29 Sixth Heaven
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「耐えられない試練に会わせることはないと。 それどころか、 苦難を通して忍耐が養われ、忍耐を通して練達が与えられ、 練達は希望を生むからと 苦難は私たちを いよいよ 希望へと導いてくれるのでしょう」
[一説の言葉を持ち出す彼女へ、続きを語り]
主は……召天を許さなかった。 私が、あなたが受けるだろう試練の先に 果たして本当に希望はあるのでしょうか。
[首を傾ぐ]
私が「背負うかもしれない」もの? 違うでしょう、私が「背負わねばならない」もの。 嗚呼 怪我でもすれば、背負わずにすむでしょうか。
(140) 2011/04/16(Sat) 23時頃
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[美味しそうな匂いと共にラルフがやって来る。 視線は一番最初に果物に向いた]
神様の血って、なぁに? 飲んでも、怒られたりしないの……?
[本当に神様の血ならとても畏れ多い事だと思ったようだ。 敬虔なわけではないが、神様という概念くらいは頭にある]
(141) 2011/04/16(Sat) 23時頃
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うむむむ……
[リベラから抗議の突きを喰らいながら 寝転がったまま説明を聞いて。 重なる手をもう片手で突きながら思案するけれど どうしても実感がつかめない。]
……喜ばせることに一緒にいる、ことかぁ 道化師の衣装で何時もいればより良いだろうか……
[八つ当たりは、ふと、先程蹴飛ばした 戸棚を思い出して、少し心あたる。 突く手の綺麗に切りそろえられた爪。 ……単なる、手入れだけではなかったんだと思い当たる
が、続いた言葉には、硬直した。 リデラは相方の感情知らずに マーゴの手が伸びれば大人しく捕獲されて]
……オレ、がんばって僧になる……
(142) 2011/04/16(Sat) 23時頃
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[独りじゃ眠れないの一言に、僧になれなきゃ睡眠不足確定 頑張れ、オレの理性と ……ただ、八つ当たりの件を思い返せば 実際は、先程のような安寧な 空間ではないかもなとふと想う]
(143) 2011/04/16(Sat) 23時頃
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[果物にむいたマーゴの視線>>141をみて、にこりとトレイをすこしそちらにさし出して。]
「貴方が口にするものは神が与えたもうもの。 パンは神の肉、ワインは神の血。あなたの血肉は神の血肉より作られる」 ただの葡萄酒ですよ。マーガレットも飲みますか?
[未成年などというルールはラルフの中にない。 当人がほしいと思うなら、失敗も含めて手にいれればいいとしかおもえない。]
(144) 2011/04/16(Sat) 23時頃
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[フィリップがこちらを見て呟いた言葉>>134が、ふと耳に入ってフィリップのほうを見た]
小さい……って、ぼく? でも、にーちゃんも大人じゃないよね?
[大人と呼ぶにはまだ少し早いようなフィリップを見つめて尋ねる。コリーン>>137に同意を得ると、困ったように頷き]
パピヨンせんせ、すごく優しいのにね。 ぼく食べろ食べろって言われてもなかなか食べられなかったんだー……だから背、小さいのかなぁ?
[孤児院に遊びに行っても、よく小さいとからかわれていた。そのことを思い出すと、懐かしさと同時に奇妙な腹立たしさ――言うなれば嫉妬を感じて困惑した。ラルフが食べ物とワインを持ってきたのを見て>>138]
あ、おじさん、それぼくも食べていいの?
[しばらく何も食べていない故にさすがに空腹なのか、コリーンの元を離れてラルフに近寄った]
(145) 2011/04/16(Sat) 23時頃
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/*
酔っぱらいの宴の予感しか。 たのしそうだな。
(-26) 2011/04/16(Sat) 23時頃
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/* やっとコリーン以外と絡めたぞおおお……!!!
なんかもうコリーンが相方確定してるからか愛しすぎてやばい。メモ貼ったの見て狂喜するレベル。
(-27) 2011/04/16(Sat) 23時頃
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あ、うまそう。 フードシーカーに名前かえなよ、ラルフ? ってアンタはどっちなんだラルフ?
[頭から煙は出つつ、うまそうな食事を見上げれば 歓迎の意を表情に浮かべて。 ただ、それなりに若く見えるラルフは 悩むのか悩まないのかも尋ねつつ]
宗教がえらいっていうか 偉いのは神様で、その偉い人をあがめる集団が宗教?
[酷かった。][見当違いになってるのも そんなに違和感を感じず、自分なりの言葉で 宗教を分解して。]
……確かに、マッスル器とか……こえぇよな…… けど、アンタの時も よくわからないまま接続だったのか……? あの子も、そうなるんか……な?
(146) 2011/04/16(Sat) 23時頃
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[トニー>>145が駆け寄ってくれば、その手にパンをのせ。]
どうぞ。足りなければまた用意しますから。 むしろ早く食べないとなくなりますよ?
[いっているそばからステーキが一枚きえ、ボトルが開く]
そちらのお姉さんもいかがですか。 任を受けるかどうかは知りませんが、思い悩んで体を壊すのはただの無駄というものです。 たべて飲むのは悪いことじゃないでしょう、きっと。
(147) 2011/04/16(Sat) 23時頃
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フィリップは、寝転びながらオレもーと、ラルフの持つ飲み物に手を振る
2011/04/16(Sat) 23時頃
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/* 先生 宗教マジわかんねーですごめん
ちなみに引用はローマ人への手紙。 ロマ書のあれだ、3〜4章だそうだ。
苦難の先には希望があるんですよー的な内容でした まー、どん底まで落ちりゃ 其の先がたとえ低地のままでも多少はよく見えるだろーが
器、先ねぇしなぁ
(-28) 2011/04/16(Sat) 23時半頃
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ラルフは、フィリップの寝転がった額にワインのボトルを置いた。
2011/04/16(Sat) 23時半頃
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―――未成年の飲酒は 身体への悪影響がある可能性があるゆえ禁止されている。
[ペラジーと言葉交わす、沈黙の間にラルフが酒を勧めるのを聞けば、そんな風な言葉を向けたか。]
あまり感心しない。
(148) 2011/04/16(Sat) 23時半頃
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おーう、お前、お前。 ちっちぇーって。 オレ、確かに大人とまでは言えんが お前だったら5人ぐらい抱えられそうよ?
[トニーがこちらに気づく様子には けらけら笑いながら答える。 ラルフが彼にパンを渡す様子には目を細め]
(149) 2011/04/16(Sat) 23時半頃
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フィリップは、額に置かれてぐぎぎ、と零さぬよう手を伸ばす。
2011/04/16(Sat) 23時半頃
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“しっと”は、誰かが羨ましいとか 誰かに不満を持つと生まれるんだって。 だから、満足できないと酷くなるの。 小さい頃は、何かを取り上げられたりすると すごく泣いて喚いて大変だったって……聞いたわ。
[自分の事なだけに少し恥ずかしそうに語る。 道化師の衣装、というのには興味を惹かれたようで。 けれど、その次の“僧になる”宣言には きょとんとした顔で目を瞬かせた]
一緒に寝るの、駄目……?
[悪意はないがどうやら残酷な要求のようだった]
(150) 2011/04/16(Sat) 23時半頃
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おっさん固い!!
[>>148に思わず突っ込んだ。 一座でまわって生活のフィリップも 打ち上げやらなんやらで、 酒はそれなりに身近なせいか規則を守る気は、ない]
(151) 2011/04/16(Sat) 23時半頃
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/* 規則に厳しく、 生真面目で、 気難しくみえて、 取っつきにくくて、 神経質そう。
そんなスティーブン。
煙たがられれば 勝ちのような気がしている…!
(-29) 2011/04/16(Sat) 23時半頃
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…いいえ。
『義の門よ。私のために開け。 私はそこから入り、主に感謝しよう。
これこそ主の門。正しい者達はこれより入る』
私は、希望があると信じています。 主は、応えてくださった。
『私の救いとなってくださった』
…ここへやってくることが苦痛であった私に、 信仰という支えを。…救いを、下さった。
[その救いが男の存在であることを示すように 青碧は真っ直ぐに見上げたまま続ける]
…お一人では、背負わせません。
(152) 2011/04/16(Sat) 23時半頃
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じゃあ、パン屋さんは神様なのかしら。
[神の肉たるパンを売る者、から連想したらしい。 差し出されたトレイには嬉しそうに手を伸ばす]
ありがとう、いただきます。
[葡萄酒の“葡萄”の部分に惹かれたらしい。 ワインに興味を示した。 が、スティーブンが>>148と言うのには きょろきょろと2人の間で首を傾げた]
(153) 2011/04/16(Sat) 23時半頃
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[フィリップの額にボトルをおきながら、苦笑い。 見上げたフィリップには、その瞳がみえるだろう。
思い悩むものにはありえないほどの、強い眼差し]
どちらでもないですよクラウン。 悩める少年でもないし、成長しすぎた大人でもない。
考えるところはありますが、それは悩むこととは違いますからね。 ……独りでいるわけでもないですし。
[さきほどから心の中で響く声。それは笑いを立てて]
(154) 2011/04/16(Sat) 23時半頃
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――…、ちがうの? …オレは、“ずっと”。 そうだったよ。
[君の、考え。 その言葉に微かに眉を寄せるのは、冷やかにも聞こえる言葉尻の所為か ――それとも、己の意志だと。そう信じていたものの否定に対する困惑か。
何が違うのか、…何の答えを求めて、いるのか。 其れを測ろうと思考を凝らしても、…否、凝らそうと努力をしても。 その思いと反比例するかのように、思考は緩やかに沈んでいく。
一度、緩やかに瞬いたあおは、そのまま藍から逸れる。 どこか力無く、ゆるりと動いた視線は、机上に転がる赤い実を捉えた。]
[ ただ、]
(155) 2011/04/16(Sat) 23時半頃
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[宗教について>>146はふむふむと咀嚼しながら]
最初の頃の事は……よく、覚えてない……。 怪我が治ったばっかりで、お姉さんに連れられてきて。 寂しくて怖くて泣いて、泣いて……。 あやしてもらってた事ばっかりかな、覚えてるのは。
[おかげで事件のトラウマを感じる余裕もなかったが]
色々教えてもらったのは、 その最初の人とさよならする時だったわ。
[果たして何才の時の事だっただろうか、それは]
(156) 2011/04/16(Sat) 23時半頃
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[フィリップは額におかれたボトルを零さぬよう手に取り 起き上がって、栓のないプラスチック瓶に口をつける。 中は神の血と言うぐらいだから、当然赤。 豊かな香りが口いっぱいに広がる。]
……不満と羨ましい……か、なるほどね
[恥ずかしげに話されるそれは、 言葉だけ聞けば、微笑ましくも在り 正直少しみたいな、などとまで思うが 流石にそれは口にしない。けれど]
……あー……いや、駄目じゃない 嬉しいこと、では、あるんだけど…… なんつーか、どう説明すればいいのか ……理性がもたないとか、 アンタがちゃんとわかる前に襲っちゃいそうとか…… 痛くしないよう、気をつけるから……そのなんだ、 ……もし、手を出しても、怒らない、でね……
(157) 2011/04/16(Sat) 23時半頃
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[先程の様子も思えば、こう言って伝わるだろうかといえば 伝わらない気は満載だが、 先程の取り上げられた時の話や、何かを思えば 自分のちっぽけな劣情のために 彼女の望むことを取り上げるのはと しどろもどろと説明を口にして 頬が熱いのはアルコールのせいだと言い張り、たい]
(158) 2011/04/16(Sat) 23時半頃
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[ラルフ>>147にパンをもらい]
ありがと、おじさん! ぼく、トニー。
[嬉しそうにパンをかじりながら名乗った。フィリップに小さいと言われて>>149、むっとした表情になり]
どーせチビだよ、ぼくはっ。
[ふてくされながらパンを食べる。「小さい」と言われたことがやけに心に引っかかった。それを忘れるようにパンにかじりついた]
(159) 2011/04/16(Sat) 23時半頃
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ペラジーは、視線はワインを囲む面々に移って、咎める男の声に首を傾ぐ。…問題点が解らない模様。
2011/04/16(Sat) 23時半頃
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[フィリップとマーガレットのやりとりに微笑ましく思いながら、意地の悪い笑み]
つまり、フィルくんは男性らしい悩みにまみれてしまっているということですよマーガレット。 愛と性の違いになやむがいいよ、クラウン。
[そしてやおらトニーの頭を掴んでぐりぐりと]
もっと食べるといい。そして僕をお兄さんと呼ぶといい。 永遠に。永遠にお兄さん。
(160) 2011/04/16(Sat) 23時半頃
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考えるは進むこと、 迷うは言葉どおりまようこと。
[これ、上等だね、、などと、瓶からワインを口にして 持って来た本人に 興味を惹かれる視線にニカっと笑う] [2人は、まさか妖精(?)のこととは思わず リンダという白衣の女性のことかな? と、首を傾げはしたけれど]
……何か、面白いことでも? それとも探し物でもみつかりそうですか?
[翠は興味深げにその強い眼差しの元を見やる]
(161) 2011/04/16(Sat) 23時半頃
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[トニーがフィリップに返す言葉に小さく笑い]
そうね、優しい方だもの。 もしかしたら、優しいから選ばれたのかもしれないわね。
[器の適性を何によって見極めているかなどわからないからそんな推測を呟き。 背の小ささを悩む様子にはほほえましげな視線をむけて]
トニーはこれからが成長だもの、背はきっと伸びて行くわ。
[そういって励ますけれど。 ふと、ペラジーの年齢に驚いたことを思い出す。 24という年齢に見合わぬ少年のような姿のペラジーに視線を向け。 もしかしたらトニーもそうなる可能性があるのだろうかとわずかに眉を曇らせたときに、ラルフ>>147から声をかけられて驚いたように瞬いた]
(162) 2011/04/16(Sat) 23時半頃
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あ、ええ……そうね。 考えなければいけないことだとは思うけれど…… ワインを飲むのも、悪いことじゃないわね。
[小さく笑って同意し。 ラルフからワインやくだものを受け取りながら、名乗ったかどうかを覚えていないから、もう一度名前をつげておいた]
(163) 2011/04/16(Sat) 23時半頃
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[ラルフに「お兄さん」と訂正されて>>160]
お兄さん? わかった、じゃあお兄さんって呼ぶ!
[頭をぐりぐりされながらパンを食べ終え]
もうちょっと何かちょうだい、お兄さん!
[トレイを覗き込んで物色しながらねだった]
(164) 2011/04/16(Sat) 23時半頃
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―待機室:大部屋>>155―
“ずっと”で、あるはずがない。 君は生まれたときから此処に居るのか。 そうではないだろう。 「召集された」はずだ。私たちのように。
私は君が此処に来たときから 今のようであったとは考えていない。 思考を放棄した「怠惰」、行き過ぎたそれは――
[其処まで謂いかけて ペラジーが眼を反らし、苺を見たのに気づいて]
……。 食事はまだだったか、ペラジー。
[視線の先。 意味するところをそう解釈したらしい。]
(165) 2011/04/16(Sat) 23時半頃
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