171 獣[せんせい]と少女
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―まなびや前―
………ふう。撒いたか。
[>>103後ろを確認し、もうパティシアがいないのが分かれば まなびや入口で、一つ、深呼吸をするように息を吸って、吐いた。 パティシアは嫌いではないし むしろ、面白い若者だと思っているけど もう少し…こう、寛容になってほしいものだと この獣は、身勝手に思うのだった
もとより、ヒトとは違う獣という種族であるからか この程度の全力疾走では殆ど疲れはしなく。 深呼吸をしたのも、息を整えるというよりは 安心した、という方が正しい。]
(117) 2015/10/05(Mon) 21時頃
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さあて。食堂に行く前に林檎を食べてしまおう、っと。
[そして。まなびやの前で、りんごを齧ろうとしたところで >>87此方に向かってくる影に気づけば
齧る一歩手前で、固まって。]
………もしかして。見ちゃった?
[見たかどうかなど明らかだというのに。 今更、盗み食いの事実を隠そうと 慌てた様子で林檎を後ろ手に隠そうと試みてみたが どうだっただろうか。]
(118) 2015/10/05(Mon) 21時頃
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[些細な手伝いが終われば、また静かにじっとするだけ。
食堂で席を選べるときには、一番端を自分の定位置としている。 出来るだけ邪魔にならない場所に、ひっそりと。 そうして、どんどん人が集まり賑やかになるだろう食堂を眺めている。]
(119) 2015/10/05(Mon) 21時頃
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―居住棟の一幕―
コリンも一緒にねるのー
[>>105コリンにぎゅうと抱きしめ返されればまた夢みごこちにとろんと。しかし]
にああああん
[ぐしゃぐしゃと髪をかきまぜられれば猫のように声をあげていたはずだ*]
(120) 2015/10/05(Mon) 21時頃
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[此方が林檎を出せば大層ビックリした様子のクラリッサ>>113 その姿にクスリと笑みが溢れれば、彼女の目線に合わせるように腰を降ろす]
そうか。キミが喜んでくれるなら、林檎も同じように喜んでくれる筈だ
―――タルトタタンか。勿論、後で是非ご馳走させて貰おう
[穏やかに笑いクラリッサの頭を撫でる姿はとても先程の荒れてた姿とは似ても似つかない様子だっただろう]
そう言う事ならもっと林檎がいるかな? 私が見ててやるから必要な分だけ取っても良いぞ。・・・ああでも、あまり取りすぎないようにな
(121) 2015/10/05(Mon) 21時頃
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[次いで開けたクラリッサと>>104 ミツボシの部屋は既に空で、>>34
だから赤い額を擦りながら、 あとは歩いて、食堂へ。
もし、冷たい井戸水が汲んであれば。 この腫れも酷くならずに済むかもしれない。]
(122) 2015/10/05(Mon) 21時頃
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えへへ、先生が食べてくれるなら頑張らなきゃ!
[にこにこと嬉しそうに笑った。 頭を撫でられれば笑みは深まり、頬が紅潮する。 パティシア先生は優しい。 時々こうやって頭を撫でてくれる、優しい先生。 時々、怖いけど大好きな先生。]
うん、これじゃちょっと足りないかな。 …取りすぎたりしないよ、ちゃんと必要な分だけ。
先生も一緒に行く? 私一人でも大丈夫だよ、沢山取ったりしないよ。 でも一緒に行ってくれるなら嬉しいな。 先生といっぱいお喋りできるもの。
[言いながらも足は畑へと向かって一歩踏み出される。 パティシア先生が来ても来なくても次に向かうのは畑、林檎の木のある方へ。]
(123) 2015/10/05(Mon) 21時頃
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/* 大好物の定義がほかのことずれてる気しかしない!
そしてスピード狂のナカノヒトにあるまじきおっとり系でいこうかとほんのり うっかり属性もプラスしちゃいたい
(-38) 2015/10/05(Mon) 21時頃
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/*クソッ……ょぅじょの可愛さでミィより先に俺が死にそうだ……!
そうなんだよ…大好物はそんな風に使って欲しくてメモに項目出しといたんだ(´-`)☆ コリンちゃんまじ女神やで°˖✧◝(⁰ᆺ⁰)◜✧˖°
あーもー皆様来てくださってありがたすぎて涙出るわ……
お料理班不在について、何かチートシステム置いておいたほうがいいかなぁ?料理のできるカルシファーみたいなやつ。 やりすぎ?やりすぎかな。(´-`)んー。
新人のパティシアがいちばん先生ぽくてじわじわきてる。 エフの飲んだくれ感、モスキートのコミュ障感ぱない。 あとヴェラのマスコット感もやばい。 ユージンがゆるふわなのは通常運転。 やばい。先生達のダメそうさがヤバイ。愛しい。 そして何よりヤバイしか言ってない私がヤバイ。
(-39) 2015/10/05(Mon) 21時頃
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/* ちゃんと額で受けてくれてありがとうコリン……えあーなでなでする
なおナカノヒトは「ドアと正面衝突した場合先に鼻が真っ赤になるんじゃね」ということにさっき気付いた程度にはうっかりである……
(-40) 2015/10/05(Mon) 21時頃
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具だくさんスープね。 そりゃあ身体によさそう。
せんせいの力はね、なるべく使わないようにしたいんだ。 使うのはどうしようもないときだけ。 君たちが傷ついた時はきっと助けるよ。
[尋ねられたらそう答えるようにしている。>>114 同じことを何度か尋ねられたことはあるけど、 決まってそう答える。 何度も答えているならば、段々にその表情は 誤魔化せているだろうか。 その表情の奥にある感情は。]
(124) 2015/10/05(Mon) 21時半頃
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………………。
[>>118じいっと、みあげる。 パティシア先生が追いかけていたのは、 たぶん、ユージン先生だ。
わたしの、林檎のような赤い瞳は、 すべて、まるっとおみとおしなのだ。]
みちゃった。
[えへへ。にっこりわらう。 先生がりんごを盗み食いしようとしているところ。
でも、だめだよとは言わないわ。 わたしだって、ご飯の準備をしているときに、 つまみ食いをしちゃうから。
みつかったら、怒られてしまうけど。]
(125) 2015/10/05(Mon) 21時半頃
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[後ろ手に隠されたりんご。 わたしの目は、 りんごを隠す様子を見逃さない。]
いいなぁ、りんご。
[きらきらと目を輝かせて、先生を見る。
パティシア先生におねがいすれば、 きっと、食べて良いよって言ってくれるだろうけど。 そうじゃなくて、みんなにナイショで食べる、 あのトクベツな感じがすき。]
わたしもたべたいな、りんご。
[はんぶん、ほしいな。 そんな思いは、先生に伝わったかしら。]
(126) 2015/10/05(Mon) 21時半頃
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/*クソッ……かわいすぎか…_(┐「ε:)_
もうだめだ、わたしの表情筋がにやけて死ぬ。 おうちついたらミィちゃん連れて食堂挨拶行こうかなあ☆♫ ٩( ´ᆺ`)۶♫ ★
(-41) 2015/10/05(Mon) 21時半頃
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[怯えるだろうか、と。 不安に思ったけれど。 ミツボシは私を見ても驚かず、笑顔を浮かべて挨拶をした。>>83
どうにも、身構えてしまう。 以前この子を、書庫で驚かせてしまったから。
他の獣と比べても、私の姿は異形に近い。 この姿のまま街へ戻って来た時。 人々を驚かせてしまったのは、申し訳なかったと思う。]
そう、か…。 もう、すっかりお姉さん…、だな。
[早起きに、誇らしげに胸を張る。>>85 ミツボシの頭を、撫でようとした手は、躊躇い。 中途半端に上げた手は、またね>>86と駆けてゆく、少女を見送るだけになる。
幼く、無垢な少女たちに。 触れることを躊躇うようになったのは、いつからだっただろう…。]
(127) 2015/10/05(Mon) 21時半頃
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[二人で旅立った外の世界から、一人。 この学校へと戻り。 少女を選ぶでもなく、見送り続けて、どれほど経っただろうか。 街の様子も、随分と変わった。 私が、最後に選んだ彼女を。知る者が居なくなって久しい。
すっかり書庫の住人…、いや、番人となり果てた私が。 この学校で役に立っていることと言えば。 少女たちに、文字の読み書きを教えることだけだ。
ミツボシもよく、読めない文字があれば尋ねに来ていたが…。>>86 最近は、読めない文字よりも、理解できない言葉の意味を聞くことの方が増えて来た。]
(128) 2015/10/05(Mon) 21時半頃
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そうだな。私もご一緒させてもらおうか 何処ぞの林檎泥棒みたいな勘違いをされない為にも、な
[つい先程のやり取りを思い出し口元が引きつったのもほんの一瞬だった クラリッサの隣について林檎の樹へと戻る。そこでは先程己が降らせた雨によって水滴がついた木々が日差しに照らされキラキラと輝いていたことだろう]
届かないなら私が取ってやろう。どれがいい?
(129) 2015/10/05(Mon) 21時半頃
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……!?
[慌てて開け放ったドアがごつんと音を立てて止まりました。 その向こうから、少女の悲鳴が聞こえます。>>115
なんということでしょう、 ヒナコのせいでコリンが扉と正面からごっつんこする羽目になってしまいました。 額を抑える姿が見えます。痛そうです]
(130) 2015/10/05(Mon) 21時半頃
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[書庫へよく来るといえば、ヒナコもそうだ。 彼女はよく、本を読む。 面白い本を読んだ日には、その本の登場人物になる夢を見るらしい。>>77 ただ、あまり夜更かしするのは感心しない。 ほどほどに、とは、言っているが。 あまり効果はないようだ。
昨日、酔いつぶれたエフを残して部屋を出た時も。 彼女の部屋の窓には、まだ明かりが点いていた。]
寝坊を、していなければいいが…。
[いや、そこはコリンが、きちんと起こすだろう。
それよりも、そろそろ行かなくては。 古い扉が軋むような音を立てて、ゆっくりと、食堂へ向かう。]
(131) 2015/10/05(Mon) 21時半頃
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ごめんねー、ごめんねコリンー。 痛いならエフせんせいよぶ?
あとおはよーう。いい朝……にはみえない、けど。
[別に人を笑わなくても穴には落ちることはないと、>>116 人を呪ったらその人自身にも災いが振りかかる―― という類の言葉をちゃんと覚えたヒナコは知っていますが。 クリスマスの部屋で起きた一幕を知らないし、 どうみてもヒナコが悪いと思っているので、 ぺこぺこ頭を下げて謝ります。 いつもののんびりした調子もどこへやら、ちょっとだけ早口で。
気丈にも他の部屋の扉を開けるコリンの後ろを、>>122 心配そうについていき]
むー、……。
[ミツボシもクラリッサも起きているとわかれば、 おねぼうさんになってしまったことも、ついでに反省、しておくのでした]
(132) 2015/10/05(Mon) 21時半頃
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[パティシア先生と並んで林檎の木の元へとやってくる。 林檎泥棒って誰なのかな、とか。 天気の話だとか。 色々とお話をしながら、歩いてきた。 一人のお散歩も楽しいけど、誰かと一緒ならもっと楽しい。]
わ、先生取ってくれるの、ありがとう! えーと、あれと…。
[林檎の木は水滴がついてキラキラとしてて綺麗だった。
背伸びしながら樹を見上げて。 よく熟れてそうな林檎を2つ、3つと指さした。]
(133) 2015/10/05(Mon) 21時半頃
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………だよ、なあー
[がくり。肩を落としてうなだれてみせた、けど。 すぐに。>>126そーっとミツボシの方を見ると、にいっと笑って。]
これ。俺が朝、時間をかけてさ 一番おいしそうなのを選んで ちょっと、貰って(盗って)きたやつなんだ。
[なるべく、彼女の目線に合うように。 背中を丸めて、屈めば。 隠していた林檎を前へ持ってくると 自分が齧ったところを下にして、 綺麗な赤が良く見えるように見せた。
きらきら輝く目を前にして、 やることといえば一つしかない。]
(134) 2015/10/05(Mon) 21時半頃
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/*>>125 まるっとおみとおし、って聞いたことのあるよなフレーズだ。
(-42) 2015/10/05(Mon) 21時半頃
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─記憶の断片─
君を死なせたりなんて、しない。 私の力を使えば君はきっと…!
[癒しの力。 それが私の持つ力。
多くの人を救う力。 そう信じていたのは、いつまでだったか。]
(135) 2015/10/05(Mon) 21時半頃
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―ちょっぴり前のこと―
でしょう、でしょう?
[>>127おねえさん。 そう褒められれば、うれしくて。 うふふと、零れる笑いがとめられない。
あの頃の、”おねえちゃん”たち>>3みたいに。 わたしも、おねえさんになれてるかな。 なれてると、いいなぁ。
撫でてくれると思った手は、途中で止まってしまって。 残念だなっておもったのは、 きっと、わたししか知らない*]
(136) 2015/10/05(Mon) 21時半頃
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−食道近く−
[食堂前の廊下で、額を気にするコリンを見付ける。
(声を、かけるべきかだろうか…。)
迷ううちに、コリンは通り過ぎてしまうだろうか。 近くで見れば、赤くなった額が気になるけれど。 治癒であれば、自分よりもエフの方に任せるべきだろう。
私では、彼女に力を貸して氷を与えてやるぐらいしか、思いつきそうになかった。]
(137) 2015/10/05(Mon) 21時半頃
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/*>>131あれ、以心伝心? 僕らはいつも以心伝心。二人の距離繋ぐテレパシー?
(-43) 2015/10/05(Mon) 21時半頃
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食べたいかあ。どうしようかなあ 一個しかないし………
[いかにも悩むように言いながら 背を丸めたまま 林檎のヘタの部分に手をかけ、一気に、力を籠めれば]
…なんて。………ほらっ!
―――――ぱ きっ――
[林檎は綺麗に真っ二つ。 みずみずしい果汁が断面から滲んで 朝の陽ざしに照らされて、美味しそうに光っていた。]
(138) 2015/10/05(Mon) 21時半頃
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[ もっともっと昔は黒かった髪。 でも、このまっしろも、せんせいがきれいって言うから わたしはとても気に入ってるの。
髪を耳に掛けてくれるせんせいに、目でお礼を言って。>>75 あつあつの焼き立てスコーンにクリームが塗られ、 美味しそうなそれに目が釘付けになる。 ]
ありがとう、オズウェル。
[ 手に乗ったスコーンはあったかくて、せんせいみたい。 一口かじって、スコーンとクリームの甘さに口許を緩めて、 お行儀が悪いけど足をちょっとだけぱたぱた。
昔は、いちごが好きだったのだけれど、 おなかが減っていた時にせんせいがくれたスコーンと紅茶。 それがとっても美味しくて、大好物になったの。 ]
(139) 2015/10/05(Mon) 21時半頃
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……皆には、内緒。だからな?
[自分も、こっそり食べる特別感が大好きだ。 ……そんなことを言えば、パティシアにまた怒られるのだろうが。好きなものは好きだからしょうがない。
人差し指を口に当て しーーっと、言う、口の形を作って。 齧っていない方の林檎を彼女へ差し出せば 輝く瞳がどうするか、優しく見守った。]
(140) 2015/10/05(Mon) 21時半頃
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