76 ─いつか、薔薇の木の下で。
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おいおい、大丈夫か。
[やっぱり気になって厨房に戻ってみれば、 明らかに普通ではないノックスの様子。 ロシェを手伝って肩を貸した]
風邪でもひいたか… 気温も安定してないしな、身体は大事にな。
…さっきから妙に空気悪いけど、 そのせいか?
(113) 2013/03/25(Mon) 22時頃
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/* エリアス先輩来たー。(正座)
(-30) 2013/03/25(Mon) 22時頃
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…っと。よし、これで大丈夫かな。 とりあえず、しっかり休めよ。 夜が長い気がするけど―なら、それはそれでよく眠れるし。
[部屋まで送って、冗談めかした声をかけ。 後は二人に任せようと立ち去るも。 甘い香りと不穏な空気に首を捻らざるを得ず]
オスカー…は、もう寝たか…さすがに。 寝ちゃった、よな…
[はっきりとした不安が、胸の内に疼く。 言葉を交わした同級生の顔を思い浮かべるも、 現実味を感じられないままもやもやとした思考を持てあます]
(114) 2013/03/25(Mon) 22時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2013/03/25(Mon) 22時頃
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ぅ……ん
[入ってくるな、これ以上、香りはいらない 懸命に拒絶しようとするけれど 酔いは拒絶の仕方を忘れてしまったよう。
ヤニクからそらした目は熱で秋空を写す湖面のよう。 もう耐えられないくらい理性はぎりぎりで。
月の下で暴いた体の感触が手に残る。 あぁ、かなうなら、もう一度触れたいと 伸ばされた指に応えるように 夢の中で自分の指も絡ませる]
…欲しいのに。
(*32) 2013/03/25(Mon) 22時頃
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― 廊下 ―
……は…。
[浅い呼吸を繰り返しながら、必死で熱を堪える。 二人に支えられて部屋に向かいながら、罪悪感で頭がいっぱいになった。 確かに熱には浮かされているが、彼らが想像するものとは違う。]
…すみません。 俺が窓、うっかり開けちゃって。
そしたらこの匂いが入ってきて、何だか…。
[眩暈と熱に襲われたのだ、と答えれば、更に説明をしなければならないだろうか。 ―そう思うとそれ以上は口に出せず、只、曖昧に苦笑いを浮かべる。]
(115) 2013/03/25(Mon) 22時頃
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―はい。 先輩も、ありがと…。 おやすみなさい。
[自室の前で冗談めいた言葉を口にするエリアスにはふにゃりと笑みを浮かべて見送ろうと。]
…あ。 部屋の換気は暫くしない方が良いかと…!
[ふと思いついて最後に付け加えた言葉はその場を後にした彼の耳に届いただろうか。]
(116) 2013/03/25(Mon) 22時頃
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だって、帰ってこない事もあるじゃないですか。
[いつもどこかで寝てしまって。 その間どれだけ不安で寂しいか。 そんなことはきっと分からないだろうけれど]
嗚呼、この甘い匂いは…… 薔薇の、香りなんですね。
[こんな濃密な香りをしていただろうか。 そんな事を考える思考すら麻痺していて。 それよりも、もっと。近くに。触れたい]
貴方も……いい、匂い。 薔薇の香りが、移ったんでしょうか……
[いつものように髪を梳いて。 そこにそっと唇を寄せた。 一歩引けば、二歩寄って。 もっともっと感じていたい]
(117) 2013/03/25(Mon) 22時頃
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― 自室 ―
[二人に支えられながらも何とか自分の部屋に辿りつけば、ほっと息をつく。 薔薇の香りは寮内に漂っていたが、一度窓を開けてしまった厨房よりはきっとましで。
中までついて来てくれた同輩にもお礼を言おうと、彼の方を向いて。] …ありがと、助かっ
え…っ? [彼を支える事も出来ず、二人とも寝台に沈み込む。 もぞもぞ動いて見上げれば、ロシェと至近距離で目が合い、瞠目する。 ―無意識にこくり、と喉を鳴らした。]
(118) 2013/03/25(Mon) 22時半頃
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[けれど、肩越しに落ちたロシェの銀色の長い髪が襟から覗いた首筋をくすぐって。 ―それすらも刺激となって身体がまた熱を帯び。 混乱しながらもぎゅっと両目を閉じる。]
〜っふ…。
[出した事のないような自分の声が耳に入れば、唇を噛み締めて懸命に抑えていたので、相手の動揺にまでは意識がいかなかった。]
(119) 2013/03/25(Mon) 22時半頃
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[暫くすれば落ち着いて来て、そっと安堵の息をつき。 もそもそと上体を起こせば、寝台の横に座り込んでしまった彼の背中が見えた。]
ロシェ…? …ヴェスー?
[そっと手を伸ばし、彼の名前を呼びながら背中をつつけば、相手は何か反応しただろうか。]
(120) 2013/03/25(Mon) 22時半頃
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ごめんヤニク。
[やっとあわせた碧眼は青い湖面のよう。 熱に揺れる。歪んだ表情は酷く複雑で。 自覚してしまった感情はやはり持て余したまま
詰められる距離に、もう拒絶ができない]
ご、め……
[触れたいと思ってごめん、ずっと一緒にいてくれたのに。 なのに、こんな感情を持つなんて。
近づく体温、無意識に引き寄せたくて手を伸ばす。 唇の感触に気が遠くなりそうな]
(121) 2013/03/25(Mon) 22時半頃
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/* 無双すみません。 もうじきヴェスさん戻って来るかなー。
自分がやるPCは色々と気付かないとか気付かないふりするのが多いな。 PL視点もやっと…。(with ハリセン)
…あ、ここハリセンあるんですね!(きらきら)
(-31) 2013/03/25(Mon) 22時半頃
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ちゃ……、ちゃんと寝ろよ。 具合悪い、んだ、ろ!?
[何故か妙に気恥ずかしくて、視線を合わせられず。ぷいと背を向けて床にずり落ちるみたいに座ったら……]
……ひゃぅ!? [背中つつかれて、変な声、でた]
(122) 2013/03/25(Mon) 22時半頃
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ああ
欲しいなら、 摘み取ってしまうかい?
[薔薇の囁き。 それは甘美な欲望を否定しはしない。 その伸ばした指は、きっと彼の身近な人からも伸ばされたような幻影。
薔薇は、咲き誇るために、 吐息をこぼす。]
――……
(*33) 2013/03/25(Mon) 22時半頃
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どうして……謝るんですか?
[髪から唇を離し、しかし近い距離のままサイラスの顔を見つめる。 その瞳は自覚無く、しかし熱に浮かされいてた。 梳いていた手はそのまま後頭部に回されて、 優しく、存在を確かめるかのように何度も撫でる]
ああ、良かった。帰ってきてくれて。 私は、駄目なんです。 貴方がいないと、不安で不安で、駄目なんです……
[指が首筋を滑る。 どうして今日はこんなにも、強く触れたいと願うのか]
(123) 2013/03/25(Mon) 22時半頃
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/* これじゃあこいつが依存してるじゃないか!
でもサイラス目を放せない。 うちのこかわいい。
(-32) 2013/03/25(Mon) 22時半頃
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/* ちなみに、もう、カップリングできあがっている気がするのは、気のせいですか?
サイヤニ、ゲルロシェ、オスカーとエリアス、だと思っています。
僕は、初回に落ちたいよ!わかってくれてるよね!みんな!!
(-33) 2013/03/25(Mon) 22時半頃
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/* ちなみに、サイモン襲いに行かなきゃかな。 あとは、ええと、食い散らかしにいけばいいですよね。
そして、どさーっと老朽化する予定。
(-34) 2013/03/25(Mon) 22時半頃
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摘み とる…? …何を、どういう……
[息が上がる。目の前のヤニクの熱と薔薇の香りの熱で 逃げ場のない感覚。 潤んだ目はその水滴を零す]
熱い、よ…たす け…
[どうすれば熱は収まるのか。 どうしたら、このやり場の無い感情はきえてくれるのだろう]
(*34) 2013/03/25(Mon) 22時半頃
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/* ヴェスさん…w
(-35) 2013/03/25(Mon) 22時半頃
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分かってるって…。
[―多分。 熱は判断力を鈍らせていた。 部屋に着けばもう安心だと。若干ハイになっているのかもしれない。]
…え?
[相手の声を聞けば、つつく指を止めて。何となく気まずくて目を逸らしながら。]
……ごめん?
(124) 2013/03/25(Mon) 22時半頃
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[髪を撫ぜる手に体を強張らせ、 首筋に触れられる手にびくりとする。
ヤニクの眼を見ればその熱色を知る。 自身も熱で湖面のように潤んだ青から水滴が一つ、二つ零れ落ち。 耐えているのに。懸命に耐えているのにもう限界で]
不安にさせて、ごめん。
[ほろほろと零れた雫は持て余した薔薇の香り。 もう一度手を伸ばして、その髪にふれ、ゆっくり引き寄せて]
一緒に、いるよ。離れない。
[こばまれなければ触れ合わせるのはそのくちびるで]
(125) 2013/03/25(Mon) 23時頃
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[助けを求める響きに、 薔薇ではなく、彼自身が眉を寄せた。]
ああ、 壊したくないんだね。
[指先、それは、眠る子を宥めるように…。]
――……君を慰めてあげる。 僕なら、いくら壊されても、 構わないよ……。
[優しく、語りかける。]
(*35) 2013/03/25(Mon) 23時頃
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/* 何かね、つつきたくなったんですよ。 背中。
そしたら想像以上の反応が…きて。(目逸らし)
(-36) 2013/03/25(Mon) 23時頃
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/* そして、何気に名前呼びに転向しようとしています。(キリッ)
(-37) 2013/03/25(Mon) 23時頃
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君の大事な人は、 大事にして………?
[その言葉はどう響くだろう。 だけど、深い意味はない、そのままの意味だ。
大事な人がいるのならば、 大事な人は、大事に………。
欲望だけで、何かを壊してしまいそうならば、 壊れてもいいものを壊せばいいと……。]
僕のことは壊してもいいんだよ。 むしろ、僕は壊れることを………。
[薔薇とは違う、願い。本当は見えない、未来。
美しくありたい。枯れてしまいたくない。
そこは同じなのに。]
(*36) 2013/03/25(Mon) 23時頃
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――……そして、賛美歌を紡ぎ出す……。
(*37) 2013/03/25(Mon) 23時頃
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/* 未だにもう一人の狼が分かんない。
しかし、この先輩方は引き裂けないんじゃない、かな…。どっちかが狼なら噛みあるかもだけど。 最終日にこの二人と狼で生き残るんじゃ。
そして自分が狼になってしまった場合は誰にしようかなとか。 正直、同輩のつもりだったんだけど。 同輩の一人が狼なんで、対象が少ない…!
(-38) 2013/03/25(Mon) 23時頃
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― シルヴァの部屋 ―
……俺は、どうでもいーの
[返された問いから逃げるように、視線を逸らせば、晒されたままのシルヴァの上半身が目に入り思わず瞼を閉じた。 疼く、という言葉。瞼の裏に白い肌がちらついて、ふるりと首を振った。冷静ではいられない。声が二重になっていることにも気づけずにいた]
あやまるな ……何も悪いことしてないだろ、シルヴァは
[瞼を開いて、常どおりの笑みを浮かべて見せる]
何か着たほうがいい 風邪をひくから ……寝たほうがいいんじゃないか
[誤魔化すようにまくしたて、部屋の中を探そうと腰掛けていた寝台から立ち上がった]
(126) 2013/03/25(Mon) 23時頃
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ブレンダは、目を伏せ、項垂れた。
2013/03/25(Mon) 23時頃
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/*ちょ、やってしまった。 ベッドサイド=枕元だった…? てっきりベッドの側…だと…。(ふるふる)
英語には卒業以来とんと縁がないのですすみません…。(震えながら土下座)
(-39) 2013/03/25(Mon) 23時頃
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