228 吸血鬼の宴
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[この手のもたらすもの待ち望まれた、そんな気がしたのは錯覚か。 身を翻さんとした魔性は、霞となることもなく、鋼の突撃をその身で受け止める。
肉体が触れ合う感触には、不思議と既視感があった。]
追いついた。
[同意を求めるように宣言をひとつ。 褒めて欲しいわけでもない、だろうに。]
(140) 2017/10/03(Tue) 23時頃
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[黒柘榴の瞳が潤むのを見て、魅入られかけたか、 抱擁の形に伸ばされた腕に反応するまでに一拍。 身を守らんと、反射的に手甲を嵌めた手で顔前を庇う。
それでも、視線は外さなかった。 あらゆる意味で、惜しい。]
(141) 2017/10/03(Tue) 23時半頃
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─2F廊下─
……嘘だろう、信じられるか。
[エドアルドにとっては吸血鬼同士の交流以外縁遠く。 何事も疑ってかかるような状況だった。 斯様な宴で、心の靄を晴らすつもりでいたのに、元凶と出会ってしまうような状況では最早狩に身が入るかすらわからない]
──……っ、軟派な、男だな、貴様は……っ
[後ずさる足は口付けにびくりと止まる。 どれもこれも、差し向けられたことのない言葉の群れ。溺れるように、散らかるように、感情の整理が追いつかない。 せめて己の矜持を示すように、口付ける舌に、──牙を。*]
(142) 2017/10/03(Tue) 23時半頃
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[追いすがる舌を絡めては、 奥を探る軟体にに歯を立てる。 彼は逃げたか、どうか。 どちらにせよ一度は逃さぬと追いかけて、 滲み溢れる血を吸うようにすれば、くちりと血混ざりの粘質の音。 此れは睦みあいなどでは断じて、ないと。痛みで示すように足掻く。]
っ、ふ、……ん、く
[吞み下す血は甘く、吸血鬼に再びの酩酊をもたらす。 ざらりと舐め上げては、目元を染め呼気を乱した。 至近距離で眸薄く開いて、睨むように、というにはいささか金色の揺れの大きな*]
(*0) 2017/10/03(Tue) 23時半頃
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─ 二階・廊下 ─
あら、素直。
[ぱしり、と決まったお手に、零れ落ちたのはこんな呟き。 その後の動きの意はすぐには、取れず、んー? と唸って首を傾ぎ]
……あらん? どこかに連れてってくれるのかしらぁ?
[さてどうするか、と思案は巡る。 けれど、このまま当所なく歩くよりは、面白いかも知れない、と意識を切り換え。 ぼふん、と鳴く黒犬の後を追うように、ふわりゆらりと歩き出した。*]
(143) 2017/10/03(Tue) 23時半頃
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/* うん。 いきなりお手、はある意味反則だわ、わんこ。
ヘルハウンドって、ある意味鬼門なんだけど、まあ、そこはおいおい出せればいーかしらねー。
(-34) 2017/10/03(Tue) 23時半頃
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─ 露天風呂 ─
待っていた。
[吐息と共に掠れた言葉を吐き出して、手甲に口付ける。 同時に足を彼の腰に絡めて引き寄せた。
視線反らさぬまま、顔を守る腕に手指を這わせ、掴み引き剥がして、手甲に守られていない手首へと牙を立てる。 すぐに唇を離せば、溢れた血が口の端を垂れて滴った。]
(144) 2017/10/03(Tue) 23時半頃
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私を奪えばいい、狩人。
[斬って、と囁く。音無く、甘く。]
おまえの勝ちだ。 私を、くれてやろう。
[歓喜。]
(145) 2017/10/03(Tue) 23時半頃
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/* わんわんかわいいのだけみえてる
(-35) 2017/10/03(Tue) 23時半頃
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[花を咥えた犬は、鼻を廊下の床に近づけてまた首をあげた。 血の匂いは食堂のある方向から。
迷うように一度、二度と足踏みをして、書斎の方へ舵を切る]
[時々振り返っては、後ろ足で立ち上がって招く仕草。 途中で花まとう風が気紛れに流れを変えたとしても、少しばかり尾を垂らしてしまう程度だろうけれど。
猟犬の役目を忠実に演じる黒犬は、書斎の獲物達に新たな危機を運ぼうとしていた。 最初の牙を逃れ、あるいは血を流さずにいられたとしても、廊下という物理的に繋がった空間をルートに選ぶならば二頭目]
(146) 2017/10/03(Tue) 23時半頃
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─ 二階・廊下 ─
……ふうん?
[何事か迷うような仕種を経て、黒犬はこちらを誘うように動く。>>146]
どういう事かはわかんないケド。 ……誘ってくれてる、と見て良さそうねぇ。
[贄がどこにいるか、知った上で呼びこんでいるのかと。 そう、推測すると、また楽し気な笑みが落ちる]
宛てなく歩くのもいいケド、それで獲物逃しちゃ来た意味がないものねぇ。
[吟ずるように紡いだ後、花硝子は黒犬の後を追う。 向かう先に、複数の贄が集まっているとまでは、気付いていなかったけれど。*]
(147) 2017/10/04(Wed) 00時頃
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―― 二階:廊下 ――
[突然の独りよがりな告白。 信じられないと言われる>>142のも無理はない話。 分かっているのに、落ち込んでしまう。]
嘘じゃない。
[へなり眉を下げて少しだけ項垂れる。 軟派とエドアルドが言うには些か不思議そうにして。 そんなこと言われたのもはじめてだ、と 独り言ちるような音は酷く小さい。]
(148) 2017/10/04(Wed) 00時頃
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[求めるものから逃れる事など範疇になく。 エドアルドの牙は絡もうとする軟体を傷つける。 先とは違う、痛みに、小さく息をのむ音が洩れた。
溢れる血の味が口腔に広がる。 粘質な音が聞こえるたび、痛みと快楽に肌が震える。 狩られる側なのだと改めて理解した。 逃げ出したくなる衝動は本能的な畏怖。 けれど、酩酊するような音色>>*0にそれは削がれる。 胸倉を掴み捉える手、その袖をきゅっと握るは縋るよう。]
――…っ、 ん、
[粘膜が擦れ合えば次第に快楽が勝り、伏せた翠が潤みを増す。 視線感じ、伏せた睫がそろと持ち上がる。 朱を刷く目許から漂う色香に思わず見惚れ、眸が淡い弧を描いた。 琥珀に揺れる金色を一度見詰め、 とろと唾液流し込み口腔にある赤を薄れさせる。*]
(*1) 2017/10/04(Wed) 00時頃
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[纏うもののない奔放な下肢が狩人の動きを封じ、上体を引き寄せる。 強引な中にもどこか優雅な魔物のダンスに誘い込まれ、牙を伴う接吻けを阻むことはできなかった。]
── …っ 、
[声を堪えることの仄かな甘美。それは勇敢さとは異なる何か。 零れた血を取り返そうとするごとく、彼の口元へ指を這わせた。]
(149) 2017/10/04(Wed) 00時半頃
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[負けを認める鷹揚な、かつ甘く命ずる眼差しに、ターコイズ・ブルーの色を深める。]
もとより、それが望み。
[彼の肩に突き立てたままの鋼の鞭を、人ならば心臓がある方向へと一気に滑らせた。]
(150) 2017/10/04(Wed) 00時半頃
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─ 書斎 ─ [満ち、空に穴を開けた月でさえ、何時かは落ちる。 一晩。と彼は謂う。>>78 針が進めば、血と叫換に塗れた此の宴も終わるだろう、と。]
吸血鬼は、日を浴びることが 出来ないんでしたっけ……。
[男もまた、彼等と共に目を向ける。 切り取り貼り付けた景色の中に、朝を告げる者は居ない。]
(151) 2017/10/04(Wed) 00時半頃
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[少年の名を聞き、青年の名を聞き。 金糸を耳に掛け乍ら、男は安堵したように微笑む。]
うん、宜しくお願いします。 シメオン君に、シーシャ君。
[ヨーランダ、というモノについて、話す彼等の言の葉へ耳を傾け。 男もまた、パラチーノという青年について口にしようとした刹那。
夜闇すら切り裂く遠吠えが。 次いで、闇夜に紛れる飼い狗が。 静穏で在った書斎へ飛び込んで来たのは。]
(152) 2017/10/04(Wed) 00時半頃
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ひゃ、っふえ!?
[ぎゅうと、抱き締めた鞄からは憐れな大蒜が零れ落ちる。 突如現れた敵手に男は目を見開き、唇を青く震わせた。]
え、っと、…ただの、わんちゃん、 ……では、無いです、よね…?
[焦れるように床を掻く獣から、男もまたじりじりと後退る。 視線を外すことはせず、ただ視界の端に青年の構えを含ませ乍ら。*]
(153) 2017/10/04(Wed) 00時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2017/10/04(Wed) 00時半頃
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―2F廊下―
[落ち込むトレイルの様子に調子が狂う。 ――人間の癖に。 独り言ちる音を吸血鬼の聴覚は拾い上げる。 どうだか、と、最早引けなくなった様子で悪態をつく。
書斎の方で大きな音。 何かしら起こっているに相違ないが、 他の狩に割り込む気分ではなく――場合でも、なく]
(154) 2017/10/04(Wed) 00時半頃
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[じりじりと、足裏を床に擦り付けるようにしながら 目の前の黒い犬に火掻き棒を構える。]
……。
[ちら、とニコラスとシメオンの様子を 横目で確認する。 いざとなったら、自分を囮にして 二人を逃すことができないだろうかと そんなことを、考えながら。]
(155) 2017/10/04(Wed) 00時半頃
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[舌に牙を立てる痛みに息飲むさまを知れば多少なりと溜飲が下がる。 血の味は弥が上にも昂揚を齎して、臓腑に炙るような火を灯す。 角度を変えて、食んで、咬みついて。]
…は、 ぁ
[息継ぎの吐息が酔いの気配を纏う。 薄く開いた視界に弧を描くのが見えれば、眉根が寄った。 畏怖の薄れ、潤む様子が妖しげで怪訝に過ぎる。]
ん、…っ!
[血の味も薄く、流し込まれる唾液を嚥下して、はく、と空気を求めて喘いだ。一度唇を離して、胸倉掴んでいた手をするりと解こうとし。 頬が熱いのを感じて歯噛みする。]
調子に、乗ると…痛い目を、みる。
[咬みついたことを言いたかったのに。説得力としては、弱すぎる*]
(*2) 2017/10/04(Wed) 00時半頃
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[黒妖犬と相対しながら、考える。
――怖い気持ちが、恐れが、ないわけじゃない。
今こうして火掻き棒を握っているこの手にも じわりと汗が滲むのを感じている。 気を抜くと、今にも黒い犬に背を向けて 逃げ出してしまいそうだ。 …私の身体は、どうやら生きたがっているらしい。
私自身の、“心”はどうなんだろう? …実のところ、今もよくわからないでいる。
――ただ。 生きるにせよ、死んでしまうにせよ、 この胸の喪失感だけを抱えたまま、 何もない、空っぽな自分のままでいることだけは 心の底から、嫌だと思った。]
(156) 2017/10/04(Wed) 00時半頃
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[鋭い爪が、床を掻く>>136]
……っ。
[黒い犬が飛び込んできたのは、 私たちの立つ丁度中心あたり。 それを咄嗟に避けることは、果たして叶ったか。
ごろりと、転がる何かが靴の先に当たった>>153 独特の香り漂うそれを一つ手に取れば、 ――硫黄の臭いを吐くその口に力いっぱい投げ込んだ。
威嚇になるとも思わないけれど、 少なくとも此方に注意を引きつけることくらいは できるかと考えながら。
鞄を抱え込む青年を背に庇うようにして 再度火掻き棒を構え直した。]*
(157) 2017/10/04(Wed) 00時半頃
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[警鐘はいまだ弱く鳴り続けている。 こいつといると、おかしくなる。
――数歩、後ろに下がろうとして*]
(158) 2017/10/04(Wed) 00時半頃
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─ 書斎 ─
[うぉん 空気が震えた。 それは、床に落ちた丸い香菜が転がってどこかにぶつかるのを合図。
獲物達の中央に飛び込んだ黒犬が先ず躍り掛かろうとしたのは、不埒な匂いをさせる大きな鞄>>153 大きく裂けた顎に飛び込んできたのは――もっと小さいものだった]
ぅがう!
[何か丸く臭いものを噛み砕いた直後、黒妖犬の輪郭がブレる。 漆黒の影が、一度粉々の霧に別れてまた凝集したような間。 瞳の血紅が明滅して、それを放り投げた男の方を向いた]
[低く低く、耳奥へ響くだけの無音の唸り]
(159) 2017/10/04(Wed) 01時頃
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[漂う死の香
黒犬の巨体が再び閃いた。 無造作に構えられていた火かき棒に深く噛みつき、そのまま首を激しく振りながら跳躍する。 人間を床へ引きずり倒すことには成功したか、武器をもぎ取っただけか。いずれにせよ次の瞬間には書見台を蹴って、他のもう一体に向けて跳んだ。
その懐にある隠れた武器>>88の匂いは、大蒜の強すぎる芳香に紛れ。 腕にでも牙が届けば、肉を裂き骨砕くのも容易だろう鋭い牙、シメオンへ迫る**]
(160) 2017/10/04(Wed) 01時頃
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[信じて貰えず好意を受け取って貰えない事が これほど苦しいものとは知らなかった。 その苦さも痛み伴う口付けの前では薄れ]
……っ、た、
[角度変え咬みつかれ>>*2痛みを訴える声が上がる。 それでも縋るように舌を絡めて上顎を擽り 流し込んだそれを嚥下し喘ぐを見れば、悦びに心が震えて。 唇が離れれば、名残惜しげな翠が見詰める。]
――…噛まれたし、もう十分痛い目みた、けど、 エドアルドになら、そうされてもいい。 ……いや、そういう趣味はないんだけど、 キミの傍に居たい、キミに触れたい。
[求めるように彼の袖を小さく引く。]
(*3) 2017/10/04(Wed) 01時頃
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/* 犬の口にニンニク入れるなんて悪魔の所業じゃない!?!? アラビアータ!
(-36) 2017/10/04(Wed) 01時頃
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─ 露天風呂 ─
[意識に、赤が爆ぜた。 鋼の冷たさが、肉を断ち、熱を呼び覚ます。 震えが走る。致死の震え。官能の慄き。
冷たい刃が私の心臓を止めるのではない。 私の心を射止め続けるその眼差しが、 私の息を奪い血を堰き止めるのだ。]
(161) 2017/10/04(Wed) 01時頃
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─── … … 。
[言葉を発そうとした喉から血が溢れ、流れて喉を濡らす。 視界が霞み濁っていくのを惜しみながら、指を己の血に浸し、伸ばした。 狩人の手を取り、牙の穿った傷を愛おしく撫で、掌に文字を残す。]
" ま た "
[ごく短い単語を綴ったところで、腕は自らの重さに屈した。 とさりと軽い音立てて腕が地に落ち、腰に回されていた足もまた力を失くす。 瞳の黒柘榴は一瞬も逸らされることのないまま光を失い、陶然と微笑む唇が小さな血の泡をひとつ弾けさせて───]
(162) 2017/10/04(Wed) 01時頃
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