154 【R18】さよなら、ばいばい、またあした
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[一晩経って、気持ちはずいぶん落ち着いていた。 いや、落ち着くもなにも、乱れる方がどうかしていると、そう考えるくらいには冷静になっていたと思う。
自分ではなんでもないと思っていた、ただのちょっと面白くない、放課後の話だった。
けれど、あの日以来自分からはほとんど吾妻に話し掛けなくなっていた。話し掛けられる分には問題ない、けれど自分から仕掛ける接点を失くしていた。
以前は廊下の端から用もないのに呼んでは手を振るだけだったり、擦れ違い様にハイタッチしようと仕掛けてはひらりと避けてみたり、そんなちょっかいは出していたのにだ。
意識していたわけではない。無視しようと思ったわけでもない。加賀宮への態度はほとんど変わらなかっただろう。
この出来事は胸に燻ったまま、いつしかそれが日常に成り代わって行った。 自分の変化に、吾妻が気付いていたかどうかは、知らない。
このとき少しでも思い出していたら。席替えの日の麻倉>>0:108>>0:109の気持ちも、理解できたのかもしれなかった。]*
(145) 2015/03/31(Tue) 23時頃
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―回想:201X年3月21日・PM18時過ぎ・ファニーズ―
千旭がなんか食い物よこせとか言うからさー。
さすがだろー! もっと褒めてもいいんだぜ。
[螢一>>65が首を捻っているので、メールの経緯を話しつつ、 千旭>>71にはドヤ顔を向ける。
自分が来る前から続いていたであろう話題に途中から混ざる。 聞いてる限りloveとかlikeとか>>52、年頃の高校生にはありがちな恋愛話の様子。 何なに?誰か付き合ってるの?といつもの感じで突っ込みかけたが、 どうやらそういう空気でもなさそうだった。]
loveとlikeかー。 俺よくわかんねーや。
[両手を頭の後ろに組みながら、ぼそっと率直な感想を口にした。 そもそも男子校だしなーなどと考えつつ。]
(146) 2015/03/31(Tue) 23時頃
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― 回想:201X年3月21日 PM22:00 自宅 ―
[他愛のないメールのやりとり。>>108 一緒に帰ることが多かった1年の後半は、メールなど必要ないくらいに世間話を繰り返してきた。
だからほんの気紛れだったり、必要事項だったり、それ以外のメールの件数は多くはなかったはずだ。
その日々が終わりを告げた今、加賀宮との接点がメールだけになったような気がしていた。 もっとも学校が別々になるわけじゃない、そんなことは杞憂にすぎないなんて、頭では分かっていたのだけれど。]
(147) 2015/03/31(Tue) 23時半頃
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To:加賀宮 帝 件名:Re:Re:Re:お疲れ様 -------------------------------- 麻倉が常連の店らしいんだけど 美味かったよ。 今度は加賀宮も一緒に行こ。
盛り上がりすぎてうるさかった(笑)
そうファミレス。 ひとりで行くんなら誘ってよ。
(148) 2015/03/31(Tue) 23時半頃
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[自分のことには敏感なくせに、人のことになるととんと鈍い。だから、麻倉と加賀宮にもいろいろあるなんてことは、知らなくて。 何も意識せずに名前を出した。
精一杯さり気無く、誘ってよなんて一言を入れた。
どうして一緒に行こうぜって軽く言えないのか、自分でも分からなかった。
日付が変わってから、妙なメールの次の朝。麻倉とのやりとりの中で。加賀宮も誘おうかななんて思い付くのは、数時間後の話。]*
(149) 2015/03/31(Tue) 23時半頃
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お、サンキュー…って何これ…。 ドリンクバーで遊んじゃいけないんだぞ…。
[千旭>>72が持ってきたものすごいメロンソーダが自分の前に差し出される。 そのアイスの量からも壮絶な甘さであろうことが予測できた。]
あっま…。
[飲んでみろと促され一口。まぁ、想像通りの甘さであった。 しかし意外と癖になったらしく、一々「甘すぎ」と文句を言いながらも帰るころにはほとんど飲み終わっていただろう。]
(150) 2015/03/31(Tue) 23時半頃
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―201X年3月22日・AM10:30・自宅(朝食後)―
―――お、早起き。
[麻倉からの返信メールは思ったより早く。
どうせまだ寝ているだろうと決めつけていたので、朝食を平らげているうちにメール受信のランプが光ったときには二度見した。
母が自分の分ついでに俺の分も淹れてくれた、カフェオレなんて飲みながらの優雅な…というよりは、何もない朝。 チェアの上に両脚を引き上げ、ちんまりと体育座りの体勢を取りながらスマホの画面を操作する。]
(151) 2015/03/31(Tue) 23時半頃
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To:麻倉 千旭 件名:Re:おはよ ―――――――――――――――― もう朝でちゅよ。おっきしましょう。 姉ちゃんとか抹茶好きだから語ってやれば。
だいたいでかいアイス3つでグラスいっぱいになるんだよ。 あとは修行を続けるしかないな。
せやかてって(笑) ちーちゃん誕生日いつだっけ。ちくわあげるね。 だって穴といえば突っ込むものだし。 ちくわ嫌い。まわりの茶色いとことかあざとい。
つまんなくないっていうか面白いんだろ。。
他のやつって?今日は何もないよ。 素直でよろしい。ファニーズに何時にする?
(152) 2015/03/31(Tue) 23時半頃
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[おかしい。必要なことしか打っていないと思うのに、全然文章の量が縮まらない。普段なら口で喋って済んでいることが、こうやって文字にすると時間が掛かるもんだなって改めて思って。 喋りたいなら会うのが一番いいなんて結論が導き出される。
ふと思ったのは夕べのメールのこと。だけど自分の端末からは既に消去してしまっていて。スパムメールのうちのひとつのような位置付けになっていた。
会ったときにも彼が話題に出さなければ、きっと忘却の彼方に追い遣られることだろう。
送信ボタンをタップしてから、ふ、と思い付く。
どうせファミレスで集合するなら、加賀宮も呼ぼうかな。 もちろん他に予定がなければだけど。
まあ取り敢えずは麻倉に会ってからでいいかと、保留。]
(153) 2015/03/31(Tue) 23時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/03/31(Tue) 23時半頃
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/* かいるくんは天使か????? はーーーーかわいいなあもう みんなかわいいみんな話したいガツガツ行き過ぎてごめん
(-30) 2015/03/31(Tue) 23時半頃
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/* 雪ちゃんありがとう! 帝くんとも遊びたい!!!
(-31) 2015/03/31(Tue) 23時半頃
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/* おっきwwwwwwww 雪ちゃんのキャラがスキすぎてつらい 体育座りかわいいなおい(訴訟)
(-32) 2015/03/31(Tue) 23時半頃
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―回想:201X年3月21日・PM18時過ぎ・ファニーズ―
[透>>92は先に帰ると。もう帰っちゃうのかよーなどと言いながらも仕方ない。 去り際にくしゃくしゃしてくるかと少し身構えるも、何も無かったのが少し寂しいような。 またなーと手を振り返した。 透の頼んだハンバーグに添えてあったコーンはちゃっかり頂いた。]
じゃーぼちぼち帰るかー。
[千旭>>114に促され、解散の流れに。 喋り足りない気もするが、もうそれなりの時間になっていた。]
それを言うなら伸びるもんも伸びない、だろ! 勝手に伸びないもんにすんなよー!
[人の頭をいじる彼に文句を言いつつ。 彼はいつも一言多い。でもそれはお互いに気が合うからなのかなぁなんて考えてみたり。 なんだかんだで嫌いではないし…などと考えながら家路についたのであった。]*
(154) 2015/04/01(Wed) 00時頃
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―201X年3月22日・AM10:45・自宅(朝食後)―
[食パンの耳を齧っていれば、トントントン。軽やかな音。 首を傾げて見上げれば栗色の長い髪を揺らし現れたのは、四つ上の姉。
その片手には本だろうか。 挨拶と共に差し出されれば、分かりやすく顔を顰めた。]
…返し忘れてた。
[いつか気紛れて借りた一冊。 『江戸川乱歩の怪人二十面相』
二週間前に借りたものの一週間ほど前に葬式があったからかすっかり忘れていて、肩をおろす。]
…私服でがっこー行ったら怒られると思う?
[分厚い表紙を睨み付ければ、姉は薄く笑って早く行ってきなっと背を押して来る。 だから曖昧に笑っては頷いた。]
(155) 2015/04/01(Wed) 00時頃
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……なぁ、姉ちゃんは専門学校の方どうなの。
[食事をしつつ問いかければ何処か呆気に取られたような顔。 薄く笑って皿を流しに置けば階段を上る。]
「 たのしいよ。 」
[たった一言が下から聞こえた。 そっか。と返して歩く速度を上げた。
通知>>152に気付いたのは着替えが済んでからだった。]
(156) 2015/04/01(Wed) 00時頃
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To:武藤 雪麿 件名:Re:Re:おはよ ―――――――――――――――― 姉ちゃんとか言うなよ。おっきするだろ。語るわ。
一番良い修行を頼む。
ちくわのフォルムってエロいよな。 咥えて吹いたらリコーダーみたいな音した。 おい。ふざけんな。忘れたのかよ。 9月18。雪ちゃんは?
はいはい。たのしいよ。
12時くらいでいっかなーとか思ってたんだけど、俺学校に本返し忘れてた。 だから制服で行くわ。
パフェ食べてから学校寄るつもり。 早いけど今からでたら11:30くらいにファニーズ着くしぼちぼちでる。
(157) 2015/04/01(Wed) 00時頃
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[平和な文面を見ていれば幾らか憂鬱も晴れていく。 そういや春休みも図書委員はいるんだろうか。 普段は利用しないから分からなくて唸る。
まあ行けばわかるだろうと結論付ければブレザー以外の制服を纏う。]
行ってきまーす。
[擦れ違う形で姉と別れれば一瞬だけ物言いたげな瞳が向けられたけど、俯いて気付かないフリをした。]*
(158) 2015/04/01(Wed) 00時頃
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/* >>154 優しさに泣いた >>ただ打ち間違い<<
(-33) 2015/04/01(Wed) 00時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2015/04/01(Wed) 00時頃
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―回想:201X年3月21日・PM18時過ぎ・ファニーズ―
[鷹谷のどや顔>>146には鼻で笑いながらも、えらいえらいと棒読みで。 芙蓉のなんでもない日におめでとう>>138には]
大人は何でもない日には祝ってくれないじゃん?
[なんていつも通り揚げ足取りをした。 恋愛について鷹谷はあまり関心がないのだろうか。 それとも経験がないのか。 鷹谷の感想にはへらりと笑み。
プレゼントには窘められた>>150 だが弁解するためのネタは用意済み。]
これ武藤が本家なの。 でもどうしてもアイスうまく浮かばないんだよなぁ〜〜。
[秘蔵のレシピにはコツがいるのだろう。 後で本人に尋ねてみようと考えつつ、言葉とは裏腹に飲み進める姿に緩む口元。]
(159) 2015/04/01(Wed) 00時頃
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( なんか弟いたらこんなもんなのかも。 )
[なんて割と失礼なことを考えるくらいに気を紛らわすことができた。
だが、早瀬の言葉を具体的に掘り下げるような芙蓉の物言い>>139には子供の言葉には聞こえなくて、視線を逸らしたけど。
会計の際に体重をかけられれば>>141地味にやり返す。 そのままの態勢で頭を撫でていれば鋭いツッコミ>>154]
あと二年で伸びなきゃ止まるもんらしいよ〜〜?
[いちいち素直に反応してくれる素直さはやはり構っていれば楽しいもので。 やがて分かれるまで手触りを楽しんだのだったか。]*
(160) 2015/04/01(Wed) 00時頃
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/* 私服なら大きめパーカー+ロールアップ+スニーカー+リュック+ニット帽とかかわいいと思う みんなどんな私服を着るか気になるなぁ
(-34) 2015/04/01(Wed) 00時頃
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/* とんがりコーンとしゃきっとコーン(缶詰)と迷ってとんがりコーンにしたけど、 よくよく考えれば、鷹谷のとんがりコーン(意味深)とか言われそうとか思った…。
(-35) 2015/04/01(Wed) 00時半頃
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―201X年3月22日・AM10:00〜・自宅― [腕を落とさないように。少しでも自分を磨き上げるように。 腕を落とさないためにはとにかくピアノに向かうことだと。
休みに入って直ぐに腕を落とさないようにといくつかのエチュードを普段通りにこなしてもみるが。 やはり、音が乱れる。 他でもない、あのメールのことが、なぜか頭から離れないのだ。
大会まではまだ相当間があるし、今は詰めるような時期ではない。 それ以上に、今日どれだけ鍵盤に向かっても多分意味が無い。
溜息ついて、伸びを一つ。 こういう時は外に出るに限ると。
両親に「ちょっと外に出てくる、昼ごはんも適当に食べてくるよ」と告げて。 薄茶色のスラックスと白いオープンシャツ、黒いベストに身を包んで、特にあてもなく外へ――]
(161) 2015/04/01(Wed) 00時半頃
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―201X年3月22日・AM11:00頃・公園― [特にあてもなく歩いてたどり着いた公園には、見慣れてはいても話し慣れては居ないクラスメートの姿。それに、小さい女の子が2人。>>101 >>105 >>106 目を引いたのはクラスメートの姿そのものではなく……むしろその表情。 いつも教室で見る彼の表情とは、何か違うような。気がした。
昨日こそファミレスで少し話はしたが、普段は蒼真とそこまで話が弾むということもない。 だから普段なら、彼の姿を見ても声など掛けなかっただろう。 しかしこの日に限っては、なんとなく表情が気になって。気まぐれに、声を掛けてみることにした。]
……やあ、蒼真。こんなとこで合うとは奇遇だね。 花見?……にはちょっと、早いか。
……この子たちは……妹さん?
[妹にしては歳が離れているようにも見えたし、あるいは姪っ子さんかもしれないとも思ったが。まあ、どちらにせよ無難そうな想定を、まずは問いに。]
(162) 2015/04/01(Wed) 00時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2015/04/01(Wed) 00時半頃
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―201X年3月21日・PM18時過ぎ・ファニーズ・回想―
結果が全て、なんて大人が言う事でしょ。 過程も大事にしてあげて。 そして、俺も大事にしてあげて。
うん、普段怪我なんてしないから、大騒ぎし過ぎちゃったよ。 …ああ、…お見舞いとか、そんなの。
[矢張り何となく違和感を感じて>>104、今の彼と病院での彼が重なる気がした。 教室での彼との、微妙な差。
口にしてから、…返った言葉を思い返し、芙蓉を見据えた。
流れを塞き止めたか、それとも彼に流されたか。 何れにしろこの場では、それ以上自分から言葉を重ねる事は無かった――]*
(163) 2015/04/01(Wed) 00時半頃
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―回想:201X年3月21日・PM19時頃・ファニーズ― [自分の倫理観について話せば>>123 >>124、いくつか反応も返るもので。 麻倉から個人的に教えろと言われれば適当にはぐらかすが>>134。 芙蓉のように直球で聞かれてしまう>>139と、流石に答えないわけにも行かない。 とはいえ、特に考えこむ様子も見せず、問いに対しては、事も無げという感じで]
それは即答出来ないね。 その時のパートナーがどういう人かによって変わってくると思うから。 [自分にはまだよくわからないが、きっとそういうのはパートナーと共に決めるべきことなんだろう、と。少なくとも早瀬は考えている。 もっとも今の早瀬には、そういったイメージは漠然と存在するものに過ぎないが]
まあ、今の僕は音楽が恋人のようなものだから。 いつかそういう相手が見つかった時に、考えることにするよ。
[と言った風に、微笑して答えた。 そうして与太話は続いていく>>125]*
(164) 2015/04/01(Wed) 01時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2015/04/01(Wed) 01時頃
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―201X年3月22日・AM11:20・自宅〜ファニーズ―
[麻倉が指定してきた時間は考えていたよりも早かった。 のんびり飲んでいたカフェオレを飲み干すと流しまで運び、シャワーを浴びてから着替えに自室へ戻る。]
ちーちゃんと出掛けてくんね。
[上の姉はバイト、下の姉は店番。両親は朝の一仕事を終えてひと段落のひととき。出掛け様にキッチンへいるであろう母へ声だけを掛け、店番の姉にもイッテキマスと片手を挙げて、それから自宅を出て、商店街を抜けて、ファミレスへと向かう足が急いだ。
麻倉がファミレス帰りに学校へ寄ると言うのなら付き合うつもりでいたものの、制服は今朝一番でクリーニングに出されてしまっていた。仕事の早い母である。
なので適当に、パーカーにデニムにスニーカーなんて恰好。 学校まで行ってヤバそうなら、校門あたりで待ちぼうけすることになるのかもしれない。
急ぎ足の甲斐あってか、ファミレスへ到着した時点の時刻は11:20。先に入店するかこのまま待つか迷い、結局は入口扉の前、駐輪場あたりへと。]
(165) 2015/04/01(Wed) 01時頃
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To:麻倉 千旭 件名:Re:Re:おはよ ―――――――――――――――― ちーちゃんが姉ちゃんでおっきしてるって言っとくね。
なんでちくわを咥えて吹くなんてシチュになんの? 両側からもぐもぐしてチューでもしたの? そっちだって忘れてんじゃん。1月22日。もう終わった。
もっと楽しそうに言って。
俺私服だけど暇だから学校も行こうかな。
ってことで着いたから。入口横の駐輪場のところにいる。
(166) 2015/04/01(Wed) 01時頃
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[メールを送信し終わり、手持ち無沙汰にファミレスの入口を眺めれば、なるほどイチゴフェアの文字とパフェの写真が大々的に踊っている。
朝食を食べて然程時間は経っていないとはいっても、デザートは別腹だし、この食べ盛り、小腹が減ってなくもない。 パフェの他にもパンケーキやらイチゴジュースやらアイスやら、どれにしようかと考え込んで、大きな販促用タペストリーを前に、真顔で佇んでいた。]
(167) 2015/04/01(Wed) 01時頃
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―回想・モデルの彼とその友人の話―
[指先がかじかまないようにとストーブを焚いて、それでもなお染みる寒さの室内で晒された加賀宮の脚には、傷跡のせいだけではない妙な生々しさを感じた事はよく覚えている。
まるで一対の脚とは思えないその対比に、自分はとんでもない事を頼んでしまったのではないかと、そう思いもした。
それでも結局、見詰める先は彼の傷を通り越して――というよりも鏡のように映して。 どちらにしたって加賀宮を見ていない事に変わりはないその作業にのめり込んでいった。
それが彼を傷つけているのかもしれないなんて、思わない程度に螢一は自分ばかりな人間だ。 だから、問われない事には心から安堵していた。 加賀宮との会話が減った訳ではない。 けれどあの日以来二人の間には透明な仕切りのようなものが出来たのは確かかもしれない]
(168) 2015/04/01(Wed) 01時頃
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