80 あの日、僕らが見た空は
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/* 男性視点なら冒頭かな?
Are you going to Scarborough Fair? Parsley, sage, rosemary and thyme, Remember me to one who lives there, For she once was a true love of mine.
(-29) 2013/04/23(Tue) 00時半頃
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[あんまり頷きすぎたのか、 爪先からはとうとう指が飛び出してきてしまった。 もう、それくらい歩いたって証に見えて、少女は小さく笑った。 けれどやっぱり、小さくて汚れた足だから。 もう一度前を向くことにした]
あれ ……なあに?
[大きな大きな柱。 円柱なんて言葉は知らなかったし、本当はあんなにまっすぐ滑らかな柱なんて見たこともなかったけれど]
あれが、空を支えているのかな
[からっからの喉で、そう呟いた]
(80) 2013/04/23(Tue) 00時半頃
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――所長の一日:下へと向かう道中――
[前日の事もあり、砂塵が中間層より下を舞っているかと、ガスマスクを首にぶら下げ降り立ってみたところ、別段健康を害するレベルではないことを知りミナカタの機嫌は一層悪くなるようであった。 電話連絡のあった商品の確保と、それから道中で良い品質のものを見つけられれば買い漁るつもりで出てきたミナカタの所持金は、下層であれば一年以上は優に暮らしていける金額だった。それに見合うように、彼の腰には黒光りする武器が下げられている。もっとも、下層へ赴く途中で掘り出し物を見つけられる確率が低いのと同じくらい、自身が襲撃される可能性は低いと考えていた。]
『――……』
[新たな煙草に火をつけ、燻らせながら歩みを重ねる。より下層へと、より適切である意味安全な、金のかかる方法を使って移動し]
(@43) 2013/04/23(Tue) 01時頃
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[そうして歩みを止めたのは、欠けた女神の乱立する階層の、一つ上だった。]
――所長の一日:女神の上に立つ階層――
[そこは人間の流れが絶えず一定量ある場所であった。そのせいか、市場は活気あふれ、大通りと思しき通りにはわざわざ人工大理石を用い、見せかけの清潔さを纏う場所であった。 なんの劣等感か、見せかけなのは清潔さだけでなかった。割合高めに作られた大通りの天井には、色とりどりの傘が掛けられ、自然の空色が見えない薄汚れたコンクリを誤魔化している。]
[ミナカタは、勢いだけのある喧噪に疲れた顔色を隠さなかった。 大通り沿いではあるが、下の階層に近い、さびれた色合いのある屋台でホットドックを注文し、口に運んだ。]
(@44) 2013/04/23(Tue) 01時頃
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[ラジオから、音楽が聴こえてくる 昔々の何処かの国でずっと歌われてきた ほろ苦い気持ちがするメロディ
ぷつぷつ途切れがちな音を埋めるかのように ジェニファーはその歌を口遊む]
(81) 2013/04/23(Tue) 01時頃
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Have you been to Scarborough Fair? Parsley, sage, rosemary and thyme, Remember me from one who lives there, For he once was a true love of mine.
(*25) 2013/04/23(Tue) 01時頃
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[順番待ちのトラック。その荷台へとよじ登った。 エレベーターまではまだ遠く、少女の視力では、そこに見知った顔があっても――そも、誰かがいたとしても、見えず]
…………おなか、すいた
[生のとうもろこしをひとつ取り、大口あけて齧り付いた。 そんな少女を乗せて、トラックはエレベーターへと近づいていく]
(82) 2013/04/23(Tue) 01時頃
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ジェニファーって、綺麗な声だね ラジオの声よりずっと歌も上手いし …俺、好きだな
[そういえば、話す声も風のように清々しい よく通るものだったよなあと思う
それに対する彼女の返事は短く]
(83) 2013/04/23(Tue) 01時頃
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『昔取った杵柄よ…歌を忘れた金糸雀だから』
(*26) 2013/04/23(Tue) 01時頃
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[動きを止めないトラックのうえ、飢えた少女はとうもろこしを貪った。 人心地ついて、汚れた口元を拭うべく顔をあげれば]
あ おにいちゃん、だ
[柱の前、佇む二人に瞬きをして、それでもたらずにごしごしと目を擦った]
おにいちゃん おにいちゃん おにいちゃん
(84) 2013/04/23(Tue) 01時頃
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…………会いたいよ
(*27) 2013/04/23(Tue) 01時頃
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[どこか仄昏く虚な響きの声色と 深い穴の奥底を見つめるような眼差しは
明るい彼女とは別人かと思うほど 似つかわしくなかった
見てはいけない一面を垣間見たような気がした]
(85) 2013/04/23(Tue) 01時頃
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――所長の一日:ホットドッグ屋台にて――
[彼が足を止めたのは、もちろんその場所のホットドッグを好んでいたこともあったが、その階層の、奥まったところに行きつけの店があったからだ。 更に下層から運ばれた商品が一度集められる場所だ。一層下層に近しい雰囲気を持つ店に、商品が連れ込まれ、さらなる発送を待っている。商品管理の視点からこの店は環境を整備する必要がある、とミナカタは低い評価を下していた。けれど下層から得る商品は大概、質が悪い。安いものを求める顧客にはそれでもいいが。顧客に渡す商品は一定以上の水準で管理されるべきであるとするミナカタには、確かに、金払いのいい顧客がつく傾向があった。]
『なんだ、今日は混んでるな。』
[押し出されたマスタードを舌で受け止めながら、屋台の店主にミナカタは聞いた。 『そんなこたないよ、いつもと同じだ。 ああでもきっと、そろそろ生産地区からのが届く時間帯だから』 肉付きのいい、ソーセージを思わせる指で鉄串を回し、店主が答えた。 ふうん、と興味もないような返答を、加えた肉の隙間からミナカタは押し出す。また反対側からケチャップと混ざったマスタードが漏れた。]
(@45) 2013/04/23(Tue) 01時半頃
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そうだ、次行くところって、どんなところ?
[今度はしくじらないように話題を変えてみる 生産階層を過ぎれば、再び街がある―そんな話だったような
さらにその上には何があるのだろう?
期待に満ちた眼差しでジェニファーに話をせがむと すっかり元に戻って快活なお姉さん]
(86) 2013/04/23(Tue) 01時半頃
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[高くよく通る声でガイドよろしく説明を
『次は市がたくさん立ってるところ』
そして、ぽつりと付け足すように
『それから…トニーとはお別れよ』
つまり、そういうやり取りもある市もということで 運ぶ彼女の仕事もそこで終わり
再び、ひとり旅に戻るということでもあった]
(87) 2013/04/23(Tue) 01時半頃
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[しっかり覚醒している部分からは目を瞑って トラックはそのまま、自動制御でエレベーターへと乗り込んだ。 訪れる闇。 稼動音。 重く、どこか甘ったるい空気]
おにいちゃん
[エレベーターの底から、腐った匂いがのぼってくる。 腐ったのは、穀物や野菜や果物、それらの破片。 もしくは、そう。意識のある――]
(88) 2013/04/23(Tue) 01時半頃
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