い”たちの位置も。
“不死身”“英雄殺し”“風使い” 噂に聞く存在は三つか。]
……、モニカとケイトは、 “不死身殺し”の奇襲部隊へ参加を。 必ず生きて戻るように。 [他にも幾つかの策は動いている。 ナユタと志乃へも各自の任務をと告げた。**]
(95) 2013/06/27(Thu) 15時頃
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[指令を受けて>>95]
はい。生きて戻ります。
[少しだけ崩れてはいるが、今までずっと多めに見てもらっている為に変わっていない。
…モニカさんと一緒なら、彼女だけは生きて帰そう、他のことは、二の次だ。]
(96) 2013/06/27(Thu) 15時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2013/06/27(Thu) 15時半頃
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うん……
[握る手の温かさ。 それに安堵の息を吐いて、瞳を伏せた。 次に開いた時には、微笑みを浮かべて。
握ったまま、地上へと。]
(-65) 2013/06/27(Thu) 16時半頃
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[ライジに情報を伝える。それが自分の役目だから。 そうしていると、ケイトとナユタが帰ってきたようだ。]
おかりなさい、お疲れ様
[硬い表情を緩めて、微笑めば手を振った。 ケイトの噂は聞いていた。だから、何度も会おうともした。
だけど、自分の立場がそれを難しくさせていた。 諜報と拷問。それが主な仕事。 戦場へ行くよりも、内側での仕事の方が多い。
ずっと会えずにいたから、ライジが彼女を連れてきた時は 素直に嬉しいと思った覚えがある。
モニカとケイトが"不死身殺し"の作戦に行くことになった。 それを静かに聞きながら、僅かに瞳を伏せる。
心の奥底の方で、壊れてしまった。 何か揺らいだ気がするが、気のせいだと無理やり消した。]
(97) 2013/06/27(Thu) 17時頃
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私はどうしましょうか?
[無表情で無機質な音を響かせて、次の仕事を内容を確認した。 できれば、ケイトもモニカも守ってあげたい。 だけど、自分にできるのは援護と妨害だけだ。 積極的に一緒に生きたいとは、言い出せない。]
(98) 2013/06/27(Thu) 17時頃
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[濡れたナユタをちらりと見た。
今では殆ど戦場でしか、彼の雨を見れない日々。 3年前のあの日聞いた。
雨の音は、忘れていない。 ずっと、ずっと、耳に残っていた。
もう、あの優しい雨の音は聞けないのだろうか。 そんな風に思う時もあるけれど。
自分もまた、ただ優しく歌うことなんてできない。 あの日から、変わってしまったから。
もう、あの日には戻れない―――…]
(-66) 2013/06/27(Thu) 17時頃
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……6番隊が消息不明?
[入ってきた報告に、つ、と半目になった。 6番隊は一般兵のみの部隊だが、決して雑魚ではない。 むしろ、英雄に手が届くクラスの人物が入った部隊だ。 それが消息不明……とは……]
(……能力者か)
[捜索隊を出しますかと問う言葉に、少しの間をおいて首を振った。どうせもう手遅れだろう。捕虜になる前に死んでくれてればいいが……それは無理か。 問題は、どこまで情報が漏れたか。
ギザギザになった爪を、人差し指で弄る]
……配置は変えるが、作戦は変更しない。もともと、戦力を分散させるのが目的の作戦だ。 ……で、報告があった能力者とは?
[その能力者たちの特徴を聞いて
ひく、と喉が動いた]
(99) 2013/06/27(Thu) 17時頃
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[懐かしさに吐き気がするのを抑え、口角を上げる。 何かを誤魔化すときの癖]
……よろしい。 俺から偵察をしておく。
[人違いだといい。 思いながら、盗聴機と手榴弾に触れ、そっとネジを巻く]
(キリ,キリリ)
[出来上がった愛らしいうさぎを野に放つと、伝令を視線だけで見送り 独り、椅子に座って
震える身体を、自分の腕で抱いた]
(100) 2013/06/27(Thu) 17時頃
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[喉から妙な声が漏れるのを、全力で堪える。 過呼吸気味の息をなんとか整えようとして、嗚咽が漏れた。
あまりに平和で鬱々とした想い出が甦る。 悲鳴をあげかけて、飲み込んだ]
…………
[声に出さずに、名前を呟く。
幼く子供っぽいチアキは、もういらない。必要とされていない。
だから、口の動きだけ]
(101) 2013/06/27(Thu) 17時頃
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[>>96生きて戻ると告げる声。 少しだけ不安げに瞳を揺らせば、ケイトを見つめ]
……無理しちゃ、ダメよ?
[いつかと同じ言葉を繰り返す。]
(-67) 2013/06/27(Thu) 17時頃
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[がたがた震えながら、何度も何度も深呼吸する。 力の入りすぎて白くなった指は、依然自分の両腕を掴んで]
ッ、
[衝動的に、腕を解くとコートから鋏を取り出す。 叩きつけるようにして机に置いた手に、震える腕は迷わず下ろされずぐんと嫌な音がして
鋏は真っ直ぐ手の甲を貫いた。
ようやっと震えが止まり、長いため息を吐く]
……配置、変えなきゃ。 向こうにも強力な能力者がいるなら、単体で動かしたら、ダメだ。 できればヤニクの側で働いてもらえるよう、ソフィアに協力を要請して、リッキィに……
[ふらつきながら立ち上がり、リッキィかヤニクか、ともかく部下の姿を探す。
血が、手から滴った]
(102) 2013/06/27(Thu) 17時頃
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[昔よりは笑うようになった。 拗ねたり、文句を言ったりしない。 周りを見て考えるように、大切な人に、気を使えるように。 ――辛い時こそ、笑うように。
それが誰を模しているのかは、考えるまでもなくわかっている。 ただ模しているだけで、彼と同じ事はできていないということも。]
――代わりにお前が居れば、良かった。
[風に薄茶の髪をさらしながら呟いた結果はあまりに棒読みで。 本心ではない事に改めて気がついてしまい、苦い顔をする。 彼の方がずっと良いのに。 皆を支えてくれただろうに。]
(103) 2013/06/27(Thu) 17時頃
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[ライジが居てくれれば良かったのにと、何度も何度も思うたび。 彼が居れば一番喜ぶであろう彼女の顔が浮かんでくる。
それは嬉しい事のはずなのに、喜ぶべきことのはずなのに。 苦い思いがせりあげてきて、思考を侵していってしまう。]
(-68) 2013/06/27(Thu) 17時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/06/27(Thu) 17時頃
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行くか。
[魔法使いについての伝令はきっとチアキにも伝わっただろう。 ふらりと再び足は彼のいる方へと向く。
途中で誰かと会えば合流して、昔とは違う顔で"上官"をしている彼の所へと。]
(104) 2013/06/27(Thu) 17時頃
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―ニュリクティ共和国・拠点にて /チックタックラビット―
[ぴょいこ。ぴょいこ。 愛らしい白うさぎが、赤の部隊に迷いこむ。
ぴょいこ。ぴょいこ。 ふすふすと鼻を動かして、きょろきょろ周りを見回して
ぴょいこ。ぴょいこ]
(105) 2013/06/27(Thu) 17時頃
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[指示を聞きながら、思考を巡らせる。
不死身の男と英雄殺し。 "黒衣の死神"やらと、一部で恐れられている二人。
風使いもまた、覚えがありすぎて。 次の作戦は、いつも以上に辛いものになりそうだな。 どこか冷めた部分が、そう呟いていた。
効率的に、殺していかなければ。 戦況は5分5分のまま、終わりやしない。
早く、終わらせて――楽になりたかった。]
(106) 2013/06/27(Thu) 17時頃
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/* 相変わらず、兄様の傷が痛々しいのであります。 うぅ。
傍に行きたいけど、裏切るなんてできない、きっと。
(-69) 2013/06/27(Thu) 17時半頃
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[地図を見下ろして奥歯を噛む。
言葉を呑むか否かと逡巡する間は沈黙。 その後、潜めた声で、 モニカとケイトに追加で頼み事を。
これは、個人的な頼みだと言い添えてから。]
もし、 目指す“不死身の魔法使い”が、 アイツだったら……――
―…殺さず、連れ帰って欲しい。
[おそらくは、皆そう思っているだろう。 口には出さずとも。]
(107) 2013/06/27(Thu) 17時半頃
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……?
[>>105戦場に似つかわしくない音。 首を傾げて、音の方向を見つめた。]
……報告を あちらの方から、何か物音がします 確認してきましょうか?
[一応、上官であるライジに報告をした。]
(108) 2013/06/27(Thu) 17時半頃
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音……?
[志乃が示す方向(>>108)へと意識を傾け、 確かに、小さな音を聞いた。 それが何の音であるかは解らなかったが。
もしそれが危険を招く気配のある音なら、 志乃はそれも含め報告するはずだ。
そう判断し、肯く。]
危険を感じたら、すぐに退いてくれ。
(109) 2013/06/27(Thu) 17時半頃
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―研究員殺害後―
[殺しても、殺しても、気分が晴れることはなかった。 潰しても、潰しても、過去が変わるわけでもなかった。
今日も命乞いのテンプレートを拝聴し、口元に笑みを浮かべたままに頭部を破壊した]
……後、何人だっけ――
[良く覚えていない。 こんなことをして誰かが報われるわけでもない。 所詮は自分の自己満足のらめでしかないのだ]
(110) 2013/06/27(Thu) 17時半頃
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……ヤニ
[探していた人物は、割合すぐ見つかった。 しばらく、無表情で見つめて]
1番隊、“死神”ヤニク。B地点での陽動作戦の配置に変更があったことを連絡する。 特殊部隊“病魔”ソフィアの協力を現在要請中。返答を待つように。
[すぐに、いつもの優しげすぎて不穏な笑顔を浮かべた。 手を後ろに隠し、上官としての役割を果たす]
(111) 2013/06/27(Thu) 17時半頃
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分かりました
[ライジの判断は正しい。 危険を察知していたら、こっそりと告げて 違う方法をとっていただろうから。
こくりと頷けば、音のする方へ。 角を曲がり、その音を頼りに進んでいけば、 可愛らしい白い兎が鼻をひくひくさせて、周囲を見渡していた。]
あら、貴方、迷い込んでしまったの?
[音の正体が兎だと分かれば、小さく笑みを浮かべて そっと手を伸ばしてみる。握られやしないかと恐る恐る。
白い兎。 部屋に今も飾られている。ぬいぐるみがちらりと過って 懐かしさと寂しさから、小さくため息を吐いた。]
(112) 2013/06/27(Thu) 17時半頃
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―チックタックラビット―
[人だ!人だ!だーれだ?]
ハローハロー僕らのアリス! 頭の調子はどうだい?
ハローハローハロー!
[ぴょいこ。 二本足で立ち上がり、甲高い声でうさぎはご挨拶。 まあうさぎにしては礼儀正しい]
そうとも!ハートのキングがいる限り、不思議の国は安泰さ! ハローハローハロー僕らのアリス!アリス!アリス!
(113) 2013/06/27(Thu) 17時半頃
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志乃は、逃げられないかな。と思いながら、兎に手を伸ばす。
2013/06/27(Thu) 17時半頃
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/* このシーン、完全にSANチェック!! ビクッとしたwwww
(-70) 2013/06/27(Thu) 17時半頃
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――っ!
[手を伸ばした瞬間。 立ち上がり、喋り出すうさぎに、瞳を瞬かせて。]
ここには、アリスなんて可愛らしいものはいないわ
[懐かしいと見つめながら、これが彼のものなら 壊さなければと兎を捕まえた。]
(114) 2013/06/27(Thu) 18時頃
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