76 ─いつか、薔薇の木の下で。
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……サイラス、さん……?
[強く抱きしめられて。 その温かさに、意識は闇から浮上する。 目の前にあるのは最愛の。 けれどとても苦しそうな、顔で]
……どうして…… どうして、そんな顔をするんですか……?
[頬に手を伸ばす]
(128) 2013/03/27(Wed) 20時半頃
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もちろん、できるよね。 いいや、君はそうしなくてはならない。
彼を傷つけてはならないよ。 だって、そのためにシルヴァに欲望をぶつけたんでしょう? 彼以外は、誰でもいい、その気持ちで、既に、もう、 シルヴァを君は慰みものにした。
[その時はくすくすと笑うように…。]
――……ね 彼を守って、君は誰かを傷つける。 そして、眠りにつくんだ……。
(*27) 2013/03/27(Wed) 20時半頃
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[―ぼんやりとした頭に浮かんだのは、いつかに聞いた薔薇にまつわる怪談話。 その時はおとぎ話の類だろうと笑い飛ばした。
けれど空には変わらず満月が輝き、自分は薔薇の香りに当てられ、目の前には目覚めぬ眠りについた生徒の姿がある。 とても笑い飛ばす事は出来ない。
震える手でサイモンの身体を濡らしてきたタオルで清め、乱れた服装を整えた。 彼をそのままにしておくのは気が引けたから。
換気もしたかったが、厨房の時のように薔薇の香りを誘い込みそうで諦める。]
……。
[ともすれば動きを止めてしまいそうな頭でどうしようか、と必死で考える。
―サイモンの事を含めて、エリアスに相談しに行こうか。 彼の同級生のオスカーも無事だといいけれど。
そう思いつつ、サイモンの部屋を出た。]
(129) 2013/03/27(Wed) 21時頃
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[薔薇の声が響く。 そしてそれに重なるように、目の前の人の声。
また、目に水滴がうかぶ。 どうしていいのか分からない。 だから彼の問いにも返す言葉は短い]
…そのままで、いて。ほしいから。
(130) 2013/03/27(Wed) 21時頃
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/* 先輩のとこに行きまーす! サイモンとサイラス先輩を間違えそうでひやひやしたよ。
サイラス先輩はどう動くのかなー。
(-20) 2013/03/27(Wed) 21時頃
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[そう。薔薇は何も間違ったことは言っていない。 誘う薔薇を、シルヴァを抱いたのはそれでも自分の意思だ。
「彼以外なら誰でもいい」
そんな身勝手な思考はぱきりと心に罅をいれる。 その隙間に流れ込む薔薇の香気]
俺、は……ただ……
[誰かに頼って、誰かを使って。 結局、依存する心は身勝手なもの]
(*28) 2013/03/27(Wed) 21時頃
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[そんな、また彼を心に、小さな刺をたてる。 薔薇にとっては、どうでもいいこと。
サイラスがシルヴァを抱いたことも、 サイラスがヤニクを抱かないことも。
もちろん、ヤニクを抱けば、 薔薇は、サイラスを通じて、ヤニクにその欲望をすりつけるのみ。 そう、抱かれなくてもならないほどの甘美な苦しみを。]
(*29) 2013/03/27(Wed) 21時頃
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……そのまま、じゃ。 分からないですよ……
[困ったように眉を寄せる。 どうしてそんなにつらそうな顔をするのか。 またどこかに行ってしまうのではないだろうか。 心配で、不安で。 両手で頬を包み込む。 そっと顔を寄せて。 吐息の触れ合うほど、近く]
[嗚呼。 また、あの赤い華が、視界に映る]
(131) 2013/03/27(Wed) 21時頃
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[薔薇は微笑む。悩める子猫に。]
(*30) 2013/03/27(Wed) 21時頃
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ああ。大丈夫だよ。 でも、君は許される。
君は好かれているから。 君は許されるよ。
きっと、誰も君を責めたりしない。
[薔薇は優しく、囁くように。 焚きつける。そう、己のままに欲望を走らせてよいのだと。]
君が幸せならば、 きっと、その彼も、シルヴァも、
[君を許すだろうと…。]
(*31) 2013/03/27(Wed) 21時頃
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ブレンダは、薔薇は、甘い欲望に、枝につく蕾を膨らませている。
2013/03/27(Wed) 21時頃
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薔薇が……おかしい、…から。 頭が、ヘンになりそう、で……
[目の前の彼を汚したくないから。 だから替わりの誰かで。 そう、誰でもいい、というそんな思考。
自分が酷く汚れていてそんな自分が持つものは 彼を汚してしまうから。
頬に触れる手に手を重ねる。いつも触れてくれる手だ]
──…好きなのに。 でも、これも。薔薇のせいかも、しれない。
[肌をあわせたいなんて、言えるわけもない]
(132) 2013/03/27(Wed) 21時頃
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シルヴァ、か… …ってもなあ、部屋には…
[どうなんだろう、と考える。 考えようとしても、どうにも思考がまとまらない]
後で様子見に行ってやらないとな。 まだ考えられるんだ、やれることはあるはずだ。
[それが何なのか、皆目見当はつかない。 ただ虚勢を張っているだけで、その虚勢もいつ崩れるともしれない。
は、と。
吐きだした息がどうにも背筋を粟だてて、 グラスに残る水を一気に飲み干し、口を拭った]
(133) 2013/03/27(Wed) 21時頃
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それでも……
[やはり、ヤニクを抱くことは。抱かれることはできないのだろう。まだ、今は「自分」が残っているから]
お前は…幸せなの?
[薔薇にそんなものを求めるべくもないのだろうけど]
(*32) 2013/03/27(Wed) 21時頃
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――……そうだね、サイラス。 君に愛されて、幸せだよ。
[薔薇はそう、答える。 まるでシルヴァの答えのように。**]
(*33) 2013/03/27(Wed) 21時半頃
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薔薇が……
[嗚呼、またぐらりと世界が揺れる。 あまりに濃密な香りに、もはや思考は麻痺している]
薔薇の、せいなんですか……? 私を、好きだと言ってくれたのは…… 私は……私は、貴方が、好きです。
[言葉が零れるは薔薇のせいでも、 その気持ちは偽りではない。 だから、悲しい。つらい。どうして]
とうして……他の人には、触れさせたくせに……
[指先が、つうと首筋を伝う。 まだ残る、赤の印]
(134) 2013/03/27(Wed) 21時半頃
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違う。好き、だよ。俺は、ヤニクが好きだ。
[「触れさせたくせに」「誰でもいい」「あいしてる」]
……、おれ……ヤニクを、汚したく、ないから…
[薔薇が。薔薇が。甘い言葉と香りと。 艶を込めた声で語り掛けて来る。 触れられた首元の赤い印、思わず片手でそれを隠す。 手遅れなのに]
だから。
[薔薇を、シルヴァを抱いたなんてどの口が]
(135) 2013/03/27(Wed) 21時半頃
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[胸がばくばくと脈を打つ。 薔薇がいう。「幸せ」と。
抱いた自分は幸せだった?あぁ、きっと、幸せだった。 薔薇をあいすることができて
ぱりん。また、心の薄皮が一枚、剥がれた。 きっと、もう自分を保っていられるのは今日までだ*]
(*34) 2013/03/27(Wed) 22時頃
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― 廊下 ―
えっと…エリアス先輩の部屋は…。
……。
[口元に宛がったハンカチはまだ効果を為しているのだろうか。 訪れた事のない先輩の部屋に近付くにつれ、足取りは遅くなり。 ドアの前まで付けば、立ち止まった。
サイモンの状態を知って増大した不安は、とても一人では抱えきれそうもない。
しかし、時間の感覚が分かりにくいとはいえ、突然訪問してしまっていいものか。 暫く、ドアの前で所在無げに立っていただろうか。]
(136) 2013/03/27(Wed) 22時頃
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/* でもあれだね。 中にはオスカー先輩がいるんだよね。 開けて良いものかぐぬぬ…。
かと言って、部屋の前で座り込むのもあれだけど。
(-21) 2013/03/27(Wed) 22時頃
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―廊下―
…待たせたらまずいな。
[オスカーの寝顔を思い出し、慌ててトレイにグラスを乗せて。 厨房を出て、食堂を横切る。 掲げた腕がトレイの重さをずっしりと感じていて、 力が入っていないことを否応でも自覚させられた
がらんとした廊下。 座り込んでいたオスカー。 すれ違ったサイラス。 振り払うように頭を振り、自分の部屋へと足を進めていく]
(137) 2013/03/27(Wed) 22時頃
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/* あ、先輩が部屋に向かってくれた。 ソロルばっかだったので嬉しい。
…いや、自分がチキンな所為ですけど。
(-22) 2013/03/27(Wed) 22時頃
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…ごめん…。
[またゆっくりした手で彼の体を押す。 頬に口付けを落としてゆるり、体を離す]
…ブレンダは…眠ったのかな…。 薔薇が、あいつに憑いたから。
[自分の中にも薔薇がある。 自分も眠ってしまえば楽になれる。 眠る為には。誰でもいい。欲を、吐き出せば]
(138) 2013/03/27(Wed) 22時頃
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薔薇が……憑いた? ……ねえ、貴方は何を知っているんですか? 貴方が抱えているものは、何?
……ねえ……行かないで。 また……私を、置いていくの?
[離れて行く身体。 寂しくて、切なくて。 彼が自分から逃げようとしてるとしか思えなくて。 指が宙を掻く。 彼を、捕まえておきたいのに]
(139) 2013/03/27(Wed) 22時半頃
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/* Σ何と。 せ、先輩逃げてー! もしこっちに来たら、オスカー先輩守る、よ。
(-23) 2013/03/27(Wed) 22時半頃
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薔薇が、人に。 この香りのせいできっと、おかしくなってる。 俺の中にも、薔薇が、いる。
[宙をういた指、そっととって自分の胸元にあてた]
薔薇が…どんどん、大きくなって。 押さえ、られなくて…
[蒼が揺らぐ。また水滴が零れ落ちそう]
このまま、お前の隣にいたら。俺、ダメになる。
(140) 2013/03/27(Wed) 22時半頃
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このまま傍にいたら……
[目から零れるものはそのまま、そっと頬に口付けをよせ]
お前を、汚しちまうよ。そんなの、嫌だ。
(141) 2013/03/27(Wed) 22時半頃
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― エリアスの部屋 ―
[柔らかい手が頭を撫でた気がした。 まどろみの中、頬は緩み、より深い眠りへと落ちていく。
空白の時間
迷い込んだ夢は、きっと薔薇が見せたもの]
(142) 2013/03/27(Wed) 22時半頃
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妻 ブレンダは、メモを貼った。
2013/03/27(Wed) 23時頃
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貴方の……中、に?
[濃密な香り。 思考はとうに麻痺している。 取られた指は胸元に導かれ。 感じるその温もりの奥、何があるのか]
……苦しいんですか? なら……抑えないで。 大丈夫、私はいつでも貴方の傍にいます。 いつでも、貴方の事を想って……
[だから。だから]
……貴方になら、私は。
[耳元で囁く。甘く。薔薇へ水を与える]
(143) 2013/03/27(Wed) 23時頃
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エリアスは、廊下の先にノックスの姿を見たろうか。
2013/03/27(Wed) 23時頃
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/* あ、エリアス先輩。 ごめんなさい。そしてありがとう。
ん、同室組でいくのかな…?
(-24) 2013/03/27(Wed) 23時頃
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―エリアス先輩?
[此方に向かって歩いてくる相手の姿を見つければ、安堵でそっと息をついた。 トレイを持つ手がつらそうだと感じれば、手を貸そうとしただろうか。]
(144) 2013/03/27(Wed) 23時頃
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