199 獣[せんせい]と少女 2
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言葉にはその力があるのだから。
[ 言葉に宿る力を正しい方向へ使えるよう 少女達に教える。 それが、言霊を操る獣である私の役目だ。]*
(109) 2016/10/07(Fri) 20時頃
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ー 目の前の少女 ー
[秋桜の花弁みたいな唇の端から垂れそうになっている涎の雫>>45を見て、笑みを含ませ話しかける。]
早く食べねえと林檎が逃げてくぞ。
[たった1人ふらりと食堂に立ち寄って誰より先にご馳走にありつく小さな罪に誘惑の一押し。 美味しそうに林檎にかぶりつく表情は>>46背が高くったって俺から見れば他の少女と何一つ変わらない。頬を押さえて顔いっぱいに喜びを表すのを目を細めて眺めていたら、ひょいと目の前に自信作の林檎の半分が差し出される。 ふわりとバターと肉桂の匂いと、それより甘いピッパの匂いが近くなって、思わず唾を飲み込んだ。]
(110) 2016/10/07(Fri) 20時頃
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なんだ、要らねえの?
[自信作なのに、とちょっぴりエプロンの結び目の下に垂れる尻尾も俯いて。けれど先ほど料理に手を付けずに誘惑に抗っていたのを思い出してにやりと唇を歪めた。 フォークを差し出す手に手を重ねてそっと下ろすと、厨房から何やら木のボウルを一つ取って]
これはな、ピッパ、お昼のおやつに作ろうとしたプリンだ。まだ焼いてないからこんなドロドロだけれど……ほら、よく見てみろよ。
[まだ乳と卵と砂糖とを混ぜただけのそれを木べらで掻き回しながら、ふう、と吐息を吹きかける。 すると見る間にボウルの中の卵液は、氷のように固まって、シャリシャリと音を立て始めた。
これが俺の……氷の魔法の力。]
(111) 2016/10/07(Fri) 20時頃
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/* はーーーとうとい。 シルクちゃん、ポプラばっかり動かしたくなるから! うれしいから!ネタふっちゃ、あああん!← そうやって村たて透けてるみたいなからみ…… くっ……くやしい……(ヽ'ω`)全裸陣営………… うずうず。うずうず。
ぼくは刺繍のされたハンカチのベッドで、木苺食べてたらいいんだな!!! (たべものは、ぼくは必要としないのだけれど とかつまんねー事をポプラが言ってるから殴っとこ……♡
はあはあ。 バカっぽさが足りないな。足してこ。盛ってこ。
(-47) 2016/10/07(Fri) 20時頃
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[目の前で作られたそれを木べらで少し掬いとって、ピッパの前に置かれた皿へ。]
ひんやりしたクリームと焼いた林檎は一緒に食うと美味いんだぜェ?本当に要らないのか?ピッパ。
[誘惑に誘惑を重ねて。それでも彼女が抗うなら半分を胃の中へと収めよう。
どっちにしたって、この自信作だって俺の糧にはならないのだから。]
この林檎も、お前に食べられた言ってさ。 たんと食ったら皆で外でよく遊べ。
[ほんの少し下にある頭をぽんぽんと軽く撫でたら、厨房へと戻ろうか。]*
(112) 2016/10/07(Fri) 20時頃
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/* あーーーん!しっぱい!!!(じたじた
(-48) 2016/10/07(Fri) 20時頃
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― いのちの記憶 ―
[樹は身を孕み、地にうまれ落ちた少女たちは、遠くみまもる小さな影の姿を知らず。
けれど確かに知っていること。 己が運命と、いのちの宛先。>>2-7
それでも少女は変わらぬ輪廻を嘆き、はばたく翼を失った小鳥に憂えて頬を濡らす。*]
(113) 2016/10/07(Fri) 20時頃
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[今日の朝は、よい天気だった。
本を抱えて寝こけたデメテルちゃんに、先手でおはようを言って、>>20>>21 仄かに香る甘い薫りの横を通って、>>16 野菜と挨拶を交わすマリオちゃんを眩しいと眼を細めて、>>12 …いたずらなせんせいが早起きなのに、首をかしげてみて。>>29
そんな、平和で、なんてことのない朝は、とっても前のことのよう。 長閑ながっこうに泣き声を響かせてしまうのもくるしくって、かなしい気持ちがかなしい気持ちを呼んでしまう。
小鳥さんがおおきくなれずにしんじゃったのがかなしい。 シルクちゃんにきらわれちゃったらかなしい。 (シルクちゃんがエリのせいで心を痛めているのも、もし知ったら、かなしい) なきむしなあたしだから、疎まれちゃったらかなしいの]
(114) 2016/10/07(Fri) 20時頃
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― いつかの話 ―
[あたしたちが産まれてからすこしの年月が過ぎたころ、ピッパちゃんの元気がないときがあったの。>>33>>34
あたしは、あのとき何があったのかをしらない。 ピッパちゃんのおめめが赤くなってるのを見て、周りに居た何人かも深刻そうな顔をしていて。何かあったのかな、っておもって。 けれど、なんだか聞いちゃけない気がして、誰にも聞けなかったの。
だいじょうぶだよ、って声をかけられるデメテルちゃん。 今ならもうこわくない、って言えちゃうピッパちゃん。 まだまだ、だいじょうぶ、言えないシルクちゃん。 あたしは、―――… わかんない。
しってる運命がただしいのかなんてしらなくって、けれどピッパちゃんがどうして泣いていたのかさえわかんないことが、とってもかなしかったの。]
(115) 2016/10/07(Fri) 20時頃
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***
[――かなしいの堂々巡りを終わらせたのは、石をかたいものが叩くおと。 ゆっくりのリズムで規則正しいそれは、せんせいの足音だってすぐにわかった。>>59>>60
ニコラスせんせいは、泣いているあたしを見ると困ったかおをする。 せんせいには嫌がられてない、って思える。けれど、困らせちゃうのはきっと、優しいから。 だから、隠れなくちゃと立ち上がるけれど、エリよりもずっと背の低い花が咲き誇るここでは隠れるところも乏しくて。
――― そんな言い訳を盾にして、優しいせんせいに甘えたくて、こそっと草むらに身を忍ばせるだけ。 頭のてっぺんがのぞいているのも知っていたけれど、そんなずるい気持ちが気付かれないといいな、って。*]
(116) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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――― まなびやの屋根 ―――
[小さな獅子の姿は、欠伸をする。 大きな猫染みた外見、金色の短い鬣、尻尾の先の黒。
可愛げの欠片がそこに落ちていたとしても 開いた口から覗く牙は、少女を喰らうに足る牙。
馨しい果実の香りがしても 少女の泣き声が聞こえても 樹の影から、俺さえ見守る視線>>89に気付いても。]
…………
[ごろりと横になって、俺はひとつひとつを見守る。 そしてひとつひとつを切り取る。]
(117) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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/* (台詞が消える病でた)
せんせいたちに縁故を撒いたほうがいい、よね、とおもうけど…普段縁故いらないよーってしてるから、むつかしいな。 対面すればあれやこれやと浮かんでくるのだけど、エンカしていない状態だと、ううん。
(-49) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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─回想:つむぐものがたり─
[まだ知らないの。 ゆっくりと忍び寄る誰かさんのことはね>>10 でもね、知ってるの。 ここの神木にたまにプレゼントが置いてあること>>93
それが誰が作ったものなのかも。 わたしはお絵描きもだいすき。 だから、せんせいやみんなにも見せて、得意な誰かにどうやったらうまくできるのか、なんて尋ねたこともあったわ。
でもね、刺繍はほんの少し苦手。 よく、指を針で刺しちゃったことも覚えてる。 それに比べてシルクはわたしよりもざっと、上手に糸を編む>>94 まだ少しだけほつれた後の残る刺繍だけど、わたしはシルクが紡ぐ編み物がだいすき。 だからね、きっとこれはシルクが作ったものなんだなと思うと、ちいさく笑ったことは覚えているし。
たまにね、わたしにも編んで欲しいなあなんてお願いしたりもしたわ。 彼女が覚えているかは分からないけれど]*
(118) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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─かみさまの木─
[せんせいが頭を下げてしまったの>>102 慌てたみたいにわたしは右手をひらひらと泳がせたわ。 せんせいを落ち込ませてしまうつもりはなかったから]
きっと、聞いてくれるはずよ。 たまに枝を揺らして喜んでくれるもの。
[だから、わたしはみえないけれど、夢のような言葉を口にしたの。 すこしでもせんせいを元気にしたくて。 柔らかくなったせんせいの目を合わせて、おはなしをしましょう。
わたしはまだ、鳥さんがいなくなった理由を上手には描けないから。 今目の前にある存在に、うたったの。 むかしのことを、思い出しながらね>>105]
(119) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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/*オニーーーーサーーーン!!! あとでねっ、ぜったいぜったいその鬣もさふぁさぁ〜しに行くんだから!
(-50) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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/* ありのーままのーすがたみせーるーのよー
(-51) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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─回想:小鳥のおはなし─
[小鳥のおはなしはあまりにもかなしいおはなし。
元気な小鳥の姿はどこにもいない。 だから、わたしは俯いてしまっていた。 ピッパの顔>>76も、うまく見れなかったの。
だからそんな時にワクラバせんせいがかけてくれた言葉>>106に、唇を引き結んだわ。 きらきらと落ちる鱗を眺めながら]
おやすみなさい。
[わたしは、そう口にするので、せいいっぱいだった]
(120) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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[きれいなお花に、おいしいごはん。 しあわせなおはなし。
それがあればみんな元気になれるはずだってわたしは信じていたけれど。 もしかしたら、シルクにはバレちゃったかもしれない>>80 よくシルクにはお絵描きをしようって誘っていたから。 でも、そうだとしたら、他の子にも見られたかもしれない。 おわかれの後、開いたノートに描かれていたのは、小鳥さんの絵。 傍らに小さく“ごめんなさい” 綴った文字]
ごめんなさい。泣けなくて。かなしいって、涙を流せなくて。 ……ちゃんと、おわかれが言えなくて。
[その日、わたしは祈りの堂で両手を合わせてちいさく謝っていたの。 礼拝はキライじゃなかった。 けれど、きらきらと輝くステンドグラスにあの小鳥の色を見つけたような気がして。
ちいさく震えて膝を折っていたわたしを迎えに来てくれるだれかはいたっけ]
(121) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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[息を吸う――――… と、肺腑に"音"が集まった。 それは、風の音。
少し間を空けて吐き出すと 風が吹いた後の凪ぎに、風の音だけが流れてゆく。
殆ど役に立たないこの能力を 褒めてくれたあの少女は、もう居ない。]
ふむ、 ふむ。 穏やかで賑わしい。
[もう少し、――― "音"を集めるか。
契りの年をまだ控えた、少女の声、獣の声。 観客に早いも遅いもないじゃろ、気儘な獣の性が、また欠伸。 集めた声は、俺の肺腑に、それはひとつの過ぎた時間。
吐き出すその日まで、一度きりの音を切り取る。]
(122) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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[でも、何があっても次の日は、おはようを笑顔で伝えたの]
おはよう、カリュクス。 美味しい蜜がたくさんあるお花、今日も探そう?
[なんて、いつも通りに。 昨日、さびしそうに立っていたように見えた子に声をかけたの。
さびしかったのは、わたしの方…だったかもしれないけれど]*
(123) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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[観客は、ふかあく、息を吸う。**]
(124) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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[きっと、今もいつも通りに振る舞えてる筈なの。 でも、せんせいが触れてくれる手>>107があまりにも優しくて。 一瞬だけ、声が出なくなってしまった]
ううん。 せんせいの手が、いつだってやさしいの。
[首を傾げて、唇を上にあげて、笑顔になってみせるのよ。 せんせいの左手は、どんなものだって、助けてくれるってわたしは思っていた。 でも、あの時、小鳥に触れたせんせいが伸ばしたのは右手だった。
何かと交換するように落ちたせんせいのひとかけら。 わたしはその色も覚えてる。 土に触れたその指の動きも。 やさしいせんせいの残してくれたもの]
(125) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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黄色も入れるか悩んだけど、それじゃあ、混ぜたら黒色になるから、やめたの。 でも、せんせいが褒めてくれたからよかった。 みんなも、喜んでくれるといいんだけど。
[だからそのせんせいに褒められたら嬉しくて仕方がないの。 もらった花と一緒に綻んでみせたわ。
そんな時だったかしら。 ふ、と。小さな鈴の音>>91が届けてくれるプレゼントに目をまぁるくしたの]
………きれいな音。
[雪のような白を持つ枝木。 なにかを祝ってくれたような気がしたの。 神木の膝元。 そっと空いた左手でその木を撫でて。 空の色はマリンブルー。 枝木から覗くそれは誰かの瞳の色のよう]
(126) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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あぁ?雨降りだと? そいつぁ困るな。せっかくの誕生日だってのに!
まぁ、こんなご褒美貰えるんなら、 早起きした甲斐があったってもんだが…、
[ねだるように寄せられた体温で、ふわり心も温まる。>>96 乱れた髪を整えるよう、優しく梳きながら頭を撫でて。
優しいマリオが捥いでくれた果実を一つ受け取り、 陽に翳せば、それは朝露に濡れてキラキラと輝いた。]
(127) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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…どうせ桃持って起こしに来てくれたんなら、 俺ぁもうちょい寝てりゃあ良かったかもな!
ギリギリまでベッドと仲良くできて、目覚めたら桃もある。 そんで声掛けてくれるのがマリオときたら、
そりゃあもう、最高の朝ってもんだ。
[軽くウィンクしながら、今一度マリオに桃を預け。 ひょいとその身体を持ち上げて、肩車。]
(128) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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[ひらりと視界に翅>>1が映ったような気がして瞬き。 妖精さんも、空を駆ける鳥は何処にも見えなくて結局、視線を近くにいるせんせい>>108に移して]
そうね。お腹が空いてきちゃったし、風も吹いてきちゃった。 せんせいも一緒に行きましょ。 ………ふふ。ありがとう。
[きっと、ありがとうの意味をせんせいは知らないでしょうけど、立ち上がればわたしがせんせいより背が高くなるかしら。 そうしたらちょっと間だけ得意げな顔をして、歩きながら尋ねましょうか。 このお花の名前は?と]*
(129) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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…って、あっれ? いつの間にか抜かされちまったなぁー? おい、どうだマリオ!俺の背を追い越しちまった感想は! [ふざけて問えば、どんな言葉が返って来ただろう。 空にはまだまだ、届かないけれど。>>97 今は少しでもこの高さを楽しんでくれればいい。
しっかり角を掴んでいろと注意を促し、 放り投げていた袋を拾い上げ、食堂へと歩を進める。]
桃食べるんなら、水がいるか。 井戸の方に回ろう。 みんなにはバレないように、こっそり、な…
[その企みが成功するかは、――さてはて。]*
(130) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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/* ( ゚д゚)はっ
観客としてお邪魔しておりますオニーサンです。 本参加は無理ですがお手伝いならばということで 村建てさんのご厚意によりゲスト参加させて頂きました。 感謝が尽きません、有難うございます。
アルバム係みたいなかんじで、皆さんの音を切り取って参ります。
(-52) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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/* ふへえ。 ごはん食べに行こうと思ってたけどどうしよっかな!
(-53) 2016/10/07(Fri) 21時頃
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─回想:めぐるいのち─
[どれが食べれるものなのか。どれが、食べれらないものなのか。 本で読んだだけじゃ分からなくって、よくヘクターせんせいに、尋ねたことがあったわ]
“雷の実”って、これでしょう?
[わたしがヘクターせんせいに持っていったのは、まぁるい林檎。 すとん、と切り落とした時に見えるきいろが、わたしには雷に見えたの。
ぱちぱち、はじける雷の実。 林檎より甘くて、それでいて、 レモンみたいな酸っぱさもある、麒麟の毛並みのような金色の果実。
誰かの故郷にある誰かのお気に入り。 それが、ここにないものだと知らなかったからわたしは、林檎がその雷の実だって自信満々にせんせいに差し出した…そんなこと、覚えてるかしら?
これが林檎だって教えてもらえたらきっと、頬が熱くなっちゃったかも。 それから、一番美味しい食べ方を教えて欲しいから、せんせいの手伝いをしたいってお願いをしたけれど。 せんせいはなんて答えてくれたっけ?]
(131) 2016/10/07(Fri) 21時頃
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