169 きみがおとなになるまえに
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― そうして、今 ―
[ じいと、灰が碧を覗き込みます。 何故でしょう、ようやく、先生が。 "わたし"を見てくれた気がしました。 縋る様なそれを、真っ直ぐに、ただ、見つめて。
そうしてかけられた言葉と、浮かべた笑みに、瞬き。 ぱちん、と。一瞬の間に、 真っ直ぐな瞳の色は、驚きへと変わります。
ああ、目の前に居るのは、何時もの先生、でしょうか。 確実に言えることは。オーレリアが――怒った、様な。 そんな、先程とは違う表情で。 やはり、先程とは違う意味を持った言葉を、言ったから。 もしかしたら、もう。 大丈夫かもしれないと、思って。 ]
(137) 2015/09/20(Sun) 18時頃
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―――わたし、は、
[ だからオーレリアは、今度こそ。 両の手でしっかりと、先生の手を取ります。 一瞬の躊躇いの後。慣れない発音に、つっかえて。 ]
わたしは、…十一歳だから。 先生が教えてくれたのよ。毎年、
[ 支えが出来た身体で踵を鳴らし、地面に足を付け。 大きくなったでしょう、って、微笑んでみせます。
教えなければならない、そのひとつに。 自分の年齢が関わっているだなんて、 まだ、知りはしないけれど。 ]
(138) 2015/09/20(Sun) 18時頃
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[ そうして、歩き出す前。もう一度先生を見上げてから。 ――もう、泣かないかなと。 安堵の息を、今度こそ吐きました。
スカートを緩く躍らせて、教会から街へと。 何処へ行くの?、と。問いかけをしようとした瞬間、 先生の漏らした声に、瞳を丸くして。 何時もより気丈な声で、せんせい、と呟きます。 ]
………座れるところ。
[ 慣れないことをするから! ――なんて。誰に似たのか、諌める様な口ぶりで。
ああきっと、何時もより饒舌なのは、オーレリアもです。 ただそれは、気恥ずかしさから、じゃなくて。 少し、成長した故かも、しれません。 ]
(139) 2015/09/20(Sun) 18時頃
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── うん、わたしはわたし
[ きゅ、と猫のように目を細めて、 肯定>>95に、まっすぐに視線を返す。]
他のなにかでいるなんて、 そんな、死んでるような生き方、まっぴらだわ
[ たとえ、そこに何の繋がりもないとて、 その時代錯誤な、勝気な鳶色をつくったのは、 小さな旅の物語。それに登場する人びと。]
(140) 2015/09/20(Sun) 18時半頃
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[ 呆れたような物言い>>96に、くすくすと笑う。 頭を撫でるおおきな手のひらの感覚に、 くすぐったげに身をよじって、
そうしてから、ようやく、 再びベッドに身体を沈めた。]
おやすみ、ジェフ 良い夢を
[ 笑いを含んだ声で、少女は告げて、 清潔なシーツのにおいに包まれる。 あたたかい眠りに、包まれていく。*]
(141) 2015/09/20(Sun) 18時半頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2015/09/20(Sun) 18時半頃
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[この世界に生きる子供にしては珍しい、勝ち気な物言いに、頬が緩む。 自分の価値観だけが正しいとは思わないが、少なくともゾーイの語る生き方は、好みだった。]
ああ、寝ろ。 明日は、ショーを見るんだろ。
[ベッドに寝転がった少女に、シーツを掛ける。 そしてクシャリと頭を撫でた。]
おやすみ。
[そう言うと、また窓際の椅子に座り、夜の町並みを眺める。 満足するまでそれを続け、明かりを消して隣のベッドに入った。*]
(142) 2015/09/20(Sun) 18時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2015/09/20(Sun) 18時半頃
小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2015/09/20(Sun) 21時頃
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── 朝:ホテル・エスペラル ──
[ こどもの朝は早い。 特に、遠足や、誕生日や、 サンタクロースからのプレゼントや、 そういう、"特別"が待ち受けている日には。
今、この世界に生きるこどもが、 もしかすると、おとなも、 それらのいくつを知っているのかは、さておき。]
(143) 2015/09/20(Sun) 21時頃
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── 朝!ジェフ!
[ ぱちり、と。 瞼が上がると同時に飛び起きて、 隣のベッドへと飛び乗った。
こどもは。無邪気なこどもは、 ときに、あまりにも躊躇がない。
どん、とのしかかる体重が、 筋肉痛に苦しんでいるであろう身体に、 響いていなければいいけれど、はて。*]
(144) 2015/09/20(Sun) 21時頃
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すすめたほうがよかったかな…? とりあえず様子みよう
(-23) 2015/09/20(Sun) 21時頃
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[暫く、碧と灰は見詰め合っていたのかもしれない。 ぱちん、と瞬きの後、驚きを湛えた灰色。
差し出した手は小さな両の手に包まれて、こどもの体温を伝えて来る。
───わたし、と。聖女は呼んだ。 此までどう教えても、ある時は宥めるようにさえ言い聞かせた一人称。其なのに聖女は首を横に振った。オーレリアという名を、確かめるように。知らしめるように、ずっと。 今まで呼称し続けていたというのに。
今、此処で、また。 彼女の成長を、知ってしまえば。
とん、踵を鳴らして背伸び。微笑む聖女のプラチナブロンド。其処に、わざわざ鞄を脇に抱えて、包まれていない空いた手をくしゃり、と。 昨日出会った彼が、彼女にしたように、掻き混ぜて。
リボンが歪んでしまっても、また、直してあげれば良い。]
(145) 2015/09/20(Sun) 21時半頃
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…もう、十一歳か。
[感慨と寂寥と。 いいや、難しい話は別のところにしよう。そう、教会なんかじゃなくて、もっと落ち着けるところで。
街へ、一歩同時に踏み出して、思わず漏れた呟きを拾われてしまえば、苦笑は深く。諌める言葉。誰に似たんだ、其の口調は。 其れは過去の聖女を彷彿とさせるものではなくて、10年の時を過ごした証だったのかも知れず。]
─お茶でも、しようか。
[近くには、ホテルがある。一階、軽食なんかもあるラウンジ。近いし、用件も済ませられるし、何て。 頭の良い振りをしてちっぽけな自尊心を満足させてみる。]
(146) 2015/09/20(Sun) 21時半頃
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[葡萄をひと粒、皮ごと頬張る。ぷち、と音がして酸味が口に広がり。 葡萄の入ったカップを、ころころ、揺らして。 目前に先生の白髪>>131が見え、ぱた、と足を止める]
だって、せんせ。
[問いかけに、少女は考える。 重い口を開いたのは、少ししてからか。]
だって、きらきらしてる…から。 クラリッサ・トウシューズは世界一かわいい女の子なんでしょ?ずっと、ずっと子どものままで、スターだったんでしょう?
じゃあ、ずっと可愛いままなら、愛されるんでしょう?
[違うのかな、と。俯く顔は、先生に見えてしまうのだろうか。]
(147) 2015/09/20(Sun) 22時頃
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わたしの幸せは、せんせいと一緒にいることだよ、せんせい。
[小さな、小さな声。]
(148) 2015/09/20(Sun) 22時頃
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――グハッ
(149) 2015/09/20(Sun) 22時頃
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[肺から空気が全て出た、そんな最悪な朝だった。]
(150) 2015/09/20(Sun) 22時頃
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── 朝:ホテル・エスペラル ──
ぞーーーーいーーーーー
[片頬を引きつらせながら、起き上がろうと両腕と腹筋に力を込めて、
あえなくベッドへと帰った。 腹筋が、筋肉痛だった。 天井をぼんやりと見上げる彼の目は、どこか虚ろだっただろう。]
(151) 2015/09/20(Sun) 22時頃
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――キネーン・シアター――
[筋肉痛と、朝の事件に軋む身体を動かし、ステージにたどり着く。 フロントから渡されたチケットを二枚、受付に渡せばすんなりと通してくれた。]
すごい人だな。
[熱気が渦巻く客席を、自分たちの席を目指して縫うように進む。 逸れることがないように、少女の手を握りしめながら。*]
(152) 2015/09/20(Sun) 22時頃
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――うん。
[ かき混ぜられた、髪とリボンは。 乱れて歪んでしまったというのに、 何故か勿体無い気持ちになって、そのまま。
今度はふたりで、逃げることも、追うことも無く。 一歩、教会から街へと踏み出します。 斜め後ろを歩くのではなく、 隣をずっと、手を離さずに取ったまま。
―――紳士と淑女は、お茶をしに行かなきゃ* ]
(153) 2015/09/20(Sun) 22時頃
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― ホテル・エスペラル ―
[ 教会の近く、オーレリアも知っているホテル。 そこの一階にあるラウンジの店員は、 先生の顔を見れば、直ぐに中へ通してくれました。
きっと――そう、ジェフが感じた様に、 此処は"高そうな場所"、なんでしょう。 そんな場所で、先生が来れば通される。 そのことの意味は、まだ、知らないけれど。
そうして、さて、何のはからいか。 周りに人が居ない席に通されれば。 ――レモンスカッシュは昨日飲んだから、と。 今日は、何時も頼んでいる、 ミルクたっぷりの紅茶を頼みます。 先生とふたり、いつもそうしている様に。 今日は、今は、そんな気分です。 ]
(154) 2015/09/20(Sun) 22時半頃
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[ きっと先生も注文を終えて、待ち時間。 正面の席に座る先生を、その碧を、見上げて。 メニューを広げることなく、首を傾げます。 おんなのこの興味を惹く甘いお菓子よりも、 今は、もっと大事なことがあるから。 ]
――教えなければいけないこと、って、なあに? 教えて、先生。
[ 姿勢は正しく。大きな椅子に余る身体は動かさず。 でも、問いかける声と表情は、 何時もよりずうっと、軽く。 ]
(155) 2015/09/20(Sun) 22時半頃
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/* 2
(-25) 2015/09/20(Sun) 22時半頃
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─ ホテル・エスペラル ─
[教会近く。馴染みのホテル。 泊まる、と言うよりもラウンジや、パーティールームよ使用がずっと多い、此処でも。 顔を見れば飛んできて、人の居ない奥へと、通される。
少し、何時もの店員も、疑問とか違和感のような物を、持ったのかもしれない。手早く注文を聞いて、フロントに引っ込んでいった。 其れもそう、少女は髪が由れているし、学者に至っては落としきれない砂埃を纏っていて。ほんの少し、足を気にする歩き方だったから。
注文は、簡単。 "同じものを、ふたつ。]
(156) 2015/09/20(Sun) 23時頃
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贅沢なのは仕方ありません。 人生は何かを捨てて、何かを拾うものですから。 綺麗な花を咲かせるのに雑草を摘むのと、一緒。
[時間に縛られた彼女の気持ち>>109も、汲めない事はない。 選べない人生なんて、自分としては考えられないのも一緒だ。
文字の添削ひとつひとつでも、迷ってばかりで。 立ち止まったつもりでいても、進む時間に押されてばかり。
自分の道と、鳥籠の中で囀るのとどちらが酷だろうか。
少なくとも自分は苦しい生活とは思っていない。 ――慣れてしまった、ともいうが。 そこまで皮肉をつづければ、またいけすけない、 と言われるのだろう。]
(157) 2015/09/20(Sun) 23時頃
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[ただ、もし。 彼女が、今の道を酷と思っているのなら。]
……ユウガオは、 タリン、って場所の話を聞いた事ありますか?
アタシも、そこのマスターに聞いた、 御伽噺に似た、噂、ですけども。 [空になったワイングラスを指ではじく。
言葉の始めと共に、キン、とグラスを鳴らした。]
(158) 2015/09/20(Sun) 23時頃
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[語る。 一部の者の理想郷。
止まらない時間の果て。
歩みを止めた先にあるのは、 静かな暮らしなのか、選択肢の連続なのか。
初めて聞いた時、 朽ちる場所はそこならまだ幸せだろうか、と 何度も考えたのだ。]
(159) 2015/09/20(Sun) 23時頃
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……ユウガオ。 アナタが選ぶなら、よ。
アタシは、アナタをその選べない人生から連れ出してやりたい。
嫌だと、歌う声を叫ぶなら。 アタシは枷を外してやること位気にしないんですよ。 いけすかない女ですから。 誰に責められても気にしませんの。
[グラスを置き、対面の彼女を真っ直ぐみつめて。 問いかける。皮肉じみた彼女の心の奥底を探るように。
再会を一度で終わらせるほど、女は、諦めの良い女ではない。
生きていた命を喜ぶことができたのに、 そのまま、誰かに飼い殺される様は見たくは無かった。]
(160) 2015/09/20(Sun) 23時頃
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[――ずっと可愛いままなら、愛される。 ああ、なんと純粋な、こどもらしい理由なんだろうか。
嘲りにも似た感情は、けれど、囁くような言葉>>148に、あっさりとかき消されることとなる。
色の違う双眸が、少しだけ見開かれる。 慌てて眼鏡を直した手が隠した頬が、少しだけ赤に染まっているのが、 ショコラから見えたかもしれないけれど、気に掛けることもなかった。
彼女の頭に手を伸ばす。髪を梳くようにして、その頭を軽く撫でるだろうか。]
(161) 2015/09/20(Sun) 23時頃
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── キネーン:シアター ──
[ どこかぎこちない男の動きも気にせずに、 少女は、ぐいぐいと人の隙間を進む。
ときおり、かけられる声に、 "こども"を観賞するためやって来たおとなに、 あっけらかんと手を振りながら。]
せかいいち、って、すごい。
[ ようやく、たどりついた座席は、 なんだか、"特等席"と言っても差し支えなさそうで、 それにまた歓声を上げる。]
(162) 2015/09/20(Sun) 23時頃
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[ 模範的なこどもを見に来たこども。 はじまりを告げるブザーの音に、居住まいを正して。 こくんと、息をのんだ。
きっと、少女だけではなく、 まるで、我が子を見守るような目で、 おとなたちも、そうしていた。*]
(163) 2015/09/20(Sun) 23時頃
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